JPH08274259A - 演算増幅器回路 - Google Patents

演算増幅器回路

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JPH08274259A
JPH08274259A JP7071781A JP7178195A JPH08274259A JP H08274259 A JPH08274259 A JP H08274259A JP 7071781 A JP7071781 A JP 7071781A JP 7178195 A JP7178195 A JP 7178195A JP H08274259 A JPH08274259 A JP H08274259A
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JP
Japan
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operational amplifier
load
transistors
transistor
amplifier circuit
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Application number
JP7071781A
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English (en)
Inventor
Toshiro Karaki
俊郎 唐木
Toshiaki Shinohara
俊朗 篠原
Noriyuki Abe
憲幸 阿部
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハ上に形成された複数の演算増幅
器の各入力オフセット電圧を互いに相殺し、出力が入力
オフセット電圧の影響を受けないようにする。 【構成】 演算増幅器1,2,3を有し、半導体ウエハ
上に形成される演算増幅器回路において、差動入力対1
1,21を平行に配置し、差動入力対11を構成するト
ランジスタM11,M12間の距離と差動入力対21を
構成するトランジスタM21,M22間の距離とを略等
しくし、トランジスタM11,M21を配置する方向
と、トランジスタM12,M22を配置する方向とを略
等しくする。同様に、負荷対21,22も配置すること
で、差動入力対11,21の閾値電圧差を等しくし、か
つ負荷対12,22の閾値電圧差を等しくする。これに
より、半導体ウエハ上における不純物濃度や酸化膜厚の
ばらつきに関係なく、演算増幅器1および2の入力オフ
セット電圧を同じ値に設定して互いに相殺させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の演算増幅器によ
って各種の演算を行う演算増幅器回路に関し、回路全体
を半導体基板上に形成するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は複数の演算増幅器によって信号処
理を行う演算増幅器回路の一例を示す回路図である。図
8の差動増幅回路は、微小信号を高精度に増幅する差動
増幅回路または減算回路として動作するものであり、図
示のように演算増幅器1〜3と抵抗R1〜R4とで構成
される。差動増幅に直接関与するのは演算増幅器3と抵
抗R1,R2であり、演算増幅器1,2は前段(不図
示)のインピーダンスの影響を除去するための入力バッ
ファとして作用する。
【0003】以下、図8の差動増幅回路の動作を説明す
る。図8の演算増幅器1の(+)端子に入力される電圧値
をVin1、演算増幅器2の(+)端子に入力される電圧値を
Vin2とすると、演算増幅器3の出力Voutは(1)式で表
される。
【数1】 (1)式において、R1=R2かつR3=R4の関係が成
り立つ場合には、(1)式は(2)式のように変形され、差動
増幅回路として動作する。
【数2】
【0004】一方、(1)式において、R1=R2=R3
=R4の関係が成り立つ場合には、(1)式は(3)式のよう
に変形され、減算回路として動作する。
【数3】Vout=Vin2−Vin1 …(3)
【0005】図8の差動増幅回路を半導体ウエハ上に形
成すると、差動増幅回路の出力Voutは演算増幅器1,
2の入力オフセット電圧の影響を受けて変化する。この
入力オフセット電圧は一定の値ではなく、半導体ウエハ
上に形成される演算増幅器ごとにそれぞれ異なった値と
なる。図8の演算増幅器1,2の入力オフセット電圧を
それぞれVos1,Vos2とすると、(3)式は(4)式のように
変形される。
【数4】 Vout=(Vin2+Vos2)−(Vin1+Vos1) …(4)
【0006】(4)式に示すように、入力オフセット電圧
Vos1,Vos2が変化すると、それに応じて差動増幅回路
の出力Voutも変化する。すなわち、図8に示す差動増
幅回路の精度は入力オフセット電圧Vos1,Vos2のばら
つきの大きさによって定まる。言い換えれば、入力オフ
セット電圧Vos1,Vos2のばらつきのワーストケースに
よって差動増幅回路の精度が制限される。
【0007】次に、入力オフセット電圧の発生原因につ
いて説明する。図9はPチャネル型のMOSトランジス
タ(以下、PMOSトランジスタと呼ぶ)を用いて構成
した演算増幅器1,2の内部回路図である。演算増幅器
1,2は、図9に示すように、差動入力対を構成するP
MOSトランジスタM1,M2と、差動入力対の負荷対
を構成するNMOSトランジスタM3,M4と、定電流
源として動作するPMOSトランジスタM5〜M7と、
出力バッファとして動作するNMOSトランジスタM8
と、コンデンサC1と、抵抗R5とで構成される。入力
オフセット電圧は、特性にペア性が要求される差動入力
対M1,M2あるいは負荷対M3,M4のアンバランス
によって生じ、一般に(5)式で表される(P.R.グレ
イ:アナログ集積回路設計技術(下)参照)。
【数5】
【0008】(5)式において、第1項は差動入力対M
1,M2の閾値電圧差を、第2項は負荷対M3,M4の
閾値電圧差を、第3項は製造誤差による影響分をそれぞ
れ示す。第1項および第2項の閾値電圧差は、半導体ウ
エハ上の不純物濃度や酸化膜厚のばらつき分布等によっ
て変化し、第3項の製造誤差による影響分はレジストパ
ターンニングやエッチングの際の製造誤差によって変化
する。
【0009】図10(a)はP型シリコン基板に注入さ
れる不純物濃度とP型シリコン基板上に形成されるトラ
ンジスタの閾値電圧との関係を示す図、図10(b)は
P型シリコン基板上に形成される酸化膜厚と閾値電圧と
の関係を示す図である(古川:半導体デバイス参照)。
図示のように、不純物濃度の変化に応じて、あるいは酸
化膜厚の変化に応じて、P型シリコン基板に形成される
トランジスタの閾値電圧が変化する。
【0010】上述した演算増幅器回路の入力オフセット
電圧の変動はMOSトランジスタに特有の問題ではな
く、図11に示すように演算増幅器回路をバイポーラト
ランジスタで構成した場合にも問題になり、この場合に
はトランジスタのベース・エミッタ間電圧のばらつきに
よって入力オフセット電圧が変動する。
【0011】図12は図8の差動増幅回路の従来のパタ
ーン配置図である。図12に示すように、演算増幅器1
内部の差動入力対11を構成するトランジスタM11,
M12は領域200に並べて配置され、隣接する領域2
10に演算増幅器1内部の負荷対12を構成するトラン
ジスタM13,M14が並べて配置される。同様に、演
算増幅器2内部の差動入力対21と負荷対22も互いに
隣接する領域220,230に配置される。このよう
に、図12では、各トランジスタの入力オフセット電圧
の変動を考慮することなく単に各トランジスタを並べて
配置しているにすぎない。このため、半導体ウエハ上の
不純物濃度や酸化膜厚のばらつき等によって差動増幅回
路の出力Voutが変化してしまう。
【0012】図13は入力オフセット電圧の低減を図っ
たパターン配置図である。図13では、演算増幅器1内
部の差動入力対11は領域300に、演算増幅器1内部
の負荷対12は領域310に配置される。また、差動入
力対11を構成するトランジスタM11,M12はそれ
ぞれ2つの領域(301,302)、(303,30
4)に分けて対角線上に配置される。同様に、負荷対1
1を構成するトランジスタM13,M14もそれぞれ2
つの領域(305,306)、(307,308)に分
けて対角線上に配置される。このように配置すること
で、差動入力対11および負荷対12のそれぞれについ
て、閾値電圧差を減らすことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
のように配置しても、半導体ウエハ上の不純物濃度や酸
化膜厚分布のばらつきによる影響は依然として受けるた
め、入力オフセット電圧は減りはしてもゼロにはならな
い。したがって、演算増幅器1,2の入力オフセット電
圧は依然として変動し、それに応じて差動増幅回路の出
力も変動する。
【0014】本発明の目的は、半導体ウエハ上に形成さ
れた複数の演算増幅器の各入力オフセット電圧を互いに
相殺することができる演算増幅器回路を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は、正入力側である
第1のトランジスタM11および負入力側である第2の
トランジスタM12から構成される差動入力対と、第1
のトランジスタM11の負荷である第1の負荷M13お
よび第2のトランジスタM12の負荷である第2の負荷
M14から構成される負荷対とを有する第1の演算増幅
器1と、正入力側である第3のトランジスタM21およ
び負入力側である第4のトランジスタM22から構成さ
れる差動入力対と、第3のトランジスタM21の負荷で
ある第3の負荷M23および第4のトランジスタM22
の負荷である第4の負荷M24から構成される負荷対と
を有する第2の演算増幅器2とを備え、第1および第2
の演算増幅器1,2の出力に基づいて演算処理を行う半
導体基板上に形成された演算増幅器回路に適用され、第
1および第2の演算増幅器1,2の各入力オフセット電
圧が互いに相殺されるように、半導体基板上の電気的特
性がリニアに変化すると近似できる程度の距離内に第1
〜第4のトランジスタM11,M12,M21,M22
を配置するとともに、矩形領域の4つの頂点付近に第1
〜第4のトランジスタM11,M12,M21,M22
をそれぞれ配置し、第1および第2のトランジスタM1
1,M12の各形成領域を結ぶ方向と第3および第4の
トランジスタM21,M22の各形成領域を結ぶ方向と
を平行にし、かつ半導体基板上の電気的特性がリニアに
変化すると近似できる程度の距離内に第1〜第4の負荷
M13,M14,M23,M24を配置するとともに、
矩形領域の4つの頂点付近に第1〜第4の負荷M13,
M14,M23,M24をそれぞれ配置し、第1および
第2の負荷M13,M14の各形成領域を結ぶ方向と第
3および第4の負荷M23,M24の各形成領域を結ぶ
方向とを平行にすることにより、上記目的は達成され
る。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の演算増
幅器回路において、第1および第2の演算増幅器1,2
の各出力の差分に応じた信号を出力する第3の演算増幅
器3を備え、第1〜第4のトランジスタM11,M1
2,M21,M22を第1のトランジスタM11を基準
として時計回りまたは反時計回り方向に第2、第4およ
び第3のトランジスタM12,M22,M21の順に配
置し、かつ第1〜第4の負荷M13,M14,M23,
M24を第1の負荷M13を基準として時計回りまたは
反時計回り方向に第2、第4および第3の負荷M13,
M24,23の順に配置するものである。請求項3に記
載の発明は、請求項1に記載の演算増幅器回路におい
て、第1および第2の演算増幅器1,2を組とするn組
(nは1以上の整数)を並列に接続し、n組の第1およ
び第2の演算増幅器1,2の各出力をそれぞれ加算する
第4の演算増幅器4を備え、各組ごとに、第1〜第4の
トランジスタM11,M12,M21,M22を第1の
トランジスタM11を基準として時計回りまたは反時計
回り方向に第2、第3および第4のトランジスタM1
2,M21,M22の順に配置し、かつ第1〜第4の負
荷M13,M14,M23,M24を第1の負荷M13
を基準として時計回りまたは反時計回り方向に第2、第
3および第4の負荷M14,M23,M24の順に配置
するものである。請求項4に記載の発明は、請求項1に
記載の演算増幅器回路において、正転増幅器として動作
するように、従属接続された第1および第2の演算増幅
器1,2を組とするn組を従属接続し、第1〜第4のト
ランジスタM11,M12,M21,M22を第1のト
ランジスタM11を基準として時計回りまたは反時計回
り方向に第2、第3および第4のトランジスタM12,
M21,M22の順に配置し、かつ第1〜第4の負荷M
13,M14,M23,M24を第1の負荷M13を基
準として時計回りまたは反時計回り方向に第2、第3お
よび第4の負荷M14,M23,M24の順に配置する
ものである。請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載の演算増幅器回路において、第1お
よび第2の演算増幅器1,2を同一回路で構成し、第1
および第2の演算増幅器1,2内部のトランジスタの形
成領域の形状および面積をすべて等しくし、かつ第1お
よび第2の演算増幅器1,2内部の負荷の形成領域の形
状および面積をすべて等しくするものである。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明では、第1および第2の
演算増幅器1,2の各入力オフセット電圧が互いに相殺
されるように、各演算増幅器を半導体基板上に形成す
る。具体的には、半導体基板は場所によって電気的特性
がばらつくことを考慮に入れ、半導体基板上の電気的特
性がリニアに変化すると近似できる程度の距離内に第1
〜第4のトランジスタM11,M12,M21,M22
を配置する。また、各トランジスタを矩形領域の4つの
頂点付近にそれぞれ配置し、第1および第2のトランジ
スタM11,M12の各形成領域を結ぶ方向と、第3お
よび第4のトランジスタM21,M22の各形成領域を
結ぶ方向とを略平行にする。同様に、半導体基板上の電
気的特性がリニアに変化すると近似できる程度の距離内
に第1〜第4の負荷M13,M14,M23,M24を
配置する。また、各負荷を矩形領域の4つの頂点付近に
それぞれ配置し、第1および第2の負荷M13,M14
の各形成領域を結ぶ方向と、第3および第4の負荷M2
3,M24の各形成領域を結ぶ方向とを略平行にする。
請求項2に記載の発明では、第1の演算増幅器1の出力
と第2の演算増幅器2の出力とをそれぞれ第3の演算増
幅器3に入力し、各出力の差分を演算する。その際、第
1のトランジスタM11を基準として時計回りおよび反
時計回り方向に第2、第4および第3のトランジスタM
12,M22,M21の順に配置し、かつ第1の負荷M
13を基準として時計回りおよび反時計回り方向に第
2、第4および第3の負荷M13,M24,23の順に
配置することで、第1の演算増幅器1の入力オフセット
電圧と第2の演算増幅器2の入力オフセット電圧とを極
性も含めて等しくする。これにより、第3の演算増幅器
3で差分演算を行ったときに、第1および第2の演算増
幅器1,2の各入力オフセット電圧を相殺する。請求項
3に記載の発明では、第1および第2の演算増幅器1,
2を組としてn組を並列に接続し、各組ごとに、第1の
トランジスタM11を基準として時計回りおよび反時計
回り方向に第2、第3および第4のトランジスタM1
2,M21,M22の順に配置し、かつ第1の負荷M1
3を基準として時計回りおよび反時計回り方向に第2、
第3および第4の負荷M14,M23,M24の順に配
置することで、各組ごとに第1および第2の演算増幅器
1,2の入力オフセット電圧を相殺する。そして、各組
の出力を第4の演算増幅器4に入力してn組分の加算値
を演算する。すなわち、第4の演算増幅器4では、各組
の第1および第2の演算増幅器1,2の入力オフセット
電圧に影響されずにn組分の出力の加算を行う。請求項
4に記載の発明では、第1のトランジスタM11を基準
として時計回りおよび反時計回り方向に第2、第4およ
び第3のトランジスタM12,M22,M21の順に配
置し、かつ第1の負荷M13を基準として時計回りおよ
び反時計回り方向に第2、第4および第3の負荷M1
3,M24,23の順に配置することで、第1の演算増
幅器1の入力オフセット電圧の極性と、第2の演算増幅
器2の入力オフセット電圧の極性とを逆にする。これに
より、各組ごとに入力オフセット電圧を相殺し、n組が
従属接続された演算増幅器の最終段の出力が入力オフセ
ット電圧の影響を受けないようにする。請求項5に記載
の発明では、第1および第2の演算増幅器1,2を同一
の回路で構成し、かつ第1および第2の演算増幅器1,
2内部のトランジスタの形成領域の形状および面積をす
べて等しくし、かつ第1および第2の演算増幅器1,2
内部の負荷の形成領域の形状および面積をすべて等しく
することで、第1および第2の演算増幅器1,2の電気
的特性、例えば入力オフセット電圧等を等しくする。
【0017】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0018】
【実施例】以下、図1〜7を参照して本発明による演算
増幅器回路の第1〜第3の実施例を説明する。
【0019】−第1の実施例− 図1(a)は図8に示す差動増幅回路についての第1の
実施例のパターン配置図である。図1の領域100には
演算増幅器1内部の差動入力対11と演算増幅器2内部
の差動入力対21が配置され、領域110には演算増幅
器1内部の負荷対12と演算増幅器2内部の負荷対22
が配置される。領域100内部には、差動入力対11と
差動入力対21がそれぞれ平行かつ近接した距離で配置
され、かつ差動入力対11を構成するトランジスタM1
1,M12の各配置領域間の距離と差動入力対21を構
成するトランジスタM21,M22の各配置領域間の距
離とを略等しくしている。さらに、トランジスタM11
およびトランジスタM21を配置する方向と、トランジ
スタM12およびトランジスタM22を配置する方向と
を略等しくしている。
【0020】同様に、領域110内部には、負荷対12
と負荷対22がそれぞれ平行かつ近接した距離で配置さ
れ、かつ負荷対12を構成するトランジスタM13,M
14の各配置領域間の距離と負荷対22を構成するトラ
ンジスタM23,M24の各配置領域間の距離を略等し
くし、さらに、トランジスタM13およびトランジスタ
M23を配置する方向とトランジスタM14およびM2
4を配置する方向とを略等しくしている。
【0021】次に、図1(a)のように配置された差動
増幅回路の作用を説明する。前述したように、半導体ウ
エハ上に演算増幅器1,2を形成すると、半導体ウエハ
上の不純物濃度や酸化膜厚のばらつき等によって演算増
幅器1,2内部の差動入力対11,21および負荷対1
2,22に特性上のアンバランスが生じ、このアンバラ
ンスによって各トランジスタの閾値電圧が変化する。
【0022】図2は半導体ウエハ上における不純物濃度
のばらつきの一例を示す図であり、不純物濃度の設計値
を「108」とした例を示す。図示のように、不純物濃
度は半導体ウエハ上で2次元的に緩やかに変化し、その
変化の度合いは、差動入力対11,22や負荷対21,
22を構成する各トランジスタのサイズに比べてはるか
に小さい。したがって、半導体ウエハ上に配置される各
トランジスタから見ると、不純物濃度はリニアに変化し
ているといえる。また、酸化膜厚のばらつきについても
同様のことがいえる。
【0023】このように、半導体ウエハ上の不純物濃度
や酸化膜厚のばらつきの度合いは、差動入力対11,2
1や負荷対12,22を構成する各トランジスタのサイ
ズに比べてはるかに小さいため、各トランジスタを所定
の方向に所定間隔で配置すれば、不純物濃度や酸化膜厚
のばらつきによる影響を相殺できる。
【0024】例えば、演算増幅器1,2を図1(a)の
ように配置したときに、差動入力対11を構成する一方
のトランジスタM11よりも他方のトランジスタM12
の閾値電圧がVa高い場合には、差動入力対11の直近
に平行配置される差動入力対21についても、一方のト
ランジスタM21よりも他方のトランジスタM22の閾
値電圧がVa高くなると推定される。これは半導体ウエ
ハ上の不純物濃度等が、狭い範囲に限って考えればリニ
アに変化すると考えられるためである。同様に、負荷対
21を構成する一方のトランジスタM13よりも他方の
トランジスタM14の閾値電圧がVa高い場合には、直
近の負荷対22についても、一方のトランジスタM23
よりも他方のトランジスタM24の閾値電圧がVa高く
なると推定される。したがって、図1(a)のように配
置すれば、演算増幅器1,2の入力オフセット電圧Vos
1,Vos2を等しくでき、(5)式で示す差動増幅回路の出
力Voutは入力オフセット電圧Vos1,Vos2の影響を受
けなくなる。
【0025】なお、差動入力対11,21や負荷対2
1,22を図1(a)のように配置する代わりに図1
(b)のように配置してもよい。図1(b)は、差動入
力対11,21や負荷対21,22の配置方向を図1
(a)に対して90度変更したものであり、この場合
も、差動入力対11,21および負荷対21,22のそ
れぞれの閾値電圧差を等しくできる。
【0026】このように、第1の実施例では、図1
(a)あるいは図1(b)のようにパターン配置するこ
とによって、差動入力対11を構成するトランジスタM
11,M12の閾値電圧差と差動入力対21を構成する
トランジスタM21,M22の閾値電圧差とを共通に
し、かつ負荷対12を構成するトランジスタM13,M
14の閾値電圧差と負荷対22を構成するトランジスタ
M23,M24の閾値電圧差とを共通にするため、半導
体ウエハ上における不純物濃度や酸化膜厚のばらつきに
関係なく、演算増幅器1の入力オフセット電圧と演算増
幅器2の入力オフセット電圧とを常に同じ値に設定でき
る。したがって、図8の回路を構成した場合に、演算増
幅器1,2の各入力オフセット電圧を互いに相殺でき、
出力Voutは入力オフセット電圧の影響を受けなくな
る。
【0027】上述した第1の実施例では、負荷対21,
22としてNMOSトランジスタを用いる例を説明した
が、抵抗によって負荷対21,22を構成する場合にも
同様に本発明を適用できる。すなわち、半導体ウエハ上
に抵抗を形成すると、抵抗値は一般に不純物濃度によっ
て変化するため、上述したように抵抗の配置間隔を制御
することで、不純物濃度のばらつきによる抵抗値の変化
を相殺できる。
【0028】−第2の実施例− 第2の実施例は、加算回路として動作する演算増幅器回
路を半導体ウエハ上に形成するものである。図3は加算
回路として動作する演算増幅器回路の回路図である。図
3に示すように、演算増幅器1,2の出力は抵抗R6,
R7を介して演算増幅器4の(-)端子に接続され、演算
増幅器4の出力は抵抗R8を介して演算増幅器4の(-)
端子に接続されている。
【0029】図3の演算増幅器1,2にそれぞれ入力さ
れる電圧をVin1,Vin2とし、R6=R8とすると、加
算回路の出力Voutは(6)式で表される。
【数6】 演算増幅器1,2の入力オフセット電圧Vos1,Vos2を
考慮に入れると、(6)式は(7)式のように変形される。
【数7】
【0030】(7)式に示すように、加算回路の場合には
入力オフセット電圧Vos1,Vos2の加算値が出力Vout
に加わるため、図1(a)のように配置しても、入力オ
フセット電圧Vos1,Vos2を相殺できない。
【0031】図4は第2の実施例のパターン配置図であ
る。領域100内部に差動入力対11と差動入力対21
とをそれぞれ平行に配置し、かつ差動入力対11を構成
するトランジスタM11,M12の各配置領域間の距離
と差動入力対21を構成するトランジスタM21,M2
2の各配置領域間の距離とを略等しくする点では第1の
実施例と共通する。一方、トランジスタM11およびト
ランジスタM22を配置する方向とトランジスタM12
およびトランジスタM21を配置する方向とを略等しく
する点で第1の実施例と異なる。すなわち、第2の実施
例では、トランジスタM11およびM21を対角線上に
配置し、かつトランジスタM12およびM22を対角線
上に配置する点で第1の実施例と異なる。
【0032】同様に、負荷対12,22についても、ト
ランジスタM13およびトランジスタM24を配置する
方向とトランジスタM14およびトランジスタM23を
配置する方向を略等しくする点で第1の実施例と異な
る。
【0033】図4のように配置することで、演算増幅器
1と演算増幅器2の入力オフセット電圧の極性を逆にす
ることができる。例えば、差動入力対11を構成する一
方のトランジスタM11よりも他方のトランジスタM1
2の閾値電圧がVa高い場合には、差動入力対11の直
近に平行配置される差動入力対21については、一方の
トランジスタM21よりも他方のトランジスタM22の
閾値電圧がVa低くなる。同様に、負荷対12,22に
ついても、負荷対12を構成する一方のトランジスタM
13よりも他方のトランジスタM14の閾値電圧がVa
高い場合には、直近に配置される負荷対22を構成する
一方のトランジスタM23よりも他方のトランジスタM
24の閾値電圧がVa低くなる。
【0034】したがって、図4の配置により、演算増幅
器1の入力オフセット電圧Vos1と演算増幅器2の入力
オフセット電圧Vos2の極性を逆にでき、(7)式で示す加
算回路の出力Voutは入力オフセット電圧の影響を受け
なくなる。
【0035】図5は、2n個の入力電圧V1〜V2nを加
算する加算回路の回路図である。図5の回路を半導体ウ
エハ上に形成する場合には、図示の一点鎖線で示すよう
に、演算増幅器を2個ずつ組にし、各組ごとに図4のよ
うに配置すればよい。これにより、各組ごとに入力オフ
セット電圧が相殺され、回路全体としても入力オフセッ
ト電圧の影響を受けなくなる。
【0036】−第3の実施例− 第3の実施例は、演算増幅器を従属接続して正転増幅回
路を構成するものである。図6は正転増幅回路として動
作する演算増幅器回路の回路図である。図6に示す演算
増幅器回路は反転増幅回路として動作する演算増幅器を
2段従属接続したものであり、2段目の演算増幅器2の
出力Voutは(8)式で表される。
【数8】
【0037】また、1段目の演算増幅器1の出力は自己
の入力オフセット電圧によって変化し、その変化分Vof
f1は(9)式で表される。
【数9】 同様に、2段目の演算増幅器2の自己の入力オフセット
電圧による出力変化分Voff2は(10)式で表される。
【数10】
【0038】したがって、正転増幅回路全体での入力オ
フセット電圧による変化分Voffxは(11)式で表される。
【数11】Voffx=Voff1+Voff2 …(11) (11)式のVoffxをゼロにするには、Voff1=−Voff2ま
たは−Voff1=Voff2とすればよく、前者の場合には(1
2)式が、後者の場合には(13)式が成り立てばよい。
【数12】
【0039】さらに、抵抗R9〜R12の間に(14)式の
関係が成り立てば(12)式は−Vos1=Vos2となり、(13)
式はVos1=−Vos2となり、いずれも第2の実施例と同
様になる。
【数13】 したがって、(14)式が成り立つようにそれぞれの抵抗を
定数設定することで、第2の実施例と同様の図4に示す
パターン配置によって入力オフセット電圧を相殺でき
る。
【0040】図7は反転増幅回路として動作する演算増
幅器を2n個従属接続させた回路図である。この場合に
は、図示のように2個ずつを組にし、各組ごとに図4の
ように配置すればよい。これにより、各組ごとにオフセ
ット電圧を相殺でき、回路全体としてもオフセット電圧
の影響を受けなくなる。
【0041】上述した第1〜第3の実施例では、演算増
幅器回路の一例として、減算回路、加算回路および差動
増幅回路について説明したが、本発明は演算増幅器を用
いた各種の回路に適用できる。
【0042】このように構成した実施例にあっては、ト
ランジスタM11,M12が第1および第2のトランジ
スタに、トランジスタM13,M14が第1および第2
の負荷に、演算増幅器1が第1の演算増幅器に、トラン
ジスタM21,M22が第3および第4のトランジスタ
に、トランジスタM23,M24が第3および第4の負
荷に、演算増幅器2が第2の演算増幅器に、演算増幅器
3が第3の演算増幅器に、演算増幅器4が第4の演算増
幅器に、それぞれ対応する。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、演算増幅器回路を半導体ウエハ上に形成する際、
第1および第2の演算増幅器のそれぞれの入力オフセッ
ト電圧が互いに相殺されるように差動入力対と負荷対と
を配置するようにしたため、半導体基板上で不純物濃度
や酸化膜厚等がばらついて第1および第2の演算増幅器
の入力オフセット電圧が変化しても、演算増幅器回路の
出力変化を抑制できる。すなわち、本発明では、入力オ
フセット電圧自体を減らすのではなく、第1および第2
の演算増幅器の各入力オフセット電圧が等しくなるよう
にパターン配置するため、これら入力オフセット電圧を
互いに相殺することで入力オフセット電圧の影響を抑制
できる。請求項2に記載の発明によれば、第1および第
2の演算増幅器の各出力の差分に応じた信号を第3の演
算増幅器から出力する際には、第1のトランジスタを基
準として時計回りまたは反時計回り方向に第2、第4お
よび第3のトランジスタの順に配置し、かつ第1の負荷
を基準として時計回りまたは反時計回り方向に第2、第
4および第3の負荷の順に配置するようにしたため、第
1の演算増幅器の入力オフセット電圧と第2の演算増幅
器の入力オフセット電圧とを略等しくでき、これら第1
および第2の差動増幅回路の出力を第3の演算増幅器に
入力して差動増幅あるいは減算出力を得る場合に、その
出力が入力オフセット電圧の影響を受けなくなる。請求
項3に記載の発明によれば、第1および第2の演算増幅
器を組とするn組の第1および第2の演算増幅器の出力
をそれぞれ加算する際、各組ごとに第1のトランジスタ
を基準として時計回りまたは反時計回り方向に第2、第
3および第4のトランジスタの順に配置し、かつ第1の
負荷を基準として時計回りまたは反時計回り方向に第
2、第3および第4の負荷の順に配置するようにしたた
め、各組ごとに入力オフセット電圧を相殺でき、これら
各組の出力を第4の演算増幅器に入力して各組の出力加
算値を得る場合に、その値が入力オフセット電圧の影響
を受けなくなる。請求項4に記載の発明によれば、第1
および第2の演算増幅器を組とするn組を従属接続して
正転増幅器を構成する際、各組ごとに第1のトランジス
タを基準として時計回りまたは反時計回り方向に第2、
第3および第4のトランジスタの順に配置し、かつ第1
の負荷を基準として時計回りまたは反時計回り方向に第
2、第3および第4の負荷の順に配置するようにしたた
め、各組ごとに入力オフセット電圧を相殺でき、正転増
幅器の最終段の出力が入力オフセット電圧の影響を受け
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のパターン配置図。
【図2】半導体ウエハ上における不純物濃度のばらつき
の一例を示す図。
【図3】加算回路として動作する演算増幅器回路の回路
図。
【図4】第2の実施例のパターン配置図。
【図5】2n個の入力電圧V1〜V2nを加算する加算回
路の回路図。
【図6】正転増幅回路として動作する演算増幅器回路の
回路図。
【図7】反転増幅器として動作する演算増幅器を2n個
従属接続させた回路図。
【図8】複数の演算増幅器によって信号処理を行う差動
入力回路の回路図。
【図9】PMOSトランジスタを用いて構成した演算増
幅器の内部回路図。
【図10】(a)は不純物濃度と閾値電圧との関係を示
す図、(b)は酸化膜厚と閾値電圧との関係を示す図。
【図11】バイポーラトランジスタを用いて構成した演
算増幅器の内部回路図。
【図12】演算増幅器回路の従来のパターン配置図。
【図13】入力オフセット電圧の低減を図ったパターン
配置図。
【符号の説明】
1〜4 演算増幅器 11,21 差動入力対 12,22 負荷対 M11,M12,M13,M14,M21,M22,M23,M24 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03F 3/68

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正入力側である第1のトランジスタおよ
    び負入力側である第2のトランジスタから構成される差
    動入力対と、前記第1のトランジスタの負荷である第1
    の負荷および前記第2のトランジスタの負荷である第2
    の負荷から構成される負荷対とを有する第1の演算増幅
    器と、 正入力側である第3のトランジスタおよび負入力側であ
    る第4のトランジスタから構成される差動入力対と、前
    記第3のトランジスタの負荷である第3の負荷および前
    記第4のトランジスタの負荷である第4の負荷から構成
    される負荷対とを有する第2の演算増幅器とを備え、 前記第1および第2の演算増幅器の出力に基づいて演算
    処理を行う半導体基板上に形成された演算増幅器回路に
    おいて、 前記第1および第2の演算増幅器の各入力オフセット電
    圧が互いに相殺されるように、半導体基板上の電気的特
    性がリニアに変化すると近似できる程度の距離内に前記
    第1〜第4のトランジスタを配置するとともに、矩形領
    域の4つの頂点付近に前記第1〜第4のトランジスタを
    それぞれ配置し、前記第1および第2のトランジスタの
    各形成領域を結ぶ方向と前記第3および第4のトランジ
    スタの各形成領域を結ぶ方向とを平行にし、かつ半導体
    基板上の電気的特性がリニアに変化すると近似できる程
    度の距離内に前記第1〜第4の負荷を配置するととも
    に、矩形領域の4つの頂点付近に前記第1〜第4の負荷
    をそれぞれ配置し、前記第1および第2の負荷の各形成
    領域を結ぶ方向と前記第3および第4の負荷の各形成領
    域を結ぶ方向とを平行にしたことを特徴とする演算増幅
    器回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の演算増幅器回路におい
    て、 前記第1および第2の演算増幅器の各出力の差分に応じ
    た信号を出力する第3の演算増幅器を備え、 前記第1〜第4のトランジスタが前記第1のトランジス
    タを基準として時計回りまたは反時計回り方向に前記第
    2、第4および第3のトランジスタの順に配置され、か
    つ前記第1〜第4の負荷が前記第1の負荷を基準として
    時計回りまたは反時計回り方向に前記第2、第4および
    第3の負荷の順に配置されることを特徴とする演算増幅
    器回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の演算増幅器回路におい
    て、 前記第1および第2の演算増幅器を組とするn組(nは
    1以上の整数)が並列に接続され、前記n組の前記第1
    および第2の演算増幅器の各出力をそれぞれ加算する第
    4の演算増幅器を備え、 各組ごとに、前記第1〜第4のトランジスタが前記第1
    のトランジスタを基準として時計回りまたは反時計回り
    方向に前記第2、第3および第4のトランジスタの順に
    配置され、かつ前記第1〜第4の負荷が前記第1の負荷
    を基準として時計回りまたは反時計回り方向に前記第
    2、第3および第4の負荷の順に配置されることを特徴
    とする演算増幅器回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の演算増幅器回路におい
    て、 正転増幅器として動作するように、従属接続された前記
    第1および第2の演算増幅器を組とするn組が従属接続
    され、 前記第1〜第4のトランジスタが前記第1のトランジス
    タを基準として時計回りまたは反時計回り方向に前記第
    2、第3および第4のトランジスタの順に配置され、か
    つ前記第1〜第4の負荷が前記第1の負荷を基準として
    時計回りまたは反時計回り方向に前記第2、第3および
    第4の負荷の順に配置されることを特徴とする演算増幅
    器回路。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の演
    算増幅器回路において、 前記第1および第2の演算増幅器は同一回路で構成さ
    れ、前記第1および第2の演算増幅器内部のトランジス
    タの形成領域の形状および面積はすべて等しく、かつ前
    記第1および第2の演算増幅器内部の負荷の形成領域の
    形状および面積はすべて等しいことを特徴とする演算増
    幅器回路。
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