JP2002285164A - コークス炉燃焼室の観察補修設備 - Google Patents

コークス炉燃焼室の観察補修設備

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JP2002285164A JP2001087350A JP2001087350A JP2002285164A JP 2002285164 A JP2002285164 A JP 2002285164A JP 2001087350 A JP2001087350 A JP 2001087350A JP 2001087350 A JP2001087350 A JP 2001087350A JP 2002285164 A JP2002285164 A JP 2002285164A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コークス炉上の石炭装入装置や貯炭装置等の
障害物を回避し、観察、補修装置の稼働率を高めて燃焼
室の全ての観察や補修を行なうことができ、しかもラン
スのストロークを拡大して燃焼室の深さ方向の全壁を、
精度良く観察し、しかも、補修することができるコーク
ス炉燃焼室の観察補修設備を提供する。 【解決手段】 コークス炉12の炉上に設置された石炭
装入装置22の軌条18、19上に、軌条18、19上
を走行する走行台車24を配置し、更に、走行台車24
に、走行台車24の進行方向に対して交差する方向に走
行する横行台車29を載置して、コークス炉12の燃焼
室13内を観察する観察用ランス31及び/又は補修す
る補修用ランス32を保持し、しかも、昇降ガイド3
8、39により昇降する昇降台車40、47が横行台車
29に傾転可能に取付けられた観察補修装置10、11
を石炭装入装置22の両側にそれぞれ設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コークス炉の燃焼
室の内壁の損傷部の観察や補修等を行うコークス炉燃焼
室の観察補修設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コークス炉は、耐火煉瓦で構成さ
れており、炭化室の両側に燃焼室が配置され、燃焼室の
熱を壁を通して炭化室に間接的に伝熱することで、炭化
室内の石炭を乾留してコークスを製造している。このコ
ークス炉は、30〜40年を経過する炉が多く、しか
も、温度変化の大きい条件で使用されるため、燃焼室を
構成する耐火煉瓦の目地切れや、炭化室に導通した亀裂
が発生し、その結果、炭化室から燃焼室への乾留ガスの
洩れ等により黒煙の発生、あるいはコークス炉発生ガス
の損失、更には、燃焼室から炭化室への燃焼排ガスの侵
入による石炭の酸化等が生じる。しかも、耐火煉瓦の目
地切れや亀裂を放置すれば、熱負荷に伴って耐火煉瓦の
欠損や脱落が進行し、耐火煉瓦が急激に劣化してコーク
ス炉の寿命が大幅に低下する等の問題がある。
【0003】この対策として、特公平7−45666号
公報に記載されているように、コークス炉の天井壁上面
(上部)に設けたレール上に、炭化室の長手方向と直交
する向きに走行自在に移動する台車を設け、この台車に
炭化室の長手方向に走行する昇降台車と昇降ガイドを設
け、昇降ガイドを介してテレビカメラを内蔵した水冷ラ
ンスを燃焼室内に昇降して撮像し、この画像を基に、前
記コークス炉の上部を同様に走行する別の台車に装備し
た補修用の水冷ランスを昇降させ、炭化室内部から補修
部位にプラズマ溶射を行うことが行われている。更に、
特公平7−45667号公報に記載されているように、
コークス炉の燃焼室内に、炉内観察装置と耐火物の吹き
付け装置を内蔵した水冷ランスを挿入し、観察された損
傷部に吹き付け装置のノズルを用いてプラズマ溶射する
ことが行われている。また、特開昭59−136381
号公報、特開平3−105195号公報、特開平7−1
26636号公報に記載されているように、観察装置、
あるいは観察装置とプラズマ溶射等の補修装置を備えた
伸縮アーム、又は観察装置、あるいは観察装置とプラズ
マ溶射等の補修装置を備えた走行台車等を用いて、炭化
室の内壁の観察や補修が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
7−45666号公報、特公平7−45667号公報に
記載された方法では、石炭装入装置が石炭の貯蔵ホッパ
を中心にして、左側(A炉団側)から右側(B炉団側)
まで合わせて100〜120門の炭化室に石炭を装入す
る作業を行う場合、この石炭の装入作業が優先作業であ
るため、観察や補修を行いたい燃焼室が生じた際、石炭
装入装置の作業制約を受け、観察や補修のできない燃焼
室が発生する。しかも、燃焼室の劣化が進行し、特定の
燃焼室での観察、補修の時間の延長、観察及び補修の頻
度が増加する場合、石炭の装入作業と観察、補修作業と
の差合が頻発するため、観察及び補修そのものが難しく
なったり、燃焼室が必要とする観察及び補修を行うこと
ができず、コークス炉の寿命が低下する。更に、観察や
補修装置の稼働率が低下し、全体の燃焼室の観察や補修
を行うことが困難になる等の問題がある。また、通常の
コークス炉の燃焼室の深さ(高さ)は、4〜5mである
ため、観察や補修を行う走行台車に設けた昇降ガイドを
介して燃焼室内を昇降するテレビカメラあるいはプラズ
マ溶射ノズルを備えたランスのストロークも最低限4〜
5mとなり、この条件を満たす観察補修装置としては、
昇降ガイド等の部材の構成を考慮すると、その高さが6
〜7mになる。一方、コークス炉の中央の上部には、石
炭の装入装置に石炭を供給する石炭貯炭装置が設けられ
ており、この下部の通過許容高さが5m以下と低いた
め、観察補修装置が通過する際の障害になり、燃焼室の
長手(炉長)方向全体の観察や補修を行うことが困難で
ある。
【0005】更に、特公平7−45666号公報、特開
昭59−136381号公報、特開平3−105195
号公報、特開平7−126636号公報等に記載された
方法では、補修を炭化室から行うため、炭化室の壁にプ
ラズマ溶射補修に伴う凹凸が発生し、この凹凸が極端な
場合に乾留した後のコークスの押し出し抵抗の増加や押
し出し不良等を招く等の問題がある。このように、従来
の燃焼室の観察や補修装置では、燃焼室の必要に応じた
観察や補修が困難であり、全燃焼室の観察や補修を行う
ことができず、しかも、コークス炉の障害物を回避し
て、観察や補修用のランスのストロークを拡大し、燃焼
室の深さ方向の全てを観察、補修することができない等
の問題があった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、コークス炉の炉上の石炭装入装置や貯炭装置等の障
害物を回避し、観察、補修装置の稼働率を高めてコーク
ス炉の燃焼室の全ての観察や補修を行なうことができ、
しかも、ランスのストロークを拡大して燃焼室の深さ方
向の全壁を、精度良く観察し、しかも、補修することが
できるコークス炉燃焼室の観察補修設備を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明のコークス炉燃焼室の観察補修設備は、コークス炉の
炉上に設置された石炭装入装置の軌条上に、該軌条上を
走行する走行台車を配置し、更に、該走行台車に、該走
行台車の進行方向に対して交差する方向に走行する横行
台車を載置して、前記コークス炉の燃焼室内を観察する
観察用ランス及び/又は補修する補修用ランスを保持
し、しかも、昇降ガイドにより昇降する昇降台車が前記
横行台車に傾転可能に取付けられた観察補修装置を石炭
装入装置の両側にそれぞれ設けている。これにより、炭
化室に石炭を装入している最中であっても、コークス炉
の長手方向に配置された燃焼室の全体の観察、あるいは
補修が可能となり、燃焼室の劣化状態に応じた観察や補
修を行うことができる。しかも、昇降ガイド等を傾転し
て石炭貯炭装置を回避することができるので、観察補修
装置一台あたりの稼働範囲を広くすることができ、石炭
装入装置による観察、補修の制約を最小限にすることが
できる。
【0008】ここで、前記昇降ガイドの上下方向に取付
けられた無端軌道に、前記昇降台車を取付けると良い。
これにより、昇降ガイド等を備えた観察補修装置全体の
高さを低くしてランスのストロークを最大にすることが
でき、しかも、燃焼室の上部から下部の全壁の観察や補
修を行うことができ、コークス炉の寿命の延長が図れ
る。
【0009】前記目的に沿う第2の発明のコークス炉燃
焼室の観察補修設備は、コークス炉の炉上に設置された
石炭装入装置の軌条上に、該軌条上を走行する走行台車
を配置し、更に、該走行台車に、該走行台車の進行方向
に対して交差する方向に走行する横行台車を載置して、
前記コークス炉の燃焼室内を観察する観察用ランス及び
/又は補修する補修用ランスを保持して昇降ガイドによ
り昇降する昇降台車が前記横行台車に備えられた観察補
修装置を設け、しかも、前記コークス炉の炉上に設置さ
れた石炭貯炭装置の支柱に、前記観察補修装置の吊り上
げ装置を設けている。これにより、一台の観察補修装置
の稼働範囲を広くすることができ、炭化室に石炭を装入
中の石炭装入装置による支障を回避して燃焼室の全体の
観察、あるいは補修が可能になり、燃焼室の劣化状態に
応じた観察や補修を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1は本発明の第1の実施の形態に
係るコークス炉燃焼室の観察補修設備の全体図、図2は
図1のI−I矢視断面図、図3は本発明の第1の実施の
形態に係るコークス炉燃焼室の観察補修設備の昇降ガイ
ド及び昇降台車の断面図、図4は本発明の第2の実施の
形態に係るコークス炉燃焼室の観察補修設備の部分拡大
図である。
【0011】図1、図2に示すように、本発明の第1の
実施の形態に係るコークス炉燃焼室の観察補修設備E1
には、コークス炉12の炉上に、観察補修装置10と観
察補修装置11がそれぞれ配置されている。コークス炉
12には100〜120個の炭化室14がY軸方向(炉
の長手方向)に配置されており、各炭化室14の両側に
は、フリュー孔12aがX軸方向(炉の幅方向)に複数
設けられた燃焼室13が設けられている。コークス炉1
2の炉上には、石炭ヤードから石炭を搬送して貯蔵する
ための架台15に支持された石炭貯炭装置の一例である
貯蔵ホッパ16が設けられ、また、コークス炉12上の
Y軸方向に敷設(設置)された軌条18、19上を車輪
20、21を介して走行する石炭装入装置の一例である
石炭装入車22が配置されている。この石炭装入車22
には、貯蔵ホッパ16から切り出された石炭を一端貯炭
する貯炭ホッパ17と、貯炭ホッパ17から切り出した
石炭を炭化室14に装入する装入シュート23が設けら
れ、これにより任意の炭化室14に装入シュート23を
介して石炭を装入できるようにしている。石炭装入車2
2を挟んでコークス炉12の炉上両側には、左側(A炉
団側)に前述した観察補修装置10を、右側(B炉団
側)に観察補修装置11とがそれぞれ配置されている。
この観察補修装置10と観察補修装置11は、同じ構造
であるので、以下観察補修装置10について説明し、観
察補修装置11の構成の説明を省略する。
【0012】観察補修装置10は、鋼鉄製の角部材で枠
組みした走行台車24を有し、この走行台車24の下部
に車輪24a、24bを取付けており、前述した石炭装
入車22用に敷設された軌条18、19上を一対の車輪
24a、24bが回転することにより、走行台車24が
コークス炉12上をY軸方向に走行するように配置され
ている。この走行台車24上には、コークス炉12のX
軸方向に軌条25、26が敷設され、軌条25、26上
には、軌条25、26上を回転する車輪27、28が取
付けられた横行台車29が載置されている。これによ
り、横行台車29は走行台車24の進行方向に対して実
質的に交差する方向に進行することができる。横行台車
29には、横行台車29の上板に取付けた図示しない軸
に、傾転台30が軸支されている。傾転台30の側端の
下方と横行台車29の上板の間には、一般に用いられて
いる油圧シリンダーを配置しており、この油圧シリンダ
ーを作動させることにより、傾転台30が横行台車29
の上板に取付けた軸を起点に傾転するようにしている。
そして、傾転台30の傾転によって、この傾転台30に
保持された昇降装置33が垂直方向を基準にして0〜9
0°の範囲で傾転する。
【0013】昇降装置33には、観察用ランス31と補
修用ランス32が保持されている。この昇降装置33
は、鋼鉄製からなる例えばU形あるいはH形のチャンネ
ルを所定の間隔で対向させ、その内側に溝34を形成し
たフレーム35、36と、フレーム35、36を連結す
る連結部材37a、37bとをボルト・ナット等の手段
を用いてそれぞれを固定し、長方形の枠からなる観察用
ランス31用の昇降ガイド38を設け、昇降ガイド38
と同様に、鋼鉄製からなる例えばU形あるいはH形のチ
ャンネルを所定の間隔で対向させ、内側に溝34aを形
成したフレーム35a、36aから構成され、連結部材
37c、37dによって長方形の枠を構成した補修用ラ
ンス32用の昇降ガイド39を有している。更に、昇降
ガイド38には、昇降ガイド38の溝34に嵌合して摺
動する案内車41a、41b、41c、41dを軸支し
た昇降台車40を設けており、昇降台車40には観察用
ランス31が保持されている。昇降ガイド38の連結部
材37aには、図示しないモーター等の駆動源に連結し
たスプロケット42が、連結部材37bには、軸支され
て回転するスプロケット43が固定されており、このス
プロケット42とスプロケット43に噛み合う無端軌道
の一例であるチェーン45をエンドレスの状態で取付け
ている。昇降ガイド38の上下方向に取付けられたチェ
ーン45の途中に観察用ランス31のランスヘッド44
の上端が連結されている。
【0014】昇降ガイド39についても、昇降ガイド3
9の溝34aに嵌合して摺動する案内車46a、46
b、46c、46dを軸支し、補修用ランス32を保持
した昇降台車47を設けている。昇降ガイド39の連結
部材37cには、モーター等の駆動源に連結したスプロ
ケット48を、連結部材37dには軸支されて回転する
スプロケット49をそれぞれ設け、このスプロケット4
8とスプロケット49に噛み合う無端軌道の一例である
チェーン51がエンドレスの状態で取付けられている。
昇降ガイド39の上下方向に取付けられたチェーン51
の途中には、補修ランス32のランスヘッド50の上端
が連結されている。
【0015】次に、第1の実施の形態に係るコークス炉
燃焼室の観察補修設備E1の動作について説明する。貯
蔵ホッパ16から石炭装入車22の貯炭ホッパ17に石
炭を供給し、石炭装入車22の下部に設けた車輪20、
21の回転により、石炭装入車22をコークス炉12の
Y軸方向(長手方向)の炉上に敷設した軌条18、19
上を走行させ、貯炭ホッパ17から石炭を切り出して装
入シュート23から所定の炭化室14に石炭を装入す
る。石炭を貯蔵ホッパ16から貯炭ホッパ17に切り出
し、全炭化室14に石炭の装入を行うので、石炭装入車
22がコークス炉12上を左側(A炉団)の一端の炭化
室14から右側(B炉団)の他の炭化室14までの範囲
を移動する。また、作業の手順としては、炭化室14へ
の石炭の装入が優先されるため、この石炭装入車22の
移動位置においては、燃焼室13のフリュー孔12aか
らの燃焼室13内の観察や補修を行うことができない場
合がある。
【0016】従って、石炭装入車22を挟んで、A炉団
側に観察補修装置10と、B炉団側に観察補修装置11
を配置する。石炭装入車22が図1で示す位置にある場
合、観察補修装置10を用いて、石炭装入車22の左側
に位置する燃焼室13の観察と補修を行い、石炭装入車
22の右側に位置する燃焼室13の観察と補修は、観察
補修装置11により行う。観察補修装置10による観察
と補修は、軌条18、19上を走行台車24が走行し、
更に、走行台車24上に敷設した軌条25、26上を横
行台車29が走行して、観察と補修の必要な燃焼室13
のフリュー孔12aの位置に合わせて停止する。そし
て、昇降ガイド38に取付けたスプロケット42を駆動
装置の作動により回転させ、スプロケット42とスプロ
ケット43に噛み合わせたチェーン45を回転させるこ
とにより、昇降台車40に設けた案内車41a、41
b、41c、41dを介して昇降ガイド38の溝34に
沿って案内しながら昇降台車40を下降させる。同時
に、昇降台車40に保持した観察用ランス31も下降さ
せる。観察用ランス31がフリュー孔12aを通過して
更に下降する際に、観察用ランス31内に内蔵した図示
しないCCDカメラで燃焼室13内の目地切れや欠損部
の有無の観察を行う。観察を終了した後、駆動装置を作
動させてスプロケット42を回転させ、チェーン45を
回転させて昇降台車40を上昇させ、観察用ランス31
をフリュー孔12aの外に退避させる。
【0017】次に、燃焼室13内の目地切れや欠損部を
確認した後、走行台車24を微作動させ、観察を行った
フリュー孔12aの位置に補修用ランス32を合わせ
る。位置合わせを行った後、昇降ガイド39に取付けた
スプロケット48を駆動装置を作動して回転させ、スプ
ロケット48とスプロケット49に噛み合わせたチェー
ン51を回転させて、昇降台車47に設けた案内車46
a、46b、46c、46dを介して昇降ガイド39の
溝34aに沿って昇降台車47を案内しながら下降させ
る。同時に、昇降台車47に保持した補修用ランス32
を、前述の観察用ランス31によって観察された目地切
れや欠損部の位置に停止させ、図示しない溶射ノズルか
ら補修材を吹き付けて目地切れや欠損部を補修する。そ
して、補修を終了した後、スプロケット48を駆動装置
を作動して回転させ、補修用ランス32をフリュー孔1
2aの外に退避させて作業を終了する。なお、昇降ガイ
ド38及び昇降ガイド39は、横行台車29に載置され
た傾転台30に固定されているので、貯蔵ホッパ16の
下を通過する際、傾転台30に設けたシリンダを作動さ
せ、昇降ガイド38及び昇降ガイド39を垂直方向を基
準にして45〜90°傾けることにより、高さ制約を回
避して架台15の下を潜ることができる。観察補修装置
11は、前述した観察補修装置10と同様の動作によっ
て燃焼室13内の観察と補修を行うことができる。
【0018】このように、石炭装入車22を挟んで、観
察補修装置10と観察補修装置11を配置しているの
で、特定の燃焼室13に観察や補修を行う必要が生じた
場合、炭化室14への石炭の装入作業中の石炭装入車2
2と差し合わない位置にある観察補修装置10あるいは
観察補修装置11のいずれかを用いて、燃焼室13の観
察や補修を行うことができる。その結果、石炭装入車2
2の位置に制約されることなく燃焼室13内の観察や補
修が可能になり、目地切れや欠損部の観察、目地切れや
欠損部の補修を確実に行うことができ、コークス炉12
の長寿命化を図ることができる。しかも、コークス炉1
2上の石炭装入車22を回避したり、貯蔵ホッパ16等
の障害物を回避して、観察補修装置10や観察補修装置
11がいずれかの方向からコークス炉12上を移動し、
全ての燃焼室13の観察や補修を行なうことができ、時
間を要する高精度の燃焼室13の観察、補修を行うこと
ができる。更に、チェーン45、51を用いてエンドレ
ス状に観察用ランス31及び補修用ランス32を昇降さ
せるので、昇降ガイド38、39の高さを低くでき、観
察用ランス31及び補修用ランス32のストロークを拡
大して、燃焼室13の深さ方向の全壁を精度良く観察や
補修することができる。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態に係るコ
ークス炉燃焼室の観察補修設備E2について説明する。
図4に示すように、本発明の第2の実施の形態に係るコ
ークス炉燃焼室の観察補修設備E2は、コークス炉12
上に、観察補修装置10のみを配置し、貯蔵ホッパ16
の支柱65に設けられ、観察補修装置10を吊り上げる
アーム60と、アーム60に取付けるウインチ等の吊り
装置61、62と、吊り装置61、62に連結され観察
補修装置10の走行台車24に掛止されるフック付きワ
イア63、64とを設けた吊り上げ装置を有しており、
それ以外の構成は先に説明した第1の実施の形態に係る
コークス炉燃焼室の観察補修設備E1と同じ構成である
ので、その説明を省略する。
【0020】次に、第2の実施の形態に係るコークス炉
燃焼室の観察補修設備E2の動作について説明する。観
察補修装置10を用いて、例えば、B炉団側の燃焼室1
3内に、昇降ガイド38及び昇降ガイド39により案内
されながら観察用ランス31、又は補修用ランス32を
昇降させて、燃焼室13の内部の観察と補修を行ってい
る場合、B炉団側の任意の炭化室14に石炭を装入する
必要が生じた際に、石炭装入車22がB炉団側に移動す
ると、観察補修装置10と石炭装入車22の差合が生じ
たり、石炭装入車22の位置よりもA炉団側の燃焼室1
3の内部の観察と補修が不可能になる。従って、石炭装
入車22がB炉団側に移動する以前に、観察補修装置1
0を貯蔵ホッパ16の支柱65にアーム60を介して取
付けた吊り装置61、62のフック付きワイア63、6
4を走行台車24に掛け、吊り装置61、62を作動さ
せ、観察補修装置10を吊り上げ、石炭装入車22を通
過させた後、吊り装置61、62を再度作動させて観察
補修装置10を下降させ、石炭装入車22との衝突を防
止する。そして、石炭装入車22の差合を回避して、A
炉団側方向の燃焼室13の内部を観察補修することが可
能となり、石炭装入車22に制約されることなく燃焼室
13内の目地切れや欠損部を確実に補修することがで
き、コークス炉12の長寿命化を図ることができる。
【0021】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨
を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲であ
る。例えば、横行台車に観察用ランスと補修用ランスを
装備した場合について説明したが、観察用ランス、又は
補修用ランスのいずれかを装備することもできる。更
に、観察補修装置を吊り上げる際に、吊り上げ装置とし
て、貯蔵ホッパ16に形成したアーム60と吊り装置6
1、62を用いる以外に、地上に装備したクレーン等を
用いることもできる。
【0022】
【発明の効果】請求項1及び2記載のコークス炉燃焼室
の観察補修設備においては、コークス炉の炉上に設置さ
れた石炭装入装置の軌条上に、軌条上を走行する走行台
車を配置し、更に、走行台車に、走行台車の進行方向に
対して交差する方向に走行する横行台車を載置して、コ
ークス炉の燃焼室内を観察する観察用ランス及び/又は
補修する補修用ランスを保持し、しかも、昇降ガイドに
より昇降する昇降台車が横行台車に傾転可能に取付けら
れた観察補修装置を石炭装入装置の両側にそれぞれ設け
ているので、コークス炉上の石炭の装入装置や貯炭装置
等の障害物を回避し、観察補修装置の稼働率を高めてコ
ークス炉の燃焼室の全ての観察や補修を行なうことがで
き、しかも、ランスのストロークを拡大して燃焼室の深
さ方向の全壁を精度良く観察、補修することができ、コ
ークス炉の寿命の延長を図ることができる。
【0023】特に、請求項2記載のコークス炉燃焼室の
観察補修設備においては、昇降ガイドの上下方向に取付
けられた無端軌道に、昇降台車を取付けているので、観
察補修装置の高さを低くして観察や補修ランスのストロ
ークを長くでき、燃焼室の上部から下部の全壁の観察や
補修が可能となり、コークス炉の寿命の延長が図れる。
【0024】請求項3記載のコークス炉燃焼室の観察補
修設備においては、コークス炉の炉上に設置された石炭
装入装置の軌条上に、軌条上を走行する走行台車を配置
し、更に、走行台車に、走行台車の進行方向に対して交
差する方向に走行する横行台車を載置して、コークス炉
の燃焼室内を観察する観察用ランス及び/又は補修する
補修用ランスを保持して昇降ガイドにより昇降する昇降
台車が横行台車に備えられた観察補修装置を設け、しか
も、コークス炉の炉上に設置された石炭貯炭装置の支柱
に、観察補修装置の吊り上げ装置を設けているので、一
台の観察補修装置で石炭装入装置による支障を回避し、
全体の燃焼室の観察や補修が可能になり、燃焼室の劣化
状態に応じた観察や補修を行うことができ、コークス炉
の寿命の延長が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコークス炉燃
焼室の観察補修設備の全体図である。
【図2】図1のI−I矢視断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るコークス炉燃
焼室の観察補修設備の昇降ガイド及び昇降台車の断面図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るコークス炉燃
焼室の観察補修設備の部分拡大図である。
【符号の説明】
E1:コークス炉の観察補修設備、E2:コークス炉の
観察補修設備、10:観察補修装置、11:観察補修装
置、12:コークス炉、12a:フリュー孔、13:燃
焼室、14:炭化室、15:架台、16:貯蔵ホッパ
(石炭貯炭装置)、17:貯炭ホッパ、18:軌条、1
9:軌条、20:車輪、21:車輪、22:石炭装入車
(石炭装入装置)、23:装入シュート、24:走行台
車、24a:車輪、24b:車輪、25:軌条、26:
軌条、27:車輪、28:車輪、29:横行台車、3
0:傾転台、31:観察用ランス、32:補修用ラン
ス、33:昇降装置、34:溝、34a:溝、35:フ
レーム、35a:フレーム、36:フレーム、36a:
フレーム、37a:連結部材、37b:連結部材、37
c:連結部材、37d:連結部材、38:昇降ガイド、
39:昇降ガイド、40:昇降台車、41a:案内車、
41b:案内車、41c:案内車、41d:案内車、4
2:スプロケット、43:スプロケット、44:ランス
ヘッド、45:チェーン、46a:案内車、46b:案
内車、46c:案内車、46d:案内車、47:昇降台
車、48:スプロケット、49:スプロケット、50:
ランスヘッド、51:チェーン、60:アーム、61:
吊り装置、62:吊り装置、63:フック付きワイア、
64:フック付きワイア、65:支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河邉 光春 福岡県北九州市戸畑区飛幡町2番2号 ニ ッテツ八幡エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4H012 EA00 4K051 AA08 AB03 BH01 LA02 LA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス炉の炉上に設置された石炭装入
    装置の軌条上に、該軌条上を走行する走行台車を配置
    し、更に、該走行台車に、該走行台車の進行方向に対し
    て交差する方向に走行する横行台車を載置して、前記コ
    ークス炉の燃焼室内を観察する観察用ランス及び/又は
    補修する補修用ランスを保持し、しかも、昇降ガイドに
    より昇降する昇降台車が前記横行台車に傾転可能に取付
    けられた観察補修装置を前記石炭装入装置の両側にそれ
    ぞれ設けたことを特徴とするコークス炉燃焼室の観察補
    修設備。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコークス炉燃焼室の観察
    補修設備において、前記昇降ガイドの上下方向に取付け
    られた無端軌道に、前記昇降台車を取付けたことを特徴
    とするコークス炉燃焼室の観察補修設備。
  3. 【請求項3】 コークス炉の炉上に設置された石炭装入
    装置の軌条上に、該軌条上を走行する走行台車を配置
    し、更に、該走行台車に、該走行台車の進行方向に対し
    て交差する方向に走行する横行台車を載置して、前記コ
    ークス炉の燃焼室内を観察する観察用ランス及び/又は
    補修する補修用ランスを保持して昇降ガイドにより昇降
    する昇降台車が前記横行台車に備えられた観察補修装置
    を設け、しかも、前記コークス炉の炉上に設置された石
    炭貯炭装置の支柱に、前記観察補修装置の吊り上げ装置
    を設けたことを特徴とするコークス炉燃焼室の観察補修
    設備。
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