JPH08265052A - 歪補償器 - Google Patents
歪補償器Info
- Publication number
- JPH08265052A JPH08265052A JP7060895A JP6089595A JPH08265052A JP H08265052 A JPH08265052 A JP H08265052A JP 7060895 A JP7060895 A JP 7060895A JP 6089595 A JP6089595 A JP 6089595A JP H08265052 A JPH08265052 A JP H08265052A
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- JP
- Japan
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- distortion
- circuit
- level
- input signal
- phase
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Abstract
(57)【要約】
【目的】入力信号レベルの変動に対し、安定した歪補償
ができるようにする。 【構成】ハイブリッド１は入力信号Ｓ１を信号Ｓ２，Ｓ
３に分岐する。歪発生回路２は、歪発生バイアスＢ１に
応じて非線形素子の動作点を変化させて信号Ｓ２の３次
歪成分を発生する。減衰回路３は、歪発生回路２が出力
する歪成分の振幅を調整する。可変位相回路５は、位相
調整バイアスＢ２に応じて信号Ｓ３の位相を調整する。
検波回路７は、方向性結合回路６の出力を検波して入力
信号Ｓ１のレベルを検出する。歪発生バイアス制御回路
８は、入力信号のレベルに応じて歪発生バイアスＢ１を
制御し、また、位相調整バイアス制御回路９は、入力信
号のレベルに応じて位相調整バイアスＢ２を制御する。
ハイブリッド４は、減衰回路３の出力および可変位相回
路５の出力を合成し、出力信号Ｓ４として電力増幅器２
０へ供給する。
ができるようにする。 【構成】ハイブリッド１は入力信号Ｓ１を信号Ｓ２，Ｓ
３に分岐する。歪発生回路２は、歪発生バイアスＢ１に
応じて非線形素子の動作点を変化させて信号Ｓ２の３次
歪成分を発生する。減衰回路３は、歪発生回路２が出力
する歪成分の振幅を調整する。可変位相回路５は、位相
調整バイアスＢ２に応じて信号Ｓ３の位相を調整する。
検波回路７は、方向性結合回路６の出力を検波して入力
信号Ｓ１のレベルを検出する。歪発生バイアス制御回路
８は、入力信号のレベルに応じて歪発生バイアスＢ１を
制御し、また、位相調整バイアス制御回路９は、入力信
号のレベルに応じて位相調整バイアスＢ２を制御する。
ハイブリッド４は、減衰回路３の出力および可変位相回
路５の出力を合成し、出力信号Ｓ４として電力増幅器２
０へ供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は歪補償器に関し、特にマ
イクロ波帯電力増幅器の３次歪を補償するプリディスト
ーション方式の歪補償器に関する。
イクロ波帯電力増幅器の３次歪を補償するプリディスト
ーション方式の歪補償器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の歪補償器は、図２に示すように、
入力端１０１に入力される信号Ｓ１をハイブリッド１に
より信号Ｓ２と信号Ｓ３とに２分岐し、一方の信号Ｓ２
を歪発生回路１１に入力して３次歪成分を発生させ、位
相回路１２および減衰回路１３により歪成分の位相およ
び振幅をそれぞれ調整することにより、電力増幅器２０
で発生する３次歪成分とは逆相の信号成分を生成し、こ
の信号成分と信号Ｓ３とをハイブリッド４により合成し
て信号Ｓ４を生成し、出力端１０２を介して電力増幅器
２０へ出力する。
入力端１０１に入力される信号Ｓ１をハイブリッド１に
より信号Ｓ２と信号Ｓ３とに２分岐し、一方の信号Ｓ２
を歪発生回路１１に入力して３次歪成分を発生させ、位
相回路１２および減衰回路１３により歪成分の位相およ
び振幅をそれぞれ調整することにより、電力増幅器２０
で発生する３次歪成分とは逆相の信号成分を生成し、こ
の信号成分と信号Ｓ３とをハイブリッド４により合成し
て信号Ｓ４を生成し、出力端１０２を介して電力増幅器
２０へ出力する。
【０００３】歪発生回路１１は、非線形素子（ダイオー
ドやＧａＡｓＦＥＴ等）を有しており、非線形素子に固
定バイアスを印加し、この固定バイアスに対応する非線
形性を使用して歪成分を発生している。
ドやＧａＡｓＦＥＴ等）を有しており、非線形素子に固
定バイアスを印加し、この固定バイアスに対応する非線
形性を使用して歪成分を発生している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の歪補償
器では、非線形素子に固定バイアスを印加して歪成分を
発生させている。しかし、入力信号レベルが変動した場
合、発生する３次歪成分のレベルが変動し、また、位相
回路も固定式であるためにレベル変動による位相変化に
対応できず、安定した歪補償ができないという問題点が
ある。
器では、非線形素子に固定バイアスを印加して歪成分を
発生させている。しかし、入力信号レベルが変動した場
合、発生する３次歪成分のレベルが変動し、また、位相
回路も固定式であるためにレベル変動による位相変化に
対応できず、安定した歪補償ができないという問題点が
ある。
【０００５】本発明の目的は、入力信号レベルの変動に
対して安定した歪補償が可能な歪補償器を提供すること
にある。
対して安定した歪補償が可能な歪補償器を提供すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の歪補償器は、入
力信号を２分岐する分岐手段と、前記入力信号のレベル
を検知するレベル検知手段と、歪発生バイアスに応じて
非線形素子の動作点を変化させ前記分岐手段によって分
岐された一方の信号を受けて３次歪成分を発生する歪発
生手段と、前記レベル検知手段によって検知された前記
入力信号のレベルに応じて前記歪発生バイアスを制御す
る歪発生バイアス制御手段と、前記分岐手段によって分
岐された他方の信号の位相を位相調整バイアスに応じて
可変する可変位相手段と、前記レベル検知手段によって
検知された前記入力信号のレベルに応じて前記位相調整
バイアスを制御する位相調整バイアス制御手段と、前記
歪発生手段の出力および前記可変位相手段の出力をそれ
ぞれ受けて合成する合成手段とを備える。
力信号を２分岐する分岐手段と、前記入力信号のレベル
を検知するレベル検知手段と、歪発生バイアスに応じて
非線形素子の動作点を変化させ前記分岐手段によって分
岐された一方の信号を受けて３次歪成分を発生する歪発
生手段と、前記レベル検知手段によって検知された前記
入力信号のレベルに応じて前記歪発生バイアスを制御す
る歪発生バイアス制御手段と、前記分岐手段によって分
岐された他方の信号の位相を位相調整バイアスに応じて
可変する可変位相手段と、前記レベル検知手段によって
検知された前記入力信号のレベルに応じて前記位相調整
バイアスを制御する位相調整バイアス制御手段と、前記
歪発生手段の出力および前記可変位相手段の出力をそれ
ぞれ受けて合成する合成手段とを備える。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
である。ここで、入力端１０１からの入力信号Ｓ１は、
ハイブリッド１により信号Ｓ２およびＳ３に２分岐され
る。分岐された一方の信号Ｓ２は歪発生回路２に入力
し、他方の信号Ｓ３は可変位相回路５に入力する。歪発
生回路２は信号Ｓ２を受けて３次歪成分を発生する。こ
の３次歪成分は減衰回路３により振幅調整される。減衰
回路３により振幅調整された歪成分と可変位相回路５に
よって位相調整された信号とがハイブリッド４により合
成される。合成された信号Ｓ４は、電力増幅器２０で発
生する歪成分とは逆相の信号成分を含む信号であり、出
力端１０２を介して電力増幅器２０へ出力される。
である。ここで、入力端１０１からの入力信号Ｓ１は、
ハイブリッド１により信号Ｓ２およびＳ３に２分岐され
る。分岐された一方の信号Ｓ２は歪発生回路２に入力
し、他方の信号Ｓ３は可変位相回路５に入力する。歪発
生回路２は信号Ｓ２を受けて３次歪成分を発生する。こ
の３次歪成分は減衰回路３により振幅調整される。減衰
回路３により振幅調整された歪成分と可変位相回路５に
よって位相調整された信号とがハイブリッド４により合
成される。合成された信号Ｓ４は、電力増幅器２０で発
生する歪成分とは逆相の信号成分を含む信号であり、出
力端１０２を介して電力増幅器２０へ出力される。
【０００９】ところで、歪発生回路２は非線形素子（ダ
イオードやＧａＡｓＦＥＴ等）を有しており、歪発生バ
イアスＢ１に応じて非線形素子の動作点を変化させて信
号Ｓ２の３次歪成分を発生する。また、可変位相回路５
は、位相調整バイアスＢ２に応じて信号Ｓ３の位相を変
化させる。
イオードやＧａＡｓＦＥＴ等）を有しており、歪発生バ
イアスＢ１に応じて非線形素子の動作点を変化させて信
号Ｓ２の３次歪成分を発生する。また、可変位相回路５
は、位相調整バイアスＢ２に応じて信号Ｓ３の位相を変
化させる。
【００１０】検波回路７は、入力端１０１側に設けられ
た方向性結合回路６の出力を検波することにより入力信
号Ｓ１のレベルを検出する。歪発生バイアス制御回路８
は、検波回路７が検出した入力信号レベルに応じて、信
号Ｓ２のレベル変動に対して３次歪成分のレベル変動が
生じないように歪発生バイアスＢ１を制御する。また、
位相バイアス制御回路９は、検波回路７が検出した入力
信号レベル応じて、３次歪成分の位相変動を抑えるよう
に位相調整バイアスＢ２を制御する。
た方向性結合回路６の出力を検波することにより入力信
号Ｓ１のレベルを検出する。歪発生バイアス制御回路８
は、検波回路７が検出した入力信号レベルに応じて、信
号Ｓ２のレベル変動に対して３次歪成分のレベル変動が
生じないように歪発生バイアスＢ１を制御する。また、
位相バイアス制御回路９は、検波回路７が検出した入力
信号レベル応じて、３次歪成分の位相変動を抑えるよう
に位相調整バイアスＢ２を制御する。
【００１１】このように構成することにより、入力信号
のレベル変動に対し安定して電力増幅器２０の歪補償が
可能な信号Ｓ４を生成できる。
のレベル変動に対し安定して電力増幅器２０の歪補償が
可能な信号Ｓ４を生成できる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力信号のレベルを検知し、この入力信号レベルに応じて
歪発生回路および可変位相回路のバイアスをそれぞれ制
御することにより、入力信号レベルの変動に対して、歪
発生回路が発生する歪成分のレベル変動および位相変動
を抑えることができるので、安定した歪補償を行うこと
ができる。
力信号のレベルを検知し、この入力信号レベルに応じて
歪発生回路および可変位相回路のバイアスをそれぞれ制
御することにより、入力信号レベルの変動に対して、歪
発生回路が発生する歪成分のレベル変動および位相変動
を抑えることができるので、安定した歪補償を行うこと
ができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】従来の歪補償器の一例を示すブロック図であ
る。
る。
１，４ ハイブリッド ２ 歪発生回路 ５ 可変位相回路 ６ 方向性結合回路 ７ 検波回路 ８ 歪発生バイアス制御回路 ９ 位相調整バイアス制御回路 Ｂ１ 歪発生バイアス Ｂ２ 位相調整バイアス
Claims (1)
- 【請求項１】 入力信号を２分岐する分岐手段と、前記
入力信号のレベルを検知するレベル検知手段と、歪発生
バイアスに応じて非線形素子の動作点を変化させ前記分
岐手段によって分岐された一方の信号を受けて３次歪成
分を発生する歪発生手段と、前記レベル検知手段によっ
て検知された前記入力信号のレベルに応じて前記歪発生
バイアスを制御する歪発生バイアス制御手段と、前記分
岐手段によって分岐された他方の信号の位相を位相調整
バイアスに応じて可変する可変位相手段と、前記レベル
検知手段によって検知された前記入力信号のレベルに応
じて前記位相調整バイアスを制御する位相調整バイアス
制御手段と、前記歪発生手段の出力および前記可変位相
手段の出力をそれぞれ受けて合成する合成手段とを備え
ることを特徴とする歪補償器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7060895A JP2788865B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 歪補償器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7060895A JP2788865B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 歪補償器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08265052A true JPH08265052A (ja) | 1996-10-11 |
| JP2788865B2 JP2788865B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=13155557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7060895A Expired - Fee Related JP2788865B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 歪補償器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2788865B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6307436B1 (en) | 1999-06-15 | 2001-10-23 | Nec Corporation | Predistortion type linearizer with a resonant circuit and common gate FET |
| US6756844B2 (en) | 2001-08-07 | 2004-06-29 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Distortion compensation amplification apparatus of feed forward type and adaptive pre-distortion type |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62206905A (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-11 | Nec Corp | 電力増幅器用非直線歪み補償回路 |
| JPH03198512A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-29 | Mitsubishi Electric Corp | 高周波増幅器 |
| JPH05235646A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-09-10 | Nec Corp | 非線形歪補償回路 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP7060895A patent/JP2788865B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62206905A (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-11 | Nec Corp | 電力増幅器用非直線歪み補償回路 |
| JPH03198512A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-29 | Mitsubishi Electric Corp | 高周波増幅器 |
| JPH05235646A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-09-10 | Nec Corp | 非線形歪補償回路 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6307436B1 (en) | 1999-06-15 | 2001-10-23 | Nec Corporation | Predistortion type linearizer with a resonant circuit and common gate FET |
| US6756844B2 (en) | 2001-08-07 | 2004-06-29 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Distortion compensation amplification apparatus of feed forward type and adaptive pre-distortion type |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2788865B2 (ja) | 1998-08-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980519 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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