JPH08269409A - 装飾用シート、シート装飾されたポリオレフィン樹脂材料、およびシート装飾されたポリオレフィン樹脂材料のリサイクル方法 - Google Patents
装飾用シート、シート装飾されたポリオレフィン樹脂材料、およびシート装飾されたポリオレフィン樹脂材料のリサイクル方法Info
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Abstract
含んでなる接着層とを有する装飾用シートにおいて、該
装飾層に含まれる樹脂成分がアイオノマー樹脂、溶解性
パラメータが10未満のアクリル樹脂及び溶解性パラメ
ータが10未満のポリウレタン樹脂からなる群から選ば
れる少なくとも1種の樹脂から実質的になる装飾用シー
ト。 【効果】 シート装飾されたポリオレフィン樹脂材料を
そのまま再生処理した場合でも、均一な外観及び優れた
機械的強度を有する再生ポリオレフィン樹脂材料を与え
うる装飾用シートが提供された。
Description
ン樹脂材料の表面に貼り付けられて用いられる装飾用シ
ート、このようにシート装飾されたポリオレフィン樹脂
材料、およびシート装飾されたポリオレフィン樹脂材料
のリサイクル方法に関する。
電化製品及び各種OA機器の部品として幅広く用いられ
る。その表面は塗料で塗装されるか装飾用シートでシー
ト装飾され、美観を良好にすることにより商品価値が高
められる。例えば、自動車のバンパー及びサイドプロテ
クターには、塗装またはシート装飾されたポリプロピレ
ンのような材料が用いられる。
り、廃車両から取り外される部品及び不良品のような廃
部品を再生及び再利用(リサイクル)することが可能であ
る。リサイクル・システムは、廃棄物の量を減らすこと
による環境保全、及び産業の省エネルギー化を促進す
る。
に、回収された廃部品を溶融及び混練する工程を含む。
一般に、塗料又は装飾用シートは熱硬化性樹脂を含み、
これらはポリオレフィン樹脂材料との親和性及び相溶性
に乏しい。したがって、塗装又はシート装飾されたポリ
オレフィン樹脂材料をそのまま溶融すると樹脂中で不溶
性かつ低分散性の不純物が生じる。そのため、再生され
たポリオレフィン樹脂材料は外観が不均一であり、機械
的強度に劣る。
ィン樹脂材料の表面から除去する工程は繁雑であり、こ
の工程を再生処理工程の前に別途用いると再生されたポ
リオレフィン樹脂材料のコスト高を招く。
ィン樹脂材料は低品質及び高コストなので需要が低く、
リサイクル・システムは成立し難いという問題を有す
る。
50566号公報、特開昭61−237635号公報、
特開昭62−55128号公報、特開昭62−7558
1号公報、特開昭64−185号公報、特開平1−25
6582号公報及び特開平5−278168号公報等に
具体的に開示されている。しかしながら、これらはリサ
イクル・システムへの利用を考慮していない。
題を解決するものであり、その目的とするところは、シ
ート装飾されたポリオレフィン樹脂材料をそのまま再生
処理した場合でも、均一な外観及び優れた機械的強度を
有する再生ポリオレフィン樹脂材料を与えうる装飾用シ
ートを提供することにある。
からなる装飾層と接着性樹脂を含んでなる接着層とを有
する装飾用シートにおいて、該装飾層に含まれる樹脂成
分がアイオノマー樹脂、溶解性パラメータが10未満の
アクリル樹脂及び溶解性パラメータが10未満のポリウ
レタン樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の樹
脂から実質的になる装飾用シートを提供するものであ
り、そのことにより上記目的が達成される。
温で又は加熱することにより粘着性を示し、接着剤とな
りうる樹脂をいう。常温で粘着性を示すものは感圧性接
着剤といい(これらは「粘着剤」とも呼ばれる。)、加熱す
ることにより粘着性を示すものは感熱性接着剤という。
また、「接着層」とは、常温で又は加熱することにより粘
着性を示し、被着体と装飾用シートとを接着させうる層
をいう。
記接着層に含まれる樹脂成分はポリオレフィン系感圧性
接着剤又はアクリル系感圧性接着剤から実質的になる。
場合に材料の美観を良好にすることにより商品価値を高
める。装飾層は、一般に、模様及び着色を有する樹脂フ
ィルムで構成される。装飾層に用いる樹脂成分は、ポリ
オレフィン樹脂材料中への分散性に優れる熱可塑性樹脂
であることが好ましい。ポリオレフィン樹脂材料と共に
溶融された場合に、再生ポリオレフィン樹脂材料に均一
な外観及び再利用可能なレベルの機械的強度が付与され
るからである。
のポリオレフィン樹脂材料の破壊強度に対して通常80
%以上、好適には85%以上、特に好適には90%以上
である。ここでいう「破壊強度」は、デュポン式衝撃試験
方法により、縦10cm×横5cm×厚さ1mmのポリオレフ
ィン樹脂材料からなる試験片において測定した値であ
る。
アイオノマー樹脂、溶解性パラメータが10未満のアク
リル樹脂及び溶解性パラメータが10未満のポリウレタ
ン樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種である。
は、P.A.スマール(Small)、J. Appl. Ch
em.、第3巻、第71頁、1953年、に記載のスマ
ールの式 溶解性パラメータ=dΣG/M [式中、Mはポリマーの単位分子量であり、dはポリマ
ーの密度であり、Gはポリマーを構成する原子団に固有
の定数である。]により決定される特性値である。
は、エチレンとα,β−不飽和カルボン酸との共重合体
を金属イオンで架橋して得られる樹脂である。好ましい
α,β−不飽和カルボン酸はアクリル酸及びメタクリル
酸である。好ましい共重合体には、エチレン−アクリル
酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体及び/ま
たは、エチレン−アクリル酸−メタクリル酸共重合体が
挙げられる。好ましい金属イオンは亜鉛イオン及びナト
リウムイオンである。
フィン樹脂材料と共に溶融されて混合された時に、溶融
混合物の粘性を低く抑えるので、ポリオレフィン樹脂材
料中で均一に分散され、再生ポリオレフィン樹脂材料の
外観及び強度が高まる。
樹脂材料中に10.0重量%以下、特に5.0重量%以下
の量で含有されることが好ましい。したがって、この含
有量になる様に装飾層の厚さを決定することが好適であ
る。10.0重量%を超えると、再生ポリオレフィン樹
脂材料の外観が不均一となり、機械的強度が劣化する。
他方、5.0重量%以下であれば、元のポリオレフィン
樹脂材料と同程度の破壊強度を有しうる。
に好適に用いうる。ポリウレタン樹脂は、ポリオレフィ
ン樹脂材料中に均一に分散されやすくするために、実質
的に硬化剤を含まず、熱可塑性を有するのが好適であ
る。
ン樹脂が特に好ましい。アイオノマー樹脂と同様の作用
効果を奏するからである。溶解性パラメータは、好適に
は9.7以下、特に好適には8.9以下である。溶解性パ
ラメータが10以上であると、再生ポリオレフィン樹脂
材料の外観が不均一となり、機械的強度が劣化する。
樹脂材料中に15.0重量%以下、特に10.0%重量以
下の量で含有されることが好ましい。したがって、この
含有量になる様に装飾層の厚さを決定することが好適で
ある。15.0重量%を越えると、再生ポリオレフィン
樹脂材料の外観が不均一となり、機械的強度が劣化す
る。他方、10.0%重量以下であれば、元のポリオレ
フィン樹脂材料と同程度の破壊強度を有しうる。
適に用いうる。「アクリル樹脂」とは、本明細書では、少
なくとも50重量%のアクリル系モノマーを重合してな
る常温で実質的に粘着性を有しない樹脂である。「実質
的に粘着性を有しない」とは、感圧性接着剤として使用
できないほど粘着性が低いことをいう。アクリル樹脂に
は、アクリル系モノマーのホモポリマー及びコポリマ
ー、及びアクリル系モノマーとアクリル系モノマー以外
の共重合性モノマーとのコポリマー等が含まれる。
適に用いうるアクリル系モノマーとしては、例えば、ア
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−
エチルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリルニ
トリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸及びアクリ
ル酸等を使用できる。アクリル系モノマー以外の共重合
性モノマーとしては、オレフィン系モノマー、ビニル系
モノマー及びスチレン系モノマー等が挙げられ、具体的
には、エチレン、プロピレン、ブテン、酢酸ビニル及び
スチレン等がある。
中に均一に分散されやすくするために、実質的に硬化剤
を含まず、熱可塑性を有するのが好適である。
脂が特に好ましい。アイオノマー樹脂と同様の作用効果
を奏するからである。溶解性パラメータは、好適には
9.4以下、特に好適には8.6以下である。溶解性パラ
メータが10以上であると、再生ポリオレフィン樹脂材
料の外観が不均一となり、機械的強度が劣化する。
材料中に10.0重量%以下、特に5.0重量%以下の量
で含有されることが好ましい。したがって、この含有量
になる様に装飾層の厚さを決定することが好適である。
10.0重量%を超えると、再生ポリオレフィン樹脂材
料の外観が不均一となり、機械的強度が劣化する。他
方、5.0重量%以下であれば、元のポリオレフィン樹
脂材料と同程度の破壊強度を有しうる。
ットフィルムであってもよい。一般に、このようなコン
ポジットフィルムは上から順次積層されたクリヤー層、
着色層及び支持層からなる。
背景色を提供したり、着色層を支持するために必要に応
じて設ける。着色層は、彩色、文字、図案、記号等を付
与するために支持層の表面に設ける。そして、クリヤー
層は、着色層の汚損防止、耐候性の向上及び光沢のある
外観を付与するために着色層の表面に設ける。
して上述の装飾層用の樹脂から構成されうるが、同種の
樹脂で構成することが好ましい。再生ポリオレフィン樹
脂材料の外観及び機械的強度が特に良好となるからであ
る。
着色材を含む。着色材として好適には、フタロシアニン
系顔料及びキナクリドン系顔料のような有機顔料;酸化
チタンのような無機顔料;カーボンブラック;アルミ粉
のような金属粉;及びマイカ粉のような光輝性鱗片状顔
料である。特に好適には、フタロシアニン系顔料及びキ
ナクリドン系顔料のような有機顔料である。
して5〜100重量部、特に30〜70重量部の量で含
有させることが好ましい。着色材の含有量が5重量部未
満であると着色力が低下する。100重量部を越えると
再生ポリオレフィン樹脂材料の外観が不均一となり、機
械的強度が劣化する。
飾用シートをポリオレフィン樹脂材料の表面に固定する
機能を有する。接着層は、一般に好ましくは、常温で粘
着性を有する樹脂で構成される。
脂材料中への分散性に優れる熱可塑性樹脂であることが
好ましい。ポリオレフィン樹脂材料と共に溶融された場
合に、再生ポリオレフィン樹脂材料に均一な外観及び再
利用可能なレベルの機械的強度を付与するからである。
アクリル系感圧性接着剤又はポリオレフィン系感圧性接
着剤である。ポリオレフィン樹脂材料に対する接着力が
良好だからである。
は、少なくとも50重量%のアクリル系モノマーを重合
してなる常温で粘着性を有する樹脂である。アクリル系
感圧性接着剤には、アクリル系モノマーのホモポリマー
及びコポリマー、及びアクリル系モノマーとアクリル系
モノマー以外の共重合性モノマーとのコポリマー等が含
まれる。
場合は、そのホモポリマーのTgが比較的高いモノマー
(例えば15℃以上)と、そのホモポリマーのTgが比較
的低い(例えば0℃未満)モノマーとの共重合体が好まし
い。かかる共重合体は接着力に優れるからである。
アクリル酸イソオクチル−アクリル酸共重合体、アクリ
ル酸ブチル−アクリル酸共重合体及びアクリル酸イソオ
クチル−アクリル酸ブチル−アクリル酸共重合体であ
る。
ウムのような金属のイオンで架橋させることも好適であ
る。物品に対する高い接着力が長期にわたり保持され、
接着層の耐溶剤性が高まるからである。また、これら
は、ポリオレフィン樹脂材料と共に溶融されて混合され
た時に、溶融混合物の粘性を低く抑えるので、ポリオレ
フィン樹脂材料中の共重合体の分散がより均一になり、
再生ポリオレフィン樹脂材料の外観及び強度を容易に高
めうるからである。
フィン樹脂材料中に15重量%以下、特に10重量%以
下の量で含有されることが好ましい。したがって、この
含有量になる様に接着層の厚さを決定することが好適で
ある。15%重量を超えると、再生ポリオレフィン樹脂
材料の外観が不均一となり、機械的強度が劣化する。他
方、10重量%以下であれば、元のポリオレフィン樹脂
材料とほぼ同程度の破壊強度を有しうる。
細書では、少なくとも50重量%のオレフィン系モノマ
ーを重合してなる常温で粘着性を有する樹脂である。オ
レフィン系感圧性接着剤には、オレフィン系モノマーの
ホモポリマー及びコポリマー、及びオレフィン系モノマ
ーとオレフィン系モノマー以外の共重合性モノマーとの
コポリマー等が含まれる。
ために本発明で好適に用いうるオレフィン系モノマーと
しては、α−オレフィンが挙げられ、具体的には、1−
ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、
1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセ
ン、1−ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセ
ン、1−ペンタデセン及び1−ヘキサデセン等がある。
オレフィン系モノマー以外の共重合性モノマーとして
は、アクリル系モノマー、ビニル系モノマー及びスチレ
ン系モノマー等が挙げられる。
は、アタクチックポリプロピレンからなる重合体、炭素
数4〜16のα−オレフィンの単独重合体、2種以上の
炭素数4〜16のα−オレフィンの共重合体、及びこれ
らの重合体を主骨格として含む共重合体が挙げられる。
リオレフィン樹脂材料中に15重量%以下、特に10重
量%以下の量で含有されることが好ましい。したがっ
て、この含有量になる様に接着層の厚さを決定すること
が好適である。15%重量を超えると、再生ポリオレフ
ィン樹脂材料の外観が不均一となり、機械的強度が劣化
する。他方、10重量%以下であれば、元のポリオレフ
ィン樹脂材料とほぼ同程度の破壊強度を有しうる。
ませることもできる。粘着付与剤の含有量は、感圧性接
着剤100重量部に対して、好ましくは5〜100重量
部の範囲、特に好ましくは30〜70重量部の範囲であ
る。
層形成手段で接着層を設けることにより作製しうる。
層、着色層及び支持層からなるコンポジットフィルムで
ある場合、装飾用シートは、まず、通常の層形成手段を
用いて支持層の裏面上に接着層を設け、その後、支持層
の表面上に着色層、及びクリヤー層をスクリーン印刷の
ような印刷手段により設けて作成できる。
を作ることもできる。例えば、プリサイズフィルム(必
要に応じて剥離剤がその主要面上に塗布された剥離性フ
ィルム)の上に、通常の層形成手段を用いてクリヤー層
を設け、その上に着色層を設ける。その後、着色層上
に、通常の層形成手段を用いて接着層を設け、最後にプ
リサイズを剥離することにより、装飾用シートを得る。
軽いので、再生ポリオレフィン樹脂材料中に混入する量
が少量となり、好適である。この様な装飾用シートにお
いては、接着層にも着色材を含有させうる。そのことに
より、着色層の色がさらに鮮明となる。
金、または金属酸化物の蒸着層を設けてもよい。蒸着層
は、再生ポリオレフィン樹脂材料中に比較的分散し難い
材料を含むので、通常0.1μm未満、好適には0.05
μm未満の厚さで設けられる。
般に、樹脂成分、着色剤及び通常用いられる添加剤を、
ボールミル、サンドミル及び3本ロールミルのような分
散装置を用いて混合することにより調製される。着色層
成分には、分散性向上及び粘度低下の目的で有機溶媒、
水性媒体及び界面活性剤等を適宜含有させうる。
ーコーティング、ロールコーティング及び押出ダイコー
ティングのような塗布手段、又はスクリーン印刷のよう
な印刷手段により着色層に形成される。
分は、一般に、樹脂成分を混合することにより調製され
る。クリヤー層成分には、粘度低下の目的で有機溶媒、
水性媒体及び界面活性剤等を適宜含有させうる。クリヤ
ー層は着色層と同様にして形成される。
えば、押出成形して得られるフィルムをそのまま用いる
が、着色層及びクリヤー層と同様に、適当な粘度に調製
された支持層成分を調製し、これを塗布又は印刷するこ
とにより形成しても良い。
コーティング及びTダイ等を用いての押出コーティン
グ、及び別途調製した接着層のラミネート等により形成
される。
m、特に50〜200μmの厚さに形成することが好ま
しい。装飾用シートの厚さが400μmを超えると、装
飾用シートの腰が強くなり過ぎて、貼り付け作業が困難
になる。また、厚さが400μmを超える肉圧のシート
を広面積に用いると、再生ポリオレフィン樹脂材料の外
観及び機械的強度が劣化する。厚さが30μm未満で
は、腰が低くなり過ぎて、やはり貼り付け作業が困難に
なる。
0μmの厚さに形成することが好ましい。20μm未満
では接着力が低下し、50μmを超えると装飾用シート
を貼り付けた時にシートの周縁から接着剤がはみ出して
外観を悪くする。
〜50μmの厚さに形成することが好ましい。5μm未
満では保護機能が発揮されず、100μmを超えると装
飾用シートの腰が強くなり過ぎて貼り付け作業が困難に
なる。
μmの厚さに形成することが好ましい。5μm未満では
着色力が不足し、50μmを超えると着色層が支持層又
は接着層上に部分的に設けられる場合の段差が大きくな
り、クリヤー層を形成することが困難となる。また、着
色層が溶媒を含む塗料から形成される場合は、乾燥が困
難となる。
100μmの厚さに形成することが好ましい。20μm
未満では着色層の形成が困難となり、150μmを超え
るとシート全体の腰が強くなり過ぎて貼り付け作業が困
難になる。
着面には、ライナー(剥離紙)を保持しておくことが好ま
しい。これにより、装飾用シートを物品本体の表面に貼
り付けるまでの間、接着層を汚損等から保護することが
できる。
には、通常の使用量を超えない範囲において、様々な添
加剤を加えることができる。例えば、紫外線吸収剤及び
酸化防止剤等が挙げられる。
脂材料からなる基材の表面上に設けることによりシート
装飾されたポリオレフィン樹脂材料が得られる。
は、少なくとも50重量%のオレフィン系モノマーを重
合してなる常温で実質的に粘着性を有しない樹脂であ
る。ポリオレフィン樹脂には、オレフィン系モノマーの
ホモポリマー及びコポリマー、及びオレフィン系モノマ
ーとオレフィン系モノマー以外の共重合性モノマーとの
コポリマー等が含まれる。
材料は、そのまま粉砕し、溶融及び混練し、そして再度
成形することにより再生され、再利用されうる。シート
装飾されていないポリオレフィン樹脂材料をリサイクル
工程中で適宜添加することにより更に強度に優れる再生
ポリオレフィン樹脂材料が得られる。
を以下に示す。
る樹脂成分がアイオノマー樹脂から実質的になり、接着
層に含まれる樹脂成分がポリオレフィン系感圧性接着剤
から実質的になる装飾用シート。
る樹脂成分がアイオノマー樹脂から実質的になり、接着
層に含まれる樹脂成分がアクリル系感圧性接着剤から実
質的になる装飾用シート。
分がエチレン−アクリル酸共重合体から実質的になり、
支持層に含まれる樹脂成分がアイオノマー樹脂から実質
的になり、接着層に含まれる樹脂成分がアクリル系感圧
性接着剤から実質的になる装飾用シート。
る樹脂成分が溶解性パラメータが10未満のポリウレタ
ン樹脂から実質的になり、接着層に含まれる樹脂成分が
アクリル系感圧性接着剤から実質的になる装飾用シー
ト。
る樹脂成分が溶解性パラメータが10未満のアクリル樹
脂から実質的になり、接着層に含まれる樹脂成分がアク
リル系感圧性接着剤から実質的になる装飾用シート。
分がアイオノマー樹脂から実質的になり、接着層に含ま
れる樹脂成分がアクリル系感圧性接着剤から実質的にな
る装飾用シート。
分が溶解性パラメータが10未満のポリウレタン樹脂か
ら実質的になり、接着層に含まれる樹脂成分がアクリル
系感圧性接着剤から実質的になる装飾用シート。
分が溶解性パラメータが10未満のアクリル樹脂から実
質的になり、接着層に含まれる樹脂成分がアクリル系感
圧性接着剤から実質的になる装飾用シート。
説明するが、本発明はこれらに限定されない。
サイズフィルム「GS50μm」の上に、表1に示すクリ
ヤー層成分をダイ押出成形することにより厚さ50μm
のクリヤー層を形成した。その上に、着色層成分をノッ
チバーコートすることにより厚さ10μmの着色層を形
成した。その上に、剥離紙上にノッチバーコートして設
けられた接着層成分をラミネートすることにより厚さ3
0μmの接着層を形成した。最後にプリサイズを剥離す
ることにより、装飾用シートを得た。
「ハイポールJ840」100部を射出成形することによ
り、縦15cm×横7cm×厚さ5mmの板状ポリプロピレン
樹脂基材を作製した。
に裁断し、ポリプロピレン樹脂基材の表面に接着層を下
にして置き、スキージーを用いて圧着することによりシ
ート装飾されたポリプロピレン樹脂材料を得た。
樹脂材料を粉砕機を用いて粉砕し、ついで、混練機に投
入し、230℃において5分間混練した。混練物を射出
成型機を用い、縦10cm×横5cm×厚さ1mmに成形し
て、2.5重量%の装飾用シート成分を含有する板状の
再生ポリプロピレン樹脂材料を得た。
集塊がなく均一であった。ついで、デュポン式衝撃試験
法により再生ポリプロピレン樹脂材料の破壊強度を測定
した。元のポリプロピレン樹脂材料の破壊強度に対する
破壊強度の保持率を算出したところ106%であった。
プロピレン樹脂材料を幅25mmに裁断し、温度23℃、
相対湿度60%の環境下で48時間放置した。その後、
オリエンテック社製引張試験機「UCT−100」を用い
て剥離角度180゜及び剥離速度300mm/分の条件で
接着力を測定した。結果は2.11kg/25mmであっ
た。
出成形することにより厚さ50μmの支持層フィルムを
形成した。この支持層フィルムの裏面上に実施例1と同
様にして厚さ30μmの接着層を形成した。ついで、支
持層フィルムの表面上に着色層成分をノッチバーコート
することにより厚さ10μmの着色層を形成した。その
上に、クリヤー層成分をノッチバーコートすることによ
り厚さ10μmのクリヤー層を形成し、装飾用シートを
得た。
実施例1と同様にして、2.5重量%の装飾用シート成
分を含有する板状の再生ポリプロピレン樹脂材料を調製
し、外観及び機械的強度を評価した。外観は凝集塊がな
く均一であり、元のポリプロピレン樹脂材料の破壊強度
に対する破壊強度の保持率は90%であった。
の接着力も測定したところ、1.84kg/25mmであ
った。
以外は実施例2と同様にして、厚さ10μmのクリヤー
層、厚さ10μmの着色層、厚さ25μmの支持層及び厚
さ30μmの接着層を有する装飾用シートを得た。
実施例1と同様にして、2.5重量%の装飾用シート成
分を含有する板状の再生ポリプロピレン樹脂材料を調製
し、外観及び機械的強度を評価した。外観は、凝集塊が
なく均一であり、元のポリプロピレン樹脂材料の破壊強
度に対する破壊強度の保持率は100%であった。
の接着力も測定したところ、1.25kg/25mmであ
った。
以外は実施例2と同様にして、厚さ10μmのクリヤー
層、厚さ10μmの着色層、厚さ30μmの支持層及び厚
さ30μmの接着層を有する装飾用シートを得た。
実施例1と同様にして、2.5重量%の装飾用シート成
分を含有する板状の再生ポリプロピレン樹脂材料を調製
し、外観及び機械的強度を評価した。外観は、凝集塊が
なく均一であり、元のポリプロピレン樹脂材料の破壊強
度に対する破壊強度の保持率は106%であった。
の接着力も測定したところ、剥離が生じる前に装飾用シ
ートが破断し、測定不能であった。尚、装飾用シートの
破断強度は1.40kg/25mmであった。
以外は実施例2と同様にして、厚さ10μmのクリヤー
層、厚さ10μmの着色層、厚さ30μmの支持層及び厚
さ30μmの接着層を有する装飾用シートを得た。
実施例1と同様にして、2.5重量%の装飾用シート成
分を含有する板状の再生ポリプロピレン樹脂材料を調製
し、外観及び機械的強度を評価した。外観は、凝集塊が
なく均一であり、元のポリプロピレン樹脂材料の破壊強
度に対する破壊強度の保持率は100%であった。
の接着力も測定したところ、剥離が生じる前に装飾用シ
ートが破断し、測定不能であった。尚、装飾用シートの
破断強度は0.52kg/25mmであった。
以外は実施例1と同様にして、厚さ10μmのクリヤー
層、厚さ10μmの着色層及び厚さ30μmの接着層を有
する装飾用シートを得た。
実施例1と同様にして、2.5重量%の装飾用シート成
分を含有する板状の再生ポリプロピレン樹脂材料を調製
し、外観及び機械的強度を評価した。外観は、凝集塊が
なく均一であり、元のポリプロピレン樹脂材料の破壊強
度に対する破壊強度の保持率は118%であった。
の接着力も測定したところ、剥離が生じる前に装飾用シ
ートが破断し、測定不能であった。尚、装飾用シートの
破断強度は1.20kg/25mmであった。
以外は実施例1と同様にして、厚さ10μmのクリヤー
層、厚さ10μmの着色層及び厚さ30μmの接着層を有
する装飾用シートを得た。
実施例1と同様にして、2.5重量%の装飾用シート成
分を含有する板状の再生ポリプロピレン樹脂材料を調製
し、外観及び機械的強度を評価した。外観は、凝集塊が
なく均一であり、元のポリプロピレン樹脂材料の破壊強
度に対する破壊強度の保持率は106%であった。
の接着力も測定したところ、剥離が生じる前に装飾用シ
ートが破断し、測定不能であった。尚、装飾用シートの
破断強度は0.45kg/25mmであった。
以外は実施例2と同様にして、厚さ10μmのクリヤー
層、厚さ10μmの着色層、厚さ30μmの支持層及び厚
さ30μmの接着層を有する装飾用シートを得た。
実施例1と同様にして、2.5重量%の装飾用シート成
分を含有する板状の再生ポリプロピレン樹脂材料を調製
し、外観及び機械的強度を評価した。外観は、装飾用シ
ートの樹脂成分が均一に分散しておらず、凝集塊が観察
され、元のポリプロピレン樹脂材料の破壊強度に対する
破壊強度の保持率は88%であった。
の接着力も測定したところ、剥離が生じる前に装飾用シ
ートが破断し、測定不能であった。尚、装飾用シートの
破断強度は1.15kg/25mmであった。
TMPE−190」を用いた。これは、熱硬化型ポリウレ
タン樹脂からなる厚さ10μmのクリヤー層、ポリウレ
タン樹脂を含むインク組成物からなる厚さ10μmの着
色層、塩化ビニル系樹脂からなる厚さ50μmの支持層
及びアクリル系感圧性接着剤からなる厚さ30μmの接
着層を有する。
例1と同様にして、2.5重量%の装飾用シート成分を
含有する板状の再生ポリプロピレン樹脂材料を調製し、
外観及び機械的強度を評価した。外観は、装飾用シート
の樹脂成分が均一に分散しておらず、凝集塊が観察さ
れ、元のポリプロピレン樹脂材料の破壊強度に対する破
壊強度の保持率は78%であった。
の接着力も測定したところ、1.82kg/25mmであ
った。
料をそのまま再生処理した場合でも、均一な外観及び優
れた機械的強度を有する再生ポリオレフィン樹脂材料を
与えうる装飾用シートが提供された。
Claims (4)
- 【請求項1】 樹脂フィルムからなる装飾層と接着性樹
脂を含んでなる接着層とを有する装飾用シートにおい
て、 該装飾層に含まれる樹脂成分がアイオノマー樹脂、溶解
性パラメータが10未満のアクリル樹脂及び溶解性パラ
メータが10未満のポリウレタン樹脂からなる群から選
ばれる少なくとも1種の樹脂から実質的になる装飾用シ
ート。 - 【請求項2】 前記接着層に含まれる樹脂成分がポリオ
レフィン系感圧性接着剤又はアクリル系感圧性接着剤か
ら実質的になる請求項1記載の装飾用シート。 - 【請求項3】 ポリオレフィン樹脂材料からなる基材
と、その表面上に設けられた請求項1に記載の装飾用シ
ートとを、有するシート装飾されたポリオレフィン樹脂
材料。 - 【請求項4】 請求項3に記載のシート装飾されたポリ
オレフィン樹脂材料を粉砕する工程と;粉砕されたポリ
オレフィン樹脂材料を溶融及び混練する工程と;溶融さ
れたポリオレフィン樹脂材料を成形する工程とを;包含
するシート装飾されたポリオレフィン樹脂材料のリサイ
クル方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7352295A JP3595598B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | シート装飾されたポリオレフィン樹脂材料、およびシート装飾されたポリオレフィン樹脂材料のリサイクル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7352295A JP3595598B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | シート装飾されたポリオレフィン樹脂材料、およびシート装飾されたポリオレフィン樹脂材料のリサイクル方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08269409A true JPH08269409A (ja) | 1996-10-15 |
JP3595598B2 JP3595598B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=13520664
Family Applications (1)
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JP7352295A Expired - Fee Related JP3595598B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | シート装飾されたポリオレフィン樹脂材料、およびシート装飾されたポリオレフィン樹脂材料のリサイクル方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3595598B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002114951A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-16 | Nitto Denko Corp | ラインテープ |
US7335424B2 (en) | 2001-03-29 | 2008-02-26 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Ionomer laminates and articles formed from ionomer laminates |
US7405008B2 (en) | 2001-03-29 | 2008-07-29 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Ionomer laminates and articles formed from ionomer laminates |
US7479327B2 (en) | 2003-05-27 | 2009-01-20 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Tie-layer materials for use with ionomer-based films and sheets as skins on other materials |
US7544420B2 (en) | 2003-05-27 | 2009-06-09 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Backing layers and substrates for articles formed from ionomer laminates |
US8076000B2 (en) | 2003-05-27 | 2011-12-13 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Tie-layer materials for use with ionomer-based films and sheets as skins on other materials |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7352295A patent/JP3595598B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002114951A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-16 | Nitto Denko Corp | ラインテープ |
US7335424B2 (en) | 2001-03-29 | 2008-02-26 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Ionomer laminates and articles formed from ionomer laminates |
US7405008B2 (en) | 2001-03-29 | 2008-07-29 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Ionomer laminates and articles formed from ionomer laminates |
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US7544420B2 (en) | 2003-05-27 | 2009-06-09 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Backing layers and substrates for articles formed from ionomer laminates |
US8076000B2 (en) | 2003-05-27 | 2011-12-13 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Tie-layer materials for use with ionomer-based films and sheets as skins on other materials |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3595598B2 (ja) | 2004-12-02 |
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