JPH04353584A - 粘着テープ - Google Patents

粘着テープ

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JPH04353584A
JPH04353584A JP12958591A JP12958591A JPH04353584A JP H04353584 A JPH04353584 A JP H04353584A JP 12958591 A JP12958591 A JP 12958591A JP 12958591 A JP12958591 A JP 12958591A JP H04353584 A JPH04353584 A JP H04353584A
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adhesive
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adhesive tape
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Hiroshi Gocho
牛膓 宏
Yukio Kusaka
日下 幸雄
Hirotoshi Yanase
柳瀬 博俊
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着テープに関する。 さらに詳しくいえば、接着対象とした発泡スチロールな
どの製品が不要になった場合の廃棄物再生にあたり、貼
りつけた粘着テープを該発泡スチロール製品からはがす
ことを必要とせず、そのままで廃棄物再生が可能な粘着
テープに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】発泡スチロール製の容
器は、軽量性、耐水性、断熱性などの利点があることか
ら、野菜や水産物などをはじめとし広くいろいろな物の
保存、運搬などに使用されている。これらの容器を使用
するにあたっては、内容物や会社名、その他の表示のた
め紙ラベルやフィルムテープを貼りつけることが広く行
われている。
【0003】たとえばフィルムテープの場合、内容、社
名などの必要事項をあらかじめ印刷したテープを用意し
ておき、所定の寸法に切りながら発泡スチロール容器に
貼りつけられる。このようなテープとしては、二軸延伸
ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)などを基材
とするものが印刷の仕上りが美麗であることなどのため
よく使用されている。又、容器内の密封性を確保するた
め、テープを蓋の周囲に貼ることも多い。
【0004】最近、不要物廃棄が環境に及ぼす影響、又
は資源保護の問題が注目されるに及び、不要になった物
についても、そのまま廃棄しないでこれを再利用するた
め再生することの可能性が考えれるようになって来てい
る。とくに、発泡スチロール製容器については、これを
回収し、再溶融、再生することが特に必要とされ、種々
の方策が提案されている。しかしながら、このような再
生にあたっては、容器面に貼付した紙ラベルや粘着テー
プの存在が再生の障害になることが指摘されはじめてお
り、その問題の解決が真剣に望まれている。
【0005】すなわち、紙ラベルが貼りつけられたまま
の状態では、ポリスチロール製品を再生するため溶融し
た場合溶融しないで残り異物となってライン詰まりの原
因になることが往々にしてある。又OPPフィルムの場
合は、ポリプロピレンが融点が低いため、ポリスチロー
ルを溶解する場合に一緒に溶解してしまい、再生ペレッ
トの中に混入してしまう。再生ペレット中に混入すると
、その後に行われる発泡工程において、ポリスチロール
とポリプロピレンとでは発泡倍率が異なるため、均一性
ある製品表面が得られず、製品の凹凸を招く原因になっ
てしまう。
【0006】このためポリスチロール製品の再生にあた
っては、廃棄物として回収した際に、紙ラベルやOPP
テープを剥がす必要があった。しかし剥がすための作業
は非常に手間と時間がかかる作業でありしかも完全な除
去は困難であった。
【0007】本発明者らは、このような課題を解決する
ためには、廃棄物回収後の剥がしを行う必要のない、す
なわち、貼ったままでも再生処理を行うことができる粘
着テープを開発することが必要であると考えこのような
粘着テープを提供するための研究を行った。
【0008】回収後の剥がしの必要のないテープを得る
ためには、ポリスチレン系樹脂を基材とすることが適当
であろうことは容易に考えられることである。しかしな
がら、このようなポリスチレン系樹脂フィルムをテープ
基材としようとすると、粘着加工上各種の問題点があり
、これを解決しなければならず、単純に達成できること
ではなかった。
【0009】一般に、粘着剤をその形態から大きく三つ
に分類すると、溶剤型、エマルジョン型、ホットメルト
型に分類できる。ところが、ポリスチレン系樹脂フィル
ムに粘着剤を加工しようとする時、このいずれの型の粘
着剤を使用しても、解決すべき困難な問題がある。
【0010】第一の溶剤型の粘着剤の場合には、トルエ
ンや酢酸エチルといった、一般に粘着剤の溶剤として使
用されている溶剤に対して、ポリスチレン系樹脂フィル
ムも非常に良く溶解してしまう。そのため、溶剤型の粘
着剤を使用してテープを作る際は、ポリスチレン系樹脂
フィルムの溶解を回避するため一旦、他の剥離紙に塗工
し、その後ポリスチレン系樹脂フィルムと貼り合わせて
からこの剥離紙を剥がすという工程が必要となってくる
。しかも、このような複雑な転写法で製造したものなの
に粘着剤と基材フィルムとの密着性が乏しく、さらに、
工程剥離紙を使用するため、コスト的に高いものになっ
てしまい、従来使用されてきた、OPPフィルムベース
のテープとの価格競争力がなくなってしまう。
【0011】エマルジョン型粘着剤を使用する場合には
、フィルム基材が溶けてしまうことはないが、粘着剤の
ポリスチレン系フィルムに対する密着性、投錨性が悪い
。そのため、一旦貼り付けを行っても、貼り付けに失敗
し、貼り直しをしようとしたりすると、ポリスチレン系
フィルム基材と粘着剤層との間で剥がれてしまい、発泡
スチロール箱の方に粘着剤が残ってしまうことが起こる
。また、作業中なにかの拍子に粘着剤面が他のものに着
くと、やはり、剥がす時に粘着剤だけが相手に残ってし
まうので、大変その始末に困ることになる。
【0012】ホットメルト型粘着剤の場合は、ポリスチ
レン系フィルムの耐熱性が低すぎるため、塗工時に、フ
ィルムの熱による収縮がおこってしまい、加工できない
【0013】以上のように、ポリスチレン系フィルムの
粘着加工には、それぞれ難点があり、これまでポリスチ
レン系フィルムテープを製造することはできなかった。
【0014】本発明のこのような問題のない粘着テープ
を製造し、これを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、本発明を完成した。
【0016】すなわち本発明は、ポリスチレン系樹脂フ
ィルムを基材とし、この基材に溶解度パラメーター値が
8ないし10の有機溶剤を0.5〜15%(重量)の範
囲で含むエマルジョン型粘着剤を塗布乾燥して形成した
粘着層を設けてなる粘着テープに関するものである。
【0017】基材とするポリスチレン系樹脂フィルムに
は、ポリスチレン単独フィルムは勿論であるがポリスチ
レンに他のポリマーをブレンドしたものや、スチレンと
他のモノマーとの共重合ポリマーなどから成膜して得ら
れるフィルムも含まれる。好ましい共重合ポリマーとし
てはゴム変性ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・
スチレン共重合体)などを挙げることができる。
【0018】粘着層を形成するためには溶解度パラメー
ターが8ないし10である有機溶剤をエマルジョン型粘
着剤中に配合する。
【0019】溶解度パラメーターは、純液体1ml当り
の蒸発エネルギーの平方根で表わされる。その物質1m
l当りの気体状態(相互作用がほとんど0)と液体状態
(弱い相互作用がある)とのエネルギー差を意味し、分
子間力に関するパラメーターとなる。この溶解度パラメ
ーターは、プラスチックスに溶剤を塗布し、その表面を
溶解させて接着したり、接着剤を溶剤と混合したり又は
2種以上の重合体の混合接着剤などの製造にあたって有
用なパラメーターであり、日本化学会編「化学便覧応用
編」第2版第742−5ページ(昭和41年丸善(株)
発行)には、種々の主要な溶剤の溶解性パラメーターの
値が示されている。
【0020】溶解度パラメーターが8ないし10の有機
溶剤を使用するのは、この範囲の溶剤がポリスチレンフ
ィルムをよく溶解することができる良好な溶剤であるこ
とに基づく、このため本発明では溶解度パラメーターが
8ないし10の溶剤を使用しなければならない。この範
囲を外れる有機溶剤は実際上好結果を与えない。
【0021】溶解度パラメーター8〜10の溶剤として
は、例えばトルエン(8.9)、キシレン(8.8)、
ベンゼン(9.1)などの芳香族炭化水素、酢酸メチル
(9.6)、酢酸エチル(9.10)などのエステル類
、アセトン(9.77)、メチルエチルケトン(9.2
7)などのケトン類、クロロホルム(9.21)、四塩
化炭素(8.65)などのハロゲン化炭化水素および二
硫化炭素(9.97)などが挙げられる。
【0022】エマルジョン型粘着剤としては、アクリル
酸エステル系、スチレン・ブダジエン系、エチレン・酢
酸ビニル系、あるいはそれらの混合系など、公知のもの
が使用できる。
【0023】アクリル酸エステル系エマルジョン型粘着
剤は、例えば、アクリル酸および/またはメタクリル酸
のアルキルエステルを主たる単量体成分として使用し、
これに共重合可能なα,β−不飽和カルボン酸並びに必
要に応じて他の共重合可能な単量体とを乳化剤およびラ
ジカル重合開始剤の存在下にエマルジョン重合させるこ
とにより得られる。主たる単量体成分であるアクリル酸
エステル又はメタクリル酸エステル(以下アクリル及び
メタクリルの用語を総称して(メタ)アクリルという)
としては(メタ)アクリル酸nブチル及び(メタ)アク
リル酸2エチルヘキシル等があり、これらの少なくとも
1種を単量体総量に対し50〜99重量%、望ましくは
65〜99重量%使用することが有効である。これらの
単量体と共重合しうる単量体としては、(メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アク
リル酸プロピル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、塩
化ビニル、スチレンおよびアクリロニトリル等があり、
これらの少なくとも1種を単量体総量に対し0〜50重
量%、望ましくは0〜35重量%使用する。α,β−不
飽和カルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸及びフマル酸など
があり、これらの少なくとも1種を単量体総量に対し0
.1〜10重量%、望ましくは0.5〜5重量%をも使
用することが有効である。
【0024】又、さらに必要に応じて、(メタ)アクリ
ル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシ
プロピル、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)ア
クリルアミドおよびN−メチロール(メタ)アクリルア
ミド等の官能基を有する単量体を使用することができ、
これらの少なくとも1種を単量体総量に対し0〜10重
量%、望ましくは0〜5重量%を使用することが有効で
ある。
【0025】このアクリル酸エステル系エマルジョン型
粘着剤は、必要に応じて、ロジン誘導体などの粘着付与
剤を含むことも出来る。
【0026】アクリル酸エステル系エマルジョン型粘着
剤以外にも、スチレン・ブタジエン系エマルジョン型粘
着剤やエチレン・酢酸ビニル系エマルジョン型粘着剤も
使用出来る。
【0027】被着体が発泡スチロールなので、粘着剤の
発泡スチロールに対する接着力が100g/25mm以
上あることが望ましい。また、被着体にたいする食いつ
きを要求されるのでJ.Dow法によるボールタックが
10以上有ること、さらには、濡れた野菜や水産物を入
れた発泡スチロール箱に貼られるのであるから、ある程
度の耐水性が必要である。
【0028】このようなエマルジョン型粘着剤に、溶解
度パラメーター8ないし10の溶剤を加える。溶剤を混
ぜる際は、エマルジョン型粘着剤を静かに撹拌しながら
、溶剤をすこしづつ添加していく必要がある。急激に添
加すると、エマルジョンが破壊されて、ゲル化してしま
うことがある。溶剤の添加量によって違うが、少なくと
も10分以上、望ましくは30分以上かけて徐々に添加
することが必要である。
【0029】溶剤の添加量は、エマルジョンの総重量に
対して、0.5%〜15%、好ましくは0.5%〜10
%とする。溶剤の添加量が0.5%より少ないと、粘着
剤の基材フィルムに対する投錨性が良くならない。15
%より多すぎるとほとんどのエマルジョン型粘着剤はゲ
ル化してしまい、使用できなくなってしまう。最適量は
、エマルジョンの成分、固形分、粒子径、乳化剤の種類
や濃度、添加溶剤の種類によって左右されるので、その
都度決定する必要がある。この様な有機溶剤は水に不溶
のものであるが、エマルジョン型粘着剤中の乳化剤によ
る可溶化やポリマー粒子の吸収膨張により、前記の範囲
の有機溶剤を加えることが可能となる。
【0030】本発明において、溶解度パラメーターが8
ないし10の有機溶剤を0.5〜15%含むエマルジョ
ン型粘着剤を塗布乾燥して粘着層を形成するにあたって
は、テープ面の接着を避けるため、基体の粘着層とは反
対側の面に剥離処理行うのが普通である。剥離処理を行
うにあたっては、シリコーン系、非シリコーン系のいず
れの剥離剤を使用してもよい。これら剥離処理は、通常
の粘着テープの場合と同様粘着層形成に先立って行うの
が普通である。ただし、ポリスチレン系樹脂フィルムの
溶剤である芳香族炭化水素やケトン類が使用できないの
は言うまでもない。例えば、炭素数5〜7の脂肪族炭化
水素に分散溶解したシリコーン系剥離剤を、ドライで0
.1g/m2〜1.0g/m2になるように塗工し、や
はり90℃以上の温度で乾燥することにより剥離処理す
る。塗工方式としては、グラビアコーター、バーコータ
ー、ロールコーターなどの公知の方式が用いられる。
【0031】又、ポリスチレン系樹脂フィルムをテープ
化するさい、印刷を行うことが多い。この場合使用でき
る印刷インキとしては、一般に市販されているポリスチ
レン系樹脂フィルム用の印刷インキであれば良い。これ
らの印刷インキにおいても当然のことながら、芳香族炭
化水素やケトン類のようなポリスチレン系樹脂フィルム
の良溶剤は使用されず、脂肪族炭化水素やアルコール類
などの貧溶剤が使用される。印刷方式としては、グラビ
ア印刷方式や、フレキソ印刷方式などの公知の印刷方式
が適用される。
【0032】一例を記せばブチルジグリコールアセテー
トマレイン酸樹脂などをバインダーとする印刷インキに
炭素数4〜5のアルコールを溶媒として加え、粘度を調
整した後にグラビア印刷機を利用して印刷する。なお、
この時の乾燥温度はフィルムの耐熱温度を考慮して、9
0℃以下にすることが好ましい。
【0033】<実施例>以下、実施例により本発明を説
明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるも
のではない。
【0034】実施例1.厚さ40μの無色透明なポリス
チレンフィルムの一面に、シリコーン系剥離剤X62−
2416(信越化学(株)製)のノルマルヘキサン希釈
液(固形分濃度2%)をグラビアコーターでウエット量
5g/m2塗工し、設定温度90℃で緩やかに乾燥した
【0035】エマルジョン型粘着剤BPW−5037(
東洋インキ(株)製)を静かに撹拌しながら、3重量%
のトルエン(溶解度パラメーター8.9)を約30分か
けて徐々に添加した。溶剤の添加終了後、さらに約30
分間静かに撹拌を続けた後、120メッシュの濾布によ
り濾過を行った。
【0036】この粘着剤を、前記のように剥離処理した
ポリスチレンフィルムの、剥離処理面とは反対がわに、
ロールコーターによって、ドライ量35g/m2になる
ように塗工、乾燥後、巻き取ってテープにした。
【0037】このようにして製造した粘着テープの接着
力、ボールタック、保持力、基材への粘着剤の投錨性は
表1の通り良好であり、発泡スチロール箱への実使用テ
ストの結果もまた良好であった。
【0038】実施例2.厚さ30μの無色透明なポリス
チレンフィルムの一面に、非シリコーン系剥離剤ピーロ
イル1010(一方社油脂(株)製)のノルマルヘキサ
ン希釈液(固形分濃度1%)をグラビアコーターでウエ
ット量10g/m2塗工し、設定温度90℃で緩やかに
乾燥した。
【0039】同フィルムの反対面に東洋インキ製造(株
)製のポリスチレンフィルム用印刷インキPW−606
−12(東洋インキ製造(株)製)により印刷層を設け
た。
【0040】エマルジョン型粘着剤TS−1219(日
本カーバイド(株)製)を静かに撹拌しながら、5.5
重量%のメチル・エチル・ケトン(溶解度パラメーター
9.27)を約30分かけて徐々に添加した。添加終了
後、さらに約30分間静かに撹拌を続けた後、120メ
ッシュの濾布により濾過を行った。
【0041】この粘着剤を、剥離、印刷処理したポリス
チレンフィルムの印刷面の上から、コンマコーターによ
って、ドライ量40g/m2になるように塗工、乾燥後
、巻き取ってテープにした。
【0042】このようにして製造した粘着テープの接着
力、ボールタック、保持力、基材への粘着剤の投錨性は
表1の通り良好であり、発泡スチロール箱への実使用テ
ストの結果もまた良好であった。
【0043】比較例1.粘着剤にトルエンを添加しなか
った以外は、実施例1と同じようにして、テープを製造
した。
【0044】比較例2.粘着剤にトルエンを添加しなか
った以外は、実施例2と同じようにして、テープを製造
した。
【0045】比較例1,2の粘着テープは、接着力、ボ
ールタック、保持力などについてはそれぞれ実施例1,
2の場合とほぼ同じであったが、基板への接着剤の投錨
性は格段に劣り又作業性は良好とはいえなかった。
【0046】表1の、接着力、ボールタック、保持力、
基板への投錨性はJISZ0237に示されている方法
で測定した。
【0047】
【発明の効果】本発明により、発泡スチロール製品に特
に効果的、実用的に使用でき、かつ発泡スチロール製品
を廃棄物再生する場合、事前に剥がし処理をする必要性
なくそのままで再生処理を可能とするポリスチレン系樹
脂フィルムを基材とする粘着テープを提供することがで
きた。
【0048】本発明の粘着テープは粘着物性はもちろん
、基材に対する投錨力がすぐれ、作業性も良好である。 コスト的にも低い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリスチレン系樹脂フィルムを基材と
    し、この基材に溶解度パラメーター値が8ないし10の
    有機溶剤を0.5〜15%(重量)の範囲で含むエマル
    ジョン型粘着剤を塗布乾燥して形成した粘着層を設けて
    成ることを特徴とする粘着テープ。
JP12958591A 1991-05-31 1991-05-31 粘着テープ Expired - Lifetime JP2966965B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0867857A (ja) * 1994-08-31 1996-03-12 Kuramoto Sangyo:Kk Abs樹脂製被着体用感圧接着シート
JP2005309953A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Dainippon Printing Co Ltd インターポーザ付シートの巻体およびicタグ
CN114410243A (zh) * 2021-12-27 2022-04-29 深圳市兴益峰科技有限公司 一种胶粘制品胶带生产工艺

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