JPH07283658A - 歪補償器 - Google Patents

歪補償器

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JPH07283658A
JPH07283658A JP6683494A JP6683494A JPH07283658A JP H07283658 A JPH07283658 A JP H07283658A JP 6683494 A JP6683494 A JP 6683494A JP 6683494 A JP6683494 A JP 6683494A JP H07283658 A JPH07283658 A JP H07283658A
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尚人 宮丸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡便な方法で広帯域にわたる歪み補償を行い、
しかも、簡易な構造の歪補償器を提供する。 【構成】入力端より入力された主信号を変調器22で変
調する。このとき発生する側波帯信号を側波帯信号検出
器24にて検出し、これを、制御部25B及びベクトル
調整器21Bにおいて制御することで、歪み成分の少な
い主信号を安定的かつ広帯域に出力端へと供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歪補償器にかかり、例
えば高周波増幅器等に用いられるいわゆるフィードフォ
ワード型の歪補償器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歪補償器について図3で説明す
る。INは入力端で、この入力端INから高周波信号が
入力される。高周波入力信号は、第1の電力分配器31
で主信号と補助信号に分配される。そして、主信号は第
1の増幅器32で増幅される。
【0003】第1の増幅器32で増幅された主信号、お
よび第1の増幅器32で発生する歪成分は、第2の電力
分配器33に加えられる。この第2の電力分配器33
で、主信号および歪成分の一部が分岐され、分岐された
成分が第1の電力合成器34に加えられる。
【0004】また、第2の電力分配器33を通過した主
信号および歪成分は、第2の電力合成器36に加えられ
る。なお、第2の電力合成器36は、出力端OUTに接
続される。
【0005】ところで、第2の電力分配器33で一部が
分岐された主信号および歪成分は、第1の電力合成器3
4において、第1の電力分配器31で分配された補助信
号と逆相で合成される。
【0006】主信号と補助信号は、同一の高周波信号が
分配されたものであるため、第1の電力合成器34で打
ち消し合い、第1の増幅器32で発生した歪成分が取り
出される。
【0007】第1の電力合成器34で取り出された歪成
分は、第2の増幅器35で増幅される。第2の増幅器3
5で増幅された歪成分は、第2の電力合成器36におい
て、前記第1の増幅器32で増幅された主信号および第
1の増幅器32で発生した歪成分と逆相で合成される。
【0008】第2の電力合成器36では、歪成分同士が
打ち消し合い、歪成分のない主信号が取り出される。こ
の主信号は、出力端OUTを通して後段の回路に供給さ
れる。
【0009】上記した構成の従来の歪補償器では、第1
の電力合成器34で、主信号と補助信号が打ち消し合う
ようにしたり、また、第2の電力合成器36で、歪成分
同士が打ち消し合うようにしたりする調整は必ずしも容
易ではない。
【0010】例えば、温度変化などで増幅器の特性が変
わると、歪成分などを打ち消す特性が劣化する。このよ
うな欠点を改善するために、例えば「電子情報通信学会
技術研究報告(RCS90−4,vol.90−4,N
o.57,p21〜28)」で発表された方法がある。
【0011】この方法を図4で説明する。なお、図4で
は、図3と同一部分には同一符号を付して重複する部分
の説明は省略する。
【0012】第1の増幅器32の直前または直後に第1
のパイロット信号発生器47Aを設け、高周波入力信号
にパイロット信号を加える。また、出力端OUTの近く
に設けたパイロット信号検出器46Aにおいて、パイロ
ット信号を検出する。
【0013】そして、この検出されるパイロット信号が
最小となるように第2の増幅器35の前段に設けたベク
トル調整器41Bを調整する。このベクトル調整器41
Bでは、パイロット信号検出器46Aで検出されるパイ
ロット信号が最小となるように、ベクトル調整器41B
を通過する信号の振幅および位相を調整している。
【0014】この構成により、歪成分が出力端OUTか
ら出力されないようにしている。また、第2のパイロッ
ト信号を発生するパイロット信号発生器47Bを、入力
端INに設け、入力端INから入力する高周波入力信号
にこのパイロット信号を加える。そして、第1の電力合
成器34の後段に設けたパイロット信号検出器46Bに
おいて、このパイロット信号を検出する。そして、検出
されるパイロット信号が最小となるように第1の増幅器
32の前段に設けられたベクトル調整器41Aを調整す
る。
【0015】このベクトル調整器41Aでは、パイロッ
ト信号検出器46Bで検出されるパイロット信号が最小
となるように、ベクトル調整器41Aを通過する信号の
振幅および位相を調整している。この構成により、歪成
分のみが第2の増幅器35に加わるようにしている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成の歪
補償器では、温度変化等による増幅器の特性の変化で歪
み成分を打ち消す特性が変化してしまうので、パイロッ
ト信号発生器を用いて歪補償をする方法がある。しか
し、帯域内あるいは帯域の近傍にパイロット信号発生器
を用いた場合、パイロット信号を発生させるために、高
周波の発振器を用意しなければならない。高周波の発振
器は、その構造、構成が複雑になる。
【0017】また、低周波の発振器を使うこともできる
が、逓倍器が必要になり、やはり構造、構成が複雑にな
る。さらに、帯域の下端付近あるいは上端付近にパイロ
ット信号を配置した場合、パイロット信号から離れた帯
域端では歪補償量が急激に劣化する。これを回避して広
帯域に歪補償を行うことは、その帯域の両端等に、あわ
せて二つ以上の複雑のパイロット信号を使うことにより
可能であるが、それぞれのパイロット信号に対してパイ
ロット信号発生器とパイロット信号検出器を用意して、
その検出されたそれぞれの信号をベクトル調整器により
最小にしなければならないため、歪補償器の構造、構成
がますます複雑になる。
【0018】本発明は、上記の欠点を解決し、構造、構
成が複雑になるパイロット信号発生器を用いることな
く、さらには、広帯域に歪補償を行う場合でも、複数の
パイロット信号発生器を用いることを必要としない歪補
償器を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力信号を主
信号と補助信号とに分配する第一の電力分配器と、この
第一の電力分配器で分配された主信号を変調し、側波帯
信号を発生させる変調器と、この変調器で変調された主
信号の振幅及び位相を調整する第一のベクトル調整器
と、この主信号を増幅する第一の増幅器と、この第一の
増幅器で増幅された主信号を分配する第二の電力分配器
と、この第二の電力分配器により分配される一方の信号
と前記第一の電力分配器で分配された補助信号とを合成
する第一の電力合成器と、この第一の電力合成器で電力
合成された信号から主信号を検出する主信号検出器と、
前記第一の電力合成器に接続し、前記第一の電力合成器
で合成された信号の振幅及び位相を調整する第二のベク
トル調整器と、この第二のベクトル調整器で送出された
信号を増幅する第二の増幅器と、前記第二の電力分配器
で分配されたもう一方の信号と前記第二の増幅器で増幅
された信号とを合成する第二の電力合成器と、この第二
の電力合成器に接続し出力信号を送出させ、側波帯信号
を検出する側波帯信号検出器と、前記主信号検出器と前
記第一のベクトル調整器の間に介在され、前記主信号検
出器で検出された主信号の値が最小となるように前記第
一のベクトル調整器を制御する第一の制御部と、前記側
波帯信号検出器と前記第二のベクトル調整器との間に介
在され、前記側波帯信号検出器で検出された側波帯信号
の値が最小となるように前記第二のベクトル調整器を制
御する第二の制御部とを具備することを特徴とする歪補
償器を提供する。
【0020】また、本発明はパイロット信号を発生させ
るパイロット信号発生器と、入力信号を主信号と補助信
号とに分配する第一の電力分配器と、この第一の電力分
配器で分配された主信号を変調する変調器と、この変調
器で変調された主信号の振幅及び位相を調整する第一の
ベクトル調整器と、この第一のベクトル調整器で調整さ
れた主信号を増幅する第一の増幅器と、この第一の増幅
器で増幅された主信号を分配する第二の電力分配器と、
この第二の電力分配器により分配される一方の信号と前
記第一の電力分配器で分配された補助信号とを合成する
第一の電力合成器と、この第一の電力合成器で電力合成
された信号からパイロット信号を検出するパイロット信
号検出器と、前記第一の電力合成器に接続し、前記第一
の電力合成器で合成された信号の振幅及び位相を調整す
る第二のベクトル調整器と、この第二のベクトル調整器
で送出された信号を増幅する第二の増幅器と、前記第二
の電力分配器で分配されたもう一方の信号と前記第二の
増幅器で増幅された信号とを合成する第二の電力合成器
と、この第二の電力合成器に接続し出力信号を送出さ
せ、側波帯信号を検出する側波帯信号検出器と、前記主
信号検出器と前記第一のベクトル調整器の間に介在さ
れ、前記主信号検出器で検出された主信号の値が最小と
なるように前記第一のベクトル調整器を制御する第一の
制御部と、前記側波帯信号検出器と前記第二のベクトル
調整器との間に介在され、前記側波帯信号検出器で検出
された側波帯信号の値が最小となるように前記第二のベ
クトル調整器を制御する第二の制御部と、を具備するこ
とを特徴とする歪補償器を提供する。
【0021】
【作用】上記構成による本発明の歪補償器によれば、パ
イロット信号を用いて歪み補償をする代わりに変調器を
用いている。よって、主信号を変調器で変調することで
発生する側波帯信号を検出、制御することで補償が行わ
れる。
【0022】したがって、パイロット信号を発生させる
ために用いられる高周波の発信器、または低周波の発信
器を用いた場合の逓倍器を必要とせず、歪補償が容易化
するものである。さらに、広帯域の歪補償を行う場合、
従来複数のパイロット信号発生器が必要となったが変調
器を用いれば主信号を変調したことにより発生する上側
波帯信号及び下側波帯信号を利用するので簡便に歪補償
が行える。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例について、図1を参照して
説明する。INは入力端で、この入力端INから高周波
入力信号が入力される。高周波入力信号は、第1の電力
分配器11で主信号と補助信号とに分配される。主信号
は第1のベクトル調整器21Aを経て、第1の増幅器1
2で増幅される。
【0024】なお、変調器22は、第1の増幅器12の
前で主信号に変調を加え、主信号に上側波帯信号および
下側波帯信号を発生させる。第1の増幅器12で増幅さ
れた主信号、および第1の増幅器12で発生した歪成分
は、上側波帯信号および下側波帯信号と一緒に第2の電
力分配器13に加えられる。そして、第2の電力分配器
13で、主信号および歪成分および上側波帯信号および
下側波帯信号の一部が分配され、第1の電力合成器14
に加えられる。
【0025】また、第2の電力分配器13を通過した主
信号および歪成分および上側波帯信号および下側波帯信
号は、第2の電力合成器16に加えられる。なお、第2
の電力合成器16は、出力端OUTに接続されている。
【0026】ところで、第2の電力分配器13で一部が
分配された主信号および歪成分および上側波帯信号およ
び下側波帯信号は、第1の電力合成器14において、第
1の電力分配器11で分配された補助信号と逆相で合成
される。
【0027】主信号と補助信号とは、同一の高周波入力
信号が分配されたものであるため、第1の電力合成器1
4では、主信号と補助信号とが打ち消し合い、第1の増
幅器12で発生した歪成分および上側波帯信号および下
側波帯信号が取り出される。
【0028】前記第1の電力合成器14の出力側に主信
号検出器23が接続されている。検出された信号は第1
の制御部25Aに入力される。この第1の制御部25A
は歪成分および上側波帯信号および下側波帯信号を安定
に取り出すために、入力された検出信号が、最小になる
ように前記第1のベクトル調整器21Aを制御してい
る。
【0029】なお、第1の電力合成器14で取り出され
た歪成分および上側波帯信号および下側波帯信号は、第
2のベクトル調整器21Bを経て、第2の増幅器15で
増幅される。
【0030】第2の増幅器15で増幅された歪成分およ
び上側波帯信号および下側波帯信号は、第2の電力合成
器16において、前記第1の増幅器12で増幅された主
信号および第1の増幅器12で発生した歪成分および上
側波帯信号および下側波帯信号と逆相で合成される。
【0031】ところで、第2の電力合成器16におい
て、第2の電力分配器13から加えられる歪成分と、第
2の増幅器15から加えられる歪成分とが、振幅が等し
く、逆相であると両歪成分が互いに打ち消し合い、歪成
分は残らない。
【0032】したがって、歪成分および上側波帯信号お
よび下側波帯信号の成分がなくなり、さらに、変調され
ていた主信号は復調されるため、歪成分のない復調され
た主信号が取り出される。
【0033】前記第2の電力合成器16の出力側に上側
波帯信号および下側波帯信号を検出する側波帯検出器2
4が接続されている。検出された信号は、第2の制御部
25Bに入力される。この第2の制御部25Bは歪成分
の少ない復調された主信号を安定に、かつ広帯域に取り
出すために、入力された上側波帯信号と下側波帯信号の
検出信号が同時に最小になるように前記第2のベクトル
調整器21Bを制御している。
【0034】ベクトル調整器21Bは、ここを通過する
歪成分および上側波帯信号および下側波帯信号の振幅、
位相を調整するもので、側波帯信号検出器24で検出さ
れる上側波帯信号および下側波帯信号が最小となるよう
に、上側波帯信号および下側波帯信号の振幅、位相を制
御部25Bによって制御される。
【0035】上記したベクトル調整器21Bの制御によ
り、歪成分の少ない主信号が出力端OUTから出力さ
れ、後段の回路に供給される。なお、図1では変調器2
2を第1の電力分配器11と第1のベクトル調整器21
Aの間に配置していたが、第1の電力分配器11と第2
の電力分配器13の間であれば第1の増幅器12の前後
あるいは第1の増幅器12に変調器22を内蔵すること
も含めて、変調器22をどこに配置しても同様な効果が
得られる。
【0036】上記した実施例では、主信号を変調するこ
とによって発生した上側波帯信号および下側波帯信号を
検出し、広帯域かつ安定に歪補正の制御を行う方法につ
いて述べたが、帯域を広くする必要のない場合は、上側
波帯信号あるいは下側波帯信号のどちらか一方だけを検
出する側波帯信号検出器24を用いることもできる。こ
の場合、側波帯信号検出器24および制御部25Bの構
成、構造は更に容易になる。
【0037】次に、本発明の他の実施例について、図2
を参照して説明する。図2に示す実施例では図1と同一
部分には同一番号を付し、第1の実施例と相違する部分
を中心に説明する。
【0038】入力端INの近くにパイロット信号を発生
するパイロット信号発生器27が設けられる。パイロッ
ト信号が加えられた高周波入力信号は、第1の電力分配
器11でその一部が分岐される。
【0039】また、第1の電力分配器11を追加した入
力信号およびパイロット信号は、第1のベクトル調整器
21Aを経て第1の増幅器12に加えられる。また、第
2のベクトル調整器21Bと前記第1の電力合成器14
との間にパイロット信号検出器26が接続される。
【0040】上記した構成で、パイロット信号をパイロ
ット信号検出器26で検出し、このパイロット信号が最
小になるように、第1の制御部25Aを経て第1のベク
トル調整器21Aを調整する。
【0041】これにより、第1の電力合成器14では、
第1の増幅器12で発生した歪成分と、変調器22によ
り主信号に変調が加えられ主信号に生じた上側波帯信号
および下側波帯信号が取り出される。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、変調器を用いているの
で、簡易な構造、構成で歪補償器を提供することができ
る。また、簡便な方法で広帯域に歪補償を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる歪補償器の一実施例を示す回
路構成図。
【図2】 本発明にかかる歪補償器の他の実施例を示す
回路構成図。
【図3】 従来の歪補償器を説明する回路構成図。
【図4】 従来の歪補償器を説明する回路構成図。
【符号の説明】
IN…入力端 OUT…出力端 11…第1の電力分配器 12…第1の増幅器 13…第2の電力分配器 14…第1の電力合成器 15…第2の増幅器 16…第2の電力合成器 21A、21B…ベクトル調整器 22…変調器 23…主信号検出器 24…側波帯信号検出器 25A、B…制御部 26…パイロット信号検出器 27…パイロット信号発生器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を主信号と補助信号とに分配す
    る第一の電力分配器と、この第一の電力分配器で分配さ
    れた主信号を変調し、側波帯信号を発生させる変調器
    と、この変調器で変調された主信号の振幅及び位相を調
    整する第一のベクトル調整器と、この主信号を増幅する
    第一の増幅器と、この第一の増幅器で増幅された主信号
    を分配する第二の電力分配器と、この第二の電力分配器
    により分配される一方の信号と前記第一の電力分配器で
    分配された補助信号とを合成する第一の電力合成器と、
    この第一の電力合成器で電力合成された信号から主信号
    を検出する主信号検出器と、前記第一の電力合成器に接
    続し、前記第一の電力合成器で合成された信号の振幅及
    び位相を調整する第二のベクトル調整器と、この第二の
    ベクトル調整器で送出された信号を増幅する第二の増幅
    器と、前記第二の電力分配器で分配されたもう一方の信
    号と前記第二の増幅器で増幅された信号とを合成する第
    二の電力合成器と、この第二の電力合成器に接続し出力
    信号を送出させ、側波帯信号を検出する側波帯信号検出
    器と、前記主信号検出器と前記第一のベクトル調整器の
    間に介在され、前記主信号検出器で検出された主信号の
    値が最小となるように前記第一のベクトル調整器を制御
    する第一の制御部と、前記側波帯信号検出器と前記第二
    のベクトル調整器との間に介在され、前記側波帯信号検
    出器で検出された側波帯信号の値が最小となるように前
    記第二のベクトル調整器を制御する第二の制御部とを具
    備することを特徴とする歪補償器。
  2. 【請求項2】 パイロット信号を発生させるパイロット
    信号発生器と、入力信号を主信号と補助信号とに分配す
    る第一の電力分配器と、この第一の電力分配器で分配さ
    れた主信号を変調する変調器と、この変調器で変調され
    た主信号の振幅及び位相を調整する第一のベクトル調整
    器と、この第一のベクトル調整器で調整された主信号を
    増幅する第一の増幅器と、この第一の増幅器で増幅され
    た主信号を分配する第二の電力分配器と、この第二の電
    力分配器により分配される一方の信号と前記第一の電力
    分配器で分配された補助信号とを合成する第一の電力合
    成器と、この第一の電力合成器で電力合成された信号か
    らパイロット信号を検出するパイロット信号検出器と、
    前記第一の電力合成器に接続し、前記第一の電力合成器
    で合成された信号の振幅及び位相を調整する第二のベク
    トル調整器と、この第二のベクトル調整器で送出された
    信号を増幅する第二の増幅器と、前記第二の電力分配器
    で分配されたもう一方の信号と前記第二の増幅器で増幅
    された信号とを合成する第二の電力合成器と、この第二
    の電力合成器に接続し出力信号を送出させ、側波帯信号
    を検出する側波帯信号検出器と、前記主信号検出器と前
    記第一のベクトル調整器の間に介在され、前記主信号検
    出器で検出された主信号の値が最小となるように前記第
    一のベクトル調整器を制御する第一の制御部と、前記側
    波帯信号検出器と前記第二のベクトル調整器との間に介
    在され、前記側波帯信号検出器で検出された側波帯信号
    の値が最小となるように前記第二のベクトル調整器を制
    御する第二の制御部とを具備することを特徴とする歪補
    償器。
  3. 【請求項3】 前記第二の電力分配器は、前記第一の電
    力分配器で分配された主信号及び前記変調器で主信号を
    変調することにより発生する側波帯信号及び前記第一の
    増幅器で増幅されたことにより発生する歪み成分の一部
    を分配することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の歪補償器。
  4. 【請求項4】 前記変調器は、前記第一の電力分配器で
    分配された主信号の帯域の上下両端近傍に側波帯信号を
    発生させることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の歪補償器。
  5. 【請求項5】 前記第一の電力合成器は、前記第二の電
    力分配器によって分配された側波帯信号及び歪み成分を
    含む主信号を前記第一の電力分配器で分配された補助信
    号と電力合成し、前記変調器で主信号を変調することに
    より発生した側波帯信号及び前記第一の増幅器で発生し
    た歪み成分を抽出することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の歪補償器。
  6. 【請求項6】 前記第2の電力合成器は、前記第1の増
    幅器で増幅された側波帯信号及び前記第1の増幅器で発
    生した歪み成分を含む主信号を、前記第2の増幅器で増
    幅された側波帯信号及び歪み成分と電力合成し、前記変
    調器で主信号を変調することにより発生した側波帯信号
    及び前記第一の増幅器で発生した歪み成分を除去するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の歪補償
    器。
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Cited By (4)

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