JP3608835B2 - 電磁安全弁の安全監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電磁安全弁の閉開を司る、半導体スイッチやマイクロコンピュータの機能確認ができる電磁安全弁の安全監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電磁弁駆動装置は、エミッタを電源のプラス側に接続したトランジスタと、一端をトランジスタのコレクタに接続し、他端を電源のマイナス側に接続した電磁安全弁と、上記トランジスタのベースにローレベル信号を印加して電磁安全弁を開弁状態にするマイクロコンピュータとを備える。尚、電磁安全弁は、ガス供給路に配設され、失火等の場合に、燃焼器へ供給されるガスを遮断する。
【0003】
上記の様な電磁弁駆動装置において、トランジスタがオン故障(常時、導通状態)すると、電磁安全弁の制御が不能となるので、ローレベル信号を印加する前に電磁安全弁の通電状態をチェックし、ローレベル信号を印加する前に電磁安全弁に通電がなされている場合には、トランジスタのオン故障と判別して運転を停止する電磁安全弁の安全装置を通常、組み付けている。
【0004】
又、複数のトランジスタを直列に接続して、或るトランジスタがオン故障しても、別の正常なトランジスタにより電磁安全弁への電流を遮断して閉弁できる様にした電磁安全弁の安全装置も知られている。該電磁安全弁の安全装置では、一つ目のトランジスタ以外の他の全てのトランジスタにオン信号を送出して一つ目のトランジスタのオン故障チェックを行ない、つぎに二つ目のトランジスタ以外の他の全てのトランジスタにオン信号を送出して二つ目のトランジスタのオン故障チェックを行なうという手順で全てのトランジスタのオン故障チェックを行なっている(特願平5− 46448号)。
【0005】
尚、電池を電源としたガステーブルでは、電池の寿命を長くするために、操作摘みを押圧することによりマイクロコンピュータに作動用電源が供給されるようになっており、即ち、マイクロコンピュータへの作動用電力を供給する電源スイッチを操作摘みが兼ねている。
そして、電源の供給が開始されると、周辺回路のセンサ出力や電圧等が安定するまでの周辺回路安定時間(例えば50ms)、クロック信号が安定するまでのクロック安定時間(例えば130ms)、制御プログラムを初期設定するソフト初期設定時間(例えば50ms)、及び前述した駆動用のトランジスタをチェックする電磁弁回路初期チェック時間(例えば80ms)を合計したマイコン起動時間(例えば310ms)が経過した後にマイクロコンピュータは電磁安全弁や点火回路への通電を行う様にしている(特願平5− 31359号)。
【0006】
一方、マイクロコンピュータが暴走すると、トランジスタを制御できなくなるので、ウオッチドグパルスが止まるとリセットをかけるリセット回路を組み付けている(図5参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した、各種の従来の電磁安全弁の安全装置は、以下に示す課題がある。
(あ)全てのトランジスタのオン故障チェック(初期チェック)に時間がかかり(例えば80ms)、点火が遅れる。特に、電池式のガステーブルでは、使用者が操作摘みの押圧を早期(例えば310ms未満)に解除すると、初期チェックが終了していないので点火がなされないという事態が生じる。
(い)燃焼中はトランジスタのオン故障チェックを行なえない{行なうと電磁安全弁が一瞬、閉弁してしまう}。
(う)マイクロコンピュータの暴走時にリセットをかける回路が必要であり、部品代がかかる。
【0008】
本発明の第1の目的は、電磁安全弁を駆動する半導体スイッチの初期チェック時間を短縮した電磁安全弁の安全監視装置の提供にある。本発明の第2の目的は、電磁安全弁を駆動する半導体スイッチを燃焼中にチェックする事ができる電磁安全弁の安全監視装置の提供にある。本発明の第3の目的は、マイクロコンピュータの動作チェックも兼ね備えた電磁安全弁の安全監視装置の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為、本発明は、以下の構成を採用した。
(1)半導体スイッチ、整流用のダイオード、及びガス管路中に配される電磁安全弁の電磁コイルを順に直列電気接続して直流の作動用電源に接続するとともに、前記電磁コイルと並列にコンデンサを接続し、前記半導体スイッチの制御端子へ連続するパルス信号送出して、前記半導体スイッチを断続駆動させるマイクロコンピュータを備えた電磁安全弁の安全監視装置であって、前記コンデンサは、前記電磁コイルに印加される電圧の低下を防止して前記電磁安全弁を開弁状態に安定維持させる必要最小の容量を有し、前記ダイオードは、前記コンデンサの影響を受けずに、前記半導体スイッチの断続駆動に起因する後述の接続点のレベル変化を検出する為に設けられ、前記半導体スイッチと前記ダイオードとの接続点のレベル変化と前記パルス信号の波形とが対応していない場合に、前記マイクロコンピュータは前記半導体スイッチが故障していると判別する。
【0010】
(2)第一半導体スイッチ、第二半導体スイッチ、整流用のダイオード、及びガス管路中に配される電磁安全弁の電磁コイルを順に直列電気接続して直流の作動用電源に電気接続するとともに、前記電磁コイルと並列にコンデンサを接続し、前記第一半導体スイッチの制御端子或いは前記第二半導体スイッチの制御端子の一方へ連続するパルス信号を送出して送出側の半導体スイッチを断続駆動させ、他方へオン信号を送出して送出側の半導体スイッチを導通させるとともに、前記第二半導体スイッチと前記ダイオードとの接続点のレベル変化を監視するマイクロコンピュータを備えた電磁安全弁の安全監視装置であって、前記コンデンサは、前記電磁コイルに印加される電圧の低下を防止して前記電磁安全弁を開弁状態に安定維持させる必要最小の容量を有し、前記ダイオードは、前記コンデンサの影響を受けずに、パルス信号送出側の半導体スイッチの断続駆動に起因する前記接続点のレベル変化及びレベル状態を検出する為に設けられ、前記マイクロコンピュータは、前記パルス信号及びオン信号の何れも送出されない時又は何れか一方しか送出されない時に前記接続点がハイレベル状態やレベル変化状態になった場合、或いは、両信号の送出時に、前記接続点のレベル変化と前記パルス信号の波形とが対応していない場合には、少なくとも何れかの半導体スイッチが故障していると判別する。
【0011】
(3)第一半導体スイッチ、第二半導体スイッチ、整流用のダイオード、及びガス管路中に配される電磁安全弁の電磁コイル順に直列電気接続して直流の作動用電源に電気接続するとともに、前記電磁コイルと並列にコンデンサを接続し、前記第一半導体スイッチの制御端子或いは前記第二半導体スイッチの制御端子の一方へ連続するパルス信号を送出して送出側の半導体スイッチを断続駆動させ、他方へオン信号を送出して送出側の半導体スイッチを導通させるとともに、前記第二半導体スイッチと前記ダイオードとの接続点のレベル変化及びレベル状態を監視するマイクロコンピュータを備えた電磁安全弁の安全監視装置であって、前記マイクロコンピュータは、点火が指示されると前記パルス信号の送出を開始するとともに前記接続点がローレベル状態にある事を確認し、確認後に前記オン信号の送出を開始し、燃焼中は、前記接続点のレベル変化と前記パルス信号の波形とが対応している。
【0012】
(4)電磁安全弁の安全監視装置は、上記(2)または(3)の構成を有し、前記マイクロコンピュータが半導体スイッチの故障を検知すると、前記パルス信号及び前記オン信号の送出を停止する。
【0013】
(5)電磁安全弁の安全監視装置は、上記(2)〜(4)のいずれかの構成を有し、前記パルス信号はウオッチドグパルスであるとともに、該ウオッチドグパルスを微分回路を介して前記第一半導体スイッチ或いは前記第二半導体スイッチに入力する。
【0015】
【作用】
〔請求項1について;図4参照〕
燃焼中に、マイクロコンピュータが半導体スイッチの制御端子に連続するパルス信号送出して半導体スイッチを断続駆動させる。
半導体スイッチが異常オン故障、オフ故障であると、パルス信号の波形に対応して接続点のレベルが変化しないので、半導体スイッチが故障しているとマイクロコンピュータが判別する。
【0016】
整流用のダイオードは、コンデンサの影響を受けずに、半導体スイッチの断続駆動に起因する接続点のレベル変化を検出する為に設けられている。
又、コンデンサは、半導体スイッチが断続駆動しても、電磁コイルに印加される電圧低下を防止して電磁安全弁を開弁状態に安定維持させる必要最小の容量を有する。
【0017】
〔請求項2について〕
(半導体スイッチが共に正常の場合)
パルス信号及びオン信号の何方も送出されない時、又は何方か一方しか送出されない時に接続点はローレベル状態になる。
パルス信号及びオン信号の何方も送出されると、接続点のレベルはパルス信号に対応して変化する。
【0018】
(少なくとも、何方かの半導体スイッチが故障している場合)
パルス信号及びオン信号の何方も送出されない時、又は何方か一方しか送出されない時に接続点はハイレベル状態やレベル変化状態になる。
パルス信号及びオン信号が送出されても、接続点のレベル変化とパルス信号の波形とが対応して変化しない。
【0019】
〔請求項3について〕
点火が指示されると、マイクロコンピュータは、第一半導体スイッチの制御端子或いは第二半導体スイッチの制御端子のうち一方の制御端子へ、連続するパルス信号の送出を開始して送出側の半導体スイッチを断続駆動させる。この時、他方の第二半導体スイッチが正常であれば接続点はローレベル状態になる。
ローレベル状態にある事を確認すると、マイクロコンピュータは、他方の半導体スイッチの制御端子へのオン信号の送出を開始し、送出側の半導体スイッチを導通させる。この時、他方の半導体スイッチが正常であれば他方の半導体スイッチがオンになり、接続点のレベル変化とパルス信号の波形とが対応する筈であり、燃焼中、マイクロコンピュータはこれを監視する。
【0021】
〔請求項について〕
少なくとも何方かの半導体スイッチが故障しているとマイクロコンピュータが判別する{連続するパルス信号及びオン信号の何方も送出されない時又は何方か一方しか送出されない時に接続点がハイレベル状態やレベル変化状態になった場合、或いは、両信号の送出時に、接続点のレベル状態とパルス信号の波形とが対応していない場合}と、マイクロコンピュータがパルス信号及びオン信号の送出を停止する(請求項2の場合)。
【0022】
点火指示によりマイクロコンピュータが第一半導体スイッチの制御端子にパルス信号の送出を開始した時に接続点がローレベル状態でない場合、或いは、オン信号と連続するパルス信号の両方が送出される燃焼中に、接続点のレベル変化とパルス信号の波形とが対応していない場合には、マイクロコンピュータがパルス信号及びオン信号の送出を停止する(請求項3の場合)。
【0023】
〔請求項について〕
マイクロコンピュータが暴走するとウオッチドグパルスが送出されなくなり、第一半導体スイッチ(半導体スイッチ)がオフ状態になり、電磁安全弁を閉弁させる事ができる。尚、ウオッチドグパルスを微分回路を介して第一半導体スイッチに入力しているので、Hi状態又はLo状態に固定されていても第一半導体スイッチ(半導体スイッチ)を確実にオフ状態にできる。
【0024】
【発明の効果】
〔請求項1について〕
電磁安全弁の安全監視装置は、半導体スイッチの制御端子への連続するパルス信号の送出をマイクロコンピュータが制御し、半導体スイッチと整流用のダイオードとの接続点のレベル変化とパルス信号の波形とが対応しているか否かをマイクロコンピュータが判別する構成である。この為、電磁安全弁を駆動する半導体スイッチを燃焼中に機能チェックする事ができ、安全性に優れる。
尚、電磁コイルと並列にコンデンサを接続しているので電磁安全弁が安定に開弁状態を維持する。又、整流用のダイオードにより、コンデンサによる平滑作用を受けないため、接続点の波形の鈍りが防止でき、接続点のレベル変化とパルス信号の波形とが対応しているか否かを正確に判別できる。
【0025】
〔請求項2について〕
電磁安全弁の安全監視装置は、マイクロコンピュータが点火前にオン信号(又は連続するパルス信号)を送出して、第一トランジスタ(又は第二トランジスタ)のオン故障チェックを行い、燃焼中にオン信号及び連続するパルス信号の両方を送出して第二トランジスタ(又は第一トランジスタ)のオン故障チェックを行なう構成である。この為、片方のトランジスタのオン故障チェックを行なう必要が無いので、初期チェック時間を短縮することができる。
【0026】
〔請求項3について〕
電磁安全弁の安全監視装置は、点火が指示されるとマイクロコンピュータが、連続するパルス信号を送出して第二トランジスタのオン故障チェックを点火前に行い、接続点がローレベルであると確認されるとマイクロコンピュータがオン信号{連続するパルス信号の送出は継続}の送出を開始して第一トランジスタのオン故障チェックを燃焼中に行なう構成である。この為、第一トランジスタのオン故障チェックを点火前に行なう必要が無いので初期チェック時間を短縮する事ができる。
また、燃焼中に第一トランジスタのオン故障チェックを行なう構成であるので安全性に優れる。
【0028】
〔請求項について〕
マイクロコンピュータが半導体スイッチの故障を検知すると、連続するパルス信号及びオン信号の送出を停止するので電磁安全弁が閉弁する。この為、半導体スイッチが故障した状態で燃焼が継続される事が無く、安全性に優れる。
【0029】
〔請求項について〕
マイクロコンピュータが暴走するとウオッチドグパルスの送出が止まるので第一半導体スイッチ或いは第二半導体スイッチ(半導体スイッチ)がオフ状態になり、電磁安全弁を閉弁させる事ができるので安全である。
尚、ウオッチドグパルスを微分回路を介して第一半導体スイッチに入力しているので、マイクロコンピュータの暴走時にウオッチドグパルスがHi状態又はLo状態に固定されても、第一半導体スイッチ(半導体スイッチ)を確実にオフ状態にでき安全である。
【0030】
【実施例】
本発明の一実施例(請求項1〜5に対応)を図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示す電磁安全弁の安全監視装置Aは、第一、第二半導体スイッチに相当するトランジスタ1、2と、ダイオード3と、電磁安全弁4と、コンデンサ5と、マイクロコンピュータ6とで構成され、図3に示すガステーブルGに組み付けられている。尚、7は燃焼監視回路である。
【0031】
トランジスタ1は、電源回路(図示せず)の(+) ラインにエミッタ11を接続し、コレクタ12をトランジスタ2のエミッタ21に接続している。このトランジスタ1のエミッタ11− ベース13間には抵抗14が接続され、ベース13にはベース抵抗15の一端151が接続される。又、ベース抵抗15の他端152は、カソード161を(+) ラインに接続したダイオード16のアノード162が接続される。
【0032】
17は微分回路であり、一端181をマイクロコンピュータ6の出力ポート62に接続し他端182をマイナスリード線191に接続した抵抗18と、プラスリード線192をベース抵抗15の他端152(アノード162)に接続したコンデンサ19(電解コンデンサ)とで構成される。
【0033】
トランジスタ2は、コレクタ22をダイオード3のアノード31に接続し(接続点m)、ベース23をデジタルトランジスタ61の出力端子611に接続している。又、接続点m− (−) ライン間には抵抗24(数kΩ)が接続されている。デジタルトランジスタ61は、オン信号631が入力端子612に入力されると、出力端子611− 接地端子613間がオン状態となり、トランジスタ2をオン状態にする。
【0034】
ダイオード3は、整流用のシリコンダイオードである。
電磁安全弁4は、一端41が抵抗40(数十Ω)を介してダイオード3のカソード32に接続され、他端42が電源回路の(−) ライン(アース)に接続されている。
【0035】
コンデンサ5は、本実施例では100μFの電解コンデンサであり、電磁安全弁4に並列に接続されている。このコンデンサ5の容量は、ウオッチドグパルス621の周波数や電磁安全弁4の直流抵抗により必要最小の値に決定される。尚、ウオッチドグパルスの周波数が高く、直流抵抗値が高い程、小容量にする事ができる。
【0036】
尚、容量が小さ過ぎると、トランジスタ1の断続駆動の際に電磁安全弁4がバタついてガスの供給が脈動してしまう。又、大き過ぎると、閉弁指示時に閉弁遅れが生じる。
【0037】
マイクロコンピュータ6は、ウオッチドグパルス621を送出する出力ポート62、オン信号631を出力する出力ポート63、接続点mの電圧波形を入力するASW入力端子64、及び燃焼検知信号721を入力する入力ポート65等を備える。
【0038】
尚、雷、電源ノイズ、強力電波等によりマイクロコンピュータ6が暴走した時は、マイクロコンピュータ6への作動用電力の供給を一旦遮断する。
【0039】
燃焼監視回路7は、未着火(点火不成功)や失火の際に電磁安全弁4を閉弁状態に切り替える安全回路であり、サーモカップル71と、サーモカップル71が出力する熱起電力に基づいて燃焼を検知する燃焼検知回路72、73(二系統)とで構成される。
燃焼検知回路72は、サーモカップル71が熱起電力を出力すると燃焼検知信号721を送出する。又、マイクロコンピュータ6は、点・消火摘みを押圧点火操作した時から所定時間(3秒)が経過しても燃焼検知信号721が入力ポート65に入力されない場合には、未着火(点火失敗)と見なしてオン信号631の送出を停止して電磁安全弁4を閉弁状態に切り替える。
【0040】
燃焼検知回路73は、点・消火摘みを押圧操作した時から所定時間(30秒)が経過する前にサーモカップル71が出力する熱起電力が所定値に達している場合は、熱起電力が所定値以上を維持している間、出力端子731− (−) ライン(アース)間を引き続きオフ状態に維持する。この場合は、オン信号631はショートされない。
【0041】
しかし、点・消火摘み(図示せず)を押圧操作した時から所定時間経過後に、サーモカップル71が出力する熱起電力が所定値を下回っている場合{立ち消え等の場合}は、出力端子731− (−) ライン(アース)間をオンとし、オン信号631が送出されていても、デジタルトランジスタ61の入力端子612にオン信号が入力されなくなる。この場合は、出力端子611− 接地端子613間がオフ状態となり、トランジスタ2はオフ状態になり、電磁安全弁4は閉弁状態に切り替わる。
【0042】
つぎに、電磁安全弁の安全監視装置Aを組み付けたガステーブルGについて説明する。
図3に示すガステーブルGにおいて、81は右こんろ、811は4100kcal/hのガス消費量を有するHバーナ、812はHバーナ811のガス噴出炎口に臨んで配され点火放電を行なう点火電極、813はHバーナ811のガス噴出炎口に臨んで配され燃焼炎814により起電力を発生するサーモカップル、815は電磁安全弁4の下流側のガス管路816中に配され、点・消火ボタン(図示せず)の押圧により連動して開弁するメイン弁である。
【0043】
更に、80は電磁安全弁の安全監視装置Aを組み込んだ制御ユニット、82は2300kcal/hのガス消費量を有するMバーナを有する左こんろ、83は1950kcal/hのガス消費量を有するグリルバーナを有するグリルであリ、左こんろ82やグリル83の、電磁安全弁821、831も電磁安全弁の安全監視装置Aと同様の監視装置により安全が保たれている。
【0044】
つぎに、電磁安全弁の安全監視装置Aを組み付けたガステーブルGの作動を、図1、図3、及び図2のフローチャートに基づいて説明する。
例えば、右こんろ81の点・消火ボタンを押圧する(点火指示)と、メイン弁815が開弁し、マイクロスイッチ817が閉成して、マイクロコンピュータ6を含む電磁安全弁の安全監視装置Aに作動用電力が供給される。
【0045】
ステップs1で、マイクロコンピュータ6は、トランジスタ1へウオッチドグパルス621の送出を開始し、ステップs2に進む。
ステップs2で、マイクロコンピュータ6は、接続点mがHiレベル{周期的に接続点mの電位が変化する場合もHiレベルと見なす}であるか否か判別し、Hiレベルである場合はステップs8に進み、Loレベルである場合はステップs3に進む。
尚、ステップs2で、トランジスタ2がオン故障している場合に接続点mがHiレベルとなる。
【0046】
ステップs3で、マイクロコンピュータ6は、スパーカSPを所定時間作動させるとともに、ステップs4に進む。ステップs4で、マイクロコンピュータ6は、トランジスタ2へオン信号631を送出し、ステップs5に進む。
オン信号631が入力されるとデジタルトランジスタ61の出力端子611− 接地端子613間がオンし、トランジスタ2がオンし、電磁安全弁4が開弁し、Hバーナ811が点火する。
【0047】
ステップs5で、マイクロコンピュータ6は、ウオッチドグパルス621のパルス波形と、接続点mの電圧波形{抵抗24の両端の電圧変化}とが対応しているか否か判別し、対応している場合はステップs6に進み、対応していない場合はステップs9に進む。
【0048】
尚、トランジスタ1がオン故障している場合{接続点mの電圧は一定のHiレベル値}や、トランジスタ1又はトランジスタ2がオフ故障している場合{接続点mの電圧はゼロ}は、ウオッチドグパルス621のパルス波形と、接続点mの電圧波形とが対応しなくなる。
【0049】
Hバーナ811が未着火(点火失敗)の場合、燃焼検知回路72が燃焼検知信号721を送出しないので、マイクロコンピュータ6は、ステップs7で、オン信号631及びウオッチドグパルス621の送出を停止して電磁安全弁4を閉弁状態に切り替え、運転を停止する。
【0050】
Hバーナ811が失火(立ち消え)した場合、燃焼検知回路73は、出力端子731− (−) ライン(アース)間をオンとし、オン信号631をショートして電磁安全弁4を閉弁状態にする。また、燃焼検知回路72が燃焼検知信号721を送出しなくなり、マイクロコンピュータ6は、ステップs7で、オン信号631及びウオッチドグパルス621の送出を停止して運転を停止する。
【0051】
ステップs2において、接続点mがHiレベルである場合は、マイクロコンピュータ6は、ステップs8で、ウオッチドグパルス621の送出を停止し、運転を停止するとともに、表示器(図示せず)に、“トランジスタのオン故障”を示す表示を行なう。
【0052】
ステップs5において、ウオッチドグパルス621のパルス波形と、接続点mの電圧波形{抵抗24の両端の電圧変化}とが対応していない場合は、マイクロコンピュータ6は、ステップs9で、オン信号631及びウオッチドグパルス621の送出を停止し、運転を停止するとともに、表示器(図示せず)に、“トランジスタの故障”を示す表示を行なう。
【0053】
尚、トランジスタ1がオン故障している場合{接続点mの電圧は一定のHiレベル値}や、トランジスタ1又はトランジスタ2がオフ故障している場合{接続点mの電圧はゼロ}は、ウオッチドグパルス621のパルス波形と、接続点mの電圧波形とが対応しなくなる。
【0054】
以下、本実施例の利点を述べる。
〔ア〕電磁安全弁の安全監視装置Aを組み付けたガステーブルGは、点・消火ボタンを押圧操作(点火指示)してマイクロスイッチ817を閉成させ、電磁安全弁の安全監視装置Aに作動用電力を供給すると、点火開始前にマイクロコンピュータ6がウオッチドグパルス621を送出してトランジスタ1を断続駆動させてトランジスタ2のオン故障チェックを行ない、点火後、Hバーナ811の燃焼中にトランジスタ1のオン故障チェックを行なう構成である。
このため、点火前の初期チェックは、トランジスタ2のオン故障チェックだけであるので初期チェック時間を短縮する事ができる。これにより、使用者が点・消火ボタンの押圧を早期に解除しても確実にHバーナ811に点火する事ができる。
【0055】
〔イ〕電磁安全弁4の閉開を司るトランジスタ1、2の内、トランジスタ1のオン故障をHバーナ811の燃焼中に行なう構成であるので、電磁安全弁の安全監視装置Aを組み付けたガステーブルGは、初期チェック時間を短縮できるとともに安全性に優れる。
尚、トランジスタ1を断続駆動させてトランジスタ1のオン故障をHバーナ811の燃焼中に行なっているので、ダイオード3とコンデンサ5の存在が必須である。
【0056】
〔ウ〕マイクロコンピュータ6が暴走するとトランジスタ1がオフになって電磁安全弁4を閉弁できるので安全性に優れるとともに、この暴走監視の為の監視回路が電磁安全弁の安全監視装置A中に組み込んでいるので部品点数が少なく、製造コストが安価である。
〔エ〕尚、抵抗18とコンデンサ19による微分回路17を採用しているので、マイクロコンピュータ6の暴走時にウオッチドグパルス621がHi状態に維持されてもLo状態に維持されてもトランジスタ1を確実にオフする事ができる。〔オ〕未着火(点火不成功)や失火の際には、燃焼監視回路7により電磁安全弁4が閉弁状態に切り替わるので安全である。
【0057】
本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施態様を含む。
a.半導体スイッチは、トランジスタの他、接合形FET、MOS形FET等でも良い。
b.npnトランジスタ、プラス接地の電磁安全弁を使用しても良く、この場合は、ダイオードやコンデンサの極性を逆にする。
c.作動用電源は、乾電池であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電磁安全弁の安全監視装置の電気回路図である。
【図2】その安全監視装置の作動を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例に係る電磁安全弁の安全監視装置を組み付けたガステーブルGの原理を示す説明図である。
【図4】請求項1の作用を説明する為の説明図である。
【図5】ウオッチドグパルスが止まるとリセットをかけるリセット回路の電気回路図である。
【符号の説明】
A 電磁安全弁の安全監視装置
m 接続点
1 トランジスタ(半導体スイッチ、第一半導体スイッチ)
2 トランジスタ(半導体スイッチ、第二半導体スイッチ)
3 ダイオード
4 電磁安全弁
5 コンデンサ
6 マイクロコンピュータ
13 ベース(制御端子)
17 微分回路
621 ウオッチドグパルス(パルス信号)
631 オン信号

Claims (5)

  1. 半導体スイッチ、整流用のダイオード、及びガス管路中に配される電磁安全弁の電磁コイルを順に直列電気接続して直流の作動用電源に接続するとともに、前記電磁コイルと並列にコンデンサを接続し、
    前記半導体スイッチの制御端子へ連続するパルス信号送出して、前記半導体スイッチを断続駆動させるマイクロコンピュータを備えた電磁安全弁の安全監視装置であって、
    前記コンデンサは、前記電磁コイルに印加される電圧の低下を防止して前記電磁安全弁を開弁状態に安定維持させる必要最小の容量を有し、
    前記ダイオードは、前記コンデンサの影響を受けずに、前記半導体スイッチの断続駆動に起因する後述の接続点のレベル変化を検出する為に設けられ、
    記半導体スイッチと前記ダイオードとの接続点のレベル変化と前記パルス信号の波形とが対応していない場合に、前記マイクロコンピュータは前記半導体スイッチが故障していると判別することを特徴とする電磁安全弁の安全監視装置。
  2. 第一半導体スイッチ、第二半導体スイッチ、整流用のダイオード、及びガス管路中に配される電磁安全弁の電磁コイルを順に直列電気接続して直流の作動用電源に電気接続するとともに、前記電磁コイルと並列にコンデンサを接続し、
    前記第一半導体スイッチの制御端子或いは前記第二半導体スイッチの制御端子の一方へ連続するパルス信号を送出して送出側の半導体スイッチを断続駆動させ、他方へオン信号を送出して送出側の半導体スイッチを導通させるとともに、
    前記第二半導体スイッチと前記ダイオードとの接続点のレベル変化を監視するマイクロコンピュータを備えた電磁安全弁の安全監視装置であって、
    前記コンデンサは、前記電磁コイルに印加される電圧の低下を防止して前記電磁安全弁を開弁状態に安定維持させる必要最小の容量を有し、
    前記ダイオードは、前記コンデンサの影響を受けずに、パルス信号送出側の半導体スイッチの断続駆動に起因する前記接続点のレベル変化及びレベル状態を検出する為に設けられ、
    前記マイクロコンピュータは、前記パルス信号及びオン信号の何れも送出されない時又は何れか一方しか送出されない時に前記接続点がハイレベル状態やレベル変化状態になった場合、或いは、
    両信号の送出時に、前記接続点のレベル変化と前記パルス信号の波形とが対応していない場合には、少なくとも何れかの半導体スイッチが故障していると判別することを特徴とする電磁安全弁の安全監視装置。
  3. 第一半導体スイッチ、第二半導体スイッチ、整流用のダイオード、及びガス管路中に配される電磁安全弁の電磁コイル順に直列電気接続して直流の作動用電源に電気接続するとともに、前記電磁コイルと並列にコンデンサを接続し、
    前記第一半導体スイッチの制御端子或いは前記第二半導体スイッチの制御端子の一方へ連続するパルス信号を送出して送出側の半導体スイッチを断続駆動させ、他方へオン信号を送出して送出側の半導体スイッチを導通させるとともに、
    前記第二半導体スイッチと前記ダイオードとの接続点のレベル変化及びレベル状態を監視するマイクロコンピュータを備えた電磁安全弁の安全監視装置であって、
    前記マイクロコンピュータは、点火が指示されると前記パルス信号の送出を開始するとともに前記接続点がローレベル状態にある事を確認し、確認後に前記オン信号の送出を開始し、燃焼中は、前記接続点のレベル変化と前記パルス信号の波形とが対応していることを監視することを特徴とする電磁安全弁の安全監視装置。
  4. 前記マイクロコンピュータが半導体スイッチの故障を検知すると、前記パルス信号及び前記オン信号の送出を停止することを特徴とする請求項2または請求項3記載の電磁安全弁の安全監視装置。
  5. 前記パルス信号はウオッチドグパルスであるとともに、
    該ウオッチドグパルスを微分回路を介して前記第一半導体スイッチ或いは前記第二半導体スイッチに入力することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の電磁安全弁の安全監視装置。
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