JPH08269111A - ポリマー粒子分散液の製造方法、ポリマー粒子の精製方法およびポリマーの変性方法 - Google Patents

ポリマー粒子分散液の製造方法、ポリマー粒子の精製方法およびポリマーの変性方法

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JPH08269111A
JPH08269111A JP9325895A JP9325895A JPH08269111A JP H08269111 A JPH08269111 A JP H08269111A JP 9325895 A JP9325895 A JP 9325895A JP 9325895 A JP9325895 A JP 9325895A JP H08269111 A JPH08269111 A JP H08269111A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コロイド分散液状乃至スラリー状として取り
扱えるN−ビニルホルムアミドとアクリロニトリルのポ
リマー粒子の分散液の製造方法、ポリマー粒子の精製方
法、およびポリマーの変性方法を提供すること。 【構成】 N−ビニルホルムアミドとアクリロニトリル
の混合物を水性媒体中において、水溶性無機ハロゲン化
物および/または水溶性高分子からなる粒径調整剤の存
在下で共重合する水不溶性ポリマー粒子の分散液の製造
方法、この分散液から水不溶性ポリマー粒子を分離する
ポリマー粒子の精製方法、および水不溶性ポリマー粒子
を水溶性ないし水膨潤性ポリマーにするポリマーの変性
方法により目的を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリマー粒子分散液の製
造方法、ポリマー粒子の精製方法およびポリマーの変性
方法に関するものであり、詳しくはN−ビニルホルムア
ミド共重合体などの水不溶性ポリマー粒子を分散した分
散液の製造方法、この分散液からポリマー粒子を分離す
るポリマー粒子の精製方法、および水不溶性ポリマー粒
子を水溶性ないし水膨潤性ポリマーにするポリマーの変
性方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアミンは製紙用の添加剤、廃
水処理用の凝集剤を始めとする水溶性高分子物質の用途
分野に優れた効果を発揮する。特に、有機汚泥の脱水用
凝集剤として使用することにより、脱水汚泥の含水率を
下げ、汚泥の処理効率を著しく向上させる効果がある。
ポリビニルアミンの製造法としては従来、ポリアクリル
アミドのホフマン分解が知られている。また、N−ビニ
ルホルムアミドを重合して得られるポリN−ビニルホル
ムアミドの加水分解により製造することができる(特開
昭58−23809号公報)。
【0003】ポリビニルアミンの諸物性を更に向上させ
るためN−ビニルホルムアミドとともに疎水性モノマー
であるアクリロニトリルを共重合させ、この共重合体中
のホルムアミド基を同様に加水分解したビニルアミン単
位を含む水溶性高分子も提案されている(特開昭59−
39399号公報)。
【0004】このN−ビニルホルムアミドとアクリロニ
トリル共重合体は水不溶性であるため、水性媒体中で重
合することにより、共重合体は沈殿物として得られるの
で、重合後の共重合体の分離、回収、更に加水分解工程
への移送など、取り扱いが容易であり工業操作上、望ま
しいとされている。しかし、重合時に生成した水不溶性
共重合体粒子は粒子同志が合着、或は重合容器の器壁、
攪拌機などに付着し、塊状化するという欠点がある。特
に低分子量の共重合体の場合は、その傾向が顕著であ
る。そのため、有機溶剤中でこれに溶解する高分子分散
剤を使用してN−ビニルホルムアミドの重合を行う方法
が提案されている(特開平6−122725号公報)。
【0005】しかし、この方法では得られた重合体を加
水分解する際に有機溶剤を分離する操作が必要となるな
ど効率的に行うことが出来ない。従って、水性媒体中で
共重合体が塊状化することなく、また重合容器の器壁、
攪拌機などに付着することなく、流動状態で取り扱うこ
とができるN−ビニルホルムアミド共重合体などの製造
方法の開発が強く望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水性
媒体中で共重合体が塊状化することなく、また重合容器
の器壁、攪拌機などに付着することなく、流動状態で取
り扱うことができるN−ビニルホルムアミド共重合体な
どの水不溶性ポリマー粒子を分散した分散液の製造方
法、この分散液からポリマー粒子を分離するポリマー粒
子の精製方法および水不溶性ポリマー粒子を水溶性ない
し水膨潤性ポリマーにするポリマーの変性方法を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者はN−ビニルホ
ルムアミドとアクリロニトリルを水性媒体中で共重合す
る方法において生成する共重合体粒子の塊状化を防止す
る方法につき、鋭意検討を行った結果、水溶性無機ハロ
ゲン化物および/又は水溶性高分子などの粒径調整剤の
存在下で共重合を行うことにより、共重合体の塊状化が
抑制され、共重合体はコロイド分散液乃至スラリー状と
して取り扱うことができることを見出し本発明を完成し
た。
【0008】本発明の請求項1の発明は、N−ビニルカ
ルボン酸アミドおよびアクリロニトリルを含有するモノ
マー混合物と水の重量比が0.05〜0.3:1である
モノマー水溶液を重合させて水不溶性ポリマー粒子の分
散液を得るにあたり、水溶性無機ハロゲン化物および/
又は水溶性高分子から成る粒径調整剤を使用することを
特徴とするポリマー粒子分散液の製造方法である。
【0009】本発明の請求項2の発明は、請求項1に記
載のポリマー粒子分散液の製造方法において、N−ビニ
ルカルボン酸アミドがN−ビニルホルムアミドであるこ
とを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3の発明は、請求項1に記
載のポリマー粒子分散液の製造方法において、水溶性無
機ハロゲン化物の水に対する重量比が0.05〜0.
5:1であることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4の発明は、請求項3に記
載のポリマー粒子分散液の製造方法において、水溶性無
機ハロゲン化物が塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩
化アンモニアム、臭化カリウムおよびそれらの混合物の
中から選ばれる一つであることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項5の発明は、請求項3に記
載のポリマー粒子分散液の製造方法において、水溶性無
機ハロゲン化物が塩化ナトリウムであることを特徴とす
る。
【0013】本発明の請求項6の発明は、請求項1に記
載のポリマー粒子分散液の製造方法において、水溶性高
分子がモノマーに対して0.005〜1:1の重量比率
であることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項7の発明は、請求項6に記
載のポリマー粒子分散液の製造方法において、水溶性高
分子がノニオン性またはカチオン性高分子であることを
特徴とする。
【0015】本発明の請求項8の発明は、請求項6に記
載のポリマー粒子分散液の製造方法において、水溶性高
分子がN−ビニルホルムアミドの(共)重合物および/
又はその変性物、N−ビニルアセトアミドの(共)重合
物および/又はその変性物、ポリビニルアルコール、ポ
リジメチルジアリルアンモニウム塩、メチルヒドロキシ
セルロース、ポリアクリルアミド、ジアルキルアミノア
ルキル(メタ)アクリレートの(共)重合物および/又
はその四級化物、ジアルキルアミノアルキル(メタ)ア
クリルアミドの(共)重合物および/又はその四級化
物、およびこれら水溶性高分子の混合物の中から選ばれ
る一つであることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項9の発明は、請求項6に記
載のポリマー粒子分散液の製造方法において、水溶性高
分子がN−ビニルホルムアミドの(共)重合物および/
又はその変性物、あるいはN−ビニルアセトアミドの
(共)重合物および/又はその変性物であることを特徴
とする。
【0017】本発明の請求項10の発明は、請求項1〜
9に記載のポリマー粒子分散液の製造方法において、得
られた水不溶性ポリマー粒子の平均粒径が1〜5000
ミクロンであることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項11の発明は、請求項1〜
10に記載のポリマー粒子分散液の製造方法において、
N−ビニルカルボン酸アミドとアクリロニトリルのモル
比が35:65〜55:45の範囲にあることを特徴と
する。
【0019】本発明の請求項12の発明は、請求項1〜
11に記載された製造方法により得られたポリマー粒子
分散液をポリマー粒子と分散媒とに分離する操作を行う
ことを特徴とするポリマー粒子の精製方法である。
【0020】本発明の請求項13の発明は、請求項1〜
11に記載された製造方法により得られたポリマー粒子
分散液をポリマー粒子と分散媒とに分離した後、ポリマ
ー粒子を水洗することを特徴とするポリマー粒子の精製
方法である。
【0021】本発明の請求項14の発明は、請求項1〜
11に記載された製造方法により得られた水不溶性ポリ
マー分散液を酸またはアルカリにより加水分解して水溶
性ないし水膨潤性ポリマーを得ることを特徴とするポリ
マーの変性方法である。
【0022】本発明の請求項15の発明は、請求項12
〜13に記載された精製方法により得られた水不溶性ポ
リマー粒子を酸またはアルカルにより加水分解して水溶
性ないし水膨潤性ポリマーを得ることを特徴とするポリ
マーの変性方法である。
【0023】本発明の請求項16の発明は、請求項14
〜15に記載のポリマーの変性方法において、塩酸によ
り加水分解することを特徴とする。
【0024】以下に本発明を詳細に説明する。本発明は
具体的には例えば、N−ビニルホルムアミドとアクリロ
ニトリルの混合物を水性媒体中でラジカル重合によって
重合反応し、生成する水不溶性のポリマー(以下共重合
体と称す)をコロイド分散液乃至スラリー状として得る
方法である。水不溶性の共重合体粒子の平均粒径は特に
限定されないが、好ましくは通常約1〜5000ミクロ
ンの範囲が作業性が良好である。重合方法としては公知
の重合方法がいずれも使用されるが、具体的には、例え
ば、混合モノマーを水性媒体中で攪拌下、ラジカル重合
開始剤を使用して重合させることができる。
【0025】この際のN−ビニルホルムアミドとアクリ
ロニトリルを含有するモノマー混合物と水の重量比は
0.05〜0.3:1である。モノマー混合物と水の重
量比が0.3:1以上であると攪拌が困難となり、0.
05:1以下であると生産効率低下となるので好ましく
ない。N−ビニルホルムアミドとアクリロニトリルのモ
ル比は5:95〜55:45、好ましくは35:65〜
55:45が使用される。また、モノマー濃度は5〜3
0重量%、好ましくは5〜20重量%である。
【0026】ラジカル重合開始剤としては、例えば2,
2′−アゾビス−2−アミジノプロパン2塩酸塩、4,
4′−アゾビス−4−シアノ吉草酸ナトリウム塩、2,
2′−アゾビス−N,N′−ジメチレンイソブチルアミ
ジン・2塩酸塩などのアゾ系開始剤が好適である。ま
た、これらの重合開始剤はその他の酸化系及び/又は還
元系の開始剤を併用してもよい。重合開始剤の使用量
は、通常モノマーに対して、100〜10000ppm
程度である。
【0027】分子量を低下させる連鎖移動剤としてはメ
タノール、エタノール、2−プロパノールなどのアルコ
ール類、メルカプトエタノールなどの含硫黄化合物が挙
げられる。その使用量はモノマーに対してアルコール類
では0.1〜200重量%、メルカプトエタノールでは
0.01〜10重量%である。
【0028】水性媒体としては、水単独が好ましいが、
水と均一に混合する有機溶媒、例えばジメチルスルホキ
シド、メタノール、N−メチルピロリドンなどを水に混
合しても良い。
【0029】本発明の共重合に使用する粒径調整剤の一
つである水溶性無機ハロゲン化物としては、例えば、塩
化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化
カルシウム、塩化バリウム、塩化アンモニウム、臭化ナ
トリウム、臭化カリウムなどアルカリ金属、アルカリ土
類金属、アンモニウムなどの塩化物および/または臭化
物を挙げることができる。これらの水溶性無機ハロゲン
化物の使用量は水性媒体に対して2重量%以上好ましく
は5重量%以上である。2重量%以下では重合時に生成
した共重合体粒子は合着し、塊状となり易い。また水溶
性無機ハロゲン化物の飽和水溶液も使用され、2種以上
の水溶性無機ハロゲン化物を混合して使用することもで
きる。
【0030】また、本発明においては、他の粒径調整剤
である水溶性高分子の共存下で共重合を行うこともでき
る。本発明の共重合に使用する水溶性高分子としては、
例えば、ノニオン性高分子またはカチオン性高分子であ
り、具体的には、N−ビニルホルムアミドの(共)重合
物および/又はその変性物、N−ビニルアセトアミドの
(共)重合物および/又はその変性物、ポリビニルアル
コール、ポリジメチルジアリルアンモニウム塩、メチル
ヒドロキシセルロース、ポリアクリルアミド、ジアルキ
ルアミノアルキル(メタ)アクリレートの(共)重合物
および/又はその四級化物、ジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリルアミドの(共)重合物および/又はそ
の四級化物、およびこれら水溶性高分子の混合物などを
挙げることができる。これらの中でもN−ビニルホルム
アミドの(共)重合物および/又はその変性物、N−ビ
ニルアセトアミドの(共)重合物および/又はその変性
物が好ましく、特にポリN−ビニルホルムアミドが好ま
しい。水溶性高分子の使用量はモノマーに対して0.5
〜100重量%、好ましくは2〜50重量%である。
0.5重量%以下では、重合時に生成した共重合体粒子
は合着し、塊状となり易い。また100重量%以上で
は、重合系の溶液粘度が高くなり、取り扱い難くなるの
で好ましくない。また、2種以上の水溶性高分子を混合
して使用することもできる。
【0031】また、本発明においては、水溶性無機ハロ
ゲン化物と水溶性高分子を併用して重合することもでき
る。
【0032】重合温度は通常、30〜100℃であり、
重合時間は0.5〜20時間程度である。また、重合方
式としては、予めモノマー全量を重合容器に仕込み重合
を開始する方式か、モノマーの一部を重合容器に仕込み
重合を開始し、重合の進行に合わせて残りのモノマーを
仕込む方式などが採用される。
【0033】通常、N−ビニルホルムアミドとアクリロ
ニトリルの共重合体は水性媒体中より、沈殿となって析
出し、粗粒塊、又は粒子同志が合着したり、或は重合容
器の器壁、攪拌機などに付着し、塊状となるが、本発明
の方法で得られた共重合体は微粒子がコロイド分散液乃
至スラリー状となり、水性媒体中に分散しており、粒子
相互の合着や、重合容器の器壁、攪拌機への付着がな
い。これは、水溶性高分子などの粒径調整剤の添加量に
より共重合体粒子の粒径が影響を受けるので、重合の際
に溶存する粒径調整剤により共重合体の粒子の成長が阻
害され、極く微粒子の段階で析出するためと思われる
が、この理由に限定されるものではない。
【0034】本発明において、得られた分散液を酸また
はアルカリにより加水分解することもできるが、分散液
から共重合体粒子を分離した後、酸またはアルカリによ
り加水分解することも、分散液から共重合体粒子を分離
した後、共重合体粒子を水洗することにより不純物を除
去し、その後に加水分解反応を行うこともできる。分散
液から共重合体粒子を分離した後、共重合体粒子を水洗
することにより不純物を除去し、その後に加水分解反応
を行うことにより、加水分解反応における副反応防止剤
の使用量を低下させることができる。
【0035】上記のように本発明の方法で得られた共重
合体は均一な微粒子が分散したコロイド分散液乃至スラ
リー状となっているため酸性の条件下で容易に加水分解
されて水溶性のビニルアミン共重合体となり、製紙工業
用のカチオン重合体として、濾水性向上剤、填料歩留向
上剤、サイズ剤の定着剤、紙力増強剤として優れた効果
を発揮する。また、廃水処理用カチオン凝集剤として有
機性懸濁物の凝集および有機性スラツジの脱水剤として
優れている。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0037】(実施例1)攪拌機、窒素導入管、冷却管
及び温度計を備えた300mlの四つ口フラスコに塩化
ナトリウム27gと蒸留水150gを入れた。次いでN
−ビニルホルムアミド11.4gとアクリロニトリル
8.6gを加えた。アクリロニトリルの蒸発を防ぐため
氷冷下で窒素ガスを通じた後、50℃に昇温し、2,
2′−アゾビス−2−アミジノプロパン・2塩酸塩2重
量%水溶液3.0gを加え(前記モノマーの濃度は10
重量%)、攪拌下50℃にて6時間保持した。水中に微
粒状の共重合体が析出した分散液が得られた。この場合
の塩化ナトリウムは15重量%水溶液である。分散液の
一部をとり、共重合体粒子を遠心分離後、アセトン洗浄
し、50℃にて減圧乾燥して還元粘度を測定した。ま
た、液体クロマトグラフ分析により残留するモノマー量
を測定し重合率を求めた。その結果、共重合体粒子の平
均粒径は400〜500ミクロン、重合率は99.3
%、共重合体の還元粘度は11.0であった。また器壁
や攪拌機への共重合体の付着は認められなかった。
【0038】試験法を次に示す。 (液体クロマトグラフ分析)液体クロマトグラフ分析は
モノマーを含む沈殿物を予め0.45μmのメンブラン
フィルターで濾過し、以下の条件により行った。 カラム :ショーデックス RS Pak DM−61
4 溶離液 :0.1%−(NH42 SO4 :メタノール
=80:20(容量比) 流量 :0.5ml/min UV波長:200nm 温度 :室温
【0039】(還元粘度の測定)固体状の重合体をジメ
チルスルホキシドに0.1g/dlの濃度に溶解し、2
5℃の条件下、オストワルド粘度計を用いて測定した。 還元粘度〔dl/g〕=(t−to )/to /0.1 to :ジメチルスルホキシドの流下時間 t :重合体溶液の流下時間
【0040】(実施例2〜4)実施例1と同様な装置、
方法により表1に示す塩化ナトリウムの濃度を用いて重
合を行った。器壁や攪拌機への重合体の付着はなかっ
た。実施例1と同様に試験した結果を表1にまとめて示
す。
【0041】(比較例1)実施例1と同様な装置、方法
により塩化ナトリウムを使用しないで重合を行った。実
施例1と同様に試験した結果を表1にまとめて示す。得
られた共重合体は塊状となり、器壁や攪拌機への重合体
の付着が見られた。
【0042】
【表1】
【0043】実施例2〜4から判るように塩化ナトリウ
ム濃度が大きくなるとともに共重合体の還元粘度は上昇
した。
【0044】(実施例5〜7)実施例1と同様な装置、
方法を使用し、モノマー濃度を10重量%から5重量%
に代え、塩化ナトリウムに代えて、実施例5では塩化ア
ンモニウム、実施例6では塩化カルシウム、実施例7で
は臭化カリウムを表2に示した塩濃度で使用した以外は
実施例1と同様にして重合を行った。実施例1と同様に
試験した結果を表2にまとめて示す。器壁や攪拌機への
重合体の付着はなかった。
【0045】(比較例2〜4)実施例1と同様な装置、
方法を使用し、モノマー濃度を10重量%から5重量%
に代え、塩化ナトリウムに代えて、比較例2と3では硫
酸ナトリウム、比較例4では酢酸ナトリウムを表2に示
した塩濃度で使用した以外は実施例1と同様にして重合
を行った。実施例1と同様に試験した結果を表2にまと
めて示す。得られた共重合体は塊状となり、器壁や攪拌
機への重合体の付着が見られた。
【0046】
【表2】
【0047】(実施例8)実施例1と同様な装置、方法
によりモノマーとしてN−ビニルホルムアミド10.4
6gとアクリロニトリル9.54gを使用し、また水性
媒体として塩化ナトリウム20重量%水溶液を用いた以
外は実施例1と同様にして重合を行った。その結果、共
重合体の平均粒径は20〜40ミクロン、重合率は9
8.7%、共重合体の還元粘度は8.7であった。
【0048】(実施例9)実施例1と同様な装置、方法
により連鎖移動剤として、メルカプトエタノール10重
量%水溶液2.0gを加え、塩化ナトリウム10重量%
水溶液を用いた以外は実施例1と同様にして重合を行っ
た。その結果、還元粘度1.6の共重合体をスラリー状
で得た。
【0049】(実施例10)実施例1の共重合体を水
洗、濾過後、塩酸ヒドロキシルアミン共存下、共重合体
中のホルムアミド基に対して1当量の35%塩酸を加え
て、70℃にて6時間保持して加水分解することによ
り、水溶性のビニルアミン共重合体を得た。この生成物
の1規定の塩化ナトリウム水溶液中の0.1%溶液の還
元粘度は2.0であり、pH3で測定したコロイド滴定
によるカチオン当量値は5.3ミリ当量/gであった。
【0050】(コロイド当量値の測定)固体状の重合体
を0.1重量%の濃度に蒸留水に溶解した。この水溶液
5.0gをpH3に調整した後、1/400規定のポリ
ビニル硫酸カリウムを用いて、トルイジンブルーを指示
薬としてコロイド滴定法により求めた。
【0051】(実施例11)攪拌機、窒素導入管、冷却
管及び温度計を備えた300mlの四つ口フラスコにポ
リN−ビニルホルムアミド(I.V 4.7)4.0g
と蒸留水138gを入れ、溶液とした。次いでN−ビニ
ルホルムアミド22.9gとアクリロニトリル17.1
gを加えた。更にメルカプトエタノール1重量%水溶液
8.0gを加えた。アクリロニトリルの蒸発を防ぐため
氷冷下で窒素ガスを通じた後、60℃に昇温し、2,
2′−アゾビス−2−アミジノプロパン・2塩酸塩2重
量%水溶液10gを加え、攪拌下60℃にて6時間保持
し、共重合体のスラリーを得た。スラリーの一部をと
り、アセトン洗浄後50℃にて減圧乾燥し実施例1と同
様にして共重合体の還元粘度を測定した。また、液体ク
ロマトグラフ分析により実施例1と同様にして、残留す
るモノマー量を測定し重合率を求めた。その結果、共重
合体粒子の平均粒径は10〜20ミクロン、還元粘度は
1.53、重合率は98.8%であった。また、重合容
器の器壁、攪拌機への付着は認められなかった。尚、ポ
リN−ビニルホルムアミドの添加量はモノマーに対して
10重量%である。
【0052】(水溶性高分子のI.V.の測定)固体状
の高分子を1規定の塩化ナトリウム水溶液に0.2、
0.1、0.05、0.025g/dlの濃度に溶解
し、還元粘度の測定方法により各濃度の還元粘度を求め
図式より濃度0g/dlの還元粘度、すなわちI.V.
(極限粘度)を求めた。
【0053】(水溶性高分子の還元粘度の測定)固体状
の高分子を1規定の塩化ナトリウム水溶液に0.1g/
dlの濃度に溶解し、25℃の条件下、オストワルド粘
度計を用いて測定した。 還元粘度〔dl/g〕=(t−to )/to /0.1 to :1規定の塩化ナトリウム水溶液の流下時間 t :重合体溶液の流下時間
【0054】(実施例12〜18)実施例11と同様な
装置、方法によりポリN−ビニルホルムアミドに代えて
表3に示す水溶性高分子を使用し共重合を行った。結果
をまとめて表3に示す。
【0055】(比較例5)実施例11と同様な装置、方
法により水溶性高分子を使用しないで共重合を行った。
結果を合わせて表3に示す。
【0056】
【表3】
【0057】(実施例19)実施例11の装置、方法を
使用しメルカプトエタノールを加えなかった以外は実施
例11と同様にして共重合を行った。共重合体の平均粒
径は1〜2ミクロン、還元粘度は5.08、重合率は9
6.8%であった。
【0058】(実施例20)実施例15の共重合体を塩
酸ヒドロキシルアミン共存下、共重合体中のホルムアミ
ド基に対して0.7当量の35%塩酸を加え、70℃に
て6時間保持して加水分解することにより水溶性のビニ
ルアミン共重合体を得た。この生成物の1規定の塩化ナ
トリウム水溶液中0.1%溶液の還元粘度は0.30で
あり、pH3で測定したコロイド滴定によるカチオン当
量値は5.1ミリ当量/gであった。
【0059】
【発明の効果】本発明は上記のように構成することによ
り、共重合体の塊状化が抑制され、また重合容器の器
壁、攪拌機などに付着することなく、共重合体はコロイ
ド分散液乃至スラリー状として取り扱うことができる。
【0060】本発明の方法で得られる水不溶性の共重合
体は均一な微粒子が分散したコロイド分散液乃至スラリ
ー状となっているため、酸性の条件下で容易に加水分解
されて水溶性のビニルアミン共重合体とすることができ
る。
【0061】本発明の方法で得られた分散液から水不溶
性の共重合体粒子を分離した後、共重合体粒子を水洗し
て、不純物を除去し、その後に加水分解反応を行うこと
により、加水分解反応における副反応防止剤の使用量を
低下させることができる。
【0062】得られた水溶性のビニルアミン共重合体
は、製紙工業用のカチオン重合体として、濾水性向上
剤、填料歩留向上剤、サイズ剤の定着剤、紙力増強剤な
どとして優れた効果を発揮し、また、廃水処理用カチオ
ン凝集剤として有機性懸濁物の凝集および有機性スラツ
ジの脱水剤としても優れているので産業上の利用価値が
高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 39/00 LJY C08L 39/00 LJY

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N−ビニルカルボン酸アミドおよびアク
    リロニトリルを含有するモノマー混合物と水の重量比が
    0.05〜0.3:1であるモノマー水溶液を重合させ
    て水不溶性ポリマー粒子の分散液を得るにあたり、水溶
    性無機ハロゲン化物および/又は水溶性高分子から成る
    粒径調整剤を使用することを特徴とするポリマー粒子分
    散液の製造方法。
  2. 【請求項2】 N−ビニルカルボン酸アミドがN−ビニ
    ルホルムアミドであることを特徴とする請求項1に記載
    のポリマー粒子分散液の製造方法。
  3. 【請求項3】 水溶性無機ハロゲン化物の水に対する重
    量比が0.05〜0.5:1であることを特徴とする請
    求項1に記載のポリマー粒子分散液の製造方法。
  4. 【請求項4】 水溶性無機ハロゲン化物が塩化ナトリウ
    ム、塩化カルシウム、塩化アンモニアム、臭化カリウム
    およびそれらの混合物の中から選ばれる一つであること
    を特徴とする請求項3に記載のポリマー粒子分散液の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 水溶性無機ハロゲン化物が塩化ナトリウ
    ムであることを特徴とする請求項3に記載のポリマー粒
    子分散液の製造方法。
  6. 【請求項6】 水溶性高分子がモノマーに対して0.0
    05〜1:1の重量比率であることを特徴とする請求項
    1に記載のポリマー粒子分散液の製造方法。
  7. 【請求項7】 水溶性高分子がノニオン性またはカチオ
    ン性高分子であることを特徴とする請求項6に記載のポ
    リマー粒子分散液の製造方法。
  8. 【請求項8】 水溶性高分子がN−ビニルホルムアミド
    の(共)重合物および/又はその変性物、N−ビニルア
    セトアミドの(共)重合物および/又はその変性物、ポ
    リビニルアルコール、ポリジメチルジアリルアンモニウ
    ム塩、メチルヒドロキシセルロース、ポリアクリルアミ
    ド、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートの
    (共)重合物および/又はその四級化物、ジアルキルア
    ミノアルキル(メタ)アクリルアミドの(共)重合物お
    よび/又はその四級化物、およびこれら水溶性高分子の
    混合物の中から選ばれる一つであることを特徴とする請
    求項6に記載のポリマー粒子分散液の製造方法。
  9. 【請求項9】 水溶性高分子がN−ビニルホルムアミド
    の(共)重合物および/又はその変性物、あるいはN−
    ビニルアセトアミドの(共)重合物および/又はその変
    性物であることを特徴とする請求項6に記載のポリマー
    粒子分散液の製造方法。
  10. 【請求項10】 得られた水不溶性ポリマー粒子の平均
    粒径が1〜5000ミクロンであることを特徴とする請
    求項1〜9に記載のポリマー粒子分散液の製造方法。
  11. 【請求項11】 N−ビニルカルボン酸アミドとアクリ
    ロニトリルのモル比が35:65〜55:45の範囲に
    あることを特徴とする請求項1〜10に記載のポリマー
    粒子分散液の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11に記載された製造方法
    により得られたポリマー粒子分散液をポリマー粒子と分
    散媒とに分離する操作を行うことを特徴とするポリマー
    粒子の精製方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11に記載された製造方法
    により得られたポリマー粒子分散液をポリマー粒子と分
    散媒とに分離した後、ポリマー粒子を水洗することを特
    徴とするポリマー粒子の精製方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜11に記載された製造方法
    により得られた水不溶性ポリマー分散液を酸またはアル
    カリにより加水分解して水溶性ないし水膨潤性ポリマー
    を得ることを特徴とするポリマーの変性方法。
  15. 【請求項15】 請求項12〜13に記載された精製方
    法により得られた水不溶性ポリマー粒子を酸またはアル
    カルにより加水分解して水溶性ないし水膨潤性ポリマー
    を得ることを特徴とするポリマーの変性方法。
  16. 【請求項16】 塩酸により加水分解することを特徴と
    する請求項14〜15に記載のポリマーの変性方法。
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