JPH08271178A - プレート式熱交換器 - Google Patents
プレート式熱交換器Info
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- JPH08271178A JPH08271178A JP7071955A JP7195595A JPH08271178A JP H08271178 A JPH08271178 A JP H08271178A JP 7071955 A JP7071955 A JP 7071955A JP 7195595 A JP7195595 A JP 7195595A JP H08271178 A JPH08271178 A JP H08271178A
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- plate
- resin
- heat exchanger
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/08—Elements constructed for building-up into stacks, e.g. capable of being taken apart for cleaning
- F28F3/10—Arrangements for sealing the margins
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂包みガスケットを接着剤を用いることな
くプレートへ装着することを目的とする。 【構成】 複数枚のプレートを、弾性体からなる弾性を
有する中芯ゴムの接液側の側面に耐食性に優れている樹
脂カバーを被覆させた樹脂包みガスケットを介して積層
してなるプレート式熱交換器において、前記樹脂包みガ
スケットの中芯ゴムの接液側の反対側面に、固定片を適
宜間隔で一体に突出形成するとともに、プレートのガス
ケット溝の接液側の反対側面に、前記樹脂包みガスケッ
トの固定片に対応して該固定片を嵌合し得る嵌合部を形
成し、前記樹脂包みガスケットの固定片を前記プレート
嵌合部に嵌合することにより、樹脂包みガスケットをプ
レートへ接着剤を用いることなく装着することができる
ようにしたものである。
くプレートへ装着することを目的とする。 【構成】 複数枚のプレートを、弾性体からなる弾性を
有する中芯ゴムの接液側の側面に耐食性に優れている樹
脂カバーを被覆させた樹脂包みガスケットを介して積層
してなるプレート式熱交換器において、前記樹脂包みガ
スケットの中芯ゴムの接液側の反対側面に、固定片を適
宜間隔で一体に突出形成するとともに、プレートのガス
ケット溝の接液側の反対側面に、前記樹脂包みガスケッ
トの固定片に対応して該固定片を嵌合し得る嵌合部を形
成し、前記樹脂包みガスケットの固定片を前記プレート
嵌合部に嵌合することにより、樹脂包みガスケットをプ
レートへ接着剤を用いることなく装着することができる
ようにしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プレート式熱交換器用
ガスケットをプレートに装着するのに、合成ゴム系接着
剤や粘着テープ等の各種接着剤を用いることを嫌う食
品、薬品産業分野やガスケットの貼り替えメンテナンス
の生産性向上を希望する一般化学産業分野等に利用され
るプレート式熱交換器に関するものである。
ガスケットをプレートに装着するのに、合成ゴム系接着
剤や粘着テープ等の各種接着剤を用いることを嫌う食
品、薬品産業分野やガスケットの貼り替えメンテナンス
の生産性向上を希望する一般化学産業分野等に利用され
るプレート式熱交換器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、プレート式熱交換器は、複数枚
のプレートをガスケットを介して積層させて、そのプレ
ート間に複数の通路を形成し、これらの通路に異なる２
種類の流体を交互に流通して、その流体間でプレートを
介して熱交換を行なう構成になっている。
のプレートをガスケットを介して積層させて、そのプレ
ート間に複数の通路を形成し、これらの通路に異なる２
種類の流体を交互に流通して、その流体間でプレートを
介して熱交換を行なう構成になっている。
【０００３】プレート式熱交換器に使用するプレート
（１）は、図２１に示すように、長方形状をした平板か
らなり、適切な凹凸模様（図示省略）を形成した伝熱面
（２）を有し、かつ、四隅に流体通路孔（３）が開口さ
れるとともに、伝熱面（２）の周囲および各流体通路孔
（３）の周囲を囲む部分にガスケット溝（４）を形成
し、このガスケット溝（４）へガスケット（５）を装着
するようにしている。
（１）は、図２１に示すように、長方形状をした平板か
らなり、適切な凹凸模様（図示省略）を形成した伝熱面
（２）を有し、かつ、四隅に流体通路孔（３）が開口さ
れるとともに、伝熱面（２）の周囲および各流体通路孔
（３）の周囲を囲む部分にガスケット溝（４）を形成
し、このガスケット溝（４）へガスケット（５）を装着
するようにしている。
【０００４】ところで、化学、薬品産業等の有機溶剤を
扱うプレート式熱交換器の場合、図２２に示すように、
合成ゴム等の弾性体からなる弾性を有する中芯ゴム（５
ａ）の接液側の側面に耐食性に優れている樹脂カバー
（５ｂ）を断面形状としてコ字状に被覆させた樹脂包み
ガスケット（５）が用いられている。
扱うプレート式熱交換器の場合、図２２に示すように、
合成ゴム等の弾性体からなる弾性を有する中芯ゴム（５
ａ）の接液側の側面に耐食性に優れている樹脂カバー
（５ｂ）を断面形状としてコ字状に被覆させた樹脂包み
ガスケット（５）が用いられている。
【０００５】従来、上記樹脂包みガスケット（５）をプ
レート（１）へ装着する場合、ガスケット溝（４）の平
面部へ合成ゴム系接着剤や粘着テープ等の各種接着剤
（６）により接着させている。
レート（１）へ装着する場合、ガスケット溝（４）の平
面部へ合成ゴム系接着剤や粘着テープ等の各種接着剤
（６）により接着させている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、接着剤
（６）により樹脂包みガスケット（５）をプレート
（１）へ装着させた場合、長期の使用により樹脂包みガ
スケット（５）の接着面への有機溶剤等の浸透によっ
て、接着剤（６）を溶解、硬化させて液中へ不純物を混
入させ、処理液の品質低下をもたらす不都合があった。
（６）により樹脂包みガスケット（５）をプレート
（１）へ装着させた場合、長期の使用により樹脂包みガ
スケット（５）の接着面への有機溶剤等の浸透によっ
て、接着剤（６）を溶解、硬化させて液中へ不純物を混
入させ、処理液の品質低下をもたらす不都合があった。
【０００７】また、接着剤（６）の溶解や硬化によりシ
ール性が低下すると、ガスケット溝（４）の平面部を液
がにじみ通過して液に対して耐食性がない中芯ゴム（５
ａ）へ接液し、中芯ゴム（５ａ）を腐食、分解させてシ
ール性が更に悪くなるといった問題がある。
ール性が低下すると、ガスケット溝（４）の平面部を液
がにじみ通過して液に対して耐食性がない中芯ゴム（５
ａ）へ接液し、中芯ゴム（５ａ）を腐食、分解させてシ
ール性が更に悪くなるといった問題がある。
【０００８】更に、樹脂包みガスケット（５）を貼り替
えする場合、シール性を十分に確保するため、ガスケッ
ト溝（４）の平面部に付着している古い接着剤（６）を
入念に清掃して完全に除去する必要があり、そのために
多大な労力を要してメンテナンス上の作業性が非常に悪
かった。
えする場合、シール性を十分に確保するため、ガスケッ
ト溝（４）の平面部に付着している古い接着剤（６）を
入念に清掃して完全に除去する必要があり、そのために
多大な労力を要してメンテナンス上の作業性が非常に悪
かった。
【０００９】本発明は、上記問題点に鑑みて提案された
もので、樹脂包みガスケットを接着剤を用いることなく
プレートへ装着することが可能なプレート式熱交換器を
提供することを目的とする。
もので、樹脂包みガスケットを接着剤を用いることなく
プレートへ装着することが可能なプレート式熱交換器を
提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、樹脂包みガスケットの中芯ゴムの接液側の反
対側面に、固定片を適宜間隔で一体に突出形成するとと
もに、プレートのガスケット溝の接液側の反対側面に、
前記樹脂包みガスケットの固定片に対応して該固定片を
嵌合し得る嵌合部を形成したものである。
するため、樹脂包みガスケットの中芯ゴムの接液側の反
対側面に、固定片を適宜間隔で一体に突出形成するとと
もに、プレートのガスケット溝の接液側の反対側面に、
前記樹脂包みガスケットの固定片に対応して該固定片を
嵌合し得る嵌合部を形成したものである。
【００１１】
【作用】前記樹脂包みガスケットの固定片を前記プレー
ト嵌合部に嵌合することにより、樹脂包みガスケットを
プレートへ接着剤を用いることなく装着することができ
るようにしている。
ト嵌合部に嵌合することにより、樹脂包みガスケットを
プレートへ接着剤を用いることなく装着することができ
るようにしている。
【００１２】
【実施例】以下、本発明に係るプレート式熱交換器を図
面に示す実施例に基づいて説明する。
面に示す実施例に基づいて説明する。
【００１３】図１乃至図３は本発明の第１実施例を示し
たものである。ここで、図１は本発明の第１実施例のプ
レート式熱交換器におけるプレートおよび樹脂包みガス
ケットの部分斜視図、図２はその樹脂包みガスケットを
プレートに装着した状態の部分斜視図、図３は図２のＡ
−Ａ線における断面図である。
たものである。ここで、図１は本発明の第１実施例のプ
レート式熱交換器におけるプレートおよび樹脂包みガス
ケットの部分斜視図、図２はその樹脂包みガスケットを
プレートに装着した状態の部分斜視図、図３は図２のＡ
−Ａ線における断面図である。
【００１４】図１において、（11）は適切な凹凸模様
（図示省略）を形成した伝熱面（12）を有するプレート
で、伝熱面（12）の周囲を囲む部分にガスケット溝（1
3）を形成するとともに、このガスケット溝（13）の接
液側の反対側面に、適宜間隔でコ字状をした嵌合部（1
4）を形成している。（15）は合成ゴム等の弾性体から
なる弾性を有する中芯ゴム（15ａ）の接液側の側面に耐
食性に優れている樹脂カバー（15ｂ）を断面形状として
コ字状に被覆させて製作された樹脂包みガスケットで、
中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、前記プレート
（11）の嵌合部（14）と対向して該嵌合部（14）に嵌合
し得るコ字状をした固定片（16）を一体に突出形成して
いる。
（図示省略）を形成した伝熱面（12）を有するプレート
で、伝熱面（12）の周囲を囲む部分にガスケット溝（1
3）を形成するとともに、このガスケット溝（13）の接
液側の反対側面に、適宜間隔でコ字状をした嵌合部（1
4）を形成している。（15）は合成ゴム等の弾性体から
なる弾性を有する中芯ゴム（15ａ）の接液側の側面に耐
食性に優れている樹脂カバー（15ｂ）を断面形状として
コ字状に被覆させて製作された樹脂包みガスケットで、
中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、前記プレート
（11）の嵌合部（14）と対向して該嵌合部（14）に嵌合
し得るコ字状をした固定片（16）を一体に突出形成して
いる。
【００１５】前記樹脂包みガスケット（15）は、図２お
よび図３に示すように、樹脂カバー（15ｂ）を接液側に
被覆させた中芯ゴム（15ａ）をプレート（11）のガスケ
ット溝（13）内に嵌合するとともに、固定片（16）をプ
レート（11）の嵌合部（14）に嵌合することによりプレ
ート（11）へ装着される。
よび図３に示すように、樹脂カバー（15ｂ）を接液側に
被覆させた中芯ゴム（15ａ）をプレート（11）のガスケ
ット溝（13）内に嵌合するとともに、固定片（16）をプ
レート（11）の嵌合部（14）に嵌合することによりプレ
ート（11）へ装着される。
【００１６】この第１実施例のプレート式熱交換器にお
いては、樹脂包みガスケット（15）の中芯ゴム（15ａ）
の接液側の反対側面に一体に突出形成した固定片（16）
をプレート（11）のガスケット溝（13）の接液側の反対
側面に形成した嵌合部（14）に嵌合させることにより、
樹脂包みガスケット（15）をプレート（11）へ合成ゴム
系接着剤粘着テープ等の各種接着剤を用いることなく装
着させることができる。これにより、樹脂包みガスケッ
ト（15）の接液部は全て耐食性に優れた樹脂カバー（15
ｂ）となり、液中への不純物の混入が防止されるととも
に、シール性能の安定確保ができ、しかも、樹脂包みガ
スケット（15）の貼り替え時に従来のようにガスケット
溝（13）の平面部に付着している接着剤を除去させる必
要がなくなり、ガスケット貼り替え作業が極めて簡単で
ある。
いては、樹脂包みガスケット（15）の中芯ゴム（15ａ）
の接液側の反対側面に一体に突出形成した固定片（16）
をプレート（11）のガスケット溝（13）の接液側の反対
側面に形成した嵌合部（14）に嵌合させることにより、
樹脂包みガスケット（15）をプレート（11）へ合成ゴム
系接着剤粘着テープ等の各種接着剤を用いることなく装
着させることができる。これにより、樹脂包みガスケッ
ト（15）の接液部は全て耐食性に優れた樹脂カバー（15
ｂ）となり、液中への不純物の混入が防止されるととも
に、シール性能の安定確保ができ、しかも、樹脂包みガ
スケット（15）の貼り替え時に従来のようにガスケット
溝（13）の平面部に付着している接着剤を除去させる必
要がなくなり、ガスケット貼り替え作業が極めて簡単で
ある。
【００１７】図４乃至図６は本発明の第２実施例を示し
たものである。ここで、図４は本発明の第２実施例のプ
レート式熱交換器におけるプレートおよび樹脂包みガス
ケットの部分斜視図、図５はその樹脂包みガスケットを
プレートに装着した状態の部分斜視図、図６は図５のＢ
−Ｂ線における断面図である。但し、図１乃至図３の第
１実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。
たものである。ここで、図４は本発明の第２実施例のプ
レート式熱交換器におけるプレートおよび樹脂包みガス
ケットの部分斜視図、図５はその樹脂包みガスケットを
プレートに装着した状態の部分斜視図、図６は図５のＢ
−Ｂ線における断面図である。但し、図１乃至図３の第
１実施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。
【００１８】第２の実施例は、プレート（11）のガスケ
ット溝（13）の接液側の反対側面に溝部（17）を形成
し、この溝部（17）の底面に嵌合孔（17ａ）を穿設する
とともに、樹脂包みガスケット（15）の中芯ゴム（15
ａ）の接液側の反対側面に、前記溝部（17）と対応して
該溝部（17）に嵌合し得る固定片（18）を一体に突出形
成し、この固定片（18）の下面に前記嵌合孔（17ａ）と
対応して該嵌合孔（17ａ）に嵌合し得るダボ（18ａ）を
一体に突設し、図５および図６に示すように、樹脂包み
ガスケット（15）の固定片（18）をプレート（11）の溝
部（17）に嵌合させると同時に、固定片（18）の下面に
突設されたダボ（18ａ）を溝部（17）の底面に穿設され
た嵌合孔（17ａ）に嵌合することにより、樹脂包みガス
ケット（15）をプレート（11）へ装着するようにしてい
る。
ット溝（13）の接液側の反対側面に溝部（17）を形成
し、この溝部（17）の底面に嵌合孔（17ａ）を穿設する
とともに、樹脂包みガスケット（15）の中芯ゴム（15
ａ）の接液側の反対側面に、前記溝部（17）と対応して
該溝部（17）に嵌合し得る固定片（18）を一体に突出形
成し、この固定片（18）の下面に前記嵌合孔（17ａ）と
対応して該嵌合孔（17ａ）に嵌合し得るダボ（18ａ）を
一体に突設し、図５および図６に示すように、樹脂包み
ガスケット（15）の固定片（18）をプレート（11）の溝
部（17）に嵌合させると同時に、固定片（18）の下面に
突設されたダボ（18ａ）を溝部（17）の底面に穿設され
た嵌合孔（17ａ）に嵌合することにより、樹脂包みガス
ケット（15）をプレート（11）へ装着するようにしてい
る。
【００１９】この第２実施例のプレート式熱交換器にお
いても、樹脂包みガスケット（15）をプレート（11）へ
合成ゴム系接着剤や粘着テープ等の各種接着剤を用いる
ことなく装着させることができる。従って、第１実施例
と同様の作用効果を得ることができる。
いても、樹脂包みガスケット（15）をプレート（11）へ
合成ゴム系接着剤や粘着テープ等の各種接着剤を用いる
ことなく装着させることができる。従って、第１実施例
と同様の作用効果を得ることができる。
【００２０】以上は本発明の第１および第２実施例を示
したもので、本発明はこの第１および第２実施例に限定
されるものではなく、例えば、図７乃至図２０に示すよ
うに、本発明の要旨内において変更することが可能であ
る。
したもので、本発明はこの第１および第２実施例に限定
されるものではなく、例えば、図７乃至図２０に示すよ
うに、本発明の要旨内において変更することが可能であ
る。
【００２１】図７および図８は本発明の第３実施例を示
したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（15）の
中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、上端にストッ
パー（19ａ）を有する固定片（19）を突出して一体形成
し、図８に示すように、樹脂包みガスケット（15）の固
定片（19）を、ストッパー（19ａ）がプレート（11）の
外周縁部（11ａ）上面に当たるまでプレート（11）のガ
スケット溝（13）の接液側の反対側面とその延長である
外周縁部（11ａ）を切欠いて形成された嵌合スリット
（20）に嵌合することにより、樹脂包みガスケット（1
5）をプレート（11）へ装着するようにしている。
したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（15）の
中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、上端にストッ
パー（19ａ）を有する固定片（19）を突出して一体形成
し、図８に示すように、樹脂包みガスケット（15）の固
定片（19）を、ストッパー（19ａ）がプレート（11）の
外周縁部（11ａ）上面に当たるまでプレート（11）のガ
スケット溝（13）の接液側の反対側面とその延長である
外周縁部（11ａ）を切欠いて形成された嵌合スリット
（20）に嵌合することにより、樹脂包みガスケット（1
5）をプレート（11）へ装着するようにしている。
【００２２】図９および図１０は本発明の第４実施例を
示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（15）
の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、先端にプレ
ート（11）の外周縁に挟着させるためのコ字状をした挟
着部（21ａ）を有する固定片（21）を一体に突出形成
し、図１０に示すように、樹脂包みガスケット（15）の
固定片（21）の先端に有する挟着部（21ａ）を、プレー
ト（11）の外周縁に挟着させることにより、樹脂包みガ
スケット（15）をプレート（11）へ装着させるようにし
ている。
示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（15）
の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、先端にプレ
ート（11）の外周縁に挟着させるためのコ字状をした挟
着部（21ａ）を有する固定片（21）を一体に突出形成
し、図１０に示すように、樹脂包みガスケット（15）の
固定片（21）の先端に有する挟着部（21ａ）を、プレー
ト（11）の外周縁に挟着させることにより、樹脂包みガ
スケット（15）をプレート（11）へ装着させるようにし
ている。
【００２３】図１１および図１２は本発明の第５実施例
を示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（1
5）の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、先端に
係止鍔（22ａ）を有する固定片（22）を一体に突出形成
し、図１２に示すように、樹脂包みガスケット（15）の
固定片（22）の先端に有する係止鍔（22ａ）を、プレー
ト（11）のガスケット溝（13）の接液側の反対側面に穿
設した貫通孔（23）に貫通係止させることにより、樹脂
包みガスケット（15）をプレート（11）へ装着させるよ
うにしている。
を示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（1
5）の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、先端に
係止鍔（22ａ）を有する固定片（22）を一体に突出形成
し、図１２に示すように、樹脂包みガスケット（15）の
固定片（22）の先端に有する係止鍔（22ａ）を、プレー
ト（11）のガスケット溝（13）の接液側の反対側面に穿
設した貫通孔（23）に貫通係止させることにより、樹脂
包みガスケット（15）をプレート（11）へ装着させるよ
うにしている。
【００２４】図１３乃至図１６は本発明の第６実施例を
示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（15）
の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、Ｔ字状をし
た固定片本体（24ａ）とその中芯ゴム（15ａ）に対して
平行な平行部内側の両端付近に突設された突出片（24
ｂ）（24ｂ）とからなる固定片（24）を一体に突出形成
し、図１４および図１６に示すように、樹脂包みガスケ
ット（15）の固定片（24）の固定片本体（24ａ）の中芯
ゴム（15ａ）に対して垂直な部分（24ｃ）をプレート
（11）のガスケット溝（13）の接液側の反対側面に形成
した溝部（25）に嵌合するとともに、図１５および図１
６に示すように、固定片（24）の突出片（24ｂ）（24
ｂ）を前記溝部（25）の両側にプレート（11）の外周縁
に形成された嵌合部（26）（26）に嵌合することによ
り、樹脂包みガスケット（15）をプレート（11）へ装着
させるようにしている。
示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（15）
の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、Ｔ字状をし
た固定片本体（24ａ）とその中芯ゴム（15ａ）に対して
平行な平行部内側の両端付近に突設された突出片（24
ｂ）（24ｂ）とからなる固定片（24）を一体に突出形成
し、図１４および図１６に示すように、樹脂包みガスケ
ット（15）の固定片（24）の固定片本体（24ａ）の中芯
ゴム（15ａ）に対して垂直な部分（24ｃ）をプレート
（11）のガスケット溝（13）の接液側の反対側面に形成
した溝部（25）に嵌合するとともに、図１５および図１
６に示すように、固定片（24）の突出片（24ｂ）（24
ｂ）を前記溝部（25）の両側にプレート（11）の外周縁
に形成された嵌合部（26）（26）に嵌合することによ
り、樹脂包みガスケット（15）をプレート（11）へ装着
させるようにしている。
【００２５】図１７および図１８は本発明の第７実施例
を示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（1
5）の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、平板状
をした固定片（27）を突出して一体形成するとともに、
この固定片（27）の下面にダボ（27ａ）を一体に突設
し、図１８に示すように、樹脂包みガスケット（15）の
固定片（27）をプレート（11）のガスケット溝（13）の
接液側の反対側面に形成された凹部（28）に嵌合させる
と同時に、固定片（27）の下面に一体に突設されたダボ
（27ａ）を、前記凹部（28）の底面に穿設された嵌合孔
（28ａ）に嵌合することにより、樹脂包みガスケット
（15）をプレート（11）へ装着させるようにしている。
を示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（1
5）の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、平板状
をした固定片（27）を突出して一体形成するとともに、
この固定片（27）の下面にダボ（27ａ）を一体に突設
し、図１８に示すように、樹脂包みガスケット（15）の
固定片（27）をプレート（11）のガスケット溝（13）の
接液側の反対側面に形成された凹部（28）に嵌合させる
と同時に、固定片（27）の下面に一体に突設されたダボ
（27ａ）を、前記凹部（28）の底面に穿設された嵌合孔
（28ａ）に嵌合することにより、樹脂包みガスケット
（15）をプレート（11）へ装着させるようにしている。
【００２６】図１９および図２０は本発明の第８実施例
を示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（1
5）の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、舌片状
をした固定片（29）を突出して一体形成し、図２０に示
すように、樹脂包みガスケット（15）の固定片（29）
を、プレート（11）のガスケット溝（13）の接液側の反
対側面に穿設された嵌合孔（30）に嵌合することによ
り、樹脂包みガスケット（15）をプレート（11）へ装着
させるようにしている。
を示したもので、この実施例は樹脂包みガスケット（1
5）の中芯ゴム（15ａ）の接液側の反対側面に、舌片状
をした固定片（29）を突出して一体形成し、図２０に示
すように、樹脂包みガスケット（15）の固定片（29）
を、プレート（11）のガスケット溝（13）の接液側の反
対側面に穿設された嵌合孔（30）に嵌合することによ
り、樹脂包みガスケット（15）をプレート（11）へ装着
させるようにしている。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
樹脂包みガスケットをプレートへ接着剤を用いることな
く装着させることができるとともに、樹脂包みガスケッ
トの接液部は耐食性に優れた樹脂カバーだけとなるた
め、接着剤の溶解や硬化による液中への不純物の混入を
防止して処理液の品質低下を避けることができるととも
に、長期使用による中芯ゴムの腐食や硬化によるシール
性の低下を防止してシール性能の安定確保ができ、しか
も、樹脂包みガスケットの貼り替え作業が極めて簡単で
あってメンテナンスの向上が図れる。
樹脂包みガスケットをプレートへ接着剤を用いることな
く装着させることができるとともに、樹脂包みガスケッ
トの接液部は耐食性に優れた樹脂カバーだけとなるた
め、接着剤の溶解や硬化による液中への不純物の混入を
防止して処理液の品質低下を避けることができるととも
に、長期使用による中芯ゴムの腐食や硬化によるシール
性の低下を防止してシール性能の安定確保ができ、しか
も、樹脂包みガスケットの貼り替え作業が極めて簡単で
あってメンテナンスの向上が図れる。
【図１】本発明の第１実施例のプレート式熱交換器にお
けるプレートおよび樹脂包みガスケットの部分斜視図で
ある。
けるプレートおよび樹脂包みガスケットの部分斜視図で
ある。
【図２】本発明の第１実施例のプレート式熱交換器にお
ける樹脂包みガスケットをプレートに装着した状態の部
分斜視図である。
ける樹脂包みガスケットをプレートに装着した状態の部
分斜視図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線における断面図である。
【図４】本発明の第２実施例のプレート式熱交換器にお
けるプレートおよび樹脂包みガスケットの部分斜視図で
ある。
けるプレートおよび樹脂包みガスケットの部分斜視図で
ある。
【図５】本発明の第２実施例のプレート式熱交換器にお
ける樹脂包みガスケットをプレートに装着した状態の部
分斜視図である。
ける樹脂包みガスケットをプレートに装着した状態の部
分斜視図である。
【図６】図５のＢ−Ｂ線における断面図である。
【図７】本発明の第３実施例のプレート式熱交換器にお
ける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
ける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
【図８】本発明の第３実施例のプレート式熱交換器にお
ける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
ける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
【図９】本発明の第４実施例のプレート式熱交換器にお
ける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
ける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
【図１０】本発明の第４実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
おける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
【図１１】本発明の第５実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
おける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
【図１２】本発明の第５実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
おける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
【図１３】本発明の第６実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
おける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
【図１４】本発明の第６実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの装着状態の図１３のＣ−Ｃ
線における断面図である。
おける樹脂包みガスケットの装着状態の図１３のＣ−Ｃ
線における断面図である。
【図１５】本発明の第６実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの装着状態の図１３のＤ−Ｄ
線における断面図である。
おける樹脂包みガスケットの装着状態の図１３のＤ−Ｄ
線における断面図である。
【図１６】本発明の第６実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの装着状態の図１３のＥ−Ｅ
線における断面図である。
おける樹脂包みガスケットの装着状態の図１３のＥ−Ｅ
線における断面図である。
【図１７】本発明の第７実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
おける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
【図１８】本発明の第７実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
おける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
【図１９】本発明の第８実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
おける樹脂包みガスケットの部分斜視図である。
【図２０】本発明の第８実施例のプレート式熱交換器に
おける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
おける樹脂包みガスケットの装着状態の断面図である。
【図２１】プレート式熱交換器を構成するプレートの正
面図である。
面図である。
【図２２】従来の樹脂包みガスケットの装着状態での図
２１のＥ−Ｅ線における断面図である。
２１のＥ−Ｅ線における断面図である。
11 プレート 13 ガスケット溝 14 嵌合部 15 樹脂包みガスケット 15ａ 中芯ゴム 15ｂ 樹脂カバー 16 固定片 17 溝部 17ａ 嵌合孔 18 固定片 18ａ ダボ 19 固定片 19ａ ストッパー 20 嵌合スリット 21 固定片 21ａ 挟着部 22 固定片 22ａ 係止鍔 23 貫通孔 24 固定片 24ａ 固定片本体 24ｂ 突出片 25 溝部 26 嵌合部 27 固定片 27ａ ダボ 28 凹部 28ａ 嵌合孔 29 固定片 30 嵌合孔
Claims (1)
- 【請求項１】 複数枚のプレートを、弾性体からなる弾
性を有する中芯ゴムの接液側の側面に耐食性に優れてい
る樹脂カバーを被覆させた樹脂包みガスケットを介して
積層してなるプレート式熱交換器において、 前記樹脂包みガスケットの中芯ゴムの接液側の反対側面
に、固定片を適宜間隔で一体に突出形成するとともに、 プレートのガスケット溝の接液側の反対側面に、前記樹
脂包みガスケットの固定片に対応して該固定片を嵌合し
得る嵌合部を形成したことを特徴とするプレート式熱交
換器。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP7071955A JPH08271178A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | プレート式熱交換器 |
| US08/732,350 US5988268A (en) | 1995-03-29 | 1996-03-29 | Plate type heat exchanger |
| CA002191589A CA2191589C (en) | 1995-03-29 | 1996-03-29 | Plate type heat exchanger |
| AU51222/96A AU696123B2 (en) | 1995-03-29 | 1996-03-29 | Plate type heat exchanger |
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| EP96907711A EP0762071A4 (en) | 1995-03-29 | 1996-03-29 | PLATE HEAT EXCHANGER |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7071955A JPH08271178A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | プレート式熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08271178A true JPH08271178A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13475423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7071955A Pending JPH08271178A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | プレート式熱交換器 |
Country Status (6)
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|---|---|
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| EP (1) | EP0762071A4 (ja) |
| JP (1) | JPH08271178A (ja) |
| AU (1) | AU696123B2 (ja) |
| CA (1) | CA2191589C (ja) |
| WO (1) | WO1996030711A1 (ja) |
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| JP2016508591A (ja) * | 2013-01-30 | 2016-03-22 | アルファ−ラヴァル・コーポレート・アーベー | 取付手段、ガスケット装置、およびアセンブリ |
| JP2017500531A (ja) * | 2013-12-18 | 2017-01-05 | アルファ−ラヴァル・コーポレート・アーベー | 取付手段、ガスケット構造、熱交換プレートおよびアセンブリ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6419282B1 (en) | 2000-08-09 | 2002-07-16 | Siemens Automotive Corporation | Compliant zero evaporative fuel connection |
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| DK180498B1 (en) * | 2019-11-07 | 2021-05-27 | Danfoss As | Heat exchanger plate |
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-
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- 1995-03-29 JP JP7071955A patent/JPH08271178A/ja active Pending
-
1996
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- 1996-03-29 US US08/732,350 patent/US5988268A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-29 CA CA002191589A patent/CA2191589C/en not_active Expired - Lifetime
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