JPH08267836A - 点画出力装置 - Google Patents

点画出力装置

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JPH08267836A
JPH08267836A JP7076558A JP7655895A JPH08267836A JP H08267836 A JPH08267836 A JP H08267836A JP 7076558 A JP7076558 A JP 7076558A JP 7655895 A JP7655895 A JP 7655895A JP H08267836 A JPH08267836 A JP H08267836A
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JP
Japan
Prior art keywords
dot
data
point
recording medium
sequence data
Prior art date
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Pending
Application number
JP7076558A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Takami
信一郎 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7076558A priority Critical patent/JPH08267836A/ja
Publication of JPH08267836A publication Critical patent/JPH08267836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 点画の作成および複製が容易に行なえる点
画出力装置を提供する。 【構成】 ビットマップデータ取得手段1により取得
された図形表現を含むビットマップ状のデータは、点列
データ生成手段2によって図形の直線あるいは曲線の部
分を対応する点の列に置き換え、それぞれの点の座標デ
ータを生成し、点形成手段3に出力する。点形成手段3
は受け取った点列の座標データに従って記録媒体上に凸
状の点を形成する。また点列データ生成手段2は、点形
成手段3の形成方法が凸状の点を記録媒体の手前側に形
成するものについては、記録媒体の中央の縦線を中心に
左右が反転した座標データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は記録媒体上に凸状の点
で表現した点画を出力する点画出力装置に関し、より詳
しくは点画出力装置で出力する図形データの取得、変換
および出力に関する。
【0002】
【従来の技術】視覚障害者が情報を取得するには、電
話、ラジオ、人との会話等主として音声情報を用いて取
得している。また、視覚障害者向けの文書としては点字
による文書が用いられている。しかし点字を読むには点
字の規則を修得するだけでなく、指先で触った時の感覚
を文字として認識しなければならず、この能力を修得す
るにはかなりの訓練を積む必要がある。また、健常者で
は点字が読める人は稀であり、視覚障害者とのコミュニ
ケーションでは、図形情報を点画として表現する方法も
一部行なわれている。ここでいう点画とは、紙や合成樹
脂等でできたシート上に凹凸をつけて図形やイメージ等
を表現したものである。このための道具としては、ゴム
の表面に合成樹脂をコーティングしたシート状の表面を
ボールペンのようなものでなぞることによりペンの軌跡
に添って凸状の隆起が形成されるものが知られている。
一方パーソナルコンピュータでは図形描画ソフトあるい
はお絵書きソフトと呼ばれる業務ソフトがあり図形を定
義したりプリンタへ出力できるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
道具を用いての点画作成は、簡便ではあるが、書き直し
ができない、複製ができない等の問題点があり、後者の
業務ソフトではプリンタへの出力はできるが点画での出
力ができないという問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、点画の作成および複製が容
易に行なえる点画出力装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、記録媒体上に凸状の点で表現した点画を
出力する点画出力装置において、図形表現を含むビット
マップデータを取得するビットマップデータ取得手段
と、この手段により取得したビットマップデータから図
形に対応する点列データを生成する点列データ生成手段
と、前記点列データを記録媒体上へ凸状の点として出力
する点形成手段とで構成している。
【0006】また、上記において、前記点列データ生成
手段は前記記録媒体上に描かれる凸側の図形が前記ビッ
トマップデータでの図形の向きと同じ向きになるよう
に、点列データを生成する際に記録媒体上の所定の位置
を基準として左右を反転させた点列データを生成するよ
うにした。
【0007】
【作用】このように構成したこの点画出力装置は、市販
の図形描画ソフトで図形データを作成できるので、点画
の作成および複製が極めて容易となり、しかも点を形成
する方法が例えば発泡剤によるもので凸部の形成が記録
媒体の手前の面になる場合と、打点により凸部が記録媒
体の向こう側になる場合のいずれの場合にも適用可能と
なる。
【0008】
【実施例】以下、図を参照してこの発明の実施例の詳細
を説明する。図1はこの発明の一実施例を示す点画出力
装置のブロック図である。この図において、ビットマッ
プデータ取得手段1は、図形データを含むビットマップ
データを取得し記憶するためのもので、RAMで構成さ
れており、図示しないMPU(マイクロプロセッサ)、
あるいはDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)など
の手段により書き込まれたビットマップデータを記憶す
るものである。点列データ生成手段2は、ビットマップ
データ取得手段1で取得し記憶したビットマップデータ
を読み込み図形の直線部あるいは曲線部を独立した点列
に変換するもので、点形成手段3用に点の中心座標を計
算生成する。そして、点形成手段3は点列データ生成手
段2が生成した点の中心座標をもとに所定の大きさ(例
えば直径0.7ミリ)および高さ(例えば0.7ミリ)
の点を形成するものである。点の形成方法は例えば紙の
ような記録媒体にノズルで発泡インクを噴射してもよい
し、点字タイプライタのようにハンマで紙を叩いて形成
してもよい。
【0009】図2は図1を実現するハードウエアの構成
を示す図である。この図において、MPU10はROM
11に記憶したプログラムに従ってRAM12上にビッ
トマップデータを生成したり、出力インターフェース1
8を通して、点列データ生成手段2が生成した点座標に
基づくデータを点形成手段3である図示しない点字プリ
ンタあるいは点字プロッタ等に出力したり、あるいは装
置全体の制御を行なう。入力インターフェース15には
キーボード16とマウス17が接続されており、ROM
11に図形描画ソフトがあればキーボード16とマウス
17を用いて図形データを作成する事も出来る。このと
きはディスプレイコントローラ13に接続されているC
RTディスプレイ14を見ながら操作が出来る。ディス
クコントローラ19には図示しないがフロッピーディス
クドライブ(FDD)とハードディスクドライブ(HD
D)が接続でき、点列データ生成手段2が生成した点列
データを保存したり、市販の図形描画ソフトで作成した
図形データ(ファイル)を読み込めるようになってい
る。20はデータおよびアドレスバスでメモリへのアク
セスや入出力のためのデータ伝送路となっている。
【0010】次に図2を用いてビットマップデータの取
得方法を説明する。ハードディスクドライブ(HDD)
にオペレーティングシステム(OS、例えばMS−DO
S)を格納して起動しておき、市販の図形描画ソフトを
稼働させる。前述のように図形描画ソフトはプリンタに
図形を描くように作られているが、プリンタへの出力を
制御するデバイスドライバを別のものに取り替えると、
本来プリンタへ出力されるべきデータをプリンタに渡さ
ずに横取りすることができる。このプリンタのためのデ
ータは、プリンタに文字コードではなくイメージ出力を
指示するデータやその他のプリント制御のための制御デ
ータを含んでいるが、図形描画ソフトからの出力データ
にはプリンタのプリントヘッドに対応するビットマップ
データが含まれている。このようにすると、図形を含む
ビットマップデータの取得が可能になり、取得したビッ
トマップデータをRAM12に格納することも、あるい
はディスクコントローラ19を通してファイルとしてハ
ードディスクに格納することも可能となる。なお、デバ
イスドライバの取り替えについてはオペレーティングシ
ステム関連の技術としてよく知られていることなのでこ
こでは詳しくは述べない。
【0011】図3はパーソナルコンピュータを用いた、
この発明の他の実施例である。パーソナルコンピュータ
31にあるプリンタ出力端子32から本来プリンタへ送
られるべきデータをプリントデータ変換機33が読み込
む。プリントデータ変換機33は今まで述べたのと同様
にプリンタ用データからビットマップデータを取得し、
後で詳しく述べる点列データ生成手段2を用いて図形に
対応する点列データを作成して点字出力装置34に出力
する。点字出力装置34は点列データを凸状の点として
記録媒体に出力する。このようにパーソナルコンピュー
タ31と点字出力装置34の間に位置するプリントデー
タ変換機33がビットマップデータの取得と点列データ
の生成処理を行なうようにしても良い。
【0012】図4はビットマップデータから点列データ
を生成する方法を説明する図である。 この図におい
て、小さな格子41はプリンタで出力する時の1ドット
を表し、この小さなドット41をいくつか束ねた大きな
格子42は点画で凸部を形成する単位となる格子であ
る。43は図形の一部を示す仮想の輪郭であり、この場
合左上から右下へ直線が描かれているものとすると、ハ
ッチングの部分がプリンタでは黒く印刷されるドットで
ある。ここで大きな格子42中の黒ドットの数を数える
と左上と右上では左上の方が多いことがわかる。この発
明では凸部を形成する場合は、例えば大きな格子42に
含まれる黒ドットの数が60%以上の時に凸部を形成す
るようにしている
【0013】図5は点列データを所定の縦軸を中心に左
右反転させるときの説明図である。この図において、
(a)は読み手に伝達したい図形を描いた図である。手
書きや前述の図形描画ソフトを用いて作成できるもので
ある。(b)は(a)の図を点画で表したものである。
実際は黒い点が凸部を形成しており指先等で触ると出っ
張りを感じ取れるようになっている。点形成手段3がこ
のように記録媒体の手前側に凸部を形成する場合はこの
点画が最終的なものとなる。しかし、点形成手段3がハ
ンマ等で衝撃を与えて点を形成した場合は凸部が記録媒
体の裏側に形成されることがある。この場合は(c)の
ように(b)を裏返して点を形成しなければならなくな
る。(c)は記録媒体の裏側に凸部が形成される点形成
方法で作成した点画である。この場合黒い点は手前側で
は凹部となっており触っても凸部程はっきりした感覚は
得られない。実際は裏返しにして凸部の方から読み取る
ようになっている。(c)のような点画を作るには
(b)の縦の中心線(図示せず)を基準にX座標をプラ
ス・マイナス逆転すればよい。式で表せば、X={−
(x−c)}となる。ここでXは(c)でのX座標であ
り、xは(b)でのX座標で、cは記録媒体の中心のX
座標である。
【0014】以上の実施例では、ビットマップ情報をR
AM上に取得して点列データを生成したが、ビットマッ
プ情報は記録媒体1頁分を一度に取得しておく必要もな
く、例えば図4での点を形成する単位である大きな格子
の縦のドット数に相当する1行分あるいはその整数倍の
ビットマップデータを取得しながら処理してもよく、ま
たRAMではなくハードディスク等の外部記憶装置を用
いてもよい。また、図形描画ソフトで作成した図形デー
タをフロッピーディスクから読み込んだが、通信回線を
介して読み込んでもよい。更に、このようにして読み込
んだ図形データを、作成した時と同じ図形描画ソフトを
起動してプリントイメージを取得するようにしたが、図
形データの形式がわかれば、その図形データから直接ビ
ットマップデータを取得してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る点画出力装置では、図形を含むビットマップデータか
ら点列データを生成するようにしたので、市販の図形描
画ソフトが利用でき、点画の作成および複写が容易に行
なえる。更に点列データを生成する際に所定の位置を基
準として左右を反転させたデータを生成するので、記録
媒体の手前側に凸部を形成する場合でも、あるいは裏側
に凸部を形成する場合でも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す点画出力装置のブロ
ック図である。
【図2】この発明の一実施例を示す点画出力装置のハー
ドウエア構成図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す点画出力装置の機
器構成図である。
【図4】この発明の点列データの生成を説明する図であ
る。
【図5】この発明の点列データを所定の縦軸を中心に左
右を反転させる時の説明図である。
【符号の説明】
1 ビットマップデータ取得手段 2 点列データ生成手段 3 点形成手段 10 MPU 11 ROM 12 RAM 13 ディスプレイコントローラ 14 CRTディスプレイ 15 入力インターフェース 16 キーボード 17 マウス 18 出力インターフェース 19 ディスクコントローラ 20 バス 31 パーソナルコンピュータ 32 プリンタ出力端子 33 プリントデータ変換機 34 点字出力装置 41 小さな格子 42 大きな格子 43 仮想の輪郭線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上に凸状の点で表現した点画を
    出力する点画出力装置において、図形表現を含むビット
    マップデータを取得するビットマップデータ取得手段
    と、該手段により取得したビットマップデータから図形
    に対応する点列データを生成する点列データ生成手段
    と、前記点列データを記録媒体上へ凸状の点として出力
    する点形成手段とを具備することを特徴とする点画出力
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記点列データ生成
    手段は前記記録媒体上に描かれる凸側の図形が前記ビッ
    トマップデータでの図形の向きと同じ向きになるよう
    に、点列データを生成する際に記録媒体上の所定の位置
    を基準として左右を反転させた点列データを生成するこ
    とを特徴とする点画出力装置。
JP7076558A 1995-03-31 1995-03-31 点画出力装置 Pending JPH08267836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7076558A JPH08267836A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 点画出力装置

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JP7076558A JPH08267836A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 点画出力装置

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JPH08267836A true JPH08267836A (ja) 1996-10-15

Family

ID=13608587

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JP7076558A Pending JPH08267836A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 点画出力装置

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