JPH08267028A - 基板の超音波洗浄機およびそれを用いた超音波洗浄装置 - Google Patents

基板の超音波洗浄機およびそれを用いた超音波洗浄装置

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JPH08267028A
JPH08267028A JP7496595A JP7496595A JPH08267028A JP H08267028 A JPH08267028 A JP H08267028A JP 7496595 A JP7496595 A JP 7496595A JP 7496595 A JP7496595 A JP 7496595A JP H08267028 A JPH08267028 A JP H08267028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
opening
ultrasonic cleaning
substrate
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7496595A
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English (en)
Inventor
Katsuichi Okano
勝一 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 噴出する洗浄液ができるだけ基板搬送方向に
対向する方向のみに乱れなく噴出し、基板への超音波の
照射が均一とすることができる超音波洗浄機。 【構成】 超音波洗浄機10のノズル12の先端の開口
18は斜めに切られている。そこで、超音波洗浄機を半
導体基板の搬送方向に対して、斜めに取り付ければ、半
導体基板上での洗浄液の流れは、基板の未洗浄の部分の
方に流れ、洗浄済みの部部を再汚染することはなくな
る。また、開口18は搬送されてくる基板の主表面と平
行となっているので、洗浄液流および超音波照射が均一
となり洗浄効果が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は純水等の洗浄液と超音波
とを協働させて半導体基板を洗浄する超音波洗浄機およ
びそれを用いた超音波洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3(a)は、この種の超音波洗浄機の
従来例を示す正面図、図3(b)は図3(a)の側面
図、図4および図5は図3(a),(b)で示された超
音波洗浄機を実際に取り付けて超音波洗浄装置として動
作させているところを示している図である。
【0003】この超音波洗浄機110は、薄平たく長手
の直方体形状をなし、金属薄板からなる本体11と、本
体11の上面を密閉する上面板13と、本体11の底面
の長手方向の中心線に沿って開けられたスリット状の開
口17を囲い、スリット状開口が下方に延びるように、
スリット状の開口17から延ばされた金属薄板からなる
ノズル112と、本体11の中に洗浄液(例えば、純
水)を送り込むための洗浄液供給口16と、本体11の
洗浄液の中に超音波を出射するために上面板13に取り
付けられた超音波振動子(不図示)と、超音波振動子に
振動子入力端14 1,142,143を介して超音波信号
を送る超音波信号ケーブル15とから構成されている。
上述の場合、ノズル112の先端の洗浄液を超音波とと
もに噴出する開口118は、本体11およびノズルの長
手方向に延びる中心線に平行で、両中心線を通る中心面
に対しては直角である平面で切ったように加工されてい
る。
【0004】超音波洗浄機110の実際の取り付けに関
しては、基板20は搬送ローラ21,22,23によっ
て矢印Hで示される方向に搬送され、超音波洗浄機11
0は、そのノズル112の先端の開口118が搬送され
る基板20の主表面に対して平行となるように取り付け
られている。この場合、洗浄液は、ノズル112の開口
118から超音波とともに搬送されてくる基板20の主
表面に対して均一に当たって、基板20の主表面を洗浄
できる。しかし、洗浄液は矢印Hで示される搬送方向お
よびそれに対向する方向に噴出しているため、洗浄が完
了して通過する基板面に洗浄後の洗浄液が流れてしまう
可能性が大きく、基板20の再汚染の危険が大きい。
【0005】そこで、開口118から噴出する洗浄液が
できるだけ基板搬送方向に対向する方向のみに噴出さ
せ、基板20の再汚染を防ぐために、図5で示されるよ
うに超音波洗浄機110を傾けて取り付ける。洗浄液の
流れは、主に基板搬送方向に対向する方向に向くが、流
れが乱れるとともに、超音波の照射が均一とならなくな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の超音波
洗浄機では、開口118から噴出する洗浄液ができるだ
け基板搬送方向に対向する方向のみに噴出させ、基板2
0の再汚染を防ぐために、超音波洗浄機110を傾けて
取り付けているが、洗浄液の流れが乱れるとともに、超
音波の照射が均一とならなくなるという問題点を有す
る。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、噴出する洗浄
液ができるだけ基板搬送方向に対向する方向のみに乱れ
なく噴出し、基板への超音波の照射が均一となる超音波
洗浄機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波洗浄機
は、略直方体形状の空間の側面を取り囲むように、前記
空間の一本の中心線を挟んで平行に対向するように配置
された第1,第2の側壁と、前記第1,第2の側壁と直
交する第3,第4の側壁と、前記直方体形状の空間の上
部を覆う上面板と、スリット形状をして前記中心線に平
行に延びる底面スリット開口まで、下がり勾配をもって
第1,第2の側面の下縁からそれぞれ延伸する第1,第
2の底面と、前記底面スリット開口を下方の噴射開口に
繋げるように前記スリット開口の周縁から下方に延伸す
るノズルと、供給される洗浄液を前記部材に囲まれた空
間に供給し、前記ノズルの前記噴射開口から噴射させる
ための洗浄液供給手段と、前記空間に供給された洗浄液
に超音波を送出し前記ノズルの噴射開口から洗浄液とと
もに超音波を照射させる超音波生成手段とを有する超音
波洗浄機であって、前記ノズルの噴射開口によって形成
される平面は、前記空間の一本の中心線には平行であっ
て、前記ノズルの延伸方向には傾斜していることを特徴
とする。
【0009】また、本発明の超音波洗浄装置は、水平に
搬送されてくる半導体基板の上面に請求項1の超音波洗
浄機のノズルの噴射開口が平行に対面するように、前記
超音波洗浄機を傾斜させて取り付けている。この場合
に、前記噴射開口は前記半導体基板の搬送方向に直交す
るように延びており、前記超音波洗浄機は、前記半導体
基板の搬送方向に傾いて取り付けられているのが好まし
い。
【0010】
【作用】超音波洗浄機は傾いて取り付けられているので
半導体基板上での洗浄液の流れは、基板の未洗浄の部分
の方に流れ、洗浄済みの部部を再汚染することはなくな
る。また、噴射開口は斜めに切られており、かつ、水平
に搬送されてくる基板の主表面と平行になるように取り
付けられているので、洗浄液流および超音波照射が均一
となり洗浄効果が向上する。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1(a)は、本発明の超音波洗浄機の一
実施例を示す正面図、図1(b)は図1(a)の側面
図、図2は図1(a),(b)で示された超音波洗浄機
を実際に取り付けて超音波洗浄装置として動作させてい
るところを示す図である。
【0012】本実施例の超音波洗浄機10は、薄平たく
長手の略直方体形状をなす金属薄板からなる本体11
と、本体11の上面を密閉する上面板13と、本体11
の底面の長手方向の中心線に沿って開けられたスリット
状の開口17を囲い、スリット状開口17が下方に延び
るように、スリット状の開口17から延ばされた金属薄
板からなるノズル12と、本体11の中に洗浄液(例え
ば、純水)を送り込むための洗浄液供給口16と、本体
11の洗浄液の中に超音波を出射するために上面板13
に取り付けられた超音波振動子(不図示)と、超音波振
動子に振動子入力端141,142,143を介して超音
波信号を送る超音波信号ケーブル15とから構成されて
いる。
【0013】上述の実施例の場合、ノズル12の先端の
開口18は、本体11およびノズルの長手方向(図1
(a)では左右)に延びる中心線に平行で、両中心線を
通る中心面に対しては斜め、すなわちノズル12の延伸
方向には斜めになる平面で切ったように加工されてい
る。この斜めの角度は、図2の超音波洗浄装置における
超音波洗浄機10の取り付け傾斜に対応している。すな
わち、基板20は搬送ローラ21,22,23によって
矢印Hで示される方向に搬送され、超音波洗浄機10は
搬送されてくる基板20の主表面に対して傾いて取り付
けられているが、ノズル12の先端の開口18は基板2
0の主表面に対し平行となるように加工されている。し
たがって、ほとんどの洗浄液を一方向(基板20の搬送
方向に対向する方向)に均一に流すことができ、超音波
も均一に照射でき洗浄効果が大であるとともに、洗浄し
た基板20の部所を洗浄しつつある液で汚染させる可能
性が極めて少なくなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、超音波洗
浄機の噴出開口は斜めになっているので、超音波洗浄機
を傾けて取り付ければ、半導体基板上での洗浄液の流れ
は、基板の未洗浄の部分の方に流れ、洗浄済みの部分を
再汚染することはなくなる。また、超音波洗浄機の噴射
開口は斜めになっているので、搬送されてくる基板の主
表面と平行にすることができるので、洗浄液流および超
音波照射が基板面上で均一となり洗浄効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の超音波洗浄機の一実施例を
示す正面図である。(b)は(a)の側面図である。
【図2】図1(a),(b)で示された超音波洗浄機を
実際に取り付けて超音波洗浄装置として動作させている
ところを示す図である。
【図3】(a)は、超音波洗浄機の従来例を示す正面図
である。(b)は(a)の側面図である。
【図4】図3(a),(b)で示された超音波洗浄機を
実際に取り付けて超音波洗浄装置として動作させている
ところを示している図である。
【図5】図3(a),(b)で示された超音波洗浄機を
実際に取り付けて超音波洗浄装置として動作させている
ところを示している図である。
【符号の説明】
10 超音波洗浄機 11 本体 12 ノズル 13 上面板 141,142,143 振動子入力端 15 超音波信号入力ケーブル 16 洗浄液供給口 17,18 開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直方体形状の空間の側面を取り囲むよ
    うに、前記空間の一本の中心線を挟んで平行に対向する
    ように配置された第1,第2の側壁と、前記第1,第2
    の側壁と直交する第3,第4の側壁と、前記直方体形状
    の空間の上部を覆う上面板と、スリット形状をして前記
    中心線に平行に延びる底面スリット開口まで、下がり勾
    配をもって第1,第2の側面の下縁からそれぞれ延伸す
    る第1,第2の底面と、前記底面スリット開口を下方の
    噴射開口に繋げるように前記スリット開口の周縁から下
    方に延伸するノズルと、供給される洗浄液を前記部材に
    囲まれた空間に供給し、前記ノズルの前記噴射開口から
    噴射させるための洗浄液供給手段と、前記空間に供給さ
    れた洗浄液に超音波を送出し前記ノズルの噴射開口から
    洗浄液とともに超音波を照射させる超音波生成手段とを
    有する超音波洗浄機において、 前記ノズルの噴射開口によって形成される平面は、前記
    空間の一本の中心線には平行であって、前記ノズルの延
    伸方向には傾斜していることを特徴とする超音波洗浄
    機。
  2. 【請求項2】 水平に搬送されてくる半導体基板の上面
    に請求項1の超音波洗浄機のノズルの噴射開口が平行に
    対面するように、前記超音波洗浄機を傾斜させて取り付
    けた超音波洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記噴射開口は前記半導体基板の搬送方
    向に直交するように延びており、前記超音波洗浄機は、
    前記半導体基板の搬送方向に傾いて取り付けられている
    請求項2記載の超音波洗浄装置。
JP7496595A 1995-03-31 1995-03-31 基板の超音波洗浄機およびそれを用いた超音波洗浄装置 Pending JPH08267028A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003068694A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Fujikoshi Mach Corp ウェーハの洗浄装置及びウェーハの接着装置
KR100393942B1 (ko) * 2001-04-18 2003-08-14 김용훈 탈수기 여과포의 세정 및 절수장치
US6619301B2 (en) * 1999-12-17 2003-09-16 Sharp Kabushiki Kaisha Ultrasonic processing device and electronic parts fabrication method using the same

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