JPH08276695A - 感圧修正テープ - Google Patents
感圧修正テープInfo
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Abstract
向上された感圧修正テープを提供すること。 【構成】 帯状基材の片面に隠ぺい修正用感圧転写層が
設けられている感圧修正テープであって、前記隠ぺい修
正用感圧転写層が顔料とベヒクルとからなる隠ぺい層
と、その表面に設けられた感圧接着層とからなり、前記
感圧接着層の厚さが0.8〜1.6μmであり、かつ前
記感圧接着層と前記隠ぺい層の厚さの比率が1:14〜
1:35であることを特徴とする感圧修正テープ。
Description
された文字などを隠ぺい修正するために使用される感圧
修正テープに関する。
れており(たとえば特開平2−14185号公報、特開
平5−8594号公報など参照)、基本的には、帯状基
材上に隠ぺい修正用感圧転写層が設けられ、該転写層が
白色顔料などの顔料とベヒクルとからなる隠ぺい層と、
その表面に設けられた感圧接着層とからなる構造のもの
である。
して使用するための手持タイプの転写具が開発されてい
る。
ダー)と、感圧修正テープの巻出しリールおよび巻取り
リールと、感圧転写テープの押圧部とから構成されてい
る。押圧部を被修正面に押しつけた状態でホルダーを動
かすと、巻出しリールから感圧修正テープが繰り出さ
れ、順次押圧部で被修正面に押圧され感圧接着層側で接
着されていく。一方、帯状基材は押圧部を通過した後転
写層から分離され、巻取りリールに巻取られる。被修正
面の修正部分への転写層の転写が終了した時点で押圧部
を被修正面に強く押しつけたのちホルダーを持ちあげる
と、転写層が切断され、修正操作が完了する。被修正面
に転写された転写層の隠ぺい層上にはボールペンなどの
筆記具で文字などを書くことができる。
状)に巻回されて巻出しリールに装着されている。ロー
ル状の感圧修正テープをカセットごと交換するタイプも
ある。
れている前記感圧修正テープのばあい、高温高湿下でロ
ール状に巻回された状態で保存されると、感圧接着層中
の粘着剤成分が接触している基材背面に移行(いわゆる
裏移り)することにより感圧接着層の表面と基材背面が
接着する、いわゆるブロッキング現象が生じ、転写具に
装着して使用しようとすると、テープの巻出しが困難と
なり、走行不良を起すという問題があった。
ルの大きさは個々の転写具で決っているが、個々の転写
具で装着しうるテープの長さ(以下、巻き長さという)
をできるだけ大きくしようとして堅く巻くと常温でもブ
ロッキングが生じるという問題があった。
回された状態でブロッキングが生じず、もって転写具を
使用した隠ぺい修正操作を円滑に行なうことができる感
圧修正テープを提供することを目的とする。
材の片面に隠ぺい修正用感圧転写層が設けられている感
圧修正テープであって、前記隠ぺい修正用感圧転写層が
顔料とベヒクルとからなる隠ぺい層と、その表面に設け
られた感圧接着層とからなり、前記感圧接着層の厚さが
0.8〜1.6μmであり、かつ前記感圧接着層と前記
隠ぺい層の厚さの比率が1:14〜1:35であること
を特徴とする感圧修正テープに関する。本発明はさら
に、(2)前記感圧接着層の、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムに対する粘着力が16〜44gf/5mm
であることを特徴とする前記(1)項記載の感圧修正テ
ープに関する。
ートフィルムに対する粘着力は、JIS Z 0237
−1980(粘着テープ・粘着シート試験方法)に規定
される粘着力測定方法(180度引きはがし法)に準拠
して測定したものである。ただし、つぎの項目は変更し
た。
テレフタレートフィルムを接着したものを用いた。
に所定厚さの感圧接着層を形成したものを用いた。試験
片の幅は5mmとして、粘着力は5mm幅当りの値とし
て求めた。
ぺい層の厚さは、感圧修正テープをミクロトームでスリ
ットして試料を作製し、走査電子顕微鏡により該試料の
断面写真(倍率2000倍)をとり、6μmの間隔で2
0箇所の厚さを測定し、その平均値として求めた。ミク
ロトームおよび電子顕微鏡としてはつぎのものを用い
た。
TRA CUT 走査電子顕微鏡:(株)日立製作所製S−800
るブロッキングが生じる原因を究明すべく鋭意検討した
ところ、従来品においては感圧接着層の厚さが2〜3μ
mと大きくそれに起因してブロッキングが生じることが
見出され、この点に着目してさらに検討を重ねた結果、
感圧接着層の厚さを0.8〜1.6μm、なかんづく
1.0〜1.4μmという特定の範囲にするときは、転
写性などを損なうことなく、ブロッキングを防止できる
ことが見出され、本発明を完成するに至った。
1.6μm、なかんづく1.0〜1.4μmという特定
の範囲にすると、ロール状の感圧修正テープを高温高湿
条件下で保存してもブロッキングが生じない。また巻き
長さを大きくするため堅く巻いても、ブロッキングが生
じない。
μm、なかんづく1.0〜1.4μmの範囲では、この
種のテープに使用する粘着剤のばあい、ポリエチレンテ
レフタレートフィルムに対する粘着力が16〜44gf
/5mm、なかんづく20〜40gf/5mmの範囲と
なり、粘着力がこの範囲であると押圧された部分の転写
層は全面的に転写され、局部的な非転写などの不具合が
起らず、良好な転写性を示す。
写具に使用したばあい、感圧修正テープの走行が良好で
かつ転写層が被修正面の所望部位に完全に接着されるの
で、修正操作が円滑に行なわれる。
さが小さいので、それだけ巻き長さを大きくできる。
ぺい層の厚さの比率を1:14〜1:35、なかんづく
1:16〜1:24の範囲にすることによって、転写
性、隠ぺい性、筆記性を良好にし、かつ巻き長さを一層
大きくすることができる。隠ぺい層の比率が前記範囲未
満では隠ぺい性、筆記性が劣り、一方前記範囲を超える
と、転写性が低下すると共に、巻き長さが小さくなる。
面上に、隠ぺい層と、その上の感圧接着層とからなる隠
ぺい修正用感圧転写層が設けられた構成のものである。
フタレート(PET)、ポリエチレン、ポリプロピレン
などのプラスチックフィルムや紙を用いることができ
る。その厚さは約10〜50μmが適当である。これら
の基材には、必要に応じて、その両面または片面に離型
剤を塗布し、保存中における接着層と基材裏面との接着
を低減したり(なお基材裏面に離型剤を塗布するだけで
は、前述のブロッキングを防止できない)、隠ぺい層が
基材から容易にはがれて転写できるようにする。離型剤
としては、たとえばシリコーン樹脂、フッ素系樹脂など
が使用できる。市販の離型剤を塗布した基材も使用で
き、たとえば紙基材では40 GW(商品名、本州製紙
(株)製)、プラスチック基材では50RLW−01
(商品名、本州製紙(株)製、PETフィルムを基材と
するもの)などがあげられる。
クルと、要すれば充填剤とからなるものである。
層に圧力を加えたときにその部分が他の部分から容易に
切れ、余分な部分が転写されず、かつ圧力が加えられた
部位の転写層が完全に転写されること(以下、転写性と
いう)、所望箇所に転写層が転写されたとき、その転写
層がひび割れなどしないこと(以下、耐ひび割れ性とい
う)、転写された転写層上に鉛筆、ボールペンなどの筆
記具により筆記したときに筆圧による転写層の盛り上り
がないこと(以下、筆記性という)などの諸要件がいず
れも良好に達成されることが要求される。
耐ひび割れ性、筆記性が良好になるようにその組成など
を適宜選択するのが好ましい。
ルは伸び率(ASTM D−412の試験法による常温
での測定値、以下同様)が3.5×102 %以上のもの
が好ましい。伸び率が3.5×102 %未満では耐ひび
割れ性が劣ったり、局部的な非転写などが生じやすい傾
向がある。ベヒクルの伸び率の上限値は通常5.2×1
02 %である。
満すようにゴム状の樹脂を単独または混合して使用でき
る。
とガラス状の樹脂との組み合せからなるもの、なかんづ
く伸び率が4.5×102 %以上のゴム状の樹脂と伸び
率が50%以下のガラス状の樹脂との組み合せからなる
ものも好適に使用できる。
しか含まずとも柔軟性を有するものが好ましく、たとえ
ばスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体
(SDS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン
ブロック共重合体(SEBS)、スチレン−ブタジエン
ゴム、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体(SIS)、スチレン−エチレン/プロピレンブロッ
ク共重合体(SEP)、ポリウレタン樹脂、ウレタンゴ
ム、フッ素ゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチルアク
リレ−ト共重合体、クロロスルホン化ポリエチレン、環
化ゴムなど通常の合成ゴムないしゴム状樹脂などの1種
または2種以上があげられる。
が小さく、融点ないし軟化点が100℃以上、かつ高い
硬度を有するものが好ましい。使用できる好ましいガラ
ス状の樹脂としては、たとえば飽和または不飽和の脂環
式炭化水素系樹脂、スチレン−アクリル系共重合体樹
脂、ケトン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィ
ン樹脂などの1種または2種以上があげられる。
するばあい、それらの配合割合は、使用するゴム状の樹
脂の伸び率とガラス状の樹脂の伸び率によって変りうる
が、ベヒクルの伸び率が3.5×102 %以上となるよ
うに調整するのが好ましい。その際伸び率が4.5×1
02 %以上のゴム状の樹脂と伸び率が50%以下のガラ
ス状の樹脂とを組み合せて使用することによって、柔軟
性、筆記性、切断性などの点でより優れた性質のベヒク
ルをうることができる。具体的には、ゴム状の樹脂10
部(重量部、以下同じ)に対してガラス状の樹脂2〜3
0部、好ましくは5〜15部である。このような配合割
合にしてえられるベヒクルは適当な弾性を有し転写後の
隠ぺい層への筆記性にすぐれた隠ぺい層を形成する。ガ
ラス状の樹脂の配合が前記範囲を超えるか、ガラス状の
樹脂のみとすると、隠ぺい層の柔軟性が失なわれ、転写
時にひび割れが生じやすくなる。ガラス状の樹脂の配合
が前記範囲未満では、筆記性が悪くなるほか隠ぺい層の
切断性が低下する。ベヒクルをゴム状の樹脂のみで構成
すると切断性がより低下する。
ら、多孔質構造とするのが好ましく、この点から通常充
填剤が混合される。該充填剤としては、たとえば炭酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、硫酸バリ
ウム、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、セライト、ク
レー、タルクなどがあげられる。充填剤の粒径は1〜2
0μmの範囲が好ましい。粒径が小さすぎると切断性が
低下し、一方大きすぎると筆記性が劣化する傾向があ
る。
40部、好ましくは5〜18部の割合で混合される。充
填剤が多すぎるとチョーキング現象が発生し、一方充填
剤が不足するか全く用いられないと隠ぺい層の切断性が
低下する傾向がある。
から、隠ぺい層は通常白色に着色される。しかし対象物
が白色以外の色に着色された紙などのばあいは、隠ぺい
層を対象物の地色とほぼ同じ色に着色し、修正部分が地
の部分と見分けられず、目立たないようにするのが好ま
しい。
ぺい力がすぐれている点から主として用いられる。白色
顔料は隠ぺい性の点から粒径が0.1〜1.0μm程度
のものが好ましい。
の色彩調整剤を混合してもよい。その例にはアルミニウ
ム粉末、銅粉末、真鍮粉末、染料などがある。
しては、チタンエロー、酸化鉄系、群青、コバルトブル
ー、酸化クロムグリーン、スピネルグリーン、黄鉛、ク
ロムバーミリオン、カドミウムエロー、カドミウムレッ
ドなどの無機顔料、アゾレーキ系、ハンザ系、ベンズイ
ミダゾロン系、モノアゾ系、ジアリライド系、ピラゾロ
ン系、縮合アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン
系、ペリレン系、ペリノン系、ジオキサジン系、アンス
ラキノン系、イソインドリノン系などの有機顔料があげ
られる。
性、隠ぺい力などにもよるが、ベヒクル10部に対して
5〜40部、好ましくは10〜20部である。着色顔料
の使用量が多すぎると隠ぺい層の表面に顔料粉が析出す
るチョーキング現象が発生し、使用量が少なすぎるばあ
いには隠ぺい力が不足する傾向がある。
い、白色顔料以外の前記着色顔料は酸化チタンと併用し
て、それらの比較的劣る隠ぺい力を補うようにするのが
好ましい。そのばあい、酸化チタンはベヒクル10部に
対して少なくとも5部、なかんづく少なくとも10部使
用するのが好ましく、その他の着色顔料はこれと酸化チ
タンの合計量がベヒクル10部に対して5〜40部、な
かんづく10〜20部となるように使用するのが好まし
い。
溶剤溶液、有機溶剤分散液または水性分散液(エマルジ
ョンを含む)に顔料、必要により充填剤などを配合した
塗工液を基材上に塗布、乾燥することによって形成でき
る。
μm、なかんづく18〜34μmが適当である。厚さが
前記範囲未満では隠ぺい力が不足し、一方厚さが前記範
囲を超えるえると、転写の際の切断性が低下し、転写後
の筆記性が低下し、さらに修正後の用紙をコピーしたと
きに、修正部分と未修正部分との境界が影となってコピ
ーされて見苦しくなる傾向がある。
〜1.6μmであり、好ましくは1.0〜1.4μmで
ある。さらにポリエチレンテレフタレートフィルムに対
する粘着力が16〜44gf/5mm、とくに20〜4
0gf/5mmであるのが好ましい。
未満では、粘着力が不足し、局部的な非転写などが生
じ、転写性が劣ると共に、転写後の浮き、剥れなどが生
じる傾向がある。一方感圧接着層の厚さまたは粘着力が
前記範囲を超えると、粘着力が過剰となり、感圧修正テ
ープをロール状に巻回して保存するばあいにブロッキン
グが起る傾向にあり、とくに高温高湿条件下で保存した
ばあいや、堅く巻いたばあいにその傾向が強い。その結
果、手持ちタイプの転写具に感圧修正テープのロールを
装着して使用する際、巻出し時に感圧接着層が剥離した
り、走行不良を生じ、使用が困難となる。
感圧接着層の厚さを前記特定範囲にしたときに、前記特
定範囲の粘着力を示すものであればとくに限定されず、
たとえばアクリル樹脂系、ロジン系、ゴム系、ビニルエ
ーテル樹脂系、ポリイソブチレン系などの粘着剤が使用
できる。とくにアクリル樹脂系、ロジン系などの粘着剤
が好ましく、具体的にはアクリル樹脂系粘着剤として、
ニカゾールTS−910(日本カーバイド工業(株)
製)、エスダイン#7110(積水化学工業(株)
製)、アロンタックHV−5200、アロンタックA−
1081H(以上、東亞合成化学工業(株)製)などが
あげられる。
液、有機溶剤分散液、水性溶液または水性分散液(エマ
ルジョンを含む)を隠ぺい層上に塗布、乾燥することに
よって形成できる。とくに水性溶液または水性分散液の
形態で塗布するのが好ましい。それはこれらを用いる
と、すでに形成されている隠ぺい層の再溶解が生じない
ためである。水性溶液または水性分散液の形態のばあい
は、湿潤剤または界面活性剤を配合してもよい。
イプの転写具で好適に使用できる。もとより、本発明の
感圧修正テープは前記転写具を用いずとも使用でき、た
とえば被修正面に当該テープをその感圧接着層が接する
ように重ね、適宜のヘラなどの押圧部材で押圧して転写
層を転写して修正することもできる。
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
トルエン163 部とを分散機にて20分間混合し、塗工液
を調製した。これをコーターにて基材である厚さ50μ
mの両面離型性グラシン紙(離型剤としてシリコーン樹
脂使用)の片面に乾燥後厚さが24μmになるように塗
布、乾燥して隠ぺい層を形成した。
カゾールTS−910、アクリル樹脂系粘着剤の水性分
散液(固形分20重量%))を乾燥後厚さが表2に示す
値になるように塗布、乾燥し、表2に示す物性値を有す
る感圧接着層を形成して、感圧修正テープをえた。なお
感圧接着層のPETフィルムに対する粘着力および各層
の厚さは前述の測定法で測定した。
長さにコアに巻取り、パンケーキ状の感圧修正テープを
えた。
られた各パンケーキ状感圧修正テープについて、つぎの
項目を評価した。結果を表2に示す。
の条件下で8日間保存したのち、市販の手持ちタイプの
転写具(フジコピアン(株)製インスタライトカセット
FGT−S1)に装着し、10m走行試験を行ない、ブ
ロッキングによる走行不良が生じるか否かを調べた。実
験は各感圧修正テープともに3箇のサンプル(評価数n
=3)について行なった。
の)を用い、前記転写具による150mm走行試験を行
い、上質紙に対する転写不良が10回の走行試験の間に
何箇所生じるかを観察し、つぎの基準により評価した。
=2点 2点が実用域である。
の)を用い、前記転写具により上質紙上に転写を行な
い、転写された隠ぺい層の上にボールペンで数字を10
箇所書き、筆記による盛り上りの有無を観察し、つぎの
基準により評価した。
じなかった=2点 2点が実用域である。
1.6μmの範囲に特定し、かつ感圧接着層と隠ぺい層
の厚さの比率を1:14〜1:35に特定した本発明の
感圧修正テープ(実施例1〜5)は、転写性、筆記性な
どを損なわずに耐ブロッキング性が優れていることがわ
かる。これに対して、感圧接着層の厚さが0.8〜1.
6μmの範囲外では(比較例1〜3)、耐ブロッキング
性と転写性などを共に満足しえないことがわかる。
0.8〜1.6μmの厚さに特定し、かつ感圧接着層と
隠ぺい層の厚さの比率を1:14〜1:35に特定する
ことによって、転写性などを損なわずに耐ブロッキング
性を向上することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 帯状基材の片面に隠ぺい修正用感圧転写
層が設けられている感圧修正テープであって、前記隠ぺ
い修正用感圧転写層が顔料とベヒクルとからなる隠ぺい
層と、その表面に設けられた感圧接着層とからなり、前
記感圧接着層の厚さが0.8〜1.6μmであり、かつ
前記感圧接着層と前記隠ぺい層の厚さの比率が1:14
〜1:35であることを特徴とする感圧修正テープ。 - 【請求項2】 前記感圧接着層の、ポリエチレンテレフ
タレートフィルムに対する粘着力が16〜44gf/5
mmであることを特徴とする請求項1記載の感圧修正テ
ープ。
Priority Applications (4)
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DE69609369T DE69609369T2 (de) | 1995-04-07 | 1996-04-05 | Druckempfindliches Korrekturband |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH08276695A true JPH08276695A (ja) | 1996-10-22 |
JP2688184B2 JP2688184B2 (ja) | 1997-12-08 |
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Family Applications (1)
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EP (1) | EP0736391B1 (ja) |
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