JPH08263415A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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Publication number
JPH08263415A
JPH08263415A JP7062571A JP6257195A JPH08263415A JP H08263415 A JPH08263415 A JP H08263415A JP 7062571 A JP7062571 A JP 7062571A JP 6257195 A JP6257195 A JP 6257195A JP H08263415 A JPH08263415 A JP H08263415A
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JP
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host
internet
address resolution
correspondence
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Withdrawn
Application number
JP7062571A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Okazaki
史裕 岡崎
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク負荷が軽減されたデータ処理シ
ステムを提供する。 【構成】 ホストaがホストbと通信する場合、ホスト
aのアドレス解決クライエント装置1はホストxのアド
レス解決サーバ装置3にホストbのアドレス解決を要求
する。アドレス解決サーバ装置3はホストaのアドレス
情報の対応づけを永久設定しデータベースなどに蓄積す
る一方で、ホストbのアドレス解決クライエント装置1
にアドレス情報の対応づけの永久設定を要求し、ホスト
bのアドレス解決クライエント装置1から永久設定され
たアドレス情報の対応づけをデータベース7に蓄積す
る。アドレス解決サーバ装置3は、そのホストbのアド
レス情報の対応づけをホストaのアドレス解決クライエ
ント装置1に返送して、ホストbのホストaに対するア
ドレス解決を行ないアドレス解決を完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理システムに関
し、特にホストネーム,Internetアドレス,お
よび物理アドレスの統括的な管理を行なうデータ処理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】通
常、ホストはInternetアドレスとは無関係に設
定されたホストネームと呼ばれる名称で識別されてい
る。Internetネットワークを介して通信する場
合には、このホストネームをInternetアドレス
に変換する必要がある。
【0003】そして、Internetアドレスは物理
アドレスとは独立に割振られている。Internet
ネットワークがイーサネット上に構築されている場合に
は、パケットを配送する際にInternetアドレス
とイーサネットの物理アドレスとの対応づけが必要とな
る。
【0004】従来、ホストネームとInternetア
ドレスの対応はホスト内にあるNIS(Network Inform
ation Service)で提供されるデータベースまたはNS
(NameServer)で提供されるデータベースのいずれかを
利用して行なわれていた。
【0005】また、Internetアドレスから物理
アドレスへの対応は、静的に割当てる方法とARP(Ad
dress Resolution Protocol)を使用して動的に行なわれ
る方法の2種類があった。
【0006】静的に割当てる方法によれば、ホスト内に
あるNISまたはNSなどにより提供されるデータベー
スを利用して、Internetアドレスに対応する物
理アドレスを固定的に決定する。しかし、機器などの故
障で物理アドレスが変更になった場合、このデータベー
スを人手で変更しなければならないため、現在はあまり
利用されていない。
【0007】図7は、ARPを使用して動的に行なう方
法を示すフローチャートである。Internetアド
レスI(a)、物理アドレスP(a)のホストaがIn
ternetアドレスI(b)のホストbの物理アドレ
スP(b)を知らない場合、ステップS701(以下、
ステップを略す)で、ホストaはネットワーク上にAR
Pパケットをブロードキャストすることで、ネットワー
ク上のすべてのホストにInternetアドレスI
(b)に対応した物理アドレスを要求する。すると、S
703で、ホストbのアドレス解決の要求に応答可能な
ホスト(通常はホストb)がこの要求に応答し、Int
ernetアドレスI(b)は物理アドレスP(b)と
対応している旨をホストaに応答する。このとき、ホス
トbはホストaのアドレス解決を完了する。そしてS7
05で、ホストbから応答を受信したホストaはホスト
bのアドレス解決を完了する。
【0008】このようにして得られたInternet
アドレスと物理アドレスの対応は、それぞれホスト内で
記録され管理される。この管理により同じホストに繰返
しARPパケットを送信しないようにしている。また、
記憶されたアドレスの対応が一定時間利用されない場合
には、この対応づけを忘却することでInternet
アドレスに対する物理アドレスの変更に対処できるよう
にしている。
【0009】しかしながら、上記のような従来の方法で
は、ホストネームとInternetアドレスとの対応
づけと、Internetアドレスと物理アドレスとの
対応づけが別々の方法で行なわれていた。特に、Int
ernetアドレスと物理アドレスとの対応づけは個々
のホストで実施されていたため、統括的なアドレス情報
の管理が困難であるという問題点があった。
【0010】また、実際にアドレスの対応づけが変化し
ていない場合でも、アドレスの対応づけが一定時間利用
されないと忘却されてしまうという問題点があった。
【0011】さらに、ブロードキャスト送信を利用する
ため、ネットワーク上のすべての計算機の処理を必要と
し、ブリッジやイーサスイッチでフィルタリングできな
いため、これらで構成されたネットワーク全体にパケッ
トが伝搬しネットワーク負荷を高めているなどの問題点
があった。
【0012】そこで、特開平5−56050のネットワ
ークシステムにおいては、ネットワークに加入している
データ処理端末のIP(Internet Protocol)アドレスと
MAC(Media Access Control) アドレスの対応をネッ
トワーク装置のアドレステーブル上で管理し、MACア
ドレスの照会要求に対しては、そのネットワーク装置に
よって応答を行なっている。これにより、各データ処理
端末をそのMACアドレスの応答処理(ARPレスポン
ス)から解放し、データ処理端末の負荷を軽減して通信
性の向上を図っている。
【0013】しかしながら、データ処理端末をInte
rnetアドレスと物理アドレスの対応づけを行なう処
理から解放し、この点ではネットワークの負荷が軽減さ
れているが、ネットワーク装置に照会要求を行なうとき
はブロードキャストパケットを使用しており、このパケ
ットはブリッジやイーサスイッチなどでフィルタリング
できず、このときのネットワークの負荷は軽減されてい
ないという問題点があった。
【0014】また、相手側ホストのアドレス解決を行な
えない、故障などによる物理アドレスの変更時に人手に
よる修正が必要であるという問題点があった。
【0015】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、ネットワーク負荷が軽減されたデ
ータ処理システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理シス
テムは、異なるネットワーク間でデータの送受信を行な
うインターネットワークデータ処理システムであって、
それぞれのネットワークに設けられ、ネットワーク間の
データの送受信を行なう複数の第1ホスト手段と、複数
の第1ホスト手段間の相互のアドレスを管理する第2ホ
スト手段とを設けたものであり、第1ホスト手段はデー
タの送受信を行なうときは第2ホスト手段にのみ問合せ
送受信のためのアドレス情報を受ける。
【0017】
【作用】本発明のデータ処理システムにおいては、それ
ぞれのネットワークに設けられた第1ホスト手段でネッ
トワーク間のデータの送受信が行なわれ、第2ホスト手
段で複数の第1ホスト手段間の相互のアドレスが管理さ
れ、第1ホスト手段はデータの送受信を行なうときは第
2ホスト手段にのみ問合せ送受信のためのアドレス情報
を受けるので、第2ホスト手段によりアドレス情報の対
応づけが一括して行なわれ、それらを統括的に管理する
ことが可能である。また、この統括的な管理により、ア
ドレスの対応づけが一定時間利用されてなくとも忘却さ
れることがなく、各々のホストでのアドレスの対応づけ
の無駄な忘却を防止することが可能である。さらに、第
2ホスト手段にのみアドレス情報を問合せればよいた
め、ARPパケットをブロードキャスト送信する回数は
大幅に削減される。
【0018】
【実施例】以下、本発明によるデータ処理システムの実
施例を図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は、本発明の実施例のデータ処理シス
テムの主要部の構成を示すブロック図である。
【0020】図1を参照して、本発明の実施例のデータ
処理システムは、ネットワークを介して互いにプログラ
ムを通信し合うホストa,b,xを初めとする複数のホ
ストを含む。ホストxは、それらの複数のホストのアド
レス情報を管理するための機能を持つ。
【0021】ホストa,bは、それぞれアドレス解決の
動作の要求などを行なうアドレス解決クライアント装置
1とInternetアドレスと物理アドレスの対応表
であるARP表5とを含む。
【0022】ホストxは、アドレスの設定などを行なう
アドレス解決サーバ装置3とARP表5とアドレス対応
などを記憶するデータベース7とを含む。
【0023】ホストa,b,xなどのホスト間は物理ネ
ットワーク9で接続されており、ホストa,bのアドレ
ス解決クライアント装置1はホストxのアドレス解決サ
ーバ装置3に接続されている。
【0024】アドレス解決サーバ装置3はホストa,b
をはじめとする各ホストのアドレス解決クライアント装
置1からの要求に回答するための装置である。このアド
レス解決サーバ装置を動作させる特定のホスト(ホスト
x)はこのネットワークを使用する間中常に動作状態に
しておく。アドレス解決サーバ装置3はInterne
tアドレスをメインキーとして、本発明の対応がとられ
ているか(ホストでアドレス解決クライアント装置およ
びそのソフトウェアが動作しているか否か)を示すフラ
グ、ホストネーム、および物理アドレスで構成されるデ
ータベース7を中核に次の機能を持つ。
【0025】機能(1A) アドレス解決クライアント
装置との通信機能。 機能(2A) 初期動作として、ファイルにあるホスト
ネーム、Internetアドレスの組をデータベース
に登録する機能。
【0026】機能(3A) データベース操作機能。 機能(4A) ブロードキャストによりARPパケット
を送信し、対象とするInternetアドレスに対応
する物理アドレスを調査する機能(ホスト付属のARP
機能を流用)。
【0027】機能(5A) ユニキャストによりARP
パケットを送信し、対象とするInternetアドレ
スのホストのアドレス解決クライアント装置に特定のI
nternetアドレスと物理アドレスの対応を送信す
ることで、対象とするInternetアドレスのホス
トに、特定のInternetアドレスと物理アドレス
の対応づけの一時設定(temporary)を行なう機能。
【0028】機能(6A) 対象とするInterne
tアドレスのホストのアドレス解決クライアント装置
に、特定のInternetアドレスと物理アドレスの
対応づけの永久設定(permanent)を要求する機能。 機能(7A) オペレータの介入により、データベース
7の一覧を表示し、アドレスを統括的に管理する機能。
【0029】機能(8A) 特定のインターネットアド
レスと物理アドレスの対応づけの永久設定(permanent)
する機能。
【0030】アドレス解決クライアント装置1は、本発
明の対応がとられているすべてのホストで動作させる。
アドレス解決クライアント装置1は他のプログラムから
のアドレス解決要求を受付け、アドレス解決サーバ装置
3に問合せて解決し、その結果を応答する。また、アド
レス解決サーバ装置3からのInternetアドレス
と物理アドレスの対応づけの要求に対応する。そのため
に次の機能を持つ。
【0031】機能(1B) アドレス解決サーバ装置3
との通信機能。 機能(2B) アドレス解決サーバ装置3にホストネー
ムあるいはInternetアドレスをキーとして問合
せを行ない回答をもらう機能。
【0032】機能(3B) アドレス解決サーバ装置3
からの要求で、特定のInternetアドレスと物理
アドレスの対応づけの永久設定(permanent)を行なう機
能。
【0033】ここで、機能(3A)のデータベース操作
とは具体的にはデータベース情報の検索、登録(追
加)、削除、更新、一覧表示など一般的な操作を意味す
る。
【0034】機能(5A)はアドレス解決クライアント
装置1を有するホスト(ホストa,b)側が本発明を実
施していない場合に使用する機能で、通常のブロードキ
ャストによるARPパケット送信をユニキャストによる
アドレス解決サーバ装置3を有するホスト(ホストx)
へのARPパケット送信に変更したものである。
【0035】アドレス解決クライアント装置1を有する
ホスト(ホストa,b)側が本発明を実施している場合
には、アドレス解決サーバ装置3側の機能(6A)とア
ドレス解決クライアント装置1側の機能(3B)により
アドレス解決クライアント装置1側にInternet
アドレスと物理アドレスの対応づけが「永久設定」され
る。
【0036】アドレス解決クライアント装置1を有する
ホスト(ホストa,b)側が本発明を実施していない場
合には、アドレス解決サーバ装置3側の機能(5A)と
アドレス解決クライアント装置1側の通常のARP機能
により、アドレス解決クライアント装置1側にInte
rnetアドレスと物理アドレスの対応づけが「一時設
定」される。
【0037】「一時設定」は一定期間利用されない場合
にInternetアドレスと物理アドレスの対応づけ
を忘却するようになっているが、「永久設定」ではこの
ような忘却は発生しない。
【0038】上記のような機能を用いたアドレス解決の
動作を以下に説明する。アドレス解決サーバ装置3とア
ドレス解決クライアント装置1間の通信には情報交換パ
ケットを使用する。情報交換パケットは、アドレス解決
クライアント装置1が動作するホストaのホストネー
ム、Internetアドレス、および物理アドレス
と、アドレス解決したいホストbのホストネーム、In
ternetアドレス、および物理アドレスの情報とス
テータス情報とで構成されている。
【0039】ホストは、実際にパケットを送信するとき
に、ARP表5のInternetアドレスと物理アド
レスの対応表により、インターネットアドレスから物理
アドレスを見つけ出し、イーサネットパケットの宛先ア
ドレスに設定して送信する。ARP表5に対応がない場
合には、通常のARP機能で対応づけを行なう。
【0040】データベース7はアドレス解決サーバ装置
3で管理され、ARP表5はOSで管理される。
【0041】図2は、アドレス解決サーバ装置3および
アドレス解決クライアント装置1の初期動作を示すフロ
ーチャートである。
【0042】図2において、S201でアドレス解決サ
ーバ装置3は起動時に機能(2A)を実行する。すなわ
ち、ファイルにあるホストネーム、Internetア
ドレスの組をデータベース7に登録する。
【0043】次にS203で、ホスト起動時にアドレス
解決クライアント装置1が起動する。S205でアドレ
ス解決クライアント装置1はホストaのホストネーム、
Internetアドレス、および物理アドレスをステ
ータス情報を「初期化」に設定して情報交換パケットを
構成する。そしてS207でその情報交換パケットをア
ドレス解決サーバ装置3に通知する。
【0044】S209で、アドレス解決サーバ装置3は
ホストaのInternetアドレスをキーとしてデー
タベース7を検索する。S211で、データベース7に
エントリがあれば、S213でエントリを更新し、エン
トリがなければS215で追加する処理を行なう。S2
17で、データベース7のこのエントリに本発明の対応
がとられているかを示すフラグをセットする。その後S
219で、情報交換パケットのステータス情報に「完
了」を設定する。S221で、アドレス解決クライアン
ト装置1にその情報交換パケットを通知する。
【0045】アドレス解決クライアント装置1は次ホス
ト内のアプリケーションからのアドレス解決要求を受付
ける。
【0046】図3は、本発明の実施例のデータ処理シス
テムによるアドレス解決動作を示すフローチャートであ
る。
【0047】ホストaがホストbと通信したい場合に
は、ホストbの物理アドレスが必要となる。
【0048】図3を参照して、S301で、ホストaの
アドレス解決クライアント装置1は、まず、ホストaの
ホストネーム、Internetアドレス、および物理
アドレスを設定し、さらに、ホストbのホストネームま
たはInternetアドレス、そしてステータス情報
を「要求」に設定して情報交換パケットを構成する。そ
してS303で、その情報交換パケットをアドレス解決
サーバ装置3に通知する。
【0049】S305で、アドレス解決サーバ装置3
は、ホストaのInternetアドレスと物理アドレ
スとの対応づけの永久設定を行なう(機能(8A))。
【0050】S307で、アドレス解決サーバ装置3
は、情報交換パケットの情報を基にデータベース7を検
索する。そしてS309で、ホストbのホストネームと
Internetアドレスとの対応づけが解決される。
【0051】図4は、S309におけるホストbのホス
トネームとInternetアドレスとの対応づけ解決
の動作を示すフローチャートである。
【0052】図4を参照して、まずS401で、アドレ
ス解決サーバ3は、ホストbのホストネームが設定され
ているか否かを判定する。ホストネームが設定されてい
ると判定すれば、S403でInternetアドレス
も設定されているか否かを判定する。S403でInt
ernetアドレスも設定されていると判定すれば、S
407でデータベース7にエントリがあるか否かを判定
する。S407でデータベース7にエントリがあれば、
S413でエントリの内容と情報が一致するか否かを判
定する。S413で情報が一致すると判定すれば、S4
27でホストbのホストネームとInternetアド
レスとの対応づけが解決されたものとする。S413で
情報が不一致であると判定すれば、S425で情報交換
パケットのステータス情報に「ホストネーム、Inte
rnetアドレスの不一致によるアドレス解決失敗」を
設定し、情報交換パケットをホストaのアドレス解決ク
ライアント装置1に返送して動作を終了する。
【0053】S407でエントリがなければ、S415
でデータベース7にこのホストネームとInterne
tアドレスとの対応づけを追加する。そしてS427
で、ホストネームとInternetアドレスとの対応
づけが解決されたものとする。
【0054】S403でInternetアドレスが設
定されていなければ、S409でデータベース7にエン
トリがあるか否かを判定する。S404でエントリがあ
ると判定すれば、S417でデータベース7からInt
ernetアドレスを割出す(ただし、エントリの内容
と情報が不一致であれば、情報交換パケットのステータ
ス情報に「ホストネームの不一致によるアドレス解決失
敗」を設定し、情報交換パケットをホストaのアドレス
解決クライアント装置1に返送して動作を終了す
る。)。そしてS427で対応づけが解決されたものと
する。S409でエントリがないと判定すれば、S41
9で情報交換パケットのステータス情報に「Inter
netアドレス解決失敗」を設定し動作を終了する。
【0055】S401でホストbのホストネームが設定
されていなければ、S405でホストbのIntern
etアドレスのみが設定されているか否かを判定する。
S405でInternetアドレスのみが設定されて
いれば、S411でデータベース7にエントリがあるか
否かが判定される。S411でエントリがあると判定す
れば、S421でデータベース7からホストネームが割
出される。そしてS427でアドレスの対応づけが解決
されたものとする。S411でエントリがなければ、S
423で情報交換パケットのステータス情報に「ホスト
ネーム解決失敗」を設定し動作を終了する。
【0056】以上図4のようにホストbのホストネーム
とInternetアドレスとの対応づけが解決される
と、S311でホストbのInternetアドレスと
物理アドレスとの対応づけの解決が行なわれる。
【0057】図5は、S311におけるホストbのIn
ternetアドレスと物理アドレスとの対応づけ解決
の動作を示すフローチャートである。
【0058】図5を参照して、S501で、アドレス解
決サーバ装置3は、ホストbのエントリに物理アドレス
が設定されているか否かを判定する。S501でエント
リに物理アドレスが設定されていないと判定すれば、S
503でホストbのInternetアドレスがルータ
を経由するか否かを判定する。S501でエントリに物
理アドレスが設定されていると判定すれば、S515で
物理アドレスが解決されたものとする。
【0059】S503でInternetアドレスがル
ータを経由すると判定すれば、ルータに対してイーサネ
ットのパケットを送信する必要があるため、S505で
ホストbに対するアドレス解決として経由するルータの
エントリを検索し、エントリがある場合には、ホストb
のエントリにこのルータの物理アドレスを設定する。エ
ントリがない場合には、経由するルータに対して、機能
(4A)でアドレス解決を行ない物理アドレスをこのル
ータのエントリに設定する。さらに、ホストbのエント
リにこのループの物理アドレスを設定する。そして、S
515で物理アドレスが解決されたものとする。
【0060】S503でホストbのInternetア
ドレスがルータを経由しないと判定すれば、S507で
ホストbに対して機能(4A)でInternetアド
レスに対応する物理アドレスを調査する。そしてS50
9で、調査の結果アドレス解決が失敗か否かを判定す
る。S509でアドレス解決が失敗であると判定すれ
ば、情報交換パケットのステータス情報に「物理アドレ
ス解決失敗」を設定し、情報交換パケットをホストaの
アドレス解決クライアント装置1に返送して動作を終了
する。S509でアドレス解決がなされたと判定すれ
ば、S513でS511で調査した物理アドレスをホス
トbのエントリの物理アドレスの項目に設定する。そし
てS515でアドレス解決がされたものとする。
【0061】ホストbのInternetアドレスへの
経路がないと判定すれば、情報交換パケットのステータ
ス情報に「経路解決失敗」を設定し、情報交換パケット
をホストaのアドレス解決クライアント装置1に返送し
て動作を終了する。
【0062】以上図5のように、S311でホストbの
Internetアドレスと物理アドレスとの対応づけ
の解決が行なわれる。この段階でホストbのアドレス解
決は終了する。
【0063】次に、S313で、ホストbのホストaに
対するアドレス解決が行なわれる。図6は、S313に
おけるホストbのホストaに対するアドレス解決の動作
を示すフローチャートである。
【0064】図6を参照して、S601で、アドレス解
決サーバ装置3は、ホストbのエントリに本発明の対応
が既にとられていることを示すフラグがセットされてい
るか否かを判定する。S601でフラグがセットされて
いると判定すれば、S603でアドレス解決サーバ装置
3は、ホストaのホストネーム、Internetアド
レス、および物理アドレスと、ホストbのホストネー
ム、Internetアドレス、および物理アドレスを
設定し、ステータス情報に「永久設定」を設定する。そ
してS605で、ホストbのアドレス解決クライアント
装置1に対して、その情報交換パケットを送信する。S
607で、ホストbのアドレス解決クライアント装置1
はホストaのInternetアドレスと物理アドレス
との対応づけの永久設定を行なう(機能(3B))。
【0065】S601でホストbのエントリに本発明の
対応が既にとられていることを示すフラグがセットされ
ていないと判定すれば、S609でアドレス解決サーバ
装置3はARP機能を用いてホストbにホストaのIn
ternetアドレスと物理アドレスとの対応づけの一
時設定を行なう(機能(5A))。
【0066】S611でアドレス解決サーバ装置3は、
S607での永久設定またはS609での一時設定に失
敗したか否かを判定する。S611で設定動作に失敗し
たと判定すれば、S613で、アドレス解決サーバ装置
3は情報交換パケットのステータス情報に「相手無応
答」を設定し、情報交換パケットをホストaのアドレス
解決クライアント装置1に返送して動作を終了する。S
611で設定動作に失敗しなかったと判定すれば、S6
15で情報交換パケットにホストbのホストネーム、I
nternetアドレス、および物理アドレスをステー
タス情報を「アドレス解決完了」に設定し、ホストaの
アドレス解決クライアント装置1に返送する。S617
で、この情報交換パケットを受信したホストaのアドレ
ス解決クライアント装置1は、ステータス信号が「アド
レス解決完了」の場合は、ホストbのInternet
アドレスと物理アドレスとの対応づけの永久設定を行な
う(機能(3B))。S619で、ホストbのホストa
に対するアドレス解決は終了する。ステータス情報がそ
れ以外の場合には、アドレス解決に失敗したとして、ホ
ストaのホストbとの通信の要求が拒絶される。
【0067】以上のように、本発明のデータ処理システ
ムによれば、アドレス解決サーバ装置によりホストネー
ム、Internetアドレス、物理アドレスなどのア
ドレス情報の対応づけが一括して行なわれ、データベー
スにそれらが蓄積されることからアドレス解決サーバ装
置を介したアドレス情報の一元管理が容易である。ま
た、この一括した対応づけと統括的な管理により、アド
レスの対応づけが一定時間利用されなくとも忘却される
ことがなく、各々のホストでのアドレスの対応づけの無
駄な忘却を防止することができる。さらに、アドレス解
決のためのブロードキャスト送信は、アドレス解決サー
バ装置のアドレスを解決するための1回のみですむよう
になり、ブロードキャストパケットの削減が可能とな
る。
【0068】たとえば、イーサネットワークの同一セグ
メント上でのすべてのホストが本発明のデータ処理シス
テムを実施している場合、ホスト起動時にホストはアド
レス解決クライアント装置を起動し、アドレス解決クラ
イアント装置の初期動作により、アドレス解決サーバ装
置にホストネーム、Internetアドレス、および
物理アドレスのステータス情報を送信するために、アド
レス解説サーバ装置とのアドレス解決が必要となる。こ
のときはまだ本発明のシステムを利用できないので、従
来の方法で1回ブロードキャスト送信する。その後、他
のホストと通信する場合には本発明のシステムによりア
ドレス解決されるため、アドレス解決のためのブロード
キャスト送信は発生しない。
【0069】イーサネットワークの同一セグメント上で
のホストが本発明のデータ処理システムを全く実施して
いない場合、アドレス解決が必要になるごとにブロード
キャスト送信が発生する。
【0070】ホストがN台あり、それらが相互に通信す
る場合には、全体で{N×(N−1)÷2}回のアドレ
ス解決が必要となり、最低でも{N×(N−1)÷2}
回のブロードキャスト送信が発生する。また、一度アド
レス解決した対応づけを一定時間利用しない場合には忘
却されてしまうため、実際には頻繁にアドレス解決が発
生し、そのたびにブロードキャスト送信が発生すること
になる。しかし、本発明のデータ処理システムを利用す
ると、アドレス解決クライアント装置の初期動作のため
に、全体でN回のブロードキャスト送信ですむことにな
る。
【0071】したがって、ネットワーク負荷を抑えたデ
ータ処理システムを提供することが可能となる。
【0072】
【発明の効果】本発明のデータ処理システムにおいて
は、それぞれのネットワークに設けられた複数の第1ホ
スト手段によりネットワーク間のデータの送受信が行な
われ、第2ホスト手段により複数の第1ホスト手段間の
相互のアドレスが管理され、上記第1ホスト手段はデー
タの送受信を行なうときは、第2ホスト手段にのみ問合
せ送受信のためのアドレス情報を受けるので、第2ホス
ト手段によりアドレス情報の対応づけが一括して行なわ
れ、それらを統括的に管理することが可能である。
【0073】また、この統括的な管理により、アドレス
の対応づけが一定時間利用されなくとも忘却されること
がなく、各々のホストでのアドレスの対応づけの無駄な
忘却を防止することが可能である。
【0074】さらに、第2ホスト手段にアドレス情報を
問合せればよいため、ARPパケットをブロードキャス
ト送信する回数は大幅に削減される。
【0075】その結果、ネットワーク負荷が軽減された
データ処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のデータ処理システムの主要部
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例のデータ処理システムのアドレ
ス解決サーバ装置3およびアドレス解決クライアント装
置1の初期動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例のデータ処理システムのアドレ
ス解決動作を示すフローチャートである。
【図4】図3のS309におけるホストbのホストネー
ムとInternetアドレスとの対応づけ解決の動作
を示すフローチャートである。
【図5】図3のS311におけるホストbのInter
netアドレスと物理アドレスとの対応づけ解決の動作
を示すフローチャートである。
【図6】図3のS313におけるホストbのホストaに
対するアドレス解決の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】従来のデータ処理システムにおけるInter
netアドレスと物理アドレスの対応づけをARPを使
用して動的に行なう方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アドレス解決クライアント装置 3 アドレス解決サーバ装置 5 ARP表 7 データベース 9 物理ネットワーク a,b,x ホスト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるネットワーク間でデータの送受信
    を行なうインターネットワークデータ処理システムであ
    って、 それぞれのネットワークに設けられ、前記ネットワーク
    間のデータの送受信を行なう複数の第1ホスト手段と、 前記複数の第1ホスト手段間の相互のアドレスを管理す
    る第2ホスト手段とを含み、前記第1ホスト手段は前記
    データの送受信を行なうときは、前記第2ホスト手段に
    のみ問合せ前記送受信のためのアドレス情報を受けるデ
    ータ処理システム。
JP7062571A 1995-03-22 1995-03-22 データ処理システム Withdrawn JPH08263415A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531602A (ja) * 2007-06-28 2010-09-24 エアバス オペラシオン リアルタイム通信ネットワークにおける診断データの通信のための方法と装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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