JPH08265302A - 秘話装置の同期信号除去方式 - Google Patents

秘話装置の同期信号除去方式

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JPH08265302A
JPH08265302A JP6117895A JP6117895A JPH08265302A JP H08265302 A JPH08265302 A JP H08265302A JP 6117895 A JP6117895 A JP 6117895A JP 6117895 A JP6117895 A JP 6117895A JP H08265302 A JPH08265302 A JP H08265302A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話内容に関係のない音を聞くことによる精
神的苦痛を除去し、通信の効率化を図る。 【構成】 音声信号をデジタル化する音声符号化器と、
そのデジタル信号を暗号化する暗号器と、暗号化された
デジタル信号を変調し,それらの復調及び復号する変復
調器よりなるデジタル秘話装置と、スケルチ機能を持た
ない無線機とを組合わせて使用するデジタル音声秘話通
信における通常の音声通信と秘話通信とを自動的に切替
える機能とスケルチ機能を備えたデジタル秘話装置にお
いて、スケルチ回路3からのスケルチ信号とそれらを通
らない同期信号検出回路5からの信号で、音声復号化器
7より出力する音声信号と受信機1より出力する受信信
号を切替え出力させる回路8にタイマー10の出力を入
力して、受信信号が受信されるから同期信号が検出され
るまでの時間、音声の通信に不要な秘話信号が通話者に
聞こえるのを禁止するか、または、同期信号を受信して
いることを話者に通知することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線回線を使用し、秘
話通信を行う際、通常の生通信と秘話通信を自動的に切
替える機能とスケルチ機能を備えた秘話通信装置におい
て、生通信と秘話通信の自動切替え検出時間までに話者
に聞える秘話の同期音を禁止または同期信号であること
を話者に知らせる秘話装置の同期信号除去方式に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は無線機と秘話装置を組合せた秘話
通信系のブロック図である。11はアンテナ、12は送
受信機、13はデジタル秘話装置である。送信の場合、
音声はデジタル秘話装置13で秘話化された後、無線送
受信機12の送信部によりアンテナ11を通して電波と
して放射される。受信の場合、前述の電波をアンテナ1
1より無線送受信機12の受信部で受信した後、秘話装
置13に入力され、秘話化された信号は音声に変換され
る。
【0003】図3はデジタル秘話装置のブロック図であ
る。16は音声を帯域圧縮してデジタル化又はデジタル
化された音声信号を復調し音声に変換する音声符号・復
号化器、15はデジタル信号を暗号化または暗号化され
たデジタル信号の暗号を解く暗号器、14はデジタル信
号を無線機の変調信号に変換または無線機からの信号を
デジタル信号に復調する変復調器である。送信の場合、
マイクからの音声信号は、音声符号・復号化器16でデ
ジタル信号に変換され、暗号器15で乱数を掛けること
により暗号化される。暗号化されたデジタル信号は変復
調器14で無線機の変調入力である変調信号に変換され
る。受信の場合、無線機からの受信された信号は、変復
調器14で復調され、デジタル信号に変換される。その
信号は、暗号器15で暗号を解かれ、音声符号・復号化
器16で音声信号に変換され、スピーカーに供給されて
音声として出力される。
【0004】図4は通常の通信および秘話の自動切替え
を行う装置(受信)を示すブロック図である。1は受信
機、2は図2の秘話装置内の受信系を示す。3はスケル
チ回路(SQU)、4は復調器(DEM)、5は暗号同
期、音声符号・復号化器のフレーム同期の為の同期信号
検出回路(SYD)、6は暗号を解く暗号器の復号回
路、7は音声復号化器、8はフリップフロップ(F
F)、9はアナログスイッチ(SW)を示す。秘話の場
合、受信機1の出力は、復調器4でデジタル信号に復調
され、その信号は復号回路6と同期信号検出回路5に送
られ、同期信号検出回路5で同期が取られると、復号回
路6では暗号が解かれる。暗号が解かれたデジタル信号
は、音声復号化器7に送られ、そこで音声信号に復元さ
れて入力端子I1 よりアナログスイッチ9を通り、出力
端子Oより出力される。また、通常の受信の場合(秘話
でない場合)、受信機1の出力は入力端子I2よりアナ
ログスイッチ9を通り、出力端子Oより出力される。こ
のように、秘話の場合と、通常の通信の場合はアナログ
スイッチ9で入力端子I1 に入力する音声信号または入
力端子I2 に入力する受信信号のどちらかの信号を出力
端子Oより出力するか否かに拠って決まる。
【0005】以下、アナログスイッチ9の切替え制御方
法について説明する。まず、受信信号がない場合でイニ
シャル時は、受信機の雑音でスケルチ回路3が動作し、
フリップフロップ8をセットし、出力端子Oの出力は音
声復号化器7の出力を選択するが同期信号検出回路5で
同期が取れないため、復号回路6、音声復号化器7は動
作せず、入力端子I1 側に出力がでない。そのため、結
果的には出力端子Oには何も出力されない(何も聞こえ
ない)。次に受信機1が信号を受信すると(秘話が通常
の通信かどうか解らない)、秘話の場合、同期信号検出
回路5で同期が掛かり、フリップフロップ8をリセット
し、アナログスイッチ9は音声復号化器7の出力信号を
通す。このとき秘話の再生された音声が出力される。通
常の受信の場合(秘話でない時)、同期信号検出回路5
の同期信号が出力されないため、フリップフロップ8は
セットされたままになっており、受信機1より出力する
受信信号をそのまま出力する。このように秘話の場合、
スケルチ回路3が動作し、フリップフロップ8をセット
し、同期信号検出回路5で同期信号が検出されてフリッ
プフロップ8がリセットされるまでの時間すなわち、受
信されてから同期信号が検出されるまでの時間、秘話の
かかった信号を出力することになり、この時間、秘話と
同じ音を聞くことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、信号
が装置に受信されるとスケルチ回路が開き、次に同期信
号が検出されるまで、秘話音が話者に聞こえるため、雑
音を聞くのと同様の不快感を受ける。特にプレストーク
方式の通信方式では、プレスのたびに同期信号が送出さ
れるため、その度に、雑音を聞くことと同じことにな
り、非常にうるさく感じることもあり、場合によっては
苦痛を感じることもしばしばであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであって、受信から同期信
号が検出されるまでの時間、秘話音を聞くことによる精
神的苦痛を取除き、通信の効率化を図る秘話装置の同期
信号除去方式を提供しようとするものである。即ち、本
発明方式は、音声信号をデジタル化する音声符号化器1
6と、そのデジタル信号を暗号化する暗号器15と、暗
号化されたデジタル信号を変調し,それらの復調及び復
号する変復調器14よりなるデジタル秘話装置と、スケ
ルチ機能を持たない無線機とを組合わせて使用するデジ
タル音声秘話通信における通常の音声通信と秘話通信と
を自動的に切替える機能とスケルチ機能を備えたデジタ
ル秘話装置において、スケルチ回路3からのスケルチ信
号とそれらを通らない同期信号検出回路5からの信号
で、音声復号化器7より出力する音声信号と受信機1よ
り出力する受信信号を切替え出力させる回路8にタイマ
ー10の出力を入力して、受信信号が受信されてから同
期信号が検出されるまでの時間、音声の通信に不要な秘
話信号が通話者に聞こえるのを禁止するか、または、同
期信号を受信していることを話者に通知することを特徴
とする。
【0008】
【作 用】上記のような構成であるから、スケルチ回路
3からのスケルチ信号とそれらを通らない同期信号検出
回路5からの信号で、音声復号化器7より出力する音声
信号と受信機1より出力する受信信号を切替え出力させ
る回路8にタイマー10の出力が入力され、タイマー1
0の設定時間、即ち、受信から同期信号が検出されるま
での時間、秘話信号(同期信号なので、直接聞いても判
断ができず、雑音となる)が聞えなくなるか、同期信号
を受信している旨通知され、その間、聞かないことにな
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明方式の1実施例の構成を示すブ
ロック図である。まず、その構成を説明する。1は受信
機、3はスケルチ回路で、信号がある場合、本実施例の
場合では通常の通信および秘話通信時に開く。4は変復
調器の復調器、6は暗号器の復号回路、7は音声復号化
器で、復号回路6と復号化器7は同期信号検出回路5で
同期信号が検出され、その結果で動作する。8はセッ
ト、リセット付きのフリップフロップで、その結果をク
ロックで読出すことが出来る。9はアナログスイッチ、
10は秘話信号を受信してから、同期検出に要する時間
に設定されたタイマーである。
【0010】初期状態では受信機1が信号を受けていな
いとき、受信機内部の雑音を秘話装置内の受信系2に出
力しているので、この雑音でスケルチ回路3のスケルチ
は閉じた状態になっている。この出力で、フリップフロ
ップ8はリセットされ、その結果アナログスイッチ9は
音声復号化器7の出力を出すように切替えられている。
音声復号化器7の出力には信号がないので、アナログス
イッチ9の出力端子Oにはなにも出力されない。今、信
号が受信機1から出力されると、スケルチ回路3が開
き、タイマー10が動作を始める。それと同時に、復調
器4で復調され、同期信号検出回路5で同期信号が検出
される。その検出出力で復号回路6と音声復号化器7の
動作が開始される。すなわち、復調器4の復調出力は復
号回路6で暗号の復号が行われ、その信号出力は音声復
号化器7で音声の復号が行われ、音声信号に復元され
る。復元された音声信号はアナログスイッチ9の入力端
子I1 の入力となる。一方、同期信号検出回路5の同期
検出出力はフリップフロップ8のサンプリングされる入
力となり、タイマー10の出力でサンプリングされ、ア
ナログスイッチ9の切替え信号となり、同期が取れた場
合は、前述の音声信号を出力端子Oに出力する。もし、
同期が取れなかった場合は、アナログスイッチ9を受信
機1の出力に切替えるため受信機1の受信信号の出力が
出力端子Oに出力される。
【0011】
【発明の効果】本発明を実施することにより、本来通話
内容に関係ない音を聞くことによって生じる精神的な苦
痛を排除することができ、通信の効率化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方式の1実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】無線機と秘話装置を組合せた秘話通信系のブロ
ック図である。
【図3】デジタル秘話装置のブロック図である。
【図4】通常の通信および秘話の自動切替えを行う装置
(受信)を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信機 2 秘話装置の受信系 3 スケルチ回路 4 復調器 5 同期信号検出回路 6 復号回路 7 音声復号化器 8 フリップフロップ 9 アナログスイッチ 10 タイマー 11 アンテナ 12 送受信機 13 秘話装置 14 変復調器 15 暗号器 16 音声符号・復号化器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号をデジタル化する音声符号化器
    と、そのデジタル信号を暗号化する暗号器と、暗号化さ
    れたデジタル信号を変調し,それらの復調及び復号する
    変復調器よりなるデジタル秘話装置と、スケルチ機能を
    持たない無線機とを組合わせて使用するデジタル音声秘
    話通信における通常の音声通信と秘話通信とを自動的に
    切替える機能とスケルチ機能を備えたデジタル秘話装置
    において、スケルチ回路からのスケルチ信号とそれらを
    通らない同期信号検出回路からの信号で、音声復号化器
    より出力する音声信号と受信機より出力する受信信号を
    切替え出力させる回路にタイマーの出力を入力して、受
    信信号が受信されてから同期信号が検出されるまでの時
    間、音声の通信に不要な秘話信号が通話者に聞こえるの
    を禁止するか、または、同期信号を受信していることを
    話者に通知することを特徴とする秘話装置の同期信号除
    去方式。
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