JPH1114052A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH1114052A
JPH1114052A JP16683297A JP16683297A JPH1114052A JP H1114052 A JPH1114052 A JP H1114052A JP 16683297 A JP16683297 A JP 16683297A JP 16683297 A JP16683297 A JP 16683297A JP H1114052 A JPH1114052 A JP H1114052A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】燃焼状態検出手段の作動検査を、容易かつ確実
に行う機能を有する燃焼装置を提供する。 【解決手段】バーナ1と、燃焼状態検出手段20と、燃
焼状態検出手段20の出力電圧を所定の基準電圧と比較
し、該出力電圧が該基準電圧を超えた状態にあるときに
燃焼異常信号を出力する比較手段13と、該燃焼異常信
号が出力されたときに、燃料ガスの供給を停止する燃焼
制御手段15とを備えた燃焼装置において、比較手段1
3の動作モードを、通常モードと、燃焼状態検出手段2
0の作動検査に対応した第1検査モードとに切替える動
作モード切換手段17と、比較手段13の動作モードが
前記第1検査モードに切替えられたときに、前記基準電
圧を該基準電圧から所定の余裕電圧を減算した第1検査
基準電圧に切替える基準電圧切替手段23とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、燃焼状態を検出
する機能を有する燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃焼装置において、バーナの近傍
に、フレームロッドや熱電対を用いた燃焼状態検出手段
を設け、バーナの燃焼状態を監視するようにしたものが
知られている。
【0003】バーナの燃焼状態が悪化するほど、例え
ば、出力電圧が増加する燃焼状態検出手段にあっては、
バーナが失火したときにその出力電圧が最大となる。そ
のため、該燃焼状態検出手段を使用した燃焼装置におい
ては、バーナの燃焼中に、該燃焼状態検出手段の出力電
圧を所定の基準電圧と随時比較し、該燃焼状態検出手段
の出力電圧が該基準電圧を超えたときに、バーナが失
火、或いは異常燃焼状態となったものと判断し、バーナ
への燃料ガスの供給を停止するようにしている。
【0004】ここで、通常、前記基準電圧は、バーナの
燃焼が正常であるときの燃焼状態検出手段の出力電圧よ
りもかなり高い電圧に設定される。これにより、バーナ
の燃焼炎の揺れや僅かな燃焼悪化等により、瞬間的に燃
焼状態検出手段の出力電圧が増加したときに、誤って失
火又は異常燃焼状態にあると判断され、バーナの燃焼が
停止されることを防止している。
【0005】しかし、燃焼装置の製造時に、燃焼状態検
出手段の取り付け位置がバーナから離れ過ぎているとき
には、バーナが正常に燃焼しているときの燃焼状態検出
手段の出力電圧が前記基準電圧に近い値となることがあ
る。この場合には、燃焼炎の揺れ等が生じると、燃焼状
態検出手段の出力電圧が前記基準電圧を超え、失火状態
と判断されてバーナの燃焼が停止されてしまう。
【0006】そこで、燃焼装置の製造工程において、例
えば、燃焼状態検出素子として、燃焼状態が悪化するほ
ど、流れる電流が減少するフレームロッドを用いた燃焼
状態検出手段を備えた燃焼装置においては、該燃焼装置
の組み立て後の性能検査として、バーナを正常に燃焼さ
せた状態でフレームロッドに流れる電流を測定し、この
測定電流が所定の基準電流(前記基準電圧に対応した電
流値)よりも大きく、燃焼炎の揺れ等に対する余裕があ
るか否かの検査を行い、該余裕のない燃焼装置を不良品
として排除するようにしている。
【0007】このフレームロッドに流れる電流の測定
は、具体的には、フレームロッドと燃焼装置本体とを接
続しているハーネスコネクタを一端外し、電流計をフレ
ームロッドと燃焼装置本体の間に挿入して、バーナの正
常燃焼時に該電流計に表示される電流値を検査作業者が
目視にて確認することで行っている。
【0008】そのため、この検査方法では、ハーネスコ
ネクタの脱着に時間がかかるばかりでなく、ハーネスコ
ネクタの脱着不良や接続抵抗のばらつきにより、フレー
ムロッドに流れる電流の検出誤差を生じ易いという不都
合があった。
【0009】また、電流計の電流値表示を検査作業者が
目視で確認しているため、検査作業者が電流計の電流値
表示の読み取りを誤るおそれがあるという不都合があっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不都合
を解消し、燃焼状態検出手段の作動検査を、容易かつ確
実に行う機能を有する燃焼装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の実施態様は、バーナと、該バーナの
燃焼状態が悪化するほどその出力電圧が増加する燃焼状
態検出手段と、該燃焼状態検出手段の出力電圧を所定の
基準電圧と比較し、該出力電圧が該基準電圧を超えた状
態にあるときに燃焼異常信号を出力する比較手段と、該
比較手段から該燃焼異常信号が出力されたときに、前記
バーナへの燃料ガスの供給を停止する燃焼制御手段とを
備えた燃焼装置において、前記比較手段の動作モード
を、通常の燃焼装置の使用に対応した通常モードと、前
記燃焼状態検出手段の作動検査に対応した第1検査モー
ドとに切替える動作モード切換手段と、前記比較手段の
動作モードが前記第1検査モードに切替えられたとき
に、前記基準電圧を該基準電圧から所定の余裕電圧を減
算した第1検査基準電圧に切替える基準電圧切替手段と
を設けたことを特徴とする。
【0012】バーナが正常に燃焼しているときの前記燃
焼状態検出手段の出力電圧が、前記基準電圧よりも僅か
に低い程度であると、前記通常モードにおいて、バーナ
の燃焼炎の揺れ等により、前記燃焼状態検出手段の出力
電圧が若干増加しただけでも、該燃焼状態検出手段の出
力電圧が前記通常基準電圧を超え、前記燃焼制御手段に
よりバーナの燃焼が停止されてしまうという不都合があ
る。
【0013】そのため、燃焼装置の製造工程において、
バーナが正常に燃焼しているときの前記燃焼状態検出手
段の出力電圧が、前記基準電圧よりも低く、かつ、燃焼
炎の揺れや燃焼状態の悪化に対する余裕があることを検
査する必要がある。
【0014】かかる場合に本発明によれば、前記燃焼制
御手段の動作モードが前記第1検査モードに切替えられ
ると、前記基準電圧が、該基準電圧から所定の余裕電圧
を減算した第1検査基準電圧に切替えられる。
【0015】そのため、検査作業者は、バーナが正常に
燃焼している状態で、前記運転モードを前記通常モード
から前記第1検査モードに切替えたときに、バーナが消
火しないことを確認することで、燃焼状態検出手段に燃
焼炎の揺れ等に対する余裕があることを容易に検査する
ことができる。
【0016】また、前記動作モード切替手段は、前記比
較手段の動作モードを、前記通常モードと、前記第1検
査モードと、第2検査モードとに切替え、前記基準電圧
切替手段は、前記比較手段の動作モードが前記第2検査
モードに切替られたときに、前記基準電圧を、前記第1
検査基準電圧よりも低く、前記燃焼状態検出手段が不良
であると判断される電圧である第2検査基準電圧に切替
えることを特徴とする。
【0017】バーナが正常に燃焼しているときの、前記
燃焼状態検出手段の出力電圧が異常に低くなったとき
は、該燃焼状態検出手段が不良であると考えられる。こ
の場合には、前記通常モードにおいて、バーナの失火や
燃焼状態の悪化が生じても、前記燃焼状態検出手段の出
力電圧が前記基準電圧を超えず、バーナへの燃料ガスの
供給が停止されないおそれがある。
【0018】かかる場合に本発明によれば、前記燃焼制
御手段の動作モードが前記第2検査モードに切替えられ
ると、前記燃焼制御手段が不良であると判断される電圧
である前記第2検査基準電圧に切替えられる。
【0019】そのため、検査作業者は、バーナが正常に
燃焼している状態で、燃焼制御手段の動作モードを前記
通常モードから前記第2検査モードに切替えたときに、
バーナが消火することを確認することで、バーナが正常
に燃焼しているときの前記燃焼状態検出手段の出力電圧
が、前記第2基準電圧以上であること、即ち、前記燃焼
状態検出手段が不良でないことを容易に検査することが
できる。
【0020】また、本発明の第2の実施態様は、バーナ
と、該バーナの燃焼状態が悪化するほどその出力電圧が
減少する燃焼状態検出手段と、該燃焼状態検出手段の出
力電圧を所定の基準電圧と比較し、該出力電圧が該基準
電圧未満であるときに燃焼異常信号を出力する比較手段
と、該比較手段から該燃焼異常信号が出力されたとき
に、前記バーナへの燃料ガスの供給を停止する燃焼制御
手段とを備えた燃焼装置において、前記比較手段の動作
モードを、通常の燃焼装置の使用に対応した通常モード
と、前記燃焼状態検出手段の作動検査に対応した第1検
査モードとに切替える動作モード切換手段と、前記比較
手段の動作モードが前記第1検査モードに切替えられた
ときに、前記基準電圧を該基準電圧に所定の余裕電圧を
加算した第1検査基準電圧に切替える基準電圧切替手段
とを設けたことを特徴とする。
【0021】バーナが正常に燃焼しているときの前記燃
焼状態検出手段の出力電圧が、前記基準電圧よりも僅か
に高い程度であると、前記通常モードにおいて、バーナ
の燃焼炎の揺れ等により、前記燃焼状態検出手段の出力
電圧が若干低下しただけでも、該燃焼状態検出手段の出
力電圧が前記通常基準電圧未満となり、前記燃焼制御手
段によりバーナの燃焼が停止されてしまうという不都合
がある。
【0022】そのため、燃焼装置の製造工程において、
バーナが正常に燃焼しているときの前記燃焼状態検出手
段の出力電圧が、前記基準電圧よりも高く、かつ、燃焼
炎の揺れや燃焼状態の悪化に対する余裕があることを検
査する必要がある。
【0023】かかる場合に本発明によれば、前記燃焼制
御手段の動作モードが前記第1検査モードに切替えられ
ると、前記基準電圧が、該基準電圧に所定の余裕電圧を
加算した第1検査基準電圧に切替えられる。
【0024】そのため、上記第1の実施態様と同様、検
査作業者は、バーナが正常に燃焼している状態で、前記
運転モードを前記通常モードから前記第1検査モードに
切替えたときに、バーナが消火しないことを確認するこ
とで、燃焼状態検出手段に燃焼炎の揺れ等に対する余裕
があることを容易に検査することができる。
【0025】また、前記動作モード切替手段は、前記比
較手段の動作モードを、前記通常モードと、前記第1検
査モードと、第2検査モードとに切替え、前記基準電圧
切替手段は、前記比較手段の動作モードが前記第2検査
モードに切替られたときに、前記基準電圧を、前記第1
検査基準電圧よりも高く、前記燃焼状態検出手段が不良
であると判断される電圧である第2検査基準電圧に切替
えることを特徴とする。
【0026】バーナが正常に燃焼しているときの、前記
燃焼状態検出手段の出力電圧が異常に高くなったとき
は、該燃焼状態検出手段が不良であると考えられる。こ
の場合には、前記通常モードにおいて、バーナの失火や
燃焼状態の悪化が生じても、前記燃焼状態検出手段の出
力電圧が前記基準電圧未満とならず、バーナへの燃料ガ
スの供給が停止されないおそれがある。
【0027】かかる場合に本発明によれば、前記燃焼制
御手段の動作モードが前記第2検査モードに切替えられ
ると、前記燃焼制御手段が不良であると判断される電圧
である前記第2検査基準電圧に切替えられる。
【0028】そのため、検査作業者は、バーナが正常に
燃焼している状態で、燃焼制御手段の動作モードを前記
通常モードから前記第2検査モードに切替えたときに、
バーナが消火することを確認することで、バーナが正常
に燃焼しているときの前記燃焼状態検出手段の出力電圧
が、前記第2基準電圧未満であること、即ち、前記燃焼
状態検出手段が不良でないことを容易に検査することが
できる。
【0029】また、本発明の第3の実施態様は、バーナ
と、該バーナの燃焼状態が悪化するほどその出力電圧が
増加或いは減少する燃焼状態検出手段と、該燃焼状態検
出手段の出力電圧を所定の基準電圧と比較し、該出力電
圧が該基準電圧と所定の関係にあるときに燃焼異常信号
を出力する比較手段と、該比較手段から該燃焼異常信号
が出力されたときに、前記バーナへの燃料ガスの供給を
停止する燃焼制御手段とを備えた燃焼装置において、前
記比較手段の動作モードを、通常の燃焼装置の使用に対
応した通常モードと、前記燃焼状態検出手段の作動検査
に対応した複数の検査モードとに切替える動作モード切
替手段と、前記比較手段の動作モードが前記複数の検査
モードに切替えられたときに、前記基準電圧を、各検査
モードに対応して段階的に設定された所定の検査基準電
圧に切替えることを特徴とする。
【0030】かかる本発明によれば、前記燃焼制御手段
の運転モードが前記複数の検査モードに切替えられる
と、前記基準電圧が各検査モードに対応して段階的に設
定された検査基準電圧に切替えられる。
【0031】そのため、検査作業者は、バーナが正常に
燃焼している状態で、前記燃焼状態検出手段の出力特性
に応じて、前記基準電圧が次第に高くなるように、或い
は次第に低くなるように前記複数の検査モードを切替
え、どの検査モードに切替えたときに、バーナの燃焼が
停止したかを確認することで、実際の前記燃焼状態検出
手段の出力電圧がどれくらいであるかを認識することが
でき、より精度の高い検査を行うことができる。
【0032】また、外部装置と通信を行う通信手段を有
し、前記動作モード切替手段は、該通信手段を介して検
査指示信号を受信したときに、前記比較手段の動作モー
ドを前記検査モードに切替えることを特徴とする。
【0033】かかる本発明によれば、前記動作モード切
替手段に、動作モードの切替を指示する切替スイッチが
不要となり、従来、燃焼装置内に備えられた基板上に切
替スイッチを設けたときに必要であった、検査開始時の
燃焼装置のカバーの取り外しと、検査終了時のカバーの
取り付け作業が不要となる。また、もともと通信手段を
有していた燃焼装置にあっては、該通信手段を動作モー
ドの切替に流用することができるので、動作モードを切
替える手段を新たに設ける必要がない。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を、図1
〜図6を参照して説明する。図1は本発明の燃焼装置で
あるガスコンロの構成図、図2は図1に示したガスコン
ロに備えた比較手段の回路構成図、図3は図2に示した
比較回路の動作説明図、図4,図5,図6は、図2に示
した比較回路の別構成図である。
【0035】図1を参照して、本第1の実施形態のガス
コンロは、調理容器Bに入れられた調理物Aを加熱する
バーナ1と、バーナ1に燃料ガスを供給するガス供給路
2に設けられた開閉電磁弁3及びガス量調整弁4と、開
閉電磁弁3への通電制御等を行う電子ユニット6とを備
えている。
【0036】開閉電磁弁3は、点火/消火ボタン7によ
る点火操作(押操作)で、バネ8に抗して機械的に開弁
されると共に、ソレノイド9への通電により開弁状態が
保持され、また、ソレノイド9への通電の遮断によりバ
ネ8の付勢力で閉弁されるようになっている。また、ガ
ス量調整弁4は、使用者がこれに連結された操作子10
を操作することでその開度が調節され、バーナ1への燃
料ガスの供給量が可変される。
【0037】バーナ1の近傍に設けられ、コネクタ11
を介して電子ユニット6と接続されたフレームロッド1
2は、バーナ1の燃焼状態を検出するためのものであ
り、バーナ1の燃焼炎がフレームロッド12に接触する
面積が大きいほど、フレームロッド12に流れる電流が
大きく、即ち抵抗値が小さくなる。
【0038】電子ユニット6は、バーナ1の燃焼時に、
フレームロッド12の抵抗変化を電圧に変換して検出
し、該電圧を所定の基準電圧と比較することにより、バ
ーナ1が失火したことを検出する比較手段13と、比較
手段13から、バーナ1が失火したことを意味する燃焼
異常信号を入力したときに、電磁弁駆動回路14を介し
て、ソレノイド9への通電を遮断する燃焼制御手段15
とを有する。これにより、バーナ1が失火したときに、
開閉電磁弁3が閉弁され、バーナ1への燃料ガスの供給
が停止される。
【0039】また、電子ユニットに備えられた通信手段
16と、動作モード切替手段17は、フレームロッド1
2の作動検査を行うためのものである。動作モード切替
手段17は、パソコン等の外部装置から通信手段16を
介して検査指示信号を受信したときに、比較手段13の
動作モードを第1検査モードに切替える。
【0040】尚、フレームロッド12と、比較手段13
に備えられた抵抗/電圧変換回路とにより、バーナ1の
燃焼状態に応じてその出力電圧が変化する、本発明の燃
焼状態検出手段20が構成される。また、18はバーナ
1の点火を行うための放電用電極、19は放電用電極1
8に火花放電を生じさせるスパーカである。
【0041】次に、図2、図3aを参照して、電子ユニ
ット6に備えられた比較手段13の構成と動作を説明す
る。
【0042】図2を参照して、比較手段13は、フレー
ムロッド12の抵抗の変化を電圧の変化に変換する電圧
変換回路21と、基準電圧出力回路22と、基準電圧切
替手段23と、電圧変換回路21の出力電圧と基準電圧
出力回路22の出力電圧とを入力してこれらを比較する
比較回路24とからなる。
【0043】尚、図2では、フレームロッド12をダイ
オード30と抵抗31とからなる等価回路で表してい
る。ダイオード30はフレームロッド12には一方向に
しか電流が流れないことを意味する。また、バーナ1の
燃焼炎がフレームロッド12に接触する面積が大きくな
るほど、抵抗31の抵抗値が小さくなり、フレームロッ
ド12に流れる電流が増加する。
【0044】電圧変換回路21には、トランス32と、
トランジスタ33と、コンデンサ34とが備えられる。
トランス32の1次側には交流信号源35が接続され、
2次側の一端aはGNDに接続されているため、2次側
の他端bの電位は交流信号源35から出力される交流信
号の半周期毎に、正と負に切り替わる。
【0045】b点の電位が負であるときには、ダイオー
ド30には逆方向電圧が印加されるので、電流は流れな
い。このとき、コンデンサ34の図中上側の電極には負
電圧が印加されるため、コンデンサ34は負の電荷が充
電され、c点の電位は負となる。
【0046】一方、b点の電位が正であるときは、ダイ
オード30に順方向電圧が印加されるので、バーナ1が
燃焼状態であれば、フレーム順方向電流If が流れる。
このとき、コンデンサ34の上側の電極には正電圧が印
加されるが、順方向電流Ifのバイパスにより、正の電
荷の充電量は、先の負の電荷の充電量よりも少なくな
る。
【0047】そして、b点の電位は前記交流信号の半周
期毎に、正負に切り替わるため、最終的には、コンデン
サ34には負の電荷が充電され、c点の電位は負とな
る。この時、トランジスタ33に着目すると、エミッタ
電位がベース電位であるGNDよりも低いため、トラン
ジスタ33がONする。
【0048】トランジスタ33がONすると、バーナ1
が燃焼状態であるときは、Vccから抵抗36,37,ト
ランジスタ33,抵抗38,39,40を介してフレー
ムロッド12に順方向電流If が流れる。そして、フレ
ームロッド12の抵抗31の抵抗値は、前述したよう
に、バーナ1の燃焼炎がフレームロッド12に接触する
面積が大きいほど小さくなる。そのため、電圧変換回路
の出力電圧Vd (d点−GND間の電圧)は、バーナ1
の燃焼炎がフレームロッド12に接触する面積が大きい
ほど小さくなる。
【0049】基準電圧出力回路22は、電源電圧Vccを
抵抗41と42とで分圧した基準電圧Ve を出力する。
比較回路24は、比較器43と、ヒシテリシス抵抗44
と、フィルタコンデンサ45と、プルアップ抵抗46と
からなり、比較器43の正入力端子には基準電圧出力回
路22のe点−GND間の電圧である出力電圧Ve が入
力され、比較器43の負入力端子には電圧変換回路21
のd点−GND間の出力電圧Vd が入力される。
【0050】これにより、電圧変換回路21の出力電圧
Vd が、基準電圧出力回路22の出力電圧Ve を超える
ときは、比較回路24の出力がロジック低レベル(前記
燃焼異常信号に相当)となり、電圧変換回路21の出力
電圧Vd が基準電圧出力回路22の出力電圧Ve 以下で
あるときには、比較回路24の出力がロジック高レベル
となる。
【0051】基準電圧切替手段23は、基準電圧出力回
路22の出力電圧Ve を、通常モードに対応した基準電
圧VF と、検査モードに対応した、該基準電圧VF より
も低い第1検査基準電圧VC1とに切替えるものであり、
オープンコレクタ出力タイプの反転素子47と、抵抗4
8とからなる。
【0052】反転素子47に前記検査モード信号が入力
されていないときには、反転素子47の出力はハイイン
ピーダンスとなるので、基準電圧出力回路22から、電
源電圧Vccを抵抗41,42で分圧した電圧が基準電圧
VF として出力される。一方、ロジック高レベルの検査
モード信号が、動作モード切替手段17から反転素子4
7に入力されると、反転素子47の出力がGNDレベル
となる。これは、基準電圧出力回路22の抵抗42に抵
抗48が並列接続された状態であるので、e点の電位が
減少して、基準電圧出力回路22から、基準電圧VF よ
りも低い電圧が、第1検査基準電圧VC1として出力され
る。
【0053】図3aは、電圧変換回路21の出力電圧V
d と、基準電圧出力回路22の出力電圧Ve との関係を
示したものである。電圧変換回路21の出力電圧Vd
は、バーナ1が失火状態にあるときに、燃焼炎がフレー
ムロッド12に接触する面積が最小(接触なし)となる
ので最大(図中、VL )となり、バーナ1の燃焼炎がフ
レームロッド12に接触する面積が大きくなるに従って
小さくなる。また、基準電圧出力回路22の出力電圧V
e は、検査モード信号が入力されていないとき(通常モ
ード)は基準電圧VF となり、検査モード信号が入力さ
れているときには、基準電圧VF よりも小さい第1検査
基準電圧VC1となる。
【0054】ここで、基準電圧VF は、燃焼炎の揺れ等
により、フレームロッド12に接触する燃焼炎の面積が
僅かに減少したときに、これをバーナ1の失火と誤認識
してバーナ1が消火されないように、正常燃焼状態であ
るときの電圧変換回路21の出力VG よりもかない高い
電圧に設定される。
【0055】ところが、ガスコンロの製造不良により、
フレームロッド12のバーナ1に対する取り付け位置
が、所定の良品規格よりも離れていると、バーナ1の正
常燃焼時の、燃焼炎がフレームロッド12に接触する面
積が減少するため、電圧変換回路21の出力電圧Vd
が、VG よりも高いVNGとなる。この場合、基準電圧V
FとVNGとの差が小さくなるため、燃焼炎が僅かに揺れ
ただけでも、電圧変換回路20の出力電圧Vd が基準電
圧VF を超えてしまい、バーナ1が失火状態であると誤
って検出されてしまう。
【0056】このようなフレームロッド12の取り付け
不良を検出するため、第1検査基準電圧VC1は、基準電
圧VF に、燃焼炎の揺れが生じても基準電圧VF 以上と
なることのない程度の余裕電圧Vm を加算した電圧に設
定される。これにより、検査作業者は、バーナ1が正常
燃焼状態にあるときに、外部装置から検査指示信号を入
力し、バーナ1が消火するか否かを確認することで、フ
レームロッド12のバーナ1に対する取り付け位置が良
好であるか否かの検査を容易に行うことができる。
【0057】即ち、バーナ1が消火しなかったときは、
正常燃焼時の電圧変換回路21の出力電圧Ve が第1検
査基準電圧VC1以下であり、余裕電圧Vm が確保されて
いるため、検査作業者は、フレームロッド12の取り付
けが良好であると判定することができる。一方、バーナ
1が消火したときには、正常燃焼時の電圧変換回路21
の出力電圧Vd が第1検査基準電圧VC1を超えおり、余
裕電圧Vm が確保されていないため、検査作業者は、フ
レームロッド12の取り付けが不良であると判定するこ
とができる。
【0058】尚、本実施形態の燃焼状態検出手段20
は、バーナ1の燃焼炎がフレームロッド12に接触する
面積が小さくなるに従って、即ち、バーナ1の燃焼状態
が悪化するほど、出力電圧が増加する構成としたが、こ
れを、バーナ1の燃焼状態が悪化するほど出力電圧が減
少する構成としてもよい。この場合には、図3bに示し
たように、第1検査基準電圧VC1が基準電圧VF よりも
高く設定され、第2検査基準電圧VC2が第1検査基準電
圧VC1よりも高く設定される。
【0059】また、図4aに示すように、図2の基準電
圧切替手段23の、反転素子47と抵抗48とからなる
直列回路と並列に、反転素子49と抵抗50とからなる
直列回路を設け、外部装置からの第2検査モード信号に
より、基準電圧出力回路21の出力電圧を、前記第1検
査モードにおける第1検査基準電圧VC1よりも低い第2
検査基準電圧VC2に切替えるようにしてもよい。
【0060】図4bに示すように、第2検査基準電圧V
C2は、バーナ1の取り付けが良好であり、バーナ1が正
常燃焼状態にあるときの電圧変換回路20の出力電圧V
G よりも低く、フレームロッド12のショート不良や、
電圧変換回路の回路不良が生じたと判定できる値に設定
される。これにより、電圧変換回路21の出力電圧が異
常に低く(例えば、図中VBR)第2検査基準電圧VC2未
満となったときに、比較回路24から燃焼異常信号が出
力され、バーナ1が消火される。
【0061】そのため、検査作業者は、バーナ1が正常
燃焼状態にあるときに、外部装置から第2検査モード信
号を入力し、バーナ1が消火することを確認すること
で、フレームロッド12と電圧変換回路21とからなる
燃焼状態検出手段20に前記不良が生じていないと判定
することができる。
【0062】また、図5aに示すように、図2の基準電
圧切替手段23を、反転素子51と抵抗6n(n=1,
2,3,・・・,n)とからなる直列回路を複数個並列
に接続して構成し、抵抗61から抵抗6nの抵抗値が段
階的に、 抵抗61<抵抗62<抵抗63<・・・<抵抗6n と小さくなるように接続してもよい。
【0063】これにより、外部装置から第11検査モー
ド信号〜第1n信号を入力することで、図5bに示した
ように基準電圧出力回路22の出力電圧を、 V11>V12>V13>・・・>V1n のn段階に切替えることができる。
【0064】そのため、検査作業者は、バーナ1が正常
燃焼状態にあるときに、第11検査モード信号〜第1n
検査モード信号を順次入力し、どの検査モード信号を入
力したときにバーナ1が消火するかを確認することで、
電圧変換回路21の出力電圧がどの程度であるかを検出
することができる。
【0065】例えば、第13検査モード信号を入力した
ときに、バーナ1が消火したときには、電圧変換回路2
1の出力電圧が、図5bに示したV12以下であり、V13
よりも大きい範囲E23にあると判断することができる。
これにより、検査作業者は、電圧変換回路21の出力電
圧が具体的にどれくらいであるかを確認することがで
き、より高精度の検査、及び品質管理を行うことができ
る。
【0066】また、燃焼状態検出手段を構成する検出素
子として、熱電対を用いてもよい。図6は熱電対を使用
した燃焼状態検出手段の構成図であり、熱電対70と差
動増幅回路71とにより燃焼状態検出手段73を構成す
る。
【0067】熱電対70は、バーナ1の近傍に設けら
れ、検出温度に比例した熱起電力を出力する。即ち、熱
電対70の熱起電力は、バーナ1が失火状態にあるとき
に最小となり、バーナ1の燃焼炎が大きくなり、熱電対
70の温度が高くなるほど大きくなる。
【0068】差動増幅回路71は、オペアンプ74と抵
抗75,76,77,78,79とにより重み付きの差
動増幅器を構成し、熱電対70の熱起電力が増加するほ
ど、その出力電圧が減少する。そのため、燃焼状態検出
手段73以外を、図2に示した回路構成と同様に構成
し、基準電圧切替手段23により切替えられる検査基準
電圧を、差動増幅回路71の出力電圧に応じて設定する
ことで、上記フレームロッド12を用いたときと同様、
検査作業者は、バーナ1の燃焼が停止するか否かを確認
することで、熱電対70の作動検査を容易に行うことが
できる。
【0069】尚、本実施形態では、比較手段13の動作
モードの切替えを通信手段16により行ったが、動作モ
ード切替スイッチを設け、該スイッチの切替操作によ
り、動作モードの切替えを行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃焼装置であるガスコンロの構成図。
【図2】図1のガスコンロに備え比較手段の回路構成
図。
【図3】図2に示した比較手段の動作説明図。
【図4】基準電圧切替手段の動作説明図。
【図5】基準電圧切替手段の動作説明図。
【図6】燃焼状態検出手段の別構成図。
【符号の説明】
1…バーナ、2…ガス供給路、3…開閉電磁弁、4…ガ
ス量調整弁、6…電子ユニット、7…点火/消火ボタ
ン、8…ばね、9…ソレノイド、10…操作子、11…
コネクタ、12…フレームロッド、13…比較手段、1
4…電磁弁駆動回路、15…燃焼制御手段、16…通信
手段、17…動作モード切替手段、18…放電用電極、
19…スパーカ、20…燃焼状態検出手段、21…電圧
変換回路、22…基準電圧出力回路、23…基準電圧切
替手段、24…比較回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナと、該バーナの燃焼状態が悪化する
    ほどその出力電圧が増加する燃焼状態検出手段と、該燃
    焼状態検出手段の出力電圧を所定の基準電圧と比較し、
    該出力電圧が該基準電圧を超えた状態にあるときに燃焼
    異常信号を出力する比較手段と、該比較手段から該燃焼
    異常信号が出力されたときに、前記バーナへの燃料ガス
    の供給を停止する燃焼制御手段とを備えた燃焼装置にお
    いて、 前記比較手段の動作モードを、通常の燃焼装置の使用に
    対応した通常モードと、前記燃焼状態検出手段の作動検
    査に対応した第1検査モードとに切替える動作モード切
    換手段と、 前記比較手段の動作モードが前記第1検査モードに切替
    えられたときに、前記基準電圧を該基準電圧から所定の
    余裕電圧を減算した第1検査基準電圧に切替える基準電
    圧切替手段とを設けたことを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】前記動作モード切替手段は、前記比較手段
    の動作モードを、前記通常モードと、前記第1検査モー
    ドと、第2検査モードとに切替え、 前記基準電圧切替手段は、前記比較手段の動作モードが
    前記第2検査モードに切替られたときに、前記基準電圧
    を、前記第1検査基準電圧よりも低く、前記燃焼状態検
    出手段が不良であると判断される電圧である第2検査基
    準電圧に切替えることを特徴とする請求項1記載の燃焼
    制御装置。
  3. 【請求項3】バーナと、該バーナの燃焼状態が悪化する
    ほどその出力電圧が減少する燃焼状態検出手段と、該燃
    焼状態検出手段の出力電圧を所定の基準電圧と比較し、
    該出力電圧が該基準電圧未満であるときに燃焼異常信号
    を出力する比較手段と、該比較手段から該燃焼異常信号
    が出力されたときに、前記バーナへの燃料ガスの供給を
    停止する燃焼制御手段とを備えた燃焼装置において、 前記比較手段の動作モードを、通常の燃焼装置の使用に
    対応した通常モードと、前記燃焼状態検出手段の作動検
    査に対応した第1検査モードとに切替える動作モード切
    換手段と、 前記比較手段の動作モードが前記第1検査モードに切替
    えられたときに、前記基準電圧を該基準電圧に所定の余
    裕電圧を加算した第1検査基準電圧に切替える基準電圧
    切替手段とを設けたことを特徴とする燃焼装置。
  4. 【請求項4】前記動作モード切替手段は、前記比較手段
    の動作モードを、前記通常モードと、前記第1検査モー
    ドと、第2検査モードとに切替え、 前記基準電圧切替手段は、前記比較手段の動作モードが
    前記第2検査モードに切替えられたときに、前記基準電
    圧を、前記第1検査基準電圧よりも高く、前記燃焼状態
    検出手段が不良であると判断される電圧である第2検査
    基準電圧に切替えることを特徴とする請求項3記載の燃
    焼制御装置。
  5. 【請求項5】バーナと、該バーナの燃焼状態が悪化する
    ほどその出力電圧が増加或いは減少する燃焼状態検出手
    段と、該燃焼状態検出手段の出力電圧を所定の基準電圧
    と比較し、該出力電圧が該基準電圧と所定の関係にある
    ときに燃焼異常信号を出力する比較手段と、該比較手段
    から該燃焼異常信号が出力されたときに、前記バーナへ
    の燃料ガスの供給を停止する燃焼制御手段とを備えた燃
    焼装置において、 前記比較手段の動作モードを、通常の燃焼装置の使用に
    対応した通常モードと、前記燃焼状態検出手段の作動検
    査に対応した複数の検査モードとに切替える動作モード
    切替手段と、 前記比較手段の動作モードが前記複数の検査モードに切
    替えられたときに、前記基準電圧を、各検査モードに対
    応して段階的に設定された所定の検査基準電圧に切替え
    ることを特徴とする燃焼制御装置。
  6. 【請求項6】外部装置と通信を行う通信手段を有し、前
    記動作モード切替手段は、該通信手段を介して検査指示
    信号を受信したときに、前記比較手段の動作モードを前
    記検査モードに切替えることを特徴とする請求項1から
    5のうちいずれか1項記載の燃焼装置。
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