JPH08272898A - Fax−ocrシステム入力用伝票用紙及び作業伝票fax−ocrシステム - Google Patents

Fax−ocrシステム入力用伝票用紙及び作業伝票fax−ocrシステム

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JPH08272898A
JPH08272898A JP7072775A JP7277595A JPH08272898A JP H08272898 A JPH08272898 A JP H08272898A JP 7072775 A JP7072775 A JP 7072775A JP 7277595 A JP7277595 A JP 7277595A JP H08272898 A JPH08272898 A JP H08272898A
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JP
Japan
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fax
slip
work
ocr
character
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Application number
JP7072775A
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English (en)
Inventor
Naohiko Hasegawa
直彦 長谷川
Hiroyuki Ogura
博行 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chiyuuden Koji Kk
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Chiyuuden Koji Kk
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Chiyuuden Koji Kk, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Chiyuuden Koji Kk
Priority to JP7072775A priority Critical patent/JPH08272898A/ja
Publication of JPH08272898A publication Critical patent/JPH08272898A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝票処理作業の効率化・省力化・合理化を図
る。 【構成】 FAX−OCRシステム入力用伝票用紙とし
て、FAX−OCR装置2により読み取られる手書き記
入欄に一文字当たり3行3列に配した9個の点からなる
ガイドパターンを有し、これらの点を結んで文字が記入
される用紙を使用すること、作業伝票をFAXからFA
X−OCR装置2経由でホストコンピュータ7に入力す
る作業伝票FAX−OCRシステムにおいて、既定の項
目データが記入された作業伝票フォーマットをホストコ
ンピュータ7からプリンタ8にて印刷し、これを作業伝
票用紙とすること、ホストコンピュータ7が伝票記入内
容のデータベース13を用いて不定文字の解読を行うこ
と、ホストコンピュータ7により再入力手続を自動化す
ることを特徴として有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線等に接続され
たファクシミリ伝送装置(以下FAX)から文字データ
をコンピュータに入力し処理するFAX−OCRシステ
ムの入力用伝票用紙、及び作業伝票を処理するFAX−
OCRシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、FAXからコンピュータへのデ
ータ送信に使用する入力用伝票用紙は、図12に示すよ
うなドロップアウトカラー印刷のFAX−OMR用紙又
は図13に示すような黒枠線印刷のFAX−OCR用紙
が使用されている。図12で網掛け部はドロップアウト
カラー印刷すなわち送信時に消去(ドロップアウト)す
るようFAXが読み取らない色で印刷している部分であ
ることを意味する。
【0003】従来のFAX−OMR用紙においては、記
入欄一文字毎にドロップアウトカラーで“日”型又は
“田”型のガイドパターンが印刷されている。伝票記入
者は図に示すようなFAX−OMR数字をガイドパター
ンをなぞって記入する。
【0004】また、従来のFAX−OCR用紙において
は文字記入欄として黒枠線が印刷されている。伝票記入
者はこの枠内にフリーハンドで文字を記入する。
【0005】さて従来の、FAXを用いた遠隔地との作
業伝票(月報又は旬報)の処理システムには、次の2つ
の処理方式があった。
【0006】(方式1)FAX−OMR/OCR処理方
式 作業伝票を遠隔地のFAXからFAX−OMR(光学的
マーク読取)装置又はFAX−OCR(光学的文字認
識)装置を経由してホストコンピュータへ直接入力す
る。
【0007】(方式2)ホスト再入力処理方式 作業伝票を遠隔地のFAXからホストコンピュータ側F
AXへ伝送する。これを人手によってホストコンピュー
タ端末、OMR又はOCRからホストコンピュータへ入
力する。
【0008】図11は従来システムの処理説明図であ
る。図11において、上記(方式1)FAX−OMR/
OCR処理方式の動作について説明する。伝票記入者
は、所定形式の入力用作業伝票用紙803に文字を記入
し、これをFAX801からFAX−OMR/OCR装
置802へ送信する。FAX−OMR/OCR装置では
伝票フォーマットファイル810を参照しながら受信デ
ータを文字データである伝票記入データに変換してホス
トコンピュータ807へ送信する。FAX−OMR/O
CR装置は、文字を判読できなかった場合は、FAX8
01(又はFAX−OMR/OCR装置に接続されたC
RT/プリンタ)に判読不能文字欄と修正指示が記入さ
れた修正・再入力要求書804を出力する。特に、判読
不能文字をFAXに出力し、これを伝票記入者が修正、
再入力する場合は、修正専用の記入用紙805が使用さ
れる。ホストコンピュータ807では、このようにして
判読不能文字がなくなったデータを、伝票入力データフ
ァイル812として、その他の事前入力データファイル
811とともに格納する。
【0009】次に、図11において、上記(方式2)ホ
スト再入力処理方式の動作について説明する。伝票記入
者は、所定形式の入力用作業伝票用紙806に文字を記
入し、FAX801’からホストコンピュータ側FAX
809へ送信する。ホストコンピュータ側では人間がこ
のFAX出力を基に、ホストコンピュータに接続された
ホストコンピュータ端末808又はOMR/OCR装置
からホストコンピュータ807へ作業伝票データを入力
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられていたド
ロップアウトカラー印刷のFAX−OMR用紙ないしO
MR用紙では、“日”型又は“田”型をなぞって記入す
るOMR数字が使用され、これは正確になぞらなければ
ならないため伝票記入者が記入しづらいという問題があ
った。また従来用いられていた黒枠線印刷のFAX−O
CR用紙ないしOCR用紙では数字の記入は容易である
がFAX−OCR装置の文字読取率が劣るという問題が
あった。
【0011】さらに、入力用作業伝票用紙は予め印刷し
て配布する必要があるため印刷・管理・配布の手間がか
かるという問題があった。かつ、ホストコンピュータに
格納している作業者毎に既定である情報(事前入力デー
タ)を印刷していないために、その分、伝票記入者の文
字記入量が増大するという問題があった。加えてFAX
−OMR/OCR装置の判読不能文字の修正、再入力は
ホストコンピュータ側において人間が、文字を認識して
操作端末からホストコンピュータに入力する、又は伝票
記入者に連絡して確認や再入力の処理を行うため手間が
かかっていた。またFAXからの修正には入力用作業伝
票用紙と異なる修正専用用紙であったために、この運用
が不便であった。さらに上記(方式2)は作業伝票デー
タの再入力処理に人手を要するという問題があった。
【0012】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、第1の目的は、FAX送信する入力用作業
伝票用紙の文字(数字)のOCR読取精度(認識率)を
向上させることである。
【0013】第2の目的はFAX送信する入力用作業伝
票への文字(数字)の記入を簡単・容易にして伝票記入
者の作業負荷を軽減することである。
【0014】第3の目的は、作業伝票の印刷・配布業務
を自動化し、印刷・管理・配布の人手作業を省力化する
ことである。
【0015】第4の目的は、FAX−OCR装置での判
読不能により不完全であるデータのホストコンピュータ
での処理を容易にし、また判読不能文字の修正・再入力
作業を省力化することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、F
AX−OCR装置により読み取られる手書き記入欄に一
文字当たり3行3列に配した9個の点からなるガイドパ
ターンを有し、これらの点を結んで文字が記入されるこ
とを特徴とするFAX−OCRシステム入力用伝票用紙
である。
【0017】請求項2は、ファクシミリ送信装置と、当
該ファクシミリ送信装置に回線を介して接続されたファ
クシミリ受信部と当該ファクシミリ受信部で受信したフ
ァクシミリ画像信号を受け取って文字認識を行うOCR
部とを有するFAX−OCR装置と、当該FAX−OC
R装置で読み取られたデータを処理するコンピュータ
と、当該コンピュータに回線を介して接続され、作業伝
票フォーマットと既定の項目データとを印刷するプリン
タと、を具備することを特徴とする。
【0018】請求項3は請求項2において、FAX−O
CR装置が、ファクシミリ送信装置から送信された前記
入力用作業伝票の記入データのうち判読不能である文字
をその伝票記入に使用しない特定の文字である不定文字
に置換して、コンピュータに記録することを特徴とす
る。
【0019】請求項4は請求項3において、コンピュー
タが伝票記入データのデータベースを有して、このデー
タベースと前記不定文字を含む項目とを照合し、該不定
文字の確定処理を行うことを特徴とする。
【0020】請求項5は請求項2において、不定文字欄
への再入力には、コンピュータが前記入力用作業伝票用
紙のフォーマットに再入力指示を記入して印刷するプリ
ンタ出力紙を再入力用作業伝票として使用することを特
徴とする。
【0021】請求項6は請求項5において、コンピュー
タが、請求項5の印刷内容に加えて、前回入力により確
定され記録されている作業伝票データを記入し不定文字
欄は空欄として印刷するプリンタ出力紙を再入力用作業
伝票として使用することを特徴とする。
【0022】請求項7は請求項5又は請求項6におい
て、FAX−OCR装置が、不定文字欄を識別するデー
タと不定文字欄のデータのみを、再入力された作業伝票
から読み取ることを特徴とする。
【0023】
【作用】上記の構成によれば、作業伝票用紙をホストコ
ンピュータで作成し、これに手書き記入した伝票をFA
XからFAX−OCR装置経由でホストコンピュータに
入力することにより、伝票処理作業の効率化・省力化・
合理化を図ることができる。具体的には、以下のような
作用がある。
【0024】請求項1の発明では、FAX−OCR装置
により読み取られる手書き記入欄に、一文字当たり3行
3列に配した9個の点からなるガイドパターンを有する
伝票を用いることにより、伝票の手書き記入が容易にな
ると同時に、文字認識率がほぼ100%となる。
【0025】請求項2の発明では、コンピュータが入力
用作業伝票フォーマットに当該フォーマットの記入項目
のうち日付、社員コード、作業オーダー、氏名、所属、
勤務内容等、既定の内容を合成して印刷するので伝票記
入者の記入量が少ない。また、伝票記入者の最寄りのプ
リンタから出力することにより、プリンタから直接、入
力用作業伝票用紙が配布される。
【0026】請求項3の発明では、FAX−OCR装置
が判読不能である文字をその伝票記入に使用しない特定
の文字である不定文字に置換することにより、FAX−
OCR装置が処理した作業伝票データが直接、ホストコ
ンピュータに入力される。
【0027】請求項4の発明では、コンピュータがデー
タベースと前記不定文字を含む項目とを照合し、該不定
文字の確定処理を行い、不定文字を減らす。
【0028】請求項5の発明では、コンピュータが不定
文字欄への再入力指示を行うとともに、入力用作業伝票
用紙と同一記入要領のフォーマットである再入力用作業
伝票がプリンタから直接、配布される。
【0029】請求項6の発明では、再入力時、伝票記入
者が修正内容の把握と記入を容易にできるよう再入力用
作業伝票用紙に、コンピュータが前回入力により確定さ
れているデータを記入する。
【0030】請求項7の発明では、FAX−OCR装置
の処理の省力のため、再入力された作業伝票から不定文
字欄を識別するデータと不定文字欄のデータのみ読み取
られる。
【0031】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0032】[実施例1]図1は本発明の第1の実施例
である伝票用紙の部分平面図であり、黒枠線印刷による
作業月報FAX−OCR用紙を示す。FAX−OCR装
置は伝票フォーマットの情報を基に、黒枠線からFAX
−OCR用紙の位置を認識し、これに対する相対座標で
手書き記入欄を認識する。
【0033】図2は、伝票用紙中のFAX−OCR装置
が読み取る手書き記入欄の一文字分を示す平面図であ
る。このようにFAX−OCR装置が読み取る手書き記
入欄には、一文字当たり3行3列に配した9個の小さな
点(ドット)からなるガイドパターンが印刷されてい
る。伝票記入者は、このドットを鉛筆などの筆記具を用
い手書きで結ぶことにより、文字を簡単に記入すること
ができる。図3は前記ガイドパターンを有する記入欄へ
の記入例である。この記入数字は機械認識に優れ、FA
X−OCR装置でほぼ100%自動認識できるため、判
読や再入力などの作業を抑制することができ、システム
運用の効率化を図れる。
【0034】[実施例2]図4は本発明の第2の実施例
である伝票用紙の左上部分を示す平面図であり、ドロッ
プアウトカラー印刷による作業月報FAX−OCR用紙
を示す。網掛け部はドロップアウトカラー印刷であるこ
とを図面上意味する。
【0035】図5は、図4の作業月報伝票用紙の黒色印
刷部分であり、前記伝票用紙をFAX送信したとき、F
AX−OCR装置に送られる情報である。これからわか
るように図4の伝票用紙においてもFAX−OCR装置
が読み取る記入欄には、前記ガイドパターンが黒色で印
刷されている。また図4、図5の左側にはタイミングマ
ークすなわち黒色の矩形、丸印の配列が示されている。
タイミングマークは図4、5では省略された本作業月報
伝票用紙の右側にも印刷される。FAX−OCR装置
は、伝票フォーマットファイルに格納された情報を基
に、タイミングマークから記入欄を認識する。
【0036】[実施例3]図6は本発明の第3の実施例
であるシステムの処理説明図であり、作業伝票FAX−
OCR処理システムの全体処理を示している。遠隔のF
AX1は、電話回線により接続されたFAX−OCR装
置2に、入力用作業伝票用紙3を送信する。図7、図8
は入力用作業伝票用紙の例であり、図7は黒枠線印刷の
FAX−OCR用作業月報伝票用紙、図8は前記ガイド
パターンを有する黒枠線印刷のFAX−OCR用作業旬
報伝票用紙である。FAX−OCR装置2はFAX1か
ら伝送されてきた作業伝票イメージデータ101を文字
認識処理した作業伝票データ102をホストコンピュー
タ7に送信する。ホストコンピュータ7は電話回線を介
してプリンタ8を有する遠隔のパソコンに接続されてい
る。
【0037】伝票フォーマットファイル10はFAX−
OCR伝票の罫線、タイミングマーク、ガイドパター
ン、記入項目とその伝票内の位置などのフォーマット情
報を格納している。事前入力データファイル11は社員
コード、作業オーダー、氏名、所属、勤務内容などの情
報を格納している。ホストコンピュータ7は入力用作業
伝票用紙の発行に際し、伝票フォーマットファイル10
から発行する伝票フォーマット情報を読み込み、その中
で発行時に予見できる項目については事前入力データフ
ァイル11からデータを読み込んで作業伝票イメージデ
ータ103を合成(フォームオーバーレイ)して、伝票
記入者の最寄りのパソコンに接続されたプリンタ8にて
印刷する。これにより、伝票記入者の記入量が削減さ
れ、作業負担が軽減される。また入力用作業伝票用紙の
作成(印刷)・管理・配布の手間が省ける。
【0038】図9は黒枠線印刷でフォームオーバーレイ
印刷した作業旬報伝票用紙の部分平面図である。ここ
で、作業旬報のフォーマットに、帳票ID、社員コー
ド、休日コード、勤務コード、月区分、所属、氏名、日
付、曜日、工事件名、工事番号が合成され印刷されてい
る。
【0039】図6のシステムにおいて、「?」という文
字は伝票記入者による記入に使用されないとする。FA
X−OCR装置2は、FAX1から送信された作業伝票
イメージデータ101中の文字イメージを認識し、その
うち判読できない文字を不定文字「?」に置換した作業
伝票データ102’を、ホストコンピュータ7に送信す
る。ホストコンピュータ7は、この不定文字「?」を含
む作業伝票データ102’をそのまま伝票入力データフ
ァイル12に格納するので、FAX1やFAX−OCR
装置2では人間が修正、再入力する手続は不要となる。
ホストコンピュータ7は前記不定文字「?」をそのまま
帳票、画面に表示する。なお画面表示においては不定文
字「?」を他の文字とは違う色として、見やすくする。
図10は、作業伝票データをホストコンピュータ側で帳
票に印刷したものである。
【0040】データベース13は作業伝票の記入項目内
容のリストや項目間の関係などを格納している。「*」
という文字は伝票記入者による記入に使用されないとす
る。FAX−OCR装置2が判読できず不定文字「?」
に置換し伝票入力データファイル12に格納された作業
伝票データについて、ホストコンピュータ7はデータベ
ース13を活用して照合、確定処理を行う。本処理によ
ってもなお確定不能な文字は他の不定文字「*」に置換
して、伝票入力データファイル12を更新する。この処
理により、人手を煩わせることなく作業伝票データの不
備を修正、削減できる。なお画面表示においては不定文
字「*」を他の文字とは違う色として、見やすくする。
【0041】上述したホストコンピュータ7によるデー
タベース13との照合、確定処理によっても確定できず
再入力が必要となる場合がある。この再入力処理を以
下、説明する。
【0042】再入力用作業伝票用紙の発行処理を説明す
る。ホストコンピュータ7は、不定文字「*」を含む作
業伝票データなどの再入力を伝票記入者に要求する場
合、伝票フォーマットファイル10が有する伝票フォー
マット情報と、事前入力データファイル11が有する、
入力用作業伝票用紙と同様の項目についてのデータとを
読み込む。これらと伝票記入者への再入力の記入指示・
記入要領とを合成(フォームオーバーレイ)した作業伝
票イメージデータを、その作業伝票データに対応する伝
票記入者の最寄りのパソコンに接続されたプリンタ8に
て印刷し、この出力紙を再入力用作業伝票用紙とする。
これにより、人手を煩わせることなく、再入力用作業伝
票用紙が伝票記入者に届き、再入力手続を開始する。
【0043】再入力用作業伝票用紙の発行処理のもう一
つの例を述べる。上記再入力用作業伝票用紙の伝票イメ
ージの合成において、前回入力により確定されている作
業伝票データ(不定文字欄は除く)を伝票入力データフ
ァイル12から読み込んで合成するとともに、不定文字
欄は空欄とする。この伝票イメージをプリンタ8にて印
刷して、この出力紙を再入力用作業伝票用紙4とする。
この再入力用作業伝票用紙を使用すれば、伝票記入者
は、前回記入内容を見ながら記入できるので、容易に不
定文字欄に該当する文字を想起・推測でき記入が容易と
なる。
【0044】再入力作業伝票データの読込処理について
説明する。ホストコンピュータ7は再入力用作業伝票用
紙の印刷とともに、帳票ID、社員コード、月区分をキ
ーとして、不定文字欄を示す不定文字欄データを伝票フ
ォーマットファイル10に登録する。伝票記入者はFA
X1から再入力用作業伝票用紙のデータをFAX−OC
R装置2に送信する。これを受信したFAX−OCR装
置2は、伝票フォーマットファイル10のデータを基に
まず帳票IDを認識し、次にこの帳票IDに対応するフ
ォーマットデータから社員コード、月区分を認識する。
FAX−OCR装置2は、これら帳票ID、社員コー
ド、月区分をキーとして、前記不定文字欄データを読み
込み、不定文字欄のみ認識する処理を行う。これによ
り、FAX−OCR装置2の文字認識処理が省力化され
高速化される。確定された不定文字欄のデータはホスト
コンピュータ7に送信され、伝票入力データファイルに
格納されている前回入力の作業伝票データにマージされ
る。
【0045】以上の説明では、不定文字欄データを検索
するキーを帳票ID、社員コード、月区分としたが、再
入力用作業伝票用紙の印刷の際、個々の再入力用作業伝
票用紙に対応して帳票IDを割り当て、これを印刷すれ
ば、FAX−OCR装置2は帳票IDのみをキーとして
不定文字欄データを検索することができ、より処理の高
速化を図れる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、作業伝票用紙をホスト
コンピュータで作成し、これに手書き記入した伝票をF
AXからFAX−OCR装置経由でホストコンピュータ
に入力することにより、伝票処理作業の効率化・省力化
・合理化を図ることができる。具体的には、以下のよう
な効果がある。
【0047】請求項1の発明では、FAX−OCR装置
が読み取る欄に、9個の点からなるガイドパターンを有
する伝票を用いることにより、伝票の手書き記入が容易
になると同時に、文字認識率がほぼ100%となって、
ホストコンピュータ側での文字読み取りエラー処理の省
力化が図れる。
【0048】請求項2の発明では、伝票フォーマットに
当該フォーマットの記入項目のうち日付、社員コード、
作業オーダー、氏名、所属、勤務内容等、既定の内容を
合成してプリンタにより印刷することにより、伝票記入
者の記入量が削減され、作業負担が軽減される。プリン
タを伝票記入者の最寄りのプリンタとすることにより、
伝票用紙の管理・配布の手間が省ける。
【0049】請求項3の発明では、FAX−OCR装置
が判読不能である文字をその伝票記入に使用しない特定
の文字である不定文字に置換することにより、文字認識
処理された作業伝票データがFAX−OCR装置から直
接、ホストコンピュータに入力できる。このため判読不
能文字があっても再入力作業等に人手を労せずしてホス
トコンピュータへ作業伝票データを入力できる。
【0050】請求項4の発明では、コンピュータがデー
タベースと前記不定文字を含む項目とを照合、確定処理
を行い、不定文字を減らすので、伝票記入者等の再入力
工数を削減できる。
【0051】請求項5の発明では、上記確定処理によっ
ても不定な文字については、ホストコンピュータが自動
的に再入力指示をプリンタに出力するので、ホストコン
ピュータ側における伝票記入者への連絡等の人手による
作業を削減できる。プリンタを伝票記入者の最寄りのプ
リンタとすることにより、伝票用紙の作成(印刷)・管
理・配布の手間が省ける。また再入力用作業伝票用紙は
通常使用している入力用作業伝票用紙と同一フォーマッ
トであるので、伝票記入者は記入要領を理解しやすく、
記入に要する時間を短縮できる。
【0052】請求項6の発明では、コンピュータが前回
入力により確定されているデータを記入し不定文字欄を
空欄とするので、再入力時、伝票記入者が不定文字欄と
修正内容の把握が容易で、記入も容易である。
【0053】請求項7の発明では、FAX−OCR装置
は再入力作業伝票データから不定文字欄を識別するデー
タと不定文字欄のデータのみ読み取るので、FAX−O
CR装置の処理が省力化、高速化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例である作業月報FAX
−OCR用紙を示す平面図。
【図2】 手書き記入欄の9個の点からなるガイドパタ
ーンを示す平面図。
【図3】 OCR数字記入例を示す平面図。
【図4】 本発明の第2の実施例である作業月報FAX
−OCR用紙の部分を示す平面図。
【図5】 作業月報FAX−OCR用紙の黒色印刷部分
を示す平面図。
【図6】 本発明の第3の実施例であるシステムの処理
説明図。
【図7】 黒枠線作業月報FAX−OCR用紙の部分を
示す平面図。
【図8】 黒枠線作業旬報FAX−OCR用紙の部分を
示す平面図。
【図9】 フォームオーバーレイ印刷した作業旬報伝票
用紙を示す平面図。
【図10】 作業伝票データの帳票出力を示す平面図。
【図11】 従来システムの処理説明図。
【図12】 従来のFAX−OMR用紙の部分を示す平
面図。
【図13】 従来のFAX−OCR用紙の部分を示す平
面図。
【符号の説明】
1 FAX、2 FAX−OCR装置、7 ホストコン
ピュータ、8 パソコン接続プリンタ、10 伝票フォ
ーマットファイル、11 事前入力データファイル、1
2 伝票入力データファイル、13 データベース。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FAX−OCR装置により読み取られる
    手書き記入欄に一文字当たり3行3列に配した9個の点
    からなるガイドパターンを有し、これらの点を結んで文
    字が記入されることを特徴とするFAX−OCRシステ
    ム入力用伝票用紙。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ送信装置と、 当該ファクシミリ送信装置に回線を介して接続されたフ
    ァクシミリ受信部と当該ファクシミリ受信部で受信した
    ファクシミリ画像信号を受け取って文字認識を行うOC
    R部とを有するFAX−OCR装置と、 当該FAX−OCR装置で読み取られたデータを処理す
    るコンピュータと、 当該コンピュータに回線を介して接続され、作業伝票フ
    ォーマットと既定の項目データとを印刷するプリンタ
    と、を具備する作業伝票FAX−OCRシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、FAX−OCR装置
    が、読み取った作業伝票データのうち判読不能文字をそ
    の伝票記入に使用しない特定の文字である不定文字に置
    換して、コンピュータに記録することを特徴とする作業
    伝票FAX−OCRシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、コンピュータが、作
    業伝票データのデータベースを有し、前記不定文字を含
    む項目と前記データベースとを照合し、該不定文字の確
    定処理を行うことを特徴とする作業伝票FAX−OCR
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項2において、再入力指示が入力用
    作業伝票用紙のフォーマットとともにコンピュータによ
    り印刷されるプリンタ出力紙を、再入力用作業伝票用紙
    とすることを特徴とする作業伝票FAX−OCRシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、再入力用作業伝票用
    紙が、コンピュータにより、再入力指示に加えてコンピ
    ュータに記録された作業伝票データの不定文字欄を除く
    データを記入され、不定文字欄は空欄とされて、印刷さ
    れることを特徴とする作業伝票FAX−OCRシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6において、FAX
    −OCR装置が、不定文字欄を識別するデータと不定文
    字欄のデータのみを、再入力された作業伝票から読み取
    ることを特徴とする作業伝票FAX−OCRシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004326563A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Yuki Saisei Co Ltd 栽培履歴の管理装置

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