JPH08272647A - ソフトウェア評価装置 - Google Patents

ソフトウェア評価装置

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JPH08272647A
JPH08272647A JP7072697A JP7269795A JPH08272647A JP H08272647 A JPH08272647 A JP H08272647A JP 7072697 A JP7072697 A JP 7072697A JP 7269795 A JP7269795 A JP 7269795A JP H08272647 A JPH08272647 A JP H08272647A
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data
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memory
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JP7072697A
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English (en)
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Junichi Nakada
淳一 中田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザ・プログラムの実行を中断することな
く、リアルタイムで評価対象のソフトウェアの評価を行
うことのできるソフトウェア評価装置を提供する。 【構成】本発明は、評価用マイクロコンピュータ1、ホ
スト・パーソナルコンピュータ2、メモリ(1)3、メ
モリ(2)4および外部メモリ27により構成され、評
価用マイクロコンピュータ1において、評価対象プログ
ラムの実行中の分岐処理回数が計数されてソフトウェア
評価が行われる。メモリ(1)3には内部ROM領域に
対する分岐回数情報が書込まれ、メモリ(2)4には外
部メモリ領域に対する分岐回数情報が書込まれて、当該
分岐命令の実行発生を検出する手段を備えることによ
り、評価対象プログラムの実行を計測用ソフトウェアに
よる割込み処理により中断させることなく、リアルタイ
ムで分岐先アドレスに対応する分岐回数を計数すること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソフトウェア評価装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、評価対象のテスト・プログラムに
対する評価が充分に行われているか否かを定量的に確認
する方法としては、当該テスト・プログラムにより、分
岐先アドレスに対して何回分岐アクセスが発生されたか
を計数する評価方法が用いられている。この従来の評価
方法を図6を参照して説明する。図6は、評価対象テス
ト・プログラム26と、従来のソフトウェア評価装置に
含まれる計測用ソフトウェア31との対応関係を示す概
念図であり、計測用ソフトウェア31に対応して、評価
対象テスト・プログラム26に含まれる、分岐処理2
7、分岐先プログラム28、分岐処理29および分岐先
プログラム30等を含み部分的に省略された流れ図が概
念的に示されている。
【0003】図6において、評価対象テスト・プログラ
ム26においては、A点に対応する流れを、予め分岐命
令と分岐先アドレスを検出条件として設定しておくこと
により、評価対象テスト・プログラム26の実行中に、
当該分岐先アドレスに対する分岐命令が検出されると、
当該評価対象テスト・プログラム26に対する計数評価
用として用意されている計測用ソフトウェア31によ
り、この評価対象テスト・プログラム26からのB点の
流れに対応する割込み処理として当該アクセス回数の計
数処理が行われた後、C点の流れに対応して評価対象テ
スト・プログラム26に復帰して、検出された分岐命令
が実行されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のソフト
ウェア評価装置においては、分岐先アドレスに対するア
クセス回数の計数評価が行われると、評価対象テスト・
プログラムには本来存在しない筈の割込み処理が、ソフ
トウェア評価装置の計測用ソフトウェアにより行われて
しまうという状態が生じる。その際には、評価対象テス
ト・プログラムの処理が一旦停止される状態となる。こ
のような処理が行われると、図6のA点にて示される流
れに対応して分岐アドレスに対する分岐命令が発生する
度ごとに、評価対象テスト・プログラムに割込んで計数
評価処理が行われるという事態が生じる。即ち、指定分
岐アドレスへの分岐命令が発生すると、当該分岐命令発
生回数分だけ本来の評価対象テスト・プログラムに対し
て計数評価処理の時間が加算されてゆき、評価対象テス
ト・プログラムの処理実行時間に変更を強いる結果とな
り、当該評価対象テスト・プログラムの実際のシステム
動作内容が、時間的に改変されてしまうという欠点があ
る。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を排除して、
評価対象テスト・プログラムの実行時間を改変すること
なく、当該評価対象テスト・プログラム本来の実行時間
を保持しつつソフトウェア評価を行うことのできるソフ
トウェア評価装置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のソフトウェア評
価装置は、評価対象プログラムのソフトウェア評価用と
して機能するソフトウェア評価装置において、ソフトウ
ェア評価時に当該評価対象プログラムを書込む第1およ
び第2の情報格納手段と、前記第1および前記第2の各
情報格納手段に対応して、それぞれ分岐回数データの格
納用として機能する第1aおよび第2bのデータ格納手
段と、前記第1および前記第2の各情報格納手段に書込
まれている前記評価対象プログラムを実行し、その実行
過程において分岐命令が実行される度ごとに当該分岐命
令の実行を検出するとともに、その分岐先アドレスを出
力するソフトウェア評価処理手段と、前記分岐先アドレ
スの入力を受けて、当該分岐先アドレスに対応する分岐
回数を計数し、当該計数データを分岐回数データとし
て、前記分岐先アドレスに対応して選択される前記第1
および前記第2の各情報格納手段に対応して設けられて
いる第1aおよび第2bのデータ格納手段の何れか一方
に格納する分岐回数計数手段とを少くとも備えて構成さ
れる。
【0007】なお、前記分岐回数計数手段は、前記分岐
先アドレスを入力して、当該分岐先アドレスが前記第1
の情報格納手段および前記第2の情報格納手段の何れの
領域内にあるかを判定する領域判定手段と、前記領域判
定結果に基づいて、それぞれ前記第1または前記第2の
情報格納手段に対応する前記第1aのデータ格納手段ま
たは前記第2bのデータ格納手段の内の何れか一方のデ
ータ格納手段を選択するメモリ選択手段と、前記メモリ
選択手段により選択された前記第1aのデータ格納手段
または前記第2bのデータ格納手段より、前記分岐先ア
ドレスに対応して読出されるデータを計数して分岐回数
データとして出力し、選択された前記第1aのデータ格
納手段または前記第2bのデータ格納手段の対応するア
ドレスに格納する分岐回数計数手段とを少なくとも備え
て構成してもよい。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明のソフトウェア評価装置の1
実施例を示すブロック図である。図1に示されるよう
に、本実施例は、評価用マイクロコンピュータ1と、ホ
スト・パーソナルコンピュータ2と、メモリ(1)3
と、メモリ(2)4と、外部メモリ27とを備えて構成
される。また、図2は、本実施例による評価用マイクロ
コンピュータ1の内部構成を示すブロック図であり、図
2に示されるように、当該評価用マイクロコンピュータ
1は、ホスト・コンピュータ2および外部メモリ27に
対応して、コアCPU5と、命令実行部6と、ホストI
/F7と、比較アドレス生成部8と、システム制御部9
と、システムレジスタ10と、マッピング制御部11
と、ストローブ信号生成部12と、計数データ生成部1
3と、アドレス制御部14と、リード・データ制御部1
5と、信号合成部16と、入出力端子制御部17と、内
部ROMメモリブロック26とを備えて構成される。以
下、図1および図2を参照して、本実施例の動作につい
て説明する。
【0010】始めに、本実施例の動作について総括的に
説明する。図2において、内部ROMメモリブロック2
6と外部メモリ27にユーザ・プログラムが書込まれ、
このプログラムはコアCPU5によって実行される。コ
アCPU5においては、このプログラムの実行に際し
て、分岐命令が実行される度ごとに当該分岐命令の実行
が検出され、これに対応して制御信号が出力される。ま
た、その際に実際に分岐命令が実行されたことが検出さ
れると、前記制御信号とともに、分岐先アドレスがCP
Uアドレス112として出力される。このCPUアドレ
ス112は、比較アドレス生成部8に入力されて同期タ
イミングがとられると、共に分岐先アドレスが内部RO
Mメモリブロック26の領域内にあるか否かが判断さ
れ、この結果がマッピング制御部11に送られて、当該
分岐先アドレスが予め設定されている評価領域の範囲内
にあるか否かが判断されて、これに他の条件も加味され
て、メモリを選択するための内部ROMメモリブロック
・チップセレクト信号120と外部メモリ・チップセレ
クト信号121が選択出力される。これらの内部ROM
メモリブロック・チップセレクト信号120および外部
メモリ・チップセレクト信号121は、入出力端子制御
部17を介してメモリ切替信号102として出力され、
これによりメモリ(1)3とメモリ(2)4の何れか一
方が選択される。即ち、分岐先アドレスが内部ROMメ
モリブロック26に対して指定されるとメモリ(1)3
が選択され、分岐先アドレスが外部メモリブロック27
に対して指定されるとメモリ(2)4が選択される。
【0011】ここで、例えば、内部ROMメモリブロッ
ク26と外部メモリ27のそれぞれのアドレス領域と同
一のアドレス領域が、メモリ(1)3およびメモリ
(2)4にそれぞれ対応して存在しているものとする。
分岐先アドレスは、CPUアドレス112として入出力
端子制御部17に送られて、メモリ用アドレス信号10
8として出力される。従って、前述のメモリ切替信号1
02によって選択されたメモリ(1)3またはメモリ
(2)4の何れかのアドレス信号108に対応するデー
タが読出され、計数データ生成部13においてインクリ
メントされた後に、同一メモリの同一アドレスに対して
自動的に書き戻される。即ち、分岐が内部ROMメモリ
ブロック26と外部メモリ27において、それぞれ別個
のメモリに、分岐先アドレスに対応するメモリアドレス
により指定されるデータにより分岐回数が計数されるこ
とになる。
【0012】以下、関連する構成要素の動作について個
別に説明する。図1において、本実施例のソフトウェア
評価機能は、ホスト・コンピュータ2によるマイクロコ
ンピュータ制御信号101を介して、本実施例に含まれ
る評価用マイクロコンピュータ1において、評価対象テ
スト・プログラムの実行中に分岐処理が何回行われたか
を計数することにより、当該評価対象テスト・プログラ
ムを評価するものであり、その計数領域としては、評価
用マイクロコンピュータ1の内部に含まれる内部ROM
領域と、外部に接続されている外部メモリ領域があり
(これらの内部ROM領域および外部メモリ領域は図示
されない)、それぞれの領域における計数結果、即ち分
岐回路情報は、それぞれメモリ(1)3およびメモリ
(2)4に分離されて記録される。このように、内部R
OM領域および外部メモリ領域に対応する計数結果を記
録するために、それぞれ対応するメモリ(1)3および
メモリ(2)4が設けられている理由は、1つのメモリ
のみで計数処理が行われると、評価仕様または設定等に
より内部ROM領域または外部メモリ領域の計数処理が
同時に行われた場合に、それぞれの処理結果が混在する
状態になるのを防止するためである。
【0013】本評価用マイクロコンピュータ1において
は、図2のコアCPU5に含まれる命令実行部6におい
て、図2に示されるように分岐命令実行信号109およ
び分岐先の命令実行に伴ない分岐先命令実行信号110
が生成されており、これらの分岐命令実行信号109ま
たは分岐先命令実行信号110がアクティブになると、
その時点におけるアドレス情報が、比較アドレス生成部
8を介してマッピング制御部11に入力され、信号合成
部16および入出力端子制御部17を介してメモリ切替
信号102として出力される。またアドレス情報は、別
経路を経由して、入出力端子制御部17を介して前述の
メモリ切替信号102とともに、メモリ(1)3とメモ
リ(2)4に送られる。
【0014】これらのメモリの内、メモリ(1)3には
前記内部ROM領域に対する分岐回数情報が書込まれ、
メモリ(2)4には前記外部メモリ領域に対する分岐回
数情報が書込まれる。図2に示されるように、この2つ
のメモリの切替操作、即ちマッピング操作は、入出力端
子制御部17から出力されるメモリ切替信号102とメ
モリ用アドレス信号108により行われる。また、これ
らの内部ROM領域と外部メモリ領域に対する分岐回数
情報103のリード/ライトの制御は、内部ROM領域
に対しては、入出力端子制御部17から出力される内部
ROM領域用リード信号104と内部ROM領域用ライ
ト信号105により行われ、また、外部メモリ領域に対
しては、同じく入出力端子制御部17から出力される外
部メモリ領域用リード信号106と外部メモリ領域用ラ
イト信号107により行われる。また、評価用マイクロ
コンピュータ1に含まれるコアCPU5に対しては、内
部ROM領域に対応するアドレス/データ・バス、リー
ド/ストローブ等を含む制御信号の入出力関係があり、
また、外部メモリ領域に対応するアドレス/データとリ
ード/ライト等のストローブ信号の入出力関係が存在し
ている。しかし、これらの内部ROM領域と外部領域は
メモリ空間上の領域が異なっているために、相互に干渉
し合うことがなく、それぞれの領域に対するアクセスを
行うことができる。
【0015】図3には、比較アドレス生成部8の内部構
成が示されており、本発明に関連して、複数の同期回路
19を含む同期回路群18と検出回路20とを備えて構
成される。この比較アドレス生成部8においては、外部
から入力されるアドレスおよびデータと、コアCPU5
から入力されるアドレス/データとに対応する同期化が
行われており、この比較アドレス生成部8において生成
されるアドレス/データは、その使用目的により、それ
ぞれの目的に対応する各種のタイミングのアドレス/デ
ータとして生成される。なお、図3においては、本発明
の動作説明上必要な出力信号として、その1部の比較結
果アドレス113および内部ROMメモリブロック・イ
ネーブル信号114のみが示されており、他のアドレス
/データ等は省略されている。即ち、図3においては、
制御信号111およびCPUアドレス112の入力に対
応して、複数の同期回路19により形成される同期回路
群18からは、制御信号111とこの制御信号111に
含まれるクロック信号を介して、コアCPU5のアドレ
ス/データのタイミングを外部のアドレス/データに合
わせて比較結果アドレス113が出力されて、マッピン
グ制御部5に送出される。また、メモリ空間全領域にお
ける内部ROM領域は固定領域であり、この内部ROM
領域を示すアドレス値がコアCPU5から出力されて比
較アドレス生成部8に入力されると、当該アドレス値に
対応する同期回路19からの出力が検出回路20に入力
され、当該検出回路20からは内部ROMメモリブロッ
ク・イネーブル信号114が出力されて、同じくマッピ
ング制御部5に送出される。
【0016】図4は、計数データ生成部13の内部構成
を示すブロック図であり、メモリ・データラッチ回路2
1と、インクリメンタ22と、出力回路23とを備えて
構成される。計数データ生成部13においては、評価対
象テスト・プログラムにおける分岐回数が計数されてお
り、当該計数値はメモリ(1)3およびメモリ(2)4
に対して送られる。これらのメモリ(1)3およびメモ
リ(2)4に対応するデータバスは、入出力端子制御部
17のバッファを通じて、当該計数データ生成部13内
のメモリ・データラッチ回路21に接続されている。そ
して、評価対象テスト・プログラムにおいて分岐が発生
した場合には、内部ROM領域または外部メモリ領域の
何れの領域に対して分岐を行うかが、メモリ切替信号1
02によって切替選択されて出力され、対応するメモリ
(1)3またはメモリ(2)4がアクセスされて、格納
されているデータが、図4に示されるように、リード・
データ116としてメモリ・データラッチ回路21に入
力される。一方、計数データ生成部13に対しては、ス
トローブ信号生成回路12より制御信号115が入力さ
れており、この制御信号115を介して前記リード・デ
ータ116はメモリ・データラッチ回路21にラッチさ
れ、ラッチされたデータはインクリメンタ22において
「+1」されて、「+1」されたデータは、制御信号1
15を介して出力回路23よりライト・データ117と
して出力され、メモリ用のデータバスを経由してラッチ
されたリード・データ116に対応するメモリ(1)3
またはメモリ(2)4に送られて書込まれる。そして次
に分岐が発生した場合には、上述したような動作手順が
繰返して行われて分岐発生回数が計数アップされ、これ
により、内部ROMメモリブロック26または外部メモ
リ27を分岐先アドレスとする分岐命令実行回数が、メ
モリ(1)3またはメモリ(2)4の対応するメモリア
ドレスに入力されて格納される。
【0017】図5において、ホストI/F7を通して計
数評価開始/終了条件および全メモリ領域の何れの領域
を計数対象とするかを示す情報がシステム制御部9に入
力されると、当該システム制御部9においては、前記情
報を受けてシステム・レジスタ10に書込むためのアド
レス/データに変換出力されてシステム・レジスタ10
に入力される。そしてシステム・レジスタ10において
は、システム制御部9より入力されるアドレスに対応す
るデータの記録/読出しが行われる。例えば、図5に示
される本実施例の場合には、システム・レジスタ10に
含まれるアドレス“1”には評価開始/終了条件等のデ
ータが設定され、アドレス“4”/“5”には評価対象
領域のデータが設定される。マッピング制御部11に含
まれている比較器24においては、比較アドレス生成部
8から出力される比較結果アドレス113と、システム
・レジスタ10のアドレス“4”/“5”より出力され
る評価領域情報118とが比較照合される。またデコー
ダ25においては、比較器24における比較結果信号
と、システム・レジスタ10のアドレス“1”より出力
される評価条件情報119と、比較アドレス生成部8よ
り出力される内部ROMメモリブロック・イネーブル信
号114の入力に対応して、これらの信号の状態に応じ
て分岐先が評価対象の内部ROM領域であり、且つ評価
開始条件が成立している場合には、デコーダ25からは
内部ROMメモリブロック・チップセレクト信号120
が有効となって出力され、データ格納領域としてメモリ
(1)3が選択される。また、分岐先が外部メモリ領域
であり、且つ評価対象の外部メモリ領域であって評価開
始条件が成立している場合には、デコーダ25からは外
部メモリ・チップセレクト信号121が有効となって出
力され、データ格納領域としてメモリ(2)4が選択さ
れる。なお、評価用マイクロコンピュータ1内の1部の
構成要素については、本発明の動作の説明上支障がない
ために、その動作説明が省略されている。
【0018】また、評価用マイクロコンピュータ1の起
動順序としては、電源投入後に評価用マイクロコンピュ
ータ1内にある動作制御用のRAM(図示されない)に
コントロール・ソフトウェアがダウン・ロードされ、こ
のコントロール・ソフトウェアが起動される。当該コン
トロール・ソフトウェアの起動時には、評価用マイクロ
コンピュータ1内のレジスタ等が全て初期化され、ホス
ト・パーソナルコンピュータ2から送られてくるコマン
ド待ちの状態となる。そして、ホスト・コンピュータ2
よりホストI/F7を介して入力されるコマンドにより
制御されて、メモリのマッピング、計数するアドレスの
設定および内部ROM領域/外部メモリ領域等のメモリ
に対する評価対象テスト・プログラムのダウン・ロード
が実行されて、評価対象テスト・プログラムに対する評
価作業が行われる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、評価用
マイクロコンピュータにおいて、評価対象テスト・プロ
グラムの分岐命令の実行を検出し、当該命令実行により
分岐が発生したか否かを検出する手段を備えることによ
り、評価対象テスト・プログラムの実行を、計測用ソフ
トウェアによる割込み処理により中断させることなく、
リアルタイムで分岐回数を計数することが可能となり、
当該評価対象テスト・プログラムの実行時間の改変が完
全に排除されて、実際のシステムと同一の時間でのソフ
トウェア評価を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施例に含まれる評価用マイクロコンピュー
タの構成を示すブロック図である。
【図3】前記評価用マイクロコンピュータに含まれる比
較アドレス生成部の構成を示すブロック図である。
【図4】前記評価用マイクロコンピュータに含まれる計
数データ生成部の構成を示すブロック図である。
【図5】前記評価用マイクロコンピュータに含まれるホ
ストI/F、システム制御部、システム・レジスタ、比
較アドレス生成部およびマッピング制御部の相互関係を
示すブロック図である。
【図6】従来のソフトウェア評価方法における、評価対
象テスト・プログラムと計測用ソフトウェアとの関係を
示すシステム概念図である。
【符号の説明】
1 評価用マイクロコンピュータ 2 ホスト・パーソナルコンピュータ 3 メモリ(1) 4 メモリ(2) 5 コアCPU 6 命令実行部 7 ホストI/F 8 比較アドレス生成部 9 システム制御部 10 システム・レジスタ 11 マッピング制御部 12 ストローブ信号生成部 13 計数データ生成部 14 アドレス制御部 15 リード・データ制御部 16 信号合成部 17 入出力端子制御部 18 同期回路群 19 同期回路 20 検出回路 21 メモリ・データラッチ回路 22 イクリメンタ 23 出力回路 24 比較器 25 デコーダ 26 内部ROMメモリブロック 27 外部メモリ 28 評価対象テスト・プログラム 29、31 分岐処理 30、32 分岐先プログラム 33 計測用ソフトウェア 101 マイクロコンピュータ制御信号 102 メモリ切替信号 103 分岐回路情報 104 内部ROM領域用リード信号 105 内部ROM領域用ライト信号 106 外部メモリ領域用リード信号 107 外部メモリ領域用ライト信号 108 メモリ用アドレス信号 109 分岐命令実行信号 110 分岐先命令実行信号 111、115 制御信号 112 CPUアドレス 113 比較結果アドレス 114 内部ROMメモリブロック・イネーブル信号 116 リード・データ 117 ライト・データ 118 評価領域情報 119 評価条件情報 120 内部ROMメモリブロック・チップセレクト
信号 121 外部メモリ・チップセレクト信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 評価対象プログラムのソフトウェア評価
    用として機能するソフトウェア評価装置において、 ソフトウェア評価時に当該評価対象プログラムを書込む
    第1および第2の情報格納手段と、 前記第1および前記第2の各情報格納手段に対応して、
    それぞれ分岐回数データの格納用として機能する第1a
    および第2bのデータ格納手段と、 前記第1および前記第2の各情報格納手段に書込まれて
    いる前記評価対象プログラムを実行し、その実行過程に
    おいて分岐命令が実行される度ごとに当該分岐命令の実
    行を検出するとともに、その分岐先アドレスを出力する
    ソフトウェア評価処理手段と、 前記分岐先アドレスの入力を受けて、当該分岐先アドレ
    スに対応する分岐回数を計数し、当該計数データを分岐
    回数データとして、前記分岐先アドレスに対応して選択
    される前記第1および前記第2の各情報格納手段に対応
    して設けられている第1aおよび第2bのデータ格納手
    段の何れか一方に格納する分岐回数計数手段と、 を少くとも備えて構成されることを特徴とするソフトウ
    ェア評価装置。
  2. 【請求項2】 前記分岐回数計数手段が、 前記分岐先アドレスを入力して、当該分岐先アドレスが
    前記第1の情報格納手段および前記第2の情報格納手段
    の何れの領域内にあるかを判定する領域判定手段と、 前記領域判定結果に基づいて、それぞれ前記第1または
    前記第2の情報格納手段に対応する前記第1aのデータ
    格納手段または前記第2bのデータ格納手段の内の何れ
    か一方のデータ格納手段を選択するメモリ選択手段と、 前記メモリ選択手段により選択された前記第1aのデー
    タ格納手段または前記第2bのデータ格納手段より、前
    記分岐先アドレスに対応して読出されるデータを計数し
    て分岐回数データとして出力し、選択された前記第1a
    のデータ格納手段または前記第2bのデータ格納手段の
    対応するアドレスに格納する分岐回数計数手段と、 を少なくとも備えて構成される請求項1記載のソフトウ
    ェア評価装置。
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