JPH09325931A - ネットワーク接続システム及び接続代行対応クライアント並びに接続代行対応クライアントを実現する制御プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
ネットワーク接続システム及び接続代行対応クライアント並びに接続代行対応クライアントを実現する制御プログラムを格納した記憶媒体Info
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- JPH09325931A JPH09325931A JP9084853A JP8485397A JPH09325931A JP H09325931 A JPH09325931 A JP H09325931A JP 9084853 A JP9084853 A JP 9084853A JP 8485397 A JP8485397 A JP 8485397A JP H09325931 A JPH09325931 A JP H09325931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】組織外から組織内の正式アドレスを持たないホ
ストへの接続を、ホスト名のみの提示という簡単な接続
要求で自動的に確立して通信する。 【解決手段】接続代行サーバ22は、非正式アドレス又
はローカルアドレスを持つホストマシン24と正式アド
レスをもつ組織外のホストマシンとの接続を代行して中
継する。ネームサーバ12は、正式アドレスを持たない
ホストマシン24と接続代行サーバ22との対応関係を
接続代行サーバ情報14として予め登録している。接続
代行対応クライアント10は、接続要求先のホスト名を
指定した通信要求を受けた際に、ネームサーバ12に接
続代行サーバ情報14の検索を依頼し、検索結果から認
識した接続代行サーバ22に接続要求先の非正式アドレ
ス又はローカルアドレスを持つホストマシン24との接
続代行を依頼し、他の組織に属する正式アドレスを持た
ないホストマシン24への接続を可能とする。
ストへの接続を、ホスト名のみの提示という簡単な接続
要求で自動的に確立して通信する。 【解決手段】接続代行サーバ22は、非正式アドレス又
はローカルアドレスを持つホストマシン24と正式アド
レスをもつ組織外のホストマシンとの接続を代行して中
継する。ネームサーバ12は、正式アドレスを持たない
ホストマシン24と接続代行サーバ22との対応関係を
接続代行サーバ情報14として予め登録している。接続
代行対応クライアント10は、接続要求先のホスト名を
指定した通信要求を受けた際に、ネームサーバ12に接
続代行サーバ情報14の検索を依頼し、検索結果から認
識した接続代行サーバ22に接続要求先の非正式アドレ
ス又はローカルアドレスを持つホストマシン24との接
続代行を依頼し、他の組織に属する正式アドレスを持た
ないホストマシン24への接続を可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
構築するコンピュータネットワークのホスト間で通信す
るネットワーク接続システム及び接続代行対応クライア
ント並びに接続代行対応クライアンと実現する制御プロ
グラムを格納した記憶媒体に関し、特に、組織外から正
式なIPアドレスを持たないホストへの通信を代行接続
により円滑に進めるネットワーク接続システム及び接続
代行対応クライアント並びに接続代行対応クライアンを
実現する制御プログラムを格納した記憶媒体に関する。
構築するコンピュータネットワークのホスト間で通信す
るネットワーク接続システム及び接続代行対応クライア
ント並びに接続代行対応クライアンと実現する制御プロ
グラムを格納した記憶媒体に関し、特に、組織外から正
式なIPアドレスを持たないホストへの通信を代行接続
により円滑に進めるネットワーク接続システム及び接続
代行対応クライアント並びに接続代行対応クライアンを
実現する制御プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急速な発展にお
いて、ホスト数の増大によるIPアドレス(インターネ
ット・プロトコル・アドレス;以下「正式アドレス」と
いう)の枯渇問題が深刻になっており、ホストのインタ
ーネットへの接続や、組織のインターネットへの参加が
困難になると予想され、これを解決する方法が要求され
ている。
いて、ホスト数の増大によるIPアドレス(インターネ
ット・プロトコル・アドレス;以下「正式アドレス」と
いう)の枯渇問題が深刻になっており、ホストのインタ
ーネットへの接続や、組織のインターネットへの参加が
困難になると予想され、これを解決する方法が要求され
ている。
【0003】実際に、正式アドレスの不足した組織で
は、正式に割り当てられていない非正式アドレスや組織
内のみで使用可能なローカルアドレス(インターネット
の基準規格RFC1597 参照)を組織内ホストに割り当てて
いる。しかし、これらの正式アドレスを持たないホスト
は、直接、インターネットに接続されている正式アドレ
スを持つホストとは通信できない。
は、正式に割り当てられていない非正式アドレスや組織
内のみで使用可能なローカルアドレス(インターネット
の基準規格RFC1597 参照)を組織内ホストに割り当てて
いる。しかし、これらの正式アドレスを持たないホスト
は、直接、インターネットに接続されている正式アドレ
スを持つホストとは通信できない。
【0004】このため、正式アドレスを持たない第1の
組織に属するホスト(以下「組織内ホスト」という)
と、正式アドレスを持った第1の組織とは異なる第2の
組織に属するホスト(以下「組織外ホスト」という)が
通信するため、接続代行サーバを備えたネットワーク接
続システムが提供されている。ここで接続サーバは、例
えば一般にアプリケーションゲートウェイサーバと呼ば
れるもので実現されている。
組織に属するホスト(以下「組織内ホスト」という)
と、正式アドレスを持った第1の組織とは異なる第2の
組織に属するホスト(以下「組織外ホスト」という)が
通信するため、接続代行サーバを備えたネットワーク接
続システムが提供されている。ここで接続サーバは、例
えば一般にアプリケーションゲートウェイサーバと呼ば
れるもので実現されている。
【0005】このネットワーク接続システムは、正式ア
ドレスを持つ接続代行サーバを、組織内の正式アドレス
を持たないホストと組織外の正式アドレスを持つホスト
の両方からアクセスできる位置、通常は組織内と組織外
の中継点付近に置き、組織内のホストの通信要求を受け
た際に、組織内のホストになり代わって組織外のホスト
にアクセスする。この場合、利用者は接続代行サーバ対
応のクライアントソフトウェアを用意し、あらかじめ利
用する接続代行サーバを指定する必要がある。
ドレスを持つ接続代行サーバを、組織内の正式アドレス
を持たないホストと組織外の正式アドレスを持つホスト
の両方からアクセスできる位置、通常は組織内と組織外
の中継点付近に置き、組織内のホストの通信要求を受け
た際に、組織内のホストになり代わって組織外のホスト
にアクセスする。この場合、利用者は接続代行サーバ対
応のクライアントソフトウェアを用意し、あらかじめ利
用する接続代行サーバを指定する必要がある。
【0006】従来、例えばINTERNET-DRAFT(標準規格RF
C になる前の案)のSocks ProtocolVersion 4,4やCERN
httpd proxy 等のネットワーク接続システムにおいて
は、主に組織内から組織外への接続要求に対応してい
る。即ち、組織内から組織外への接続要求の際、組織内
の非正式アドレス又はローカルアドレスを持つホスト
は、正式アドレスを持つホストが登録されているネーム
サーバにホスト名の指定によりアドレスの検索を要求す
る。
C になる前の案)のSocks ProtocolVersion 4,4やCERN
httpd proxy 等のネットワーク接続システムにおいて
は、主に組織内から組織外への接続要求に対応してい
る。即ち、組織内から組織外への接続要求の際、組織内
の非正式アドレス又はローカルアドレスを持つホスト
は、正式アドレスを持つホストが登録されているネーム
サーバにホスト名の指定によりアドレスの検索を要求す
る。
【0007】次に、その非正式アドレス又はプライベー
トアドレスを持つホストは、予め接続代行対応クライア
ントに設定してあった接続代行サーバに、検索によって
ネームサーバから得られた正式アドレスを提示し、接続
代行を依頼する。このとき、接続要求元は、非正式アド
レス又はローカルアドレスを持つ組織内ホスト(第1の
組織のホスト)、接続先は正式アドレスを持つ組織外ホ
スト(第1の組織と異なる第2の組織のホスト)という
前提になるため、接続先のアドレスはユニークでホスト
の特定ができ、接続代行サーバは最低1つあれば、世界
中の正式アドレスを持つホストと通信できる。よって、
接続代行サーバの対応クライアントは、自分が利用する
接続代行サーバを固定的に設定しておけば良い。
トアドレスを持つホストは、予め接続代行対応クライア
ントに設定してあった接続代行サーバに、検索によって
ネームサーバから得られた正式アドレスを提示し、接続
代行を依頼する。このとき、接続要求元は、非正式アド
レス又はローカルアドレスを持つ組織内ホスト(第1の
組織のホスト)、接続先は正式アドレスを持つ組織外ホ
スト(第1の組織と異なる第2の組織のホスト)という
前提になるため、接続先のアドレスはユニークでホスト
の特定ができ、接続代行サーバは最低1つあれば、世界
中の正式アドレスを持つホストと通信できる。よって、
接続代行サーバの対応クライアントは、自分が利用する
接続代行サーバを固定的に設定しておけば良い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のネットワーク接続システムにあっては、逆に
組織外から組織内への接続要求に対しては、接続要求元
は正式アドレスを持つ組織外のホスト、接続先は組織外
では使用できない非正式アドレス又はローカルアドレス
を持つ組織内のホストという前提になるため、接続先の
ホストのアドレスがユニークでなく、複数の異なる組織
で同じアドレスが使われている可能性がある。
うな従来のネットワーク接続システムにあっては、逆に
組織外から組織内への接続要求に対しては、接続要求元
は正式アドレスを持つ組織外のホスト、接続先は組織外
では使用できない非正式アドレス又はローカルアドレス
を持つ組織内のホストという前提になるため、接続先の
ホストのアドレスがユニークでなく、複数の異なる組織
で同じアドレスが使われている可能性がある。
【0009】このため接続先を示す非正式アドレス又は
ローカルアドレスでは、接続先のホストが特定できな
い。そこで、非正式アドレス又はプライベートアドレス
しか持たない接続先ホストの属する組織の正式アドレス
を持つ接続代行サーバを、接続要求元で予め設定してお
かなければならない。このため、他の組織に属する正式
アドレスを持たないホストに通信しようとする場合は、
人手によって、接続しようとするホストの非正式アドレ
ス又はローカルアドレスと、接続しようとする組織の接
続代行サーバの正式アドレスを調べ、接続する相手先に
よって接続代行サーバの正式アドレスを、その都度、設
定し直さなければならないという問題が生じていた。
ローカルアドレスでは、接続先のホストが特定できな
い。そこで、非正式アドレス又はプライベートアドレス
しか持たない接続先ホストの属する組織の正式アドレス
を持つ接続代行サーバを、接続要求元で予め設定してお
かなければならない。このため、他の組織に属する正式
アドレスを持たないホストに通信しようとする場合は、
人手によって、接続しようとするホストの非正式アドレ
ス又はローカルアドレスと、接続しようとする組織の接
続代行サーバの正式アドレスを調べ、接続する相手先に
よって接続代行サーバの正式アドレスを、その都度、設
定し直さなければならないという問題が生じていた。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、他の組織に属する正式アドレスを持
たないホストへの接続を、ホスト名のみの提示という簡
単な接続要求で自動的に確立して、他の組織に属する正
式アドレスを持たないホストへの通信を可能にするネッ
トワーク接続システム及び接続代行対応クライアント並
びに接続代行対応クライアントを実現する制御プログラ
ムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
てなされたもので、他の組織に属する正式アドレスを持
たないホストへの接続を、ホスト名のみの提示という簡
単な接続要求で自動的に確立して、他の組織に属する正
式アドレスを持たないホストへの通信を可能にするネッ
トワーク接続システム及び接続代行対応クライアント並
びに接続代行対応クライアントを実現する制御プログラ
ムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
である。まず本発明のネットワーク接続システムは、接
続代行サーバ22を備える。接続代行サーバ22は、正
式に割り当てられていない非正式アドレス又は組織内で
使用し外部に経路情報を流さないローカルアドレスを持
つホストマシン24と正式アドレスをもつ組織外のホス
トマシンとの接続を代行して中継する。
である。まず本発明のネットワーク接続システムは、接
続代行サーバ22を備える。接続代行サーバ22は、正
式に割り当てられていない非正式アドレス又は組織内で
使用し外部に経路情報を流さないローカルアドレスを持
つホストマシン24と正式アドレスをもつ組織外のホス
トマシンとの接続を代行して中継する。
【0012】また本発明のネットワーク接続システム
は、ネームサーバ12を備える。ネームサーバ12は、
正式アドレスを持たないホストマシン24と接続代行サ
ーバ22との対応関係を接続代行サーバ情報14として
予め登録している。更に、本発明のネットワーク接続シ
ステムは、接続代行対応クライアント10を備える。接
続代行対応クライアント10は、接続要求先のホスト名
を指定した通信要求を受けた際に、ネームサーバ12に
接続代行サーバ情報14の検索を依頼し、この検索結果
から認識した接続代行サーバ22に接続要求先の非正式
アドレス又はローカルアドレスを持つホストマシン24
との接続代行を依頼する。この構成によって、他の組織
に属する正式アドレスを持たないホストマシン24への
接続を可能とする。
は、ネームサーバ12を備える。ネームサーバ12は、
正式アドレスを持たないホストマシン24と接続代行サ
ーバ22との対応関係を接続代行サーバ情報14として
予め登録している。更に、本発明のネットワーク接続シ
ステムは、接続代行対応クライアント10を備える。接
続代行対応クライアント10は、接続要求先のホスト名
を指定した通信要求を受けた際に、ネームサーバ12に
接続代行サーバ情報14の検索を依頼し、この検索結果
から認識した接続代行サーバ22に接続要求先の非正式
アドレス又はローカルアドレスを持つホストマシン24
との接続代行を依頼する。この構成によって、他の組織
に属する正式アドレスを持たないホストマシン24への
接続を可能とする。
【0013】ネームサーバ12は、ホスト名に対応して
アドレス情報を登録すると共に、アドレス情報が正式ア
ドレスでない場合、即ち非正式アドレス又はローカルア
ドレスの場合は、割り当てられた接続代行サーバ情報1
4を登録する。この接続代行サーバ情報14としては、
接続代行サーバ22のホスト名と正式アドレスである。
例えば、ネームサーバ12は、正式アドレスとしてイン
ターネット・プロトコル・ネットワークのIPアドレス
を登録する。
アドレス情報を登録すると共に、アドレス情報が正式ア
ドレスでない場合、即ち非正式アドレス又はローカルア
ドレスの場合は、割り当てられた接続代行サーバ情報1
4を登録する。この接続代行サーバ情報14としては、
接続代行サーバ22のホスト名と正式アドレスである。
例えば、ネームサーバ12は、正式アドレスとしてイン
ターネット・プロトコル・ネットワークのIPアドレス
を登録する。
【0014】接続代行対応クライアント10は、通信要
求によりネームサーバ12に検索を依頼する検索機構
と、検索機構で受領したネームサーバ12からの検索結
果に基づいて、接続要求先との接続を指示する制御機構
と、制御機構の接続指示に基づいて接続要求先と接続す
る接続機構とを備える。この場合、接続代行対応クライ
アント10の制御機構は、ネームサーバ12の検索によ
り接続要求先の正式アドレスの登録を認識した場合は、
接続機構に接続要求先の正式アドレスをもつマシンとの
接続を指示する。また接続代行対応クライアント10の
制御機構は、ネームサーバ12の検索により接続要求先
の接続代行サーバ情報14の登録を認識した場合は、接
続機構に認識した接続代行サーバとの接続を指示する。
求によりネームサーバ12に検索を依頼する検索機構
と、検索機構で受領したネームサーバ12からの検索結
果に基づいて、接続要求先との接続を指示する制御機構
と、制御機構の接続指示に基づいて接続要求先と接続す
る接続機構とを備える。この場合、接続代行対応クライ
アント10の制御機構は、ネームサーバ12の検索によ
り接続要求先の正式アドレスの登録を認識した場合は、
接続機構に接続要求先の正式アドレスをもつマシンとの
接続を指示する。また接続代行対応クライアント10の
制御機構は、ネームサーバ12の検索により接続要求先
の接続代行サーバ情報14の登録を認識した場合は、接
続機構に認識した接続代行サーバとの接続を指示する。
【0015】一方、接続代行対応クライアント10の制
御機構は、ネームサーバ12の検索により接続要求先の
正式アドレスの登録及び代行接続サーバ情報のいずれの
登録も認識できなかった場合は、接続エラーを通知して
処理を終了する。更に本発明のネットワーク接続システ
ムは、非正式アドレスが廃止され、ローカルアドレスの
みを使用するようになった場合を想定した接続代行対応
クライアント10の形態として、通信要求によりネーム
サーバ12に接続要求先のアドレス情報の検索を依頼す
るアドレス検索機構と、アドレス検索機構の検索により
ネームサーバ12に登録されたアドレス情報がローカル
アドレスか否か判定するローカルアドレス判定機構74
と、ローカルアドレス判別機構74でローカルアドレス
の登録を判定した場合、ネームサーバ12に代行サーバ
情報の検索を依頼する接続代行サーバ検索機構と、ロー
カルアドレス判定機構74の判定結果と接続代行サーバ
検索機構の検索結果に基づいて接続要求先との接続を指
示する制御機構と、制御機構の接続指示に基づいて接続
要求先と接続する接続機構とを備える。
御機構は、ネームサーバ12の検索により接続要求先の
正式アドレスの登録及び代行接続サーバ情報のいずれの
登録も認識できなかった場合は、接続エラーを通知して
処理を終了する。更に本発明のネットワーク接続システ
ムは、非正式アドレスが廃止され、ローカルアドレスの
みを使用するようになった場合を想定した接続代行対応
クライアント10の形態として、通信要求によりネーム
サーバ12に接続要求先のアドレス情報の検索を依頼す
るアドレス検索機構と、アドレス検索機構の検索により
ネームサーバ12に登録されたアドレス情報がローカル
アドレスか否か判定するローカルアドレス判定機構74
と、ローカルアドレス判別機構74でローカルアドレス
の登録を判定した場合、ネームサーバ12に代行サーバ
情報の検索を依頼する接続代行サーバ検索機構と、ロー
カルアドレス判定機構74の判定結果と接続代行サーバ
検索機構の検索結果に基づいて接続要求先との接続を指
示する制御機構と、制御機構の接続指示に基づいて接続
要求先と接続する接続機構とを備える。
【0016】即ち、接続代行対応クライアント10は、
接続要求先のホスト名からまずアドレス情報の検索を行
い、ローカルアドレスを判定したら接続代行サーバ情報
14の検索を行うという2段階のネームサーバ12の検
索とする。この2段階検索において、接続代行対応クラ
イアント10の制御機構は、アドレス情報検索機構によ
るネームサーバの検索により接続要求先の正式アドレス
の登録をローカルアドレス判定機構74で判定した場合
は、接続機構に正式アドレスをもつ接続要求先のマシン
との接続を指示する。この場合、アドレス検索機構によ
るネームサーバ12の検索に対しアドレス情報が登録さ
れていなかった場合は、接続エラーを通知して処理を終
了する。
接続要求先のホスト名からまずアドレス情報の検索を行
い、ローカルアドレスを判定したら接続代行サーバ情報
14の検索を行うという2段階のネームサーバ12の検
索とする。この2段階検索において、接続代行対応クラ
イアント10の制御機構は、アドレス情報検索機構によ
るネームサーバの検索により接続要求先の正式アドレス
の登録をローカルアドレス判定機構74で判定した場合
は、接続機構に正式アドレスをもつ接続要求先のマシン
との接続を指示する。この場合、アドレス検索機構によ
るネームサーバ12の検索に対しアドレス情報が登録さ
れていなかった場合は、接続エラーを通知して処理を終
了する。
【0017】接続代行対応クライアント10の制御機構
は、ローカルアドレスの判定結果に基づき、接続代行サ
ーバ検索機構74によるネームサーバ12の検索で接続
要求先の接続代行サーバ情報14の登録を認識した場合
は、接続機構に認識した接続代行サーバ22との接続を
指示する。この場合、接続代行サーバ検索機構によるネ
ームサーバ12の検索に対し接続代行サーバ情報14が
登録されていなかった場合は、接続エラーを通知して処
理を終了する。
は、ローカルアドレスの判定結果に基づき、接続代行サ
ーバ検索機構74によるネームサーバ12の検索で接続
要求先の接続代行サーバ情報14の登録を認識した場合
は、接続機構に認識した接続代行サーバ22との接続を
指示する。この場合、接続代行サーバ検索機構によるネ
ームサーバ12の検索に対し接続代行サーバ情報14が
登録されていなかった場合は、接続エラーを通知して処
理を終了する。
【0018】また本発明は、ネットワーク接続システム
で使用する接続代行対応クライアント10そのものを提
供する。接続代行対応クライアント10は、正式アドレ
スを持たない組織内のホストマシン24を接続要求先と
する通信要求により、正式アドレスをもつ組織外のホス
トマシンとの接続を代行して中継する接続代行サーバの
検索をネームサーバ12に依頼し、この検索結果から認
識した接続代行サーバ22に接続要求先のホストマシン
24との接続代行を依頼し、他の組織に属するの正式ア
ドレスを持たないホストマシンへの接続を可能とする。
これ以外の接続代行対応クライアント10の特徴は、ネ
ットワーク接続システムのものと基本的に同じである。
で使用する接続代行対応クライアント10そのものを提
供する。接続代行対応クライアント10は、正式アドレ
スを持たない組織内のホストマシン24を接続要求先と
する通信要求により、正式アドレスをもつ組織外のホス
トマシンとの接続を代行して中継する接続代行サーバの
検索をネームサーバ12に依頼し、この検索結果から認
識した接続代行サーバ22に接続要求先のホストマシン
24との接続代行を依頼し、他の組織に属するの正式ア
ドレスを持たないホストマシンへの接続を可能とする。
これ以外の接続代行対応クライアント10の特徴は、ネ
ットワーク接続システムのものと基本的に同じである。
【0019】更に本発明は、接続代行対応クライアント
を実現する制御プログラムを格納した記憶媒体を提供す
るものである。この接続代行対応クライアントを実現す
る制御プログラムを格納した記憶媒体には、ネットワー
クから正式に割り当てられていない非正式アドレス、又
は組織内で使用して外部に経路情報を流さないローカル
アドレスを持つホストマシン24を接続要求先とする通
信要求により、前記接続要求先と正式アドレスをもつ組
織外のホストマシンとの接続を代行して中継する接続代
行サーバの検索をネームサーバ12に依頼し、この検索
結果から認識した接続代行サーバ22に接続要求先のホ
ストマシンとの接続代行を依頼し、組織外から組織内の
正式アドレスを持たないホストマシンへの接続を可能と
する接続代行対応クライアント10が設けられる。
を実現する制御プログラムを格納した記憶媒体を提供す
るものである。この接続代行対応クライアントを実現す
る制御プログラムを格納した記憶媒体には、ネットワー
クから正式に割り当てられていない非正式アドレス、又
は組織内で使用して外部に経路情報を流さないローカル
アドレスを持つホストマシン24を接続要求先とする通
信要求により、前記接続要求先と正式アドレスをもつ組
織外のホストマシンとの接続を代行して中継する接続代
行サーバの検索をネームサーバ12に依頼し、この検索
結果から認識した接続代行サーバ22に接続要求先のホ
ストマシンとの接続代行を依頼し、組織外から組織内の
正式アドレスを持たないホストマシンへの接続を可能と
する接続代行対応クライアント10が設けられる。
【0020】これ以外の接続代行対応クライアントを実
現する制御プログラムを格納した記憶媒体の特徴は、ネ
ットワーク接続システムのものと基本的に同じである。
また本発明のネットワーク接続システムの変形として、
第1の組織に属するホストマシンと第1の組織と異なる
第2の組織に属する正式アドレスを持たないホストマシ
ンとの接続を代行して中継する接続代行サーバに加え、
正式アドレスを持たないホストマシンと接続代行サーバ
との対応関係を接続代行サーバ情報として予め登録した
第1のネームサーバと、第2の組織に属し、第2の組織
内の正式アドレスを持たないホストマシンのホスト名と
ホストマシンの非正式アドレスまたはローカルアドレス
の対応関係を非正式/ローカルアドレス情報として予め
登録した第2のネームサーバを設ける。
現する制御プログラムを格納した記憶媒体の特徴は、ネ
ットワーク接続システムのものと基本的に同じである。
また本発明のネットワーク接続システムの変形として、
第1の組織に属するホストマシンと第1の組織と異なる
第2の組織に属する正式アドレスを持たないホストマシ
ンとの接続を代行して中継する接続代行サーバに加え、
正式アドレスを持たないホストマシンと接続代行サーバ
との対応関係を接続代行サーバ情報として予め登録した
第1のネームサーバと、第2の組織に属し、第2の組織
内の正式アドレスを持たないホストマシンのホスト名と
ホストマシンの非正式アドレスまたはローカルアドレス
の対応関係を非正式/ローカルアドレス情報として予め
登録した第2のネームサーバを設ける。
【0021】この場合、接続代行対応クライアントは、
接続要求先のホスト名を指定した通信要求により、第1
のネームサーバに接続代行サーバ情報の検索を依頼し、
この検索結果から認識した接続代行サーバに接続要求先
のホストマシンのホスト名を提示して接続代行を依頼す
る。従って、接続代行サーバは、接続代行対応クライア
ントからのホスト名の提示による接続代行依頼に基づ
き、ホスト名により第2のネームサーバに非正式/ロー
カルアドレス情報の検索を依頼し、検索結果から認識し
た接続要求先のホストマシンと接続代行対応クライアン
トとの接続を代行する。
接続要求先のホスト名を指定した通信要求により、第1
のネームサーバに接続代行サーバ情報の検索を依頼し、
この検索結果から認識した接続代行サーバに接続要求先
のホストマシンのホスト名を提示して接続代行を依頼す
る。従って、接続代行サーバは、接続代行対応クライア
ントからのホスト名の提示による接続代行依頼に基づ
き、ホスト名により第2のネームサーバに非正式/ロー
カルアドレス情報の検索を依頼し、検索結果から認識し
た接続要求先のホストマシンと接続代行対応クライアン
トとの接続を代行する。
【0022】このような本発明のネットワーク接続シス
テムによれば次の作用が得られる。第1の組織に属して
いるホスト(本発明のクライアント)を利用しているユ
ーザが、他の組織である第2の組織に属し、その組織内
の非正式アドレス又はローカルアドレスを持つホストへ
の接続要求を行う場合、接続代行対応クライアントに対
し接続要求先のホスト名を指定した接続要求を行う。
テムによれば次の作用が得られる。第1の組織に属して
いるホスト(本発明のクライアント)を利用しているユ
ーザが、他の組織である第2の組織に属し、その組織内
の非正式アドレス又はローカルアドレスを持つホストへ
の接続要求を行う場合、接続代行対応クライアントに対
し接続要求先のホスト名を指定した接続要求を行う。
【0023】この接続要求を受けて、ネームサーバに、
ホスト名を使用した接続代行サーバ情報の検索を依頼
し、接続要求先の非正式アドレス又はローカルアドレス
と、接続代行サーバのホスト名と正式アドレスを確認
し、その登録があった場合は、登録されている接続代行
サーバに、その組織内のホストへの接続代行を依頼し、
正式アドレスを持たないホストとの通信を行うことがで
きる。
ホスト名を使用した接続代行サーバ情報の検索を依頼
し、接続要求先の非正式アドレス又はローカルアドレス
と、接続代行サーバのホスト名と正式アドレスを確認
し、その登録があった場合は、登録されている接続代行
サーバに、その組織内のホストへの接続代行を依頼し、
正式アドレスを持たないホストとの通信を行うことがで
きる。
【0024】また、非正式アドレスが一般に使われなく
なり、組織内で使われるアドレスがローカルアドレスの
みとなった場合、接続代行対応クライアントは、組織外
のホストからの接続要求を受けると、まずネームサーバ
にホスト名で指定されるアドレス情報が登録されている
か否か検索する。このアドレス検索により、登録アドレ
スがローカルアドレスであった場合に初めてネームサー
バに接続代行サーバ情報の検索を依頼し、登録されてい
る接続代行サーバに、その組織内のホストへの接続代行
を依頼してローカルアドレスを持つホストとの通信を行
う。このためローカルアドレスでないときのネームサー
バに対する接続代行サーバ情報の不要な検索を防ぐこと
ができる。
なり、組織内で使われるアドレスがローカルアドレスの
みとなった場合、接続代行対応クライアントは、組織外
のホストからの接続要求を受けると、まずネームサーバ
にホスト名で指定されるアドレス情報が登録されている
か否か検索する。このアドレス検索により、登録アドレ
スがローカルアドレスであった場合に初めてネームサー
バに接続代行サーバ情報の検索を依頼し、登録されてい
る接続代行サーバに、その組織内のホストへの接続代行
を依頼してローカルアドレスを持つホストとの通信を行
う。このためローカルアドレスでないときのネームサー
バに対する接続代行サーバ情報の不要な検索を防ぐこと
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図2は本発明のネットワーク接続
システムの第1実施形態を示したシステム構成図であ
る。図2において、組織100と組織200はネットワ
ーク16を介してコンピュータネットワークを実現して
おり、具体的にはインターネット・プロトコル・ネット
ワークを構成している。
システムの第1実施形態を示したシステム構成図であ
る。図2において、組織100と組織200はネットワ
ーク16を介してコンピュータネットワークを実現して
おり、具体的にはインターネット・プロトコル・ネット
ワークを構成している。
【0026】組織100は内部ネットワーク20をも
ち、この内部ネットワーク20に接続代行対応クライア
ント10を接続している。勿論、内部ネットワーク20
には必要に応じて他の複数のホストが接続されている。
同様に、組織200も内部ネットワーク26を有し、ホ
スト24を含む複数のマシンを接続している。組織10
0のホスト18は、ネットワーク16において、正式に
は割り当てられていない非正式アドレス30をもってお
り、同様に組織200のホスト24も非正式アドレス3
8をもっている。組織200には非正式アドレス38を
もつホスト24と組織外の正式アドレスをもつホストと
の通信を可能にするため、接続代行サーバ22が設けら
れている。接続代行サーバ22は正式アドレス36をも
つ。この接続代行サーバ22としては、インターネット
で使用されているソックスサーバがそのまま使用でき
る。
ち、この内部ネットワーク20に接続代行対応クライア
ント10を接続している。勿論、内部ネットワーク20
には必要に応じて他の複数のホストが接続されている。
同様に、組織200も内部ネットワーク26を有し、ホ
スト24を含む複数のマシンを接続している。組織10
0のホスト18は、ネットワーク16において、正式に
は割り当てられていない非正式アドレス30をもってお
り、同様に組織200のホスト24も非正式アドレス3
8をもっている。組織200には非正式アドレス38を
もつホスト24と組織外の正式アドレスをもつホストと
の通信を可能にするため、接続代行サーバ22が設けら
れている。接続代行サーバ22は正式アドレス36をも
つ。この接続代行サーバ22としては、インターネット
で使用されているソックスサーバがそのまま使用でき
る。
【0027】図2にあっては、組織100に設けている
接続代行対応クライアント10が、別の組織200に設
けている非正式アドレス38をもつホスト24に通信を
要求した場合の構成である。この接続代行対応クライア
ント10は正式アドレスを持ち、通常のソックスクライ
アントに本発明の機能を新たに加えることで実現でき
る。
接続代行対応クライアント10が、別の組織200に設
けている非正式アドレス38をもつホスト24に通信を
要求した場合の構成である。この接続代行対応クライア
ント10は正式アドレスを持ち、通常のソックスクライ
アントに本発明の機能を新たに加えることで実現でき
る。
【0028】またネットワーク16にはネームサーバ1
2が設けられる。ネームサーバ12は正式アドレス34
をもち、通常のインターネットで使用されているネーム
サーバに接続代行サーバ情報14を新たに設けている。
この接続代行サーバ情報14は、非正式アドレスをもつ
例えば組織200のホスト24に割り当てられている接
続代行サーバ22を引くためのレコードを意味する。
2が設けられる。ネームサーバ12は正式アドレス34
をもち、通常のインターネットで使用されているネーム
サーバに接続代行サーバ情報14を新たに設けている。
この接続代行サーバ情報14は、非正式アドレスをもつ
例えば組織200のホスト24に割り当てられている接
続代行サーバ22を引くためのレコードを意味する。
【0029】即ち、通常のネームサーバ12におけるド
メイン・ネームシステム(DNS)に新たに接続代行サ
ーバ情報14をレコードとして増設している。この接続
代行サーバ情報は、ソックスサーバを引くためのレコー
ドの場合、SSレコード(ソックスサーバレコード)と
呼ぶことにする。勿論、接続代行サーバ22としては、
ソックスサーバ以外に適宜の接続代行サーバを使用する
ことができる。
メイン・ネームシステム(DNS)に新たに接続代行サ
ーバ情報14をレコードとして増設している。この接続
代行サーバ情報は、ソックスサーバを引くためのレコー
ドの場合、SSレコード(ソックスサーバレコード)と
呼ぶことにする。勿論、接続代行サーバ22としては、
ソックスサーバ以外に適宜の接続代行サーバを使用する
ことができる。
【0030】ネームサーバ12は、通常、ネットワーク
16を構築する各組織の非正式アドレスをもつホストマ
シンの全てについて、そのホスト名をインデックスとし
て正式アドレスをアドレス情報として登録している。こ
れに加え本発明にあっては、ネームサーバ12に新たに
接続代行サーバ情報14を加えてあり、その接続代行サ
ーバ情報14もネットワーク16に接続している組織に
含まれる正式アドレスをもたないホストマシン即ち正式
には割り当てられていない非正式アドレスをもつホスト
マシンおよび組織内で使用され、外部に経路情報を流さ
ないローカルアドレスをもつホストマシンについて、そ
のホスト名をインデックスとして非正式アドレスまたは
ローカルアドレスのアドレス情報が登録される。
16を構築する各組織の非正式アドレスをもつホストマ
シンの全てについて、そのホスト名をインデックスとし
て正式アドレスをアドレス情報として登録している。こ
れに加え本発明にあっては、ネームサーバ12に新たに
接続代行サーバ情報14を加えてあり、その接続代行サ
ーバ情報14もネットワーク16に接続している組織に
含まれる正式アドレスをもたないホストマシン即ち正式
には割り当てられていない非正式アドレスをもつホスト
マシンおよび組織内で使用され、外部に経路情報を流さ
ないローカルアドレスをもつホストマシンについて、そ
のホスト名をインデックスとして非正式アドレスまたは
ローカルアドレスのアドレス情報が登録される。
【0031】更に、正式アドレスをもたないホスト名を
インデックスとして、そのホストマシンに割り当てられ
た該当組織の代行接続サーバのホスト名と正式アドレス
を登録している。これは組織外から組織内の非正式アド
レスまたはローカルアドレスをもつホストに対する接続
ができないという問題に対し、非正式アドレスやローカ
ルアドレスはユニークではないが、ホスト名は例えばイ
ンターネットのドメイン名、即ちFQDN(Fully-Qual
ified Domain Name)とホストマシン固有の名称を組み合
わせることで、ユニークに付けることができるからであ
る。
インデックスとして、そのホストマシンに割り当てられ
た該当組織の代行接続サーバのホスト名と正式アドレス
を登録している。これは組織外から組織内の非正式アド
レスまたはローカルアドレスをもつホストに対する接続
ができないという問題に対し、非正式アドレスやローカ
ルアドレスはユニークではないが、ホスト名は例えばイ
ンターネットのドメイン名、即ちFQDN(Fully-Qual
ified Domain Name)とホストマシン固有の名称を組み合
わせることで、ユニークに付けることができるからであ
る。
【0032】そこで、ユニークなホスト名を使用した接
続代行サーバ情報をネームサーバ12に登録し、接続代
行対応クライアント10で接続要求元から指定された接
続要求先のホスト名を用いて接続代行サーバ情報14を
引く検索要求、即ちリクエストを行うことで接続代行サ
ーバを特定し、正式アドレスをもたない組織内のホスト
マシンとの通信を可能とするものである。
続代行サーバ情報をネームサーバ12に登録し、接続代
行対応クライアント10で接続要求元から指定された接
続要求先のホスト名を用いて接続代行サーバ情報14を
引く検索要求、即ちリクエストを行うことで接続代行サ
ーバを特定し、正式アドレスをもたない組織内のホスト
マシンとの通信を可能とするものである。
【0033】接続代行対応クライアント10の処理の概
要を説明すると、組織100内の接続代行対応クライア
ント10の利用ユーザより組織200の非正式アドレス
38をもつホスト24に対する通信要求を受けたとする
と、ネームサーバ12に対し接続要求先となるホスト2
4のホスト名によりアドレスと接続代行サーバ情報14
の検索を要求する。ネームサーバ12は、この検索要求
を受けて、指定された接続要求先のホスト名による登録
情報の検索で、該当するアドレスと接続要求先のホスト
に組織200で割り当てられている接続代行サーバ22
の正式アドレスとホスト名を返答する。
要を説明すると、組織100内の接続代行対応クライア
ント10の利用ユーザより組織200の非正式アドレス
38をもつホスト24に対する通信要求を受けたとする
と、ネームサーバ12に対し接続要求先となるホスト2
4のホスト名によりアドレスと接続代行サーバ情報14
の検索を要求する。ネームサーバ12は、この検索要求
を受けて、指定された接続要求先のホスト名による登録
情報の検索で、該当するアドレスと接続要求先のホスト
に組織200で割り当てられている接続代行サーバ22
の正式アドレスとホスト名を返答する。
【0034】これにより接続代行対応クライアント10
は、接続要求先のホスト24に割り当てられた正式アド
レス36をもつ接続代行サーバ22を認識し、接続代行
サーバ22にネットワーク16を介してホスト24との
代行接続を依頼する。即ち、代行対応クライアント10
はネームサーバ12のホスト名による検索で接続要求先
の接続代行サーバであるソックスサーバを知って、代行
接続を依頼することになる。
は、接続要求先のホスト24に割り当てられた正式アド
レス36をもつ接続代行サーバ22を認識し、接続代行
サーバ22にネットワーク16を介してホスト24との
代行接続を依頼する。即ち、代行対応クライアント10
はネームサーバ12のホスト名による検索で接続要求先
の接続代行サーバであるソックスサーバを知って、代行
接続を依頼することになる。
【0035】図3は、図2の接続代行対応クライアント
10の実施形態を示したブロック図である。接続代行対
応クライアント10は、制御機構40、ネームサーバ検
索機構42、接続機構44で構成される。またネームサ
ーバ12は制御機構46を有し、登録情報として、通常
登録されているアドレス情報15に加え、本発明で新た
に付加した接続代行サーバ情報14を登録している。
10の実施形態を示したブロック図である。接続代行対
応クライアント10は、制御機構40、ネームサーバ検
索機構42、接続機構44で構成される。またネームサ
ーバ12は制御機構46を有し、登録情報として、通常
登録されているアドレス情報15に加え、本発明で新た
に付加した接続代行サーバ情報14を登録している。
【0036】接続代行対応クライアント10のネームサ
ーバ検索機構42は、ユーザーの通信要求を受けた際
に、接続要求先のホスト名によりネームサーバ12にア
ドレスを検索するための問い合わせを行う。このネーム
サーバ検索機構42からのホスト名によるアドレスの問
い合わせに対し、ネームサーバ12の制御機構46は、
まずアドレス情報15を検索し、ホスト名に対応するア
ドレスを応答する。
ーバ検索機構42は、ユーザーの通信要求を受けた際
に、接続要求先のホスト名によりネームサーバ12にア
ドレスを検索するための問い合わせを行う。このネーム
サーバ検索機構42からのホスト名によるアドレスの問
い合わせに対し、ネームサーバ12の制御機構46は、
まずアドレス情報15を検索し、ホスト名に対応するア
ドレスを応答する。
【0037】この場合の検索アドレスは、正式アドレス
に加え非正式アドレスまたはローカルアドレスの場合も
ある。同時に制御機構46は、ホスト名を使用して接続
代行サーバ情報14の検索を行っており、アドレス情報
15から検索されたアドレスが非正式アドレスまたはロ
ーカルアドレスであった場合には、接続代行サーバ情報
14によりホスト名に対応する接続代行サーバの正式ア
ドレスとホスト名の検査結果が応答される。
に加え非正式アドレスまたはローカルアドレスの場合も
ある。同時に制御機構46は、ホスト名を使用して接続
代行サーバ情報14の検索を行っており、アドレス情報
15から検索されたアドレスが非正式アドレスまたはロ
ーカルアドレスであった場合には、接続代行サーバ情報
14によりホスト名に対応する接続代行サーバの正式ア
ドレスとホスト名の検査結果が応答される。
【0038】またネームサーバ12は、接続代行対応ク
ライアント10からの検索の問い合わせに対し、自分自
身の登録情報のみならず、必要に応じて他の組織の接続
代行サーバ情報をもっているネームサーバに対するネッ
トワークを経由した問い合わせも行う。このような検索
により、ホスト名に対応するアドレス情報や、ホスト名
に対応する接続代行サーバのホスト名と正式アドレスが
登録されていれば、その結果を接続代行対応クライアン
ト10に返信し、登録されていない場合はその旨を返信
する。
ライアント10からの検索の問い合わせに対し、自分自
身の登録情報のみならず、必要に応じて他の組織の接続
代行サーバ情報をもっているネームサーバに対するネッ
トワークを経由した問い合わせも行う。このような検索
により、ホスト名に対応するアドレス情報や、ホスト名
に対応する接続代行サーバのホスト名と正式アドレスが
登録されていれば、その結果を接続代行対応クライアン
ト10に返信し、登録されていない場合はその旨を返信
する。
【0039】接続代行対応クライアント10の制御機構
40は、ネームサーバ検索機構42で受けたネームサー
バ12からの返信情報に応じた接続機構14に対する指
示を行う。即ち、ネームサーバ12の返信情報から接続
要求先ホストのアドレスのみが得られ、接続代行サーバ
のホスト名と正式アドレスが得られなかった場合は、接
続要求先のホストは正式アドレスをもっているので、接
続機構44に接続代行サーバ36を経由せずに、例えば
正式アドレス54をもつホスト52のように、直接、通
常の方法での接続を依頼する。
40は、ネームサーバ検索機構42で受けたネームサー
バ12からの返信情報に応じた接続機構14に対する指
示を行う。即ち、ネームサーバ12の返信情報から接続
要求先ホストのアドレスのみが得られ、接続代行サーバ
のホスト名と正式アドレスが得られなかった場合は、接
続要求先のホストは正式アドレスをもっているので、接
続機構44に接続代行サーバ36を経由せずに、例えば
正式アドレス54をもつホスト52のように、直接、通
常の方法での接続を依頼する。
【0040】また、ネームサーバ12の返信情報から接
続要求先ホストのアドレスおよび接続代行サーバのホス
ト名と正式アドレスが得られた場合には、接続要求先の
ホストは例えばホスト24のように非正式アドレス38
をもつので、接続機構44に接続代行サーバ22を経由
した接続を依頼する。接続機構44は制御機構40から
接続代行サーバ22を経由しない通常の方法での接続を
依頼された場合は、直接、接続要求先となる例えばホス
ト52と接続する。また接続機構44は、制御機構40
から接続代行サーバ22を経由した非正式アドレス38
をもつホスト24への接続を依頼された場合は、接続代
行サーバ22と接続し、接続要求先である非正式アドレ
ス38をもつホスト24への代行接続を依頼する。
続要求先ホストのアドレスおよび接続代行サーバのホス
ト名と正式アドレスが得られた場合には、接続要求先の
ホストは例えばホスト24のように非正式アドレス38
をもつので、接続機構44に接続代行サーバ22を経由
した接続を依頼する。接続機構44は制御機構40から
接続代行サーバ22を経由しない通常の方法での接続を
依頼された場合は、直接、接続要求先となる例えばホス
ト52と接続する。また接続機構44は、制御機構40
から接続代行サーバ22を経由した非正式アドレス38
をもつホスト24への接続を依頼された場合は、接続代
行サーバ22と接続し、接続要求先である非正式アドレ
ス38をもつホスト24への代行接続を依頼する。
【0041】更に制御機構40は、ネームサーバ12の
返信によって接続先のホスト名に対するアドレスが得ら
れなかった場合には、接続失敗のエラーメッセージを出
して処理を終了する。図4は、図3のネームサーバ12
におけるアドレス情報15および接続代行サーバ情報1
4の具体例である。まずホスト名は、組織内のホストマ
シンに付けられた固有の名称にインターネットのドメイ
ン名を付加している。このドメイン名は図6のインター
ネットにおけるドメイン名空間54に従っている。即
ち、ドメイン名は大きい単位から小さい単位に向かう階
層構造をもっている。
返信によって接続先のホスト名に対するアドレスが得ら
れなかった場合には、接続失敗のエラーメッセージを出
して処理を終了する。図4は、図3のネームサーバ12
におけるアドレス情報15および接続代行サーバ情報1
4の具体例である。まずホスト名は、組織内のホストマ
シンに付けられた固有の名称にインターネットのドメイ
ン名を付加している。このドメイン名は図6のインター
ネットにおけるドメイン名空間54に従っている。即
ち、ドメイン名は大きい単位から小さい単位に向かう階
層構造をもっている。
【0042】ドメイン名の第1レベルとなる最大単位は
国であり、例えば日本の場合はコードjpである。右側
のコードcomおよびeduは米国のネットワークであ
り、米国については各ネットワークが国単位の単位をも
っている。国コードjpの中は第2レベルのドメイン名
として「osaka」「kyoto」・・・等の地名コ
ードと、大学等の教育機関についてのacコード、商法
上の会社を示すcoコード等に分けられる。
国であり、例えば日本の場合はコードjpである。右側
のコードcomおよびeduは米国のネットワークであ
り、米国については各ネットワークが国単位の単位をも
っている。国コードjpの中は第2レベルのドメイン名
として「osaka」「kyoto」・・・等の地名コ
ードと、大学等の教育機関についてのacコード、商法
上の会社を示すcoコード等に分けられる。
【0043】そして、例えば第2レベルのドメイン名の
会社コードcoの中の「fujitsu」が組織の種別
を示す第3レベルの組織コードとなる。この第1レベル
から第3レベルまでのドメイン名の連結でなる名前をF
QDNという。図4のホスト名のドメイン名は、FQD
Nとして「fujitsu.co.jp」を使用してお
り、これに組織内で固有のホストマシンの名称例えば
「host−aaa.」を付け、全体をホスト名「ho
st−aaa.fujitsu.co.jp」で表わし
ている。このホスト名はネットワークにおいてユニーク
であり、全てのホストマシンの中からホスト名によって
1つのホストマシンを特定することができる。ホスト名
に続いては、レコード種別が設けられる。レコード種別
Aは、アドレス情報を意味する。アドレス情報には、ネ
ットワークの正式アドレスと組織内でのみ使用できる非
正式アドレス、またはローカルアドレスがある。インタ
ーネットの正式アドレスはIPアドレスとして知られて
おり、32ビットのアドレス空間をネットワーク部とホ
スト部に分割して使用している。
会社コードcoの中の「fujitsu」が組織の種別
を示す第3レベルの組織コードとなる。この第1レベル
から第3レベルまでのドメイン名の連結でなる名前をF
QDNという。図4のホスト名のドメイン名は、FQD
Nとして「fujitsu.co.jp」を使用してお
り、これに組織内で固有のホストマシンの名称例えば
「host−aaa.」を付け、全体をホスト名「ho
st−aaa.fujitsu.co.jp」で表わし
ている。このホスト名はネットワークにおいてユニーク
であり、全てのホストマシンの中からホスト名によって
1つのホストマシンを特定することができる。ホスト名
に続いては、レコード種別が設けられる。レコード種別
Aは、アドレス情報を意味する。アドレス情報には、ネ
ットワークの正式アドレスと組織内でのみ使用できる非
正式アドレス、またはローカルアドレスがある。インタ
ーネットの正式アドレスはIPアドレスとして知られて
おり、32ビットのアドレス空間をネットワーク部とホ
スト部に分割して使用している。
【0044】このIPアドレス空間は、ネットワークの
規模に応じてクラスA,B,Cの3種類に基本的に分け
られている。図4のIPアドレスはクラスBを例にとっ
ている。クラスBのネットワーク番号の範囲は、12
8.1.0.0〜191.254.0.0の範囲とな
る。したがって、IPアドレスの「133.160」が
ネットワーク部となり、組織「fujitsu」を意味
している。次の「28.1」はネットワーク内のアドレ
ス部分であり、例えば1.1〜254.254を使用す
ることができる。尚、32ビットのIPアドレスは、オ
クテッド(8ビット単位に分割)に分けて10進で表現
される図5は、図4の登録内容に対応したネットワーク
部のアドレス空間「133.160」のコンピュータネ
ットワークを示している。ここで接続代行サーバ22
は、正式アドレス「133.160.1.1」をもって
いる。また組織外から通信要求を受けるホスト24は、
非正式アドレス「10.0.0.1」をもっている。
規模に応じてクラスA,B,Cの3種類に基本的に分け
られている。図4のIPアドレスはクラスBを例にとっ
ている。クラスBのネットワーク番号の範囲は、12
8.1.0.0〜191.254.0.0の範囲とな
る。したがって、IPアドレスの「133.160」が
ネットワーク部となり、組織「fujitsu」を意味
している。次の「28.1」はネットワーク内のアドレ
ス部分であり、例えば1.1〜254.254を使用す
ることができる。尚、32ビットのIPアドレスは、オ
クテッド(8ビット単位に分割)に分けて10進で表現
される図5は、図4の登録内容に対応したネットワーク
部のアドレス空間「133.160」のコンピュータネ
ットワークを示している。ここで接続代行サーバ22
は、正式アドレス「133.160.1.1」をもって
いる。また組織外から通信要求を受けるホスト24は、
非正式アドレス「10.0.0.1」をもっている。
【0045】この非正式アドレスは、インターネットの
階層別アドレス空間に従って正式に割り当てられたアド
レスとはなっていない。更に接続代行サーバ22は、ホ
スト名「socksserver.fujitsu.c
o.jp」をもっている。またホスト24は、ホスト名
「host−bbb.fujitsu.co.jp」を
もっている。
階層別アドレス空間に従って正式に割り当てられたアド
レスとはなっていない。更に接続代行サーバ22は、ホ
スト名「socksserver.fujitsu.c
o.jp」をもっている。またホスト24は、ホスト名
「host−bbb.fujitsu.co.jp」を
もっている。
【0046】図4の登録内容について、接続代行対応ク
ライアント10は、非正式アドレス38をもつ組織内の
ホスト24に対する通信要求を受けた際に、そのホスト
名「host−bbb.fujitsu.co.jp」
を使用してネームサーバ12に検索を依頼する。このた
め、図4の登録内容の参照で3行目と4行目に該当する
ホスト名が見つかり、2行目の登録内容としてレコード
種別Aとアドレス「10.0.0.1」、および4行目
のレコード種別SSと割り当てられている接続代行サー
バ22のホスト名「socksserver.fuji
tsu.co.jp」が得られる。
ライアント10は、非正式アドレス38をもつ組織内の
ホスト24に対する通信要求を受けた際に、そのホスト
名「host−bbb.fujitsu.co.jp」
を使用してネームサーバ12に検索を依頼する。このた
め、図4の登録内容の参照で3行目と4行目に該当する
ホスト名が見つかり、2行目の登録内容としてレコード
種別Aとアドレス「10.0.0.1」、および4行目
のレコード種別SSと割り当てられている接続代行サー
バ22のホスト名「socksserver.fuji
tsu.co.jp」が得られる。
【0047】そして、この接続代行サーバ22のホスト
名による登録内容の検索で、2行目のレコード種別(計
算機資源の登記;resource record)Aと接続代行サーバ
22の正式アドレス36として「133.160.1.
1」を得ることができる。勿論、ネームサーバ12に登
録しているアドレス情報15および接続代行サーバ情報
14の登録内容の形態は、必要に応じて適宜の登録構造
とすることができる。
名による登録内容の検索で、2行目のレコード種別(計
算機資源の登記;resource record)Aと接続代行サーバ
22の正式アドレス36として「133.160.1.
1」を得ることができる。勿論、ネームサーバ12に登
録しているアドレス情報15および接続代行サーバ情報
14の登録内容の形態は、必要に応じて適宜の登録構造
とすることができる。
【0048】図7は、図3の接続代行対応クライアント
10の処理動作を示したフローチャートである。今、組
織100とは別の組織200に設けている非正式アドレ
ス38をもつホスト24に対する通信要求が、ホスト2
4のホスト名の指定により行われたとする。この接続要
求を受けて、接続代行対応クライアントのネームサーバ
検索機構42は、ネームサーバ12に対しアドレス情報
15および接続代行サーバ情報14の検索を依頼する。
10の処理動作を示したフローチャートである。今、組
織100とは別の組織200に設けている非正式アドレ
ス38をもつホスト24に対する通信要求が、ホスト2
4のホスト名の指定により行われたとする。この接続要
求を受けて、接続代行対応クライアントのネームサーバ
検索機構42は、ネームサーバ12に対しアドレス情報
15および接続代行サーバ情報14の検索を依頼する。
【0049】ネームサーバ12は、接続代行対応クライ
アント10からの問い合わせに対し、アドレス情報15
および接続代行サーバ情報14を検索し、必要に応じて
他の組織のアドレス情報および接続代行サーバ情報をも
つネームサーバに問い合わせを行う。問い合わせを受け
たホスト名に対応するアドレス情報や接続代行サーバ情
報が登録されていた場合には、検索した結果を接続代行
対応クライアント10に返信し、登録されていない場合
はその旨を返信する。
アント10からの問い合わせに対し、アドレス情報15
および接続代行サーバ情報14を検索し、必要に応じて
他の組織のアドレス情報および接続代行サーバ情報をも
つネームサーバに問い合わせを行う。問い合わせを受け
たホスト名に対応するアドレス情報や接続代行サーバ情
報が登録されていた場合には、検索した結果を接続代行
対応クライアント10に返信し、登録されていない場合
はその旨を返信する。
【0050】これは、図7のステップS1のアドレス情
報を示すAレコードと代行接続サーバ情報を示すSSレ
コードの検索となる。次にステップS2で、接続代行対
応クライアント10の制御機構40は、ネームサーバ1
2からの返信により、アドレス情報を示すAレコードと
代行接続サーバ情報を示すSSレコードの登録の有無を
判定する。
報を示すAレコードと代行接続サーバ情報を示すSSレ
コードの検索となる。次にステップS2で、接続代行対
応クライアント10の制御機構40は、ネームサーバ1
2からの返信により、アドレス情報を示すAレコードと
代行接続サーバ情報を示すSSレコードの登録の有無を
判定する。
【0051】このときアドレス情報を示すAレコードの
みであった場合には、アドレス情報は正式アドレスを示
していることから、ステップS3に進み、接続機構44
に対し接続代行サーバ22を経由しない通常の方法での
接続を依頼し、接続機構44は例えばホスト52に示す
ように、直接、通信を目的とするホスト52に接続す
る。そしてステップS5で接続成功を確認すると、処理
を終了する。
みであった場合には、アドレス情報は正式アドレスを示
していることから、ステップS3に進み、接続機構44
に対し接続代行サーバ22を経由しない通常の方法での
接続を依頼し、接続機構44は例えばホスト52に示す
ように、直接、通信を目的とするホスト52に接続す
る。そしてステップS5で接続成功を確認すると、処理
を終了する。
【0052】一方、ステップS2で制御機構40がアド
レス情報を示すAレコードと接続代行サーバ情報を示す
SSレコードの両方の登録を判別した場合は、ステップ
S4に進み、代行接続サーバ情報として得られたホスト
名と正式アドレスをもつ接続代行サーバ22を経由した
接続を依頼し、接続機構44は接続代行サーバ36と接
続し、接続要求先となる非正式アドレス38をもつホス
ト24に接続し、ステップS5で接続成功の終了を待っ
て、一連の処理を終了する。
レス情報を示すAレコードと接続代行サーバ情報を示す
SSレコードの両方の登録を判別した場合は、ステップ
S4に進み、代行接続サーバ情報として得られたホスト
名と正式アドレスをもつ接続代行サーバ22を経由した
接続を依頼し、接続機構44は接続代行サーバ36と接
続し、接続要求先となる非正式アドレス38をもつホス
ト24に接続し、ステップS5で接続成功の終了を待っ
て、一連の処理を終了する。
【0053】更に制御機構40は、ステップS2で、ア
ドレス情報を示すAレコードおよび接続代行サーバ情報
を示すSSレコードの両方とも登録されていないことを
認識した場合は、接続要求先となるホスト名そのものに
誤りがあることから、ステップS6で接続失敗のエラー
メッセージを出して、一連の処理を終了する。尚、図2
および図3の実施形態にあっては、正式アドレスをもた
ないホスト24のアドレスとして非正式アドレスを例に
とっているが、非正式アドレスの代わりに、組織内で使
用して外部に経路情報を流さないローカルアドレスを使
用した場合についても全く同じである。
ドレス情報を示すAレコードおよび接続代行サーバ情報
を示すSSレコードの両方とも登録されていないことを
認識した場合は、接続要求先となるホスト名そのものに
誤りがあることから、ステップS6で接続失敗のエラー
メッセージを出して、一連の処理を終了する。尚、図2
および図3の実施形態にあっては、正式アドレスをもた
ないホスト24のアドレスとして非正式アドレスを例に
とっているが、非正式アドレスの代わりに、組織内で使
用して外部に経路情報を流さないローカルアドレスを使
用した場合についても全く同じである。
【0054】図8は本発明の第2実施形態のシステム構
成図であり、この実施形態にあっては、接続代行対応ク
ライアント10に新たにローカルアドレス判定機構74
を設けたことを特徴とする。このローカルアドレス判定
機構74を接続代行対応クライアント10に設けたこと
に伴い、図9の接続代行対応クライアント10に示すよ
うに、図3の第1実施形態における接続代行対応クライ
アント10のネームサーバ検索機構42は、アドレス検
索機構70と接続代行サーバ検索機構72に分けられて
いる。
成図であり、この実施形態にあっては、接続代行対応ク
ライアント10に新たにローカルアドレス判定機構74
を設けたことを特徴とする。このローカルアドレス判定
機構74を接続代行対応クライアント10に設けたこと
に伴い、図9の接続代行対応クライアント10に示すよ
うに、図3の第1実施形態における接続代行対応クライ
アント10のネームサーバ検索機構42は、アドレス検
索機構70と接続代行サーバ検索機構72に分けられて
いる。
【0055】更に図8のホスト24に示すように、正式
アドレスをもたないホストについては、第1実施形態の
非正式アドレスではなく、プライベートアドレス39の
みを使用している。即ち現在のインターネットにあって
は、正式アドレス以外のアドレスとして、正式に割り当
てられていない非正式アドレスと、組織内でのみ使用可
能なローカルアドレスの2つを使用しているが、将来的
には非正式アドレスの使用は廃止されることが予想さ
れ、ローカルアドレスのみが使用されることが予想され
る。
アドレスをもたないホストについては、第1実施形態の
非正式アドレスではなく、プライベートアドレス39の
みを使用している。即ち現在のインターネットにあって
は、正式アドレス以外のアドレスとして、正式に割り当
てられていない非正式アドレスと、組織内でのみ使用可
能なローカルアドレスの2つを使用しているが、将来的
には非正式アドレスの使用は廃止されることが予想さ
れ、ローカルアドレスのみが使用されることが予想され
る。
【0056】そこで図8,図9の第2実施形態にあって
は、接続代行対応クライアント10によるホスト名を使
用した最初のネームサーバ12の検索で接続要求先のア
ドレスが得られたら、ローカルアドレス判定機構74
で、返信されたアドレスが正式アドレスかローカルアド
レスかを判定する。そしてローカルアドレスであること
を判定した場合にのみ、ネームサーバ12に対し接続代
行サーバ情報14の検索を依頼する。これによってアド
レス情報が正式アドレスであった場合の不必要な接続代
行サーバ情報14の検索をなくし、ネームサーバ12に
対する通信負荷を低減することができる。
は、接続代行対応クライアント10によるホスト名を使
用した最初のネームサーバ12の検索で接続要求先のア
ドレスが得られたら、ローカルアドレス判定機構74
で、返信されたアドレスが正式アドレスかローカルアド
レスかを判定する。そしてローカルアドレスであること
を判定した場合にのみ、ネームサーバ12に対し接続代
行サーバ情報14の検索を依頼する。これによってアド
レス情報が正式アドレスであった場合の不必要な接続代
行サーバ情報14の検索をなくし、ネームサーバ12に
対する通信負荷を低減することができる。
【0057】図9の接続代行対応クライアント10は、
制御機構40、接続機構44、アドレス検索機構70、
接続代行サーバ検索機構72およびローカルアドレス判
定機構74で構成されている。アドレス検索機構70
は、接続要求先のホスト名によりアドレス登録をネーム
サーバ12に問い合わせる。このアドレス問い合わせに
対しネームサーバ12よりアドレス情報が返信される
と、ローカルアドレス判定機構74で、返信されたアド
レスが正式アドレスかローカルアドレスかを判定する。
制御機構40、接続機構44、アドレス検索機構70、
接続代行サーバ検索機構72およびローカルアドレス判
定機構74で構成されている。アドレス検索機構70
は、接続要求先のホスト名によりアドレス登録をネーム
サーバ12に問い合わせる。このアドレス問い合わせに
対しネームサーバ12よりアドレス情報が返信される
と、ローカルアドレス判定機構74で、返信されたアド
レスが正式アドレスかローカルアドレスかを判定する。
【0058】正式アドレスであれば、接続代行サーバ検
索機構72によるネームサーバに対する検索要求は行わ
ず、制御機構40に正式アドレスの判定結果を通知し、
接続機構44に対し接続代行サーバ22を経由しない通
常の接続を指示する。ローカルアドレス判定機構74で
ネームサーバ12から返信されたアドレスがローカルア
ドレスであることが判定された場合には、この判定結果
に基づき制御機構40は接続代行サーバ検索機構72に
検索を依頼し、接続代行サーバ検索機構72はネームサ
ーバ12にホスト名を指定して、接続代行サーバ情報1
4の検索を依頼する。
索機構72によるネームサーバに対する検索要求は行わ
ず、制御機構40に正式アドレスの判定結果を通知し、
接続機構44に対し接続代行サーバ22を経由しない通
常の接続を指示する。ローカルアドレス判定機構74で
ネームサーバ12から返信されたアドレスがローカルア
ドレスであることが判定された場合には、この判定結果
に基づき制御機構40は接続代行サーバ検索機構72に
検索を依頼し、接続代行サーバ検索機構72はネームサ
ーバ12にホスト名を指定して、接続代行サーバ情報1
4の検索を依頼する。
【0059】ネームサーバ12より検索結果として接続
代行サーバのホスト名と正式アドレスが返信されると、
制御機構40は接続機構44に接続代行サーバ22を経
由したプライベートアドレス39をもつホスト24との
接続を指示するようになる。更にアドレス検索機構70
による検索による返信でアドレス登録がないとき、ある
いは接続代行サーバ検索機構72による検索に対する返
信で接続代行サーバ情報の登録がない場合については、
制御機構40はエラーメッセージを出して処理を終了す
る。
代行サーバのホスト名と正式アドレスが返信されると、
制御機構40は接続機構44に接続代行サーバ22を経
由したプライベートアドレス39をもつホスト24との
接続を指示するようになる。更にアドレス検索機構70
による検索による返信でアドレス登録がないとき、ある
いは接続代行サーバ検索機構72による検索に対する返
信で接続代行サーバ情報の登録がない場合については、
制御機構40はエラーメッセージを出して処理を終了す
る。
【0060】図10は、図9の接続代行対応クライアン
ト10の第2実施形態の処理動作を示したフローチャー
トである。接続代行対応クライアント10に対する接続
要求先のホスト名を指定した通信要求があると、まずス
テップS1で、アドレス検索機構70を起動してアドレ
ス情報としてのAレコードの検索をネームサーバ12に
依頼する。
ト10の第2実施形態の処理動作を示したフローチャー
トである。接続代行対応クライアント10に対する接続
要求先のホスト名を指定した通信要求があると、まずス
テップS1で、アドレス検索機構70を起動してアドレ
ス情報としてのAレコードの検索をネームサーバ12に
依頼する。
【0061】ネームサーバ12より検索結果の返信を受
けると、ステップS2で、アドレス情報としてのAレコ
ードの登録の有無をチェックする。Aレコードが登録さ
れていた場合にはステップS3に進み、ローカルアドレ
ス判定機構74でローカルアドレスか否かチェックす
る。正式アドレスであった場合にはステップS4に進
み、制御機構40は接続機構44に接続代行サーバ22
を経由しない通常の方法で接続するように依頼し、接続
機構44は直接、接続要求先となる例えば正式アドレス
54をもつホスト52に接続する。
けると、ステップS2で、アドレス情報としてのAレコ
ードの登録の有無をチェックする。Aレコードが登録さ
れていた場合にはステップS3に進み、ローカルアドレ
ス判定機構74でローカルアドレスか否かチェックす
る。正式アドレスであった場合にはステップS4に進
み、制御機構40は接続機構44に接続代行サーバ22
を経由しない通常の方法で接続するように依頼し、接続
機構44は直接、接続要求先となる例えば正式アドレス
54をもつホスト52に接続する。
【0062】そしてステップS8で接続成功を待って、
一連の処理を終了する。一方、ステップS3でローカル
アドレス判定機構74がローカルアドレスを判定した場
合は、ステップS5に進み、接続代行サーバ検索機構7
2によりネームサーバ12にSSレコードの検索即ち接
続代行サーバ情報14の検索を依頼する。この検索依頼
に対するネームサーバ12からの返信について、ステッ
プSS6でSSレコードの登録の有無をチェックし、登
録されていると、ステップS7に進み、返信された接続
代行サーバ22のホスト名と正式アドレスに基づき、制
御機構40は接続機構44に接続代行サーバ22を経由
した接続を依頼し、接続要求先のホスト24との接続を
代行することによってデータ中継を可能とし、接続成功
をステップS8で待って、一連の処理を終了する。
一連の処理を終了する。一方、ステップS3でローカル
アドレス判定機構74がローカルアドレスを判定した場
合は、ステップS5に進み、接続代行サーバ検索機構7
2によりネームサーバ12にSSレコードの検索即ち接
続代行サーバ情報14の検索を依頼する。この検索依頼
に対するネームサーバ12からの返信について、ステッ
プSS6でSSレコードの登録の有無をチェックし、登
録されていると、ステップS7に進み、返信された接続
代行サーバ22のホスト名と正式アドレスに基づき、制
御機構40は接続機構44に接続代行サーバ22を経由
した接続を依頼し、接続要求先のホスト24との接続を
代行することによってデータ中継を可能とし、接続成功
をステップS8で待って、一連の処理を終了する。
【0063】更にステップS2のAレコードの検索に対
する返信で登録がなかった場合、あるいはステップS6
のSSレコードの検索に対する登録がなかった場合につ
いては、ステップS9で接続失敗と判断してエラーメッ
セージを出して、一連の処理を終了する。図11は、本
発明の第3実施形態のシステム構成図である。この実施
形態にあっては、正式アドレスを持たないホストマシン
24と接続代行サーバ22との対応関係を接続代行サー
バ情報14として予め登録したネームサーバ12を第1
のネームサーバに加え、これに加え組織100内に非正
式アドレスまたはプライベートアドレスのアドレス情報
をもつ第2のネームサーバ90を設けたことを特徴とす
る。
する返信で登録がなかった場合、あるいはステップS6
のSSレコードの検索に対する登録がなかった場合につ
いては、ステップS9で接続失敗と判断してエラーメッ
セージを出して、一連の処理を終了する。図11は、本
発明の第3実施形態のシステム構成図である。この実施
形態にあっては、正式アドレスを持たないホストマシン
24と接続代行サーバ22との対応関係を接続代行サー
バ情報14として予め登録したネームサーバ12を第1
のネームサーバに加え、これに加え組織100内に非正
式アドレスまたはプライベートアドレスのアドレス情報
をもつ第2のネームサーバ90を設けたことを特徴とす
る。
【0064】組織100側の接続代行対応クライアント
10にあっては、通常のプロシキークライアントに本発
明の機能を新たに加えることで実現でき、接続代行サー
バ22にあっては、通常のプロシキーサーバである。こ
の実施形態の詳細は図3と同じである。現在、非正式ア
ドレスやローカルアドレスなどのユニークでないアドレ
スをネームサーバで一般に公開することは世界的に行わ
れていない。しかし、図1と図8の第1,2実施形態で
は、ネームサーバ12において、ホスト名をインデック
スにした非正式アドレスまたはプライベートアドレス
が、一般公開されている必要がある。
10にあっては、通常のプロシキークライアントに本発
明の機能を新たに加えることで実現でき、接続代行サー
バ22にあっては、通常のプロシキーサーバである。こ
の実施形態の詳細は図3と同じである。現在、非正式ア
ドレスやローカルアドレスなどのユニークでないアドレ
スをネームサーバで一般に公開することは世界的に行わ
れていない。しかし、図1と図8の第1,2実施形態で
は、ネームサーバ12において、ホスト名をインデック
スにした非正式アドレスまたはプライベートアドレス
が、一般公開されている必要がある。
【0065】そこで、図11の第3実施形態にあって
は、接続代行対応クライアント10によるホスト名を使
用した第1のネームサーバ12の検索で接続要求先のア
ドレスが得られず、接続代行サーバ情報14の検索で接
続代行サーバ情報のみが得られた場合は、接続代行サー
バ22に対し、ホスト24のホスト名による接続代行を
依頼する。
は、接続代行対応クライアント10によるホスト名を使
用した第1のネームサーバ12の検索で接続要求先のア
ドレスが得られず、接続代行サーバ情報14の検索で接
続代行サーバ情報のみが得られた場合は、接続代行サー
バ22に対し、ホスト24のホスト名による接続代行を
依頼する。
【0066】接続代行サーバ22は、ホスト名による接
続依頼を受けた場合、ネームサーバ90に対してホスト
名によるアドレスの検索を行い、アドレスが得られた場
合はホスト24に接続する。これは、通常のプロキシサ
ーバの動作である。図12は、図11の第3実施形態の
接続代行対応クライアント10の処理動作を示したフロ
ーチャートである。接続代行対応クライアント10に対
し接続要求先のホスト名を指定した通信要求があると、
まず、ステップS1で、ネームサーバ検索機構42を起
動して接続代行サーバ情報としてのSSレコードと、ア
ドレス情報としてしのAレコードの検索を接続代行サー
バ12に依頼する。
続依頼を受けた場合、ネームサーバ90に対してホスト
名によるアドレスの検索を行い、アドレスが得られた場
合はホスト24に接続する。これは、通常のプロキシサ
ーバの動作である。図12は、図11の第3実施形態の
接続代行対応クライアント10の処理動作を示したフロ
ーチャートである。接続代行対応クライアント10に対
し接続要求先のホスト名を指定した通信要求があると、
まず、ステップS1で、ネームサーバ検索機構42を起
動して接続代行サーバ情報としてのSSレコードと、ア
ドレス情報としてしのAレコードの検索を接続代行サー
バ12に依頼する。
【0067】ネームサーバ12より検索結果を受ける
と、ステップS2でアドレス情報としてのAレコードと
接続代行サーバとしてのSSレコードの登録の有無を判
定する。このときアドレス情報を示すAレコードのみで
あった場合には、アドレス情報は正式アドレスを示して
いることから、ステップS3に進み、接続機構44に対
し接続代行サーバ22を経由しない通常の方法での接続
を依頼し、接続機構44は例えばホスト52に示すよう
に、直接、通信を目的とするホスト52に接続する。そ
してステップS5で接続成功を確認すると、処理を終了
する。
と、ステップS2でアドレス情報としてのAレコードと
接続代行サーバとしてのSSレコードの登録の有無を判
定する。このときアドレス情報を示すAレコードのみで
あった場合には、アドレス情報は正式アドレスを示して
いることから、ステップS3に進み、接続機構44に対
し接続代行サーバ22を経由しない通常の方法での接続
を依頼し、接続機構44は例えばホスト52に示すよう
に、直接、通信を目的とするホスト52に接続する。そ
してステップS5で接続成功を確認すると、処理を終了
する。
【0068】一方、ステップS2で制御機構40がアド
レス情報を示すAレコードと接続代行サーバを示すSS
レコードの両方の登録を判別した場合は、ステップS5
に進み、代行接続サーバ情報として得られたホスト名と
正式アドレスをもつ接続代行サーバ22を経由した接続
を、ホスト24の非正式アドレス38を提示して依頼
し、接続要求先となる非正式アドレス38をもつホスト
24に接続し、ステップS5で接続成功の終了を待って
一連の処理を終了する。
レス情報を示すAレコードと接続代行サーバを示すSS
レコードの両方の登録を判別した場合は、ステップS5
に進み、代行接続サーバ情報として得られたホスト名と
正式アドレスをもつ接続代行サーバ22を経由した接続
を、ホスト24の非正式アドレス38を提示して依頼
し、接続要求先となる非正式アドレス38をもつホスト
24に接続し、ステップS5で接続成功の終了を待って
一連の処理を終了する。
【0069】また、ステップS4で制御機構40が接続
代行サーバを示すSSレコードのみの登録を判別した場
合は、ステップS6に進み、代行接続サーバ情報として
得られたホスト名と正式アドレスをもつ接続代行サーバ
22を経由した接続を、ホスト24のホスト名を提示し
て依頼し、接続要求先となる非正式アドレス38を持つ
ホスト24に接続し、ステップS6で接続終了を待って
一連の処理を終了する。
代行サーバを示すSSレコードのみの登録を判別した場
合は、ステップS6に進み、代行接続サーバ情報として
得られたホスト名と正式アドレスをもつ接続代行サーバ
22を経由した接続を、ホスト24のホスト名を提示し
て依頼し、接続要求先となる非正式アドレス38を持つ
ホスト24に接続し、ステップS6で接続終了を待って
一連の処理を終了する。
【0070】更に制御機構40は、ステップS2で、ア
ドレス情報を示すAレコードおよび接続代行サーバ情報
を示すSSレコードの両方とも登録されていないことを
認識した場合は、接続要求先となるホスト名そのものに
誤りがあることから、ステップS6で接続失敗のエラー
メッセージを出して、一連の処理を終了する。ここで、
図11の実施形態にあっては、正式アドレスをもたない
ホスト24のアドレスとして非正式アドレスを例にとっ
ているが、非正式アドレスの代わりに、組織内で使用し
て外部に経路情報を流さないローカルアドレスを使用し
た場合についても全く同じである。
ドレス情報を示すAレコードおよび接続代行サーバ情報
を示すSSレコードの両方とも登録されていないことを
認識した場合は、接続要求先となるホスト名そのものに
誤りがあることから、ステップS6で接続失敗のエラー
メッセージを出して、一連の処理を終了する。ここで、
図11の実施形態にあっては、正式アドレスをもたない
ホスト24のアドレスとして非正式アドレスを例にとっ
ているが、非正式アドレスの代わりに、組織内で使用し
て外部に経路情報を流さないローカルアドレスを使用し
た場合についても全く同じである。
【0071】尚、上記の実施形態にあっては、接続代行
対応クライアント10に対する接続代行サーバ情報14
の提供を、通常のネームサーバがもっているアドレス情
報15に接続代行サーバ情報14を付加する形で実現し
ているが、接続代行サーバ情報14を専用に提供する装
置を別に設けるようにしてもよい。また上記の実施形態
1,2は、代行サーバとしてソックスサーバを例にとる
ことから、接続代行対応クライアント10が接続代行サ
ーバ情報の検索機能を付加したソックスクライアントと
して、また実施形態3は、代行サーバとしてプロキシサ
ーバを例にとることから、代行接続対応クライアント1
0が接続代行サーバ情報の検索機能を追加したプロキシ
スクライアントとして実現されたものであるが、これ以
外にも同様の接続代行サーバに対応した接続代行対応ク
ライアントを利用することもできる。
対応クライアント10に対する接続代行サーバ情報14
の提供を、通常のネームサーバがもっているアドレス情
報15に接続代行サーバ情報14を付加する形で実現し
ているが、接続代行サーバ情報14を専用に提供する装
置を別に設けるようにしてもよい。また上記の実施形態
1,2は、代行サーバとしてソックスサーバを例にとる
ことから、接続代行対応クライアント10が接続代行サ
ーバ情報の検索機能を付加したソックスクライアントと
して、また実施形態3は、代行サーバとしてプロキシサ
ーバを例にとることから、代行接続対応クライアント1
0が接続代行サーバ情報の検索機能を追加したプロキシ
スクライアントとして実現されたものであるが、これ以
外にも同様の接続代行サーバに対応した接続代行対応ク
ライアントを利用することもできる。
【0072】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、ある組織内にある非正式アドレスまたはローカルア
ドレスをもつホストの接続に対しては、接続代行対応ク
ライアントがネームサーバからホスト名により接続要求
先の組織の代行接続サーバの情報を引くことによって、
使用する代行接続サーバを特定し、接続要求先の接続代
行サーバを経由した非正式アドレスまたはローカルアド
レスをもつホストへの通信が簡単にできる。
ば、ある組織内にある非正式アドレスまたはローカルア
ドレスをもつホストの接続に対しては、接続代行対応ク
ライアントがネームサーバからホスト名により接続要求
先の組織の代行接続サーバの情報を引くことによって、
使用する代行接続サーバを特定し、接続要求先の接続代
行サーバを経由した非正式アドレスまたはローカルアド
レスをもつホストへの通信が簡単にできる。
【0073】この結果、ユーザから見て組織内にある非
正式アドレスまたはローカルアドレスをもつホストに、
正式アドレスをもつホストと同様、直接通信したと同等
の結果を与えることかでき、インターネット等のネット
ワークを利用した通信の便宜性を正式アドレスの制約を
受けることなく効率良く行うことができる。また組織内
と直接通信できない組織内のみで使われるアドレスがロ
ーカルアドレスのみとなり、非正式アドレスが一般に使
えなくなった場合を想定し、接続代行対応クライアント
にネームサーバの検索で得られた検索情報がローカルア
ドレスか否かを判定する機能を設け、ローカルアドレス
を判定した場合にのみネームサーバに接続代行サーバ情
報の検索を依頼することで、正式アドレスが得られる場
合の接続代行サーバ情報の検索を不要とし、ネームサー
バに対する通信量を低減することができる。
正式アドレスまたはローカルアドレスをもつホストに、
正式アドレスをもつホストと同様、直接通信したと同等
の結果を与えることかでき、インターネット等のネット
ワークを利用した通信の便宜性を正式アドレスの制約を
受けることなく効率良く行うことができる。また組織内
と直接通信できない組織内のみで使われるアドレスがロ
ーカルアドレスのみとなり、非正式アドレスが一般に使
えなくなった場合を想定し、接続代行対応クライアント
にネームサーバの検索で得られた検索情報がローカルア
ドレスか否かを判定する機能を設け、ローカルアドレス
を判定した場合にのみネームサーバに接続代行サーバ情
報の検索を依頼することで、正式アドレスが得られる場
合の接続代行サーバ情報の検索を不要とし、ネームサー
バに対する通信量を低減することができる。
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の第1実施形態のシステムブロック図
【図3】図2の接続代行対応クライアントの機能ブロッ
ク図
ク図
【図4】図3の接続代行サーバ情報登録部の内容説明図
【図5】図4の組織内のネットワーク構成とアドレスの
説明図
説明図
【図6】インターネットのドメイン名空間の説明図
【図7】図3の接続代行対応クライアントの処理動作の
フローチャート
フローチャート
【図8】本発明の第2実施形態のシステムブロック図
【図9】図8の接続代行対応クライアントの機能ブロッ
ク図
ク図
【図10】図9の接続代行対応クライアントの処理動作
のフローチャート
のフローチャート
【図11】本発明の第3実施形態のシステムブロック図
【図12】図11の接続代行対応クライアントの処理動
作のフローチャート
作のフローチャート
10:接続代行対応クライアント 12:ネームサーバ 14:接続代行サーバ情報 16:ネットワーク 18:ホスト(接続要求元) 20,26:組織内ネットワーク(LAN) 22:接続代行サーバ 24:ホスト(接続要求先) 32,34,36:正式アドレス 30,38:非正式アドレス 31,39:ローカルアドレス 40,46:制御機構 42:ネームサーバ検索機構 44:接続機構 48:接続代行サーバ情報登録部 54:ドメイン空間 90:第2のネームサーバ
Claims (28)
- 【請求項1】第1の組織に属するホストマシンと該第1
の組織と異なる第2の組織に属する正式アドレスを持た
ないホストマシンとの接続を代行して中継する接続代行
サーバと、 前記正式アドレスを持たないホストマシンと前記接続代
行サーバとの対応関係を接続代行サーバ情報として予め
登録したネームサーバと、 接続要求先のホスト名を指定した通信要求により、前記
ネームサーバに前記接続代行サーバ情報の検索を依頼
し、該検索結果から認識した接続代行サーバに前記接続
要求先のホストマシンとの接続代行を依頼する接続代行
対応クライアントと、を備え、前記第1の組織に属する
ホストマシンから前記第2の組織に属する正式アドレス
を持たないホストマシンへの接続を可能とするネットワ
ーク接続システム。 - 【請求項2】請求項1記載のネットワーク接続システム
に於いて、前記正式アドレスを持たないホストマシン
は、ネットワークから正式に割り当てられていない非正
式アドレス、又は組織内で使用して外部に経路情報を流
さないローカルアドレスを使用することを特徴とするネ
ットワーク接続システム。 - 【請求項3】請求項1記載のネットワーク接続システム
に於いて、 前記ネームサーバは、前記接続代行サーバ情報として、
前記ホスト名に対応してアドレス情報を登録すると共
に、前記アドレス情報が非正式アドレス又はローカルア
ドレスの場合は、予め割り当てられた接続代行サーバ情
報を登録したことを特徴とするネットワーク接続システ
ム。 - 【請求項4】請求項3記載のネットワーク接続システム
に於いて、 前記ネームサーバは、前記接続代行サーバ情報として、
接続代行サーバのホスト名と正式アドレスを登録したこ
とを特徴とするネットワーク接続システム。 - 【請求項5】請求項1記載のネットワーク接続システム
に於いて、 前記ネームサーバは、前記正式アドレスとしてインター
ネット・プロトコル・ネットワークのIPアドレスを登
録したことを特徴とするネットワーク接続システム。 - 【請求項6】請求項1記載のネットワーク接続システム
に於いて、 前記接続代行対応クライアントは、 接続要求先のホスト名を指定した通信要求により、前記
ネームサーバに検索を依頼する検索機構と、 前記検索機構で受領した前記ネームサーバからの検索結
果に基づいて、接続要求先との接続を指示する制御機構
と、 前記制御機構の接続指示に基づいて前記接続要求先と接
続する接続機構と、を備えたことを特徴とするネットワ
ーク接続システム。 - 【請求項7】請求項6記載のネットワーク接続システム
に於いて、 前記接続代行対応クライアントの制御機構は、前記ネー
ムサーバの検索により前記接続要求先の正式アドレスの
登録を認識した場合は、前記接続機構に接続要求先の正
式アドレスをもつマシンとの接続を指示することを特徴
とするネットワーク接続システム。 - 【請求項8】請求項6記載のネットワーク接続システム
に於いて、 前記接続代行対応クライアントの制御機構は、前記ネー
ムサーバの検索により前記接続要求先の接続代行サーバ
情報の登録を認識した場合は、前記接続機構に認識した
接続代行サーバとの接続を指示することを特徴とするネ
ットワーク接続システム。 - 【請求項9】請求項6記載のネットワーク接続システム
に於いて、 前記接続代行対応クライアントの制御機構は、前記ネー
ムサーバの検索により前記接続要求先の正式アドレスの
登録及び代行接続サーバ情報のいずれの登録も認識でき
なかった場合は、接続エラーを通知して処理を終了する
ことを特徴とするネットワーク接続システム。 - 【請求項10】請求項1記載のネットワーク接続システ
ムに於いて、 前記接続代行対応クライアントは、 接続要求先のホスト名を指定した通信要求を受けた際
に、前記ネームサーバに接続要求元のアドレス情報の検
索を依頼するアドレス検索機構と、 前記アドレス検索機構の検索により前記ネームサーバの
登録されたアドレス情報がローカルアドレスか否か判定
するローカルアドレス判定機構と、 前記ローカルアドレス判定機構でローカルアドレスの登
録を判定した場合、前記ネームサーバに代行サーバ情報
の検索を依頼する接続代行サーバ検索機構と、 前記ローカルアドレス判定機構と前記接続代行サーバ検
索機構の検索結果に基づいて接続要求先との接続を指示
する制御機構と、 前記制御機構の接続指示に基づいて前記接続要求先と接
続する接続機構と、を備えたことを特徴とするネットワ
ーク接続システム。 - 【請求項11】請求項10記載のネットワーク接続シス
テムに於いて、 前記接続代行対応クライアントの制御機構は、前記アド
レス情報検索機構によるネームサーバの検索により前記
接続要求先の正式アドレスの登録を前記ローカルアドレ
ス判定機構で判定した場合は、前記接続機構に正式アド
レスをもつ接続要求先のマシンとの接続を指示すること
を特徴とするネットワーク接続システム。 - 【請求項12】請求項10記載のネットワーク接続シス
テムに於いて、 前記接続代行対応クライアントの制御機構は、前記アド
レス検索機構による前記ネームサーバの検索に対しアド
レス情報が登録されていなかった場合は、接続エラーを
通知して処理を終了することを特徴とするネットワーク
接続システム。 - 【請求項13】請求項10記載のネットワーク接続シス
テムに於いて、 前記接続代行対応クライアントの制御機構は、前記接続
代行サーバ検索機構によるネームサーバの検索により前
記接続要求先の接続代行サーバ情報の登録を認識した場
合は、前記接続機構に認識した接続代行サーバとの接続
を指示することを特徴とするネットワーク接続システ
ム。 - 【請求項14】請求項10記載のネットワーク接続シス
テムに於いて、 前記接続代行対応クライアントの制御機構は、前記接続
代行サーバ検索機構による前記ネームサーバの検索に対
し接続代行サーバ情報が登録されていなかった場合は、
接続エラーを通知して処理を終了することを特徴とする
ネットワーク接続システム。 - 【請求項15】ネットワークから正式に割り当てられて
いない非正式アドレス、又は組織内で使用して外部に経
路情報を流さないローカルアドレスを持つホストマシン
を接続要求先とする通信要求により、前記接続要求先と
正式アドレスをもつ組織外のホストマシンとの接続を代
行して中継する接続代行サーバの検索をネームサーバに
依頼し、該検索結果から認識した接続代行サーバに前記
接続要求先のホストマシンとの接続代行を依頼し、組織
外から組織内の正式アドレスを持たないホストマシンへ
の接続を可能とすることを特徴とする接続代行対応クラ
イアント。 - 【請求項16】請求項15記載の接続代行対応クライア
ントに於いて、 接続要求先のホスト名を指定した通信要求を受けた際
に、前記ネームサーバに検索を依頼する検索機構と、 前記検索機構で受領した前記ネームサーバからの検索結
果に基づいて接続要求先との接続を指示する制御機構
と、 前記制御機構の接続指示に基づいて前記接続要求先と接
続要求元を接続する接続機構と、を備えたことを特徴と
する接続代行対応クライアント。 - 【請求項17】請求項16記載の接続代行対応クライア
ントに於いて、 前記制御機構は、前記ネームサーバの検索により前記接
続要求先の正式アドレスの登録を認識した場合は、前記
接続機構に接続要求先の正式アドレスをもつマシンとの
接続を指示することを特徴とする接続代行対応クライア
ント。 - 【請求項18】請求項16記載の接続代行対応クライア
ントに於いて、前記制御機構は、前記ネームサーバの検
索により前記接続要求先の接続代行サーバ情報の登録を
認識した場合は、前記接続機構に認識した接続代行サー
バとの接続を指示することを特徴とする接続代行対応ク
ライアント。 - 【請求項19】請求項16記載の接続代行対応クライア
ントに於いて、前記制御機構は、前記ネームサーバの検
索により前記接続要求先の正式アドレスの登録及び接続
代行サーバ情報のいずれの登録も認識できなかった場合
は、接続エラーを通知して処理を終了することを特徴と
する接続代行対応クライアント。 - 【請求項20】請求項15記載の接続代行対応クライア
ントに於いて、 接続要求先のホスト名を指定した通信要求により、前記
ネームサーバに接続要求元のアドレス情報の検索を依頼
するアドレス検索機構と、 前記アドレス検索機構の検索により前記ネームサーバの
登録されたアドレス情報がローカルアドレスか否か判定
するローカルアドレス判定機構と、 前記ローカルアドレス判定機構でローカルアドレスの登
録を判定した場合、前記ネームサーバに代行サーバ情報
の検索を依頼する接続代行サーバ検索機構と、 前記ローカルアドレス判定機構と前記接続代行サーバ検
索機構の検索結果に基づいて接続要求先との接続を指示
する制御機構と、 前記制御機構の接続指示に基づいて前記接続要求先と接
続する接続機構と、を設けたことを特徴とする接続代行
対応クライアント。 - 【請求項21】請求項20記載の接続代行対応クライア
ントに於いて、前記制御機構は、前記アドレス情報検索
機構によるネームサーバの検索により前記接続要求先の
正式アドレスの登録を前記ローカルアドレス判定機構で
判定した場合は、前記接続機構に正式アドレスをもつ接
続要求先のマシンとの接続を指示することを特徴とする
接続代行対応クライアント。 - 【請求項22】請求項20記載の接続代行対応クライア
ントに於いて、前記制御機構は、前記アドレス検索機構
による前記ネームサーバの検索に対しアドレス情報が登
録されていなかった場合は、接続エラーを通知して処理
を終了することを特徴とする接続代行対応クライアン
ト。 - 【請求項23】請求項20記載の接続代行対応クライア
ントに於いて、前記制御機構は、前記接続代行サーバ検
索機構によるネームサーバの検索により前記接続要求先
の接続代行サーバ情報の登録を認識した場合は、前記接
続機構に認識した接続代行サーバとの接続を指示するこ
とを特徴とする接続代行対応クライアント。 - 【請求項24】請求項20記載の接続代行対応クライア
ントに於いて、前記制御機構は、前記接続代行サーバ検
索機構による前記ネームサーバの検索に対し接続代行サ
ーバ情報が登録されていなかった場合は、接続エラーを
通知して処理を終了することを特徴とする接続代行対応
クライアント。 - 【請求項25】ネットワークから正式に割り当てられて
いない非正式アドレス、又は組織内で使用して外部に経
路情報を流さないローカルアドレスを持つホストマシン
を接続要求先とする通信要求により、前記接続要求先と
正式アドレスをもつ組織外のホストマシンとの接続を代
行して中継する接続代行サーバの検索をネームサーバに
依頼し、該検索結果から認識した接続代行サーバに前記
接続要求先のホストマシンとの接続代行を依頼し、組織
外から組織内の正式アドレスを持たないホストマシンへ
の接続を可能とする接続代行対応クライアントを実現す
る制御プログラムを格納した記憶媒体。 - 【請求項26】請求項25記載の接続代行対応クライア
ントを実現する制御プログラムを格納した記憶媒体に於
いて、接続代行対応クライアントは、 接続要求先のホスト名を指定した通信要求を受けた際
に、前記ネームサーバに検索を依頼する検索機構と、 前記検索機構で受領した前記ネームサーバからの検索結
果に基づいて接続要求先との接続を指示する制御機構
と、 前記制御機構の接続指示に基づいて前記接続要求先と接
続要求元を接続する接続機構と、を備えたことを特徴と
する接続代行対応クライアントを実現する制御プログラ
ムを格納した記憶媒体。 - 【請求項27】請求項25記載の接続代行対応クライア
ントを実現する制御プログラムを格納した記憶媒体に於
いて、 接続要求先のホスト名を指定した通信要求により、前記
ネームサーバに接続要求元のアドレス情報の検索を依頼
するアドレス検索機構と、 前記アドレス検索機構の検索により前記ネームサーバの
登録されたアドレス情報がローカルアドレスか否か判定
するローカルアドレス判定機構と、 前記ローカルアドレス判定機構でローカルアドレスの登
録を判定した場合、前記ネームサーバに代行サーバ情報
の検索を依頼する接続代行サーバ検索機構と、 前記ローカルアドレス判定機構と前記接続代行サーバ検
索機構の検索結果に基づいて接続要求先との接続を指示
する制御機構と、 前記制御機構の接続指示に基づいて前記接続要求先と接
続する接続機構と、を設けたことを特徴とする接続代行
対応クライアント。 - 【請求項28】第1の組織に属するホストマシンと該第
1の組織と異なる第2の組織に属する正式アドレスを持
たないホストマシンとの接続を代行して中継する接続代
行サーバと、 前記正式アドレスを持たないホストマシンと前記接続代
行サーバとの対応関係を接続代行サーバ情報として予め
登録した第1のネームサーバと、 前記第2の組織に属し、該第2の組織内の正式アドレス
を持たないホストマシンのホスト名と該ホストマシンの
非正式アドレスまたはローカルアドレスの対応関係を非
正式/ローカルアドレス情報として予め登録した第2の
ネームサーバと、 接続要求先のホスト名を指定した通信要求により、前記
第1のネームサーバに前記接続代行サーバ情報の検索を
依頼し、該検索結果から認識した接続代行サーバに前記
接続要求先のホストマシンのホスト名を提示して接続代
行を依頼する接続代行対応クライアントと、を備え、前
記接続代行サーバは、前記接続代行対応クライアントか
らのホスト名の提示による接続代行依頼に基づき、該ホ
スト名により前記第2のネームサーバに非正式/ローカ
ルアドレス情報の検索を依頼し、該検索結果から認識し
た接続要求先のホストマシンと前記接続代行対応クライ
アントとの接続を代行するこを特徴とするネットワーク
接続システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9084853A JPH09325931A (ja) | 1996-04-05 | 1997-04-03 | ネットワーク接続システム及び接続代行対応クライアント並びに接続代行対応クライアントを実現する制御プログラムを格納した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8339896 | 1996-04-05 | ||
JP8-83398 | 1996-04-05 | ||
JP9084853A JPH09325931A (ja) | 1996-04-05 | 1997-04-03 | ネットワーク接続システム及び接続代行対応クライアント並びに接続代行対応クライアントを実現する制御プログラムを格納した記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325931A true JPH09325931A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=26424425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9084853A Pending JPH09325931A (ja) | 1996-04-05 | 1997-04-03 | ネットワーク接続システム及び接続代行対応クライアント並びに接続代行対応クライアントを実現する制御プログラムを格納した記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325931A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003283570A (ja) * | 2002-03-22 | 2003-10-03 | Yokogawa Electric Corp | 通信ネットワークシステムおよびデータ通信方法 |
JP2005198145A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | サーバとアクセス先データベースサーバ、及びネットワークシステム |
JP2008294890A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 通信装置、ネットワークシステム、通信装置の制御方法、およびコンピュータプログラム |
JP2009088810A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Oki Electric Ind Co Ltd | 情報通信システムおよび情報通信方法 |
US7668993B1 (en) | 1999-07-06 | 2010-02-23 | Panasonic Corporation | System and method for determining the connection state of devices connected to a bus |
US8295268B2 (en) | 2004-01-09 | 2012-10-23 | Panasonic Corporation | IP device, management server, and network system |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP9084853A patent/JPH09325931A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060322 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060519 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070123 |