JPS6026053Y2 - ねじ軸駆動の小住宅用昇降装置のねじ軸支持構造 - Google Patents

ねじ軸駆動の小住宅用昇降装置のねじ軸支持構造

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JPS6026053Y2
JPS6026053Y2 JP12400080U JP12400080U JPS6026053Y2 JP S6026053 Y2 JPS6026053 Y2 JP S6026053Y2 JP 12400080 U JP12400080 U JP 12400080U JP 12400080 U JP12400080 U JP 12400080U JP S6026053 Y2 JPS6026053 Y2 JP S6026053Y2
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JP
Japan
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screw shaft
support
support structure
screw
floating nut
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JP12400080U
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JPS5746577U (ja
Inventor
次郎 山中
典夫 吉田
暁 矢崎
Original Assignee
椿本興業株式会社
旭化成株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はねじ軸駆動の移動装置に関し、特に、伸縮可
能に接続した2本のねじ軸を用いて製作及び使用に便な
らしめたねじ軸駆動の小住宅用昇降装置のねじ軸支持構
造に関する。
従来のねじ軸駆動の移動装置は移動距離が比較的小であ
るため、ねじ軸の強度や支持方法について余り問題はな
いが、ねじ軸を昇降機等の駆動に用いる場合には、ねじ
軸が長大になるため費用が高くなり、またねじの撓み、
強度、撓みによる伸縮等から、移動速度、回転速度、軸
承構造、駆動方法等について経済的、技術的に種々の制
約を受けるという問題があった。
本案の目的は互に伸縮可能に接続した2本のねじ軸を用
いることによって上記問題を解決したねじ軸駆動の小住
宅用昇降装置のねじ軸支持構造を提供するにある。
以下本考案の実施例について説明する。
第1図ないし第6図において、昇降装置における乗り籠
である昇降物体1は建物のシャフト2に設けたレール3
に案内支持され、図示しないバランスウェイトと結合し
て昇降される。
シャフト2内に突設した固定部材4及びレール3に昇降
自由に案内保持された支持体5に、それぞれねじ軸6及
び該ねじ軸6が挿入する中空ねじ軸7の各頂部を引止め
軸承してねじ軸6,7を垂直に吊持する。
各ねじ軸6,7の頂部にスプロケット8,9を固着し、
固定部材4及び支持体5上にそれぞれ固定したブレーキ
付減速モータ10,11の出力軸12.13にピニオン
14.15を固着して、スプロケット8,9をそれぞれ
チェーン駆動せしめる。
物体1の一側に中空ねじ軸7を横切るフレーム16を突
設し、フレーム16にねじ軸7と螺合する遊動ナツト1
7を次の構造をもって装着する。
即ち、第3図において、フレーム16に設ケた孔18に
ねじ軸7を貫通させ、孔18内に支持筒19を嵌入して
その上部フランジ20をフレーム16にホルト21にて
結合する。
一方中空ねじ軸7に遊動ナツト17を螺合させ、その外
側に嵌合する駆動筒22の下端に遊動ナツト17の下部
フランジ23をポルト24にて固定する。
支持筒19の内側に突設した環状突起25と駆動筒22
の下部に形成した段部26との間にラジアル軸受27を
嵌装して遊動ナツト17をフレーム16に対して回転可
能に支持する。
また環状突起25の上部にスラスト軸受28を嵌装腰そ
の上面に支持筒19の上面にボルト結合した環状抑え金
具29を当接させると共に、駆動筒22の上端に形成し
たねじにナツト30を螺入してスラスト軸受28の上面
に近接させ、スラスト軸受28とラジアル軸受27との
間にスペーサ31を介装してフレーム16に対する遊動
ナツト17の上下位置を規制する。
駆動筒22の下部フランジにスプロケット32を固着腰
フレーム16上に取付けたブレーキ付減速モータ33の
出力軸34に固着したスプロケット35との間にチェー
ン36をかけて遊動ナツト17を正逆回転駆動する。
かくして物体1は中空ねじ軸7及び遊動ナツト17の回
転速度と中空ねじ軸7の昇降速度との合成速度をもって
昇降される。
中空ねじ軸7は物体1の昇降駆動力により静的に横振れ
を生ずるほか、動的にも横振れを生ずる。
そこで、本実施例においては、第2図のように支持体5
にレール3の内面及び表裏両面に接する案内ローラ37
,38を設けて左右前後方向の動揺を防ぎ、支持体5に
中空ねじ軸7を第4図に示す構造により引止め軸承させ
る。
即ち、支持体5に支持筒39の上部フランジ40を中ル
ト41にて固着腰支持部39内に自動調心用球体42を
嵌合支持させ、支持筒39に固定した押え環43により
球体42を傾動可能に保持する。
中空ねじ軸7の上部を細径部44とし、その下端段部4
5と球体42の下端段部46との間にラジアル軸受47
を嵌装し、スペーサ48.49,50と球体42に固定
した環状抑え板51とによってスラスト軸受52を支持
し、スプロケット9をスペーサ50に当接させて細径部
44にキー止めし、更に細径部44の上端に螺入した押
え金具53によりスプロケット9を保持し、押え金具5
3に固着した駆動筒54にねじ軸6と螺合する遊動ナツ
ト55を固着する。
ねじ軸6の上部も、第5図に示すようにねじ軸7の上部
と同様の軸承構造をもって固定部材4に引止め軸承され
、ねじ軸6の上端にスプロケット8をキー止めし、これ
をナツト56にて保持する。
上記構造により、物体1はモータ10,11゜33の回
転速度の合成速度をもって昇降するから、ねじ軸6,7
を無接続のl木ねじ軸で構成した場合より各ねじ軸6,
7の回転速度は低くなり、またねじ軸6,7には座屈荷
重がかからない。
しかし各ねじ軸6,7の自由端が軸の偏心等により回転
時に横振れを生ずることは避けられない。
この横振れの振巾は回転数及び遊動ナツトの螺合位置に
よって変化し、共振状態ではねじ軸や軸受等を損傷する
おそれがある。
そこで本案においてはねじ軸の自由端の横振れ防止用の
案内装置を設ける。
ねじ軸6の案内装置としては、ねじ軸6の回転数が低い
場合は、その下端部をねじ軸7の中空内面によって案内
させ、回転数が高い場合は、第6図に示すようにねじ軸
6の下端部に形成した細径部57にナツト58によって
ラジアル軸受59を取付け、その外輪を上下から挾持す
るハウジング60とフランジ61とによりねじ軸7の中
空内面に接する摺動メタル62を抱持させる。
第7図はねじ軸7の横振れ防止用案内装置を示し、支持
体5と同様に上下動自在に案内支持された支持体63を
設け、これに固定した軸受筒64とねじ軸7との間にラ
ジアル軸受65を介装し、これをナツト66と押え環6
7とにより固定する。
物体1の所望移動速度に対して、ねじ軸6,7の回転速
度は前述の如く1本ねじ軸の場合より低くなる上に、遊
動ナツト17の回転も前記移動速度に寄与するから、そ
れだけねじ軸6,7の回転速度は低くてよく、更にねじ
軸6,7の長さが移動行程の約半分でよく、横振れが阻
止されること等の構造が相まって、ねじ軸6,7は従来
よりも著しく小径となり、その製作は容易で安価となる
上記実施例では、ねじ軸6,7及び遊動ナツト17を回
転駆動したが、ねじ軸6,7及び遊動ナツト17,55
のうち各種の組合せ回転駆動も可能であり、いずれの場
合も回転するねじ軸の上端を軸承腰下端に振れ止め用の
案内装置を設けれはよい。
第8図は2本のねじ軸を非同心状に接続した実施例を示
腰第1図の支持体5と同様に案内昇降する支持体5Aに
第1のねじ軸7Aの上端を揺動可能で回転不能に引止め
結合し、これに回転駆動される第1の遊動ナツト17を
螺合させ、支持体5Aに固定しまた第2の遊動ナツト5
5Aに第1のねじ軸を螺入して、遊動ナツト17及びね
じ軸6の回転により物体1を昇降させる。
本実施例においてはねじ軸6の案内装置として支持体5
Aにねじ軸6が入る案内筒68を固着する。
案内筒68による案内構造は第6図と同様であるが、案
内筒68が角筒の場合はハウジング60、フランジ61
及び摺動メダル62を角筒に対応する形状(第9図)に
すれはよい。
本案は上記構成を有し、前記の如くねじ軸を小径、安価
に製作しうる上に、3階程度の小住宅用に用いた場合は
、各モータは回転数及び出力が小でよく、100Vの電
灯線から給電して200Vの動力線の設置を省略するこ
とも可能であって、住宅用等の小規模昇降装置の設備費
を安価ならしめる上に甚だ有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例の全体立面図、第2図は平面図
、第3図は第1図のA部分の拡大縦断面図、第4図は第
1図のB部分の拡大縦断面図、第5図は第1図のC部分
の拡大縦断面図、第6図は案内装置の一実施例の縦断面
図、第7図は案内装置の他の実施例の縦断面図、第8図
は本案の他の実施例の全体概略立面図、第9図は案内装
置の変形例の横断面図である。 1・・・・・・昇降物体、4・・・・・・固定部材、5
,5A・・・・・・支持体、6・・・・・・第2のねじ
軸、7,7A・・・・・・第1のねじ軸、17・・・・
・・第1の遊動ナツト、55゜55A・・・・・・第2
の遊動ナツト、57〜62・・・・・・案内装置。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)直線路に沿って昇降案内移動する昇降物体に装着
    した第1の遊動ナツトに螺合し前記移動方向に延長する
    第1のねじ軸と、第1のねじ軸の一端を揺動可能に軸承
    し該ねじ軸を伴って前記方向に移動自由に案内支持され
    た支持体と、支持体に装着した第2の遊動ナツトと螺合
    し前記方向に延長して一端が固定部材に揺動可能に引止
    め軸承された第2のねじ軸とを有し、第1゜第2の遊動
    ナツト及び第1.第2のねじ軸の各回転速度の合成回転
    速度に相当する送り速度で昇降物体を移動する昇降装置
    における、回転駆動される前記ねじ軸の自由端を前記方
    向に移動可能に案内保持する案内装置を設けたねじ軸駆
    動の小住宅用昇降装置のねじ軸支持構造。
  2. (2)昇降物体又は支持体に固定した案内筒内に第1又
    は第2のねじ軸を案内収納する案内装置を設けた実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載のねじ軸支持構造。
JP12400080U 1980-09-02 1980-09-02 ねじ軸駆動の小住宅用昇降装置のねじ軸支持構造 Expired JPS6026053Y2 (ja)

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JPS5746577U JPS5746577U (ja) 1982-03-15
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