JPH0826151A - 車体屈折式ダンプトラックの運転席 - Google Patents
車体屈折式ダンプトラックの運転席Info
- Publication number
- JPH0826151A JPH0826151A JP6166970A JP16697094A JPH0826151A JP H0826151 A JPH0826151 A JP H0826151A JP 6166970 A JP6166970 A JP 6166970A JP 16697094 A JP16697094 A JP 16697094A JP H0826151 A JPH0826151 A JP H0826151A
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- Japan
- Prior art keywords
- driver
- seat
- vehicle body
- dump truck
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者の作業環境を大幅に改善でき、作
業効率を向上できる。 【構成】 不整地の走行時、車体前部1の片側車輪が凹
部に入ると、車体前部1がオシレーション部3(前後水
平軸)を中心に揺動するが、車体後部2と運転席支持部
材6と運転席5とは、殆ど揺動しない。また車体後部2
の片側車輪が凹部に入ると、後軸がイコライザー式(図
示せず)のため、オシレーション部3を中心とする揺動
量が半分になる。しかも車輪部から運転席5までの運転
席支持部材6を含む車体後部2側構成部材の捩じりによ
り運転席5の揺動量がさらに減少するので、運転者の作
業環境を大幅に改善される。また運転者の作業環境を大
幅に改善されるので、スピードアップが可能で、作業効
率が向上する。
業効率を向上できる。 【構成】 不整地の走行時、車体前部1の片側車輪が凹
部に入ると、車体前部1がオシレーション部3(前後水
平軸)を中心に揺動するが、車体後部2と運転席支持部
材6と運転席5とは、殆ど揺動しない。また車体後部2
の片側車輪が凹部に入ると、後軸がイコライザー式(図
示せず)のため、オシレーション部3を中心とする揺動
量が半分になる。しかも車輪部から運転席5までの運転
席支持部材6を含む車体後部2側構成部材の捩じりによ
り運転席5の揺動量がさらに減少するので、運転者の作
業環境を大幅に改善される。また運転者の作業環境を大
幅に改善されるので、スピードアップが可能で、作業効
率が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体屈折式ダンプトラ
ックの運転席に関するものである。
ックの運転席に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車体屈折式ダンプトラックの運転
席を図3、図4により説明すると、1が車体前部、2が
車体後部、3が同車体前部1と同車体後部2とを前後水
平軸(X軸)を中心に揺動可能に連結するオシレーショ
ン部、4が同車体前部1と同車体後部2とを垂直軸(Y
軸)を中心に屈折可能に連結する車体屈折部で、オシレ
ーション部3を中心とする車体前部1及び運転席5の横
揺れ(左右方向の振動)に基づく衝撃を上記運転席5の
支持緩衝材(図示せず)及びシートの緩衝材(図示せ
ず)により吸収するようにしている。
席を図3、図4により説明すると、1が車体前部、2が
車体後部、3が同車体前部1と同車体後部2とを前後水
平軸(X軸)を中心に揺動可能に連結するオシレーショ
ン部、4が同車体前部1と同車体後部2とを垂直軸(Y
軸)を中心に屈折可能に連結する車体屈折部で、オシレ
ーション部3を中心とする車体前部1及び運転席5の横
揺れ(左右方向の振動)に基づく衝撃を上記運転席5の
支持緩衝材(図示せず)及びシートの緩衝材(図示せ
ず)により吸収するようにしている。
【0003】図5、図6は、他の従来例を示しており、
同様に構成されている。
同様に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図3、図4及び図
5、図6に示す従来の車体屈折式ダンプトラックの運転
席では、凹凸路の走破性のため、車体前部1と車体後部
2とを屈折及び揺動を可能に連結しており、凹凸部を走
行するときには、上下、左右方向の振動が運転席5に伝
わって、運転者が常に悪い作業環境に置かれている。特
に横揺れ(左右方向の振動)は、運転者に不快感を与え
ることになり、構造上、横揺れ(左右方向の振動)を吸
収する良い方法がなくて、我慢できる速度で走行する
か、運転席5を車体前部1の中央後部に設けて、オシ
レーション部3を中心とする車体前部1及び運転席5の
横揺れ(左右方向の振動)を少なくする程度の対策しか
採ることができなくて、運転者の作業環境が大幅に改善
されていない。その際、オシレーション部3にダンパー
等の緩衝機器を入れると、フローントフレームの強度が
低下して好ましくない。
5、図6に示す従来の車体屈折式ダンプトラックの運転
席では、凹凸路の走破性のため、車体前部1と車体後部
2とを屈折及び揺動を可能に連結しており、凹凸部を走
行するときには、上下、左右方向の振動が運転席5に伝
わって、運転者が常に悪い作業環境に置かれている。特
に横揺れ(左右方向の振動)は、運転者に不快感を与え
ることになり、構造上、横揺れ(左右方向の振動)を吸
収する良い方法がなくて、我慢できる速度で走行する
か、運転席5を車体前部1の中央後部に設けて、オシ
レーション部3を中心とする車体前部1及び運転席5の
横揺れ(左右方向の振動)を少なくする程度の対策しか
採ることができなくて、運転者の作業環境が大幅に改善
されていない。その際、オシレーション部3にダンパー
等の緩衝機器を入れると、フローントフレームの強度が
低下して好ましくない。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、運転者の作業環境を大
幅に改善でき、作業効率を向上できる車体屈折式ダン
プトラックの運転席を提供しようとする点にある。
であり、その目的とする処は、運転者の作業環境を大
幅に改善でき、作業効率を向上できる車体屈折式ダン
プトラックの運転席を提供しようとする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、車体前部と、車体後部と、これらの車
体前後部を垂直軸を中心に屈折可能に連結する車体屈折
部と、これらの車体前後部を前後水平軸を中心に揺動可
能に連結するオシレーション部とを有する車体屈折式ダ
ンプトラックにおいて、前記車体後部に運転席支持部材
を取付け、同運転席支持部材上に緩衝材等を介して運転
席を取付けている。
めに、本発明は、車体前部と、車体後部と、これらの車
体前後部を垂直軸を中心に屈折可能に連結する車体屈折
部と、これらの車体前後部を前後水平軸を中心に揺動可
能に連結するオシレーション部とを有する車体屈折式ダ
ンプトラックにおいて、前記車体後部に運転席支持部材
を取付け、同運転席支持部材上に緩衝材等を介して運転
席を取付けている。
【0007】
【作用】本発明の車体屈折式ダンプトラックの運転席は
前記のように構成されており、不整地の走行時、車体前
部の片側車輪が凹部に入ると、車体前部がオシレーショ
ン部(前後水平軸)を中心に揺動するが、車体後部と運
転席支持部材と運転席とは、殆ど揺動しない。また車体
後部の片側車輪が凹部に入ると、後軸がイコライザー式
のため、オシレーション部を中心とする揺動量が半分に
なる。しかも車輪部から運転席までの運転席支持部材を
含む車体後部側構成部材の捩じりにより運転席の揺動量
がさらに減少する。
前記のように構成されており、不整地の走行時、車体前
部の片側車輪が凹部に入ると、車体前部がオシレーショ
ン部(前後水平軸)を中心に揺動するが、車体後部と運
転席支持部材と運転席とは、殆ど揺動しない。また車体
後部の片側車輪が凹部に入ると、後軸がイコライザー式
のため、オシレーション部を中心とする揺動量が半分に
なる。しかも車輪部から運転席までの運転席支持部材を
含む車体後部側構成部材の捩じりにより運転席の揺動量
がさらに減少する。
【0008】
【実施例】次に本発明の車体屈折式ダンプトラックの運
転席を図1、図2に示す一実施例により説明すると、1
が車体前部、2が車体後部、3が同車体前部1と同車体
後部2とを前後水平軸(X軸)を中心に揺動可能に連結
するオシレーション部、4が同車体前部1と同車体後部
2とを垂直軸(Y軸)を中心に屈折可能に連結する車体
屈折部である。
転席を図1、図2に示す一実施例により説明すると、1
が車体前部、2が車体後部、3が同車体前部1と同車体
後部2とを前後水平軸(X軸)を中心に揺動可能に連結
するオシレーション部、4が同車体前部1と同車体後部
2とを垂直軸(Y軸)を中心に屈折可能に連結する車体
屈折部である。
【0009】6が運転席支持部材で、同運転席支持部材
6が車体後部2に取り付けられ、同運転席支持部材6上
に緩衝材(図示せず)等を介して運転席5が取付けられ
ている。そして車体前後部1、2がオシレーション部3
を中心に横揺れしたり、車体屈折部4を中心に屈曲した
りしても、車体前部1と運転席支持部材6とを干渉させ
ない間隙を車体前部1と運転席支持部材6とに形成して
いる。
6が車体後部2に取り付けられ、同運転席支持部材6上
に緩衝材(図示せず)等を介して運転席5が取付けられ
ている。そして車体前後部1、2がオシレーション部3
を中心に横揺れしたり、車体屈折部4を中心に屈曲した
りしても、車体前部1と運転席支持部材6とを干渉させ
ない間隙を車体前部1と運転席支持部材6とに形成して
いる。
【0010】次に前記図1、図2に示す車体屈折式ダン
プトラックの運転席の作用を具体的に説明する。不整地
の走行時、車体前部1の片側車輪が凹部に入ると、車体
前部1がオシレーション部3を中心に揺動するが、車体
後部2と運転席支持部材6と運転席5とは、殆ど揺動し
ない。また車体後部2の片側車輪が凹部に入ると、後軸
がイコライザー式(図示せず)のため、オシレーション
部3を中心とする揺動量が半分になる。しかも車輪部か
ら運転席5までの運転席支持部材6を含む車体後部2側
構成部材の捩じりにより運転席5の揺動量がさらに減少
する。
プトラックの運転席の作用を具体的に説明する。不整地
の走行時、車体前部1の片側車輪が凹部に入ると、車体
前部1がオシレーション部3を中心に揺動するが、車体
後部2と運転席支持部材6と運転席5とは、殆ど揺動し
ない。また車体後部2の片側車輪が凹部に入ると、後軸
がイコライザー式(図示せず)のため、オシレーション
部3を中心とする揺動量が半分になる。しかも車輪部か
ら運転席5までの運転席支持部材6を含む車体後部2側
構成部材の捩じりにより運転席5の揺動量がさらに減少
する。
【0011】
【発明の効果】本発明の車体屈折式ダンプトラックの運
転席は前記のように不整地の走行時、車体前部の片側車
輪が凹部に入ると、車体前部がオシレーション部(前後
水平軸)を中心に揺動するが、車体後部と運転席支持部
材と運転席とは、殆ど揺動しない。また車体後部の片側
車輪が凹部に入ると、後軸がイコライザー式のため、オ
シレーション部を中心とする揺動量が半分になる。しか
も車輪部から運転席までの運転席支持部材を含む車体後
部側構成部材の捩じりにより運転席の揺動量がさらに減
少するので、運転者の作業環境を大幅に改善できる。
転席は前記のように不整地の走行時、車体前部の片側車
輪が凹部に入ると、車体前部がオシレーション部(前後
水平軸)を中心に揺動するが、車体後部と運転席支持部
材と運転席とは、殆ど揺動しない。また車体後部の片側
車輪が凹部に入ると、後軸がイコライザー式のため、オ
シレーション部を中心とする揺動量が半分になる。しか
も車輪部から運転席までの運転席支持部材を含む車体後
部側構成部材の捩じりにより運転席の揺動量がさらに減
少するので、運転者の作業環境を大幅に改善できる。
【0012】また上記のように運転者の作業環境を大幅
に改善できるので、スピードアップをはかることができ
て、作業効率を向上できる。
に改善できるので、スピードアップをはかることができ
て、作業効率を向上できる。
【図1】本発明の車体屈折式ダンプトラックの運転席の
一実施例を示す側面図である。
一実施例を示す側面図である。
【図2】同車体屈折式ダンプトラックの運転席の平面図
である。
である。
【図3】従来の車体屈折式ダンプトラックの運転席の一
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
【図4】同車体屈折式ダンプトラックの運転席の平面図
である。
である。
【図5】従来の車体屈折式ダンプトラックの運転席の他
の例を示す側面図である。
の例を示す側面図である。
【図6】同車体屈折式ダンプトラックの運転席の平面図
である。
である。
1 車体前部 2 車体後部 3 オシレーション部 X オシレーション部の前後水平軸 4 車体屈折部 Y 車体屈折部の垂直軸 5 運転席 6 運転席支持部材
Claims (1)
- 【請求項1】 車体前部と、車体後部と、これらの車体
前後部を垂直軸を中心に屈折可能に連結する車体屈折部
と、これらの車体前後部を前後水平軸を中心に揺動可能
に連結するオシレーション部とを有する車体屈折式ダン
プトラックにおいて、前記車体後部に運転席支持部材を
取付け、同運転席支持部材上に緩衝材等を介して運転席
を取付けたことを特徴とする車体屈折式ダンプトラック
の運転席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6166970A JPH0826151A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 車体屈折式ダンプトラックの運転席 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6166970A JPH0826151A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 車体屈折式ダンプトラックの運転席 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826151A true JPH0826151A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15840998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6166970A Withdrawn JPH0826151A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 車体屈折式ダンプトラックの運転席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826151A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6406065B1 (en) | 1999-07-10 | 2002-06-18 | Gat Gesellschaft Fur Antriebstechnik Mbh | Rotary joint for alternating media |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP6166970A patent/JPH0826151A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6406065B1 (en) | 1999-07-10 | 2002-06-18 | Gat Gesellschaft Fur Antriebstechnik Mbh | Rotary joint for alternating media |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |