JPH08268061A - 車両乗降扉の駆動回路 - Google Patents

車両乗降扉の駆動回路

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JPH08268061A
JPH08268061A JP7071743A JP7174395A JPH08268061A JP H08268061 A JPH08268061 A JP H08268061A JP 7071743 A JP7071743 A JP 7071743A JP 7174395 A JP7174395 A JP 7174395A JP H08268061 A JPH08268061 A JP H08268061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
door
switch
closing
relay
Prior art date
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Pending
Application number
JP7071743A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Hirota
雄一 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車外に乗降扉の開閉スイッチを備える車両に
おいて、車外の扉開閉スイッチがオンしても、走行中は
乗降扉が開かないようにする。 【構成】 車両乗降扉を開閉するアクチュエータ10に
車外の扉開閉スイッチ14を経由して電源を供給する駆
動回路において、常閉接点15と常開接点16を並列に
介装し、常閉接点16をエンジンキースイッチのオンで
開くリレー17と、パーキングブレーキの作動時に常開
接点16を閉じるリレー18を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両乗降扉の駆動回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両乗降扉の開閉装置およびその駆動回
路として諸種の従来例が知られる(実公昭61ー136
60号公報,実公昭61ー13661号公報,実開平1
ー68490号公報)。バスなどにおいては、車外にも
乗降扉の開閉スイッチが設けられる。そのため、乗降扉
の駆動回路は図4のように構成される。
【0003】1は乗降扉を開閉するためのインパルスバ
ルブ、2はバッテリメインスイッチのオンで電圧印加を
受けるメイン回路、3はバッテリに直結するサブ回路
で、これらの並列回路にインパルスバルブ1は直列に接
続される。
【0004】メイン回路2に運転席の扉開閉スイッチ4
が、サブ回路3に車外の扉開閉スイッチ5がそれぞれ介
装され、インパルスバルブ1はメイン回路2とサブ回路
3の少なくとも片側から電源の供給を受けると、乗降扉
を開位置へ駆動する。さらに電源をもう一度供給する
と、乗降扉を閉位置へ復帰させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バッテリへ
直結のサブ回路3に扉開閉スイッチ5を備えるため、バ
ッテリメインスイッチがオフでも車外から乗降扉を開閉
できるが、このスイッチ5が腐食などで漏電したり、誤
作動でオンになったりすると、走行中や停車中に関係な
く、乗降扉の開く可能性があった。トラブルで扉開閉ス
イッチ5がオンになりっぱなしになると、サブ回路3を
切断するか、バッテリ端子から外すか、どちらかの作業
を行わないと、乗降扉を閉められないという不具合もあ
った。
【0006】この発明はこのような問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、車両乗
降扉を開閉するアクチュエータに車外の扉開閉スイッチ
を経由して電源を供給する駆動回路において、車外の扉
開閉スイッチと直列に常閉接点を介装し、その接点をエ
ンジンキースイッチのオンで開くリレーを設ける。
【0008】第2の発明では、車両乗降扉を開閉するア
クチュエータに車外の扉開閉スイッチを経由して電源を
供給する駆動回路において、車外の扉開閉スイッチと直
列に常開接点を介装し、停車状態を検出する手段と、そ
の停車状態の検出時に常開接点を閉じるリレーを設け
る。
【0009】第3の発明では、車両乗降扉を開閉するア
クチュエータに車外の扉開閉スイッチを経由して電源を
供給する駆動回路において、常閉接点と常開接点を並列
に介装し、これらの並列回路を車外の扉開閉スイッチと
直列に接続する一方、停車状態を検出する手段と、常閉
接点をエンジンキースイッチのオンで開くリレーと、停
車状態の検出時に常開接点を閉じるリレーを設ける。
【0010】第4の発明では、第2の発明または第3の
発明において、停車状態の検出手段にパーキングブレー
キの作動状態を検出するスイッチを設ける。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、車外の扉開閉スイッチが
漏電や誤作動などでオンしても、エンジンキースイッチ
のオンでリレーの常閉接点が開くため、走行中に乗降扉
が妄りに開くようなことはない。
【0012】第2の発明によれば、車外の扉開閉スイッ
チが漏電や誤作動などでオンしても、リレーは停車状態
のときに常開接点を閉じるが、それ以外で作動しないた
め、走行中に乗降扉が妄りに開くようなことはない。
【0013】第3の発明によれば、エンジンキースイッ
チがオンでも停車状態のときは車外の扉開閉スイッチで
乗降扉を開閉できるほか、扉開閉スイッチが漏電や誤作
動などでオンしても、走行中は乗降扉が開くのを防止で
きる。
【0014】第4の発明によれば、パーキングブレーキ
を作動させると、車外の扉開閉スイッチで乗降扉を開閉
できる。また、扉開閉スイッチが漏電や誤作動などでオ
ンしても、走行中は乗降扉が開くのを防止できる。
【0015】
【実施例】図1において、10はバスの乗降扉を開閉す
るためのインパルスバルブ、11はバッテリメインスイ
ッチのオンで電圧印加を受けるメイン回路、12はバッ
テリに直結するサブ回路で、これら並列回路11,12
にインパルスバルブ10は直列に接続される。
【0016】メイン回路11に運転席の扉開閉スイッチ
13が、サブ回路12に車外の扉開閉スイッチ14がそ
れぞれ介装され、インパルスバルブ10はメイン回路1
1とサブ回路12の少なくとも片側から電源の供給を受
けると、乗降扉を開位置へ駆動する。さらに電源をもう
一度供給すると、乗降扉を閉位置へ復帰させるようにな
っている。
【0017】サブ回路12の途中に常閉接点15と常開
接点16が並列に介装され、エンジンキースイッチのオ
ンで常閉接点15を開くリレー17と、パーキングブレ
ーキスイッチのオン(ブレーキ作動状態)で常開接点1
6を閉じるリレー18が設けられる。19はエンジンキ
ースイッチからリレー17のコイル電流を、20はパー
キングブレーキスイッチからリレー18のコイル電流を
それぞれ供給する励磁回路である。
【0018】このような構成により、車外の扉開閉スイ
ッチ14が漏電や誤作動などトラブルの発生でオンにな
っても、エンジンキースイッチをオンすると、リレー1
7の作動で常閉接点15が開くため、走行中は乗降扉が
妄りに開くようなことはない。
【0019】また、パーキングブレーキを作動させる
と、リレー18の作動で常開接点16が閉じるため、エ
ンジンキースイッチをオフしなくても、パーキングブレ
ーキを作動させておくことで、車外の扉開閉スイッチ1
4で正常時は乗降扉を開閉できる。
【0020】なお、リレー17,18の片側を省略して
も、扉開閉スイッチ14のトラブルで走行中に乗降扉が
開くのは防止できる。例えば、パーキングブレーキスイ
ッチに連動するリレー18のみでも、パーキングブレー
キの作動でリレー18は常開接点16を閉じるが、それ
以外で作動しないため、走行中に乗降扉が妄りに開くよ
うなことはない。
【0021】図2は他の実施例を示すもので、インパル
スバルブ10のメイン回路11に常開接点16が直列に
介装され、インパルスバルブ10および常開接点16と
並列に常開接点16のリレー18が設けられる。リレー
18の励磁回路21に常閉接点15が介装され、エンジ
ンキースイッチのオンで常閉接点15を開くリレー17
が設けられる。
【0022】リレー18の励磁回路21を介してサブ回
路12がメイン回路11と並列に接続され、サブ回路1
2に車外の扉開閉スイッチ14が、メイン回路11に運
転席の扉開閉スイッチ13がそれぞれ介装される。停車
時に電圧印加を生じる回路20がリレー18と常開接点
15の間で励磁回路21に接続される。
【0023】回路20への電圧印加を制御するため、停
車状態を検出する手段として車速センサ(図示せず)を
備える。19はエンジンキースイッチからリレー15の
コイル電流を供給する励磁回路、22は電流の逆流を阻
止するダイオードである。
【0024】これによると、エンジンキースイッチをオ
ンすると、リレー17の作動で常閉接点15が開くた
め、扉開閉スイッチ13,14が漏電や誤作動などでオ
ンしても、停車状態でリレー18が作動して常開接点1
6を閉じないと、乗降扉は開くようなことはない。つま
り、トラブルで走行中に乗降扉が開くのを確実に防止で
きる。エンジンキースイッチをオンしても、停車状態の
ときは常開接点16が閉じるから、扉開閉スイッチ1
3,14で正常時に乗降扉を開閉できる。
【0025】図3は別の実施例を示すもので、インパル
スバルブ10のメイン回路11にサブ回路12が並列に
接続され、メイン回路11に運転席の扉開閉スイッチ1
3が、サブ回路12に車外の扉開閉スイッチ14が設け
られる。インパルスバルブ10のアース側に常閉接点1
5と常開接点16が並列に介装され、エンジンキースイ
ッチのオンで常閉接点15を開くリレー17と、停車時
に常開接点16を閉じるリレー18が設けられる。19
はエンジンキースイッチからリレー17のコイル電流
を、20は停車時にリレー18のコイル電流をそれぞれ
供給する励磁回路である。
【0026】これによると、エンジンキースイッチのオ
ンでリレー17の常閉接点15が開くため、停車状態で
リレー18が作動して常開接点16を閉じないと、前記
の実施例と同じく扉開閉スイッチ13,14がオンして
も、乗降扉は開くようなことはない。
【0027】
【発明の効果】第1の発明によれば、車両乗降扉を開閉
するアクチュエータに車外の扉開閉スイッチを経由して
電源を供給する駆動回路において、車外の扉開閉スイッ
チと直列に常閉接点を介装し、その接点をエンジンキー
スイッチのオンで開くリレーを設けたので、車外の扉開
閉スイッチが漏電や誤作動などオンしても、エンジンキ
ースイッチのオンでリレーの常閉接点が開くため、走行
中に乗降扉が妄りに開くようなことはない。
【0028】第2の発明によれば、車両乗降扉を開閉す
るアクチュエータに車外の扉開閉スイッチを経由して電
源を供給する駆動回路において、車外の扉開閉スイッチ
と直列に常開接点を介装し、停車状態を検出する手段
と、その停車状態の検出時に常開接点を閉じるリレーを
設けたので、車外の扉開閉スイッチが漏電や誤作動など
オンしても、リレーは停車状態のときに常開接点を閉じ
るが、それ以外で作動しないため、走行中に乗降扉が妄
りに開くようなことはない。
【0029】第3の発明によれば、車両乗降扉を開閉す
るアクチュエータに車外の扉開閉スイッチを経由して電
源を供給する駆動回路において、常閉接点と常開接点を
並列に介装し、これらの並列回路を車外の扉開閉スイッ
チと直列に接続する一方、停車状態を検出する手段と、
常閉接点をエンジンキースイッチのオンで開くリレー
と、停車状態の検出時に常開接点を閉じるリレーを設け
たので、走行中に乗降扉が妄りに開くのを防止できる。
また、エンジンキースイッチがオンでも停車状態のとき
は車外の扉開閉スイッチで乗降扉を開閉できる。
【0030】第4の発明によれば、第2の発明または第
3の発明における停車状態の検出手段として、パーキン
グブレーキの作動状態を検出するスイッチを設けたの
で、パーキングブレーキを作動させると、車外の扉開閉
スイッチで乗降扉を開閉できるほか、扉開閉スイッチが
漏電や誤作動でオンしても、走行中は乗降扉が開くのを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路構成図である。
【図2】他の実施例を示す回路構成図である。
【図3】別の実施例を示す回路構成図である。
【図4】従来例を説明する回路構成図である。
【符号の説明】
10 インパルスバルブ 11 メイン回路 12 サブ回路 13 運転席の扉開閉スイッチ 14 車外の扉開閉スイッチ 15 常閉接点 16 常開接点 17,18 リレー 19,20 リレーの励磁回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両乗降扉を開閉するアクチュエータに
    車外の扉開閉スイッチを経由して電源を供給する駆動回
    路において、車外の扉開閉スイッチと直列に常閉接点を
    介装し、その接点をエンジンキースイッチのオンで開く
    リレーを設けたことを特徴とする車両乗降扉の駆動回
    路。
  2. 【請求項2】 車両乗降扉を開閉するアクチュエータに
    車外の扉開閉スイッチを経由して電源を供給する駆動回
    路において、車外の扉開閉スイッチと直列に常開接点を
    介装し、停車状態を検出する手段と、その停車状態の検
    出時に常開接点を閉じるリレーを設けたことを特徴とす
    る車両乗降扉の駆動回路。
  3. 【請求項3】 車両乗降扉を開閉するアクチュエータに
    車外の扉開閉スイッチを経由して電源を供給する駆動回
    路において、常閉接点と常開接点を並列に介装し、これ
    らの並列回路を車外の扉開閉スイッチと直列に接続する
    一方、停車状態を検出する手段と、常閉接点をエンジン
    キースイッチのオンで開くリレーと、停車状態の検出時
    に常開接点を閉じるリレーを設けたことを特徴とする車
    両乗降扉の駆動回路。
  4. 【請求項4】 停車状態の検出手段にパーキングブレー
    キの作動状態を検出するスイッチを設けたことを特徴と
    する請求項2または請求項3に記載の駆動回路。
JP7071743A 1995-03-29 1995-03-29 車両乗降扉の駆動回路 Pending JPH08268061A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115126377A (zh) * 2022-06-22 2022-09-30 南京金龙客车制造有限公司 一种公交客车车外单按钮开关门的电路及其控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115126377A (zh) * 2022-06-22 2022-09-30 南京金龙客车制造有限公司 一种公交客车车外单按钮开关门的电路及其控制方法
CN115126377B (zh) * 2022-06-22 2023-08-18 南京金龙客车制造有限公司 一种公交客车车外单按钮开关门的电路及其控制方法

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