JPH08273736A - アンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニット - Google Patents

アンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニット

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Publication number
JPH08273736A
JPH08273736A JP7367695A JP7367695A JPH08273736A JP H08273736 A JPH08273736 A JP H08273736A JP 7367695 A JP7367695 A JP 7367695A JP 7367695 A JP7367695 A JP 7367695A JP H08273736 A JPH08273736 A JP H08273736A
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JP
Japan
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connector
electronic control
control unit
unit
hydraulic
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Application number
JP7367695A
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Inventor
Masahide Toio
昌秀 樋尾
Noritomo Okamura
憲知 岡村
Hitoshi Hashiba
仁志 羽柴
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタ端子ユニット19の取付構造のコン
パクト化を図ることにより、アンチロックブレーキシス
テムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニットのコ
ンパクト化を図ること。 【構成】 コネクタ端子ユニット19の本体部19a上
面側に係合突部77を形成するとともに、下面側に底板
部19bを備えたボックス状の固定部を形成し、係合突
部77をコネクタハウジング11b側の係止段部76に
外部コネクタ14の挿入方向より係止させた状態で、固
定部の底板部19bをコネクタハウジング11b側の取
付片82に重ね合わせてネジ締めすることにより、コネ
クタ端子ユニット19をコネクタハウジング11b内に
収容配置する。 【効果】 本体部19aの一方側のみをコネクタハウジ
ング11bに固定すればよいので、コネクタ端子ユニッ
ト19の取付構造がコンパクトになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、急制動時や滑りやす
い路面での制動時にブレーキ液圧を調整して車輪がロッ
クするのを防止するようにした車両のアンチロックブレ
ーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の安全性を向上させるた
めのシステムの一つとして、急制動時や滑りやすい路面
での制動時に車輪がロックしないようにするアンチロッ
クブレーキシステムがある。近年、自動車の高性能化に
伴ってこのようなアンチロックブレーキシステムを採用
した自動車が多く生産されるようになっている。
【0003】この種のアンチロックブレーキシステム
は、各車輪の回転状態を検知する回転検出装置、車輪が
ロックしないようにブレーキ液圧を制御する電子制御
部、電子制御部からの制御信号に基づき各車輪側に対す
るブレーキ液圧を調整する油圧ユニット等を備えてい
る。
【0004】そして、電子制御部は、回転検出装置から
送られた検出信号を入力し、この検出信号に基づいてブ
レーキがかけられた場合にロックする方向にある車輪が
存在するか否かを監視しており、ロックする方向にある
と判断した車輪が存在する場合には油圧ユニットを制御
して、該当する車輪のホイールシリンダに対するブレー
キ液圧を減少させ、その車輪に対するロックのおそれが
回避されたと判断した場合にはブレーキ液圧を再度上昇
させるように構成されていた。
【0005】また、電子制御部と油圧ユニットとを一体
化してエンジンルーム内に配置することにより、室内ス
ペースの大型化やハーネス作業の簡易化を図ったアンチ
ロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電
子制御ユニットが提案されている。例えば特開平6−2
39217号公報に開示の如くである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示のように一体化された油圧ユニット一体型電子
制御ユニットによると、自動車の各車輪に設けられた回
転検出装置からの信号線や電源線および接地線等の多数
の電線を電子制御部に接続するために、かなり大きめの
コネクタ端子ユニットを電子制御ユニットに設ける必要
があり、その結果、電子制御ユニットの大きさはコネク
タ端子ユニットの大きさに左右されるものとなる。とこ
ろで、上記コネクタ端子ユニットの電子制御ユニットの
ケースへの取付けは、コネクタ端子ユニットの本体部の
対向する外周側2側面にそれぞれ取付片を設け、その取
付片をケースにネジ締めすることにより行われていた。
このため、電子制御ユニット自体の大きさに、その取付
構造の大きさが加わり、油圧ユニット一体型電子制御ユ
ニットの大型化を招いていた。
【0007】そこで、本発明は上記問題点を解決すべく
なされたもので、コネクタ端子ユニットの取付構造のコ
ンパクト化を図ることにより、アンチロックブレーキシ
ステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニットの
コンパクト化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の請求項1記載のアンチロックブレーキシ
ステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニット
は、各車輪がロックしないようにブレーキ液圧を制御す
る電子制御部をケース内に備えた電子制御ユニットと、
電子制御部からの制御信号に基づき油圧ハウジング内の
ソレノイドバルブを開閉制御して前記各車輪に対するブ
レーキ液圧をそれぞれ制御すると共に、ブレーキ液を環
流させるためのポンプを駆動するモータを前記油圧ハウ
ジングの一側に有する油圧ユニットとを備え、電子制御
ユニット上に油圧ユニットが一体的に連結されたアンチ
ロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電
子制御ユニットにおいて、前記電子制御ユニットのケー
スのコネクタハウジング内に収容配置されたコネクタ端
子ユニットが複数のコネクタ端子を有する本体部を備
え、前記本体部の外周側面の一方面側に係合突部が形成
されるとともに、他方面側に固定部が形成され、前記コ
ネクタハウジングの内周面側に前記係合突部が前記外部
コネクタの挿入方向より係合可能な係止段部が形成され
るとともに、前記固定部が固着される取付部が形成さ
れ、前記本体部の係合突部を前記係止段部に係合させた
状態で、前記固定部を前記取付部に重ね合わせて固着す
ることにより、前記コネクタ端子ユニットを前記コネク
タハウジング内に収容配置したことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載のように、前記コネク
タハウジングは前記ケースに一体成形されていることを
特徴としてもよい。
【0010】さらに、請求項3記載のように、前記本体
部の裏面側に複数の弾性フックが一体に設けられて、そ
の弾性フックにより補助配線基板が前記本体部の裏面側
に抜け止め状に保持されるとともに、前記本体部の裏面
側より突出されたコネクタ端子が前記補助配線基板を貫
通してその補助配線基板に半田付けされたことを特徴と
してもよい。
【0011】
【作用】以上のように構成された請求項1記載のアンチ
ロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電
子制御ユニットによると、前記コネクタ端子ユニット
は、その本体部の外周側面一方面側の係合突部をコネク
タハウジング側の係止段部に外部コネクタの挿入方向よ
り係合させた状態で、他方面側の固定部をコネクタハウ
ジング側の取付部に重ね合わせて固着することにより、
コネクタハウジング内に収容配置されるため、本体部の
他方面側のみを固着するだけでコネクタ端子ユニットを
固定することができる。なお、外部コネクタがコネクタ
端子ユニットに接続される際には、係合突部がコネクタ
ハウジング側の係止段部に係止されているので、接続時
の押し込みに対する強度は十分に確保される。
【0012】また、請求項2記載のように、前記コネク
タハウジングを前記ケースに一体に形成すれば、部品点
数が減り、さらにその形成作業が容易となる。
【0013】なお、請求項3記載のように、前記本体部
の裏面側に一体に形成された弾性フックにより前記補助
配線基板を抜け止め状に保持すれば、そのフックで外力
を吸収することにより、その補助配線基板に半田付けさ
れたコネクタ端子にかかる外力の負担を軽減させること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明にかかる一実施例を図面に基
づいて説明すると、図1ないし図5において、1は電子
制御ユニットで、その上部に油圧ユニット2が一体的に
連結されており、アンチロックブレーキシステムにおけ
る油圧ユニット一体型電子制御ユニットを構成してい
る。
【0015】このアンチロックブレーキシステムの電気
的構成は、図6に示される如く、従来のアンチロックブ
レーキシステムとほぼ同様に構成されている。
【0016】即ち、自動車の各車輪(図示略)の回転状
態をそれぞれの回転検出装置100a〜100dで検出
し、この検出信号が電子制御ユニット1内の電子制御部
6に送出される。電子制御部6は、各回転検出装置10
0a〜100dからの検出信号に基づいてブレーキが作
動された場合に各車輪がロックする傾向にあるかどうか
を判別し、その判別結果に基づいて後述するソレノイド
バルブ4a〜4dおよびモータリレー17の閉開を制御
する。
【0017】油圧ユニット2側に設けられたモータ7に
は、電子制御ユニット1に設けられたモータリレー17
の接点部を介してバッテリ108から電力供給がなされ
るように構成されており、このモータリレー17の接点
部が前記電子制御部6からの制御信号に基づき閉開制御
されることによりモータ7の駆動が制御される。また、
電子制御ユニット1には、アンチロックブレーキシステ
ムに不具合が生じた際に、ソレノイドバルブ4a〜4d
への電源の供給をカットするためのフェイルセーフリレ
ー18が内蔵されている。
【0018】また、自動車に設けられたバッテリ10
8、イグニッションスイッチ109、ブレーキペダルの
近傍に配置されるストップランプスイッチ110、リア
ランプの一部を構成するストップランプ111、このア
ンチロックブレーキシステムの異常を知らせるワーニン
グランプ112、接地端子120および回転検出装置1
00a〜100dから電子制御ユニット1に至るそれぞ
れの回路はひとつのワイヤーハーネスにより形成されて
おり、このワイヤーハーネスの先端には外部コネクタ1
4(図1参照)が接続されている。この外部コネクタ1
4は電子制御ユニット1側に設けられたコネクタ端子ユ
ニット19に接続される。
【0019】次に、このアンチロックブレーキシステム
における油圧ユニット一体型電子制御ユニットの構造に
ついて説明すると、図1ないし図5に示すように、油圧
ユニット2は、直方体状の油圧ハウジング3内に備えら
れた4個のソレノイドバルブ4a〜4dの開閉を制御す
ることにより各車輪のホイールシリンダに対するブレー
キ液圧を制御するもので、各ソレノイドバルブ4a〜4
dの閉開の制御は電子制御ユニット1のケース5内に備
えられた電子制御部6から送られる制御信号に基づいて
なされる。この油圧ユニット2には、図示省略のプラン
ジャポンプを駆動してブレーキ液をマスターシリンダに
還流させるための外形円柱状のモータ7が、油圧ハウジ
ング3の一側面側に備えられている。
【0020】また、油圧ハウジング3は、前記プランジ
ャポンプ、ソレノイドバルブ4a〜4dの閉開に伴って
作動する図示略のフローコントロールバルブあるいはブ
レーキ液流路等を内蔵している。さらに、油圧ハウジン
グ3には、その上面側にホイールシリンダに対するブレ
ーキ液の配管口8が設けられるとともに、マスターシリ
ンダに対するブレーキ液の配管口9が設けられている。
【0021】前記電子制御ユニット1のケース5は平面
視で油圧ユニット2とほぼ同じ大きさを有した扁平形状
に形成されており、アルミニウム材によりダイカスト成
形されてなる上ケース11と、板金材よりなる板状の下
ケース12とから構成されている。
【0022】また、前記上ケース11には、モータ7に
対向する上面側の両側縁部に位置して、それぞれリレー
収容部11aと電源供給用の外部コネクタ14が接続さ
れるコネクタハウジング11bとが上方膨出状に一体に
形成されており、該コネクタハウジング11bはさらに
側方に延設状とされている。即ち、コネクタハウジング
11bは上ケース11上面側とモータ7との相互間の間
隙よりいわゆる延設状に配設された構造とされている。
なお、上記コネクタハウジング11bには外部コネクタ
14との接続の際に、その外部コネクタ14の嵌合補助
装置14aとカム作用をなす突部11d等も一体成形さ
れている。
【0023】そして、ケース5内には、電子制御部6を
構成する適宜回路が備えられたプリント配線基板16や
モータリレー17やフェイルセーフリレー18等が収容
されており、この際、図5に示される如く、上ケース1
1のリレー収容部11a位置に各リレー17、18が配
置され、コネクタハウジング11b位置に外部コネクタ
14が接続されるコネクタ端子ユニット19が収容配置
されている。
【0024】コネクタ端子ユニット19は、図5、図
7、図8、図9および図10に示すように、その本体部
19aにおいて、外部コネクタ14が接続可能なコネク
タ端子75が、本体部19aの表面側から裏面側に亘っ
て貫通状に上下方向3列設けられるとともに、これらコ
ネクタ端子75の側方位置に、電子制御部6に電源を供
給するための電源供給用端子79(図示省略)と、モー
タ7に電源を供給するためのモータ電源供給用オス端子
80とが設けられている。電源供給用端子79には本体
部19aの裏面側でリード線79a(図1参照)が接続
され、このリード線79aの他端はプリント配線基板1
6に電気的に接続される。モータ電源供給用オス端子8
0はその前端が本体部19aの表面側に突設されるとと
もに、後端が本体部19aの裏面側で垂下状に延設さ
れ、後述する電気接続箱42の接続部43a(図1参
照)に接続される。
【0025】本体部19aの表面側の各端子75、7
9、80は、それぞれ外部コネクタ14内の端子(図示
省略)に電気的に接続される。尚、78はリブであり、
外部コネクタ14嵌合時のこじりによる各端子75、7
9、80の変形を防止するために設けられている。
【0026】本体部19aの上面側前端には係止突条部
77が上方へ突出状に設けられており、この係止突条部
77は、コネクタハウジング11bの内周上面に設けら
れた係止段部76に係止可能である。また、本体部19
aの下面側には、一対の側壁部81aと後壁部81bと
底板部19bとにより、前面側に開口したボックス状の
固定部が一体に形成されており、底板部19bの前端に
はネジ挿通孔83が2カ所に貫設されるとともに、底板
部19bの上面前端には位置決め突部84がネジ挿通孔
83と重複しないようにして2カ所に突設される。
【0027】さらにコネクタ端子ユニット19の裏面側
両側には後述する補助配線基板86を保持するための一
対の弾性フック90が一体に形成されている。この両弾
性フック90の先端にはフック部90aが対向状に突設
されており、これにより補助配線基板86をその裏面側
からコネクタ端子ユニット19に押さえつけて抜け止め
状に保持する。
【0028】一方、コネクタハウジング11bには、図
5および図15に示すように、その内周下面後端より後
方へ突出状に一対のネジ孔付取付片82が上記一対のネ
ジ挿通孔83に対応して形成されるとともに、一対の位
置決め孔付取付片85が上記一対の位置決め突起84に
対応して形成されている。
【0029】上記のように構成されたコネクタ端子ユニ
ット19はコネクタハウジング11b内に以下のように
して取り付けられる。即ち、コネクタハウジング11b
の内側下方よりコネクタ端子ユニット19を嵌め込み、
コネクタ端子ユニット19の係合突部77を外部コネク
タ14の挿入方向よりコネクタハウジング11b側の係
止段部76に係止させた状態で、底板部19bを取付片
82、85の下面側に重ね合わせるようにして位置決め
突起84を取付片85の位置決め孔に嵌め込むととも
に、ネジ82aをネジ挿通孔83に通して取付片82の
ネジ孔に螺合することにより取付けられる。このネジ締
めにより、本体部19aはコネクタハウジング11bの
内周上面側に押し付けられ、係合突部77と係止段部7
6との接触面積が増大して係合突部77と係止段部76
との係合がより確実に行われる。
【0030】そして、図5に示すように、コネクタ端子
ユニット19のコネクタ端子75と電子制御ユニット1
内のプリント配線基板16とが補助配線基板86および
FPC(フレキシブルプリント基板)88等のフラット
ケーブルを介して電気的に接続される。
【0031】即ち、コネクタ端子ユニット19の裏面側
には各コネクタ端子75が後方へ延設されてそれぞれ端
子部75aが形成されており、この端子部75aはコネ
クタ端子ユニット19の裏面に配設された補助配線基板
86(図8、図9、図10の点線)に半田付けにより電
気的に接続されている。
【0032】この補助配線基板86は、図11に示すよ
うに、端子部75aが挿入されるスルーホール92と配
線パターン(図示略)とが形成され、プリント配線基板
16と一体に形成される。これらプリント配線基板16
と補助配線基板86との境界には切離溝87が形成され
ており、図12に示すように、FPC88の一方端をプ
リント配線基板16上のランド16a(図11参照)に
半田付けして電気的に接続するとともに、他方端を補助
配線基板86のランド86a(図11参照)に半田付け
して電気的に接続し、その後、切離溝87で両基板1
6、86を切離す。切離し後、コネクタ端子ユニット1
9の端子部75aを補助配線基板86のスルーホール9
2に挿通しながら、補助配線基板86をコネクタ端子ユ
ニット19の本体部19a裏面側の当接面(図9の斜
線)に押し付けるようにして、補助配線基板86の両端
部をコネクタ端子ユニット19の裏面側に突設した一対
の弾性フック90により保持させ、その状態で端子部7
5aを補助配線基板86に半田付けする。
【0033】こうして、図12(c)に示すように、コ
ネクタ端子ユニット19とプリント配線基板16とを補
助配線基板86およびFPC88により電気的に接続し
た後、上述の如くコネクタ端子ユニット19がコネクタ
ハウジング11b内に取り付けられるとともに、プリン
ト配線基板16がケース5内に組み付けられる。
【0034】また、コネクタハウジング11bの油圧ハ
ウジング3に対向するケース壁面としての上下方向の壁
部11cには、図1、図5および図13に示される如
く、小孔状の通気孔部21が設けられている。この通気
孔部21は壁部11cに形成された孔部22と、該孔部
22を内面側より閉塞状として装着された通気膜体23
とから構成されており、通気膜体23は通気性を有しか
つ水を通さないように4μ〜10μ程度の多数のミクロ
孔を有するテフロン系等の薄膜23aにより主構成さ
れ、その外周部に沿ってポリプロピレンやポリエステル
等の保持枠23bが熱圧着された構造とされている。
【0035】そして、この通気膜体23が両面接着テー
プ24を利用して孔部22内面側に装着されており、こ
こに通気孔部21は通気性を有しかつ水を通さない液密
状の構造とされている。
【0036】また、図5、図14および図15に示され
る如く、上ケース11の中央部下面側に、下ケース12
に至るボルト挿通筒部26が一体に備えられており、該
ボルト挿通筒部26の下端内周縁に沿ってシール段部2
6aが形成されている。
【0037】そして、シール段部26aにOリング27
を装着して、上ケース11の下向き解放状とされた下側
開口部28を閉塞状に下ケース12が装着され、下ケー
ス12側のボルト挿通孔29および上ケース11側のボ
ルト挿通孔30を貫通状として下方より装着された貫通
ボルトとしてのフランジ付きボルト31の油圧ハウジン
グ3に対する螺合締結により、電子制御ユニット1と油
圧ユニット2とが一体的に連結される。この際、Oリン
グ27によってボルト挿通筒部26と下ケース12間が
シールされるように構成されている。
【0038】また、図5、図16ないし図18に示され
る如く、上ケース11の下側開口部28内周縁に沿って
下ケース12が嵌合状とされるシール段部32が形成さ
れ、該シール段部32に周方向に沿ってシール溝32a
が形成されている。
【0039】そして、シール溝32aに沿ってオーバー
フロー状に接着性を有するシール剤33が充填された状
態で(図16参照)、下ケース12がシール段部32に
嵌合状とされ(図17参照)、上ケース11の下側開口
部28下端縁部が周方向に適宜間隔を有して複数位置で
カシメられており、ここに、上ケース11に下ケース1
2がカシメ結合されている(図18参照)。また、この
カシメ結合により、シール剤33が上ケース11と下ケ
ース12双方にわたって密着状となり、互いに密着状に
接着されて、シールされるように構成されている。
【0040】前記油圧ハウジング3には、図15および
図19に示される如く、アンチロックブレーキ動作時に
一時的にブレーキ液を溜めるバッファチャンバー35が
一対設けられている。該バッファチャンバー35はブレ
ーキ液が流入するブレーキ液貯溜室35aとピストン3
6で仕切られた反対側の非ブレーキ液貯溜室35bとを
備え、該非ブレーキ液貯溜室35b側が油圧ハウジング
3下面側に面して設けられている。また、非ブレーキ液
貯溜室35bの下部には通気孔37aを有する蓋体37
が装着されており、ピストン36と蓋体37間に戻しバ
ネ38が介在されている。
【0041】そして、電子制御ユニット1と油圧ユニッ
ト2とが互いに連結された際、蓋体37の通気孔37a
を通じて非ブレーキ液貯溜室35bと外気とを連通させ
るべく、上ケース11上面に油圧ハウジング3のバッフ
ァチャンバー35位置から油圧ハウジング3外に至る連
通溝40がそれぞれ形成されている。
【0042】図1、図20および図21において、42
はモータ7電源用回路を構成する大電流用の電気接続箱
で、樹脂成形体よりなるバスバー保持ケース43を備
え、該バスバー保持ケース43は一端側にコネクタ端子
ユニット19のモータ電源供給用オス端子80(図29
参照)が接続状とされるコネクタ側接続部43aを備
え、他端側にモータリレー17側のモータリレー用オス
端子130a、130b(図29参照)が接続状とされ
るリレー側接続部43bを備え、中央部にモータ7側の
接続端子としてのモータの給電用オス端子45(図29
参照)が接続状とされるモータ側接続部43cを備えて
いる。
【0043】そして、バスバー保持ケース43に同一直
線上に配設された各接続部43a、43b、43c内に
は、それぞれ上下にメス接続部46aを備えた中継端子
46が抜止状に装着されており、それらの配列方向に沿
って配設された長板状の各バスバー47、48、49の
両端部に上向き突出状に備えられた接続端子としてのオ
ス端子47a、48a、49aが、それらに対応する中
継端子46の下側メス接続部46aにそれぞれ下側より
挿入状に接続される。
【0044】前記各バスバー47、48、49は、図2
1、図22に示される如く、バスバー保持ケース43下
側のバスバー保持部138によりそれぞれ固定されてい
る。即ち、一対のバスバー保持部138の先端に、内方
向に向かって徐々に狭まるガイド面138bを備えた係
止凸部138aが対向状に突設される一方、バスバー4
7、48、49の上面側両側辺は面取りされる。そし
て、バスバー47、48、49をバスバー保持部138
のガイド面138bに押し当てながら挿入すると、両バ
スバー保持部138は外側に均等に押し広げられた後弾
性復帰して、バスバー47、48、49がその内部に収
容保持される。
【0045】また、図23、図24に示される如く、電
子制御ユニット1内のプリント配線基板16表面側に実
装されるモータリレー17は、そのコイル側端子(図示
略)がプリント配線基板16のプリント配線パターンに
接続されるとともに、接点側端子(図示略)はモータリ
レー用オス端子130a、130bに以下のようにして
接続される。即ち、モータリレー用オス端子130a
は、薄い金属板を打ち抜きおよび折り曲げ加工して形成
され、その基端側にモータリレー17の接点側端子が挿
通するリレー端子挿通孔131aが形成されるととも
に、その先端側ではコの字状に切り起こされている。そ
して、その先端部131bが垂下状に延設されて電気接
続箱42に接続されるように構成されている。さらに、
基端側と先端側との間の中間部には上向きに一対の保持
片132が形成されている。
【0046】このように構成されたモータリレー用オス
端子130aが、その基端部をプリント配線基板16の
下面に沿って配設した状態で、モータリレー17の接点
側端子がプリント配線基板16の端子挿通孔(図示略)
およびリレー端子挿通孔131aに挿通されて、プリン
ト配線基板16の下面側でモータリレー17の接点側端
子がモータリレー用オス端子130aに半田付けされ
る。この際、モータリレー用オス端子130aの保持片
132が、プリント配線基板16側に設けられた一対の
保持孔133をそれぞれ下方側より貫通して、その上端
がプリント配線基板16の上面側で折り曲げられること
によって、モータリレー用オス端子130aがプリント
配線基板16に対して固定される。なお、モータリレー
用オス端子130bもほぼ同様に構成され、モータリレ
ー17のもう一方の接点側端子と電気的に接続されてい
る。
【0047】また、モータリレー用オス端子130a、
130bのコの字状部分が、アルミニウム材により形成
された電子制御ユニット1のケース5に接触して、アン
チロックブレーキシステムの回路が短絡しないように、
モータリレー用オス端子130a、130bとケース5
の間には、図25に示すような絶縁スペーサ135が介
在される。この絶縁スペーサ135はケース5のリレー
収容部11a(図5参照)の内面形状に合わせて傾斜さ
せたテーパ面をもつ台形ブロック状に形成され、その上
面に設けられた孔部137aがリレー収容部11aの内
周面に形成された突部136(図29参照)に嵌め込ま
れるとともに、その下面に形成された一対のリレー端子
嵌合凹部137bにモータリレー用オス端子130a、
130bのコの字状部分に嵌合収容されるように構成さ
れている。
【0048】図26に示される如く、モータ7の下部に
は下向き突出状に前記モータの給電用オス端子45が備
えられており、その外周部を囲繞して環状壁部51が突
設されている。そして、環状壁部51内に沿ってOリン
グ52が装着された状態で、電気接続箱42のモータ側
接続部43cがプリント配線基板16の挿通孔53およ
び上ケース11の挿通孔54を通じて環状壁部51内に
挿入状とされるとともに、電子制御ユニット1と油圧ユ
ニット2とが一体的に連結された際、各モータの給電用
オス端子45が中継端子46の上側メス接続部46aに
接続されるように構成されている。また、この接続状態
にあっては、Oリング52が上ケース11の上面側に圧
着状とされ、環状壁部51と上ケース11との相互間が
シールされるように構成されている。
【0049】そして、図29に示される如く、モータ7
のモータの給電用オス端子45とコネクタ端子ユニット
19のモータ電源供給用オス端子80とモータリレー用
オス端子130とは同一直線上に垂下状に配列され、中
継端子46およびバスバー47、48、49を介して相
互に電気的に接続される。こうして、モータ電源供給用
オス端子80〜バスバー49〜モータリレー用オス端子
130b〜モータリレー17〜モータリレー用オス端子
130a〜バスバー48〜モータの給電用オス端子45
〜モータ7〜モータの給電用オス端子45〜バスバー4
7〜モータ電源供給用オス端子80を通電路とするモー
タ電源用回路が形成される。
【0050】この際、図28に示すように、各オス端子
45、80、130a、130bは、その先端側の幅方
向が各オス端子45、80の配列方向と同方向に揃えら
れており、中継端子46によってその幅方向に摺動自在
に圧接保持されている。
【0051】図30はプリント配線基板16に実装され
たレギュレータやコンバータ等の発熱部品55の取付構
造を示しており、プリント配線基板16上に導体部56
が設けられ、該導体部56に接触状として発熱部品55
が実装され、その導体部56が上ケース11に接触状と
してプリント配線基板16が上ケース11側にネジ57
等により固定されている。
【0052】前記油圧ハウジング3内に備えられた各ソ
レノイドバルブ4a〜dは、それぞれ一対の接続端子と
してのオス端子58を油圧ハウジング3下面側より下向
き突出状に備え(図33参照)、図1、図31ないし図
33に示されるソレノイドコネクタ59にそれぞれ接続
され、該ソレノイドコネクタ59はプリント配線基板1
6の一端側に備えられたソレノイドコネクタ接続部60
に接続される(図1および図33参照)。
【0053】前記ソレノイドコネクタ59は、合成樹脂
等により成形されてなる扁平状のフランジ基部59a
と、各ソレノイドバルブ4に対応して下向き突出状に備
えられた4個所のソレノイド接続部59bとを備え、各
ソレノイド接続部59b内にはそれぞれ一対毎の中継端
子61が抜止状に装着されている。
【0054】各中継端子61は、図32および図33に
示される如く、ほぼU字状に屈曲されており、その屈曲
された両端部がそれぞれメス接続部61aとされてい
る。そして両側のメス接続部61aがソレノイド接続部
59bのそれぞれの端子収容凹部59c内に上方側より
収容され、上下方向に若干の移動を許容した状態で抜止
状に保持されている。
【0055】そして、一方のメス接続部61aには上方
より接続可能とされ、他方のメス接続部61aはソレノ
イド接続部59b下面側に形成された端子挿入孔59d
を通じて下方より接続可能に構成されている。
【0056】また、フランジ基部59aの上面側には一
対の位置決めピン63が上向き突出状に備えられてお
り、図33に示される如く、各位置決めピン63を油圧
ハウジング3下面側に形成された対応する位置決め孔6
4にそれぞれ嵌合させることにより、油圧ハウジング3
に対するソレノイドコネクタ59の位置決めがなされる
と共に、各ソレノイドバルブ4の各オス端子58が各ソ
レノイド接続部59b内に収容された中継端子61のメ
ス接続部61aに接続されるように構成されている。
【0057】さらに、フランジ基部59aの外周縁部
は、Oリング65のガイドを構成し、図33に示される
如く、フランジ基部59aの外周縁部に沿ってOリング
65が装着可能に構成されている。
【0058】前記ソレノイドコネクタ接続部60は、可
撓性を有する合成樹脂等により成形されてなり、ソレノ
イドコネクタ59の各ソレノイド接続部59bが上方よ
り嵌合される嵌合凹部60aをそれぞれ備えると共に、
各ソレノイド接続部59bの各端子挿入孔59dに対応
して嵌合凹部60a内にオス端子66がそれぞれ上方突
出状に備えられている。また、オス端子66の他端部は
プリント配線基板16の回路側に半田付け等により接続
されている。
【0059】さらに、図33に示される如く、上ケース
11に形成された取付孔67にソレノイドコネクタ接続
部60が嵌合された際、ソレノイドコネクタ接続部60
の弾性変形により抜止状に係止される係止片部60bが
各ソレノイドコネクタ接続部60の一側壁に適宜形成さ
れている。
【0060】また、図33に示される如く、上ケース1
1上面側の取付孔67周縁部にはシール段部68が形成
されており、ソレノイドバルブ4の各オス端子58がソ
レノイドコネクタ59の一方の各メス接続部61aに接
続されると共に、フランジ基部59a外周縁部にOリン
グ65が装着された状態で、ソレノイド接続部59bが
ソレノイドコネクタ接続部60の嵌合凹部60a内に嵌
合されると、各オス端子66が端子挿入孔59dを通じ
て他方の各メス接続部61aに接続されると共に、フラ
ンジ基部59aおよびOリング65がシール段部68に
嵌合状とされ、電子制御ユニット1と油圧ユニット2と
の一体的な連結により、Oリング65が油圧ハウジング
3とシール段部68間で圧縮状とされ、上ケース11と
油圧ハウジング3との相互間がシールされるように構成
されている。
【0061】なお、電子制御ユニット1と油圧ユニット
2との一体的な連結は、本実施例にあっては、前記フラ
ンジ付きボルト31と、図1に示される如く、上ケース
11を貫通して油圧ハウジング3に螺合される一対のボ
ルト70との3本によって互いに連結する構造とされて
いる。
【0062】以上のように構成されたアンチロックブレ
ーキシステムにおける電子制御ユニットによると、コネ
クタ端子ユニット19はコネクタハウジング11bの内
側下方より嵌め込まれるため、その取付作業時に必要な
空間をコネクタハウジング11bの後方に大きく取る必
要がない。また、コネクタ端子ユニット19の上面に設
けられた係合突部77をコネクタハウジング11bの係
止段部76に外部コネクタ14の挿入方向より係止させ
た状態で、底板部19bを取付片82、85の下面側に
重ね合わせ、位置決め突起84を取付片85の位置決め
孔に嵌め込むとともに、ネジ82aをネジ挿通孔83に
通して取付片82のネジ孔に螺合させることにより、コ
ネクタ端子ユニット19をコネクタハウジング11b内
に収容配置しているので、ネジ締めするのはコネクタ端
子ユニット19の下部側のみでよく、コネクタ端子ユニ
ット19の取付構造がコンパクト化するとともに、ネジ
を上ケース11が開放した下側からのみ螺合させている
ので、その取付作業も容易である。なお、コネクタ端子
ユニット19の係合突部77は係止段部76に対し外部
コネクタ14の挿入方向より係止されているため、外部
コネクタ14接続の際の挿入力にも十分耐え得る。
【0063】また、コネクタハウジング11bは上ケー
ス11に一体成形されているため、コネクタハウジング
11bを別に形成する必要がなく、その形成が容易にな
るとともに、コネクタハウジング11bを別に形成する
場合に比べて防水性が向上する。
【0064】さらに、補助配線基板86を弾性フック9
0により保持した状態で、コネクタ端子75の端子部7
5aを補助配線基板86に半田付けしているため、その
半田付け作業が容易であるとともに、半田付け後、外力
が弾性フック90により吸収され、その半田付けした場
所にかかる外力を軽減できる。また、弾性フック90に
より補助配線基板86をコネクタ端子ユニット19の裏
面側に抜け止め状に保持しているため、コネクタ端子7
5が熱膨張して長さが伸びた場合でも、金属性の端子部
75aよりも膨張率が高い樹脂性の弾性フック90のほ
うがより長く伸びるため、フック部90aとコネクタ端
子ユニット19の裏面との間に若干の隙間を生じ、プリ
ント配線基板16がその隙間内で若干の後退が可能とな
り、コネクタ端子75の補助配線基板86への半田付け
部分に熱膨張による力が作用することもない。
【0065】なお、本実施例では、上記コネクタ端子ユ
ニット19の固定部は底板部19bが側壁部81aと後
壁部81bにより支持されてボックス状に一体に形成さ
れているとしたが、本体部19aを直接コネクタハウジ
ング11bにネジ締めするようにしても、コネクタ端子
ユニット19の取付構造のコンパクト化が図れる。
【0066】また、本実施例では、固定部を取付部に固
着する手段としてネジ締めを行ったが、その他のボルト
締め、融着等で固着してもよい。
【0067】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
のアンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット
一体型電子制御ユニットによると、コネクタ端子ユニッ
トの本体部の他方面側のみを固着するだけでコネクタ端
子ユニットをコネクタハウジング内に固定することがで
きるので、コネクタ端子ユニットの取付構造のコンパク
ト化を図ることができ、油圧ユニット一体型電子制御ユ
ニットのコンパクト化が図れる。
【0068】また、請求項2記載のように、前記コネク
タハウジングを前記ケースに一体に形成すれば、部品点
数が減り、その形成作業が容易となる。
【0069】なお、請求項3記載のように、補助基板を
弾性フックにより抜け止め状に保持すれば、フックによ
りその補助配線基板に半田付けされたコネクタ端子にか
かる外力の負担を軽減させることができるので、半田付
けが外れるようなことはなく、常に良好な電気的接触を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるアンチロックブレー
キシステムの油圧ユニット一体型電子制御ユニットを示
す分解斜視図である。
【図2】同上の組立状態を示す正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】コネクタ端子ユニットのコネクタハウジングへ
の取付状態を示す断面図である。
【図6】図1の油圧ユニット一体型電子制御ユニットの
電気結線図である。
【図7】コネクタ端子ユニットの正面図である。
【図8】図7の底面図である。
【図9】図7の背面図である。
【図10】図7のX−X線断面図である。
【図11】プリント配線基板と補助配線基板とを示す図
である。
【図12】プリント配線基板と補助配線基板との接続構
造の組立を示す図である。
【図13】通気孔部の拡大断面図である。
【図14】ボルト挿通筒部位置における要部断面図であ
る。
【図15】上ケースの平面図である。
【図16】上ケースと下ケースのカシメ結合作業を示す
要部説明図である。
【図17】上ケースと下ケースのカシメ結合作業を示す
要部説明図である。
【図18】上ケースと下ケースのカシメ結合作業を示す
要部説明図である。
【図19】バッファチャンバー位置における要部断面図
である。
【図20】電気接続箱の分解斜視図である。
【図21】電気接続箱の正面図である。
【図22】図21のXXII−XXII線端面図であ
る。
【図23】モータリレーとモータリレー用オス端子との
接続状態を示す斜視図である。
【図24】モータリレー用オス端子の斜視図である。
【図25】絶縁スペーサを示す斜視図である。
【図26】モータ側と電子制御ユニット側との電気的接
続部を示す説明図である。
【図27】図26のXXVII−XXVII線断面矢視
図である。
【図28】図27におけるオス端子とメス接続部との接
続状態を示すXXVIII−XXVIII線断面矢視図
である。
【図29】各オス端子と電気接続箱との接続状態を示す
説明図である。
【図30】発熱部品の取付状態を示す要部断面図であ
る。
【図31】ソレノイドコネクタの平面図である。
【図32】図31のXXXII−XXXII線断面矢視
図である。
【図33】ソレノイドコネクタとソレノイドコネクタ接
続部の接続動作断面図である。
【符号の説明】
1 電子制御ユニット 2 油圧ユニット 3 油圧ハウジング 4a〜d ソレノイドバルブ 5 ケース 6 電子制御部 7 モータ 11b コネクタハウジング 14 外部コネクタ 16 プリント配線基板 19 コネクタ端子ユニット 19a 本体部 19b 底板部 75 コネクタ端子 77 係合突部 76 係止段部 82 取付片 86 補助配線基板 88 FPC 90 弾性フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽柴 仁志 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各車輪がロックしないようにブレーキ液
    圧を制御する電子制御部をケース内に備えた電子制御ユ
    ニットと、電子制御部からの制御信号に基づき油圧ハウ
    ジング内のソレノイドバルブを開閉制御して前記各車輪
    に対するブレーキ液圧をそれぞれ制御すると共に、ブレ
    ーキ液を環流させるためのポンプを駆動するモータを前
    記油圧ハウジングの一側に有する油圧ユニットとを備
    え、電子制御ユニット上に油圧ユニットが一体的に連結
    されたアンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニ
    ット一体型電子制御ユニットにおいて、 前記電子制御ユニットのケースのコネクタハウジング内
    に収容配置されたコネクタ端子ユニットが複数のコネク
    タ端子を有する本体部を備え、前記本体部の外周側面の
    一方面側に係合突部が形成されるとともに、他方面側に
    固定部が形成され、 前記コネクタハウジングの内周面側に前記係合突部が前
    記外部コネクタの挿入方向より係合可能な係止段部が形
    成されるとともに、前記固定部が固着される取付部が形
    成され、 前記本体部の係合突部を前記係止段部に係合させた状態
    で、前記固定部を前記取付部に重ね合わせて固着するこ
    とにより、前記コネクタ端子ユニットを前記コネクタハ
    ウジング内に収容配置したことを特徴とするアンチロッ
    クブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制
    御ユニット。
  2. 【請求項2】 前記コネクタハウジングは前記ケースに
    一体成形されていることを特徴とする請求項1記載のア
    ンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体
    型電子制御ユニット。
  3. 【請求項3】 前記本体部の裏面側に複数の弾性フック
    が一体に設けられて、その弾性フックにより補助配線基
    板が前記本体部の裏面側に抜け止め状に保持されるとと
    もに、前記本体部の裏面側より突出されたコネクタ端子
    が前記補助配線基板を貫通してその補助配線基板に半田
    付けされたことを特徴とする請求項1または2記載のア
    ンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体
    型電子制御ユニット。
JP7367695A 1995-03-30 1995-03-30 アンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニット一体型電子制御ユニット Pending JPH08273736A (ja)

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US08/624,810 US5758931A (en) 1995-03-30 1996-03-27 Electric control unit integrated with a hydraulic unit in an anti-lock brake system
EP96105088A EP0735622A3 (en) 1995-03-30 1996-03-29 Connecting structure for connecting connector terminal unit with wiring board, and assembling method thereof

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070128A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd 自動車用リレーボックス
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