JPH08270066A - プレキャスト鉄筋コンクリートユニット及び積層建築物 - Google Patents

プレキャスト鉄筋コンクリートユニット及び積層建築物

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JPH08270066A
JPH08270066A JP10022895A JP10022895A JPH08270066A JP H08270066 A JPH08270066 A JP H08270066A JP 10022895 A JP10022895 A JP 10022895A JP 10022895 A JP10022895 A JP 10022895A JP H08270066 A JPH08270066 A JP H08270066A
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JP
Japan
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unit
floor
members
reinforced concrete
cross
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JP10022895A
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Keizo Suzuki
啓三 鈴木
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Ando Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部材数が少なく、増築、移設が容易に行える
ような集合住宅構築用のプレキャストコンクリート部材
を提供する。 【構成】 耐力壁16の両袖に柱部材14が一体的に形
成された柱壁部材12と、床板15の両袖に梁部材13
が一体的に形成された梁床部材11とが側面視して略十
字形をなすように交点位置で剛接合させたプレキャスト
鉄筋コンクリート製品とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレキャスト鉄筋コンク
リートユニット及び積層建築物に係り、特に柱、梁及び
戸境壁の一部を有し、積層構築、移設及び平面レイアウ
トの拡充が容易なプレキャスト鉄筋コンクリートユニッ
ト及び同ユニットを用いて構築した積層建築物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプレキャスト鉄筋コンクリート造
建築物には、大別して壁式及び架構式プレキャスト造が
ある。このうち、壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造
は耐震構造要素である壁と床とを比較的大型のプレキャ
スト板製品として現場に搬入し、組み立てる工法であ
る。一方、架構式プレキャスト鉄筋コンクリート造は
梁、柱等の主要骨組をプレキャスト製品として工場製造
し、現場に搬入し、ラーメン構造を組み立てる工法であ
る。はり間方向、けた方向の一方をラーメン構造とし、
他の方向に耐震壁を取り入れた異種架構とした構造も提
案されている。いずれのプレキャスト鉄筋コンクリート
構造の場合も、あらかじめ全体の構造設計がなされ、部
材等が決定されているため、一旦建築されると、その建
築物が増築、移設されることはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた構造形式
からなるプレキャスト鉄筋コンクリート造建築物では、
壁式の場合には、耐震壁を主体として全体の架構が構成
されているので、壁体部分に開口部を設けるに当たり、
構造上開口位置と開口寸法が制限されてしまう。このた
め、集合住宅等では間取りに柔軟性を持たせることがで
きなかった。また、いずれの構造形式でも構造要素であ
る床板、壁板、梁柱両端の現場接合箇所に最大応力が発
生するため、各接合箇所の設計、施工を入念に行わなけ
ればならない。特に架構式プレキャスト鉄筋コンクリー
ト構造の場合には、建方の際に、組立部材の数が多くな
るため、建て込み作業、部材接合作業が煩雑になるとい
う欠点がある。一方、戸建て住宅では居住者のライフサ
イクルに合わせて増築することにより部屋数等を増すこ
とができるが、鉄筋コンクリート造集合住宅等では、部
屋数を多くしたい場合には、住み替えするしか方法がな
かった。省資源の見地からも、鉄筋コンクリート造集合
住宅等にも居住者が永年にわたり住めるように、間取り
の変更、拡張等が可能になる集合住宅の開発が要請され
ている。
【0004】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、壁体部分に開口部が設ける
ことが容易で、建築物自体の増築、移設が容易に行える
プレキャスト鉄筋コンクリートユニット及び同ユニット
を複数個積層して連結し、一体的な多層建物とした積層
建築物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、耐力壁の両袖に柱部材が一体的に形成さ
れた柱壁部材と、床板の両袖に梁部材が一体的に形成さ
れた梁床部材とが側面視して略十字形をなすように交点
位置で剛接合されたことを特徴とするものである。
【0006】また、請求項1記載の発明を、所定間隔で
配置された基礎上にけた行方向及びはり間方向に所定個
数ずつが隣接するように配置して連結し、さらに所定階
層分を上方に積層連結し、各階層ごとに前記柱壁部材で
区画された複数戸分の住戸スペースを形成するようにし
たことを特徴とするものである。
【0007】この場合、前記住戸スペースは、隣接位置
に新たに積層されたプレキャスト鉄筋コンクリートユニ
ット部分と連結されて床面積が拡張できるようにするこ
とが好ましい。
【0008】床面積を拡張する際、記住戸スペースは拡
張された際に、あらかじめ組み込まれていた独立壁ユニ
ットの壁体部分を撤去して拡張部分との通路開口を設け
るようにすることが好ましい。
【0009】前記住戸スペース内にコンテナ構造からな
る複数個の室内ユニットを配列固定し、前記住戸スペー
ス内に所定の間取りを構成することが好ましい。
【0010】
【作用】上記目的を達成するために、本発明は、耐力壁
の両袖に柱部材が一体的に形成された柱壁部材と、床板
の両袖に梁部材が一体的に形成された梁床部材とが側面
視して略十字形をなすように交点位置で剛接合されたユ
ニット構造としたことにより、プレキャスト部材として
の取扱いが容易になり、また部材数が少なくなるので、
組み立て工数を減らすことができる。
【0011】また、請求項1記載の発明を、所定間隔で
配置された基礎上にけた行方向及びはり間方向に所定個
数ずつが隣接するように配置して連結し、さらに所定階
層分を上方に積層連結し、各階層ごとに前記柱壁部材で
区画された複数戸分の住戸スペースを形成するようにし
たことにより、積層構造の集合住宅を迅速に建築できる
とともに、必要に応じて増築、移設を簡単に行うことが
できる。
【0012】この場合、隣接位置に新たに積層されたプ
レキャスト鉄筋コンクリートユニット部分と連結して前
記住戸スペースの床面積を拡張できるようにしたことに
より、集合住宅においても容易に増、改築ができ、各居
住者のライフサイクルに合わせた居住床面積を確保でき
るようになる。
【0013】また、住戸スペースが拡張された際に、あ
らかじめ組み込まれていた独立壁ユニットの戸境壁部分
を撤去して拡張部分との通路開口を設けるようにするこ
とにより、専有部分や内装の変更、改造等も最小限にす
ることができる。
【0014】前記住戸スペース内にコンテナ構造からな
る複数個の室内ユニットを配列固定し、前記住戸スペー
ス内に所定の間取りを構成させるようにすることにより
ライフサイクルに対応した間取りの変更、内装工事の作
業量及び作業工程を最小限にすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明によるプレキャスト鉄筋コンク
リートユニット及び同ユニットを用いて構築した積層建
築物の一実施例を添付図面を参照して説明する。図1
は、プレキャスト鉄筋コンクリートユニットの全体形状
を示した斜視図である。同図に示したように工場生産さ
れたプレキャスト鉄筋コンクリートユニット(以下、十
字形ユニット10と略記する。)は水平方向の梁床部材
11と鉛直方向の柱壁部材12とが交差した側面視して
略十字形をなし、本実施例では全体の大きさが水平長さ
7.5m、高さ3.3mに、また図示した標準ユニット
としての十字形ユニット10ではユニット幅が2.4m
に設定されている。なお、これらの寸法を決定するに
は、工場生産された十字形ユニット10をトラックで運
搬できるようなものにすることも重要である。
【0016】図1、図2に示したように柱壁部材12は
耐力壁16の両側端、すなわち両袖に柱14を有し、断
面形が平面視して偏平略コ字形をなしている。梁床部材
11は床スラブ15の両側端、すなわち両袖に梁13を
有し、断面形が側面視して偏平略コ字形をなしている。
このとき梁床部材11、柱壁部材12の断面寸法及び補
強鉄筋量は組み立てられた後の全体構造系での応力ある
いは組み立て架構での短期応力状態のいずれもをクリア
するように設計されている。また、交点は剛接合となる
ように配筋されている。さらに図2(a)、(b)に示
したように梁位置13には所定間隔に貫通孔21が穿設
されている。また柱位置14にも所定間隔で貫通孔20
が穿設されている。これらの貫通孔20、21は隣接し
た十字形ユニット10同士を連結するための連結部材
(図示せず)の挿通孔で、本実施例では連結部材として
高張力ボルトが使用されている。連結部材としてはこの
他、PCケーブル、PC鋼棒、ネジ鉄筋等を使用するこ
とができる。さらに、柱14断面の四隅位置には所定の
被りを確保して4本のシース管23が柱の上下方向に貫
通するように埋設されている。シース管23は上下位置
に積層された十字形ユニット10同士を連結するアンボ
ンドPCケーブル(後述する)を挿通する配管として使
用されるようになっている。
【0017】図3は図1に示した標準ユニットとしての
十字形ユニット10と異形ユニットとしての妻ユニット
31、屋上ユニット32、地上階ユニット33とをけた
行方向、はり間方向にそれぞれ所定のユニット数分、連
結して積層して構築した積層建築物の一実施例を示した
ものである。このうち、妻ユニット31は建築物の妻位
置に積層されるユニットで、十字形ユニット10のうち
の一方の梁床部材11がなく、柱壁部材12の片面が外
壁として機能するようになっている。屋上ユニット32
は十字形ユニット10のうちの上側の柱壁部材がなく、
梁床部材11の上面が陸屋根を構成するようになってい
る。同図に示したように十字形ユニット10が連結され
ている部分のうち、各階層において、柱壁部材12で囲
まれた部分が住戸専有部分となる。この住戸専有部分の
変更、拡張の可能性については後述する。地上階ユニッ
ト33は図3、図4に図示したように梁床部材11の梁
位置の下端に受け梁34が一体的に形成されている。こ
の受け梁34はあらかじめ所定間隔で施工された地盤改
良杭35等の杭頭位置に構築された地中梁36で支持さ
れるようになっている。
【0018】図4は各十字形ユニット10の連結状態と
十字形ユニット10を部分的に改良した例を示した斜視
図である。隣接した十字形ユニット10の梁床部材11
及び柱壁部材12とは連結部材40、41を介して固定
連結されている。このとき各接合面にはシーリング材
(図示せず)を介在させ、漏水を防止することが好まし
い。また、本実施例では上下方向の十字形ユニット10
は図5に示したように下端42aの地中梁36内でUタ
ーンするように配線されたアンボンドPCケーブル42
の端部42bを屋上ユニット32位置で定着する縦締め
により連結固定されている。なお、本実施例のアンボン
ドPCケーブル42は1本ケーブルを下端42aでUタ
ーンさせて使用しているが、アンボンドPCケーブル4
2に代えて1階層分のPC鋼棒をスリーブ継手により順
次連結していっても良い。また、建物が高層になる場合
には、アンボンドPCケーブルの緊張ロス、施工途中の
架構応力の安定の見地から、所定の中間階にケーブル定
着端、ケーブルUターン部分を設けるようにしても良
い。
【0019】図4中、符号18は戸境壁に相当する壁1
7部分(説明のために2点鎖線で表示)が撤去された独
立壁ユニットを示している。この独立壁ユニット18は
将来、戸境壁を撤去する可能性がある予定開口位置に配
置しておく。これにより、間取りの変更時に壁部分が容
易に撤去できる。また、所定位置の柱壁部材12の脚部
の床部分19がくり貫かれパイプシャフトとして上下方
向に連通した空間を形成できる。また、十字形ユニット
10の梁床部材11の端面同士の連結は、現場打ちコン
クリートにより接合するようにしても良い。このとき床
スラブ筋は重ね継手、梁筋はスリーブ継手等の機械継手
とすることが好ましい。また、接合位置には所定のシー
リング材を施工し、接合箇所からの漏水等を確実に防止
することが好ましい。
【0020】次に、図6〜図8を参照して本発明による
積層建築物において、住戸スペースの間取りの変更、拡
張を行うようにした例について説明する。当初設計で
は、図6に示したように十字形ユニット10、妻ユニッ
ト(図示せず)、ベランダユニット(図示せず)の組み
合わせにより単身者用の1DKユニット50(約35.
64m2=11坪)が構築可能な積層建築物とする。そ
して、多くの独身居住者の年齢層が結婚適齢となる頃
に、隣接空間にさらに十字形ユニット10からなる拡張
ユニットを積層連結して増築を行う。これにより、図7
に示したような妻帯者、家族向けの3LDKユニット5
1(約71.28m2=22坪)とすることができる。
【0021】図8は、図6、7に示した空間スペースに
1DKユニット50及び3LDKユニット51を構成す
る複数の室内ユニットを配置固定した例を示した間取り
図である。同図に示したように、1DKユニット50の
場合には図6に示した空間内に玄関ユニット52、居室
ユニット53、浴室ユニット54、トイレユニット5
5、洗面ユニット56、DK(台所、食事室)ユニット
57からなるコンテナ構造の室内ユニットを配列した例
を示したものである。このコンテナ構造の室内ユニット
はフロア材、間仕切壁及び天井板を用いて所定容積の部
屋空間を区画するように組み立てた箱状体で、この箱状
体を間取りに合わせて1DKユニット50内に適宜配置
固定するものである。各室内ユニットにはあらかじめ工
場での作業により所定の水回り配管、電気配線が組み込
まれており、現場では各室内ユニット間の配線、配管、
パイプシャフトからの引き出し管、引き出し端子との接
続を行えば良い。最終的に、パネル構造からなる廊下部
分59の設置、玄関ユニット52の組み込みを行って完
成する。なお、各室内ユニットの内装等はあらかじめ工
場内で仕上げられている。図6にはDKユニット57に
次いで浴室ユニット、トイレユニット、洗面ユニットが
一体化されたブロック54、55、56が矢印方向にス
ライド搬入されている状態が示されている。また、図7
には居室ユニット53のうち、「居室1」部分(図8参
照)がスライド搬入されている状態が示されている。
【0022】また、間取り変形例として図8に示したよ
うに、独立壁ユニット18の戸境壁17部分を撤去して
隣接した拡張ユニットの間取りと連絡させて全体を2世
帯住宅として使用することも可能である。さらに外廊下
58の外側に外階段ユニットS、エレベータユニットE
Vを隣接させて建物本体構造に組み込むことも可能であ
る。
【0023】次に、十字形ユニット10や所定の異形ユ
ニットを組み立てる方法について図9〜図12を参照し
て簡単に説明する。図9は、いわゆる建て逃げ工法の例
を示した模式説明図である。同図に示したようにクレー
ン積載型トラックTにより敷地の奥から順次、各ユニッ
トを積層していく工法である。十字形ユニット10を吊
り上げたトラックTが建物の構築に伴って矢印A方向に
後退できる程度の敷地があれば良い。このため、狭い敷
地でのメリットが大きい。
【0024】図10はリフトアップ工法の例を示した模
式説明図である。このリフトアップ工法では、あらかじ
め地上階ユニット33位置にリフトアップ用の油圧駆動
のスライドジャッキ61を備えたリフトアップユニット
62を複数台配置し、各リフトアップユニット62のス
ライドジャッキ61の動作を制御する必要がある。しか
し、この方法では、地組した各ユニットを順次上方にリ
フトアップする手順になっているので、高所作業を最小
限にすることができる。
【0025】図11、12はスライド工法の例を示した
模式説明図である。このスライド工法は、クレーン等の
揚重機が1箇所にしか近寄れない場合や、縦雁行してい
る平面形状の建物の場合に好適で、一旦、吊り込んだ十
字形ユニット10を油圧駆動のスライド機構63により
設置位置まで移動させるようにした方法である。図11
において、スライド機構63は地上階ユニット33上に
配置され、吊り込まれた十字形ユニット10は仮受け梁
64上に設置された走行レール(図示せず)上をスライ
ド機構63の動作により矢印B方向に横引き移動できる
ようになっている。図12は土留壁66で支保された切
土斜面70の一部に建物を構築する例を示したもので、
図示したように土留壁66前面の建物施工位置には上方
のアプローチ道路65にあるトラッククレーンTから十
字形ユニット10等の部材を吊り込むようになってい
る。そしてスライド機構63により走行レール68上に
載置された十字形ユニット10を横引きして矢印C方向
の所定位置まで移動させるようになっている。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プレキャスト部材として組み立てが容易であ
るとともに、住戸専有部分としての拡張性があるので、
居住者ライフサイクルに合わせた多様な住環境の要望に
的確に応えることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプレキャスト鉄筋コンクリートユ
ニットの一実施例を示した斜視図。
【図2】図1に示したプレキャスト鉄筋コンクリートユ
ニットの正面図、平面図。
【図3】プレキャスト鉄筋コンクリートユニットを積層
した建築物の例を示した正面図、平面図。
【図4】プレキャスト鉄筋コンクリートユニットの連結
状態の例を切り欠いて示した部分斜視図。
【図5】プレキャスト鉄筋コンクリートユニットを積層
した建築物の各ユニットの縦締め補強材の配置例を示し
た図。
【図6】1DKユニットからなる住戸専有部分の例を示
した模式説明図。
【図7】3LDKユニットからなる住戸専有部分の例を
示した模式説明図。
【図8】各ユニットで構成する住戸間取り例を示した概
略平面図。
【図9】プレキャスト鉄筋コンクリートユニットの組み
立て例を示した模式説明図(建て逃げ工法)。
【図10】プレキャスト鉄筋コンクリートユニットの組
み立て例を示した模式説明図(リフトアップ工法)。
【図11】プレキャスト鉄筋コンクリートユニットの組
み立て例を示した模式説明図(スライド工法)。
【図12】プレキャスト鉄筋コンクリートユニットの組
み立て例を示した模式説明図(スライド工法)。
【符号の説明】
10 十字形ユニット(プレキャスト鉄筋コンクリート
ユニット) 11 梁床部材 12 柱壁部材 13 梁部材 14 柱部材 15 床スラブ 16 耐力壁 17 戸境壁 18 独立壁ユニット 34 受け梁 35 杭 36 地中梁 40,41 連結ボルト 42 アンボンドPCケーブル 50 1DKユニット 51 3LDKユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐力壁の両袖に柱部材が一体的に形成され
    た柱壁部材と、床板の両袖に梁部材が一体的に形成され
    た梁床部材とが側面視して略十字形をなすように交点位
    置で剛接合されたことを特徴とするプレキャスト鉄筋コ
    ンクリートユニット。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプレキャスト鉄筋コンクリ
    ートユニットを、所定間隔で配置された基礎上にけた行
    方向及びはり間方向に所定個数ずつが隣接するように配
    置して連結し、さらに所定階層分を上方に積層連結し、
    各階層ごとに前記柱壁部材で区画された複数戸分の住戸
    スペースを形成するようにしたことを特徴とする積層建
    築物。
  3. 【請求項3】前記住戸スペースは、隣接位置に新たに積
    層されたプレキャスト鉄筋コンクリートユニット部分と
    連結されて床面積が拡張できるようにしたことを特徴と
    する請求項2記載の積層建築物。
  4. 【請求項4】前記住戸スペースは拡張された際に、あら
    かじめ組み込まれていた独立壁ユニットの壁体部分を撤
    去して拡張部分との通路開口を設けるようにしたことを
    特徴とする請求項3記載の積層建築物。
  5. 【請求項5】前記住戸スペース内にコンテナ構造からな
    る複数個の室内ユニットを配列固定し、前記住戸スペー
    ス内に所定の間取りを構成できるようにしたことを特徴
    とする請求項2記載の積層建築物。
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