JPH10332090A - 深冷冷却された液体ガスの処理方法 - Google Patents

深冷冷却された液体ガスの処理方法

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JPH10332090A
JPH10332090A JP10110523A JP11052398A JPH10332090A JP H10332090 A JPH10332090 A JP H10332090A JP 10110523 A JP10110523 A JP 10110523A JP 11052398 A JP11052398 A JP 11052398A JP H10332090 A JPH10332090 A JP H10332090A
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gas
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liquid gas
cooled liquid
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Mircea Fetescu
フェテシュ ミルセア
Lutz Loewel
レーヴェル ルッツ
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ABB AB
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ABB Asea Brown Boveri Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下流の工業的プロセスのためのプロセスエネ
ルギーを得る目的で深冷冷却された液体ガスを処理する
方法を提供する。 【解決手段】 深冷冷却された液体ガス(1)の冷凍能
力をヒートシンクとして少なくとも熱交換媒体(28、
54、79)により下流の工業的プロセスの少なくとも
1つの部分工程に供給し、この熱交換媒体(28、5
4、79)が利用できない場合深冷冷却された液体ガス
(1)を付加的熱交換媒体(32)で再ガス化する。 【効果】 深冷冷却された液体ガスの冷凍能力を下流の
プロセスにおいて使用することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前文に
よる、たとえば液化天然ガス(LNG)ないしは液化プ
ロパンガス(LPG)または工業用ガスのような深冷冷
却された液体ガスも、下流の工業的プロセスのために処
理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石油およびその分解生成物ならびに石炭
の外に、今日ではたとえば天然ガスおよびプロパンガス
のようなガス状エネルギー担体も、発電所用燃料として
または製鋼工業および化学工業のプロセスにおいて使用
される。ガスは一般に比較的大きい体積を有するので、
有効な運搬およびそのような貯蔵を実現するためには、
ガスを十分に圧縮しなければならない。しかし、ガスを
圧縮するためには液体の圧縮のためよりも著しく多量の
エネルギーを必要とするので、天然ガスないしはプロパ
ンガスは差し当たり液化される。その際、いわゆる液化
天然ガス(LNG)ないしは液化プロパンガス(LP
G)が生じる。これら液体ガスの運搬ならびに貯蔵は、
大気圧下に約−160℃の温度で実施される。従って、
その都度の深冷冷却された液体ガスはその燃料としての
使用前に蒸発、つまり再ガス化しなければならない。
【0003】日本で1995年5月に印刷された、CH
IODA社の“LPG/LNG受取りターミナルにおけ
るCHIODA”なる表題を有するパンフレット100
−332(2)MClの9ページによれば、使用される深
冷冷却された液体ガスのそれぞれに対して、低温燃料の
蒸発のために必要なエネルギーが温水、海水または付加
的燃料の形で供給される一連の蒸発装置が公知である。
その都度の熱交換媒体は、蒸発過程のために必要な熱量
の放出後、再び排出され、これによりその冷凍能力はプ
ロセスに対しては失われる。
【0004】それに反して、発電所、製鋼工業および化
学工業における多数の部分プロセスにおいては冷却が必
要である。雑誌ガスタービンワールド(Gas Tur
bine World;1993年5月/6月の23
巻、3号)中の“新規かつ後から取付けられた設備のた
めの冷凍される入口冷却(Refrigeratedi
nlet cooling for new and
retrofit installations)”の
記事によれば、ガスタービンプラントの空気入口温度、
つまり圧縮機により吸込まれる燃焼用空気の入口温度の
低下は放出される出力および熱消費量の明瞭な改善をも
たらす。このために、貯蔵された氷、アンモニア、フレ
オン、グリコール等のような外部冷媒が使用される。し
かし、これら付加的冷媒の供給、取扱いならびに環境に
適応した投棄は、かなりの作業費、それと共に費用を惹
起する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらすべて
の欠点を避けることを試みる。本発明の基礎になってい
る課題は、下流の工業的プロセスのためのプロセスエネ
ルギーを得る目的で、深冷冷却された液体ガスを処理す
る方法を提供することであり、この方法を用いると深冷
冷却された液体ガスの冷凍能力も下流のプロセスにおい
て利用することができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、請求項1の前文による方法において、深冷冷却され
た液体ガスの冷凍能力を少なくとも1つの熱交換媒体に
より下流の工業的プロセスの部分工程の少なくとも1つ
にヒートシンクとして供給することによって達成され
る。この方法を用いると、熱交換媒体に伝達される、深
冷冷却された液体ガスの冷凍能力を下流のプロセスにお
いて利用し、従って外部熱交換媒体の使用を、それと結
合した欠点を含めて明瞭に減少することができる。この
熱交換媒体を利用できない場合には、深冷冷却された液
体ガスを付加的熱交換媒体で再ガス化する。この工程
は、主として下流の工業的プロセスの開始に役立ち、同
様にさもなければ第1熱交換媒体が利用できない場合、
たとえば修繕作業の場合に活動される。この工程は、そ
れだけで考察すれば、熱交換媒体が深冷冷却された液体
ガスの再ガス化後に利用されずにプロセスから排出され
る慣例方法に似ている。
【0007】この工程を実現するためには、深冷冷却さ
れた液体ガスを差し当たり2つの部分流に細分し、第1
部分流を外部熱交換媒体で加熱し、再ガス化し、引き続
き点火し、付加的熱交換媒体の形成下に燃焼するのがと
くに有利である。最後に、分岐された深冷冷却された液
体ガスの第2部分流を付加的に形成した熱交換媒体との
熱交換で再ガス化し、それで下流の工業的プロセスへの
必要なガス状媒体の供給は何時でも保証されている。
【0008】一般に、エネルギー供給におけるプロセス
(発電所、エネルギー分配)に対するこの解決策は、製
鋼工業または化学工業において利用することができ、こ
れら工業においてはLNGまたはLPGまたは工業用ガ
ス(たとえばN2、O2、NH 3等)のような深冷冷却さ
れた液体ガスを蒸発させねばならず、同時にプロセス冷
却の要件も存在する。
【0009】第1熱交換媒体として再ガス化の下流のプ
ロセスの作業媒体を使用し、この作業媒体を深冷冷却さ
れた液体ガスとの直接熱交換で冷却するのがとくに有利
である。本発明の第1実施形においては、液体の状態か
ら再ガス化によりガス状凝集状態に変換された燃料は最
後にガスタービンプロセスに供給され、そこで煙道ガス
に燃焼され、後者の煙道ガスは作業出力の目的のために
膨張させられる。その際、第1熱交換媒体としてガスタ
ービンプロセスにおいて圧縮された周囲空気が使用され
る。
【0010】それと結合した圧縮機の空気入口温度の低
下は、ガスタービンプロセスにおける放出される出力お
よび熱消費量の明瞭な改善をもたらす。深冷冷却された
液体ガスを吸込むべき周囲空気に対する冷媒として使用
する場合には外部冷媒を処理するための付加的エネルギ
ーは必要でないので、ガスタービンプロセスのエネルギ
ー消費量を、高い出力にも拘わらず下げることができ
る。外部冷媒のための費用の外に、その使用と結合した
環境汚染もなくなる。
【0011】さらに、第1熱交換に対して付加的に、深
冷冷却された液体ガスの第2熱交換を第2熱交換媒体を
用いて行うのが有利である。引き続き、各熱交換媒体
は、下流のプロセスの別個の部分工程に供給される。そ
の際、再ガス化されたガス状燃料はガスタービンプロセ
スに導入され、そこで煙道ガスに燃焼され、後者の煙道
ガスは作業出力の目的のために膨張させられる。第1熱
交換媒体としては、同様にガスタービンプロセスにおい
て圧縮すべき周囲空気が使用される。第2熱交換媒体
は、ガスタービンプロセスと結合した蒸気タービンプロ
セスのヒートシンクとして使用される。
【0012】この解決策は殊に、深冷冷却された液体ガ
スが、第1熱交換媒体の冷凍能力により完全に利用でき
ない冷凍ポテンシャルを有する場合に適当である。蒸気
タービンプロセスのヒートシンクとして第2熱交換媒体
を使用することにより、この部分プロセスのために設け
られた冷却費用を明瞭に減少させることができる。多数
の接続可能性に基づき、プロセス全体の可変性ならびに
深冷冷却された液体ガスの冷凍ポテンシャルの可能な利
用者の数が増加する。蒸発プロセスを2つの工程に分割
し、それと共に深冷冷却された液体ガスの蒸発工程を吸
込まれる周囲空気の冷却工程から少なくとも部分的に空
間的に分離するために、ガスタービン設備の爆発防止は
改善される。
【0013】この解決策において水を第2熱交換媒体と
して使用するのがとくに有利である。その際、この水の
温度は深冷冷却された液体ガスとの熱交換でほぼ0℃に
低下し、水は氷水に変換される。同時に、氷水中に乱流
が形成される。
【0014】第2熱交換媒体として水を使用し、水の温
度を凝固点にまで低下することにより氷水と共に、有利
にガスタービンプロセスにおいて圧縮すべき周囲空気と
の熱交換の際に高い熱伝達を保証する熱交換媒体が生じ
る。その際氷水の乱流は、中間冷却循環路の導管中に氷
が固着しないように配慮する。さらに、水を使用する場
合アンモニア、フレオン、グリコール等のような冷媒の
使用を断念することができ、これはプロセス全体の安全
性を高めならびに環境を保護する。
【0015】添加物の添加の場合、この水の温度を深冷
冷却された液体ガスとの熱交換で相応する導管の氷結の
危険なしにさらに低下させることができる。これによ
り、深冷冷却された液体ガスの冷凍ポテンシャルの遥か
にに大部分が下流のプロセスの冷却のために利用可能に
なる。
【0016】本発明の第2実施形によれば、深冷冷却さ
れた液体ガスの再ガス化の下流のプロセスの少なくとも
1つの部分工程のヒートシンクとしてこの下流のプロセ
スの作業媒体が使用される。この作業媒体は、予め第1
熱交換媒体との熱交換で冷却され、後者の熱交換媒体は
この熱交換後深冷冷却された液体ガスとの熱交換のため
に再循環される。再ガス化により液体の状態からガス状
の凝集状態に変換された燃料はガスタービンプロセスに
供給され、そこで煙道ガスに燃焼され、後者の煙道ガス
は作業出力の目的のために膨張させられる。その際、第
1実施形におけるように、冷却すべき作業媒体としてガ
スタービンプロセスにおいて圧縮すべき周囲空気が使用
される。吸込まれる周囲空気の冷却工程からの深冷冷却
された液体ガスの蒸発の完全な分離に基づき、漏れの際
のガスタービン設備の爆発防止を明瞭に改善することが
できる。
【0017】最後に、本発明のこの実施形においては、
水が第1熱交換媒体として使用される。その際、この水
の温度は深冷冷却された液体ガスとの熱交換でほぼ0℃
に低下され、水は氷水に変換される。それと結合した利
点は、本発明の第1実施形の利点に一致する。
【0018】第1実施形と類似に、添加物の添加の際こ
の水の温度は深冷冷却された液体ガスとの熱交換で相応
する導管の氷結の危険なしにさらに冷却することができ
る。これにより、同様に深冷冷却された液体ガスの冷凍
ポテンシャルの遥かに大部分が下流のプロセスの冷却に
利用可能になる。
【0019】
【実施例】図には、本発明の2つの実施例が下流の工業
的プロセスのための深冷冷却された液体ガスの処理プラ
ントにつき図示されている。
【0020】本発明の理解のために重要な要素のみが示
されており、たとえばガスタービンプラントと蒸気ター
ビンとの間の結合として役立つ水/蒸気循環路、つまり
ガスタービンおよび蒸気タービンの下流の相応する作業
媒体の流路は示されていない。作業媒体の流れ方向は矢
印で指示されている。
【0021】深冷冷却された液体ガス1の処理プラント
は、主として主液体ガス管路2を介して供給タンク3と
結合している主蒸発器/空気冷却器4からなる。後者に
は下流側に、処理プラントを下流のプラントと結合する
主ガス管路5が接続する(図1)。この下流のプラント
6は、深冷冷却された液体ガス1が燃料としてまたはさ
もなければ物理的および/または化学的プロセスで使用
され、同時にプロセス冷却の要求が存在する工業的プロ
セスを有する。たとえば、ガスタービンプラント(図
2)または製鋼工業ないしは化学工業のプラント(図示
せず)が処理プラントと結合されていてもよい。もちろ
ん、幾つかの供給タンク3が共通の処理プラントを介し
てプラント6と結合されていてもよい。供給タンク3の
内部には送出ポンプ7が配置され、主液体ガス管路2中
ないしは主ガス管路5中には、供給タンク3の外部に、
高圧給水ポンプ8が配置されている。双方のポンプ7、
8の間には、逆止弁9が配置されている。高圧給水ポン
プ8の下流に、主液体ガス管路2から供給タンク3への
バイパス10が分岐する。バイパス10中には絞り板1
1および逆止弁12が配置されている(図1)。
【0022】さらに下流に、主液体ガス管路2から第1
および第2部分管路13、14が分岐する。第1部分管
路13中には、順次に遮断弁15、冷却循環路16に接
続された補助蒸発器17、圧力制御弁18およびバーナ
ー19が配置されている。バーナー19は第2部分管路
14中に配置された溢流式蒸発器20の構成要素であ
り、これに遮断弁21が前接され、逆止弁22が後接さ
れている。後者は補助ガス管路23中に配置され、該管
路は下流に溢流式蒸発器20に接続し、管路の他端は主
ガス管路5に接続している。
【0023】双方の部分管路13、14の分岐個所と主
蒸発器/空気冷却器4との間ならびに後者と補助ガス管
路23との間で、主液体ガス管路2ないしは主ガス管路
5中にはその都度別の遮断弁24、25が配置されてい
る。さらに、主ガス管路5はプラント6の上流に圧力制
御弁26を有する。同様にプラント6と結合した、第1
熱交換媒体28用の吸込管路27は、主蒸発器/空気冷
却器4中に主液体ガス管路2と交差するように配置され
ている。その際、第1熱交換媒体28としては周囲空気
が使用される。もちろん、熱交換は十字流原理の代わり
に他の熱交換原理、たとえば向流原理または並流原理で
または外装熱交換器(gewickelten Wae
rmeaustauschern)(図示せず)中で実
現することができる。
【0024】供給タンク3中には、深冷冷却された液体
ガス1として使用される、たとえば冷凍タンカーで供給
される液化天然ガス(LNG)が貯蔵される。処理プラ
ントと結合したプラント6の正規の運転においては、主
液体ガス管路2ないしは主ガス管路5中に配置された遮
断弁24、25が開かれ、部分管路13、14の遮断弁
13、14が閉じられる。
【0025】供給タンク3中に大気圧下に貯蔵された液
化天然ガス(LNG)1は、送出ポンプ7を用いて主液
体ガス管路2中へ送出される。そこに配置された高圧給
水ポンプ8は、圧力を必要な運転圧に高め、液化天然ガ
ス1をさらにこの運転圧で主蒸発器/空気冷却器4に送
る。その際、双方のポンプ7、8の間に配置された逆止
弁9は、液化天然ガス1が主液体ガス管路2を経て供給
タンク3中へ逆流するのを阻止する。未利用量の液化天
然ガス1は、戻り流管路10を経て供給タンク3に戻さ
れる。そこに配置された絞り板11は、絶えず戻り流れ
る深冷冷却された液化天然ガスの最低量の、高圧給水ポ
ンプ8の下流の圧力水準から出発して供給タンク3中へ
の安全な還流のために必要な圧力水準への圧力減少を惹
起する。高圧給水ポンプ8のスイッチを切った場合、逆
止弁12は深冷冷却された液化天然ガス1がバイパス1
0から主液体ガス管路2中へ逆流するのを阻止する。
【0026】主蒸発管/空気冷却器4中で、液化天然ガ
ス1と吸込み管路27中に存在する周囲空気28との間
の直接熱交換が行われる。その際、液化天然ガス1の再
ガス化のために必要な蒸発エネルギーは、吸込まれる周
囲空気28と液化天然ガス1との間の熱交換によって得
られる。その結果、一方でガス状の燃料29(この場合
には天然ガス)が生成し、これはプラント6中で燃焼さ
れる。その際、減圧弁26により、プラント6の要求に
合致するガス圧が調節される。他方において、吸込まれ
る周囲空気28は低温に冷却され、これにより下流のプ
ラント6の冷却要求を満足することができる。下流のプ
ラント6の作業媒体として使用され、このプラントによ
り吸込まれる周囲空気28は、それと同時に処理プラン
トの第1熱交換媒体であり、空気冷却器4はその主蒸発
器になる。
【0027】処理プラントと結合したプラント6を始動
する場合、これにより直ちに十分にガス状の燃料29が
要求される。しかしこの時点では、主蒸発器/空気冷却
器4中で、吸込まれる周囲空気28はまだ、主液体ガス
管路2中に存在する深冷冷却された液体ガス1の再ガス
化のためには使用できない。従って、差し当たり遮断弁
24、25が閉じられ、これにより主蒸発器/空気冷却
器4が処理プラントから遮断される。同時に、双方の部
分管路13、14中に配置された遮断弁15、21が開
けられる。部分管路13中へは、液化天然ガス1の第1
部分流30が流入し、該部分流は冷却循環路中を循環す
る外部熱交換媒体31の作用下に補助蒸発器17中でガ
ス状燃料29´に再ガス化される。その際、減圧弁18
によりバーナー19の要求に合致するガス圧が調節され
る。外部熱交換媒体31としては海水が使用され、その
際もちろん他の適当な媒体も使用することができる。
【0028】ガス状燃料29´がバーナー19中へ流入
した後この燃料は点火され、それで溢流式蒸発器20中
に高温の煙道ガス32が生じる。この付加的な内部熱交
換媒体32は、第2部分管路14により供給される、液
化天然ガス1の第2部分流33の再ガス化のために使用
される。その際生じるガス状燃料29´´は、補助ガス
管路23により主ガス管路5中へ導入され、それと共に
下流のプラント6の使用に供される。ガス状燃料29´
´が溢流式蒸発器中20中へ逆流するのは逆止弁22に
より阻止される。プラント6が始動されていて、周囲空
気28を十分に吸込む場合、主蒸発器/空気冷却器4は
処理プラントに接続される。これは、予め閉じられた遮
断弁24、25を開くと同時に双方の部分管路13、1
4中に配置された遮断弁15、21を閉じることによっ
て行われる。
【0029】プラント6の故障の場合ならびに計画的修
理の場合、主蒸発器/空気冷却器4は運転していない。
この場合には、上記に記述したような処理プラントは溢
流式蒸発器20に切り替えられ、そこに発生したガス状
燃料29´´は図1に点線で示したガス管路34により
外部消費者(図示せず)に供給される。もちろん、溢流
式蒸発器20の代わりに他の適当な補助蒸発器を使用す
ることもできる。
【0030】本発明の第1実施例において、処理プラン
トの下流のプラント6は、圧縮機35、燃焼室36およ
びガスタービン37を有するガスタービンプラントとし
て構成されている。従って、主蒸発器/空気冷却器4に
接続する主ガス管路5は下流で燃焼室36と結合し、周
囲空気28用の吸込み管路27は圧縮機35に接続して
いる。ガスタービン37および圧縮機35は、共通の軸
38上に支承されていて、該軸は同時に発電機39をも
収容する(図2)。
【0031】付加的に、処理プラントは主ガス管路5中
に主蒸発器/空気冷却器4に対して平行に配置された第
2蒸発器40を有する。このため、主液体ガス管路2は
第2蒸発器40の上流に構成された分岐個所41で2つ
の液体ガス管路42、43に分岐する。第1液体ガス部
分管路42中には、主蒸発器/空気冷却器4が大体にお
いて上記に記述したように配置されている。それとは異
なり、この主蒸発器/空気冷却器は出口側に第2蒸発器
40の出口側に接続する主ガス管路5への接続個所45
に対する中間管路44を有する。主蒸発器/空気冷却器
4の遮断弁24は第1液体ガス部分管路42中に配置さ
れ、遮断弁25は中間管路44中に配置されている。第
2液体ガス部分管路43は第2蒸発器40を有し、その
際この蒸発器と分岐個所41との間には遮断弁46が配
置されている。もう1つの遮断弁47は主ガス管路5中
で、第2蒸発器40と中間管路44の接続個所45との
間に配置されている。さらに、主ガス管路5は第2蒸発
器40と遮断弁47との間に逆止弁48を有する。
【0032】第2蒸発器40は、導管49からなり、再
循環ポンプ51、ヘッドタンク52および第2熱交換媒
体54用の第2冷却器53を有する中間冷却循環路50
中に配置されている。この第2冷却器53は、ガスター
ビンプラント6に接続された蒸気タービン56の主冷却
循環路55の構成要素である。主冷却循環路55は、主
冷却器57ならびに主冷却水ポンプ58を備えている。
主冷却循環路は主冷却器57を介して冷却源59と結合
していて、その際かかる冷却源としては冷却塔、空冷シ
ステムまたは海水ないしは河水を利用することができ
る。中間冷却循環路50の導管49は、その内部に多数
の螺旋形に構成されたフィン60を備えている(図
3)。
【0033】発電機62を有する共通の軸61上に取付
けられた蒸気タービン56は、蒸気入口側で生蒸気管路
63を介してならびに蒸気出口側で廃蒸気管路64を介
して図示されてない水/蒸気循環路と結合しおよび後者
の循環路を介してガスタービン37と結合している。廃
蒸気管路64中には凝縮器65が配置され、この凝縮器
に下流に、組込まれたれた凝縮水ポンプ67を有する水
管路66が接続する。凝縮器65は、主冷却循環路55
に接続しかつこれから分岐する冷却循環路68を有する
(図2)。
【0034】ガスタービンプラント6および蒸気タービ
ン56の運転の際には、供給タンク3中に貯蔵された液
化天然ガス(LNG)が処理プラント中でガス状燃料2
9、つまり天然ガスに再ガス化される。天然ガス29
は、ガスタービンプラント6の燃焼室36中で燃焼され
る。その際生じる煙道ガス69は、ガスタービン37中
で膨張させられ、ガスタービンの駆動ならびに、軸38
を介して、圧縮機35および発電機39の駆動に使用さ
れる。引き続き、タービン廃ガスは図示されてない水/
蒸気循環路中で公知方法により生蒸気に変換される。生
蒸気管路63を経てさらに蒸気タービン56に誘導され
る生蒸気は、この蒸気タービン中で膨張させられ、それ
と共に発電機62を駆動する。凝縮器65中で、蒸気タ
ービン56の廃蒸気は凝縮し、生じた水は水/蒸気循環
路中を再循環する。
【0035】液化天然ガス1の再ガス化は、処理プラン
トの主蒸発器/空気冷却器4中で、圧縮機35により吸
込まれる周囲空気28との直接熱交換により行われる。
その際、蒸発に必要なエネルギーは、吸込まれる周囲空
気28を液化天然ガス1で冷却することにより得られ
る。圧縮機35の作業媒体として明らかに低温に冷却さ
れた周囲空気28の使用は、その効率および全ガスター
ビンプラント6の効率を改善する。それと同時に、周囲
空気28は処理プラントの第1熱交換媒体であり、空気
冷却器2はその主蒸発器になる。
【0036】吸込まれる周囲空気28から液化天然ガス
1の蒸発のために使用できるエネルギーは、季節に依存
して変動する。これに加えて、冬季において規則的にそ
うであるように、吸込まれる周囲空気28の低い温度で
は、それを冷却する必要はない。従って、必要な蒸発エ
ネルギーは相応する運転条件において主冷却循環路55
から取出される。必要に応じて、液化天然ガス1の蒸発
は主蒸発器/空気冷却器4中ならびに第2蒸発器40中
で経過するかまたは双方のいずれか中だけで経過しても
よい。しかし、液化天然ガス1の冷凍ポテンシャルが第
1熱交換媒体28の冷凍能力によって完全に利用できな
い場合、双方の蒸発工程は同時に利用される。
【0037】その際、蒸発器40中で、主蒸発器/空気
冷却器4中で行われる第1熱交換に対して平行に、液化
天然ガス1と第2熱交換媒体54との第2熱交換が行わ
れる。このために、再循環ポンプ51がヘッドタンク5
2中に第2熱交換媒体54として貯蔵された水を主冷却
循環路55に送り、引き続き蒸発器40に返送する。ヘ
ッドタンク52は、水54の貯蔵の外に再循環ポンプ5
1の吸込み圧の制御のためおよびさらに水位補正容器と
して使用される。深冷冷却された液化天然ガス1との熱
交換の際に、水54の温度はほぼ0℃に低下し、これに
より水54の一部は氷に変換されるので、蒸発器40の
下流で中間冷却循環路50中に氷水54´が存在する。
【0038】螺旋形のフィン60は、中間冷却循環路5
0の導管49中に氷水54´の乱流を生成するので、導
管49の内部には氷は沈積できない(図3)。もちろ
ん、この効果はたとえば相応する挿入物ないしは非粘着
性塗膜のような他の受動手段によるか、または能動手
段、たとえば回転する渦発生器により支持することもで
きる(図示せず)。この氷水54´で、凝縮器65の冷
媒70の有効な冷却が可能になる。
【0039】選択的にまたはこれまで記載した手段に対
し補足的に、水54に添加物(たとえば種々の塩)が添
加される。それと共に、液化天然ガス1との熱交換の際
に生じる氷水54´の温度は、導管49の氷結の危険な
しに明らかに0℃以下に低下できる。こうして、液化天
然ガス1の冷凍ポテンシャルの大部分を下流のプロセス
の冷却のために利用することができる。
【0040】主冷却器57および冷却源59は、第2冷
却器53と同じ機能を有する。これらは、液化天然ガス
1の冷凍ポテンシャルが必要な冷却目的のために十分で
ないかまたは処理プラントが液化天然ガス1のために運
転していないにも拘わらず冷却の要求がある時に使用さ
れる。
【0041】もちろん、第2蒸発器40は中間冷却循環
路50を介して他の利用者、たとえば図示されてない蒸
気タービン56の水/蒸気循環路と結合することもでき
る。それで、液化天然ガス1の冷凍ポテンシャルはなお
良好に利用することができる。さらに、プラントの可変
性を高める種々の接続可能性が判明する。
【0042】第2の実施例において、処理プラントの下
流のプラント6は同様に蒸気タービン56と協同するガ
スタービンプラントとして構成されている。圧縮機35
は、吸込み管路27を介して空気冷却器71と結合して
いる。主液体ガス管路2中には、液化天然ガス1用の主
蒸発器72が配置されている。主蒸発器72は、ヘッド
タンク52および再循環ポンプ51の外にガスタービン
プラント6の圧縮機35の空気冷却器71も直列に配置
されている冷却循環路73の構成要素である。空気冷却
器71の下流で冷却循環路73中には、制御弁75が配
置されている(図4)。冷却循環路73に対して平行に
中間冷却循環路76が配置され、該循環路が冷却循環路
73を第1実施例と類似に構成された主冷却循環路55
と結合する。中間冷却循環路76は2つの遮断弁77、
78を有し、これら遮断弁で処理プラントを具体的運転
状況により主冷却循環路55から分離するかまたはこれ
と結合することができる。
【0043】第1実施例におけるように、圧縮機35に
より吸込まれた周囲空気28´を用い、液化天然ガス1
の再ガス化に続くプロセスの作業媒体がこの下流のプロ
セスのヒートシンクとして使用される。しかし、周囲空
気28´は予め第1熱交換媒体79との熱交換で冷却さ
れ、後者の熱交換媒体はこの熱交換後深冷冷却された液
化天然ガス1との熱交換のために再循環させられる。第
1熱交換媒体79としては水が使用され、この水は深冷
冷却された液化天然ガス1との熱交換の際に第1実施例
と類似に部分的に氷に変換される。従って、主蒸発器7
2の下流で冷却循環路73中に氷水79´が存在する。
螺旋形のリブ60により、冷却循環路73の導管49中
に同様に渦が形成され、この渦が氷水79´を流動性に
保ち、導管49の氷結するのを阻止する(図3)。プラ
ントの冷却要求および液化天然ガス1の冷凍ポテンシャ
ルに依存して、周囲空気ならびに凝縮器65の冷媒70
の有効な冷却が可能になる。このため、主蒸発器72の
外に、弁74、75ないしは遮断弁77、78を相応に
閉めるかないしは開くことにより、選択的に空気冷却器
71および/または中間冷却循環路76を運転すること
ができる(図4)。
【0044】再ガス化の際に得られるガス状燃料29は
同様に燃焼室36に供給され、そこで煙道ガス69に燃
焼され、煙道ガスはガスタービン37中で出力の目的の
ために膨張させられる。すべての他の工程は、第1実施
例と類似に経過する。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体ガスを蒸発するための処理プラントの概略
【図2】処理プラントがガスタービンプラントならびに
蒸気タービンと結合している、図1に相当する図
【図3】処理プラントの中間冷却循環路の導管断面の正
面図
【図4】図2によるが、第2実施例に相当する図
【符号の説明】
1 深冷冷却された液体ガス、液化天然ガス(L
NG) 2 主液体ガス管路 3 供給タンク 4 主蒸発器/空気冷却器 5 主ガス管路 6 プラント、ガスタービンプラント 7 送出ポンプ、ポンプ 8 高圧給水ポンプ 9 逆止弁 10 戻り流管路 11 絞り板 12 逆止弁 13 部分管路、第1 14 部分管路、第2 15 遮断弁 16 冷却循環路 17 補助蒸発器 18 圧力制御弁 19 バーナー 20 溢流式蒸発器 21 遮断弁 22 逆止弁 23 補助ガス管路 24 遮断弁 25 遮断弁 26 圧力制御弁 27 吸込み管路 28 第1熱交換媒体、周囲空気 29 ガス状燃料、天然ガス 30 部分流、第1 31 外部熱交換媒体、海水 32 付加的熱交換媒体、煙道ガス 33 部分流、第2 34 ガス管路 35 圧縮機 36 燃焼室 37 ガスタービン 38 軸 39 発電機 40 蒸発器、第2 41 分岐個所 42 液体ガス部分管路、第1 43 液体ガス部分管路、第2 44 中間管路 45 接続個所 46 遮断弁、43中 47 遮断弁 48 逆止弁 49 導管 50 中間冷却循環路 51 再循環ポンプ 52 ヘッドタンク 53 第2冷却器 54 第2熱交換媒体、水 55 主冷却循環路 56 蒸気タービン 57 主冷却器 58 主冷却水ポンプ 59 冷却源 60 リブ(49中) 61 軸 62 発電機 63 生蒸気管路 64 廃蒸気管路 65 凝縮器 66 水管路 67 凝縮水ポンプ 68 冷却循環路 69 煙道ガス 70 冷媒 71 空気冷却器 72 主蒸発器 73 冷却循環路 74 遮断弁、73中 75 制御弁、73中 76 中間冷却循環路 77 遮断弁、76中 78 遮断弁、76中 79 第1熱交換媒体、水 28´ 周囲空気、作業媒体 29´ ガス状燃料 29´´ ガス状燃料 54´ 氷水 79´ 氷水

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幾つかの部分工程で経過する下流の工業
    的プロセスのための深冷冷却された液体ガスを処理する
    ため、深冷冷却された液体ガス(1)を下流のプロセス
    において利用する前に、少なくとも1つの熱交換媒体
    (28、32、54、79)との熱交換で再ガス化する
    方法において、深冷冷却された液体ガス(1)の冷凍能
    力をヒートシンクとして少なくとも熱交換媒体(28、
    54、79)により下流のプロセスの部分工程の少なく
    とも1つに供給し、この熱交換媒体(28、54、7
    8)が利用できない場合、深冷冷却された液体ガス
    (1)を付加的熱交換媒体(32)で再ガス化すること
    を特徴とする深冷冷却された液体ガスの処理方法。
  2. 【請求項2】 深冷冷却された液体ガス(1)を差し当
    たり2つの部分流(30、33)に細分し、第1部分流
    (30)を外部熱交換媒体(31)で再ガス化し、引き
    続き点火し、付加的熱交換媒体(32)の形成下に燃焼
    し、深冷冷却された液体ガス(1)の第2部分流(3
    3)は付加的熱交換媒体(32)との熱交換で再ガス化
    することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1熱交換媒体(28)を深冷冷却され
    た液体ガス(1)との直接熱交換で冷却し、第1熱交換
    媒体(28)として下流のプロセスの作業媒体を使用す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 第1熱交換に対して付加的に、深冷冷却
    された液体ガス(1)の第2熱交換媒体(54)との第
    2熱交換を行い、引き続き各熱交換媒体(28、54)
    を下流のプロセスの別個の部分工程に供給することを特
    徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 下流のプロセスの少なくとも1つの部分
    工程のヒートシンクとして下流のプロセスの作業媒体
    (28´)を使用し、この作業媒体(28´)を予め第
    1熱交換媒体(79)との熱交換で冷却し、後者の熱交
    換媒体をこの熱交換後、深冷冷却された液体ガス(1)
    との熱交換のために再循環させることを特徴とする請求
    項1または2記載の方法。
  6. 【請求項6】 深冷冷却された液体ガス(1)をガス状
    燃料(29)に再ガス化し、このガス状燃料(29)を
    ガスタービンプロセスに供給し、そこで煙道ガス(6
    9)に燃焼し、後者の煙道ガスを作業出力の目的のため
    に膨張させ、その際ガスタービンプロセスにおいて圧縮
    すべき周囲空気を第1熱交換媒体(28)として使用す
    ることを特徴とする請求項3記載の方法。
  7. 【請求項7】 深冷冷却された液体ガス(1)をガス状
    燃料(29)に再ガス化し、このガス状燃料(29)を
    ガスタービンプロセスに供給し、そこで煙道ガス(6
    9)に燃焼し、後者の煙道ガスを作業出力の目的のため
    に膨張させ、その際ガスタービンプロセスにおいて圧縮
    すべき周囲空気を第1熱交換媒体(28)として使用
    し、第2熱交換媒体(54)をガスタービンプロセスと
    結合した蒸気タービンプロセスのヒートシンクとして使
    用することを特徴とする請求項4記載の方法。
  8. 【請求項8】 深冷冷却された液体ガス(1)をガス状
    燃料(29)に再ガス化し、このガス状燃料(29)を
    ガスタービンプロセスに供給し、そこで煙道ガス(6
    9)に燃焼し、後者の煙道ガスを作業出力の目的のため
    に膨張させ、その際ガスタービンプロセスにおいて圧縮
    すべき周囲空気を第1熱交換媒体(79)により冷却さ
    れる作業媒体(28´)として使用することを特徴とす
    る請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】 第2熱交換媒体(54)として水を使用
    し、この水(54)の温度を深冷冷却された液体ガス
    (1)との熱交換でほぼ0℃に低下し、その際水(5
    4)を氷水(54´)に変換し、同時に氷水(54´)
    中に乱流を発生させることを特徴とする請求項4または
    7記載の方法。
  10. 【請求項10】 水(54)に添加物を供給し、この水
    (54)の温度を深冷冷却された液体ガス(1)との熱
    交換でさらに低下することを特徴とする請求項9記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 第1熱交換媒体(79)として水を使
    用し、この水(79)の温度を深冷冷却された液体ガス
    (1)との熱交換でほぼ0℃に低下し、その際水(7
    9)を氷水(79´)に変換し、同時に氷水(79´)
    中に乱流を発生させることを特徴とする請求項5または
    8記載の方法。
  12. 【請求項12】 水(79)に添加物を供給し、この水
    (79)の温度を深冷冷却された液体ガス(1)との熱
    交換でさらに下げることを特徴とする請求項11記載の
    方法。
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