JPH08272747A

JPH08272747A - 電子機器

Info

Publication number: JPH08272747A
Application number: JP7075504A
Authority: JP
Inventors: Takao Inui; 隆夫乾
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1995-03-31
Filing date: 1995-03-31
Publication date: 1996-10-18

Abstract

(57)【要約】【目的】表示月を切り換える操作なく、日数や予定の
確認を行え、使い勝手の良い電子機器を提供する。【構成】カレンダー表示機能を備えた電子機器におい
て、一カ月分のカレンダー表示領域に、現在又は指定の
日を中心に一カ月分のカレンダーを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、時計、電子卓上計算
機、携帯型個人情報機器、個人情報管理装置といったカ
レンダー表示機能、予定表表示機能を備えた電子機器に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一カ月分のカレンダーを表示する機能に
おいて、ある月のカレンダーを表示している状態で簡単
な操作によって、その前の月やその次の月のカレンダー
を表示することが可能である。また、複数月のカレンダ
ーを一度に表示することも可能である。

【０００３】また、一週間分のカレンダーを表示する機
能において、ある週のカレンダーを表示している状態で
簡単な操作によって、その前の週やその次の週のカレン
ダーを表示することが可能である。また、複数週のカレ
ンダーを一度に表示することも可能である。

【０００４】また、カレンダー表示機能や予定表表示機
能において、現在日または指定日から特定日までの日数
を計算することが可能である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来の一カ月のカレン
ダー表示は、１月、２月・・・１２月といったように月
毎にカレンダーを表示していました。また、一週間のカ
レンダー表示は、日曜日から土曜日、月曜日から日曜日
といったように、ある決まった曜日から曜日までの７日
間のカレンダーを表示していました。

【０００６】しかし、何らかの予定が一月以内や一週間
以内に収まることは少なく、通常は複数の月や複数の週
にまたがっていることが多いので、従来のカレンダー表
示では、日数や予定の確認のために表示月や表示週を切
り換える操作を繰り返す必要があった。

【０００７】また、日数計算では、現在日または指定日
から特定日までの日数を計算するので、例えば、会社に
おいてある製品の納品までの日数を計算したい場合で
は、休日（日曜日や祝祭日）も数えられるので、実際の
仕事のできる日数とは異なってしまうという問題があっ
た。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決を目的としてなされたもので、請求項１記載の発明で
は、カレンダー表示機能を備えた電子機器において、一
カ月分のカレンダー表示領域に、現在又は指定の日を中
心に一カ月分のカレンダーを表示する手段を具備するこ
とを特徴とする電子機器である。

【０００９】また、請求項２記載の発明では、カレンダ
ー表示機能を備えた電子機器において、一週間分のカレ
ンダー表示領域に、現在又は指定の日を中心に一週間分
のカレンダーを表示する手段を具備することを特徴とす
る電子機器である。

【００１０】また、請求項３記載の発明では、一定期間
の予定を表示する予定表表示機能を備えた電子機器にお
いて、特定日を削除して表示する手段を具備することを
特徴とする電子機器である。

【００１１】また、請求項４記載の発明では、前記特定
日は休日であることを特徴とする請求項３記載の電子機
器である。

【００１２】

【作用】本発明において、請求項１記載の発明では、カ
レンダー表示機能を備えた電子機器において、一カ月分
のカレンダー表示領域に、現在又は指定の日を中心に一
カ月分のカレンダーを表示する手段を具備し、月に拘ら
ず、現在又は指定の日の前後をカレンダー表示できるの
で、表示月を切り換える操作なく、日数や予定の確認を
行え、使い勝手の良い電子機器を提供できる。

【００１３】また、請求項２記載の発明では、カレンダ
ー表示機能を備えた電子機器において、一週間分のカレ
ンダー表示領域に、現在又は指定の日を中心に一週間分
のカレンダーを表示する手段を具備し、週に拘らず、現
在又は指定の日の前後をカレンダー表示できるので、表
示週を切り換える操作なく、日数や予定の確認を行え、
使い勝手の良い電子機器を提供できる。

【００１４】また、請求項３記載の発明では、一定期間
の予定を表示する予定表表示機能を備えた電子機器にお
いて、特定日を削除して表示する手段を具備するので、
一定期間内の予定の適確な日数の把握ができる。

【００１５】また、請求項４記載の発明では、前記特定
日は休日とするので、一定期間内の予定の実際の日数の
把握ができる。

【００１６】

【実施例】図１は本発明のブロック構成図である。図２
は本発明の処理のフローチャート図である。図３は本発
明の表示例を示す図である。図４は本発明の処理のフロ
ーチャート図である。図５は本発明の表示例を示す図で
ある。図６は本発明の処理のフローチャート図である。
図７は本発明の表示例を示す図である。

【００１７】以下、図１〜図７をもとに本発明の実施例
について説明する。図１において、本発明を搭載した電
子機器は、キーボードやタッチパネルやペン入力などの
入力操作を行う機器操作部１と、カレンダー機能の操作
を行うカレンダー操作部２と、予定表機能の操作を行う
予定表操作部３と、機器の様々な処理を行う機器処理部
４と、カレンダー機能の処理を行うカレンダー処理部５
と、予定表機能の処理を行う予定表処理部６と、液晶表
示装置などの機器の様々な処理の結果を出力する出力部
７と、カレンダー機能の処理結果を出力するカレンダー
出力部８と、予定表機能の処理結果を出力する予定表出
力部９とから構成される。

【００１８】ここで、カレンダー操作部２及び予定表操
作部３は、機能操作部１に含まれるものとしてもよい
し、機能操作部１と独立させてもよい。また、カレンダ
ー処理部５及び予定表処理部６は、機能処理部４に含ま
れるものとしてもよいし、機器処理部４と独立させても
よい。また、カレンダー出力部８及び予定表出力部９
は、出力部７に含まれるものとしてもよいし、出力部７
と独立させてもよい。

【００１９】カレンダー出力部８は、一カ月単位のカレ
ンダー表示と一週間単位のカレンダー表示との両方のカ
レンダー表示が可能である。また予定表出力部９は、一
カ月単位の予定表表示と一週間単位の予定表表示が可能
である。

【００２０】次に、図２のフローチャート図と図３の表
示例をもとに、第１の実施例について説明する。

【００２１】まず、カレンダー操作部２からカレンダー
処理部５へ現在又は指定の日の一カ月単位のカレンダー
表示の指示があると（ステップＳ１）、現在又は指定の
日の月単位のカレンダーを算出する（ステップＳ２）。
そして、現在又は指定日の前の月のカレンダーを算出し
（ステップＳ３）、現在又は指定日の次の月のカレンダ
ーを算出する（ステップＳ４）。ここで、カレンダーの
算出については、従来と同様の処理によって行う。ステ
ップＳ２〜４において算出された３カ月分のカレンダー
を１つにまとめ（ステップＳ５）、カレンダー出力部に
おいて、現在又は指定の日を中心になるように、３カ月
分のカレンダーから一カ月分のカレンダーを表示する
（ステップＳ６）。ここで、現在又は指定の日が月の前
半である場合は、その月と前の月から一カ月単位のカレ
ンダーを表示し、現在又は指定の日が月の後半である場
合は、その月と次の月から一カ月単位のカレンダーを表
示する。

【００２２】上記のようにして出力された一カ月単位の
カレンダーを図３に示す。この場合は、１９９４年９月
７日を指定して表示した表示例である。

【００２３】一方、現在又は指定の日のカレンダー表示
の指示がなく、通常のカレンダー表示指示であった場合
は、現在の月のカレンダーを表示するが、その月の１日
が日曜日である場合は、前の月の最終週も同時に表示
し、その月の最終日が土曜日である場合は、次の月の最
初の週も同時に表示するものとする。

【００２４】次に、図４のフローチャート図と図５の表
示例をもとに、第２の実施例について説明する。

【００２５】まず、カレンダー操作部２からカレンダー
処理部５へ現在又は指定の日の一週間単位のカレンダー
表示の指示があると（ステップＳ１１）、現在又は指定
の日の週単位のカレンダーを算出する（ステップＳ１
２）。そして、現在又は指定日の前の週のカレンダーを
算出し（ステップＳ１３）、現在又は指定日の次の週の
カレンダーを算出する（ステップＳ１４）。ここで、カ
レンダーの算出については、従来と同様の処理によって
行う。ステップＳ１２〜１４において算出された３週間
分のカレンダーを１つにまとめ（ステップＳ１５）、カ
レンダー出力部において、現在又は指定の日を中心にな
るように、３週間分のカレンダーから一週間分のカレン
ダーを表示する（ステップＳ１６）。

【００２６】上記のようにして出力された一カ月単位の
カレンダーを図５に示す。この場合は、カレンダー表示
と予定表表示（線表示）を一緒に表示しているが、これ
を別々に表示することも可能である。

【００２７】次に、図６のフローチャート図と図７の表
示例をもとに、第３の実施例について説明する。

【００２８】まず、予定表操作部３から予定表処理部６
へ予定表表示の指示があると（ステップＳ２１）、該当
する期間の予定表を作成する（ステップＳ２２）。次に
指示された特定日（活動出来ない日）を算出し（ステッ
プＳ２３）、ステップＳ２２において作成した予定表か
ら特定日を削除する（ステップＳ２４）。そして、予定
表出力部８において、予定表を表示する（ステップＳ２
５）。

【００２９】上記のようにして出力された予定表を図７
に示す。この場合は、土曜日と日曜日を定休日とし、９
月１５日、９月２３日は祝祭日であり、９月１６日を臨
時の休日とした場会の表示例である。この予定表から、
９月１４日から９月２６日までの予定の実際の日数は１
３日間ではなく、６日間であることが容易に分かる。

【００３０】

【発明の効果】本発明において、請求項１記載の発明で
は、カレンダー表示機能を備えた電子機器において、一
カ月分のカレンダー表示領域に、現在又は指定の日を中
心に一カ月分のカレンダーを表示する手段を具備し、月
に拘らず、現在又は指定の日の前後をカレンダー表示で
きるので、表示月を切り換える操作なく、日数や予定の
確認を行え、使い勝手の良い電子機器を提供できる。

【００３１】また、請求項２記載の発明では、カレンダ
ー表示機能を備えた電子機器において、一週間分のカレ
ンダー表示領域に、現在又は指定の日を中心に一週間分
のカレンダーを表示する手段を具備し、週に拘らず、現
在又は指定の日の前後をカレンダー表示できるので、表
示週を切り換える操作なく、日数や予定の確認を行え、
使い勝手の良い電子機器を提供できる。

【００３２】また、請求項３記載の発明では、一定期間
の予定を表示する予定表表示機能を備えた電子機器にお
いて、特定日を削除して表示する手段を具備するので、
一定期間内の予定の適確な日数の把握ができる。

【００３３】また、請求項４記載の発明では、前記特定
日は休日とするので、一定期間内の予定の実際の日数の
把握ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のブロック構成図である。

【図２】本発明の処理のフローチャート図である。

【図３】本発明の表示例を示す図である。

【図４】本発明の処理のフローチャート図である。

【図５】本発明の表示例を示す図である。

【図６】本発明の処理のフローチャート図である。

【図７】本発明の表示例を示す図である。

【符号の説明】

１機器操作部２カレンダー操作部３予定表操作部４機器処理部５カレンダー処理部６予定表処理部７出力部８カレンダー出力部９予定表出力部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】カレンダー表示機能を備えた電子機器に
おいて、一カ月分のカレンダー表示領域に、現在又は指
定の日を中心に一カ月分のカレンダーを表示する手段を
具備することを特徴とする電子機器。
【請求項２】カレンダー表示機能を備えた電子機器に
おいて、一週間分のカレンダー表示領域に、現在又は指
定の日を中心に一週間分のカレンダーを表示する手段を
具備することを特徴とする電子機器。
【請求項３】一定期間の予定を表示する予定表表示機
能を備えた電子機器において、特定日を削除して表示す
る手段を具備することを特徴とする電子機器。
【請求項４】前記特定日は休日であることを特徴とす
る請求項３記載の電子機器。