JPH08271142A - 低温蒸気回収法および回収装置 - Google Patents

低温蒸気回収法および回収装置

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JPH08271142A
JPH08271142A JP8064148A JP6414896A JPH08271142A JP H08271142 A JPH08271142 A JP H08271142A JP 8064148 A JP8064148 A JP 8064148A JP 6414896 A JP6414896 A JP 6414896A JP H08271142 A JPH08271142 A JP H08271142A
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refrigerant stream
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス流れ中に含まれている凝縮可能な蒸気を
除去するための方法と装置を提供する。 【解決手段】 ガス流れ中に含まれている凝縮可能な蒸
気を、ガス流れと冷媒流れとの間接的な熱交換により1
つ以上の凝縮器中で凝縮させる。これにより、冷却され
たガス流れと加熱された冷媒流れが生成する。効率アッ
プ用熱交換器において、加熱冷媒流れの少なくとも一部
から冷却ガス流れにさらなる熱を交換させて、加熱冷媒
流れから冷却された冷媒流れを形成させる。エジェクタ
ーもしくは類似装置のミキシングチャンバーにおいて、
冷却冷媒流れの少なくとも一部と低温流れとを合流させ
ることによって冷媒流れを生成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温蒸気回収法お
よびガス流れから凝縮可能な蒸気を凝縮によって除去す
るための装置に関する。さらに詳細には本発明は、凝縮
のための冷却ポテンシャルが低温冷媒によって供給さ
れ、低温冷媒によってガス流れに与えられた冷却ポテン
シャルが少なくとも一部は回収される、という方法およ
び装置に関する。さらに詳細には本発明は、2つの凝縮
器の一方が、オンライン状態になっていて、ガス流れか
ら蒸気を凝縮させるよう作動していると同時に、他方の
凝縮器が、オフライン状態になっていて、オンライン状
態にされる前に除霜されているよう2つの凝縮器が非同
調的に作動される、という方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ガス
流れ中に含まれている凝縮可能な蒸気を除去するための
低温蒸気回収装置が従来技術により提供されている。こ
のような装置の例が米国特許第5,291,751号に開
示されており、該特許によれば、ガス流れ中に含まれて
いる凝縮可能な蒸気が、ハイブリッド装置によってガス
流れから除去される。このハイブリッド装置において
は、ガス流れが先ず1つ以上の機械的冷却工程を通過
し、次いでガス流れから凝縮可能な蒸気を凝縮させるた
めに、低温熱交換器を有する2つの低温冷却工程に送ら
れる。この2つの低温冷却工程は、一方の熱交換器が固
体凝縮物で完全に充填されているときに、作動が他方の
熱交換器に変換されて(この逆の場合も)、相対する熱
交換器が除霜されている間に熱交換器のそれぞれが凝縮
器として作動できるよう、非同調的に作動される。米国
特許第3,967,938号は、具体的に、プロパンを冷
媒として使用して、ガソリンタンクからガソリン蒸気を
凝縮させるよう設計された低温蒸気回収装置を開示して
いる。
【0003】低温蒸気回収装置の他の例が米国特許第
5,291,738号に開示されており、該装置では、ガ
ス流れが、機械的冷却器、効率アップ用熱交換器(econ
omizing heat exchanger)、液体窒素ループによって冷
却されるメイン凝縮器、およびミスト除去装置を通過す
る。窒素ループによってガス流れに与えられる冷却ポテ
ンシャルを効率アップ用熱交換器にて少なくとも一部回
収し、この熱交換器において、装置に入るときのガス流
れと装置から排出される前のガス流れとの間で熱を間接
的に交換させる。加熱器を通して加熱された後に、ガス
流れの一部を再循環することによって、メイン凝縮器を
除霜する。除霜処理は装置の運転停止を必要とするの
で、連続運転を可能にするためには複式装置を作動させ
なければならない。上記の特許とは対照的に米国特許第
5,291,738号は、冷却ポテンシャルがガス流れに
与えられ、ガス流れを再循環しなければ冷却ポテンシャ
ルが失われる、ということを説明している。しかしなが
ら、凝縮器の上流にて冷却ポテンシャルが回収されるの
で、凝縮器の前で凝縮可能物質の凍結が起こって装置の
閉塞を引き起こすことがある。
【0004】後述するように、本発明は、装置全体を複
式にすることなく、装置を連続運転しやすいような仕方
で、処理しようとするガスからの冷却ポテンシャルを少
なくとも一部回収し、また凝縮可能物質の凍結が装置に
関連して使用される凝縮器内で起こるのを抑制するとい
う低温蒸気回収装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガス流れ中に
含まれている凝縮可能な蒸気を除去するための低温蒸気
回収法を提供する。本発明の方法によれば、熱をガス流
れから冷媒流れに間接的に交換させて冷却されたガス流
れと加熱された冷媒流れを生成させることによって、ガ
ス流れから凝縮可能な蒸気を凝縮させる。加熱冷媒流れ
の少なくとも一部から冷却ガス流れに熱を交換させて、
加熱冷媒流れから冷却された冷媒流れを形成させる。低
温流れ(液状クライオジェンもしくはガス状クライオジ
ェン、あるいはクライオジェンの液相と気相の混合物を
含んだ流れ)と冷却冷媒流れの少なくとも一部とを合流
させることによって冷媒流れを生成させる。
【0006】他の態様においては、本発明は、ガス流れ
中に含まれている凝縮可能な蒸気を除去するための低温
蒸気回収装置を提供する。本装置は、熱をガス流れから
冷媒流れに間接的に交換させるための凝縮手段を含む。
この凝縮手段は、ガス流れから凝縮可能な蒸気を凝縮
し、冷却されたガス流れと加熱された冷媒流れを生成す
る。さらなる熱を加熱冷媒流れの少なくとも一部から冷
却ガス流れに交換させて、加熱冷媒流れから冷却された
冷媒流れを形成させるための熱交換手段が前記凝縮手段
に接続されている。冷却冷媒流れの少なくとも一部と低
温流れを合流させるための手段が組み込まれている。こ
の合流により冷媒流れが生成する。この手段はさらに、
冷媒流れが凝縮手段に流れていき、加熱冷媒流れの少な
くとも一部が効率アップ用熱交換手段に流れていき、そ
して冷却冷媒流れの少なくとも一部が効率アップ用熱交
換手段から流れ出て、冷却冷媒流れの少なくとも一部と
合流するよう、装置内に循環を生成させる。
【0007】本発明は、連続運転ができるように複数の
凝縮器を使用している低温蒸気回収装置の設計物中に極
めて組み込みやすい。なぜなら、処理しようとするガス
流れよりむしろ冷媒流れにおいて冷却ポテンシャルが回
収されるからである。さらに、冷却ポテンシャルが凝縮
器の下流で回収され、次いで冷媒流れにおいて回収され
るので、凝縮可能物質の早すぎる凍結が凝縮器の上流に
て起こる可能性はない。
【0008】本明細書は、発明者らが発明であるとみな
す主題を明確に指摘している特許請求の範囲で結論を明
記しているが、添付の図面を参照しつつ考察すれば、本
発明の理解がより深まるものと考える。
【0009】図1を参照すると、ガス流れから凝縮可能
な蒸気を除去するよう設計されている低温蒸気回収装置
1が示されている。図示されていないが、ガス流れは、
機械的冷却器または他の冷却装置によって予備冷却する
こともできる。例えば、低温蒸気回収装置1において使
用される低温冷媒ガスで冷却を果たすことができる。
【0010】ガス流れは、装置において処理する前には
凝縮可能な蒸気を含む。未処理のガス流れが、装置入口
10を介して装置1に入り、次いで2つの交互流路12
と14のどちらかを通って流れることができる。流路1
2においては、ガス流れが凝縮器16を通って進み、次
いで効率アップ用熱交換器18を通って進む。凝縮器1
6においてガス流れから凝縮可能な蒸気を除去し、凝縮
器16においてガス流れに与えられた冷却ポテンシャル
を、効率アップ用熱交換器18にて少なくとも一部回収
する。上記の説明からわかるように、凝縮器16中でガ
ス流れから凝縮可能な蒸気が除去されつつあるので、冷
却ポテンシャルの一部だけを回収することができる。ガ
ス流れは、凝縮可能な蒸気の除去によって処理される
と、装置出口20を介して装置1から排出される。流路
14においては、ガス流れが凝縮器22を介して流れて
凝縮可能な蒸気が凝縮し、次いで効率アップ用熱交換器
18を介して流れて冷却ポテンシャルが回収される。そ
の後、装置出口20を介して装置1からガス流れが排出
される。
【0011】これまでの説明からわかるように、処理し
ようとするガス流れの種類に応じて、凝縮可能な蒸気の
一部または全部が凝縮器16および22上に霜として生
じる。この点に関して、ほとんどの応用においては、凝
縮可能な蒸気の主要部分が液体として凝縮する。したが
って、図示してはいないが、凝縮器16と22には排液
装置を取り付けなければならない。しかしながら、作動
を継続させるために2つの凝縮器16と22のそれぞれ
を除霜しなければならない場合は、あるポイントに達す
るはずである。交互流路(前述)を使用すれば、2つの
凝縮器16と22の一方をオンライン状態のままにして
おきながら、2つの凝縮器16と22の他方をオフライ
ン状態にして除霜することによって連続的な作動が可能
となる。2つの凝縮器16と22の他方を除霜した後、
それまでオフライン状態の凝縮器をオンライン状態に活
性化させると同時に、それまでオンライン状態の凝縮器
をオフライン状態にして除霜する。
【0012】交互流路12と14を介しての流れは、オ
ンオフ制御弁24と26によって制御される。弁24を
開ポジションにセットし、弁26を閉ポジションにセッ
トすると、流路12を介してガス流れが進む。弁26を
開ポジションにセットし、弁24を閉ポジションにセッ
トすると、流路14を介してガス流れが進む。弁24と
26は、自動制御装置からの遠隔操作で起動されるタイ
プ〔例えば、プログラム可能な制御器(デジタルでもア
ナログでもよい)〕であるのが好ましい。当然のことな
がら、自動化装置を使用せずに手動操作で本発明を実施
することもできる。弁が流れ方向を制御するための逆止
弁であると明記してある場合を除いて、弁はいずれもこ
のようなオンオフ弁である。
【0013】凝縮器16または凝縮器22内での凝縮可
能な蒸気の凝縮は、冷媒流れを凝縮器16のパス30
に、次いで凝縮器22のパス32に(そしてこの逆の場
合も)導入するための弁と入口28とを有する逆転流れ
回路に沿って流れる冷媒流れによって果たされる。凝縮
器16がオンライン状態にあるとき、弁34を開ポジシ
ョンにセットし、そして弁36を閉ポジションにセット
して、凝縮器16のパス30を通る冷媒流れを加熱冷媒
流れにすることができる。逆止弁40、42、44、お
よび46は協同的に作用して、凝縮器16からの加熱冷
媒流れの一部が、逆止弁46、従来構造物である加熱器
48、逆止弁44、および凝縮器22のパス32に流れ
ていくのを可能にする。凝縮器22がオフライン状態と
なり、加熱冷媒流れが凝縮器22を除霜するよう作用す
る。詳細については後述するが、弁50を開ポジション
にセットして加熱冷媒流れの残部の一部を効率アップ用
熱交換器18に送り、圧力調整弁52が、装置1からの
加熱冷媒流れの残部の他の部分を排出するよう作用す
る。詳細については後述するが、弁54を閉ポジション
にセットする一方で弁56を開ポジションにセットし
て、加熱冷媒流れの一部を、凝縮器22のパス32を通
過させた後にエジェクター(詳細については後述する)
に送り、冷却ポテンシャルの回収を行う。
【0014】凝縮器22を除霜した後、および/または
凝縮器16が連続運転のために除霜を必要とするように
なった後、弁34を閉ポジションにセットし、そして弁
36を開ポジションにセットして冷媒流れの方向を逆転
させ、今度は凝縮器22のパス32を通って加熱冷媒流
れになる。この点に関して、加熱冷媒流れの一部が、凝
縮器22から逆止弁42、加熱器48、逆止弁40、お
よび凝縮器16のパス30を通って流れる。したがって
凝縮器16はオフライン状態になっていて、加熱冷媒流
れによって除霜されつつあり、また凝縮器22はオンラ
イン状態になっていて、ガス流れからの凝縮可能な蒸気
を凝縮させるよう作動している。上記目的のために再び
弁50を開ポジションにセットし、弁52が装置ベント
として作用する。今度は弁54を開ポジションにセット
し、弁56を閉ポジションにセットして、加熱冷媒流れ
の一部を、凝縮器16のパス30を通過させた後にエジ
ェクターに送る。
【0015】図示の実施態様においては、加熱冷媒流れ
の一部だけが除霜の役目を果たす必要がある。上記した
ように、残りの加熱冷媒流れ(除霜作用には使用されな
い)が、この目的のために開ポジションにセットされて
いる弁50を流れる。弁50を流れる加熱冷媒流れのこ
のような残部が効率アップ用熱交換器18中のパス57
を通り、ここで冷媒流れが凝縮器16または22を通過
することによってガス流れに与えられる冷却ポテンシャ
ルの一部を回収するために冷却される。加熱冷媒流れの
一部は、効率アップ用熱交換器18のパス57を通った
後に冷却冷媒流れになる。蒸気回収装置1に入る補給液
体クライオジェン(liquid cryogen make-up)の質量流
量に等しい加熱冷媒流れの質量流量を排出するよう作用
する圧力調整弁52を介して、加熱冷媒流れの他の残部
が排出される。
【0016】前述したように、弁34が開ポジションに
セットされると、弁54が閉ポジションに、そして弁5
6が開ポジションにセットされて、除霜サイクルにおい
て凝縮器22のパス32を通った冷媒の一部が、効率ア
ップ用熱交換器18内にて冷却された冷却冷媒流れと混
合できるようになる。除霜作用中においては、冷媒流れ
の一部が冷却されつつあるので、これを別のもしくはさ
らなる冷却冷媒流れとして考えることができ、コスト上
の観点から再循環させることができる。弁36が開ポジ
ションにセットされているときに、弁56を閉ポジショ
ンにセットして、凝縮器16のパス30を通った冷媒の
当該部分から形成される他のまたはさらなる冷却冷媒流
れを、冷却冷媒流れと混合することができる。こうして
得られる混合物を流入する低温流れと合流させて、逆転
流れ回路の入口28に導入すべき冷媒流れを形成させ
る。
【0017】留意すべきことは、弁50が、オンオフ弁
の代わりに比例弁であってもよいということである。こ
のような場合においては、遮断弁50によって、より加
熱された冷媒を、効率アップ用熱交換器18内での冷却
ポテンシャルの回収よりむしろ除霜目的に対して使用で
きるようになる。弁54と56は、凝縮器16と22お
よび効率アップ用熱交換器18の間の加熱冷媒流れのバ
ランスを調整するよう作用する比例弁であってもよい。
【0018】凝縮器16と22のどちらかに関して、オ
ンライン状態とオフライン状態との間の切り換えの前
に、弁34と36を開ポジションに、そして弁54と5
6を閉ポジションにセットすることができる。これによ
り、冷媒流れが2つの部分に分けられる。例えば、凝縮
器16がオンライン状態になっていて、凝縮器22がオ
フライン状態になっている場合、凝縮器16に入る部分
が凝縮作用を果たしつづける。凝縮器22に入る冷媒流
れの一部が予備冷却作用を果たしており、凝縮器22の
除霜がちょうど完了している。冷媒流れの2つの部分
は、凝縮器16と22を通った後に2つの加熱冷媒部分
流れを形成し、これらが逆止弁46と42を通った後に
合流して加熱冷媒合流流れを形成し、一部は開ポジショ
ンにセットされている弁50を介して効率アップ用熱交
換器18に再循環され、そして一部は弁52から排出さ
れる。
【0019】凝縮器16と22を除霜するのに使用され
る加熱冷媒流れの一部と冷却冷媒流れとの混合物と、流
入する補給液体クライオジェンとの合流は、エジェクタ
ー58によって行われる。エジェクター58はさらに、
前述したように冷媒の循環を起こさせる。エジェクター
58は、冷却冷媒流れと加熱冷媒流れの一部との混合物
のための低圧入口60を有する。低温流れを導入するた
めの高圧入口62が設けられている。加圧された液体ク
ライオジェン流れが、制御弁63を介して装置1に入
る。流入する加圧液体クライオジェンに、再循環熱交換
器64(効率アップ用熱交換器18から出てくる冷却冷
媒流れと液体クライオジェン流れ62との間で熱を間接
的に交換させるよう作用する)を介してエンタルピーを
加えることができる。このような熱交換の結果、高圧入
口62に入る低温流れは液体であっても、気体であって
も、あるいは二相であってもよい。エンタルピーを増大
させると、流入液体クライオジェンによって生成させる
ことのできる循環仕事が増大する。エジェクター58は
ミキシングチャンバー66を有しており、このミキシン
グチャンバーにおいてベンチュリを通して低温流れが注
入される。これによりミキシングチャンバー66内に低
圧区域が生じ、冷却冷媒流れと加熱冷媒流れとの混合物
が引き寄せられて低温流れと合流する。エジェクター5
8のディフューザーセクション68を介して圧力を回収
した後、得られた冷媒流れを逆転回路の入口28に排出
する。
【0020】当業者にとっては周知のことであるが、エ
ジェクター58は、ベンチュリのような装置(この装置
においては、低温流れが、低圧区域を生成して冷却冷媒
流れとさらなる冷却冷媒流れを引き寄せるための原動力
となる流体として作用できる)で置き換えることができ
る。エジェクター58はさらに、冷媒を循環させるため
の循環ポンプおよびミキシングチャンバーとして作用す
るための配管ティーで置き換えることもできるし、ある
いはこれらを付け加えることもできる。エジェクター5
8がポンプを凌ぐ利点は、操作が単純であること、およ
びポンプの場合に必要とされるような外部のエネルギー
消費が無いことである。さらに、ポンプは、装置1に対
する顕熱のインプットとして作用する。
【0021】本発明にしたがった他の多くの実施態様が
可能であるということに留意しなければならない。例え
ば、本発明に対するアプリケーションによっては、加熱
器(例えば加熱器48)は必要ないことがある。さら
に、加熱冷媒流れの全部が、除霜すべき凝縮器を通って
効率アップ用熱交換器18に流れてもよい。いかなる実
施態様においても、冷媒の排出は、効率アップ用熱交換
器18の上流であっても下流であってもよい。図2を参
照すると、加熱器と逆止弁のない低温蒸気回収装置2が
示されている。装置2では、さらなる冷却冷媒流れの予
備冷却も再循環も不可能である。弁54と56を操作す
ることにより、加熱冷媒流れの全部を、除霜作用を果た
した後に効率アップ用熱交換器18の方向に送る。圧力
調整弁52a(凝縮器16と22の間に設置されてい
る)を介して加熱冷媒流れの一部を排出する。排出はさ
らに、効率アップ用熱交換器18の上流で行っても、あ
るいは下流で行ってもよい。この処置は、ベント52a
の配置に比べて有利とは言えない。本発明はさらに、単
一の凝縮器を組み込んだ可能な実施態様も含んでいる。
このような実施態様においては、連続運転を可能にする
ために装置の重複(system duplication)がなければな
らない。
【0022】本発明にしたがった実施態様においては、
凝縮器16と22のいずれにおいても気化が起こらない
よう、冷媒流れは、流入する補給液体クライオジェン流
れの完全な気化による蒸気を含むのが好ましい。蒸気で
構成された冷媒流れを使用することにより、冷媒の加熱
・冷却曲線と凝縮器16と22内のプロセスガスとの間
のより密な整合が可能となる。この整合により、流入液
体クライオジェンが凝縮器中で気化するという従来技術
の装置が示す効率より優れた凝縮効率に変えることがで
きるような運転効率が得られる。このタイプの運転(本
発明において可能)は、従来技術を凌ぐ本発明のさらに
別の利点である。
【0023】好ましい実施態様に関して本発明を説明し
てきたが、当技術者にとっては、本発明の精神と範囲を
逸脱することなく多くの変形、付加形、および簡略形が
可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがった低温蒸気回収装置の概略図
である。
【図2】本発明にしたがった低温蒸気回収装置の他の実
施態様の概略図である。本実施態様の説明においては、
不必要な繰り返しを避けるため、共通の機能を果たすエ
レメントに関して図1の参照番号を使用している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ディー・ヘイル アメリカ合衆国ニュージャージー州07030, ホボケン,ナインス・ストリート 456, ナンバー 40 (72)発明者 マイケル・ティー・ダウニー アメリカ合衆国ニュージャージー州08807, ブリッジウォーター,ウォルターズ・ブル ック・ドライブ 15 (72)発明者 マイケル・ジェイ・バラッソ アメリカ合衆国ニュージャージー州07090, ウエストフィールド,ハーディング・スト リート 1004

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流れ中に含まれている凝縮可能な蒸
    気を除去するための低温蒸気回収法であって、 (a) 前記ガス流れから冷媒流れへ熱を間接的に交換
    させ、これにより冷却されたガス流れと加熱された冷媒
    流れを生成させることによって、前記ガス流れから前記
    凝縮可能な蒸気を凝縮させる工程; (b) 前記加熱冷媒流れの少なくとも一部から前記冷
    却ガス流れへさらなる熱を間接的に交換させて、前記加
    熱冷媒流れから冷却された冷媒流れを形成させる工程;
    および (c) 低温流れと前記冷却冷媒流れの少なくとも一部
    とを合流させることによって前記冷媒流れを生成させる
    工程;を含む前記回収法。
  2. 【請求項2】 前記凝縮可能な蒸気の少なくとも一部を
    含有した霜が2つの凝縮器中で形成されるよう、前記2
    つの凝縮器中にて前記ガス流れと前記冷媒流れとの間で
    前記熱を間接的に交換させ;前記2つの凝縮器の前記一
    方がオンライン状態になっていて、前記間接的な熱交換
    を果たすべく作動しているよう、そして前記2つの凝縮
    器の前記他方がオフライン状態になっていて、前記オフ
    ライン状態になっている間に除霜されるよう、そしてま
    たこの逆の状況にもなるよう、前記2つの凝縮器をサイ
    クルにしたがって作動させ;そして前記ガス流れから前
    記冷媒流れへの前記間接的な熱交換を果たすよう、前記
    2つの凝縮器の一方次いで他方に、およびこの逆に前記
    ガス流れを進める;請求項1記載の回収法。
  3. 【請求項3】 前記加熱冷媒流れの少なくとも一部を、
    前記オフライン状態になっている前記2つの凝縮器のそ
    れぞれに導入することによって、前記2つの凝縮器のそ
    れぞれを除霜する、請求項2記載の回収法。
  4. 【請求項4】 前記加熱された冷媒流れを前記2つの凝
    縮器のそれぞれに導入する前に、前記加熱冷媒流れの前
    記少なくとも一部を加熱器に通す工程をさらに含む、請
    求項3記載の回収法。
  5. 【請求項5】 前記凝縮器のそれぞれを前記オンライン
    状態で使用する前に、前記冷媒流れを2つの部分に分
    け、これら2つの部分を前記2つの凝縮器にそれぞれ導
    入して、前記2つの凝縮器のそれぞれを前記オフライン
    状態にあるときに予備冷却し、これによって前記2つの
    凝縮器を通った後に、前記冷媒流れの前記2つの部分か
    ら2つの加熱冷媒部分流れを形成させ;前記2つの加熱
    冷媒部分流れを合流して加熱冷媒合流流れを形成させ;
    そして前記ガス流れから熱を間接的に交換するよう作用
    する前記加熱冷媒流れの前記少なくとも一部を、前記加
    熱冷媒合流流れから形成させる;請求項2記載の回収
    法。
  6. 【請求項6】 前記加熱冷媒流れの一部を、前記オフラ
    イン状態になっているときの前記2つの凝縮器のそれぞ
    れに、そしてこの逆に導入することによって前記2つの
    凝縮器のそれぞれを除霜し、これによってさらに冷却さ
    れた冷媒流れを形成させ;前記さらに冷却された冷媒流
    れを、前記冷却冷媒流れの前記少なくとも一部および前
    記低温流れと合流させることによって前記冷媒流れを生
    成させ;前記加熱冷媒流れの残部の少なくとも一部が、
    前記ガス流れに対して間接的に熱を交換する前記加熱冷
    媒流れの前記少なくとも一部を形成し;そして前記低温
    流れの質量流量に等しい質量流量を有する前記加熱冷媒
    流れの一部を前記プロセスから排出する;請求項2記載
    の回収法。
  7. 【請求項7】 前記加熱冷媒流れの前記一部を前記2つ
    の凝縮器のそれぞれに導入する前に、加熱冷媒流れの前
    記一部を加熱器に通すことによって前記加熱冷媒流れの
    前記一部を加熱する工程をさらに含む、請求項6記載の
    回収法。
  8. 【請求項8】 前記加熱冷媒流れの前記残部を2つの部
    分に分け、このとき前記加熱冷媒流れの前記2つの部分
    の一方が、前記低温流れの質量流量に等しい前記質量流
    量を有する前記加熱冷媒流れの前記一部を含み;前記加
    熱冷媒流れの前記2つの部分の他方が、前記ガス流れと
    間接的に熱を交換するよう作用する前記加熱冷媒流れの
    前記残部の前記少なくとも一部を含む;請求項6記載の
    回収法。
  9. 【請求項9】 前記凝縮器のそれぞれを前記オンライン
    状態で使用する前に、前記冷媒流れを2つの部分に分
    け、これら2つの部分を前記2つの凝縮器にそれぞれ導
    入して、前記2つの凝縮器のそれぞれを前記オフライン
    状態にあるときに予備冷却し、これによって前記2つの
    凝縮器を通った後に、前記冷媒流れの前記2つの部分か
    ら2つの加熱冷媒部分流れを形成させ;前記2つの加熱
    冷媒部分流れを合流して加熱冷媒合流流れを形成させ;
    そして前記ガス流れから熱を間接的に交換するよう作用
    する前記加熱冷媒流れの前記少なくとも一部を、前記加
    熱冷媒合流流れから形成させる;請求項6記載の回収
    法。
  10. 【請求項10】 前記冷却冷媒流れと合流して前記低温
    流れを気化させる、請求項1記載の回収法。
  11. 【請求項11】 ガス流れ中に含まれている凝縮可能な
    蒸気を除去するための低温蒸気回収装置であって、 (a) 前記ガス流れから冷媒流れへ熱を間接的に交換
    させ、これにより冷却されたガス流れと加熱された冷媒
    流れを生成させることによって、前記ガス流れから前記
    凝縮可能な蒸気を凝縮させるための凝縮手段; (b) 前記加熱冷媒流れの少なくとも一部から前記冷
    却ガス流れへさらなる熱を交換させて前記加熱冷媒流れ
    から冷却冷媒流れを形成させるための、前記凝縮手段に
    接続された効率アップ用熱交換手段;および (c) 低温流れと前記冷却冷媒流れの少なくとも一部
    とを合流して前記冷媒流れを生成させるための、および
    前記冷媒流れが前記凝縮手段に流れるよう前記装置内で
    循環を起こさせるための手段、このとき前記加熱冷媒流
    れの前記少なくとも一部が前記効率アップ用熱交換手段
    に流れ、そして冷却冷媒流れの前記少なくとも一部が前
    記効率アップ用熱交換手段から流れて前記冷却冷媒流れ
    の前記少なくとも一部と合流する;を含む前記回収装
    置。
  12. 【請求項12】 (a) 2つの凝縮器を含んだ前記凝
    縮手段、このとき各凝縮器が、前記凝縮により前記凝縮
    可能な蒸気の少なくとも一部を含有した霜を形成する; (b) 前記2つの凝縮器の前記一方がオンライン状態
    になっていて、前記間接的な熱交換を果たすべく作動し
    ているよう、そして前記2つの凝縮器の前記他方がオフ
    ライン状態になっていて、前記加熱冷媒流れの前記一部
    によって除霜されているよう、そしてまたこの逆の状況
    にもなるよう、前記冷媒流れを前記2つの凝縮器の一方
    に導入して前記加熱冷媒流れを生成させるための、次い
    で前記加熱冷媒流れの一部を前記2つの凝縮器の他方に
    導入するための、前記合流・循環生成手段と前記2つの
    凝縮器との間に接続された逆転流れ回路手段;および (c) 前記2つの凝縮器の前記一方がオンライン状態
    にあるときに、前記2つの凝縮器の前記一方と前記効率
    アップ用熱交換手段とを通して前記ガス流れを進めるた
    めの、また前記2つの凝縮器の前記他方がオンライン状
    態にあるときに、前記2つの凝縮器の前記他方と前記効
    率アップ用熱交換手段とを通して前記ガス流れを進める
    ための、枝分かれした流路を有するガス流れ手段;をさ
    らに含む、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記加熱冷媒流れを前記2つの凝縮器
    のそれぞれに導入する前に、前記加熱冷媒流れの前記さ
    らなる部分が加熱器によってさらに加熱されるよう、前
    記逆転流れ回路手段中に介在させた加熱器をさらに含
    む、請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記逆転流れ回路手段がさらに、前記
    冷媒流れを2つの部分に分けるための、前記冷媒流れの
    前記2つの部分を、オンライン状態で作用させる前に前
    記2つの凝縮器に同時に導入して前記2つの凝縮器のそ
    れぞれを予備冷却し、これによって前記2つの部分から
    2つの加熱冷媒部分流れを形成させるための、そして前
    記2つの加熱冷媒部分流れを再び合流して加熱冷媒合流
    流れを形成させるための手段を有し;そして前記逆転流
    れ回路手段が、前記冷媒流れが前記2つの部分に分けら
    れるときに、前記ガス流れから熱を間接的に交換するよ
    う作用する前記加熱冷媒流れの前記少なくとも一部が前
    記加熱冷媒合流流れから形成されるよう設計されてい
    る;請求項12記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記加熱冷媒流れの前記一部が前記2
    つの凝縮器を流れた後にさらに冷却された冷媒流れに変
    えられ、このさらに冷却された冷媒流れが、前記冷却冷
    媒流れの前記少なくとも一部および前記低温流れと合流
    して前記冷媒流れを形成するよう、前記逆転流れ回路
    が、前記2つの凝縮器のそれぞれを前記オフライン状態
    にあるときに前記合流手段に接続するよう設計されてい
    る、請求項12記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記加熱冷媒流れを前記2つの凝縮器
    のそれぞれに導入する前に、前記加熱冷媒流れの前記さ
    らなる部分が加熱器によってさらに加熱されるよう、前
    記逆転流れ回路手段中に介在させた加熱器をさらに含
    む、請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記逆転流れ回路が、前記低温流れの
    質量流量と等しい質量流量を有する前記加熱冷媒流れの
    残部の一部を排出するためのベントを有し、前記加熱冷
    媒流れの前記残部の他の部分が、前記効率アップ用熱交
    換手段において前記冷却ガス流れと熱を間接的に交換す
    る前記加熱冷媒流れの前記少なくとも一部を形成するよ
    う、前記ベントが前記逆転流れ回路中に配置されてい
    る、請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記合流・循環生成手段が、前記加熱
    冷媒流れの前記少なくとも一部と前記低温流れとを受け
    入れるための、ミキシングチャンバーと連通状態にある
    高圧入口および低圧入口と、前記冷媒流れを排出するた
    めの高圧出口とを有するエジェクターを含む、請求項1
    1記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記合流・循環生成手段が、ミキシン
    グチャンバーと連通状態にある高圧入口と低圧入口を有
    するエジェクターを含み、このとき前記高圧入口が、前
    記装置が作動中のときに前記低温流れを受け入れ、前記
    低圧入口が、それぞれ前記冷却された冷媒流れおよび前
    記さらに冷却された冷媒流れを受け入れるための、前記
    効率アップ用熱交換手段および前記逆転回路に接続され
    ており、前記エジェクターがさらに、前記冷媒流れを排
    出するための、前記逆転回路と連通状態にある高圧出口
    を有する、請求項17記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記冷却冷媒流れから前記低温流れに
    さらなる熱を液体の形で間接的に伝えるための再循環熱
    交換手段をさらに含む、請求項18または19に記載の
    装置。
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