JPH08270822A - 電磁安全弁の安全監視装置 - Google Patents

電磁安全弁の安全監視装置

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JPH08270822A
JPH08270822A JP7308895A JP7308895A JPH08270822A JP H08270822 A JPH08270822 A JP H08270822A JP 7308895 A JP7308895 A JP 7308895A JP 7308895 A JP7308895 A JP 7308895A JP H08270822 A JPH08270822 A JP H08270822A
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electromagnetic safety
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁安全弁を駆動する半導体スイッチの初期
チェック時間を短縮した電磁安全弁の保全システムの提
供。 【構成】 マイクロコンピュータ6は、点火が指示され
るとウオッチドグパルス621の送出を開始するととも
に接続点mがLoレベルである事を確認し、確認後にオ
ン信号631の送出を開始し、燃焼中は、接続点mのレ
ベル変化とウオッチドグパルス621とが対応している
事を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁安全弁の閉開を司
る、半導体スイッチやマイクロコンピュータの機能確認
ができる電磁安全弁の安全監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電磁弁駆動装置は、エミッタを
電源のプラス側に接続したトランジスタと、一端をトラ
ンジスタのコレクタに接続し、他端を電源のマイナス側
に接続した電磁安全弁と、上記トランジスタのベースに
ローレベル信号を印加して電磁安全弁を開弁状態にする
マイクロコンピュータとを備える。尚、電磁安全弁は、
ガス供給路に配設され、失火等の場合に、燃焼器へ供給
されるガスを遮断する。
【0003】上記の様な電磁弁駆動装置において、トラ
ンジスタがオン故障(常時、導通状態)すると、電磁安
全弁の制御が不能となるので、ローレベル信号を印加す
る前に電磁安全弁の通電状態をチェックし、ローレベル
信号を印加する前に電磁安全弁に通電がなされている場
合には、トランジスタのオン故障と判別して運転を停止
する電磁安全弁の安全装置を通常、組み付けている。
【0004】又、複数のトランジスタを直列に接続し
て、或るトランジスタがオン故障しても、別の正常なト
ランジスタにより電磁安全弁への電流を遮断して閉弁で
きる様にした電磁安全弁の安全装置も知られている。該
電磁安全弁の安全装置では、一つ目のトランジスタ以外
の他の全てのトランジスタにオン信号を送出して一つ目
のトランジスタのオン故障チェックを行ない、つぎに二
つ目のトランジスタ以外の他の全てのトランジスタにオ
ン信号を送出して二つ目のトランジスタのオン故障チェ
ックを行なうという手順で全てのトランジスタのオン故
障チェックを行なっている(特願平5- 46448
号)。
【0005】尚、電池を電源としたガステーブルでは、
電池の寿命を長くするために、操作摘みを押圧すること
によりマイクロコンピュータに作動用電源が供給される
ようになっており、即ち、マイクロコンピュータへの作
動用電力を供給する電源スイッチを操作摘みが兼ねてい
る。そして、電源の供給が開始されると、周辺回路のセ
ンサ出力や電圧等が安定するまでの周辺回路安定時間
(例えば50ms)、クロック信号が安定するまでのク
ロック安定時間(例えば130ms)、制御プログラム
を初期設定するソフト初期設定時間(例えば50m
s)、及び前述した駆動用のトランジスタをチェックす
る電磁弁回路初期チェック時間(例えば80ms)を合
計したマイコン起動時間(例えば310ms)が経過し
た後にマイクロコンピュータは電磁安全弁や点火回路へ
の通電を行う様にしている(特願平5- 31359
号)。
【0006】一方、マイクロコンピュータが暴走する
と、トランジスタを制御できなくなるので、ウオッチド
グパルスが止まるとリセットをかけるリセット回路を組
み付けている(図5参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した、各種の従来
の電磁安全弁の安全装置は、以下に示す課題がある。 (あ)全てのトランジスタのオン故障チェック(初期チ
ェック)に時間がかかり(例えば80ms)、点火が遅
れる。特に、電池式のガステーブルでは、使用者が操作
摘みの押圧を早期(例えば310ms未満)に解除する
と、初期チェックが終了していないので点火がなされな
いという事態が生じる。 (い)燃焼中はトランジスタのオン故障チェックを行な
えない{行なうと電磁安全弁が一瞬、閉弁してしま
う}。 (う)マイクロコンピュータの暴走時にリセットをかけ
る回路が必要であり、部品代がかかる。
【0008】本発明の第1の目的は、電磁安全弁を駆動
する半導体スイッチの初期チェック時間を短縮した電磁
安全弁の安全監視装置の提供にある。本発明の第2の目
的は、電磁安全弁を駆動する半導体スイッチを燃焼中に
チェックする事ができる電磁安全弁の安全監視装置の提
供にある。本発明の第3の目的は、マイクロコンピュー
タの動作チェックも兼ね備えた電磁安全弁の安全監視装
置の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)半導体スイッチ、ダイオード、及び電磁安全弁を
順に直列接続して作動用電源に接続するとともに、前記
電磁安全弁と並列にコンデンサを接続し、前記半導体ス
イッチの制御端子へのパルス信号の送出を制御するマイ
クロコンピュータを備えた電磁安全弁の安全監視装置で
あって、前記マイクロコンピュータは、前記半導体スイ
ッチと前記ダイオードとの接続点のレベル変化と前記パ
ルス信号の波形とが対応していない場合には、前記半導
体スイッチが故障していると判別する。
【0010】(2)第一半導体スイッチ、第二半導体ス
イッチ、ダイオード、及び電磁安全弁を順に直列接続し
て作動用電源に電気接続するとともに、前記電磁安全弁
と並列にコンデンサを接続し、前記第一半導体スイッチ
の制御端子或いは前記第二半導体スイッチの制御端子の
一方へパルス信号を送出し他方へオン信号を送出すると
ともに、前記第二半導体スイッチと前記ダイオードとの
接続点のレベル変化を監視するマイクロコンピュータを
備えた電磁安全弁の安全監視装置であって、前記マイク
ロコンピュータは、前記パルス信号及びオン信号の何方
も送出されない時又は何れか一方しか送出されない時に
前記接続点がハイレベル状態やレベル変化状態になった
場合、或いは、両信号の送出時に、前記接続点のレベル
変化と前記パルス信号の波形とが対応していない場合に
は、少なくとも何方かの半導体スイッチが故障している
と判別する。
【0011】(3)第一半導体スイッチ、第二半導体ス
イッチ、ダイオード、及び電磁安全弁を直列接続して作
動用電源に電気接続するとともに、前記電磁安全弁と並
列にコンデンサを接続し、前記第一半導体スイッチの制
御端子或いは前記第二半導体スイッチの制御端子の一方
へパルス信号を送出し他方へオン信号を送出するととも
に、前記第二半導体スイッチと前記ダイオードとの接続
点のレベル状態を監視するマイクロコンピュータを備え
た電磁安全弁の安全監視装置であって、前記マイクロコ
ンピュータは、点火が指示されると前記パルス信号の送
出を開始するとともに前記接続点がローレベル状態にあ
る事を確認し、確認後に前記オン信号の送出を開始し、
燃焼中は、前記接続点のレベル変化と前記パルス信号の
波形とが対応している。
【0012】(4)上記(2) 又は(3) の構成を有し、第
二半導体スイッチ、第一半導体スイッチ、ダイオード、
及び電磁安全弁を順に直列接続して作動用電源に電気接
続し、マイクロコンピュータが前記第一半導体スイッチ
と前記ダイオードとの接続点のレベル状態及びレベル変
化を監視する。
【0013】(5)上記(2) 又は(3) 又は(4) の構成を
有し、前記マイクロコンピュータが半導体スイッチの故
障を検知すると、前記パルス信号及び前記オン信号の送
出を停止する。
【0014】(6)上記(2) 又は(3) 又は(4) 又は(5)
の構成を有し、前記パルス信号はウオッチドグパルスで
あるとともに、該ウオッチドグパルスを微分回路を介し
て前記第一半導体スイッチ或いは前記第二半導体スイッ
チに入力する。
【0015】
【作用】〔請求項1について;図4参照〕燃焼中に、マ
イクロコンピュータが半導体スイッチの制御端子にパル
ス信号を送出する。半導体スイッチが正常であれば、半
導体スイッチが断続駆動するので接続点のレベルはパル
ス信号の波形に対応して変化する。半導体スイッチが異
常{オン故障、オフ故障}であると、パルス信号の波形
に対応して接続点のレベルが変化せず、半導体スイッチ
が故障しているとマイクロコンピュータが判別する。
【0016】ダイオードは、電磁安全弁側のコンデンサ
の影響を受けずに、半導体スイッチの断続駆動に起因す
る接続点のレベル変化を検出する為のものである。又、
コンデンサは、半導体スイッチが断続駆動しても電磁安
全弁に印加される電圧低下を防止して電磁安全弁を開弁
状態に安定維持する為のものである。
【0017】〔請求項2について〕 (半導体スイッチが共に正常の場合)パルス信号及びオ
ン信号の何方も送出されない時、又は何方か一方しか送
出されない時に接続点はローレベル状態になる。パルス
信号及びオン信号の何方も送出されると、接続点のレベ
ルはパルス信号に対応して変化する。
【0018】(少なくとも、何方かの半導体スイッチが
故障している場合)パルス信号及びオン信号の何方も送
出されない時、又は何方か一方しか送出されない時に接
続点はハイレベル状態やレベル変化状態になる。パルス
信号及びオン信号が送出されても、接続点のレベル変化
とパルス信号の波形とが対応して変化しない。
【0019】〔請求項3について〕点火が指示される
と、マイクロコンピュータは、第一半導体スイッチの制
御端子或いは第二半導体スイッチの制御端子のうち一方
の制御端子へパルス信号の送出を開始する。この時、他
方の第二半導体スイッチが正常であれば接続点はローレ
ベル状態になる。ローレベル状態にある事を確認する
と、マイクロコンピュータは、他方の半導体スイッチの
制御端子へのオン信号の送出を開始する。この時、他方
の半導体スイッチが正常であれば他方の半導体スイッチ
がオンになり、接続点のレベル変化とパルス信号の波形
とが対応する筈であり、燃焼中、マイクロコンピュータ
はこれを監視する。
【0020】〔請求項4について〕第一半導体スイッ
チ、第二半導体スイッチの接続順序を逆にし、第二半導
体スイッチ、第一半導体スイッチ、ダイオード、及び電
磁安全弁を順に直列接続して作動用電源に電気接続して
も良い。この場合は、マイクロコンピュータが第一半導
体スイッチとダイオードとの接続点のレベル状態を監視
する。
【0021】〔請求項5について〕少なくとも何方かの
半導体スイッチが故障しているとマイクロコンピュータ
が判別する{パルス信号及びオン信号の何方も送出され
ない時又は何方か一方しか送出されない時に接続点がハ
イレベル状態やレベル変化状態になった場合、或いは、
両信号の送出時に、接続点のレベル状態とパルス信号の
波形とが対応していない場合}と、マイクロコンピュー
タがパルス信号及びオン信号の送出を停止する(請求項
2の場合)。
【0022】点火指示によりマイクロコンピュータが第
一半導体スイッチの制御端子にパルス信号の送出を開始
した時に接続点がローレベル状態でない場合、或いは、
オン信号とパルス信号の両方が送出される燃焼中に、接
続点のレベル変化とパルス信号の波形とが対応していな
い場合には、マイクロコンピュータがパルス信号及びオ
ン信号の送出を停止する(請求項3の場合)。
【0023】〔請求項6について〕マイクロコンピュー
タが暴走するとウオッチドグパルスが送出されなくな
り、第一半導体スイッチ(半導体スイッチ)がオフ状態
になり、電磁安全弁を閉弁させる事ができる。尚、ウオ
ッチドグパルスを微分回路を介して第一半導体スイッチ
に入力しているので、Hi状態又はLo状態に固定され
ていても第一半導体スイッチ(半導体スイッチ)を確実
にオフ状態にできる。
【0024】
【発明の効果】
〔請求項1について〕電磁安全弁の安全監視装置は、半
導体スイッチの制御端子へのパルス信号の送出をマイク
ロコンピュータが制御し、半導体スイッチとダイオード
との接続点のレベル変化とパルス信号の波形とが対応し
ているか否かをマイクロコンピュータが判別する構成で
ある。この為、電磁安全弁を駆動する半導体スイッチを
燃焼中に機能チェックする事ができ、安全性に優れる。
尚、電磁安全弁と並列にコンデンサを接続しているので
電磁安全弁が安定に開弁状態を維持する。又、ダイオー
ドにより、コンデンサによる平滑作用を受けないため、
接続点の波形の鈍りが防止でき、接続点のレベル変化と
パルス信号の波形とが対応しているか否かを正確に判別
できる。
【0025】〔請求項2について〕電磁安全弁の安全監
視装置は、マイクロコンピュータが点火前にオン信号
(又はパルス信号)を送出して、第一トランジスタ(又
は第二トランジスタ)のオン故障チェックを行ない、燃
焼中にオン信号及びパルス信号の両方を送出して第二ト
ランジスタ(又は第一トランジスタ)のオン故障チェッ
クを行なう構成である。この為、片方のトランジスタの
オン故障チェックを行なう必要が無いので、初期チェッ
ク時間を短縮する事ができる。
【0026】〔請求項3について〕電磁安全弁の安全監
視装置は、点火が指示されるとマイクロコンピュータ
が、パルス信号を送出して第二トランジスタのオン故障
チェックを点火前に行ない、接続点がローレベルである
と確認されるとマイクロコンピュータがオン信号{パル
ス信号の送出は継続}の送出を開始して第一トランジス
タのオン故障チェックを燃焼中に行なう構成である。こ
の為、第一トランジスタのオン故障チェックを点火前に
行なう必要が無いので初期チェック時間を短縮する事が
できる。また、燃焼中に第一トランジスタのオン故障チ
ェックを行なう構成であるので安全性に優れる。
【0027】〔請求項4について〕請求項2、3におい
て、第一半導体スイッチ、第二半導体スイッチの接続順
序が逆であっても同様の効果を奏する。
【0028】〔請求項5について〕マイクロコンピュー
タが半導体スイッチの故障を検知すると、パルス信号及
びオン信号の送出を停止するので電磁安全弁が閉弁す
る。この為、半導体スイッチが故障した状態で燃焼が継
続される事が無く、安全性に優れる。
【0029】〔請求項6について〕マイクロコンピュー
タが暴走するとウオッチドグパルスの送出が止まるので
第一半導体スイッチ或いは第二半導体スイッチ(半導体
スイッチ)がオフ状態になり、電磁安全弁を閉弁させる
事ができるので安全である。尚、ウオッチドグパルスを
微分回路を介して第一半導体スイッチに入力しているの
で、マイクロコンピュータの暴走時にウオッチドグパル
スがHi状態又はLo状態に固定されても、第一半導体
スイッチ(半導体スイッチ)を確実にオフ状態にでき安
全である。
【0030】
【実施例】本発明の一実施例(請求項1、2、3、5、
6に対応)を図1〜図3に基づいて説明する。図1に示
す電磁安全弁の安全監視装置Aは、第一、第二半導体ス
イッチに相当するトランジスタ1、2と、ダイオード3
と、電磁安全弁4と、コンデンサ5と、マイクロコンピ
ュータ6とで構成され、図3に示すガステーブルGに組
み付けられている。尚、7は燃焼監視回路である。
【0031】トランジスタ1は、電源回路(図示せず)
の(+) ラインにエミッタ11を接続し、コレクタ12を
トランジスタ2のエミッタ21に接続している。このト
ランジスタ1のエミッタ11- ベース13間には抵抗1
4が接続され、ベース13にはベース抵抗15の一端1
51が接続される。又、ベース抵抗15の他端152
は、カソード161を(+) ラインに接続したダイオード
16のアノード162が接続される。
【0032】17は微分回路であり、一端181をマイ
クロコンピュータ6の出力ポート62に接続し他端18
2をマイナスリード線191に接続した抵抗18と、プ
ラスリード線192をベース抵抗15の他端152(ア
ノード162)に接続したコンデンサ19(電解コンデ
ンサ)とで構成される。
【0033】トランジスタ2は、コレクタ22をダイオ
ード3のアノード31に接続し(接続点m)、ベース2
3をデジタルトランジスタ61の出力端子611に接続
している。又、接続点m- (-) ライン間には抵抗24
(数kΩ)が接続されている。デジタルトランジスタ6
1は、オン信号631が入力端子612に入力される
と、出力端子611- 接地端子613間がオン状態とな
り、トランジスタ2をオン状態にする。
【0034】ダイオード3は、整流用のシリコンダイオ
ードである。電磁安全弁4は、一端41が抵抗40(数
十Ω)を介してダイオード3のカソード32に接続さ
れ、他端42が電源回路の(-) ライン(アース)に接続
されている。
【0035】コンデンサ5は、本実施例では100μF
の電解コンデンサであり、電磁安全弁4に並列に接続さ
れている。このコンデンサ5の容量は、ウオッチドグパ
ルス621の周波数や電磁安全弁4の直流抵抗により必
要最小の値に決定される。尚、ウオッチドグパルスの周
波数が高く、直流抵抗値が高い程、小容量にする事がで
きる。
【0036】尚、容量が小さ過ぎると、トランジスタ1
の断続駆動の際に電磁安全弁4がバタついてガスの供給
が脈動してしまう。又、大き過ぎると、閉弁指示時に閉
弁遅れが生じる。
【0037】マイクロコンピュータ6は、ウオッチドグ
パルス621を送出する出力ポート62、オン信号63
1を出力する出力ポート63、接続点mの電圧波形を入
力するASW入力端子64、及び燃焼検知信号721を
入力する入力ポート65等を備える。
【0038】尚、雷、電源ノイズ、強力電波等によりマ
イクロコンピュータ6が暴走した時は、マイクロコンピ
ュータ6への作動用電力の供給を一旦遮断する。
【0039】燃焼監視回路7は、未着火(点火不成功)
や失火の際に電磁安全弁4を閉弁状態に切り替える安全
回路であり、サーモカップル71と、サーモカップル7
1が出力する熱起電力に基づいて燃焼を検知する燃焼検
知回路72、73(二系統)とで構成される。燃焼検知
回路72は、サーモカップル71が熱起電力を出力する
と燃焼検知信号721を送出する。又、マイクロコンピ
ュータ6は、点・消火摘みを押圧点火操作した時から所
定時間(3秒)が経過しても燃焼検知信号721が入力
ポート65に入力されない場合には、未着火(点火失
敗)と見なしてオン信号631の送出を停止して電磁安
全弁4を閉弁状態に切り替える。
【0040】燃焼検知回路73は、点・消火摘みを押圧
操作した時から所定時間(30秒)が経過する前にサー
モカップル71が出力する熱起電力が所定値に達してい
る場合は、熱起電力が所定値以上を維持している間、出
力端子731- (-) ライン(アース)間を引き続きオフ
状態に維持する。この場合は、オン信号631はショー
トされない。
【0041】しかし、点・消火摘み(図示せず)を押圧
操作した時から所定時間経過後に、サーモカップル71
が出力する熱起電力が所定値を下回っている場合{立ち
消え等の場合}は、出力端子731- (-) ライン(アー
ス)間をオンとし、オン信号631が送出されていて
も、デジタルトランジスタ61の入力端子612にオン
信号が入力されなくなる。この場合は、出力端子611
- 接地端子613間がオフ状態となり、トランジスタ2
はオフ状態になり、電磁安全弁4は閉弁状態に切り替わ
る。
【0042】つぎに、電磁安全弁の安全監視装置Aを組
み付けたガステーブルGについて説明する。図3に示す
ガステーブルGにおいて、81は右こんろ、811は4
100kcal/hのガス消費量を有するHバーナ、8
12はHバーナ811のガス噴出炎口に臨んで配され点
火放電を行なう点火電極、813はHバーナ811のガ
ス噴出炎口に臨んで配され燃焼炎814により起電力を
発生するサーモカップル、815は電磁安全弁4の下流
側のガス管路816中に配され、点・消火ボタン(図示
せず)の押圧により連動して開弁するメイン弁である。
【0043】更に、80は電磁安全弁の安全監視装置A
を組み込んだ制御ユニット、82は2300kcal/
hのガス消費量を有するMバーナを有する左こんろ、8
3は1950kcal/hのガス消費量を有するグリル
バーナを有するグリルであリ、左こんろ82やグリル8
3の、電磁安全弁821、831も電磁安全弁の安全監
視装置Aと同様の監視装置により安全が保たれている。
【0044】つぎに、電磁安全弁の安全監視装置Aを組
み付けたガステーブルGの作動を、図1、図3、及び図
2のフローチャートに基づいて説明する。例えば、右こ
んろ81の点・消火ボタンを押圧する(点火指示)と、
メイン弁815が開弁し、マイクロスイッチ817が閉
成して、マイクロコンピュータ6を含む電磁安全弁の安
全監視装置Aに作動用電力が供給される。
【0045】ステップs1で、マイクロコンピュータ6
は、トランジスタ1へウオッチドグパルス621の送出
を開始し、ステップs2に進む。ステップs2で、マイ
クロコンピュータ6は、接続点mがHiレベル{周期的
に接続点mの電位が変化する場合もHiレベルと見な
す}であるか否か判別し、Hiレベルである場合はステ
ップs8に進み、Loレベルである場合はステップs3
に進む。尚、ステップs2で、トランジスタ2がオン故
障している場合に接続点mがHiレベルとなる。
【0046】ステップs3で、マイクロコンピュータ6
は、スパーカSPを所定時間作動させるとともに、ステ
ップs4に進む。ステップs4で、マイクロコンピュー
タ6は、トランジスタ2へオン信号631を送出し、ス
テップs5に進む。オン信号631が入力されるとデジ
タルトランジスタ61の出力端子611-接地端子61
3間がオンし、トランジスタ2がオンし、電磁安全弁4
が開弁し、Hバーナ811が点火する。
【0047】ステップs5で、マイクロコンピュータ6
は、ウオッチドグパルス621のパルス波形と、接続点
mの電圧波形{抵抗24の両端の電圧変化}とが対応し
ているか否か判別し、対応している場合はステップs6
に進み、対応していない場合はステップs9に進む。
【0048】尚、トランジスタ1がオン故障している場
合{接続点mの電圧は一定のHiレベル値}や、トラン
ジスタ1又はトランジスタ2がオフ故障している場合
{接続点mの電圧はゼロ}は、ウオッチドグパルス62
1のパルス波形と、接続点mの電圧波形とが対応しなく
なる。
【0049】Hバーナ811が未着火(点火失敗)の場
合、燃焼検知回路72が燃焼検知信号721を送出しな
いので、マイクロコンピュータ6は、ステップs7で、
オン信号631及びウオッチドグパルス621の送出を
停止して電磁安全弁4を閉弁状態に切り替え、運転を停
止する。
【0050】Hバーナ811が失火(立ち消え)した場
合、燃焼検知回路73は、出力端子731- (-) ライン
(アース)間をオンとし、オン信号631をショートし
て電磁安全弁4を閉弁状態にする。また、燃焼検知回路
72が燃焼検知信号721を送出しなくなり、マイクロ
コンピュータ6は、ステップs7で、オン信号631及
びウオッチドグパルス621の送出を停止して運転を停
止する。
【0051】ステップs2において、接続点mがHiレ
ベルである場合は、マイクロコンピュータ6は、ステッ
プs8で、ウオッチドグパルス621の送出を停止し、
運転を停止するとともに、表示器(図示せず)に、“ト
ランジスタのオン故障”を示す表示を行なう。
【0052】ステップs5において、ウオッチドグパル
ス621のパルス波形と、接続点mの電圧波形{抵抗2
4の両端の電圧変化}とが対応していない場合は、マイ
クロコンピュータ6は、ステップs9で、オン信号63
1及びウオッチドグパルス621の送出を停止し、運転
を停止するとともに、表示器(図示せず)に、“トラン
ジスタの故障”を示す表示を行なう。
【0053】尚、トランジスタ1がオン故障している場
合{接続点mの電圧は一定のHiレベル値}や、トラン
ジスタ1又はトランジスタ2がオフ故障している場合
{接続点mの電圧はゼロ}は、ウオッチドグパルス62
1のパルス波形と、接続点mの電圧波形とが対応しなく
なる。
【0054】以下、本実施例の利点を述べる。 〔ア〕電磁安全弁の安全監視装置Aを組み付けたガステ
ーブルGは、点・消火ボタンを押圧操作(点火指示)し
てマイクロスイッチ817を閉成させ、電磁安全弁の安
全監視装置Aに作動用電力を供給すると、点火開始前に
マイクロコンピュータ6がウオッチドグパルス621を
送出してトランジスタ1を断続駆動させてトランジスタ
2のオン故障チェックを行ない、点火後、Hバーナ81
1の燃焼中にトランジスタ1のオン故障チェックを行な
う構成である。このため、点火前の初期チェックは、ト
ランジスタ2のオン故障チェックだけであるので初期チ
ェック時間を短縮する事ができる。これにより、使用者
が点・消火ボタンの押圧を早期に解除しても確実にHバ
ーナ811に点火する事ができる。
【0055】〔イ〕電磁安全弁4の閉開を司るトランジ
スタ1、2の内、トランジスタ1のオン故障をHバーナ
811の燃焼中に行なう構成であるので、電磁安全弁の
安全監視装置Aを組み付けたガステーブルGは、初期チ
ェック時間を短縮できるとともに安全性に優れる。尚、
トランジスタ1を断続駆動させてトランジスタ1のオン
故障をHバーナ811の燃焼中に行なっているので、ダ
イオード3とコンデンサ5の存在が必須である。
【0056】〔ウ〕マイクロコンピュータ6が暴走する
とトランジスタ1がオフになって電磁安全弁4を閉弁で
きるので安全性に優れるとともに、この暴走監視の為の
監視回路が電磁安全弁の安全監視装置A中に組み込んで
いるので部品点数が少なく、製造コストが安価である。 〔エ〕尚、抵抗18とコンデンサ19による微分回路1
7を採用しているので、マイクロコンピュータ6の暴走
時にウオッチドグパルス621がHi状態に維持されて
もLo状態に維持されてもトランジスタ1を確実にオフ
する事ができる。 〔オ〕未着火(点火不成功)や失火の際には、燃焼監視
回路7により電磁安全弁4が閉弁状態に切り替わるので
安全である。
【0057】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.半導体スイッチは、トランジスタの他、接合形FE
T、MOS形FET等でも良い。 b.npnトランジスタ、プラス接地の電磁安全弁等を
使用しても良く、この場合は、ダイオードやコンデンサ
の極性を逆にする。 c.トランジスタ2、トランジスタ1、ダイオード3、
電磁安全弁4を順に直列接続して直流電源に接続し、ト
ランジスタ1のコレクタ12とダイオード3のアノード
31との接続点のレベル状態を監視する構成{請求項4
に対応}であっても良い。 d.作動用電源は、乾電池であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電磁安全弁の安全監視
装置の電気回路図である。
【図2】その安全監視装置の作動を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の一実施例に係る電磁安全弁の安全監視
装置を組み付けたガステーブルGの原理を示す説明図で
ある。
【図4】請求項1の作用を説明する為の説明図である。
【図5】ウオッチドグパルスが止まるとリセットをかけ
るリセット回路の電気回路図である。
【符号の説明】
A 電磁安全弁の安全監視装置 m 接続点 1 トランジスタ(半導体スイッチ、第一半導体スイッ
チ) 2 トランジスタ(半導体スイッチ、第二半導体スイッ
チ) 3 ダイオード 4 電磁安全弁 5 コンデンサ 6 マイクロコンピュータ 13 ベース(制御端子) 17 微分回路 621 ウオッチドグパルス(パルス信号) 631 オン信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体スイッチ、ダイオード、及び電磁
    安全弁を順に直列接続して作動用電源に接続するととも
    に、前記電磁安全弁と並列にコンデンサを接続し、 前記半導体スイッチの制御端子へのパルス信号の送出を
    制御するマイクロコンピュータを備えた電磁安全弁の安
    全監視装置であって、 前記マイクロコンピュータは、前記半導体スイッチと前
    記ダイオードとの接続点のレベル変化と前記パルス信号
    の波形とが対応していない場合には、前記半導体スイッ
    チが故障していると判別することを特徴とする電磁安全
    弁の安全監視装置。
  2. 【請求項2】 第一半導体スイッチ、第二半導体スイッ
    チ、ダイオード、及び電磁安全弁を順に直列接続して作
    動用電源に電気接続するとともに、前記電磁安全弁と並
    列にコンデンサを接続し、 前記第一半導体スイッチの制御端子或いは前記第二半導
    体スイッチの制御端子の一方へパルス信号を送出し他方
    へオン信号を送出するとともに、 前記第二半導体スイッチと前記ダイオードとの接続点の
    レベル変化を監視するマイクロコンピュータを備えた電
    磁安全弁の安全監視装置であって、 前記マイクロコンピュータは、前記パルス信号及びオン
    信号の何方も送出されない時又は何れか一方しか送出さ
    れない時に前記接続点がハイレベル状態やレベル変化状
    態になった場合、或いは、 両信号の送出時に、前記接続点のレベル変化と前記パル
    ス信号の波形とが対応していない場合には、少なくとも
    何方かの半導体スイッチが故障していると判別すること
    を特徴とする電磁安全弁の安全監視装置。
  3. 【請求項3】 第一半導体スイッチ、第二半導体スイッ
    チ、ダイオード、及び電磁安全弁を直列接続して作動用
    電源に電気接続するとともに、前記電磁安全弁と並列に
    コンデンサを接続し、 前記第一半導体スイッチの制御端子或いは前記第二半導
    体スイッチの制御端子の一方へパルス信号を送出し他方
    へオン信号を送出するとともに、前記第二半導体スイッ
    チと前記ダイオードとの接続点のレベル状態を監視する
    マイクロコンピュータを備えた電磁安全弁の安全監視装
    置であって、 前記マイクロコンピュータは、点火が指示されると前記
    パルス信号の送出を開始するとともに前記接続点がロー
    レベル状態にある事を確認し、確認後に前記オン信号の
    送出を開始し、燃焼中は、前記接続点のレベル変化と前
    記パルス信号の波形とが対応していることを監視するこ
    とを特徴とする電磁安全弁の安全監視装置。
  4. 【請求項4】 第二半導体スイッチ、第一半導体スイッ
    チ、ダイオード、及び電磁安全弁を順に直列接続して作
    動用電源に電気接続し、 マイクロコンピュータが前記第一半導体スイッチと前記
    ダイオードとの接続点のレベル状態及びレベル変化を監
    視することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の電
    磁安全弁の安全監視装置。
  5. 【請求項5】 前記マイクロコンピュータが半導体スイ
    ッチの故障を検知すると、前記パルス信号及び前記オン
    信号の送出を停止することを特徴とする請求項2乃至請
    求項4記載の電磁安全弁の安全監視装置。
  6. 【請求項6】 前記パルス信号はウオッチドグパルスで
    あるとともに、 該ウオッチドグパルスを微分回路を介して前記第一半導
    体スイッチ或いは前記第二半導体スイッチに入力するこ
    とを特徴とする請求項2乃至請求項5記載の電磁安全弁
    の安全監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7504849B2 (en) 2005-12-20 2009-03-17 Yazaki Corporation On failure detecting apparatus of power supply circuit
JP2011017520A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Rinnai Corp 電磁安全弁の機能確認装置
JP2015152160A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 リンナイ株式会社 電磁弁駆動回路
KR101694635B1 (ko) * 2015-09-17 2017-01-23 엘지전자 주식회사 솔레노이드 밸브 제어회로
JP2017096594A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 株式会社ノーリツ 燃焼機器

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