JPH08267390A - 回転式カッターユニット - Google Patents

回転式カッターユニット

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JPH08267390A
JPH08267390A JP7097650A JP9765095A JPH08267390A JP H08267390 A JPH08267390 A JP H08267390A JP 7097650 A JP7097650 A JP 7097650A JP 9765095 A JP9765095 A JP 9765095A JP H08267390 A JPH08267390 A JP H08267390A
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JP
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paper
guide plate
blade
fixed
fixed blade
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JP7097650A
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Inventor
Minoru Imahara
実 今原
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Ricoh Unitechno Co Ltd
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Ricoh Unitechno Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール紙切断時のロール紙の押さえを確実に
行わせることにより、ロール紙切断時の斜め切れが生じ
ないようにする。 【構成】 固定刃8に沿って移動刃3を移動させてロー
ル紙を切断する際、一方のガイド板9側に取付た固定刃
3に対し、他方の押付用紙ガイド板7の基部7aをスラ
イドレール14に形成した長溝14a に回動自在に挿入支承
させることにより押圧時の押圧板の撓み発生をなくし、
スプリング10によりロール紙を挾んで押圧保持した状態
での用紙切断を確実に行えるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プロッターな
どにおける転写用ロール紙をカットするための回転式カ
ッターユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】用紙をガイドするためのガイド板は2枚
対面してその間を用紙が案内されるよう構成されている
が、固定刃に沿って移動刃を移動することにより用紙切
断を行う場合、図5に示すように、用紙を確実に保持固
定しておかないと、移動刃に用紙が押されて傾き、斜め
切れ現象が生じる恐れがある。
【0003】このため、固定刃に対して用紙を動かない
よう一方のガイド板によりロール紙切断時のロール紙の
押さえを行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複写機、プロ
ッター等の転写用ロールロール紙をカットするための回
転式カッターユニットにおいて、ロール紙切断時の押え
精度は、ガイド板をはじめとするその関連の部品精度の
バラツキにより大きく変動する。例えばガイド板は長手
部品となっているため、回動自在に支軸により支承され
ていても反り易く、また、組付け後も撓みが発生し、ロ
ール紙を確実に押えることが困難で、ロール紙切断時の
負荷等によりロール紙位置がずれて斜め切れになったり
する。本発明は、押付用紙ガイド板の基部をスライドレ
ールに形成した長溝に回動自在に挿入支承させることに
より、ガイド板の反りを矯正し、撓みを防ぐことで用紙
を確実に押えることができるようにしようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の欠
点を改善しようとするもので、下記のように構成されて
いる。 (1) 用紙ガイド板に固定されている固定刃と、該固
定刃と係合しかつ該固定刃に沿って移動する回転可能な
移動刃と、該移動刃を支承しスライドレールに沿って移
動するケースと、該移動ケースをスライドレールに沿っ
て搬送させるさせる搬送装置と、前記用紙ガイド板に固
定された固定刃に対面して設けられ、これに用紙を押さ
え付けるよう作用する押付用紙ガイド板と、該用紙ガイ
ド板を固定刃より離間させるため該用紙ガイド板の両端
に固定されている解除板と、該用紙ガイド板の両端に取
付けられ該用紙板を前記固定刃に押し付けるよう作用す
るスプリングと、前記移動ケースに固定され、前記解除
板を固定刃より離間させるよう解除板に係合する係合
子、とを備え、前記押付用紙ガイド板はその基部をスラ
イドレールに形成された長溝に回動自在に挿入支承され
てなる回転式カッターユニット。 (2) 用紙切断に際して、固定刃に押付けられて用紙
を挾むよう作用する押付用紙ガイド板にマイラーを重畳
させてなる上記(1)記載の回転式カッターユニット。
【0006】
【作用】本発明においては、押付用紙ガイド板の基部
を、剛体のスライドレールに形成された長溝に回動自在
に挿入支承させるようにしたので、長手部品であるガイ
ド板が撓みを生ずることなく確実に用紙を押えることが
できるようになる。また、腰の弱いマイラーを張り付け
た押付用紙ガイド板を用いることにより、用紙の押えを
より広い面で行うことができる。
【0007】
【実施例】図1〜図4は本発明の実施例を示すもので、
図1はその縦断面図、図2は図1における移動ケース、
スライドレール、押付用紙ガイドの関係を示す拡大図、
図3は全体構成を示す平面図、図4は図1のA部分の拡
大図、である。
【0008】図1に示すように、ロール紙が下方の給紙
装置(図示省略)より、矢印で示すように、ガイド板9
の下側とスライドレール下端に形成されたガイド14d の
間に送られ、ガイド板9に取付られた固定刃8と、スラ
イドレール14に取付られた押付用紙ガイド板8の間を通
って上方に導かれる。この場合、固定刃8を取付けたガ
イド板9と押付用紙ガイド板7とは離間されている。
【0009】複写機などの内蔵CPUからの信号により
ロール紙の搬送が止まり、同時に待機位置にいた移動刃
3を含む移動ケース15が、モーター16,ギヤプーリー1
9,駆動ワイヤー13,スプリングワイヤー11よりなる搬
送機構により、スライドレール14に沿って動き出し、移
動刃3と固定刃8が係合しロール紙をカットしていく。
なお、移動ケース15には、これを手動で動かすための把
手1付移動板2が取付けられており、また、移動ケース
15をスライドレール14に沿って移動支承するためのロー
ラ22,23が設けられている。
【0010】また、図1、図3に示すように、押付用紙
ガイド板7の両端には、解除板6,24が設けられてお
り、これとスライドレール14に沿って移動する移動ケー
スに取付けられた移動板2に設けた係合子2b との係合
により、ガイド板7と固定板8との間は離間された状態
にある。そして、図2に示すように、移動ケース15には
ローラ22,23が、ガイドレール14内壁面に形成された案
内溝14b 、14c に係合するよう軸支されており、また、
前記案内溝14c に係合しているローラ23の軸5には回転
刃3が固定されていて、移動ケース15の移動により、ロ
ーラ23が壁面の案内溝14c と摩擦係合して回転駆動さ
れ、従って、回転刃3が回転するよう構成されている。
【0011】なお、スライドレール14は、側板12、25に
対し、側板に一端を固定した板バネ26により上方に付勢
されており、また、側板との間に設けたスプリング27に
よりスライドレール14を図2において時計方向に付勢
し、移動ケース15に支承された回転刃3が固定刃8上端
と係合するようになっている。
【0012】さらに、図2に示すように、押付用紙ガイ
ド板7の基部7a は円筒状に形成され、スライドレール
14に形成した円筒状の長溝14a に回動自在に挿入支承さ
れている。なお、符号18は押付用紙ガイド7に貼り付け
た腰の弱いマイラーで、これを設けると、用紙の押えを
より広い面で押えることができ、押付効果を増すことが
できる。
【0013】用紙カット時は、押付用紙ガイド板7の両
端に固定されている解除板6、24を押さえていた移動板
2の係合子2b の押えが外れ、ガイド板7は、図4
(a)に示すように、その両端にセットされているスプ
リング10で側板12、25側に引張られ、固定刃8へ圧着す
る。カット動作の終りは、移動ケース15に取付けた移動
板2に設けられたリミットスイッチ係合子2a と移動ケ
ース15の両端移動終端位置のマイクロスイッチ17との係
合で検知され、モーター16の駆動が止まる。
【0014】移動刃3を含むケース移動15は反対側の待
機位置にいき、係合子2b が解除板24,6を押すことに
より、押付用紙ガイド板7と固定刃8の圧着が解除さ
れ、回転式カッターユニットは待機状態になる。
【0015】なお、移動ケース15には、図1〜図3に示
すように、移動刃3を取付けており、モータ16より歯車
19を介してプーリ20、20間に掛け渡された駆動ワイヤ13
を移動させ、その両端をスプリング11、11を介して移動
ケース15に接続しておき、また、移動刃3と同軸に回転
可能に軸5に一体的に支承されたローラ23外周の一部が
ガイドレール14の側壁溝14c に摩擦係合して、移動ケー
ス15の移動により移動刃3が回転駆動される。また、移
動ケース15に取付られたローラ23、小ローラ22、22がガ
イドレール14の側壁溝14b ,14c との係合することによ
り、移動ケース15がガイドレール14に沿って案内移動可
能とされている。
【0016】また、図3に示すように、移動ケース15の
移動により、両側に設けられたマイクロスイッチ17を作
動させてモータの制御を行い、さらに、両側板12、25に
設けられたクッション21、21により、移動ケース15の衝
突によるショックを吸収するようにしてある。
【0017】
【発明の効果】本発明による回転式カッターユニットに
おいては、ガイド板7の基部7a をスライドレール14に
形成した長溝14a に挿入支承させることにより、ガイド
板7の反りを矯正し、撓みを防止できるので、ロール紙
の押えを確実にし、ロール紙カット時の負荷等によるロ
ール紙の斜め切れ、しわ、ジャムなどの発生をなくし、
安定したカット動作が実現できる。
【0018】また、押付用紙ガイド板7に、図2、図4
(b)に示すように、腰の弱いマイラー18を貼り付ける
ことにより、ロール紙の押えをより広い面で押えるよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転式カッターユニットの縦断面
図である。
【図2】図1における移動ケース、スライドレール、押
付用紙ガイド板の関係を示す拡大図である。
【図3】全体構成を示す平面図である。
【図4】図1のA部分の拡大図である。
【図5】移動刃と固定刃によるロール紙の切断状態を解
説する説明図である。
【符号の説明】
1 把手 2 移動板 2a ,2b 係合子 3 移動刃 4 押え 5 軸 6 解除板 7 押付用紙ガイド板 8 固定刃 9 ガイド板 10 スプリング 11 スプリング 12 側板 13 駆動ワイヤ 14 スライドレール 14a 長溝 14b,14c 案内溝 15 移動ケース 16 モータ 17 マイクロスイッチ 18 マイラー 19 歯車 20 プーリ 21 クッション 22 ローラ 23 ローラ 24 解除板 25 側板 26 板ばね 27 スプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙ガイド板に固定されている固定刃
    と、該固定刃と係合しかつ該固定刃に沿って移動する回
    転可能な移動刃と、該移動刃を支承しスライドレールに
    沿って移動するケースと、該移動ケースをスライドレー
    ルに沿って搬送させるさせる搬送装置と、前記用紙ガイ
    ド板に固定された固定刃に対面して設けられ、これに用
    紙を押え付けるよう作用する押付用紙ガイド板と、該用
    紙ガイド板を固定刃より離間させるため該用紙ガイド板
    の両端に固定されている解除板と、該用紙ガイド板の両
    端に取付けられ該用紙板を前記固定刃に押し付けるよう
    作用するスプリングと、前記移動ケースに固定され、前
    記解除板を固定刃より離間させるよう解除板に係合する
    係合子、とを備え、前記押付用紙ガイド板はその基部を
    スライドレールに形成された長溝に揺動可能に挿入支承
    されていることを特徴とする回転式カッターユニット。
  2. 【請求項2】 用紙切断に際して、固定刃に押付けられ
    て用紙を挾むよう作用する押付用紙ガイド板にマイラー
    を重畳させたことを特徴とする請求項1記載の回転式カ
    ッターユニット。
JP09765095A 1995-03-31 1995-03-31 回転式カッターユニット Expired - Fee Related JP3547211B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100415399B1 (ko) * 2002-02-15 2004-01-16 코리아프린팅시스템 주식회사 미니 프린터용 하부커터
KR100430518B1 (ko) * 2002-02-15 2004-05-10 코리아프린팅시스템 주식회사 미니 프린터용 용지 절단장치
KR100432500B1 (ko) * 2002-02-15 2004-05-20 코리아프린팅시스템 주식회사 미니 프린터용 절단장치
CN113017106A (zh) * 2021-04-20 2021-06-25 淮北睿沿农业科技有限公司 一种甘蔗削皮定量切长装置
CN113619194A (zh) * 2021-09-03 2021-11-09 江苏互憓通包装有限公司 一种瓦楞纸箱生产裁切加工设备及裁切加工工艺

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