JPH08270206A - 作業台昇降装置 - Google Patents

作業台昇降装置

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JPH08270206A
JPH08270206A JP7798095A JP7798095A JPH08270206A JP H08270206 A JPH08270206 A JP H08270206A JP 7798095 A JP7798095 A JP 7798095A JP 7798095 A JP7798095 A JP 7798095A JP H08270206 A JPH08270206 A JP H08270206A
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JP
Japan
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backstay
distance
expansion
sensor
workbench
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JP7798095A
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English (en)
Inventor
Kenichi Fukagawa
謙一 深川
Kazutoshi Matsumoto
和俊 松本
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶射ランス等を取り付ける作業台の振れおよ
び転倒を確実に防止することのできる作業台昇降装置を
提供する。 【構成】 走行台車に作業台7を昇降可能に設け、作業
台の上に2台の伸縮手段9を移動可能に設け、この伸縮
手段のロッドの先端にコークス炉のバックステーのフラ
ンジを挟持する挟持ローラ13を設け、作業台に高さセ
ンサー20とバックステーのフランジ面までの距離を検
出するバックステー距離センサー18、19を設けて、
高さセンサーおよびバックステー距離センサーの検出値
に基づいてフランジ面の変形に合わせて挟持ローラを移
動制御するようにした作業台昇降装置。 【効果】 挟持ローラでバックステーのフランジを挟持
したまま、作業台が昇降でき、さらに、挟持ローラによ
り作業台の振れおよび、作業台昇降装置の転倒を確実に
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、狭幅で奥行きのある壁
面を有するコークス炉炭化室等の壁面の補修に適した作
業台昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室炉式コークス製造用炉は、冶金用コー
クスの製造用炉としては、大量生産が可能であること、
品質管理が実施し易く、使用する膨大な熱量が比較的有
効に活用されていること等から広く採用されている。し
かしながら、石炭の炭化は、れんが積みの側壁を介して
間接加熱であるため長期間の使用によるコークスとれん
がとの融着もしくは、れんが積み側壁の崩落、窯出しの
際の側壁部の損傷のため、コークス炉寿命が決まると言
われている。最近では、れんが積側壁損傷部の補修によ
り寿命延長が図られている。
【0003】この補修は、従来、人が長い溶射ランスを
炭化室内に挿入して行っていたが、この作業は高熱重筋
作業であるため、炭化室炉壁の補修を機械化することが
強く望まれていた。
【0004】このような要求を受けて、実公昭63−2
9784号(実開昭60−2298号、イ装置とい
う。)および特開昭59−57044号(ロ装置とい
う。)が提案されている。
【0005】イ装置は、案内機構により複数の垂直ポス
トを相対的に昇降可能に連結して伸縮式ポスト組立体を
形成し、ポスト組立体の上端に作業機取付け台を設け、
案内機構に隣接するポストの一方に固定される垂直レー
ルと他方に支持されてレールを挟持する案内ローラを設
けたものであり、ロ装置は、炉壁側部に沿って敷設され
たレール等の上を走行する台車に支持された水平移動可
能なスライドフレームと、スライドフレームに軸支され
た油圧シリンダー等に対し伸縮自在で先端にバーナを有
するランスを台車上で昇降させる手段と、回転させる手
段と、直立させる手段とを備えたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の補修装置は、昇
降装置に対してランスを片持ち梁状に取付けてあるの
で、ランスの重量が昇降装置に対して大きなモーメント
ととして加わり、装置を転倒させる力として働く。ま
た、ランスの先端ノズルを補修位置に合わせるため、ラ
ンスを昇降、伸縮させるので、昇降装置(ランスを取り
付ける作業台を含む。)が振れる。従って、ランスによ
る補修作業を安全、確実に行うためには、補修装置に転
倒防止および昇降装置の振れ防止手段を設けることが重
要である。
【0007】以上の観点から、前記のイ装置とロ装置を
検討すると、イ装置は、垂直ポストに複数の可動ポスト
を前方に順次ずらして係合させて構成してあるので、装
置を転倒させるモーメントがそれだけ大きくなる。ま
た、昇降装置の構成部材が多いため重量が大となる。ロ
装置公報の詳細な説明に、台車のフレームの上部を炉端
壁の固定具により固定し、傾倒を防止することが記載さ
れているが、その具体的構成は不明である。
【0008】本発明は、溶射ランス等の補修機器を取り
付ける作業台の振れを防止し、溶射ランス等を伸ばした
状態においても転倒を確実に防止することのできる作業
台昇降装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を以下
の装置により達成する。
【0010】第1の装置は、作業床等を走行する走行台
車と、該走行台車上に設けられた昇降手段と、該昇降手
段の昇降ヘッドに設けられた作業台と、該作業台の上面
において走行台車の走行方向に平行して移動可能に設け
られた2台の伸縮手段と、該伸縮手段の伸縮ロッド先端
に取り付けられ、且つコークス炉のバックステーのフラ
ンジを挟持することのできる挟持ローラーと、前記作業
台の上面および下面に設けられており、前記バックステ
ーのフランジ面までの距離を検出する2対のバックステ
ー距離センサーと、作業台に設けられており、作業台か
ら走行台車の荷台までの距離を検出する作業台高さセン
サーと、バックステー距離センサーと作業台高さセンサ
ーからの検出信号に基づいて前記伸縮手段の伸縮量を演
算し指令する制御器とを備えた作業台昇降装置である。
【0011】第2の装置は、作業床等を走行する走行台
車と、該走行台車上に設けられた昇降手段と、該昇降手
段の昇降ヘッドに設けられた作業台と、該作業台の上面
において走行台車の走行方向に平行して移動可能に設け
られた2台の伸縮手段と、該伸縮手段の伸縮ロッド先端
に取り付けられ、且つコークス炉のバックステーのフラ
ンジを挟持することのできる挟持ローラーと、走行台車
上に立設された2本の柱と、該柱に昇降可能に取付けら
れた測定台と、該測定台に設けられ、バックステーのフ
ランジ面までの距離を検出するバックステー距離センサ
ーと、該センサー取付け台に設けられ、測定台から走行
台車の荷台までの距離を検出する測定台高さセンサー
と、前記作業台に設けられており、作業台から走行台車
の荷台までの距離を検出する作業台高さセンサーと、バ
ックステー距離センサーと測定台高さセンサーからの検
出信号に基づいてバックステーの高さとその高さにおけ
るバックステーのフランジ面までの距離の関係データを
記憶する記憶手段と作業台高さセンサーからの検出信号
を得て記憶手段の関係データを照合して、前記伸縮手段
の伸縮量を求めて指令する指令手段を有する制御器とを
備えた作業台昇降装置である。
【0012】
【作用】
第1の装置:走行台車の上に昇降手段と作業台を設けて
あるので、任意の補修箇所に移動することができる。作
業台昇降装置を対象の炭化室前に停止させ、2台の伸縮
手段をそれぞれ、伸縮、移動させれば、炭化室の両側の
バックステーのフランジ挟持ローラがフランジを挟んで
保持する。回転自在な挟持ローラはバックステーを任意
の高さで保持することができる。
【0013】作業台を昇降させると、2対のバックステ
ー距離センサーが、それぞれ、その高さにおけるセンサ
ーからバックステーのフランジ面までの距離を検出す
る。一方、作業台高さセンサーは、その高さにおけるセ
ンサーから走行台車の荷台までの距離を検出する。2対
のバックステー距離センサーの検出値と作業台高さセン
サーの検出値が制御器に送信され、制御器はこれらの検
出値に基づいてそのときの挟持ローラの高さに合わせて
2台の伸縮手段を伸縮させるので、例え、バックステー
のフランジ面が鉛直面に対して変形していても、挟持ロ
ーラはフランジを支障無く確実に保持する。作業台は2
対の挟持ローラにより両側のバックステーに保持される
から、炭化室内に延設されるランスによる転倒モーメン
トに抵抗し装置の転倒を防止するとともに、作業台およ
び昇降手段の振れを防止することができる。また、1対
の挟持ローラによる場合に生じる作業台の捩れも防止す
ることができる。
【0014】第2の装置:走行台車による任意位置への
移動および、回転自在なローラによるバックステーの保
持については、第1の装置と同様である。
【0015】2台の測定台をそれぞれの柱に沿って昇降
させると、それぞれのバックステー距離センサーがセン
サーからバックステーのフランジ面までの距離を検出す
る。一方、測定台高さセンサーがセンサーから走行台車
の荷台までの距離を検出する。これらの検出値は制御器
に記憶される。作業台が昇降すると、作業台高さセンサ
ーがセンサーから走行台車の荷台までの距離を検出し、
この検出値が制御器に送信される。制御器は、記憶して
いるバックステー距離センサーと測定台高さセンサーの
検出値に作業台高さセンサーがセンサーからの検出値を
照合し、挟持ローラのそのときの高さに合わせて両側の
伸縮手段を伸縮させるので、例え、バックステーのフラ
ンジ面が鉛直面に対して変形していても、挟持ローラは
フランジを支障無く確実に保持する。作業台は2対の挟
持ローラにより両側のバックステーに保持されるから、
炭化室内に延設されるランスによる転倒モーメントに抵
抗し装置の転倒を防止するとともに、作業台および昇降
手段の振れを防止することができる。また、1対の挟持
ローラによる場合に生じる作業台の捩れも防止すること
ができる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて以下に説明
する。図1は、本発明の一実施例の作業台昇降装置の側
面図、図2は、本発明の一実施例の作業台昇降装置の平
面図である。1はコークス炉の炭化室、2はバックステ
ー、3は走行台車、4は走行台車3の運転室である。走
行台車3は、作業床上に敷設したレール等を走行する自
走式台車でもよいが、レール走行式の場合は、走行台車
を押出機側とガイド車側の両方で共用するために、新た
に走行台車の方向転換装置を設ける必要があるので、方
向転換装置を新設しなくとも押出機側とガイド車側に自
由に移動できる無軌道式またはタイヤ式の走行台車が好
ましい。図1の例では、走行台車3を無軌道式の走行台
車としている。
【0017】走行台車3の荷台5の略中央に昇降手段と
してのテレスコープ形シリンダー6が立設されている。
昇降手段は、テレスコープ形シリンダーに替えてパンタ
グラフ式のもの(例えば、特開平3−10776号に開
示されている。)または、ワイヤー昇降フレームと単動
シリンダーとの組合せ(例えば、特開平6−22863
0号に開示されている。)としてもよい。
【0018】テレスコープ形シリンダー6の先端ロッド
端に作業台7が水平に取り付けられている。この作業台
7はテレスコープ形シリンダー6を伸縮することによ
り、昇降する。作業台7の長さは隣接するバックステー
の中心距離に略等しい寸法にしてある。9は作業台7の
上、その長さ方向の左右位置に、作業台7の長さ方向に
直交する方向にロッドを伸縮する2台の伸縮手段である
油圧シリンダー9である。伸縮手段として、油圧シリン
ダーに替えて空気シリンダー、電動ボールねじとしても
よい。8は作業台7の上、その長さ方向の左右位置に設
けられた2対のガイドである。このガイド8は、リニア
ベアリングまたは、スライドレールが使用される。油圧
シリンダー9は、ガイド8に作業台7の長さ方向におい
て移動可能に取付けられ、図示しない駆動手段、例えば
油圧シリンダー等により動かされる。
【0019】油圧シリンダー9のロッド10の先端のヘ
ッド11に挟持ローラケーシング12が取付けられてい
る。この挟持ローラケーシング12の中に1対の挟持ロ
ーラ13、13が間隔を空けて回転可能に取付けられて
いる。挟持ローラ13と13の間にバックステー2のフ
ランジの厚さより若干大きい隙間を設けてあり、挟持ロ
ーラ13をバックステーに向けて移動することによりフ
ランジを挟持することができる。
【0020】14、15は作業台7上、その左右端部に
設けたセンサー取付け台である。センサー取付け台1
4、15にバックステー2のフランジ面に対向するよう
に、それぞれ非接触距離センサー18が取付けられてい
る。また、作業台7の下、その左右端部にセンサー取付
け台16、17が取付けられている。そして、センサー
取付け台16にバックステー2のフランジ面に対向する
ように、非接触距離センサー19が、また走行台車3の
荷台5に向けて非接触式の作業台高さセンサー20が取
付けられている。一方の センサー取付け台17にバッ
クステー2のフランジ面に対向するように、非接触距離
センサー19が取付けられている。
【0021】30は、作業台7の略中央に架台を介して
取付けられたランス案内筒であり、31はランスであ
る。ランス31の上面にはその長さ方向にラック32が
刻設または取付けられている。
【0022】この装置の炭化室への設定方法を図1、2
および5に基づいて次に説明する。まず、装置を補修対
象の炭化室前に移動し、荷台中央のテレスコープ形シリ
ンダー6の中心を炭化室の中心に合わせる。テレスコー
プ形シリンダー6をを伸長させて作業台7と上方のバッ
クステー距離センサー18の間の距離だけ上昇させ、こ
の間、作業台高さセンサー20の検出値とバックステー
距離センサー18の検出値をシリンダー制御器21に取
り込む。作業台7を最初の高さに下降させ、この位置
で、先に取り込んだ高さ検出値とバックステーまでの距
離検出値の関係に基づいてシリンダー制御器21は、左
右の油圧シリンダー9を伸長させ、挟持ローラ13のロ
ーラ間中心が、それぞれ左右のバックステーのフランジ
の位置に合わせられる。左右の油圧シリンダー9をそれ
ぞれのバックステーに向かって移動させ、挟持ローラ1
3でフランジを挟持させる。
【0023】この後、作業台7が上昇するときは、上方
のバックステー距離センサー18と作業台高さセンサー
20から作業台7の上方位置の検出値が、次々にシリン
ダー制御器21に取り込まれる。シリンダー制御器21
は、取り込んだ前記検出値に基づいてそのときの挟持ロ
ーラ13の高さ位置における左右の油圧シリンダー9の
伸縮量を演算し、左右の油圧シリンダー9を伸縮させ
る。このため、フランジが変形していても、挟持ローラ
13がバックステーのフランジを挟持した状態で、作業
台7が上昇できる。
【0024】また、作業台7が下降するときは、下方の
バックステー距離センサー19と作業台高さセンサー2
0から作業台7の下方位置の検出値が、次々にシリンダ
ー制御器21に取り込まれる。シリンダー制御器21
は、取り込んだ前記検出値に基づいてそのときの挟持ロ
ーラ13の高さ位置における左右の油圧シリンダー9の
伸縮量を演算し、左右の油圧シリンダー9を伸縮させ
る。このため、フランジが変形していても、挟持ローラ
13がバックステーのフランジを挟持した状態で、作業
台7が上昇できる。
【0025】次に他の実施例を図3、4および5に基づ
いて説明する。この実施例において、走行台車3、テレ
スコープ形シリンダー6、作業台7、油圧シリンダー
9、および挟持ローラ12についての説明は、前記の実
施例のそれと同一であるから、説明を省略する。
【0026】図3、4および5において、走行台車3の
荷台5の長さ方向の左右に溝形鋼の測定柱40、41が
立設されている。この測定柱40、41の間隔は、炭化
室のバックステー2の取付け間隔より若干広くしてあ
る。この測定柱40、41の各々にセンサー取付け台4
2、43が、測定柱のフランジを挟持するローラーによ
って昇降可能に取付けられている。センサー取付け台4
2、43の各々の上端にワイヤー47の一端が固着され
ている。荷台7上、測定柱40、41の下部近くに電動
巻きドラム44が設けられており、ワイヤー47の他端
が、各々の測定柱40、41の上部のワイヤーシーブ
(図示せず。)を介してこれらの巻きドラム44に巻き
掛けされている。即ち、電動巻きドラム44を回転させ
ると、センサー取付け台42、43が測定柱40、41
に沿って昇降する。
【0027】一方のセンサー取付け台42に、バックス
テーのフランジ面に向けてバックステー距離センサー4
5および荷台面に向けて測定台高さセンサー46が取付
けられている。また、他方のセンサー取付け台43に
は、バックステーのフランジ面に向けてバックステー距
離センサー45が取り付けられている。
【0028】作業台7の下面に荷台に向けて非接触式の
作業台高さセンサー47が取付けられている。 この実
施例の装置において、テレスコープ形シリンダー6を伸
縮するとき、油圧シリンダー9の伸縮制御は、次のよう
に行われる。…図3、4および6を参照。走行台車3を
移動して、テレスコープ形シリンダー6の中心を対象炭
化室の中心に合わせて停止させた後、電動巻きドラム4
4のそれぞれを回転させて、センサー取付け台42を上
昇させる。この間、バックステー距離センサー45は、
それぞれ、バックステーのフランジ面までの距離を検出
し、測定台高さセンサー46は荷台までの高さを検出す
る。これらの検出値は制御器48に送信される。制御器
48は、これらの検出値に基づいて、各々のバックステ
ー2の荷台からの高さとその高さにおけるバックステー
までの距離の関係を記憶する。
【0029】上記実施例と同じ要領で左右の挟持ローラ
13をそれぞれ、バックステーのフランジに挟持させて
おく。テレスコープ形シリンダー6を伸長させて、作業
台7を上昇させると、作業台高さセンサー47が荷台ま
での高さを検出し、その検出値を制御器48に送信す
る。制御器48は、先に記憶した荷台からの高さとその
高さのフランジ面までの距離との関係、作業台の高さお
よび挟持ローラ13と作業台高さセンサーの取付け寸法
から挟持ローラの高さに合わせた油圧シリンダー9の伸
縮量を左右の油圧シリンダー9に指令する。油圧シリン
ダー9は、それぞれの挟持ローラ13をバックステーの
フランジの変形に合わせて移動する。従って、挟持ロー
ラ13はフランジが変形していても支障無くフランジに
沿って移動することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明装置は、上記のように構成されて
いるので、バックステーのフランジ面が鉛直面に対して
変形していても、挟持ローラでフランジを挟持したま
ま、作業台が昇降できる。そして、作業台は2対の挟持
ローラにより両側のバックステーに保持されるから、炭
化室内に延設されるランス等による転倒モーメントに抵
抗し、装置の転倒を防止するとともに、作業台および昇
降手段の振れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の作業台昇降装置の側面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例の作業台昇降装置の平面図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例の作業台昇降装置の側面図
である。
【図4】本発明の他の実施例の作業台昇降装置の平面図
である。
【図5】本発明の一実施例の挟持ローラの制御ブロック
図である。
【図6】本発明の他の実施例の挟持ローラの制御ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 炭化室 2 バックステー 3 走行台車 6 昇降手段(テレスコープ形シリンダー) 7 作業台 8 ガイド 9 伸縮手段(油圧シリンダー) 10 ロッド 13 挟持ローラ 14、15、16、17 センサー取付け台 18、19 バックステー距離センサー 20 作業台高さセンサー 21 シリンダー制御器 40、41 測定柱 42、43 センサー取付け台 44 電動巻きドラム 45 バックステー距離センサー 46 測定台高さセンサー 47 作業台高さセンサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業床等を走行する走行台車と、該走行
    台車上に設けられた昇降手段と、該昇降手段の昇降ヘッ
    ドに設けられた作業台と、該作業台の上面において走行
    台車の走行方向に平行して移動可能に設けられた2台の
    伸縮手段と、該伸縮手段の伸縮ロッド先端に取り付けら
    れ、且つコークス炉のバックステーのフランジを挟持す
    ることのできる挟持ローラーと、前記作業台の上面およ
    び下面に設けられており、前記バックステーのフランジ
    面までの距離を検出する2対のバックステー距離センサ
    ーと、作業台に設けられており、作業台から走行台車の
    荷台までの距離を検出する作業台高さセンサーと、バッ
    クステー距離センサーと作業台高さセンサーからの検出
    信号に基づいて前記伸縮手段の伸縮量を演算し指令する
    制御器とを備えたことを特徴とする作業台昇降装置。
  2. 【請求項2】 作業床等を走行する走行台車と、該走行
    台車上に設けられた昇降手段と、該昇降手段の昇降ヘッ
    ドに設けられた作業台と、該作業台の上面において走行
    台車の走行方向に平行して移動可能に設けられた2台の
    伸縮手段と、該伸縮手段の伸縮ロッド先端に取り付けら
    れ、且つコークス炉のバックステーのフランジを挟持す
    ることのできる挟持ローラーと、走行台車上に立設され
    た2本の柱と、該柱に昇降可能に取付けられた測定台
    と、該測定台に設けられ、バックステーのフランジ面ま
    での距離を検出するバックステー距離センサーと、該セ
    ンサー取付け台に設けられ、測定台から走行台車の荷台
    までの距離を検出する測定台高さセンサーと、前記作業
    台に設けられており、作業台から走行台車の荷台までの
    距離を検出する作業台高さセンサーと、バックステー距
    離センサーと測定台高さセンサーからの検出信号に基づ
    いてバックステーの高さとその高さにおけるバックステ
    ーのフランジ面までの距離の関係データを記憶する記憶
    手段と作業台高さセンサーからの検出信号を得て記憶手
    段の関係データを照合して、前記伸縮手段の伸縮量を求
    めて指令する指令手段を有する制御器とを備えたことを
    特徴とする作業台昇降装置。
JP7798095A 1995-04-03 1995-04-03 作業台昇降装置 Withdrawn JPH08270206A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101442003B1 (ko) * 2014-02-25 2014-09-24 주식회사 이음이엔씨 노후관 갱생용 자주차 안전주행장치
CN105346688A (zh) * 2015-11-03 2016-02-24 苏州金业船用机械厂 一种船用脚手架
KR102459141B1 (ko) * 2021-08-23 2022-10-26 최금열 하부 구동식 코크스 오븐용 도어 관리 장치

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