JPH08268239A - 昇降脚における上下位置決め装置 - Google Patents

昇降脚における上下位置決め装置

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JPH08268239A
JPH08268239A JP9747595A JP9747595A JPH08268239A JP H08268239 A JPH08268239 A JP H08268239A JP 9747595 A JP9747595 A JP 9747595A JP 9747595 A JP9747595 A JP 9747595A JP H08268239 A JPH08268239 A JP H08268239A
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screw shaft
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nut
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Shuji Iino
修治 飯野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降脚の上昇端位置又は下降端位置を決め、
自動的にモータを停止するようにした上下位置決め装置
を提供する。 【構成】 内外二重筒からなる昇降脚を設け、この昇降
脚内筒内にギヤーシャフトと傘歯車を介してスクリュー
シャフトを回転自在に設け、このスクリューシャフトに
噛合するナットを上記昇降脚内筒に固設し、ギヤーシャ
フトを回転することによりスクリューシャフトを回転し
昇降脚内筒を上下動するようにした昇降脚において、駆
動モータと上記ギヤーシャフトとの間に減速歯車系を設
け、減速回転されるギヤーシャフトの回転に連動して回
転する螺子軸を設け、この螺子軸に螺合し、この螺子軸
の正逆回転により螺子軸に沿って往復移動するナットを
設け、昇降脚の上昇端又は下降端位置に相当する該ナッ
トの位置にスイッチを設け、このスイッチ操作により駆
動モータを停止するようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばトレーラー用補
助脚に使用して好適な昇降脚における上下位置決め装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】トレーラー用補助脚は、トレーラーがト
ラクターに連結されている状態では脚を短縮させ走行の
邪魔とならないようにし、トラクターとの連結解除の際
及びその後トレーラーを定置する際には、脚を伸長させ
トレーラーを支持するように構成してある。補助脚の伸
縮機構は、従前よりスクリュージャッキ式のものが使用
され、これをハンドルの回動操作によって手動により行
っていたが、近年ではこの昇降操作を駆動モータの駆動
力を利用し自動化するようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昇降脚の昇降操作を駆
動モータの駆動力により操作する場合、操作者が昇降脚
の上昇端位置又は下降端位置を見極め、スイッチのOF
F操作をするが、スイッチを切り忘れるとモータに過負
荷が掛かり、破損の原因となる。本発明は上記の問題点
に鑑み、昇降脚の上昇端位置又は下降端位置を決め、自
動的にモータを停止するようにした上下位置決め装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために本発明では、
内外二重筒からなる昇降脚を設け、この昇降脚内筒内に
ギヤーシャフトと傘歯車を介してスクリューシャフトを
回転自在に設け、このスクリューシャフトに噛合するナ
ットを上記昇降脚内筒に固設し、ギヤーシャフトを回転
することによりスクリューシャフトを回転し昇降脚内筒
を上下動するようにした昇降脚において、駆動モータと
上記ギヤーシャフトとの間に減速歯車系を設け、減速回
転されるギヤーシャフトの回転に連動して回転する螺子
軸を設け、この螺子軸に螺合し、この螺子軸の正逆回転
により螺子軸に沿って往復移動するナットを設け、昇降
脚の上昇端又は下降端位置に相当する該ナットの位置に
スイッチを設け、このスイッチ操作により駆動モータを
停止するようにしてあることを特徴とする。さらに、上
記ギヤーシャフトの回転からさらに減速回転する歯車に
よって上記螺子軸を回転するようにしてあることが、上
記螺子軸を短くすることができて好ましい。
【0005】
【作用】昇降脚を上昇または下降させるために、駆動モ
ータを正逆何れかに回転させると、減速歯車系が作動し
てギヤーシャフトを減速回転し、スクリューシャフトを
回転して昇降脚を上昇又は下降作動する。上記ギヤーシ
ャフトの回転に連動して螺子軸が回転し、この螺子軸に
螺合したナットをこの螺子軸に沿って移動し、昇降脚が
上昇端又は下降端に達した位置でナットがスイッチを作
動し、駆動モータを停止し、昇降脚の上下位置が決めら
れる。
【0006】
【実施例】以下図面に示した本発明の好ましい実施例に
より説明する。図中1が昇降脚内筒で、その中高位置内
部に仕切板2を固設し、この仕切板2上にナット3を載
置してあり、このナット3にスクリューシャフト4を螺
合させてある。スクリューシャフト4の上端部には傘歯
車5が固設してあり、この傘歯車5の回転によりスクリ
ューシャフト4を回転し、ナット3をスクリューシャフ
トに沿って上下動し、昇降脚内筒1を上下動するように
してある。昇降脚内筒1の外側には、昇降脚内筒1と共
に昇降脚を構成する昇降脚外筒6が設けてある。この昇
降脚外筒6の上部内周面には肉厚の仕切板7が固設して
あり、この仕切板7の中心位置にベアリング8を介して
スクリューシャフト4の上端部を貫通させてある。この
仕切板は昇降脚内筒1の上昇端を位置決めするストッパ
ーの役を兼ねており、また、この仕切板7上に上記傘歯
車5を位置付けてある。
【0007】昇降脚外筒6の上部にはギヤーシャフト9
がスクリューシャフトと直角に支持され、このギヤーシ
ャフト9に固設した傘歯車10を前記傘歯車5に噛合さ
せてある。昇降脚外筒6の上部側面にギヤーケース11
を設けてあり、このギヤーケース11内に減速歯車系を
設けてある。図中12が駆動モータで、上記ギヤーケー
ス11の外側に固設し、その駆動軸13をギヤーケース
11内に突出させてある。ギヤーケース11内には該駆
動軸13に隣接して第一回転軸14を設け、上記駆動軸
13に設けた小歯車15と第一回転軸14に設けた大歯
車16とにより第一の減速歯車系を構成してある。この
第一回転軸14には小歯車17を設け、第一回転軸14
に近接したギヤーケース11内に設けた回転筒18に大
歯車19を設け、この小歯車17と大歯車19とにより
第二の減速歯車系を構成してある。さらにこの回転筒1
8に小歯車20を設け、この小歯車20と上記ギヤーシ
ャフト9に設けた大歯車21とにより第三の減速歯車系
を構成し、ギヤーシャフト9を減速回転するようにして
ある。
【0008】上記ギヤーシャフト9には別の小歯車22
を設け、上記回転筒18内にこの回転筒18と別に回転
する回転軸23を設け、この回転軸23に大歯車24を
設け、上記小歯車22とにより更なる第四の減速歯車系
を構成し、ギヤーシャフト9の回転よりさらに減速して
回転軸23を回転するようにしてある。この回転軸23
には、ギヤーケース11より外に突出させて螺子軸25
を設け、この螺子軸25にこの螺子軸25に沿って往復
移動するナット26を設けてある。この螺子軸25を収
める外ケース27をギヤーケース11に固設してあり、
この外ケース27にギヤーケース26の移動を案内する
ガイド28を設けてある。そしてこのガイド28の両端
位置に昇降脚の上昇端位置及び下降端位置を決めるスイ
ッチ29及び30を設けてある。上記ナット26及びガ
イド28には、ナイロン、ポリ塩化エチレン等の耐摩耗
性が高く、摺動抵抗の低い合成樹脂被膜層を設けてその
往復作動を円滑にしてある。
【0009】上記の通りの構成からなる本発明装置にお
いて、図1に示す状態は昇降脚が下降端位置にある。こ
の位置でナット26がスイッチ30を作動して駆動モー
タ12の作動を停止し、昇降脚の下降端位置を確保して
いる。そこで、この昇降脚を上昇させるために駆動モー
タ12を作動させると、各減速歯車系を回してモータの
回転が減速されてギヤーシャフト9を回転し、傘歯車5
及び10を介してスクリューシャフト4を回転し、昇降
脚内筒1を押し出すように作動し昇降脚外筒6を上昇す
る。この際、上記第四の減速歯車系22,24の作動に
より、さらに減速されて回転軸23を回転することによ
り螺子軸25を回転し、これに螺合するナット26を図
1,図3上左方向に移動する。そして昇降脚が充分上昇
した位置即ち上昇端位置で、該ナット26がスイッチ2
9を作動し、駆動モータ12の作動を停止する。昇降脚
を下降する際には、駆動モータ12、各減速歯車系、ギ
ヤーシャフト9、回転軸23及び螺子軸26を逆回転
し、ナット26を復帰作動して、下降端位置でナット2
6がスイッチ30を作動し、モータ12を停止する。
【0010】
【発明の効果】叙上の如く本発明上下位置決め装置によ
れば、駆動モータによって駆動され昇降脚の上昇端及び
下降端を、モータ停止のスイッチ操作により行うように
したから、昇降脚の上昇端及び下降端で自動的にモータ
が停止される。従ってそれ以上の昇降脚の作動がなく、
機器を破損するおそれなく、安全に安定した昇降脚の昇
降作動が得られる効果を有する。さらに、ギヤーシャフ
トの回転からさらに減速回転する歯車によって上記螺子
軸を回転するようにしてあるものでは、螺子軸の長さを
短くすることができ、ギヤーケースより外に突出する螺
子軸のための外ケースの突出度を少なくできる効果も有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を具備する昇降脚の断面図。
【図2】減速歯車系を示す側面図。
【図3】図2上A−A線に沿って示す本発明装置の要部
の拡大断面図。
【図4】同じく要部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 昇降脚内筒 2 仕切板 3 ナット 4 スクリューシャフト 5 傘歯車 6 昇降脚外筒 7 仕切板 8 ベアリング 9 ギヤーシャフト 10 傘歯車 11 ギヤーケース 12 駆動モータ 13 駆動軸 14 第一回転軸 18 回転筒 23 回転軸 25 螺子軸 26 ナット 27 外ケース 28 ガイド 29 スイッチ 30 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外二重筒からなる昇降脚を設け、この
    昇降脚内筒内にギヤーシャフトと傘歯車を介してスクリ
    ューシャフトを回転自在に設け、このスクリューシャフ
    トに噛合するナットを上記昇降脚内筒に固設し、ギヤー
    シャフトを回転することによりスクリューシャフトを回
    転し昇降脚内筒を上下動するようにした昇降脚におい
    て、駆動モータと上記ギヤーシャフトとの間に減速歯車
    系を設け、減速回転されるギヤーシャフトの回転に連動
    して回転する螺子軸を設け、この螺子軸に螺合し、この
    螺子軸の正逆回転により螺子軸に沿って往復移動するナ
    ットを設け、昇降脚の上昇端又は下降端位置に相当する
    該ナットの位置にスイッチを設け、このスイッチ操作に
    より駆動モータを停止するようにしてあることを特徴と
    する昇降脚における上下位置決め装置。
  2. 【請求項2】 上記ギヤーシャフトの回転からさらに減
    速回転する歯車によって上記螺子軸を回転するようにし
    てある上記請求項1に記載の昇降脚における上下位置決
    め装置。
JP7097475A 1995-03-31 1995-03-31 昇降脚における上下位置決め装置 Expired - Lifetime JP3013148B2 (ja)

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Cited By (7)

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