JP3497552B2 - 情報管理装置及び表示制御方法 - Google Patents

情報管理装置及び表示制御方法

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JP3497552B2
JP3497552B2 JP06522594A JP6522594A JP3497552B2 JP 3497552 B2 JP3497552 B2 JP 3497552B2 JP 06522594 A JP06522594 A JP 06522594A JP 6522594 A JP6522594 A JP 6522594A JP 3497552 B2 JP3497552 B2 JP 3497552B2
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清久 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケジュール機能を備
えた携帯型の個人情報機器として用いられる情報管理装
置及びスケジュールデータの表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型の個人情報機器として用い
られる情報管理装置では、スケジュール機能を備えたも
のがある。スケジュール機能は、スケジュールデータを
入力、表示する機能である。
【0003】このような機能を備えた情報管理装置を携
帯することにより、ユーザは予め自身のスケジュールデ
ータを入力しておくことで、そのスケジュールデータを
いつでも確認することができる。
【0004】ところで、この種の情報管理装置では、一
般に携帯型の個人情報機器として用いられる関係上、表
示装置における表示エリアに制限があり、スケジュール
データが複数ある場合には、複数画面に亘って表示しな
ければならない。この場合、例えば日間スケジュール機
能であれば、第1画面に表示されるのは常に時刻の早い
スケジュールデータであり、時刻の遅いスケジュールデ
ータを見るためには、表示切替え操作が必要となる。同
様に、月間スケジュール機能であれば、第1画面に表示
されるのは常に日付の早いスケジュールデータであり、
日付の遅いスケジュールデータを見るためには、表示切
替え操作が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、スケジュール
データを確認する場合において、例えば日間スケジュー
ル機能であれば、現在時刻よりも遅いスケジュールデー
タが必要であり、そのデータを優先的に表示することが
望まれる。しかしながら、従来の情報管理装置では、現
在時刻に関係なく、常に時刻の早いスケジュールデータ
が第1画面に表示される。このため、現在時刻によって
は、既に過ぎてしまった不必要なスケジュールデータが
第1画面に表示されることもあり、まだ過ぎていないス
ケジュールデータを見るために、表示画面を切替えるな
どの面倒な操作が必要であった。
【0006】また、月間スケジュール機能についても同
様であり、第1画面に表示されるのは常に日付の早いス
ケジュールデータである。このため、現在日によって
は、既に過ぎてしまった不必要なスケジュールデータが
第1画面に表示されることもあり、まだ過ぎていないス
ケジュールデータを見るために、表示画面を切替えるな
どの面倒な操作が必要であった。
【0007】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、スケジュール機能を備えた情報管理装置におい
て、現在日時に基づいて、まだ過ぎていないスケジュー
ルデータを優先的に表示することにより、操作性を向上
させることのできる情報管理装置及び表示制御方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の情報管理装置
は、時間単位で管理された日間スケジュールデータを格
納したスケジュール格納手段と、このスケジュール格納
手段に格納された上記日間スケジュールデータの表示を
指示する表示指示手段と、この表示指示手段によって上
記日間スケジュールデータの表示が指示された際に、現
在時刻を検出する現在時刻検出手段と、上記日間スケジ
ュールデータの件数に応じて、その件数が所定の件数内
である場合には上記日間スケジュールデータを時刻順に
表示する第1の表示処理を実行し、上記所定の件数を越
える場合には上記現在時刻検出手段によって検出された
上記現在時刻に基づいて、上記現在時刻以降の日間スケ
ジュールデータあるいは上記現在時刻を含み、それ以降
の日間スケジュールデータを表示する第2の表示処理を
実行する表示制御手段とを具備したものである。
【0009】また、本発明の情報管理装置は、日単位で
管理された月間スケジュールデータを格納したスケジュ
ール格納手段と、このスケジュール格納手段に格納され
た上記月間スケジュールデータの表示を指示する表示指
示手段と、この表示指示手段によって上記月間スケジュ
ールデータの表示が指示された際に、現在の日付を検出
する現在日検出手段と、上記月間スケジュールデータの
件数に応じて、その件数が所定の件数内である場合には
上記月間スケジュールデータを日付順に表示する第1の
表示処理を実行し、上記所定の件数を越える場合には上
記現在日検出手段によって検出された上記現在の日付に
基づいて、上記現在の日付以降の月間スケジュールデー
タあるいは上記現在の日付を含み、それ以降の月間スケ
ジュールデータを表示する第2の表示処理を実行する表
示制御手段とを具備したものである。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、日間スケジュールの表示
において、表示すべき日間スケジュールが所定件数内の
場合にはこれらが時刻順に表示され、所定件数を越える
場合には現在の時刻を基準にして、それ以降の時刻ある
いは現在の時刻を含み、それ以降の時刻を有する日間ス
ケジュールが表示される。また、月間スケジュールの表
示において、表示すべき月間スケジュールが所定件数内
の場合にはこれらが日付順に表示され、所定件数を越え
る場合には現在の日付を基準にして、それ以降の日付あ
るいは現在の日付を含み、それ以降の日付を有する日間
スケジュールが表示される。したがって、複数のスケジ
ュールデータが存在する場合に、表示画面を切替えるな
どの面倒な操作を必要とせずに、現時点を基準にして必
要なデータのみ優先的に確認することができる。
【0011】
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は携帯型の個人情報機器として用いられる
情報管理装置の要部の構成を示すブロック図である。図
1において、CPU11は、本装置全体の制御を行うも
ので、ここではROM12およびRAM13をアクセス
して、入力指示に従うプログラムの起動で、スケジュー
ル機能等を実行する。
【0013】ROM12には、CPU11を起動するた
めの制御プログラムを格納するためのプログラム領域1
2aが設けられている。RAM13には、スケジュール
機能によって入力されたスケジュールデータを格納する
ためのスケジュール領域13aおよび13bが設けられ
ている。このうち、日間スケジュール領域13aには、
時間単位で管理された日間スケジュールデータが登録順
に格納されている。一方、月間スケジュール領域13b
には、日単位で管理された月間スケジュールデータが登
録順に格納されている。また、RAM13には、編集領
域13cが設けられている。この編集領域13cは、日
間スケジュールデータまたは月間スケジュールデータを
表示する際のワークエリアとして使用される。
【0014】テーブル14は、スケジュールデータの表
示設定内容を記憶する。この場合、日間スケジュール機
能であれば、図2に示すように、当月の各日付(1日〜
31日)に対し、本発明の部分表示機能を使用するか否
かを示すフラグを記憶する。また、月間スケジュール機
能であれば、図4に示すように、当年の各月(1月〜1
2月)に対し、本発明の部分表示機能を使用するか否か
を示すフラグを記憶する。なお、ここでは、フラグが
「1」のとき、部分表示機能を使用することを示すもの
とする。
【0015】感圧式タブレット15およびタブレット制
御部16は、データ入力装置を構成する要素である。感
圧式タブレット15は、通常ではタッチパネル方式のタ
ブレットであり、入力操作用のペンを使用する。タブレ
ット制御部16は、感圧式タブレット15により検出さ
れた入力位置に対応する座標データを生成して、CPU
11に入力する。
【0016】LCD(液晶表示器)17およびLCD制
御部18は、データ出力装置を構成する要素である。L
CD17は、感圧式タブレット15に一体化された構造
であり、感圧式タブレット15のパネルと表示画面とが
対向するように配置されている。ここでは、感圧式タブ
レット15とLCD17とを組み合わせて、データ入出
力装置19を構成している。LCD制御部18は、CP
U11の制御に基づいてLCD17の表示動作を制御す
る。表示用メモリ20は、LCD17に表示するデータ
を記憶する。
【0017】FDD(フロッピーディスク装置)21
は、外部記憶装置として用いられる。このFDD21
は、FDC(フロッピーディスクコントローラ)22を
介して、CPU11の制御の下で各種情報を保存する。
【0018】また、本装置は、スケジュール表示や時計
表示等のためにリアルタイマ23を備えている。このリ
アルタイマ23は、CPU11の内部クロックに同期し
て現在時刻および年月日をカウントしている。
【0019】図4は日間スケジュール機能の第1の表示
画面を示す図である。図示せぬ固定スイッチの「スケジ
ュール」が選択されると、スケジュール機能が起動す
る。このとき、デフォルトとして、スケジュール機能の
1つである日間スケジュール機能が起動する。また、日
間スケジュール機能は、スケジュール画面下部にある
「日間」用のタグスイッチ31をペンクリックすること
でも起動する。
【0020】日間スケジュール機能は、日単位のスケジ
ュールの入力、表示等を行う機能である。スケジュール
表示画面では、図4に示すように当日(ここでは3月3
日)の日間スケジュールデータ32と、当日(3月3
日)を含む月間スケジュールデータ33が表示される。
【0021】この場合、日間スケジュールデータ32か
月間スケジュールデータ33かの区別は、時間欄の表示
形式によって判断できるようになっている。すなわち、
日間スケジュールデータ32は「hh:mm」の形式で
時間が示されており、月間スケジュールデータ33は
「mm/dd」の形式で時間が示されている。
【0022】図5は日間スケジュール機能の第2の表示
画面を示す図である。日間スケジュール機能の表示画面
は、図4に示す第1画面とこの図5に示す第2画面の2
種類ある。第1画面では、時間、アラーム、用件、場所
が表示される。第2画面では、時間、アラーム、用件の
他、備考、諸経費、月間表示が表示される。第1画面か
ら第2画面の切り替えは、第1画面での画面切り替えボ
タン34をペンクリックすることにより行う。第2画面
から第1画面の切り替えは、第2画面での画面切り替え
ボタン35をペンクリックすることにより行う。
【0023】図6は月間スケジュール機能の表示画面を
示す図である。スケジュール画面下部にある「月間」用
のタグスイッチ41をペンクリックすると、月間スケジ
ュール機能が起動する。
【0024】月間スケジュール機能は、月単位のスケジ
ュールの入力、表示等を行う機能である。スケジュール
表示画面では、図6に示すように当月(ここでは3月)
の月間スケジュールデータ42と、予め月間表示指定さ
れた日の日間スケジュールデータ43が表示される。
【0025】次に、同実施例の動作を説明する。本装置
は、スケジュールデータを入力、表示するためのスケジ
ュール機能を備えている。このスケジュール機能には、
日単位でスケジュールデータを管理する日間スケジュー
ル機能、月単位でスケジュールデータを管理する月間ス
ケジュール機能がある。以下、(a)日間スケジュール
機能と、(b)月間スケジュール機能について、それぞ
れの動作を説明する。
【0026】(a)日間スケジュール機能 日間スケジュール機能を使用するに際し、まず、本発明
の部分表示機能を使用するか否かを設定する。この部分
表示機能は、現在時刻に基づいて同時刻以降または同時
刻を含み、それ以降の日間スケジュールデータを優先表
示する機能である。これに対して、従来方式である通常
表示機能は、現在時刻に関係なく、日間スケジュールデ
ータを時刻順に表示する機能である。この部分表示機能
は、各日付(1日〜31日)に一括または個別に設定す
ることができる。
【0027】図7は日間スケジュール機能における表示
設定動作を示すフローチャートである。例えばLCD1
7に表示された図示せぬ表示設定ボタンを感圧式タブレ
ット15を通じてペンクリックすることにより、日間ス
ケジュール機能の表示設定を指示すると(ステップA
1)、図10(a)に示すような表示設定画面が表示さ
れる(ステップA2)。この表示設定画面において、ま
ず、本発明の部分表示機能を使用するか否かを選択する
(ステップA3)。部分表示機能を使用しない場合(ス
テップA4のNo)、図2に示すテーブル14におい
て、各日付の全てのフラグが「0」にセットされる(ス
テップA5)。
【0028】部分表示機能を使用する場合(ステップA
4のYes)、さらに、図10(a)に示す表示設定画
面において、個別設定するか否かを選択する(ステップ
A6)。個別設定しない場合(ステップA7のNo)、
図2に示すテーブル14において、各日付の全てのフラ
グが「1」にセットされる(ステップA8)。
【0029】一方、個別設定する場合(ステップA7の
Yes)、図10(b)に示すような表示設定画面にお
いて、部分表示機能を使用する日付を指定する(ステッ
プA9)。これにより、図2に示すテーブル14におい
て、指定された日付のフラグのみが「1」にセットされ
る(ステップA10)。
【0030】図8は日間スケジュール機能における表示
処理の基本動作を示すフローチャートである。本発明の
部分表示機能が各日付毎に設定されている状態で、日間
スケジュールデータの表示を指示すると(ステップB
1)、CPU11は以下のような表示処理を行う。
【0031】すなわち、CPU11は、まず、リアルタ
イマ23を通じて現在の日付を確認後(ステップB
2)、図2に示すテーブル14を参照して、該当するフ
ラグが「1」または「0」かを調べる(ステップB
3)。ここで、当該フラグが「0」であれば(ステップ
B4のNo)、CPU11は通常表示処理(第1の表示
処理)を実行し、図11(a)および(b)に示すよう
な時刻順のスケジュール表示を行う(ステップB5)。
なお、図11(a)は通常表示機能での第1画面、同図
(b)はその第2画面を示す。
【0032】一方、当該フラグが「1」であれば(ステ
ップB4のYes)、CPU11は部分表示処理(第2
の表示処理)を実行し、図12(a)または(b)に示
すような現在時刻に基づくスケジュール表示を行う(ス
テップB6)。なお、図12(a)および(b)はそれ
ぞれ部分表示機能での第1画面を示しているが、図12
(a)は現在時刻以降のスケジュールデータを表示する
場合を示し、同図(b)は現在時刻を含み、それ以降の
スケジュールデータを表示する場合を示している。
【0033】図9は日間スケジュール機能における部分
表示処理の動作を示すフローチャートである。CPU1
1は、まず、RAM13の日間スケジュール領域13a
に格納されている日間スケジュールデータを読み出す
(ステップC1)。この場合、日間スケジュール領域1
3aには日間スケジュールデータが登録順に格納されて
いる。そこで、CPU11は、日間スケジュール領域1
3aから読み出した日間スケジュールデータを時刻順に
ソートしてRAM13の編集領域13cに一時格納する
(ステップC2)。
【0034】ここで、CPU11は、日間スケジュール
データの件数を検出し、それが所定件数を越えているか
否かを調べる(ステップC3)。この所定件数とは、1
画面に表示できる最大件数に相当する。その結果、日間
スケジュールデータの件数が所定件数内であれば(ステ
ップC4のNo)、CPU11は通常表示処理を実行す
る。具体的には、CPU11は、編集領域13cに格納
されているスケジュールデータを先頭から所定件数分だ
け読み出し、これを表示用メモリ20に展開すること
で、図11(a)および(b)に示すような時刻順のス
ケジュール表示を行う。
【0035】一方、日間スケジュールデータの件数が所
定件数を越える場合には(ステップC4のYes)、C
PU11はリアルタイマ23を通じて現在の時刻を確認
し(ステップC5)、同時刻に基づくスケジュール表示
を行う(ステップC6)。具体的には、CPU11は、
編集領域13cに格納されているスケジュールデータの
中から現在時刻以降のスケジュールデータ、あるいは現
在時刻を含み、それ以降のスケジュールデータをデータ
に付加された時刻情報に基づいて検出し、これを表示用
メモリ20に展開することで、図12(a)または
(b)に示すような現在時刻優先のスケジュール表示を
行う。
【0036】ここで、現在時刻以降のスケジュールデー
タとは、例えば「15:00」を現在時刻とすると、図
12(a)に示すように、「15:30〜17:0
0」,「18:00〜」といったように、「15:0
0」以降に入っているスケジュールデータである。これ
に対し、現在時刻を含み、それ以降のスケジュールデー
タとは、例えば「15:00」を現在時刻とすると、図
12(b)に示すように、「14:30〜15:0
0」,「15:30〜17:00」,「18:00〜」
といったように、「15:00」に入っているスケジュ
ールデータを含めたものである。どちらの表示方法を使
用するかは、予め決めておくものとする。
【0037】このように、日間スケジュール機能におい
て、時刻的にまだ過ぎていないスケジュールデータを優
先的に見ることができる。したがって、複数のスケジュ
ールデータが存在する場合に、表示画面を切替えるなど
の面倒な操作を必要とせずに、必要なデータのみいち早
く見ることができる。
【0038】また、このような部分表示機能を各日付全
体に使用したり、指定した日付のみに使用するなど、そ
の使用を日付単位で任意に設定できるため、その日のス
ケジュール内容に合わせて部分表示するか通常表示にす
るかを簡単に使い分けることができる。
【0039】なお、上記実施例では、図9に示すように
日間スケジュールデータの件数が所定件数内であれば通
常表示処理を実行する構成としたが、件数に関係なく、
部分表示機能が設定されていれば、常に部分表示処理を
実行するようにしても良い。
【0040】(b)月間スケジュール機能 月間スケジュール機能を使用するに際し、まず、本発明
の部分表示機能を使用するか否かを設定する。この部分
表示機能は、現在の日付に基づいて同日付以降または同
日付を含み、それ以降の月間スケジュールデータを優先
表示する機能である。これに対して、従来方式である通
常表示機能は、現在の日付に関係なく、月間スケジュー
ルデータを日付順に表示する機能である。この部分表示
機能は、各月(1月〜12月)に一括または個別に設定
することができる。
【0041】図13は月間スケジュール機能における表
示設定動作を示すフローチャートである。例えばLCD
17に表示された図示せぬ表示設定ボタンを感圧式タブ
レット15を通じてペンクリックすることにより、月間
スケジュール機能の表示設定を指示すると(ステップD
1)、図16(a)に示すような表示設定画面が表示さ
れる(ステップD2)。この表示設定画面において、ま
ず、本発明の部分表示機能を使用するか否かを選択する
(ステップD3)。部分表示機能を使用しない場合(ス
テップD4のNo)、図3に示すテーブル14におい
て、各月の全てのフラグが「0」にセットされる(ステ
ップD5)。
【0042】部分表示機能を使用する場合(ステップD
4のYes)、さらに、図16(a)に示す表示設定画
面において、個別設定するか否かを選択する(ステップ
D6)。個別設定しない場合(ステップD7のNo)、
図3に示すテーブル14において、各月の全てのフラグ
が「1」にセットされる(ステップD8)。
【0043】一方、個別設定する場合(ステップD7の
Yes)、図16(b)に示すような表示設定画面にお
いて、部分表示機能を使用する月を指定する(ステップ
D9)。これにより、図3に示すテーブル14におい
て、指定された月のフラグのみが「1」にセットされる
(ステップD10)。
【0044】図14は月間スケジュール機能における表
示処理の基本動作を示すフローチャートである。本発明
の部分表示機能が各月毎に設定されている状態で、月間
スケジュールデータの表示を指示すると(ステップE
1)、CPU11は以下のような表示処理を行う。
【0045】すなわち、CPU11は、まず、リアルタ
イマ23を通じて現在の月を確認後(ステップE2)、
図3に示すテーブル14を参照して、該当するフラグが
「1」または「0」かを調べる(ステップE3)。ここ
で、当該フラグが「0」であれば(ステップE4のN
o)、CPU11は通常表示処理(第1の表示処理)を
実行し、図17(a)および(b)に示すような日付順
のスケジュール表示を行う(ステップE5)。なお、図
17(a)は通常表示機能での第1画面、同図(b)は
その第2画面を示す。
【0046】一方、当該フラグが「1」であれば(ステ
ップE4のYes)、CPU11は部分表示処理(第2
の表示処理)を実行し、図18(a)または(b)に示
すような現在日付に基づくスケジュール表示を行う(ス
テップE6)。なお、図18(a)および(b)はそれ
ぞれ部分表示機能での第1画面を示しているが、図18
(a)は現在日以降のスケジュールデータを表示する場
合を示し、同図(b)は現在日を含み、それ以降のスケ
ジュールデータを表示する場合を示している。
【0047】図15は月間スケジュール機能における部
分表示処理の動作を示すフローチャートである。CPU
11は、まず、RAM13の月間スケジュール領域13
bに格納されている月間スケジュールデータを読み出す
(ステップF1)。この場合、月間スケジュール領域1
3bには月間スケジュールデータが登録順に格納されて
いる。そこで、CPU11は、月間スケジュール領域1
3bから読み出した月間スケジュールデータを日付順に
ソートしてRAM13の編集領域13cに一時格納する
(ステップF2)。
【0048】ここで、CPU11は、月間スケジュール
データの件数を検出し、それが所定件数を越えているか
否かを調べる(ステップF3)。この所定件数とは、1
画面に表示できる最大件数に相当する。その結果、月間
スケジュールデータの件数が所定件数内であれば(ステ
ップF4のNo)、CPU11は通常表示処理を実行す
る。具体的には、CPU11は、編集領域13cに格納
されているスケジュールデータを先頭から所定件数分だ
け読み出し、これを表示用メモリ20に展開すること
で、図17(a)および(b)に示すような日付順のス
ケジュール表示を行う。
【0049】一方、月間スケジュールデータの件数が所
定件数を越える場合には(ステップF4のYes)、C
PU11はリアルタイマ23を通じて現在の日付を確認
し(ステップF5)、同日付に基づくスケジュール表示
を行う(ステップF6)。具体的には、CPU11は、
編集領域13cに格納されているスケジュールデータの
中から現在日以降のスケジュールデータ、あるいは現在
日を含み、それ以降のスケジュールデータをデータに付
加された日付情報に基づいて検出し、これを表示用メモ
リ20に展開することで、図18(a)または(b)に
示すような現在日付優先のスケジュール表示を行う。
【0050】ここで、現在日以降のスケジュールデータ
とは、例えば「3/29」を現在日付とすると、図18
(a)に示すように、「3/30」,「3/31」とい
ったように、「3/29」以降に入っているスケジュー
ルデータである。これに対し、現在日を含み、それ以降
のスケジュールデータとは、例えば「3/29」を現在
日とすると、図18(b)に示すように、「3/28〜
3/29」,「3/30」,「3/31」といったよう
に、「3/29」に入っているスケジュールデータを含
めたものである。どちらの表示方法を使用するかは、予
め決めておくものとする。
【0051】このように、月間スケジュール機能におい
て、日付的にまだ過ぎていないスケジュールデータを優
先的に見ることができる。したがって、複数のスケジュ
ールデータが存在する場合に、表示画面を切替えるなど
の面倒な操作を必要とせずに、必要なデータのみいち早
く見ることができる。
【0052】また、このような部分表示機能を各月全体
に使用したり、指定した月のみに使用するなど、その使
用を月単位で任意に設定できるため、その月のスケジュ
ール内容に合わせて部分表示するか通常表示にするかを
簡単に使い分けることができる。
【0053】なお、上記実施例では、図15に示すよう
に月間スケジュールデータの件数が所定件数内であれば
通常表示処理を実行する構成としたが、件数に関係な
く、部分表示機能が設定されていれば、常に部分表示処
理を実行するようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、日間スケ
ジュールあるいは月間スケジュールの表示において、表
示すべき日間スケジュールあるいは月間スケジュールが
所定件数内の場合は時刻順あるいは日付順に表示し、所
定件数を越える場合は現在の時刻あるいは現在の日付に
基づいて表示するようにしたので、複数のスケジュール
データが存在する場合に、表示画面を切り替えるなどの
面倒な操作を必要とせずに必要なデータを優先的に確認
できる。これにより、スケジュールの表示における操作
性を向上させることができる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る情報管理装置の構成を
示すブロック図。
【図2】日間スケジュール機能で用いられるテーブルの
構成を示す図。
【図3】月間スケジュール機能で用いられるテーブルの
構成を示す図。
【図4】日間スケジュール機能の第1の表示画面を示す
図。
【図5】日間スケジュール機能の第2の表示画面を示す
図。
【図6】月間スケジュール機能の表示画面を示す図。
【図7】日間スケジュール機能における表示設定動作を
示すフローチャート。
【図8】日間スケジュール機能における表示処理の基本
動作を示すフローチャート。
【図9】日間スケジュール機能における部分表示処理の
動作を示すフローチャート。
【図10】日間スケジュール機能における表示設定画面
を示す図。
【図11】日間スケジュール機能における通常表示処理
時のスケジュール表示画面を示す図。
【図12】日間スケジュール機能における部分表示処理
時のスケジュール表示画面を示す図。
【図13】月間スケジュール機能における表示設定動作
を示すフローチャート。
【図14】月間スケジュール機能における表示処理の基
本動作を示すフローチャート。
【図15】月間スケジュール機能における部分表示処理
の動作を示すフローチャート。
【図16】月間スケジュール機能における表示設定画面
を示す図。
【図17】月間スケジュール機能における通常表示処理
時のスケジュール表示画面を示す図。
【図18】月間スケジュール機能における部分表示処理
時のスケジュール表示画面を示す図。
【符号の説明】
11…CPU、12…ROM、13…RAM、13a…
日間スケジュール領域、13b…月間スケジュール領
域、14…テーブル、15…感圧式タブレット、16…
タブレット制御部、17…LCD、18…LCD制御
部、19…データ入出力装置、20…表示用メモリ、2
3…リアルタイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 良英 東京都青梅市末広町2丁目9番地 東芝 パーソナルシステムエンジニアリング株 式会社内 (56)参考文献 実開 平2−42144(JP,U) 実開 平1−104600(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/02 G06F 3/00 G06F 17/20 - 17/26,17/60

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間単位で管理された日間スケジュール
    データを格納したスケジュール格納手段と、 このスケジュール格納手段に格納された上記日間スケジ
    ュールデータの表示を指示する表示指示手段と、 この表示指示手段によって上記日間スケジュールデータ
    の表示が指示された際に、現在時刻を検出する現在時刻
    検出手段と、 上記日間スケジュールデータの件数に応じて、その件数
    が所定の件数内である場合には上記日間スケジュールデ
    ータを時刻順に表示する第1の表示処理を実行し、上記
    所定の件数を越える場合には上記現在時刻検出手段によ
    って検出された上記現在時刻に基づいて、上記現在時刻
    以降の日間スケジュールデータあるいは上記現在時刻を
    含み、それ以降の日間スケジュールデータを表示する
    2の表示処理を実行する表示制御手段とを具備したこと
    を特徴とする情報管理装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の表示処理を許可または禁止す
    るための表示設定を行う表示設定手段を具備し、 上記表示制御手段は、この表示設定手段によって上記第
    2の表示処理が禁止されている場合には、常に第1の表
    示処理を実行することを特徴とする請求項1記載の情報
    管理装置。
  3. 【請求項3】 上記表示設定手段は、全ての日付に対し
    て上記第2の表示処理の許可または禁止を一括に設定で
    きることを特徴とする請求項2記載の情報管理装置。
  4. 【請求項4】 上記表示設定手段は、各日付に対して上
    記第2の表示処理の許可または禁止を個別に設定できる
    ことを特徴とする請求項2記載の情報管理装置。
  5. 【請求項5】 日単位で管理された月間スケジュールデ
    ータを格納したスケジュール格納手段と、 このスケジュール格納手段に格納された上記月間スケジ
    ュールデータの表示を指示する表示指示手段と、 この表示指示手段によって上記月間スケジュールデータ
    の表示が指示された際に、現在の日付を検出する現在日
    検出手段と、 上記月間スケジュールデータの件数に応じて、その件数
    が所定の件数内である場合には上記月間スケジュールデ
    ータを日付順に表示する第1の表示処理を実行し、上記
    所定の件数を越える場合には上記現在日検出手段によっ
    て検出された上記現在の日付に基づいて、上記現在の日
    付以降の月間スケジュールデータあるいは上記現在の日
    付を含み、それ以降の月間スケジュールデータを表示す
    第2の表示処理を実行する表示制御手段とを具備した
    ことを特徴とする情報管理装置。
  6. 【請求項6】 上記第2の表示処理を許可または禁止す
    るための表示設定を行う表示設定手段を具備し、 上記表示制御手段は、この表示設定手段によって上記第
    2の表示処理が禁止されている場合には、常に第1の表
    示処理を実行することを特徴とする請求項5記載の情報
    管理装置。
  7. 【請求項7】 上記表示設定手段は、全ての月に対して
    上記第2の表示処理の許可または禁止を一括に設定でき
    ることを特徴とする請求項6記載の情報管理装置。
  8. 【請求項8】 上記表示設定手段は、各月に対して上記
    第2の表示処理の許可または禁止を個別に設定できるこ
    とを特徴とする請求項6記載の情報管理装置。
  9. 【請求項9】 時間単位で管理された日間スケジュール
    データを格納したスケジュール格納手段を備えた情報管
    理装置の表示制御方法において、 上記スケジュール格納手段に格納された上記日間スケジ
    ュールデータの表示が指示されたとき、 現在時刻を検出し、 上記日間スケジュールデータの件数が所定の件数内であ
    る場合には上記日間スケジュールデータを時刻順に表示
    する第1の表示処理を実行し、 上記日間スケジュールデータの件数が上記所定の件数を
    越える場合には上記現在時刻に基づいて、上記現在時刻
    以降の日間スケジュールデータあるいは上記現在時刻を
    含み、それ以降の日間スケジュールデータを表示する
    2の表示処理を実行する第2の表示処理を実行するよう
    にしたことを特徴とする表示制御方法。
  10. 【請求項10】 日単位で管理された月間スケジュール
    データを格納したスケジュール格納手段を備えた情報管
    理装置の表示制御方法において、 上記スケジュール格納手段に格納された上記月間スケジ
    ュールデータの表示が指示されたとき、 現在の日付を検出し、 上記月間スケジュールデータの件数が所定の件数内であ
    る場合には上記月間スケジュールデータを日付順に表示
    する第1の表示処理を実行し、 上記月間スケジュールデータの件数が上記所定の件数を
    越える場合には上記現在日に基づいて、上記現在の日付
    以降の月間スケジュールデータあるいは上記現在の日付
    を含み、それ以降の月間スケジュールデータを表示する
    第2の表示処理を実行するようにしたことを特徴とする
    表示制御方法。
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