JPH0826035B2 - 免疫抑制活性を有するo−アリール、o−アルキル、o−アルケニルおよびo−アルキニルマクロライド - Google Patents

免疫抑制活性を有するo−アリール、o−アルキル、o−アルケニルおよびo−アルキニルマクロライド

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JPH0826035B2
JPH0826035B2 JP4165249A JP16524992A JPH0826035B2 JP H0826035 B2 JPH0826035 B2 JP H0826035B2 JP 4165249 A JP4165249 A JP 4165249A JP 16524992 A JP16524992 A JP 16524992A JP H0826035 B2 JPH0826035 B2 JP H0826035B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は哺乳動物宿主において自己免疫疾
患(例えば若年型または最新型糖尿病、多発性硬化症、
リウマリ様関節炎、肝疾患、後部ブドウ膜炎、アレルギ
ー性脳脊髄炎および糸球体腎炎)、感染症の治療および
/または異種臓器移植例えば骨髄、腎臓、肝臓、心臓、
皮膚、小腸および膵島細胞移植の拒否反応の予防、炎症
性および増殖性皮膚病および免疫学的仲介の病気の皮膚
発現(例えば、乾癬、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎さ
らに湿疹状皮膚炎、脂漏性皮膚炎、扁平苔癬、天疱瘡、
水疱性天疱瘡、表皮水疱症、蕁麻疹、血管腫、脈管炎、
紅斑、皮膚好酸球増多症、紅斑性狼瘡または円形脱毛
症)、可逆的気道閉鎖症、特に喘息、脱毛症、粘膜およ
び血管の炎症、サイトメガウイルス感染、多剤耐性、特
発性血小板減少性紫斑病および/または乏血に伴う肝損
傷の局所治療に有用なO−アリール、O−アルキル、O
−アルケニルおよびO−アルキニルマクロライドに関す
る。
【0002】さらに詳細には本発明は一般構造式I
【化12】 で表わされる化合物に関する。式中R1 、R2 、R3
4 、R5 、Wおよびnは後に定義される。本発明はま
た化合物を含有する医薬組成物および特定の罹患、疾患
および病気の治療および予防のための本化合物と他の薬
剤との使用方法に関する。
【0003】藤沢の米国、欧州および日本特許および出
願(米国特許第4,894,366号、登録日1990
年、1月16日、欧州特許公報第0,184,162号
および特開昭63−17884)および論文(J.Am.Che
m.Soc. 1987年第109巻、5031頁およびJ.
アンチバイオチクス1987年、第40巻、1249頁
は記載した化合物の製造のための出発物質である17−
アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(FR−900506)(FK−506)(L−6
79、934)、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチル−ビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(FR−900520)お
よび関連化合物を開示する。上記出発物質(FR−90
0506)の合成法は報告されている(J.Am.Chem.Soc.
1989年、第111巻、1157頁)。サントスの米
国特許(米国特許第5,011,844号)および欧州
特許出願(欧州特許公報第0,356,399号)はF
R−900506および17位の誘導体の立体異性体を
開示している。フィソンズの欧州およびWIPO特許出
願(EPO公報第0,323,042号およびPCT公
報第WO89/05304号)はFR−900506、
FR−900520および関連化合物の種々の誘導体を
開示している。サントスの欧州特許出願(EPO公報第
0,437,680号)はFR−900506、FR−
900520および関連化合物のクロロ、ブロモ、ヨー
ドおよびアジド誘導体を開示している。メルクの欧州特
許出願(EPO公報第0,428,365号)はFR−
900506、FR−900520および関連化合物の
種々のアミノ誘導体を開示している。藤沢の英国特許出
願(UK公報第GB2,245,891A号)はFR−
900506、FR−900520および関連化合物の
種々のアリール(低級アルキル)およびヘテロアリール
誘導体を開示している。
【0004】藤沢の米国特許(米国特許第4,929,
611号、登録日1990年5月29日、および米国特
許第4,956,352号登録日1990年9月11
日)は移植抵抗性を治療するためにFK−506型化合
物の使用を開示している。サントスの欧州特許出願(E
PO公報第0,315,978号)は炎症性および増殖
性皮膚病および免疫学的仲介の病気の皮膚発現の局所治
療のためにFR−900506および関連化合物の使用
を開示している。フィソンズの世界特許出願(PCT公
報第WO 90/14826号)は可逆的気道閉鎖症、
特に喘息の治療のためにFR−900506および関連
化合物の使用を開示している。藤沢の欧州特許出願(E
PO公報第0,423,714号)は毛髪回復剤として
FK−506および誘導体の使用を開示している。種々
の研究により、リウマチ様関節炎(C.アリタ(Arita)
等、クリニカルexp.Immunol,1990年、第82巻、4
56〜461頁;N.イナムラ(Inamura) 等、Clin.Imm
unol,Immunopathol,1988年、第46巻、82〜90
頁)、最新型糖尿病(N.ムラセ(Murase)等、糖尿病、
1990年、第39巻、1584〜86頁;N.ムラセ
等、ランセット、1990年、第336巻、373〜7
4頁)、後部ブドウ膜炎(H.カワシマ(Kawashima) 、
Invest,Ophthalmul,Vis.Sci.1988年、第29巻、1
265〜71頁)、乏血に伴う肝損傷(M.Sakr 等、ライ
フSci.1990年第47巻、687〜91頁)、アレル
ギー性脳脊髄炎(K.デグチ(Deguchi等、ブレインNerv
e.1990年第42巻、391〜97頁)、糸球体腎炎
(J.マッコーレー(McCauley)等、ランセット、199
0年、第335巻、674頁)、全身性紅斑性狼瘡
(K.タカバヤシ(Takabayashi) 等、Clin.Immunol,Imm
unopathol,1989年、第51巻、110〜117
頁)、多剤耐性(M.ナイトー(Naito) 等、Cancer Che
mother,Pharmacol, 1992年、第29巻、195〜2
00頁)、粘膜および血管の炎症(PCT公報第WO
91/17754号)、サイトメガロウイルス感染(U
K公報第GB2,247,620A号)および特発性血
小板減少性紫斑病およびバセドウ病(PCT公報第WO
91/19495号)を含む多くの病気の治療におけ
るFK−506の効能が示されている。
【0005】免疫調節異常は全身性紅斑性狼瘡、慢性リ
ウマチ様関節炎、1型糖尿病、炎症性腸疾患、胆汁性肝
硬変、ブドウ膜炎、多発性硬化症および他の疾病例えば
クローン病、潰瘍性大腸炎、水疱性天疱瘡、サルコイド
ーシス、乾癬、魚鱗癬およびグレーブス眼病を含む広範
囲の“自己免疫”および慢性炎症疾患にあることが知ら
れている。これらの各々の症状の根底にある病因は全く
異なるものであるが、種々の自己抗体および自己反応性
リンパ球が生じることは共通している。このような自己
反応性は一部には正常な免疫系が作用する恒常性維持制
御の喪失によるものである。同様に骨髄または臓器移植
後、宿主リンパ球は異種組織抗原を認識し、移植片拒否
反応をもたらす抗体を産生し始める。自己免疫または拒
否反応過程の1つの最終結果は炎症細胞およびこれらが
放出する伝達物質による組織破壊である。NSAIDお
よびコルチコステロイド系のような抗炎症剤は主にこれ
らの伝達物質の作用または分泌を遮断するが病気の免疫
系を変化させることなく作用する。他方、シクロホスフ
ァミドのような細胞障害性物質は正常応答および自己免
疫応答の両方を遮断するような非特異的方法で作用す
る。実際にはこのような非特異的免疫抑制剤で治療した
患者は自己免疫疾患と同様に感染がもとで死亡するであ
ろう。
【0006】1983年に米国FDAによって認可され
たシクロスポリンAは現在移植された臓器の拒否反応を
予防するために主として用いられている薬剤である。こ
の薬剤は体の免疫系が移植片の異種タンパク質を拒絶す
る莫大な量の自然保護物質を産生することを阻害するこ
とによって作用する。シクロスポリンAは移植拒否反応
を予防する点で有効であるが、腎毒性であり、腎不全、
肝機能異常および胃腸不快感を含むいくつかの望ましく
ない副作用の原因となることが知られている。副作用の
少ない新しい安全な薬剤がこの分野において引き続き探
索されている。
【0007】日本の藤沢薬品工業社の田中、黒田および
共同研究者らによって単離、確認された23員トリシク
ロ−マクロライド免疫抑制剤、FR−900506
【化13】 (17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン)および関連化合物(J.Am.Chem.Soc. 19
87年、第109巻、5031頁および米国特許第4,
894,366号登録日1990年1月16日参照)は
例外的な免疫抑制活性をもつことが知られている。藤沢
の米国特許(米国特許第4,929,611号、登録日
1990年5月29日および米国特許第4,956,3
52号、登録日1990年9月11日)は移植抵抗性を
治療するためにFK−506型化合物の使用を開示して
いる。特にこの化合物FR−900506は試験管内免
疫系の抑制に関してシクロスポリンより100倍有効で
あることが報告されている(J.アンチバイオチクス、
1987年第40巻、1256頁)。さらにこれらの化
合物は炎症性および増殖性皮膚疾患および免疫学的仲介
の病気の皮膚発現の治療に局所活性をもつとみなされて
いる(EPO公報第0,315,978号)。化合物F
K−506および関連化合物はさらに気道閉塞疾患、特
に喘息(PCT公報第WO 90/14826号)、リ
ウマチ様関節炎(C.アリタ等、Clinical exp.Immuno
l, 1990年、第82巻、456〜461頁、N.イ
ナムラ等Clin.Immunol,Immunopathol,1988年、第4
6巻、82〜90頁)、最新型糖尿病(N.ムラセ等、
糖尿病、1990年、第39巻、1584〜86頁、
N.ムラセ等、ランセット、1990年、第336巻、
373〜74頁)、後部ブドウ膜炎(H.カワシマ、In
vest,Ophthalmol,Vis.Sci.1988年、第29巻、12
65〜71頁)、乏血に伴う肝損傷(M.Sakr等、Life S
ci. 1990年、第47巻、687〜91頁)アレルギ
ー性脳脊髄炎(K.デグチ等、Brain Nerve.1990
年、第42巻、391〜97頁)、糸球体腎炎(M.マ
ッコーレー等、ランセット、1990年、第335巻、
674頁)、全身性紅斑性狼瘡(K.タカバヤシ等、Cl
in.Immunol,Immunopathol,1989年、第51巻、11
0〜117頁)、多剤耐性(M.ナイトー等、Cancer C
hemother,Pharmacol, 1992年、第29巻、195〜
200頁)、粘膜および血管の炎症(PCT公報第WO
92/17754号)、サイトメガロウイルス感染
(UK公報第GB2,247,620A号)および特発
性血小板減少性紫斑病およびバセドウ病(PCT公報第
WO 91/19495号)の治療に有用であることが
示されている。
【0008】A.発明の範囲 本発明の新規な化合物は構造式I
【化12】 で表わされる化合物またはその薬学的に許容しうる塩で
ある。式中R1 およびR2 のいずれか一方は、水素又は
1-10アルキルであり、他方は、 (1)フェニル、 (2)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (3)1−または2−ナフチル、 (4)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル、 (5)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)フェニル−C1-3 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フ
ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は (i)水素、 (ii)置換されないかまたは (a')置換されないかまたはX、YおよびZで置換され
るフェニル、 (b')−OH、 (c')C1-6 アルコキシ、 (d')−CO2 H、 (e')−CO2 −C1-6 アルキル、 (f')−C3-7 シクロアルキルおよび (g')−OR11 から選択される置換基の1個以上で置換されたC1-10
ルキル、 (iii) 置換されないかまたは (a')置換されないかまたはX、YおよびZで置換され
るフェニル、 (b')−OH、 (c')C1-6 アルコキシ、 (d')−CO2 H、 (e')−CO2 −C1-6 アルキル、 (f')−C3-7 シクロアルキルおよび (g')−OR11 から選択される置換基の1個以上で置換されたC3-10
ルケニル、 から独立して選択されるかまたは (iv)R6 およびR7 とそれらが結合しているNは置換
されないかまたはC1-6 アルキルまたはフェニルで置換
された3〜7員環の飽和複素環を形成することができ、
環はアジリジン、モルホリン、チオモルホリン、チオモ
ルホリン−オキシド、チオモルホリン−ジオキシド、ピ
ペリジン、ピロリジンおよびピペラジンからなる群から
選択される、 (h)R6 が上で定義した通りである−NR6 CO−C
1-6 アルキル−R7、 (i)−NR6 CO2 −C1-6 アルキル−R7 、 (j)−NR6 CONR6 7 、 (k)−OCONR6 7 、 (l)−COOR6 、 (m)−CHO、 (n)フェニル、 (o)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (p)フェニルオキシ、 (q)置換基がX、YおよびZである置換フェニルオキ
シ、 (r)1−又は2−ナフチル、 (s)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル、 (t)ビフェニル、 (u)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、
および (v)−OR11 から選択される置換C1-10アルキル〔但し、R1 はベン
ジルではない〕、 (6)C3-10アルケニル、 (7)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)フェニル−C1-3 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フ
ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は上で定義
した通りである、 (h)−NR6 CO−C1-6 アルキル、ここでR6 は上
で定義した通りである、 (i)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
ある、 (j)−CHO、 (k)フェニル、 (l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (m)1−または2−ナフチル、 (n)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル、 (o)ビフェニル、 (p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 (q)−OR11および (r)−S(O)p −C1-6 アルキル から選択される置換C3-10アルケニル、 (8)C3-10アルキニル、 (9)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)フェニル−C1-3 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フ
ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は上で定義
した通りである、 (h)−NR6 CO−C1-6 アルキル、ここでR6 は上
で定義した通りである、 (i)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
ある、 (j)−CHO、 (k)フェニル、 (l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (m)1−または2−ナフチル、 (n)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル、 (o)ビフェニル、 (p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、
および (q)−OR11 から選択される置換C3-10アルキニルから独立して選択
される。
【0009】R3 は水素、ヒドロキシ、−OR11または
1-6 アルコキシである。R4 は水素であるかまたはR
3 とR4 が一緒に結合して二重結合を形成する。R5
メチル、エチル、プロピルまたはアリルである。R11
(a)−PO(OH)O-+ 、ここでM+ は無機また
は有機陽電荷対イオンである、 (b)−SO3 -+ 、 (c)−CO(CH2q CO2 -+ 、ここでqは1〜
3である、 (d)−CO−C1-6 アルキル−NR67 、ここでR
6 およびR7 は上で定義した通りであり、アルキルは置
換されないかまたは (i)ヒドロキシ、 (ii)C1-6 アルコキシ、 (iii)−NR1617、ここでR16およびR17は (a')水素および (b')C1-6 アルキル から独立して選択される、 (iv)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
ある、 (v)フェニル、 (vi)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (vii)−SHおよび (viii) −S−C1-6 アルキル から選択される1個以上の置換基で置換される、から選
択される。
【0010】WはOまたは(H、OH)である。X、Y
およびZは独立して (a)水素、 (b)C1-7 アルキル、 (c)C2-6 アルケニル、 (d)ハロゲン、 (e)−(CH2m −NR67 、ここでR6 および
7 は上で定義した通りであり、mは0〜2である、 (f)−CN、 (g)−CHO、 (h)−CF3 、 (i)−SR8 、ここでR8 は水素、C1-6 アルキル、
トリフルオロメチルまたはフェニルである、 (j)−SOR8 、ここでR8 は上で定義した通りであ
る、 (k)−SO28 、ここでR8 は上で定義した通りで
ある、 (l)−CONR67 、ここでR6 およびR7 は上で
定義した通りである、 (m)R9 O(CH2m −、ここでR9 は水素、C
1-3 アルキル、ヒドロキシ−C2-3 アルキル、トリフル
オロメチル、フェニルまたはナフチルであり、mは上で
定義した通りである、 (n)−CH(OR12)(OR13)、ここでR12および
13はC1-3 アルキルであるかまたは一緒に結合してエ
チルまたはプロピル橋を形成する、 (o)R9 C(=O)O(CH2m − ここでR9 およびmは上で定義した通りである、 (p)R9 OC(=O)(CH2m − ここでR9 およびmは上で定義した通りである、 (q)−OR11 から選択されるかまたは隣接したX、YおよびZのいず
れか2つが結合して5、6または7個の環原子を有する
環を形成することができ、該環原子は1または2個の酸
素原子からなり、残りの環原子は炭素であり、ジオキソ
ラニル、ジヒドロフラニル、ジヒドロピラニルおよびジ
オキサニルからなる群から選択される。nは1または2
である。
【0011】本発明の化合物は不斉中心を有し、本発明
は光学異性体およびその混合物の全てを包含する。さら
に炭素、炭素二重結合を有する化合物はZおよびE形と
して存在することができ、化合物の全ての異性体形が本
発明に包含される。可変基(例えば、アルキル、アリー
ル、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11等)はいずれ
の可変基または式Iにおいても1個以上存在する場合に
は、その各々の定義は存在毎にその定義は独立してい
る。
【0012】本明細書で用いられる場合、“アルキル”
とは直鎖、分枝鎖または環状配置の指示数の炭素原子を
有するアルキル基を含む。“アルキル”の具体例として
はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
secおよびtert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、
ヘプチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、ノルボルニル
等がある。“アルコキシ”は酸素橋を介して結合した指
示数の炭素原子を有するアルキル、例えばメトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、ブトキシおよびペントキシを表わ
す。“アルカノイル”とは指定数の炭素原子を有するア
ルキルカルボニル基を含むものとし、ホルミル、アセチ
ル、プロパノイルおよびブチリルで例示されるものと
し、“アルカノイルオキシ”とは酸素橋を介して結合し
た指定数の炭素原子を有するアルキルカルボニル基を含
むものとし、ホルミルオキシ、アセトキシ、プロピオノ
イルオキシおよびブチリルオキシで例示される。“アル
ケニル”とは直鎖または分枝鎖配置と鎖に沿っていずれ
の個所でも存在することができる少なくとも1個の不飽
和を有する指定数の炭素原子を有する炭化水素鎖例えば
エテニル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ジメチ
ル、ペンテニル等を含むものとし、利用できるEおよび
Z形を含み、“アリールアルキル”は1〜6個の炭素原
子を有する直鎖または分枝鎖アルキル基を介して結合し
た本明細書で定義したアリール、例えば、ベンジル、フ
ェネチル、3,3−ジフェニルプロピル等を表わす。本
明細書で用いられる場合“ハロゲン”はフルオロ、クロ
ロ、ブロモおよびヨードを意味する。
【0013】当業者には理解されるように薬学的に許容
しうる塩としては無機酸との塩例えば塩酸塩、硫酸塩、
リン酸塩、二リン酸塩、臭化水素酸塩および硝酸塩また
は有機酸との塩例えばリンゴ酸塩、マレイン酸塩、フマ
ル酸塩、酒石酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、
乳酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸
塩またはパーム酸塩、サリチル酸塩およびステアリン酸
塩を含むがこれらに限定されない。同様に薬学的に許容
しうるカチオンとしてはナトリウム、カリウム、カルシ
ウム、アルミニウム、リチウムおよびアンモニウム(特
に式HNR67 のアミンとのアンモニウム塩)を含む
がこれらに限定されない。
【0014】本発明の1実施態様は式IのR1 およびR
2 のいずれか一方は、水素又はメチルであり、他の一方
は、 (1)フェニル、 (2)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (3)1−または2−ナフチル、 (4)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル、 (5)ビフェニルおよび (6)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 から独立して選択され、R3 が水素、ヒドロキシまたは
1-6 アルコキシであり、R4 が水素であるかまたはR
3 とR4 が一緒に結合して二重結合を形成するか、R5
がメチル、エチル、プロピルまたはアリルであるか、 R11が(a)−PO(OH)O- - 、ここでM+ は無
機または有機陽電荷対イオンである、 (b)−SO3 - + 、 (c)−CO−C1-6 アルキル−NR6 7 、ここでR
6 とR7 は下で定義される通りであり、 アルキルは (i)ヒドロキシ、 (ii)C1-6 アルコキシ、 (iii )−NR1617、ここでR16およびR17は (a’)水素および (b’)C1-6 アルキル から独立して選択される、 (iv)−COOR6 、ここでR6 は下で定義される通り
である、 (v)フェニル、 (vi)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (vii )−SHおよび (viii)−S−C1-6 アルキル から選択される1個以上の置換基で置換される、から選
択され、
【0015】WがOまたは(H、OH)であり、 X、YおよびZが (a)水素、 (b)C1-7 アルキル、 (c)C2-6 アルケニル、 (d)ハロゲン、 (e)−(CH2m −NR67 、ここでR6 および
7 は (i)水素または (ii)置換されないかまたはフェニルで置換されたC
1-6 アルキルであり、mは0〜2である、 (f)−CN、 (g)−CHO、 (h)−CF3 、 (i)−SR8 、ここでR8 は水素、C1-6 アルキル、
トリフルオロメチルまたはフェニルである、 (j)−SOR8 、ここでR8 は上で定義した通りであ
る、 (k)−SO28 、ここでR8 は上で定義した通りで
ある、 (l)−CONR67 、ここでR6 およびR7 は上で
定義した通りである、(m)R9 O(CH2m −、こ
こでR9 は水素、C1-3 アルキル、ヒドロキシ−C2-3
アルキル、トリフルオロメチル、フェニルまたはナフチ
ルであり、mは上で定義した通りである、 (n)−CH(OR12)(OR13)、ここでR12および
13はC1-3 アルキルであるかまたは一緒に結合してエ
チルまたはプロピル橋を形成する、 (o)R9 C(=O)O(CH2m −ここでR9 およ
びmは上で定義した通りである、 (p)R9 OC(=O)(CH2m −ここでR9 およ
びmは上で定義した通りである、 (q)−OR11から独立して選択されるかまたは隣接し
たX、YおよびZのいずれか2つが結合して5、6また
は7個の環原子を有する環を形成することができ、該環
原子は1または2個の酸素原子からなり、残りの環原子
は炭素であり、ジオキソラニル、ジヒドロフラニル、ジ
ヒドロピラニルおよびジオキサニルからなる群から選択
され、nは1または2である化合物を包含する。
【0016】本発明のもう1つの実施態様は式IのR1
およびR2 のいずれか一方が、水素またはC1-10アルキ
ルであり、他の一方が、 (1)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 −アルコキシ、 (d)フェニル−C1-3 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フ
ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は (i)水素、 (ii)置換されないかまたは (a’)置換されないかまたはX、YおよびZで置換さ
れるフェニル、 (b’)−OH、 (c’)C1-6 アルコキシ、 (d’)−CO2 H、 (e’)−CO2 −C1-6 アルキル、 (f’)−C3-7 シクロアルキルおよび (g’)−OR11 から選択される1個以上の置換基で置換されたC1-10
ルキル (iii )置換されないかまたは (a’)置換されないかまたはX、YおよびZで置換さ
れるフェニル、 (b’)−OH、 (c’)C1-6 アルコキシ、 (d’)−CO2 H、 (e’)−CO2 −C1-6 アルキル、 (f’)−C3-7 シクロアルキルおよび (g’)−OR11 から選択される1個以上の置換基で置換されたC3-10
ルケニル、から独立して選択されるかまたは
【0017】(iv)R6 とR7 とそれらが結合している
Nが、O、S(O)p 、NR14(R14は水素または置換
されないかまたはフェニルで置換されたC1-6 アルキル
であり、pは0、1または2である)からなる群から独
立して選択される1または2個のヘテロ原子も含むこと
ができる、置換されないかまたは置換された3〜7員環
の飽和複素環を形成することができ、環はアジリジン、
モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン−オキシ
ド、チオモルホリン−ジオキシド、ピペリジン、ピロリ
ジンおよびピペラジンからなる群から選択される、 (h)−NR6 CO−C1-6 アルキル−R7 、ここでR
6 は上で定義した通りである、 (i)−NR6 CO2 −C1-6 アルキル−R7 、 (j)−NR6 CONR6 7 、 (k)−OCONR6 7 、 (l)−COOR6 、 (m)−CHO、 (n)フェニル、 (o)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (p)フェニルオキシ、 (q)置換基がX、YおよびZである置換フェニルオキ
シ、 (r)1−または2−ナフチル、 (s)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル、 (t)ビフェニル、 (u)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 (v)−OR11および (w)−S(O)p −C1-6 アルキル から選択される置換C1-10アルキル〔但し、R1 はベン
ジルではない〕、 (2)C3-10アルケニル、 (3)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)フェニル−C1-6 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フ
ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は上で定義
した通りである、 (h)−NR6 CO−C1-6 アルキル、ここでR6 は上
で定義した通りである、 (i)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
ある、 (j)−CHO、 (k)フェニル、 (l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (m)1−または2−ナフチル、 (n)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル、 (o)ビフェニル、 (p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 (q)−OR11および (r)−S(O)p −C1-6 アルキル から選択される置換C3-10アルケニル、 (4)C3-10アルキニル、 (5)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)フェニル−C1-3 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がZ、YおよびZである置換フ
ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は上で定義
した通りである、 (h)−NR6 CO−C1-6 アルキル、ここでR6 は上
で定義した通りである、 (i)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
ある、 (j)−CHO、 (k)フェニル、 (l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (m)1−または2−ナフチル、 (n)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル、 (o)ビフェニル、 (p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニルお
よび (q)−OR11 から選択される置換C3-10アルキニルから独立して選択
され、
【0018】R3 が水素、ヒドロキシ、−OR11または
1-6 アルコキシであり、R4 が水素であるかまたはR
3 とR4 が一緒に結合して二重結合を形成し、R5 がメ
チル、エチル、プロピルまたはアリールであり、R11
(a)−PO(OH)O-+ 、ここでM+ は無機また
は有機陽電荷対イオンである、 (b)−SO3 -+ 、 (c)−CO(CH2q CO2 -+ 、ここでqは1〜
3である、 (d)−CO−C1-6 アルキル−NR67 、ここでR
6 およびR7 は上で定義した通りであり、アルキルは置
換されないかまたは (i)ヒドロキシ、 (ii)C1-6 アルコキシ、 (iii)−NR1617、ここでR16およびR17は (a')水素および (b')C1-6 アルキル から独立して選択される、 (iv)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
ある、 (v)フェニル、 (vi)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (vii)−SHおよび (viii) −S−C1-6 アルキル から選択される1個以上の置換基で置換される、から選
択され、
【0019】WがOまたは(H、OH)であり、X、Y
およびZが独立して (a)水素、 (b)C1-7 アルキル、 (c)C2-6 アルケニル、 (d)ハロゲン、 (e)−(CH2m −NR67 、ここでR6 および
7 は上で定義した通りであり、mは0〜2である、 (f)−CN、 (g)−CHO、 (h)−CF3 、 (i)−SR8 、ここでR8 は水素、C1-6 アルキル、
トリフルオロメチルまたはフェニルである、 (j)−SOR8 、ここでR8 は上で定義した通りであ
る、 (k)−SO28 、ここでR8 は上で定義した通りで
ある、 (l)−CONR67 、ここでR7 およびR8 は上で
定義した通りである、 (m)R9 O(CH2m −、ここでR9 は水素、C
1-3 アルキル、ヒドロキシ−C2-3 アルキル、トリフル
オロメチル、フェニルまたはナフチルであり、mは上で
定義した通りである、 (n)−CH(OR12)(OR13)、ここでR12および
13はC1-3 アルキルであるかまたは一緒に結合してエ
チルまたはプロピル橋を形成する、 (o)R9 C(=O)O(CH2m −ここでR9 およ
びmは上で定義した通りである、 (p)R9 OC(=O)(CH2m −ここでR9 およ
びmは上で定義した通りである、 (q)−OR11から選択されるかまたは隣接したX、Y
およびZのいずれか2つが結合して5、6または7個の
環原子を有する環を形成することができ、該環原子は1
または2個の酸素原子からなり、残りの環原子は炭素で
あり、ジオキソラニル、ジヒドロフラニル、ジヒドロピ
ラニルおよびジオキソラニルからなる群から選択され、
nが1または2である化合物を包含する。
【0020】本発明においては式IのR1 およびR2
いずれか一方が、水素又はC1-10アルキルであり、他の
一方が (1)フェニル、 (2)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (3)1−または2−ナフチル、 (4)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル、 (5)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 −アルコキシ、 (d)フェニル−C1-3 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フ
ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は (i)水素、 (ii)置換されないかまたは (a’)置換されないかまたはX、YおよびZで置換さ
れるフェニル、 (b’)−OH、 (c’)C1-6 アルコキシ、 (d’)−CO2 H、 (e’)−CO2 −C1-6 アルキル、 (f’)−C3-7 シクロアルキルおよび (g’)−OR11 から選択される1個以上の置換基で置換されたC1-10
ルキル、 (iii )置換されないかまたは (a’)置換されないかまたはX、YおよびZで置換さ
れるフェニル、 (b’)−OH、 (c’)C1-6 アルコキシ、 (d’)−CO2 H、 (e’)−CO2 −C1-6 アルキル、 (f’)−C3-7 シクロアルキルおよび (g’)−OR11 から選択される置換基の1個以上で置換されるC3-10
ルケニルから独立して選択されるかまたは
【0021】(iv)R6 とR7 とそれらが結合している
Nは、O、S(O)p 、NR14(R14は水素または置換
されないかまたはフェニルで置換されたC1-6 アルキル
であり、pは0、1または2である)からなる群から独
立して選択される1または2個のヘテロ原子も含むこと
ができる、置換されないかまたは置換された3〜7員環
の飽和複素環を形成することができ、環はアジリジン、
モルホリン、チオモルホリン、チオモルホリン−オキシ
ド、チオモルホリン−ジオキシド、ピペリジン、ピロリ
ジンおよびピペラジンからなる群から選択される、 (h)−NR6 CO−C1-6 アルキル−R7 、ここでR
6 は上で定義した通りである、 (i)−NR6 CO2 −C1-6 アルキル−R7 、 (j)−NR6 CONR6 7 、 (k)−OCONR6 7 、 (l)−COOR6 、 (m)−CHO、 (n)フェニル、 (o)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (p)フェニルオキシ、 (q)置換基がX、YおよびZである置換フェニルオキ
シ、 (r)1−または2−ナフチル、 (s)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチルおよび (t)−OR11 から選択される置換C1-10アルキル〔但し、R1 はベン
ジルではない〕、 (6)C3-10アルケニル、 (7)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)−OCOC1-6 アルキル、 (e)C2-8 アルケニル、 (f)フェニル、 (g)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (h)1−または2−ナフチルおよび (i)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル から選択される置換C3-10アルケニル、 (8)C3-10アルキニル、 (9)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)−OCOC1-6 アルキル、 (e)フェニル、 (f)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (g)1−または2−ナフチルおよび (h)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
−ナフチル から選択される置換C3-10アルキニルから独立して選択
され、
【0022】R3 が水素またはヒドロキシであり、R4
が水素であり、R5 がエチル、プロピルまたはアリール
であり、 R11が(a)−PO(OH)O-+ 、ここでM+ は無
機または有機陽電荷対イオンである、 (b)−SO3 -+ 、 (c)−CO(CH2q CO2 -+ 、ここでqは1〜
3である、 (d)−CO−C1-6 アルキル−NR67 、ここでR
6 およびR7 は上で定義した通りでありアルキルは置換
されないかまたは (i)ヒドロキシ、 (ii)C1-6 アルコキシ、 (iii)−NR1617、ここでR16およびR17は (a')水素および (b')C1-6 アルキル から独立して選択される、 (iv)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
ある、 (v)フェニル、 (vi)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (vii)−SHおよび (viii) −S−C1-6 アルキル、から選択される1個以
上の置換基で置換される、から選択され、
【0023】WがOまたは(H、OH)であり、X、Y
およびZが独立して (a)水素、 (b)C1-7 アルキル、 (c)C2-6 アルケニル、 (d)ハロゲン、 (e)−CN、 (f)−CHO、 (g)−CF3 、 (h)−SR8 、ここでR8 は水素、C1-6 アルキル、
トリフルオロメチルまたはフェニルである、 (i)−CONR67 、ここでR6 およびR7 は上で
定義した通りである、 (j)R9 O(CH2m −、ここでR9 は水素、C
1-3 アルキル、ヒドロキシ−C2-3 アルキル、トリフル
オロメチル、フェニルまたはナフチルであり、mは上で
定義した通りである、 (k)−CH(OR12)(OR13)、ここでR12および
13はC1-3 アルキルであるかまたは一緒に結合してエ
チルまたはプロピル橋を形成する、 (l)R9 C(=O)O(CH2m −ここでR9 およ
びmは上で定義した通りである、 (m)R9 OC(=O)(CH2m −ここでR9 およ
びmは上で定義した通りである、 (n)−OR11から選択されるかまたは隣接したX、Y
およびZのいずれか2つが結合して5、6または7個の
環原子を有する環を形成することができ、該原子は1ま
たは2個の酸素原子からなり、残りの環原子は炭素であ
り、ジオキソラニル、ジヒドロフラニル、ジヒドロピラ
ニルおよびジオキサニルからなる群から選択され、nが
2である化合物およびその薬学的に許容しうる塩が好ま
しい。
【0024】本発明の代表的な化合物としては以下の通
り同定された化合物が挙げられる。17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−フェニル
オキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−フェニルオキシ−4”−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−フェニルオキシ−3”−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −フルオロフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −クロロフェニルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0025】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(4''' −メチルフェニルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(4''' −メチルフェニルオキシ)−4”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −メチルフェニルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −フェノキシフェニルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −フェノキシフェニルオキシ)−
3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、
【0026】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(3”−(4''' −フェノキシフェニル
オキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(ナフチ−1−イルオキシ)−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(ナフチ−1−イルオキシ)−4”−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(ナフチ−1−イルオキシ)−3”−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(ナフチ−2−イルオキシ)−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、
【0027】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(ナフチ−2−イルオキシ)−
3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(ナフチ−2−イルオキシ)−4”−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(ナフチ−2−イルオキシ)−3”−メトキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(6''' −メトキシナフチ−2−イルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(6''' −メトキシナフチ−2−イルオキ
シ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、
【0028】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(6''' −メトキシナフチ−2
−イルオキシ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(4''' −メトキシフェニルオキシ)−4”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −メトキシフェニルオキシ)−3”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(3''' −メトキシフェニルオキシ)−4”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −メトキシフェニルオキシ)−3”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、
【0029】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(3”−(4''' −ヒドロキシフェニル
オキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −ヒドロキシフェニルオキシ)−
3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(6''' −ヒドロキシナフチ−2−イルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(6''' −ヒドロキシナフチ−2−イルオキ
シ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、
【0030】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(3''' ,4''' −ジクロロフ
ェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(フェナントレ−9−イルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,4''' −メチレンジオキシフェニ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' ,3''' −ジヒドロベンゾフラン−
5−イルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、
【0031】17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(ナフチ−2−イル)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(1''' ,4''' −ベンゾジオキサン−6−
イルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオンお
よび17−エチル−1,2,14−トリヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(ナフチ−2−イルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−3,10,16−トリオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(4''' −ジメチルアミノ)−フェニルオキシ−3”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(4''' −ジメチルアミノ)フェ
ニルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0032】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−アリルオキシ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −ブチニルオキシ)−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−シンナミルオキシ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−メトキシ−4”−フェニルプロピルオキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−アリルオキシ−3”−ヒドロキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−アリルオキシ−4”−ヒドロキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、
【0033】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2′−(4″−sec−ブテニルオキシ)−
3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
−(3″−sec−ブテニルオキシ−4″−ヒドロキシ
シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
−(4″−(トランス−2″′−ブテニルオキシ)−
3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、
【0034】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(3”−(トランス−2''' −ブテニル
オキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−ヒドロキシ−4”−(3''' −メチル−2−
ブテニルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−(3''' −メチル−2−
ブテニルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−ヒドロキシ−4”−(2''' −メチルプロペ
ニルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0035】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−(2''' −
メチルプロペニルオキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−シンナミルオキシ−3”−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−シンナミルオキシ−4”−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−sec−ブテニルオキシ−3”−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、
【0036】17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−sec−ブテニルオキシ−4”−ヒド
ロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−シンナミルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(3”
−メトキシ−4”−フェニルプロピルオキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −メトキシフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −メトキシフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0037】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(6''' −ヒドロキシナフチ−
2−イルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −ヒドロキシフェニルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −メチルチオフェニルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −メチルフェニルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −メチルフェニルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0038】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(3''' ,4''' −ジメチルフ
ェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−4−メトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−アリルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −ブチニルオキシ)−3”−メトキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−シンナミルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(3”
−メトキシ−4”−フェニルプロピルオキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、
【0039】17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2′−(4″−アリルオキシ−3″−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(3″
−アリルオキシ−4″−ヒドロキシシクロヘキシル)−
1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、
【0040】17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(トランス−2'''−ブテニルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(3”
−(トランス−2'''−ブテニルオキシ)−4”−ヒド
ロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(3”
−ヒドロキシ−4”−(3''' −メチル−2−ブテニル
オキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(3''' −メチル−2−ブテニル
オキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(3”
−ヒドロキシ−4”−(2''' −メチルプロペニルオキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、
【0041】17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−(2''' −メチル
プロペニルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(3”
−シンナミルオキシ−4”−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−sec−フェネチルオキシ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −メチルシンナミルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0042】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(4''' −メチル−2''' ,
4''' −ヘキサジエニルオキシ)−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(p−メトキシシンナミルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,4''' −メチレンジオキシシンナ
ミルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' ,4''' −ジメチル−2''' −トラ
ンス−ペンテニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −シクロヘキシル−2''' −トラン
ス−プロペニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、
【0043】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−p−フルオロシンナミルオキシ
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−p−クロロシンナミルオキシ−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−p−ブロモシンナミルオキシ−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−メトキシ−4”−p−フルオロフェニルプロ
ピルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0044】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2′−(4″−(2″′−ベンジルアミノ)エ
トキシ−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
−(2″′−ベンジルアミノ)エトキシ−3″−メトキ
シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
−(4″−(2−ベンジルオキシエトキシ)−3″−メ
トキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0045】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2′−(4″−ベンジルオキシメトキシ−3″
−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
−(4″−(エトキシカルボメトキシ)−3″−メトキ
シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
−(4″−(p−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3″
−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
−(p−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3″−メトキ
シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,17−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、
【0046】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −フェニル−2''' −
オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −フェニル−2''' −オキソ−エチルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −オキソ−エチ
ルオキシ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(3''''−メトキシフェニル)−
2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −(3''''−メトキシフェニル)−2''' −
オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、
【0047】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −(3''''−ヒドロキ
シフェニル)−2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(4''''−メトキシフェニル)−
2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −(4''''−メトキシフェニル)−2''' −
オキソ−エチルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −(4''''−メトキシ
フェニル)−2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0048】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −(3'''',5''''−
ジメトキシフェニル)−2''' −オキソ−エチルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −(3'''',5''''−ジメトキシフェニル)
−2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(3'''',5''''−ジメトキシフ
ェニル)−2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−ヒ
ドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(3'''',5''''−ジフルオロフ
ェニル)−2''' オキソ−エチルオキシ)−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −(3'''',5''''−ジフルオロフェニル−
2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、
【0049】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −(3'''',5''''−
ジフルオロフェニル)−2''' −オキソ−エチルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(4''''−ヒドロキシフェニル)
−2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −(4''''−ヒドロキシフェニル)−2'''
−オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(4''''−ヒドロキシフェニル)
−2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−ヒドロキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、
【0050】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −フェニル−2''' −
ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −フェニル−2''' −ヒドロキシエチルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −ヒドロキシエ
チルオキシ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(3''''−メトキシフェニル)−
2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −(3''''−メトキシフェニル)−2''' −
ヒドロキシエチルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、
【0051】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−2''' −(3''''−メトキシフ
ェニル)−2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ−〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(3'''',5''''−ジメトキシフ
ェニル)−2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −(3'''',5''''−ジメトキシフェニル)
−2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(3'''',5''''−ジメトキシフ
ェニル)−2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0052】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −(3'''',5''''−
ジフルオロフェニル)−2''' −ヒドロキシエチルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −(3'''',5''''−ジフルオロフェニル−
2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(3'''',5''''−ジフルオロフ
ェニル)−2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(4''''−ヒドロキシフェニル)
−2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −(4''''−ヒドロキシフェニル)−2'''
−ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、
【0053】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −(4''''−ヒドロキ
シフェニル)−2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−
3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−フルオロシンナミルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,5''' −ジフルオロシンナミルオ
キシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−ニトロシンナミルオキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0054】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(3''' −フェニル−2''' −
プロピニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −プロペニルオ
キシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(p−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(p−ヒドロキシフェンプロピルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0055】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(m−ヒドロキシメチルベンジ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,5''' −ジフルオロシンナミルオ
キシ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(p−カルボキシベンジルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0056】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(m−カルボキシベンジルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−カルボメトキシベンジルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−イソプロピルカルボキサミドベンジル
オキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−ブチルカルボキサミドベンジルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−アセタミドキシ−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、
【0057】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−カルボキシメトキシ−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(N−フェニルアセタミドキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(N−ベンジルアセタミドキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−カルボキシメトキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(N−ベンジルアミドキシメトキシ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、
【0058】17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(N−メチルチロシン)アミドキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(m−メチルフェニル)−2'''
−オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(p−メチルフェニル)−2'''
−オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −ヒドロキシエ
チルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、
【0059】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −(m−メチルフェニ
ル)−2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(m−エチルフェニル)−2'''
−オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニルエチルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −アセトキシエ
チルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、
【0060】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −モルホリノエチルオ
キシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(ナフチ−2−イルメチルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' ,5''' −メチレンジオキシベンジ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −N,N−ジメチルアミノフェニル
オキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −フルオロフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0061】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(3''' −(2''''−ジオキソ
ラニルフェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −ホルミルフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −カルボキシフェニルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,4''' −ジメトキシフェニルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、
【0062】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(4''' −トリフルオロメチル
フェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,5''' −ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(4''' −メチルフェニルオキシ)−3”−ヒドロキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(4''' −メチルフェニルオキ
シ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(4''' −ヒドロキシフェニルオキシ)−3”−ヒド
ロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、
【0063】17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−(4''' −ヒドロ
キシフェニルオキシ)シクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(4''' −ヒドロキシメチルフェニルオキシ)−3”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(4''' −ヒドロキシメチルフェ
ニルオキシ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(4''' −ホルミルフェニルオキ
シ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、
【0064】17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(4''' −N,N−ジメチルアミノフ
ェニルオキシ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(4''' −N,N−ジメチルアミ
ノフェニルオキシ)シクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコサ−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−フェニルオキシ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−フェニルオキシ)シクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(4''' −メトキシフェニルオキシ)−3”−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオンおよび 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(4''' −メトキシフェニルオキ
シ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(3''' −メトキシフェニルオキシ)−3”−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオンおよび 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(3''' −メトキシフェニルオキ
シ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン
【0065】B.本発明の範囲内の化合物の調製 本発明の化合物の調製のための出発物質は式IIで表わさ
れる:
【化15】 式中、Qは水素又はメチル; WはO又は(H,OH); R3 は水素、水酸基又はC1 〜C6 アルコキシ; R4 は水素、又はR3 及びR4 は一緒になって二重結合
を形成する; R5 はメチル、エチル、プロピル又はアリル;及びnは
1又は2である。
【0066】式IIの化合物の製造及び特徴付けは文献で
周知である(U.S.Patent No.4,894,366、1月
16、1990年;U.S.Patent No.4,929,61
1、5月29日、1990年;U.S.Patent No.3,24
4,592、4月15日、1966年;EPO公報 No.
0,323,042;EPO公報 No.0,356,39
9;PBJ開示63−17884;J.A.C.S.1
987、109、5031;J.Antibiotics ,198
7、40、1249)。生物学的醗酵及び合成的方法の
双方とも見い出されている。式IIの化合物への合成経路
はJ.A.C.S.1989、111、1157に記載
された経路を変更して行うことができる。
【0067】合成的変更に続く生物学的醗酵は式IIの化
合物の製造方法として当業界で現在好まれている。水性
栄養培地中に入れたストレプトマイセスツクバエンシス
No.9993及びストレプトマイセスヒグロスコピクス
No.7238の如きストレプトマイセス属に属する菌類
は所望の化合物を単離しうる量で産生するであろう。栄
養培地は、好ましくは好気性条件下で同化しうる炭素及
び窒素源を含む。醗酵で産生するものは以下に示す4種
の式IIの化合物である; (A)Qがメチル、WがO、R3 がヒドロキシル、R4
が水素、R5 がアリル及びnが2であり; (B)Qがメチル、WがO、R3 がヒドロキシル、R4
が水素、R5 がエチル及びnが2であり; (C)Qがメチル、WがO、R3 がヒドロキシル、R4
が水素、R5 がメチル及びnが2であり; (D)Qがメチル、WがO、R3 がヒドロキシル、R4
が水素、R5 がアリル及びnが1である。
【0068】単離したストレプトマイセスツクバエンシ
スNo.9993の凍結乾燥試料は醗酵研究所、Agency of
Industrial Science and Technology (茨城県筑波群
谷田部町東1丁目1−3)にFERM P−7886と
して寄託され、次いで1985年、10月19日にブタ
ペスト条約によりFERM BP−927となった。
【0069】上記の醗酵で産生した4種の化合物を使用
して、残りの式IIの化合物は容易に製造することができ
る。R5 のアリル基は、例えばU.S.Patent No.4,89
4,366に記載されている様に周知の方法によりプロ
ピル基に還元することができる。R3 のヒドロキシル基
は例えばEPO公報No.0,323,042に開示され
ている様に周知の方法により保護できる。同様にC−
4”のヒドロキシ基も保護できる。さらに、R3 のヒド
ロキシ基は水素に還元することができあるいはR4 を有
する二重結合に脱離することもできる(U.S.Patent No.
4,894,366、EPO公報No.0,323,04
2又はEPO公報No.0,413,532に開示されて
いる方法により)。Wのカルボニル基はEPO公報No.
0,323,042、U.S.Patent5,064,835、
EPO公報No.0,445,975に開示された方法に
よりアルコールへ還元することができる。
【0070】Qのメチル基は水素で置き換えることがで
き、あるいは脱メチル化でき、続いて必要ならば所望の
保護を行うこともできる。Qがメチル基である化合物の
脱メチル化は供給原料としての式IIの化合物を使用する
醗酵で行うことができる。例えば、前記式IIの化合物A
は菌アクチノマイセタールATCCNo.53771(U.
S.Patent4,981,792、1月1日、1991年)
あるいはストレストマイセスツクバエンシスNo.999
3(EPO公報No.0,353,678)を使用するこ
とにより前記Qで脱メチル化することができる。同様
に、前記式IIの化合物Bは菌アクチノプラナセテSP.
ATCCNo.53771(EPO公報No.0,349,0
61)を使用してQで脱メチル化することができる。さ
らにQがH、WがO、R3 がヒドロキシ、R4 が水素、
5 がエチル及びnが2である式IIの化合物は変異株ス
トレプトマイセスヒグロスコピコスsup.アスコマイ
セチコスNo.53855(ストレプトマイセスヒグロス
コピコスsup.アスコマイセチコスNo.14891の
ブロックされた変異株である)(EPO公報0,38
8,152)を使用する醗酵により直接産生することが
できる。同様に、Qが水素、WがO、R3 がヒドロキ
シ、R4 が水素、R5 がメチル及びnが2である式IIの
化合物はストレプトマイセスヒグロスコピコスsup.
アスコマイセチコスNo.53855(ストレプトマイセ
スヒグロスコピコスsup.アスコマイセチコスNo.1
4891のブロックされた変異株である)(EPO公報
0,388,153)を使用する醗酵により直接産生す
ることができる。さらに、Qが水素、R3 がヒドロキ
シ、R4 が水素、R5 がアリル、Wが0及びnが2であ
る式IIの化合物そしてC−3”位がオキソ(ケト)、R
3 がヒドロキシ、R4 が水素、R5がアリル、Wが0及
びnが2である式IIの化合物は菌ストレプトマイセスツ
クバエンシスNo.9993(EPO公報No.0,353,
678)を使用する醗酵により直接産生することができ
る。C−3”のヒドロキシは例えばU.S.PatentNo.4,
894,366に開示されている様に、R3 及び/又は
C−4”のヒドロキシル基の保護と同様な公知の方法に
より保護することができる。
【0071】ヒドロキシル基の適当な保護基は以下に示
す如く周知の基がある;1−(低級アルキルチオ)(低
級)アルキル、ここで低級アルキルは1〜6個の炭素原
子からなる直鎖、環状あるいは分枝鎖炭素原子であり、
例えば低級アルキルチオメチル(例えば、メチルチオメ
チル、エチルチオメチル、プロピルチオメチル、イソプ
ロピルチオメチル、ブチルチオメチル、イソブチルチオ
メチル、ヘキシルチオメチル等)等があり、C1 〜C4
アルキルチオメチルが好ましく、メチルチオメチルが最
っとも好ましい;三置換されたシリル基、例えばトリ
(低級)アルキルシリル(例えば、トリメチルシリル、
トリエチルシリル、トリブチルシリル、トリ−イソ−プ
ロピルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリ−t−
ブチルシリル等、低級アルキルジアリールシリル(例え
ば、メチル−ジフェニルシリル、エチル−ジフェニルシ
リル、プロピル−ジフェニルシリル、t−ブチルジフェ
ニルシリル等)等があり、トリ(C1 −C4 )アルキル
シリル及びC1 −C4 アルキル−ジフェニルシリルが好
ましく、t−ブチル−ジメチルシリル、トリ−イソ−プ
ロピルシリル及びt−ブチル−ジフェニルシリルが最っ
とも好ましい;アシル、例えば脂肪族アシル、芳香族ア
シル及び芳香族基で置換された脂肪族アシルであり、カ
ルボン酸から由来するものである;等がある。
【0072】式IIの化合物A、B、C及びDは、同様な
醗酵、分離技術により微生物的に産生され、この生成物
の化学的修飾はU.S.Patent No.4,894,366、1
月16日、1990年及びU.S.Patent No.4,929,
611、5月29日、1990年に記載されている。本
発明の新規な化合物の新規な製造方法を以下に説明する
が、特に示さない限りR1 、R2 、R3 、R5 、Q、W
及びnは前記で定義したものである。当業者は、以下で
示す合成経路から、式Iに含まれる他の化合物が以下の
合成において適当な反応基及び試薬に変換することによ
り合成できることは容易に理解されるであろう。
【0073】
【化16】
【化17】
【化18】
【化19】
【化20】
【0074】
【化21】
【化22】
【化23】
【化24】
【0075】
【化25】
【化26】
【化27】
【化28】
【0076】
【化29】
【化30】
【化31】
【化32】
【化33】
【化34】
【0077】反応経路A: 反応経路Aに示す様に、メチレンクロリド、ベンゼン、
トルエン、クロロホルム等あるいはこれらの混合物の如
き不活性有機溶媒中の4”−ヒドロキシ−3”−メトキ
シマクロライドの溶液をトリアリールビスマスジアセテ
ート試薬(R1はアリールである)(メチレンクロリ
ド、クロロホルム等あるいはこれらの混合物の如き不活
性有機溶媒中のトリアリールビスマスカーボネートの懸
濁物へ酢酸を添加することにより使用する直前に調製す
る)と触媒量の酢酸銅(II)の存在下、20〜50℃の
温度で、好ましくは室温で、1時間から7日間で、好ま
しくは1日間処理することにより4”−O−アリール−
3”−メトキシマクロライドを得る。また、トリアリー
ルビスマス(V)試薬はトリアリールビスムチンをメチ
レンクロリド、クロロホルム、ベンゼン、トルエン等の
如き不活性溶媒中過酢酸、ヨードベンゼンジアセテー
ト、ビス(トリフルオロアセトキシ)ヨードベンゼン等
の如き適当な酸化剤との処理により調製することができ
る。このトリアリールビスマス(V)試薬は精製せずに
使用することができ、シリカゲルクロマトグラフィーに
より精製することができる。トリアリールビスムチン類
は適当なアリールグリニヤール試薬をテトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、1,4−ジオキサンあるいはこ
れらの混合物中での室温近くでの1〜48時間のビスマ
ストリクロリドとの反応により製造できる。トリアリー
ルビスマス試薬の一般的製造方法及び使用方法はBarto
n、D.H.E.らJ.Chem.Soc.Chem.Commun.,1986、65
及びこの中の引用文献に見出される。
【0078】反応経路B: 同様に、反応経路Bに示す様に、3”,4”−ジヒドロ
キシマクロライドの溶液を反応経路Aで示した様にトリ
アリールビスマスジアセテート試薬との処理により3”
−ヒドロキシ−4”−O−アリールマクロライド、3”
−O−アリール−4”−ヒドロキシマクロライド及び
3”,4”−ジ−O−アリールマクロライドの混合物を
得る。この段階で、3”−ヒドロキシ−4”−O−アリ
ールマクロライド又は3”−O−アリール−4”−ヒド
ロキシマクロライドの溶液を異ったトリアリールビスマ
スジアセテート試薬(前記と類似の方法で使用直前に調
製する)との処理により3”−O−アリール−4”−O
−アリールマクロライドを得ることができる。
【0079】反応経路C: 反応経路Cに示す様に、マクロライド(R1 、R2 、R
5 、W及びnは前記で定義したものである)の14−ヒ
ドロキシ基はp−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、メタンスルホン酸、p−ニトロベンゼンスルホン
酸、p−ブロモベンゼンスルホン酸、p−クロロベンゼ
ンスルホン酸、p−メトキシベンゼンスルホン酸又はこ
れらの混合物と、ベンゼン、トルエン等の不活性有機溶
媒中、40℃から溶媒の還流温度で、好ましくは60℃
で、約0.5〜6時間、14−ヒドロキシ基が脱離する
に十分な時間処理することにより脱離することができ
る。水性炭酸水素ナトリウム飽和溶液の如き弱塩基性の
水性溶液を使用する中和は14,15−デヒドロマクロ
ライドを与える。14−ヒドロキシ基もU.S.Patent No.
4,894,366に記載されている様に、活性化続く
塩基性脱離により脱離することができる。
【0080】反応経路D: 反応経路Dに示す様に、マクロライド(R1 a及び/又
はR2 aはアルケニル、置換アルケニル、アルキニル又
は置換アルキニル、R3 aはヒドロキシ又はC1-6 アル
コキシ、R4 aは水素、R3 aとR4 aは一緒になって
二重結合を形成する)はロジウム/炭素触媒又はロジウ
ム/アルミナ触媒の如き有名な金属触媒の存在下、水素
雰囲気下、40プサイまでの大気圧で、酢酸エチルある
いはエタノールの如き有機溶媒中室温近くで、約1〜2
4時間、又は必要量の水素がオレフィン還元に吸収され
るまで還元することにより還元されたマクロライドを得
る。合成工程の順番を変化させることにより、すべての
可能な置換基変換が達成されうる。例えば、C−14ヒ
ドロキシ基は脱離され、得られる二重結合を還元し、C
−3”及び/又はC−4”でアルケニル又はアルケニル
置換基を導入させる。
【0081】反応経路E: 反応経路Eに示す様に、メチレンクロリド、クロロホル
ム、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン等
又はこれらの混合物の如き不活性溶媒中の4”−ヒドロ
キシ−3”−メトキシマクロライドの溶液をアルキル、
アルケニル又はアルキニルトリクロロアセトイミデート
試薬(適当なナトリウムアルコキシドとトリクロロアセ
トニトリルとの反応により調製;Wessel,H.P.,Iversen.
T.,Bundle,D.R.,J.C.S.Perkin Trans I,1985、22
47)と、トリフルオロメタンスルホン酸、p−トルエ
ンスルホン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p−ニトロベンゼンスルホン酸、p−ブロモベンゼ
ンスルホン酸、p−クロロベンゼンスルホン酸、p−メ
トキシベンゼンスルホン酸又はこれらの混合物の如き中
程度の酸触媒の存在下、20〜50℃の温度、好ましく
は室温で、1時間から7日間、好ましくは1日間処理す
ることにより4”−O−アルキル、−アルケニル又は−
アルキニル−3”−メトキシマクロライドを得る。
【0082】反応経路E2: 別法として、反応経路E2に示す様に、ケトン誘導体は
置換あるいは非置換2−ブロモアセトフェノンを使用す
る、N,N−ジメチルホルムアミド又はテトラヒドロフ
ランの如き不活性溶媒及びフッ化カリウム又はフッ化セ
シウムの如きフッ素源中25〜70℃で24〜72時間
の処理によりマクロライドを直接アルキル化することに
より製造できる。
【0083】反応経路F: 同様に反応経路Fに示す様に、3”,4”−ジヒドロキ
シマクロライド(R=R1 =R2 )のメチレンクロリ
ド、クロロホルム、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサ
ン、ペプタン等又はこれらの混合物の如き不活性有機溶
媒中の溶液をアルキル、アルケニル又はアルキニルトリ
クロロアセトイミド(適当なナトリウムアルコキシドと
トリクロロアセトニトリルとの反応により調製;Wesse
l,H.P.,Iversen.T.,Bundle,D.R.,J.C.S.Perkin Trans
I,1985、2247)と、トリフルオロメタンスルホ
ン酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、ベ
ンゼンスルホン酸、p−ニトロベンゼンスルホン酸、p
−ブロモベンゼンスルホン酸、p−クロロベンゼンスル
ホン酸、p−メトキシベンゼンスルホン酸又はこれらの
混合物の如き中程度の酸性触媒の存在下、20〜50℃
の温度、好ましくは40℃で、1時間から7日間、好ま
しくは6時間処理することにより3”−O−アルキル、
−アルケニル又は−アルキニル−4”−ヒドロキシマク
ロライド、3”−ヒドロキシ−4”−O−アルキル、−
アルケニル又は−アルキニルマクロライド及び3”,
4”−ジ−O−アルキル、−アルケニル又は−アルキニ
ルマクロライドを得る。
【0084】反応経路G: 反応経路C及びDで記載した方法は反応経路E又はFの
方法に続いて任意に行うことができる。別法として、反
応経路Gに記載する方法も行なえる。反応経路Gにおい
て、マクロライド(R1 a及び/又はR2 aはアルケニ
ル、置換アルケニル、アルキニル又は置換アルキニル、
3 aはヒドロキシ又はC1-6 アルコキシ、R4 aは水
素、R3 a及びR4 aは一緒になって二重結合を形成す
る)をトリ−n−ブチルチンハイドライドとテトラキス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(O)触媒及び
酢酸の存在下、トルエン又はテトラヒドロフランの如き
有機溶媒中室温近くで約2〜10時間還元して還元した
マクロライドを得る。反応経路Fで記載した方法を反応
経路B( )の一置換生成物に行うことにより混合物
として二置換化合物を得ることができる。事際、反応経
路B及びFにおいて、一置換生成物の異なる試薬との処
理は混合物としての二置換化合物を与えるであろう。
【0085】反応経路H: C−3”,C−4”及び/又はC−14ヒドロキシ基の
保護は式IIの化合物を以下の処理により当業界で知られ
た方法により達成される:メチレンクロリド溶液中での
2,6−ルチジン及びトリイソプロピルシリルトリフル
オロメタンスルホネートとの処理;メチレンクロリド溶
液中での2,6−ルチジン及びt−ブチルジメチルシリ
ルトリフルオロメタンスルホネートとの処理;メチレン
クロリド溶液中でのピリジン及び無水酢酸との処理;メ
チレンクロリド溶液中でのピリジン及び塩化ベンゾイル
との処理;メチレンクロリド溶液中でのピリジン及び塩
化p−ニトロベンゾイルとの処理;メチレンクロリド溶
液中でのイミダゾール及びt−ブチルジフェニルシリル
クロリドとの処理等である。例えば、反応経路Hに示す
様に、C−4”,14−ジヒドロキシ−C−3”−メト
キシマクロライド(又はC−3”,4”,14−トリヒ
ドロキシマクロライド)をメチレンクロリド中t−ブチ
ルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネートとの
処理によりt−ブチルジメチルシリルエーテルとしてC
−14位を保護することによりC−4”,3”−ジ−O
−TBDMSマクロライド(又はC−3”,4”,14
−トリ−O−TBDMSマクロライド)を得ることがで
きる。メタノール中でのトルエンスルホン酸との処理は
選択的にC−4”シリルエーテル(及びもし存在するな
らばC−3”シリルエーテル)を除去し、C−14−O
−TBDMSマクロライドを得る。
【0086】反応経路I: 反応経路Iに示す様に、4”−ヒドロキシ−3”−R2
O−マクロライド又は3”−ヒドロキシ−4”−R1
−マクロライド(示していない)(R3 が保護したヒド
ロキシ又は水素)をアルケニルトリクロロアセトイミデ
ート(R1 はC3-10アルケニルである)と反応経路Fに
記載した条件下で反応することによりC−4”−O−ア
ルケニルマクロライドを得る。化学量論量の四酸化オス
ミウムとのジエチルエーテル又はテトラヒドロフランの
如き不活性有機溶媒中、ピリジン又は4−メチルモルホ
リン−N−オキサイドの如きアミン塩基の存在下、室温
近くで処理することにより対応するグリコール(AはC
1-8 アルキルである)を得る。このグリコールとナトリ
ウムメタペリオデートとのテトラヒドロフラン/水の溶
液中での処理はアルデヒドを与える。別法として、アル
ケニルマクロライドをナトリウムメタペリオデートと触
媒量の四酸化オスミウムの存在下有機溶媒中で処理する
ことにより直接アルデヒドを与える。さらにこのアルデ
ヒドを緩衝した水性t−ブタノール中ナトリウムクロラ
イトと処理することによりカルボン酸へ酸化できる。
【0087】反応経路J: 反応経路Jで説明する様に、種々な化合物は相当するア
ルデヒドから製造できる。このアルデヒドはテトラヒド
ロフランの如き有機溶媒中第一級又は第二級アミン(R
6 及びR7 は上記で定義したものである)と反応させて
イミンを生じ、これをその場でカリウムトリフェニルボ
ロヒドリド又はシアノ水素化ホウ素ナトリウムの如き水
素化還元剤で還元してC−4”位でアミノアルコキシ官
能基を有するマクロライドを与えることができる。この
アルデヒドはまたテトラヒドロフランの如き有機溶媒中
カリウムトリフェニルボロヒドリド又はシアノ水素化ホ
ウ素ナトリウムの如き水素化還元剤を使用する処理によ
り相当するアルコールへ還元できる。さらにこのアルコ
ールは反応経路B(R1 aは非置換又は置換フェニル、
ナフチル又はビフェニル)あるいは反応経路F(R1
は非置換又は置換アルキル、アルケニル又はアルキニ
ル)の方法を利用して変更することができる。反応経路
Jに記載した方法はC−3”位で類似の官能基を有する
化合物の製造に容易に適用される。
【0088】反応経路K: アミド誘導体は反応経路Kに示す様に、カルボン酸から
合成できる。カルボン酸は当業界で一般的に使用されて
いるいずれかのペプチドカップリング方法により、例え
ばBOP試薬、DCC/HOBTあるいはEDC/HO
BTを使用して第一級又は第二級アミン、HNR67
(R6 及び/又はR7 は定義したとおり)と結合でき
る。
【0089】反応経路L: ヒドロキシ及びケト誘導体は反応経路Lに示す様に、相
当するアルデヒドから製造できる。アルデヒドをメチレ
ンクロリド又はテトラヒドロフランの如き有機溶媒中グ
リニヤール試薬、有機リチウム試薬又は有機セリウム試
薬の如き求核性有機金属試薬と反応させて置換ヒドロキ
シ化合物を得る。マクロライドの他の位置でのヒドロキ
シ保護基の除去(必要ならば)は、C−4”位で置換ヒ
ドロキシアルコキシ官能基を有するマクロライドを与え
る。またアルコールは周知の方法により、例えば脱水条
件下テトラプロピルアンモニウムペルルテネート触媒の
存在下4−メチルモルホリン−N−オキシドを使用して
相当するケトンに酸化することもできる。ヒドロキシ保
護基の除去(必要ならば)はC−4”位で置換ケトアル
コキシ官能基を有するマクロライドを与える。反応経路
Lで記載した方法はC−3”位で類似の官能基を有する
化合物の製造に容易に適用される。
【0090】反応経路M: ヒドロキシマクロライド(R1 、R2 及び/又はR3
ヒドロキシ基を有する)はさらに当業界で周知の方法に
より、アルキル化、アシル化又はリン酸化することによ
り、エーテル、エステル又はホスフェート誘導体(R
1 、R2 及び/又はR3 は前記で定義した様に−OR11
を有する)を与える。前記で説明した反応に従って得た
式Iの目的化合物は、例えば、抽出、沈殿、分別結晶、
再結晶、クロマトグラフィー等の従来の方法で単離及び
精製できる。前記で示した反応及びそれらの反応混合物
の後処理において、式Iの目的化合物の非対称炭素原子
あるいは二重結合に基づく出発及び目的化合物の立体異
性体は場合により他の立体異性体へ変換することがで
き、これもまた本発明の範囲内のものである。
【0091】本発明において、非対称中心を有する化合
物はラセミ体、ジアステレオマー混合物及び個々のジア
ステレオマーとして生じ、化合物のすべての異性体は本
発明に含まれる。これらはマクロライドFR−9005
06の部分合成及びマクロライドFR−900506の
全合成経路を開示している文献に記載されている方法で
合成できる。(以下参照;J.Am.Chem.Soc.1989,
11,1157;J.Am.Chem.Soc.1990,112,2
998;J.Org.Chem. 1990,55,2786;J.A
m.Chem.Soc.1990,112,5583.Tetrahedron
Lett. 1988,29,277;Tetrahedron Lett.
1988,29,281;Tetrahedron Lett. 198
8,29,3895;J.Org.Chem. 1988,53,4
643;Tetrahedron Lett.1988,29,424
5;Tetrahedron Lett. 1988,29,4481;J.
Org.Chem. 1989,54,9;J.Org.Chem. 198
9,54,11;J.Org.Chem. 1989,54,12;
J.Org.Chem. 1989,54,15;J.Org.Chem.19
89,54,17;Tetrahedron Lett. 1989,
,919;Tetrahedron Lett. 1989,30,10
37;J.Org.Chem. 1989,54,2785;J.Org.
Chem. 1989,54,4267;Tetrahedron Lett.
1989,30,5235;Tetrahedron Lett. 198
9,30,6611;Tetrahedron Lett. 1989,
,6963;Synlett 1990,38;J.Org.Chem.
1990,55,2284;J.Org.Chem. 1990,
,2771;J.Org.Chem. 1990,55,277
6;Tetrahedron Lett. 1990,31,1439;Te
trahedron Lett. 1990,31,1443;Tetrahed
ron Lett. 1990,31,3007;Tetrahedron Le
tt. 1990,31,3283,3287).
【0092】本発明の化合物は種々の無機及び有機酸及
び塩基と塩を生成することができ、この様な塩もまた本
発明の範囲に含まれる。この様な酸付加塩(ここでM-
として定義された陰性カウンターイオン)はアセテー
ト、アジペート、ベンゾエート、ベンゼンスルホネー
ト、ビスルフェート、ブチラート、シトレート、カンフ
ァレート、カンファースルホネート、エタンスルホネー
ト、フマレート、ヘミスルフェート、ヘプタノエート、
ヘキサノエート、塩化水素、臭化水素、ヨウ化水素、メ
タンスルホネート、ラクエート、マレエート、2−ナフ
タレンスルホネート、オキザレート、パモエート、パー
スルフェート、ピクレート、ピバレート、プロピオネー
ト、スクシネート、タータレート、トシレート、及びウ
ンデカノエートがある。塩基性塩(ここでM+ として定
義された陽性カウンターイオン)はアンモニウム塩、ナ
トリウム、リチウム及びカリウム塩の如きアルカリ金属
塩、カルシウム及びマグネシウム塩の如きアルカリ土類
金属塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N−メチル−D−
グルカミンの如き有機塩基の塩、及びアルギニン、リシ
ン等の如きアミノ酸の塩がある。さらに、塩基性窒素含
有基は以下の試薬で四級化することもできる;メチル、
エチル、プロピル及びブチルクロリド、ブロミド及びヨ
ーダイドの如き低級アルキルハライド;ジメチル、ジエ
チル、ジブチルの様なジアルキルスルフェート;ジアミ
ルスルフェート;デシル、ラウリル、ミリスチル及びス
テアリルクロリド、ブロミド及びヨーダイドの如き長鎖
ハライド;ベンジルブロミド等の様なアラルキルハライ
ド。非毒性生理学的に許容される塩が好ましく、他の塩
も生成物の単離又は精製に有用でもある。塩は従来の方
法により生成することができ、例えば、生成物の遊離塩
基形を、1当量以上の適当な酸と、塩が不溶性の溶媒
中、あるいは水の如き溶媒中で反応させ、真空除去、又
は凍結乾燥あるいは適当なイオン交換樹脂上塩を他の塩
に交換させることにより得ることができる。
【0093】C.本発明の範囲内の化合物の有用性 式Iの化合物は式IIの化合物に対する先行技術における
方法及び投与により免疫抑制剤あるいは抗菌性化合物と
して使用できる。これらの化合物は免疫抑制作用、抗菌
作用等の如き薬理作用を有しており、従って、心臓、腎
臓、肝臓、十二指腸、小腸、骨髄、皮膚、膵島等の臓器
又は組織の移植に対する耐性又は移植拒絶反応、骨髄移
植による対宿主移植片疾患、リウマチ関節炎の如き自己
免疫疾患、全身性紅斑、狼瘡、橋本甲状腺炎、多発性硬
化症、重症筋無力症、I型糖尿病、ブドウ膜炎、アレル
ギー性脳脊髄炎、糸球体腎炎等、及び病原菌により引き
起こされる感染疾患の治療及び予防に有用である。
【0094】さらに式Iの化合物は炎症性及び増殖皮膚
病及び免疫学的仲介の病気の皮膚発現例えば乾癬アトピ
ー性皮膚炎、接触性皮膚炎更に湿疹状皮膚炎、脂漏性皮
膚炎、偏平苔癬、天疱瘡、水疱性天疱瘡、表皮水疱症、
蕁麻疹、血管腫、脈管炎、紅斑、皮膚好酸球増多症又は
円形脱毛症の治療に有用である。
【0095】特に、式Iの化合物は髪再生に有用であ
り、例えば男性型脱毛病又は老人性脱毛症の治療又は予
防に有用であり、脱毛予防、髪根、及び/又は髪発生及
び髪増殖の促進を提供する。
【0096】さらに式Iの化合物は気管支ぜん息、アレ
ルギー性ぜん息、内因性ぜん息、外因性ぜん息及び汚り
ぜん息、特に慢性あるいは難治性ぜん息(例えば、夜間
性ぜん息及び呼吸器高感受性症)、気管支炎等のぜん息
の如き症状を含む可逆性閉塞呼吸器疾患の治療又は予防
に有用である。式Iの化合物は虚血と結びつく肝障害の
治療に対しても有用である。
【0097】式Iの化合物は腫瘍細胞の多剤投与耐性の
治療(すなわち、化学療法剤の作用及び/又は感受性を
高める)、粘膜又は血管の炎症、LTB4 −媒介疾患、
胃かいよう、虚血疾患及び血栓症により引き起こされる
血管障害、虚血性腸疾患、炎症性腸疾患(例えば、クロ
ーン症及び潰瘍性腸炎)、全腸炎の壊死、熱傷と結びつ
く消化管障害、サイトメガロ感染、部分的HCMV感
染、特発性血小板減少紫斑、及びバセドシ病の予防又は
治療に有用である。
【0098】さらに、式Iの化合物は、間質性腎炎、グ
ッドパスツールシンドローム、溶血性−尿毒性シンドロ
ーム及び糖尿性腎障害から選択される腎疾患;多発性筋
炎、グイライン−バーレシンドローム、メニーレ症及び
神経根病から選択される神経疾患;甲状腺機能亢進から
選択される内分泌疾患;赤血球無形成症、無形成貧血、
再生不良性貧血、自己免疫溶血性貧血、顆粒球減少症及
び赤血球形成不全から選択される血液疾患;骨粗しょう
症の如き骨疾患;サルコイドーシス、フィブロイド肺及
び特発性上皮性肺炎から選択される呼吸性疾患;ヘルペ
ス性角膜炎、円錐角膜、ジストロフィー上皮角膜、角膜
性リューケミア、眼天疱瘡、モーレン潰瘍、強膜炎及び
グレイブ眼障害から選択される眼疾患;皮膚筋炎、尋常
白斑、尋常魚鱗癬、光アレルギー感受症及び皮膚T細胞
リンホーマから選択される皮膚疾患;アテローム性動脈
硬化症、大動脈炎シンドローム、結節性多発動脈炎及び
心筋症から選択される循環器疾患;強皮症、ワーグナー
肉芽腫、及びシェーグレンシンドロームから選択される
コラーゲン疾患;脂肪症;好酸性筋膜炎;歯周病及び筋
ジストロフィーの治療又は予防に有用である。
【0099】本発明の医薬組成物は、例えば固体、半固
体あるいは液体形として使用することができ、活性成分
として1種以上の本発明化合物を含有し、外部、内部あ
るいは非経口適用に適する有機又は無機担体あるいは賦
形剤とともに混合される。活性成分は、例えば錠剤、ペ
レット剤、カプセル剤、座剤、溶液剤、乳化剤、懸濁
剤、及び使用に適した他の形態に対する普常の無毒性、
製薬的に許容される担体と化合することができる。使用
できる担体は、水、グルコース、ラクトース、アカシア
ゴム、ゼラチン、マンニトール、スターチペースト、マ
グネシウムトリシリケート、タルク、コーンスターチ、
ケラチン、コロイド状シリカ、ポテトスターチ、尿素及
び工場的製造に使用される他の担体があり、固体、半固
体あるいは液体形で、さらに補助剤、安定剤、濃化剤、
着色剤及び香味剤を加えて使用できる。例えば、式Iの
化合物はU.S.Patent No.4,916,138(4月10
日、1990年)で記載されている様にヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースと、あるいはEPO公報0,42
8,169で記載されている様に界面剤と利用すること
ができる。経口投与形はT.Hondo ら、Transplantation
Proceedings 、1987、XIX 、Supp6、17−22に
記載されている様に製造できる。活性を有する目的化合
物は疾患の過程又は状態により所望の作用効果を十分に
示す量で医薬組成物に含有される。
【0100】免疫的な不調整により生ずるこれらの状態
及び疾患の治療に対して、式Iの化合物は従来の非毒
性、製薬的に許容される担体、アジュバント及び賦形剤
を含有する投与単位組成物で、経口的、局所的、非経口
的、噴霧スプレーあるいは経皮的に投与できる。ここで
用いる非経口的というのは皮下注入、静脈、筋注、腹腔
内注入あるいはインフュージョン技術を示す。本発明の
化合物の投与レベルは1日当り体重1kg当り約0.00
5mg〜約50mgであり、好ましくは約0.1mgから約1
0mgであり、前記症状の治療に有用である(患者70kg
と仮定して、1日当り患者当り、約0.7mgから約3.
5g)。さらに本発明化合物は断続的に、すなわち、
日、半週、週、半月あるいは月毎に投与することもでき
る。
【0101】単一投与形態を製造するために担体物質と
ともに化合される活性成分の量は治療すべき宿主及び投
与方法により変化するであろう。例えば、ヒトの経口投
与に対する処方では、全組成物の約5〜約95%で変わ
りうる担体物質の適当量に活性化合物約0.5mgから5
gを含有させる。投与単位形態は一般に活性成分を約
0.5mg〜約500mg、好ましくは約0.5mg〜約10
0mgを含有するであろう。外用投与に対しては、式Iの
化合物は、例えば0.0001〜60重量%、好ましく
は0.001〜10重量%、最っとも好ましくは約0.
005〜0.8重量%の範囲内で処方することができ
る。しかしながら、いずれの患者に対する特定の投与レ
ベルは、使用する特定の化合物の活性作用、齢、体重、
健康状態、性別、食事制限、投与時間、投与経路、排出
速度、薬剤の併用及び治療を受ける特別な疾患の程度を
含む種々な因子に依存するであろう。
【0102】以下の実施例は本発明を説明するために示
すものであり、本発明の範囲を限定するものと考えるべ
きではない。
【0103】実施例1 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−フェニルオキシ−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−アザトリシクロ−〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 磁気による攪拌用バーを備えた、16mLのねじ蓋付きの
バイアルに、CH2 Cl2 中の、17−エチル−1,1
4−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(100mg、
0.126mmol、1等量)と、Cu(OAc)2 (2.
8mg、0.014mmol、0.11等量)との溶液を入
れ、攪拌しながら、トリフェニルビスマスジアセテート
〔CH2 Cl2 (1ml)中のトリフェニルビスマスカー
ボネート(127mg、0.253mmol、2等量)の懸濁
液に、酢酸(0.030mL、0.504mmol、4等量)
を添加することにより、使用直前に調製〕を、添加し
た。反応溶液に蓋をし、この混合物を5日間攪拌した。
反応混合物を、飽和NaHCO3 水溶液の数ミリリット
ルを用いて稀釈し、CH2 Cl2 を用いて4回抽出し
た。有機相をまとめ、無水Na2 SO4 で乾燥し、濾過
し、減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用
TLC(3:4のEtOAc/ヘキサンを用いて溶離)
によって精製し、46mgの17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−〔2’−(4”−フェニルオキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオンを得た。(1
H、NMRと、13C、NMR及び質量分析は所期の構造
と一致していた。)
【0104】実施例2 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−フェニルオキシ−4”−ヒドロキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン及びB.17−エチル−1,14
−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−フェニルオキ
シ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン 磁気による攪拌用バーを備えた25mLの回収フラスコ
に、CH2 Cl2 (10mL)中の17−エチル−1,1
4−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”,4”−ジヒ
ドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(500mg、0.64
4mmol、1等量)と、Cu(OAc)2 (12mg、0.
064mmol、0.1等量)との溶液を攪拌しながら、ト
リフェニルビスマスジアセテート〔CH2 Cl2 (10
ml)中の、トリフェニルビスマスカーボネート(483
mg、0.965mmol、1.5等量)懸濁液に、酢酸
(0.220ml、3.860mmol、6等量)を添加する
ことにより、使用直前に調製)を添加した。反応フラス
コの蓋をしめ、室温において6時間攪拌した。次いで、
フラスコにコンデンサーを付け、混合物を40℃まで加
温した。40時間後、反応混合物を冷却し、飽和NaH
CO3 溶液で稀釈し、CH2 Cl2 を用いて4回抽出し
た。有機相をまとめ、無水Na2 SO4 上で乾燥し、濾
過し、減圧下で濃縮した。生成物を分離し、シリカゲル
上のフラッシュカラムクロマトグラフィー〔4:1のヘ
キサン/アセトンを用いて溶離後、2:1のヘキサン/
アセトンを用いて溶離するシリカゲル上の調整用TLC
を実施〕によって精製し、94mgの17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−フェニル
オキシ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕−オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオンと、
110mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(3”−フェニルオキシ−4”−ヒドロキ
シシクロ−ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕−オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、NMRと
13C、NMR及び質量分析は、所期の構造と一致してい
た)。
【0105】実施例3 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −フルオロフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,18−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 磁気による攪拌用バーを備えた、4mLのねじ蓋付きのバ
イアルに、CH2 Cl2 (1mL)中の、17−エチル−
1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒド
ロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン(100
mg、0.126mmol、1等量)と、Cu(OAc)2
(3mg、0.165mmol、0.13等量)との混合物を
入れ、攪拌しながら、トリ(4−フルオロフェニル)ビ
スマスジアセテート〔CH2Cl2 (1mL)中の、トリ
(4−フルオロフェニル)ビスマスカーボネート(10
0mg、0.181mmol、1.4等量)の懸濁液に、酢酸
(0.030mL、0.504mmol、4等量)を添加する
ことにより、使用直前に調製〕を添加した。この反応容
器の蓋をしめ、混合物を2日間攪拌した。この反応混合
物を、飽和NaHCO3 水溶液の数ミリリットルを用い
て稀釈し、CH2 Cl2 を用いて2回抽出した。この有
機相をまとめ、無水Na2 SO4 上で乾燥し、濾過し、
減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用TL
C(3:1のヘキサン/酢酸エチルを用いて溶離)によ
って単離し、39mgの17−エチル−1,14−ジヒド
ロキシ−12−〔2’−(4”−(4''' −フルオロフ
ェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチル−ビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ−〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオンを得た。(1 H、NMRと13 C、NMR及
び質量分析は、所期の構造と一致していた)。
【0106】実施例4 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −クロロフェニルオキシ)−3'''
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 磁気による攪拌用バーを備えた丸底フラスコに、CH2
Cl2 (2.5ml)中の、17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(150mg、0.18
9mmol、1等量)と、Cu(OAc)2 (6.1mg、
0.033mmol、0.17等量)との混合物を入れ、攪
拌しながらトリ(4−クロロフェニル)ビスマスジアセ
テート〔CH2 Cl2 (2.5mL)中の、トリ(4−ク
ロロフェニル)ビスマスカーボネート(200mg、0.
331mmol、1.75等量)の懸濁液に、酢酸(0.0
75mL、1.3mmol、6.9等量)を添加することによ
り使用直前に調製〕を添加した。次いで、この反応フラ
スコに、還流コンデンサーを付け、混合物を40℃に加
温した。20時間後に反応混合物を冷却し、飽和NaH
CO3 水溶液(10mL)で稀釈し、CH2 Cl2 を用い
て4回抽出を行った。この有機相を、無水Na2 SO4
上で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。この生成物を
分離し、シリカゲル上の調整用TLC(2:1のヘキサ
ン/アセトンを用いて溶離)により、2回精製を行な
い、40mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(4''' −クロロフェニルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオンを得た。
1 H、NMRと、13C、NMR及び質量分析は所期の
構造とは一致していた)。
【0107】実施例5 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −メチルフェニルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 磁気による攪拌用バーを備えた4mLのねじ蓋付きのバイ
アルにCH2 Cl2 (1mL)中の、17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキ
シ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン(100mg、
0.126mmol、1等量)と、Cu(OAc)2 (3m
g、0.0165mmol、0.13等量)との混合物を入
れ、攪拌しながら、トリ(4−トリル)ビスマスジアセ
テート〔CH2 Cl2 (1ml)中の、トリ(4−トリ
ル)ビスマスカーボネート(130mg、0.234mmo
l、1.86等量)の懸濁液に酢酸を添加することによ
り、使用直前に調製〕を添加した。この反応容器の蓋を
しめ、混合物を20時間攪拌し、この時点でTLC分析
は反応が完了していないことを示していた。混合物に、
さらにトリ(4−トリル)ビスマスジアセテート(0.
234mmol)を添加し、24時間攪拌した後、飽和Na
HCO3 水溶液中に注ぎ入れ、CH2 Cl2 を用いて2
回抽出を行った。有機相をまとめ、無水Na2 SO4
で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をシリカ
ゲル上の調整用TLC(2:1のヘキサン/アセトンを
用いて溶離)によって単離し、47mgの17−エチル−
1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(4''' −メチルフェニルオキシ)−3”−メトキシ−
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオンを得た。(1 H、NMRと13C、
NMR及び質量分析は、所期の構造と一致していた。)
【0108】実施例6 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−(4'''−メチルフェニルオキシ)−
4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ−〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン及びB.17
−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(4'''−メチルフェニルオキシ)−3”−ヒ
ドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 磁気による攪拌用バーを備えた丸底フラスコに、CH2
Cl2 (2mL)中の、17−エチル−1,14−ジヒド
ロキシ−12−〔2’−(3”,4”−ジヒドロキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(200mg、0.257mmol、1
等量)と、Cu(OAc)2 (10mg、0.055mmo
l、0.2等量)との混合物を入れ、攪拌しながら、ト
リ(4−トリル)ビスマスジアセテート〔CH2 Cl2
(2mL)中の、トリ(4−トリル)ビスマスカーボネー
ト(300mg、0.553mmol、2.1等量)の懸濁液
に、酢酸(0.075ml、1.31mmol、5.1等量)
を添加することにより、使用直前に調製〕を添加した。
反応フラスコに還流コンデンサーを付け、混合物を40
℃において、5時間加温し、次いで加熱せずに攪拌し
た。18時間後、反応混合物を飽和NaHCO3 水溶液
で稀釈し、CH2 Cl2 を用いて2回抽出した。有機相
をまとめ、無水Na2 SO4 上で乾燥し、濾過し、減圧
下で濃縮した。生成物を分離し、シリカゲル上のTLC
(2:1のヘキサン/アセトンを用いて溶離)によって
精製し、31mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2’−(3”−(4''' −メチルフェニル
オキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
と、42mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(4''' −メチルフェニルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオンを得た。
1 H、NMRと13C、NMR分析とは所期の構造と一
致していた。)
【0109】実施例7 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −フェノキシフェニルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 磁気による攪拌バーと、還流コンデンサーを備えた丸底
フラスコに、CH2 Cl2 (2.5ml)中の、17−エ
チル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(150mg、0.19mmol、1等量)と、Cu(OA
c)2 (6.0mg、0.033mmol、0.17等量)と
の混合物を入れ、攪拌し、40℃に加温した後、トリ
(4−フェノキシフェニル)ビスマスジアセテート〔C
2 Cl2 (2.5ml)中の、トリ(4−フェノキシフ
ェニル)ビスマスカーボネート(225mg、0.29mm
ol、1.5等量)の懸濁液に酢酸(0.075mL、1.
31mmol、6.9等量)を添加することにより、使用直
前に調製〕を添加した。18時間後、TLC分析は反応
が完了していない事を示し、さらにトリ(4−フェノキ
シフェニル)ビスマスジアセテート(0.10mmol)を
追加した。反応混合物を加熱しながら5時間攪拌した
後、冷却し、飽和NaHCO3 水溶液で稀釈し、CH2
Cl2 を用いて2回抽出した。抽出液をまとめ、Na2
SO4 上で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物
を単離し、シリカゲル上の調整用TLC(2:1のヘキ
サン/アセトン)によって精製し、66mgの17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(4''' −フェノキシフェニルオキシ)−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔2
2,3,1,04,9〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、NMRと
13C、NMR、及び質量分析は所期の構造と一致してい
た。)
【0110】実施例8 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(4'''−フェノキシフェニルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン及びB.
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(4'''−フェノキシフェニルオキシ)−
4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ−〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン 磁気による攪拌バーを備えた丸底フラスコに、CH2
2 (2mL)中の、17−エチル−1,14−ジヒドロ
キシ−12−〔2’−(3”,4”−ジヒドロキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン(150mg、0.19mmol、1等量)
と、Cu(OAc)2 (7mg、0.039mmol、0.2
1等量)との混合物を入れ、攪拌しながら、トリ(4−
フェノキシフェニル)ビスマスジアセテート〔CH2
2 (2mL)中の、トリ(4−フェノキシフェニル)ビ
スマスカーボネート(230mg、0.30mmol、1.5
8等量)の懸濁液に、酢酸(0.070ml、1.22mm
ol、6.4等量)を添加することにより、使用直前に調
製〕を添加した。反応フラスコに還流コンデンサーを付
け、混合物を40℃に加温した。4時間後、この混合物
を冷却し、飽和NaHCO3 水溶液で稀釈し、CH2
2 を用いて2回抽出した。この抽出液をまとめ、Na
2 SO4 上で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。生成
物を分離し、シリカゲル上の調整用TLC(3:2のヘ
キサン/アセトン)によって3回精製を行ない、35mg
の17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(4''' −フェノキシフェニルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオンと、42
mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−(4''' −フェノキシフェニルオキ
シ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオンを得た。
1 H、NMRと13C、NMR及び質量分析とは、所期
の構造と一致していた。)
【0111】実施例9 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(ナフ−1−チルオキシ)−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 磁気による攪拌用バーを備えた丸底フラスコに、CH2
Cl2 (2ml)中の、17−エチル−1,14−ジヒド
ロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(150mg、0.19
mmol、1等量)と、Cu(OAc)2(6mg、0.03
3mmol、0.17等量)との混合物を入れ、攪拌しなが
ら、トリ(1−ナフチル)ビスマスジアセテート〔CH
2 Cl2 (2ml)中の、トリ(1−ナフチル)ビスマス
カーボネート(150mg、0.23mmol、1.2等量)
の懸濁液に、酢酸(0.070ml、1.22mmol、6.
4等量)を添加することにより、使用直前に調製〕を添
加した。次いで、反応フラスコに還流コンデンサーを付
け、混合物を4時間、40℃に加温した。さらに16時
間室温において攪拌した後、TLC分析は反応が完了し
ていない事を示していた。この反応混合物をさらにトリ
(1−ナフチル)ビスマスジアセテート(0.15mmo
l)で処理し、4時間40℃に加温した。混合物を冷却
し、飽和NaHCO3 水溶液で稀釈し、CH2 Cl2
用いて2回抽出した。この抽出液をまとめ、無水Na2
SO4上で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物
をシリカゲル上の調整用TLC(3:1のヘキサン/ア
セトン)によって単離し、2回精製し、38mgの17−
エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(ナフ−1−チルオキシ)−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオンを得た。(1 H、NMR分析は所
期の構造と一致していた。)
【0112】実施例10 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−(ナフ−1−チルオキシ)−4”−ヒ
ドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
−〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン及びB.17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(ナフ−1−チルオキシ)−3”−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン 磁気による攪拌用バーを備えた丸底フラスコに、CH2
Cl2 中の、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(3”,4”−ジヒドロシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(250mg、0.32mmol、1等量)と、C
u(OAc)2 (15mg、0.08mmol、0.25等
量)との混合物を入れ、攪拌しながらトリ(1−ナフチ
ル)ビスマスジアセテート〔CH2 Cl2 (5ml)中
の、トリ(1−ナフチル)ビスマスカーボネート(35
0mg、0.54mmol、1.69等量)の懸濁液に、酢酸
(0.100ml、1.75mmol、5.46等量)を添加
することにより、使用直前に調製〕を添加した。反応フ
ラスコに還流コンデンサーを付け、5時間40℃に加温
した後、室温で攪拌した。16時間後、この混合物を飽
和NaHCO3 水溶液で稀釈し、CH2 Cl2 を用いて
2回抽出を行った。抽出液をまとめ、無水Na2 SO4
上で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をシリ
カゲル上の調整用TLC(3:1のヘキサン/アセトン
を用いて溶離)によって分離、精製し、49mgの17−
エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(3”−(ナフ−1−チルオキシ)−4”−ヒドロキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザ−トリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオンと、39mgの17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(ナフ−1−チルオキシ)−3”−ヒドロキシ−シクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオンを得た。(1 H、NMR分析は、所期の構
造と一致していた。)
【0113】実施例11 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(ナフ−2−チルオキシ)−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 磁気による攪拌バーを備えた丸底フラスコに、CH2
2 (2.5mL)中の、17−エチル−1,14−ジヒ
ドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(150mg、0.18
9mmol、1等量)と、Cu(OAc)2 (6mg、0.0
33mmol、0.17等量)との混合物を入れ、攪拌しな
がら、トリ(2−ナフチル)ビスマスジアセテート〔C
2 Cl2 (2.5ml)中の、トリ(2−ナフチル)ビ
スマスカーボネートの懸濁液に酢酸(0.075ml、
1.31mmol、6.9等量)を添加することにより、使
用直前に調製〕を添加した。反応フラスコに還流コンデ
ンサーを付け、混合物を40℃に加温した。4時間後に
加温を止め、室温において16時間混合物を攪拌した。
次いで、混合物を飽和NaHCO3 水溶液で稀釈し、C
2 Cl2 を用いて2回抽出を行った。抽出液をまと
め、無水Na2 SO4 上で乾燥し、濾過し、減圧下で濃
縮した。生成物をシリカゲル上の調整用TLC(3:1
のヘキサン/アセトン)によって単離、精製し、32mg
の17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(ナフ−2−チルオキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、NM
Rと、13C、NMR及び質量分析は所期の構造と一致し
ていた。)
【0114】実施例12 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(ナフ−2−チルオキシ)−3”−ヒ
ドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
−〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン及びB.17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”−
(ナフ−2−チルオキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔22,3,
1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン 磁気による攪拌用バーを備えた丸底フラスコに、CH2
Cl2 (5.5ml)中の17−エチル−1,14−ジヒ
ドロキシ−12−〔2’−(3”,4”−ジヒドロキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(250mg、0.32mmol、1等
量)と、Cu(OAc)2 (10mg、0.055mmol、
0.17等量)との混合物を入れ、攪拌しながら、トリ
(2−ナフチル)ビスマスジアセテート〔CH2 Cl2
(5.5ml)中の、トリ(2−ナフチル)ビスマスカー
ボネート(350mg、0.538mmol、1.7等量)の
懸濁液に、酢酸(0.100mL、1.75mmol、5.4
6等量)を添加することにより、使用直前に調製〕を添
加した。反応フラスコに還流コンデンサーを付け、混合
物を4時間、40℃に加温した後、室温において攪拌し
た。3日後、反応混合物を飽和NaHCO3 水溶液で稀
釈し、CH2 Cl2 を用いて3回抽出した。抽出液をま
とめ、無水Na2 SO4 上で乾燥し、濾過し、減圧下で
濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用TLC(3:
1のヘキサン/アセトンを用いて溶離)によって単離、
精製し、63mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2’−(3”−(ナフ−2−チルオキシ)
−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオンと、49mgの
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(ナフ−2−チルオキシ)−3”−ヒドロキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、NMRは
所期の構造と一致していた。)
【0115】実施例13 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(ナフ−2−チルオキシ)−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔22,3,
1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン 磁気による攪拌バーを備えた丸底フラスコに、CH2
2 (5ml)中の、17−エチル−1−ヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチル−ビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(300mg、0.39mmol、1等
量)と、Cu(OAc)2 (15mg、0.083mmol、
0.21等量)との混合物を入れ、攪拌しながら、トリ
(2−ナフチル)ビスマスジアセテート〔CH2 Cl2
(5ml)中の、トリ(2−ナフチル)ビスマスカーボネ
ート(300mg、0.461mmol、1.2等量)の懸濁
液に、酢酸を添加することにより、使用直前に調製〕を
添加した。反応フラスコに還流コンデンサーを付け、混
合物を40℃に加温した。6時間後、混合物を室温まで
冷却し、さらに16時間攪拌した。反応混合物を、飽和
NaHCO3 水溶液で稀釈し、CH2 Cl2 を用いて2
回抽出した。抽出液をまとめ、無水Na2 SO4 上で乾
燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物を調整用TL
C(3:1のヘキサン/アセトン)によって単離、精製
し109mgの17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(ナフ−2−チルオキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、NM
Rと13C、NMR分析とは所期の構造と一致してい
た。)
【0116】実施例14 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(6''' −メトキシ−ナフ−2−チルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン 攪拌用バーを備えた10mlの丸底フラスコに、メチレン
クロライド(2ml)中のトリ−(6−メトキシ−2−ナ
フチル)ビスマスジアセテート(52mg、0.069mm
ol、1.1等量)溶液を入れ、これに17−エチル−
1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒド
ロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン(50m
g、0.063mmol、1等量)を添加した。この反応混
合物に、触媒量(約20mg)のCu(OAc)2 を加え
た。反応フラスコに還流コンデンサーを付け、混合物を
40℃に加温した。1時間後、混合物を冷却し飽和Na
HCO3 水溶液で稀釈し、CH2 Cl2 を用いて4回抽
出した。有機抽出液をまとめ、無水Na2 SO4上で乾
燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル
上の2回の調整用薄層クロマトグラフィー(最初のクロ
マトグラフィーは、2:1のヘキサン/アセトンを用い
て溶離し、Rf=0.26のバンドを単離し、2回目の
クロマトグラフィーでは3.5%メタノール/CH2
2 で溶離し、Rf=0.62のバンドを単離によって
精製し、20mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2’−(4”−(6''' −メトキシ−ナフ
チ−2−イルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオンを得た。(1 H、NMRと質量分析とは所期
の構造と一致していた。)
【0117】実施例14A トリアリールビスムチンの一般的調製法 乾燥したテトラヒドロフラン(10mL)中のマグネシウ
ム(486mg、20mmol)の懸濁液を攪拌しながら、乾
燥したテトラヒドロフラン(10mL)中のアリールハラ
イド(20mmol)の溶液を徐々に添加する。必要の場合
には、この混合物をゆるやかに加温して、グリニアール
(Grignard)生成を起させる。グリニアール(Grignard)試
薬の溶液を攪拌しながら、乾燥したテトラヒドロフラン
(20mL)にビスマストリクロライド(1.9g、6mm
ol)を溶解した溶液を添加する。得られた混合物を24
時間攪拌する。この反応混合物を、塩水の入った分液漏
斗中に注ぎ入れ、CH2 Cl2 を用いて4回抽出を行な
う。この有機抽出液をまとめ、無水Na2 SO4 上で乾
燥させる。この混合物を濾過し、減圧下で濃縮する。ト
リアリールビスムチンを分離し、シリカゲル上のフラッ
シュカラムクロマトグラフィーによって精製を行なう。
【0118】実施例14B トリ(6−メトキシ−2−ナフチル)ビスマスジアセテ
ート CH2 Cl2 (8mL)中の、トリ(6−メトキシ−ナフ
チ−2−ル)ビスムチン(100mg、0.158mmol)
の溶液を攪拌しながら、ヨードベンゼンジアセテート
(200mg、0.621mmol)を添加した。CH2 Cl
2 を減圧下で取除き、その残渣を4:1のヘキサン/ア
セトンに少量のCH2 Cl2 を加えたものの数ミリリッ
トルに溶解した。この溶液をシリカゲルプラグを通し、
4:1のヘキサン/アセトンを用いて溶離した。濾液を
減圧下で濃縮した。この残渣を4:1のヘキサン/アセ
トンに少量のCH2 Cl2 を加えたものに溶解し、2番
目のシリカゲルのプラグを通し、4:1のヘキサン/ア
セトンを用いて溶離した。この濾液を減圧下で濃縮し、
黄色の残渣を得、これをさらに精製することなく使用し
た。
【0119】実施例15 A.17−エチル−1,4−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−(6''' −メトキシ−ナフチ−2−イ
ルオキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン及
び B.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(6'''−メトキシナフチ−2−ルオ
キシ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 攪拌用バーを備えた10mLの丸底フラスコに、メチレン
クロライド(2ml)中のトリ−(6−メトキシ−2−ナ
フチル)ビスマスジアセテート(22mg、0.028mm
ol、1等量)の溶液に、17−エチル−1,14−ジヒ
ドロキシ−12−〔2’−(3”,4”−ジヒドロキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(22mg、0.028mmol、1等
量)を添加した。この反応混合物中に、触媒量のCu
(OAc)2 (約20mg)を添加した。反応フラスコに
還流コンデンサーを付け、混合物を40℃に加温した。
1時間後、混合物を冷却し、飽和NaHCO3 水溶液で
稀釈し、CH2 Cl2を用いて4回抽出を行った。この
有機抽出液をまとめ、無水Na2 SO4 上で乾燥し、濾
過し、減圧で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用
薄層クロマトグラフィー(2:1のヘキサン/アセトン
を用いて溶離)によって単離し、9mgの17−エチル−
1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(6''' −メトキシ−ナフチ−2−ルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(Rf=0.35)の
7.1mgと、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(3”−(6''' −メトキシ−ナフチ−
2−ルオキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(Rf=0.28)を得た。(1 H、NMRと、質
量分析とは所期の構造と一致していた。)
【0120】実施例16 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −メトキシフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ−トリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (4mL)中の、トリス(4−メトキシフェ
ニル)ビスムチン(200mg、0.377mmol)の溶液
を攪拌しながら、ビス(トリフルオロアセトキシ)ヨー
ドベンゼン(162mg、0.377mmol)を添加した。
この混合物を5分間攪拌した後、シリカゲルのプラグを
通し、酢酸エチルで溶離した。この溶離液を減圧下で濃
縮した。この残渣を、磁気による攪拌バーを備えた50
mLの丸底フラスコ中のCH2 Cl2 (4mL)に溶解し
た。この混合物を攪拌しながら、17−エチル−1,1
4−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(132mg、
0.167mmol)と、Cu(OAc)2 (10mg、0.
055mmol)とを添加した。フラスコに蓋をし、この混
合物を48時間攪拌した。反応を飽和NaHCO3 水溶
液を添加してクエンチし、CH2 Cl2 を用いて4回抽
出を行なった。この有機抽出液をまとめ、無水Na2
4 上で乾燥させた。この混合物を濾過し、減圧下で濃
縮した。生成物をシリカゲル上の調整用TLC(2:1
のヘキサン/アセトン)によって単離し、26.8mgの
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −メトキシフェノキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(Rf=0.35)を
得た。(1 H、NMR及び質量分析は所期の構造と一致
していた。)
【0121】実施例17 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4''' −(3''' −メトキシフェニルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (3mL)中の、トリス(3−メトキシフェ
ニル)ビスムチン(200mg、0.377mmol)の溶液
を攪拌しながら、これにビス(トリフルオロアセトキ
シ)ヨードベンゼン(162mg、0.377mmol)を添
加した。この混合物を5分間攪拌した後、シリカゲルの
プラグを通し酢酸エチルで溶離した。この溶離液を減圧
下で濃縮した。残渣を、磁気による攪拌用バーを備えた
50mLの丸底フラスコ中に入れたCH2 Cl2 (4ml)
に溶解させた。この混合物を攪拌しながら、これに17
−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(112mg、0.141mmol)と、Cu(OAc)
2 (10mg、0.055mmol)を添加した。フラスコに
蓋をし、混合物を48時間攪拌した。反応を飽和NaH
CO3 水溶液を添加してクエンチし、CH2 Cl2 を用
いて4回抽出を行った。この有機抽出液をまとめ、無水
Na2 SO4 上で乾燥させた。生成物をシリカゲル上の
円形クロマトグラフィー(3:1のヘキサン/アセトン
を用いて溶離された2mmのプレート)、次いでシリカゲ
ル上の調製用TLC(2:1のヘキサン/アセトンを用
いて溶離)によって精製し、78.4mgの17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(3''' −メトキシフェニルオキシ)−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(Rf=0.40)を得た。(1
H、NMRと質量分析とは所期の構造と一致してい
た。)
【0122】実施例18 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(6''' −tert−ブチルジメチルシリル
オキシナフチ−2−ルオキシ)−3”−メトキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン CH2 Cl2 (4mL)中の、トリス(6−tert−ブ
チルジメチルシリルオキシナフチ−2−イル)ビスムチ
ン(100mg、0.215mmol)の溶液を攪拌しなが
ら、これに過酢酸(0.05mL、0.238mmol、稀酢
酸中32重量%)を加えた。この溶液を攪拌しながら、
THF(1mL)と、17−エチル−1,14−ジヒドロ
キシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(100mg、0.126mm
ol)及びCu(OAc)2 (触媒量)とを添加した。フ
ラスコに還流コンデンサーを付け、混合物を2時間40
℃に加温した。混合物を冷却し、72時間攪拌した。反
応を飽和NaHCO3 水溶液を用いてクエンチし、CH
2 Cl2 を用いて、4回抽出した。有機抽出液をまとめ
て無水Na2 SO4 上で乾燥した。この混合物を濾過
し、減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用
TLC(2:1のヘキサン/アセトンで溶離)によって
単離し、47mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2’−(4”−(6'''−tert−ブチ
ル−ジメチルシリルオキシナフチ−2−ルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(Rf=0.5
6)を得た。(1 H、NMRと質量分析とは所期の構造
と一致していた)。
【0123】実施例19 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(6''' −ヒドロキシナフチ−2−ルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (2mL)中の、17−エチル−1,14−
ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−(6''' −te
rt−ブチルジメチルシリルオキシナフチ−2−ルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,104,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン(73
mg、0.07mmol)の溶液を攪拌しながら、これに、メ
タノール中のp−トルエンスルホン酸の溶液(2ml、1
0%溶液)を加えた。フラスコの蓋をし、混合物を4時
間攪拌した。反応を飽和NaHCO3 水溶液を用いてク
エンチし、CH2 Cl2 を用いて4回抽出した。有機抽
出液をまとめ、無水Na2 SO4 上で乾燥した。混合物
を濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の
調整用TLC(2:1のヘキサン/アセトンを用いて溶
離)によって単離し、44.2mgの17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−(6'''
−ヒドロキシナフチ−2−ルオキシ)−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−オン−2,3,1
0,16−テトラオン(Rf=0.23)を得た。(1
H、NMRと質量分析とは所期の構造と一致してい
た)。
【0124】実施例20 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −tert−ブチルジメチルシリル
オキシフェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン CH2 Cl2 (4mL)中の、トリス(4−tert−ブ
チルジメチルシリルオキシフェニル)ビスムチン(18
7mg、0.252mmol)の溶液を攪拌しながら、これ
に、過酢酸(0.053mL、0.252mmol、稀酢酸中
の32重量%溶液)を添加した。この溶液を攪拌しなが
ら、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン(100mg、0.126mmol)と、Cu
(OAc)2 (8.5mg、0.046mmol)及びテトラ
ヒドロフラン(0.5mL)とを加えた。48時間攪拌し
た後、この反応混合物を飽和NaHCO3 水溶液を用い
てクエンチし、CH2 Cl2 を用いて4回抽出を行っ
た。有機抽出液をまとめて無水Na2 SO4 上で乾燥し
た。混合物を濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をシリ
カゲル上の調整用TLC(2:1のヘキサン/アセトン
を用いて溶離)によって単離し、81mgの17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(4''' −tert−ブチル−ジメチルシリルオキシフ
ェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(Rf=0.49)を得た。(1 H、NMRと質量分析
とは所期の構造と一致していた。
【0125】実施例21 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −ヒドロキシフェニルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 中の、17−エチル−1,14−ジヒドロ
キシ−12−〔2’−4”−(4''' −tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシフェニルオキシ)−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(74.8mg、0.075
mmol)の溶液を攪拌しながら、これにメタノール中のp
−トルエンスルホン酸の溶液(2ml、メタノールによる
10%p−TsOH)を添加した。この混合物を4時間
攪拌した。この反応混合物を飽和NaHCO3 水溶液を
用いてクエンチし、CH2 Cl2 を用いて4回抽出を行
った。有機抽出液をまとめて無水Na2 SO4 上で乾燥
した。この混合物を濾過し、減圧下で濃縮した。生成物
をシリカゲル上のTLC(2:1のヘキサン/アセトン
を用いて溶離)によって単離し、52mgの17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(4''' −ヒドロキシフェニルオキシ)−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,6−テトラオン(Rf=0.25)を得た。
1 H、NMRと質量分析とは所期の構造と一致してい
た。)
【0126】実施例22 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −メチルチオフェニルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 中の、トリス(4−メチルチオフェニル)
ビスムチン(146mg、0.252mmol)の溶液を攪拌
しながら、これに過酢酸(0.106mL、0.504mm
ol)を添加した。この溶液に、17−エチル−1,14
−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(100mg、
0.126mmol)と、Cu(OAc)2 (1mg、0.0
61mmol)及びテトラヒドロフラン(0.5mL)とを加
えた。この混合物を96時間攪拌した。この反応混合物
を飽和NaHCO3 水溶液を用いてクエンチし、CH2
Cl2 を用いて4回抽出を行った。有機抽出液をまとめ
て無水Na2 SO4 上で乾燥した。混合物を濾過し、減
圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用TLC
(2:1のヘキサン/アセトンを用いて溶離)で単離
し、15.5mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2’−(4”−(4''' −メチルチオフェ
ニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(Rf=0.46)を得た。(1 H、NMRと質量分析
とは所期の構造と一致していた。)
【0127】実施例23 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −メチルフェニルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (2mL)中の、トリス(2−メチルフェニ
ル)ビスムチン(50mg、0.104mmol)の溶液を攪
拌しながら、これにビス(トリフルオロアセトキシ)ヨ
ードベンゼン(45mg、0.104mmol)を添加した。
この溶液を攪拌しながら、17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(82mg、0.104
mmol)と、Cu(OAc)2 (触媒)及び酢酸(0.0
60mL、0.104mmol)とを添加した。フラスコに還
流コンデンサーを付け、40℃において一晩攪拌した。
反応混合物を冷却し、CH2 Cl2 を用いて稀釈した。
反応混合物を飽和NaHCO3 水溶液でクエンチし、C
2 Cl2 を用いて4回抽出を行った。有機抽出液をま
とめて無水Na2 SO4 上で乾燥した。混合物を濾過
し、減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用
TLC(2:1のヘキサン/アセトンを用いて溶離)に
よって単離し、23.8mgの17−エチル−1,14−
ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−(2''' −メチ
ルフェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(Rf=0.46)を得た。(1 H、NMRと、質
量分析とは所期の構造と一致していた。)
【0128】実施例24 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −メチルフェニルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (3mL)中の、トリス(3−メチルフェニ
ル)ビスムチン(189mg、0.392mmol)の溶液を
攪拌しながら、これにビス(トリフルオロアセトキシ)
ヨードベンゼン(168mg、0.392mmol)を添加し
た。この溶液を攪拌しながら、17−エチル−1,14
−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(150mg、
0.189mmol)と、Cu(OAc)2 (触媒)とを添
加した。このフラスコに蓋をし、混合物を1晩攪拌し
た。反応混合物を飽和NaHCO3 水溶液を用いてクエ
ンチし、CH2 Cl2 を用いて4回抽出を行った。有機
抽出液をまとめて無水Na2 SO4 上で乾燥した。この
混合物を濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲ
ル上の円形クロマトグラフィー(3:1のヘキサン/酢
酸エチルを用いて溶離)によって単離し、70.9mgの
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −メチルフェニルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル−ビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、NM
Rと質量分析とは所期の構造を示していた。)
【0129】実施例25 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,4''' −ジメチルフェニルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (3mL)中の、トリス(3,4−ジメチル
フェニル)ビスムチン(200mg、0.381mmol)の
溶液を攪拌しながら、これにビス(トリフルオロアセト
キシ)ヨードベンゼン(165mg、0.383mmol)を
添加した。この溶液の1mLを、10mLのフラスコに移し
た。この溶液に、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(100mg、0.128mm
ol)と、Cu(OAc)2 (触媒)とを添加した。この
混合物を1晩攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO3
水溶液を用いてクエンチし、CH2 Cl2 を用い4回抽
出を行った。有機抽出液をまとめて無水Na2 SO4
で乾燥した。混合物を濾過し、減圧下で濃縮した。生成
物をシリカゲル上の円形クロマトグラフィー(3.5%
メタノール/CH2 Cl2 を用いて溶離)によって単離
し、次いで、シリカゲル上の調整用TLC(3:1のヘ
キサン/アセトンを用いて溶離)によって精製し、2
4.3mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(3''' ,4''' −ジメチルフェ
ニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオンを
得た。(1 H、NMRと質量分析とは所期の構造を示し
ていた。)
【0130】実施例26 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−(4'''−メトキシフェニルオキシ)
−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン及びB.17
−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(4'''−メトキシフェニルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン メチレンクロライド(4mL)中の、トリ(4−メトキシ
フェニル)ビスムチン(136mg、0.257mmol、2
等量)の溶液を攪拌しながら、これに過酢酸(0.05
4mL、0.257mmol、2等量、稀酢酸中の32%溶
液)を添加した。この溶液を攪拌しながら、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”,
4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン(100mg、
0.126mmol、1等量)とTHF(0.5mL)及び酢
酸銅(II)(7mg、0.038mmol、0.3等量)とを添
加した。この混合物を7日間攪拌した。反応を飽和Na
Cl水溶液に、2NのHClの2滴を加えたものを用い
てクエンチし、メチレンクロライドを用いて4回抽出を
行った。有機抽出液をまとめ、無水Na2 SO4 上で乾
燥した。生成物をシリカゲル上の調整用TLC(2:1
のヘキサン/アセトン)によって分離した。それぞれの
化合物を、2回のシリカゲル上の調整用TLC(3:1
のヘキサン/アセトン、次いで3.5%MeOH/CH
2 Cl2 )によって再精製し、28.4mgの17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(4''' −メトキシフェニルオキシ)−3”−ヒドロキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオンと、28.4mgの17−エ
チル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”
−(4''' −メトキシフェニルオキシ)−4”−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、NMRと
質量分析とは所期の構造と一致していた。)
【0131】実施例27 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−(3'''−メトキシフェニルオキシ)
−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン及びB.17
−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(3'''−メトキシフェニルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン メチレンクロライド(4mL)中の、トリ(3−メトキシ
フェニル)ビスムチン(136mg、0.257mmol.,2
等量)の溶液を攪拌しながら、これに過酢酸(0.05
4ml.,0.257mmol.,2等量.,稀酢酸中の32%溶
液)を添加した。この溶液を攪拌しながら、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”,
4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン(100mg、
0.126mmol.,1等量)と、THF(0.5mL)及び
酢酸銅(II)(7mg、0.038mmol、0.3等量)とを
添加した。混合物を7日間攪拌した。反応を飽和NaC
l水溶液に2NのHClの2滴を加えたものを用いてク
エンチし、メチレンクロライドを用いて4回抽出した。
この有機抽出液をまとめて無水Na2 SO4 で乾燥し、
濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調
整用TLC(2:1のヘキサン/アセトン)によって分
離した。それぞれの化合物を、2回のシリカゲル上の調
整用TLC(2:1のヘキサン/アセトン、次いで3.
5%MeOH/CH2 Cl2 )によって再精製し、27
mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(3''' −メトキシフェニルオキシ)
−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオンと、35mgの
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(3''' −メトキシフェニルオキシ)−4”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、N
MRと質量分析とは所期の構造と一致していた。)
【0132】実施例28 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−(4'''−tert−ブチルジメチル
シリルオキシフェニルオキシ)−4”−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン、及びB.17−エチル−1,14−
ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−(4'''−te
rt−ブチルジメチルシリルオキシフェニルオキシ)−
3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン メチレンクロライド(4mL)中の、トリ(4−tert
−ブチル−ジメチルシリルオキシフェニル)ビスムチン
(213mg、0.257mmol、2等量)の溶液を攪拌し
ながら、これに過酢酸(0.054mL、0.257mmo
l、2等量、稀酢酸中の32%溶液)を添加した。この
溶液を攪拌しながら、17−エチル−1,14−ジヒド
ロキシ−12−〔2’−(3”,4”−ジヒドロキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(100mg、0.126mmol、1
等量)と、THF(0.5mL)及び酢酸銅(II)(7mg、
0.038mmol、0.3等量)とを添加した。この混合
物を7日間攪拌した。反応を飽和NaCl水溶液に2N
のHClを2滴加えたものを用いてクエンチし、メチレ
ンクロライドを用いて4回抽出を行った。この有機抽出
液をまとめて無水Na2 SO4 上で乾燥し、濾過し、減
圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用TLC
(2:1のヘキサン/アセトン)によって分離し、4
1.9mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(4''' −tert−ブチルジメ
チルシリルオキシフェニルオキシ)−3”−ヒドロキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオンと、42.5mgの17−エチル−
1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”−
(4''' −tert−ブチルジメチルシリルオキシフェ
ニルオキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオンと
を得た。(1 H、NMRと質量分析とは所期の構造と一
致していた。)
【0133】実施例29 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(4''' −ヒドロキシフェニルオキシ)−
4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (1.5mL)中の、17−エチル−1,1
4−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”−(4''' −
tert−ブチルジメチルシリルオキシフェニルオキ
シ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン(42.
5mg)の溶液を攪拌しながら、0℃においてメタノール
中のp−トルエンスルホン酸の溶液(10%w/v 溶液の
1.5mL)を添加した。この混合物を0℃において3時
間、次いで室温で3時間攪拌した。この反応混合物を飽
和NaHCO3 水溶液でクエンチし、CH2 Cl2 を用
いて4回抽出を行なった。有機抽出液をまとめ、無水N
2 SO4 上で乾燥した。混合物を濾過し、減圧下で濃
縮した。生成物をシリカゲル上の調整用TLC(2:1
のヘキサン/アセトンで溶離)によって単離し、25.
7mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−(4''' −ヒドロキシフェニルオキ
シ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオンを得た。
1 H、NMRと質量分析とは所期の構造と一致してい
た。)
【0134】実施例30 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −ヒドロキシフェニルオキシ)−
3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (1.5mL)中の、17−エチル−1,1
4−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−(4''' −
tert−ブチルジメチルシリルオキシフェニルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタクロス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン(4
1.9mg)の溶液を攪拌しながら、0℃において、メタ
ノール中のp−トルエンスルホン酸の溶液(10%w/v
溶液の1.5mL)を添加した。この混合物を0℃におい
て3時間、次いで室温で3時間攪拌した。この反応混合
物を飽和NaHCO3 水溶液を用いてクエンチし、CH
2 Cl2 を用いて4回抽出を行なった。この有機抽出液
をまとめ無水のNa2 SO4 上で乾燥した。この混合物
を濾過し、減圧下で濃縮した。生成物は、シリカゲル上
の調整用TLC(2:1のヘキサン/アセトンを用いて
溶離)によって単離し、23.9mgの17−エチル−
1,4−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(4''' −ヒドロキシフェニルオキシ)−3”−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、NMRと
質量分析とは所期の構造と一致していた。)
【0135】実施例31 A.17−エチル−1,4,−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−(6'''−tert−ブチルジメチル
シリルオキシナフ−2−チルオキシ)−4”−ヒドロキ
シ−シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン及びB.17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(6'''−tert−ブチルジメチルシリルオキシナフ
−2−チルオキシ)−3”−ヒドロキシ−シクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン メチレンクロライド(4mL)中の、トリ(6−tert
−ブチルジメチルシリルオキシナフ−2−チル)ビスム
チン(252mg、0.257mmol、2等量)の溶液を攪
拌しながら、これに、過酢酸(0.054mL、0.25
7mmol、2等量、稀酢酸中の32%溶液)を添加した。
この溶液を攪拌しながら、17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−〔2’−(3”,4”−ジヒドロキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(100mg、0.126mm
ol、1等量)と、THF(0.5mL)及び酢酸銅(II)
(7mg、0.038mmol、0.3等量)とを添加した。
この混合物を7日間攪拌した。反応を飽和NaCl水溶
液に、2NのHClを2滴加えたものを用いてクエンチ
し、メチレンクロライドを用いて4回抽出を行った。有
機抽出液をまとめ、無水Na2 SO4 上で乾燥し、濾過
し、減圧下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用
TLC(2:1のヘキサン/アセトン)によって分離
し、39.8mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2’−(4”−(6''' −tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシナフ−2−チルオキシ)−3”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオンと、41.6mgの1
7−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(3”−(6''' −tert−ブチルジメチルシリルオ
キシナフ−2−チルオキシ)−4”−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオンを得た。(1 H、NMRと質量分析と
は所期の構造と一致していた。)
【0136】実施例32 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(6''' −ヒドロキシナフ−2−チルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 中の、17−エチル−1,14−ジヒドロ
キシ−12−〔2’−(4”−(6''' −tert−ブ
チルジメチルシリルオキシナフ−2−チルオキシ)−
3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(39.8mg)
の溶液を攪拌しながら、0℃において、メタノール中の
p−トルエンスルホン酸溶液(10%w/v 溶液の1.5
mL)を添加した。この反応混合物を飽和NaHCO3
溶液を用いてクエンチし、CH2 Cl2 を用いて4回抽
出を行った。有機抽出液をまとめ、無水Na2 SO4
で乾燥した。混合物を濾過し、減圧下で濃縮した。生成
物をシリカゲル上の調整用TLC(2:1のヘキサン/
アセトンで2回溶離)によって単離し、17mgの17−
エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(6''' −ヒドロキシナフ−2−チルオキシ)
−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオンを得た。(1
H、NMRと質量分析とは所期の構造と一致してい
た。)
【0137】実施例33 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(6''' −ヒドロキシナフ−2−チルオキ
シ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (1.5mL)中の、17−エチル−1,1
4−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”−(6''' −
tert−ブチルジメチルシリルオキシナフ−2−チル
オキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(41.6mg)の溶液を攪拌しながら、0℃において、
メタノール中のp−トルエンスルホン酸溶液(10%w/
v 溶液の1.5mL)を添加した。反応混合物を0℃にお
いて1.25時間攪拌し、次いで室温で1.75時間攪
拌した。この反応混合物を飽和NaHCO3 水溶液を用
いてクエンチし、CH2 Cl2 を用いて4回抽出を行な
った。有機抽出液をまとめ、濾過し、減圧下で濃縮し
た。生成物をシリカゲル上の調整用TLC(2:1のヘ
キサン/アセトンを用いて2回溶離)によって単離し、
20.8mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(3”−(6''' −ヒドロキシナフ−2
−チルオキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕23,25−ジメトキシ−13,
19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキ
サ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
を得た。(1 H、NMRと質量分析とは所期の構造と一
致していた。)
【0138】実施例34 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(エトキシカルボメトキシ)−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン ジエチルエーテル(6mL)中の、17−エチル−1,1
4−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(200mg、
0.253mmol、1等量)の溶液を攪拌しながら、ボロ
ントリフルオライドエセレート(0.009mL、0.0
73mmol、0.3等量)と、エチルジアゾアセテート
(0.080mL、0.760mmol、3等量)とを添加し
た。この反応混合物を12時間攪拌した。飽和NaHC
3 水溶液を用いて反応混合物をクエンチし、CH2
2 を用いて4回抽出を行った。有機抽出液をまとめ、
無水Na2 SO4 上で乾燥した。混合物を濾過し、減圧
下で濃縮した。生成物をシリカゲル上の調整用TLC
(3:2のEtOAc/ヘキサン)と、2回目の調整用
TLC(3:1のヘキサン/アセトンを用いて2回溶
離)によって単離し、24.7mgの17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−(エトキ
シカルボメトキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オンを得た。(1 H、NMRと13C、NMR及び質量分
析は所期の構造と一致していた。)
【0139】実施例35 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,4''' −ジクロロフェニルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (2mL)中の、トリ(3,4−ジクロロフ
ェニル)ビスムチン(163mg、0.25mmol.)の溶
液を攪拌しながら、ビス(トリフルオロアセトキシ)ヨ
ードベンゼン(107mg、0.25mmol.)を添加し
た。この混合物を15分間攪拌し、次いでCu(OA
c)2 と、次にCH2 Cl2 (2mL)中の17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒ
ドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン(10
0mg、0.126mmol)の溶液を用いて処理した。さら
に2時間攪拌した後、反応混合物を飽和NaHCO3
溶液を添加することによってクエンチし、CH2 Cl2
を用いて2回抽出を行った。有機抽出液をまとめ、無水
Na2 SO4 上で乾燥し、濾過し減圧下で濃縮した。生
成物を分離し、シリカ上の調整用TLC(3:1のヘキ
サン/アセトンを用いて溶離)によって精製し、51mg
の17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(3''' ,4''' −ジクロロフェニル
オキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン(1
H、NMRと13C、NMR及び質量分析とは所期の構造
と一致していた。)
【0140】実施例36 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(フェナンス−9−リル)−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン CH2 Cl2 (3mL)中の、トリ(9−フェナンスリ
ル)−ビスムチン(150mg、0.20mmol)の溶液を
攪拌しながら、これに過酢酸(0.050mL、0.22
mmol、稀酢酸中の32重量%溶液)を添加した。15分
後に、この溶液を17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(100mg、0.126mm
ol)と、Cu(OAc)2 (10mg、0.055mmol)
を用いて処理し、18時間攪拌した。反応混合物を飽和
NaHCO3 水溶液を用いてクエンチし、CH2 Cl2
を用いて3回抽出した。抽出液をまとめ、Na2 SO4
を用いて乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物を
単離し、シリカゲル上の調整用TLC(2:1のヘキサ
ン/アセトンを用いて溶離)によって精製し、12mgの
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(フェナンス−9−リル)−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28〕−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオンを得た。(1 H、NMRは
所期の構造と一致していた。)
【0141】実施例37 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,4''' −メチレンジオキシフェニ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (2mL)中の、トリ(3,4−メチレンジ
オキシフェニル)ビスムチン(150mg、0.26mmo
l)の溶液を攪拌しながら、これに過酢酸(0.060m
l、0.26mmol、稀酢酸中の32重量%溶液)を添加
した。約10分後に、この溶液をCu(OAc)2 (2
5mg、0.138mmol)と、17−エチル−1,14−
ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(100mg、
0.126mmol)とを用いて処理し、18時間攪拌し
た。この反応混合物を飽和NaHCO3 水溶液を用いて
クエンチし、CH2 Cl2 を用いて抽出を2回行った。
この抽出液をまとめ、無水Na2 SO4 を用いて乾燥
し、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物を単離し、シリ
カゲル上の調整用TLC(2:1のヘキサン/アセトン
を用いて溶離)によって精製し、37mgの17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−
(3''' ,4''' −メチレンジオキシフェニルオキシ)
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオンを得た。(1
H、NMRと質量分析とは所期の構造と一致してい
た。)
【0142】実施例38 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
−(4″−2″′,3″′−ジヒドロベンゾフラン−5
−イルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−
1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1, 4,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン CH2 Cl2 (1mL)中の、トリ(2,3−ジヒドロベ
ンゾフラン−5−イル)ビスムチン(32mg、0.05
6mmol)の溶液を攪拌しながら、これに過酢酸(0.0
20mL、0.09mmol、稀酢酸中の32重量%溶液)を
添加した。約15分後、この溶液を、Cu(OAc)2
(20mg、0.11mmol)と、17−エチル−1,14
−ジヒドロキシ−12−〔2′−(4″−ヒドロキシ−
3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(50mg、0.
06mmol)とを用いて処理し、3日間攪拌した。この反
応混合物を飽和NaHCO3 水溶液を用いてクエンチ
し、CH2 Cl2 を用いて抽出した。この抽出液をまと
めて、無水Na2 SO4 を用いて乾燥し、瀘過し、減圧
下で濃縮した。生成物をシリカゲル上で調整用TLC
(2:1のヘキサン/アセトンを用いて溶離)によって
精製し、14mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−〔2′−(4″−(2″′,3″′−ジヒド
ロベンゾフラン−5−イルオキシ)−3″−メトキシシ
クロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオンを得、これは( 1H、NMRと質
量分析とによって所期の構造と一致しているもの)と特
性づけられた。
【0143】実施例39 17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
−(4″−(ナフチ−2−イルオキシ)−3″−メトキ
シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔2
2,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (6mL)中の、17−アリル−1,14−
ジヒドロキシ−12−〔2′−(4″−ヒドロキシ−
3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(400mg、
0.5mmol)と、Cu(OAc)2 (35mg、0.19
mmol)との混合物を15分間40℃に加温した後、トリ
(2−ナフチル)ビスムスジアセテート〔CH2 Cl2
(6mL)中の、トリ(2−ナフチル)ビスムスカーボネ
ート(600mg、0.92mmol)の懸濁液に酢酸(0.
18mL、3mmol)を添加することにより、使用直前に調
製〕を用いて処理した。4時間加熱を続けた後、室温に
おいて18時間攪拌した。この反応混合物を飽和NaH
CO3 水溶液を用いてクエンチし、CH2 Cl2 を用い
て抽出を行った。抽出液をまとめて、Na2 SO4 を用
いて乾燥し、瀘過し、減圧下で濃縮した。生成物を単離
し、シリカゲル上の調整用TLC(3:1のヘキサン/
アセトンを用いて溶離)によって精製し、234mgの1
7−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′−
(4″−(ナフチ−2−イルオキシ)−3″−メトキシ
シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン( 1H、NMRと質量分析とは所
期の構造と一致していた)を得た。
【0144】実施例40 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
−(4″−(1″′,4″′−ベンゾジオキサン−6−
イルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0 4,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン CH2 Cl2 (1mL)中の、トリス(1,4−ベンゾジ
オキサン−6−イル)ビスムチン(90mg、0.146
mmol)の溶液を攪拌しながら、これに過酢酸(0.03
0mL、0.13mmol、稀酢酸中の32重量%溶液)を添
加した。20分後、この混合物を17−エチル−1,1
4−ジヒドロキシ−12−〔2′−(4″−ヒドロキシ
−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(100mg、
0.126mmol)と、次にCu(OAc)2 (15mg、
0.08mmol)を用いて処理し、2日間攪拌した。この
反応混合物を飽和NaHCO3 水溶液を用いてクエンチ
し、CH2 Cl2 を用いて抽出した。抽出液をまとめて
Na2 SO4 を用いて乾燥し、瀘過し、減圧下で濃縮し
た。生成物をシリカゲル上の調整用TLC(CH2 Cl
2 中の4%CH3 OHを用いて溶離)によって精製し、
18mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12
−〔2′−(4″−(1″′,4″′−ベンゾジオキサ
ン−6−イルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシ
ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン( 1H、NMRと質量分析は所期の構造と一
致している)を得た。
【0145】実施例40B 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(4''' −ジメチルアミノ)−フェニルオキシ−3”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕−オクタコス−18−エ
ン−2,3,10,16−テトラオン(A)及び17−
エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒド
ロキシ−3”−(4''' −ジメチルアミノ)フェニルオ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2,3,1,04,9 〕−オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(B) テトラヒドロフラン(30ml)中の、トリ(4−ジメチ
ルアミノフェニル)ビスムチン(1.27g)の溶液
に、過酢酸(850ml)を添加した。10分後に、17
−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(3”,
4”−ジヒドロシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕−オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン(100mg)
を、次に酢酸銅(280mg)を加え、この混合物を48
時間60℃に加温した。次いで、この混合物を冷却し、
飽和重炭酸ナトリウム液中に注ぎ入れてクエンチし、エ
ーテルを用いて抽出を行った(3×25ml)。有機相を
まとめ硫酸マグネシウムを用いて乾燥し、濃縮した。粗
生成物の残渣を、70:30のヘキサン/酢酸エチルを
用いて溶離する。シリカゲル上のカラムクロマトグラフ
ィーによって精製し、それぞれ白色の固体である標記化
合物A(93mg)と、B(102mg)とを得た。
【0146】実施例41 17−エチル−1,2,14−トリヒドロキシ−12−
〔2′−(4″−(ナフチ−2−イルオキシ)−3″−
メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン3,
10,6−トリオン 乾燥したTHF(1mL)中の、1,2−ジヨードエタン
(42mg、0.15mmol)の溶液を、乾燥したTHF
(1mL)中のサマリウム金属(46.5mg、0.31mm
ol)の混合物を攪拌しながら滴下添加し、1.5時間攪
拌した。次いで、この反応混合物を−78℃(ドライア
イス/アセトン)に冷却し、1:1のTHF/CH3
H中の17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2′−(4″−(ナフチ−2−イルオキシ)−3″−
メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(100mg、0.10
9mmol)の溶液を用いて処理した。この混合物を−78
℃において15分間置き、次いで室温に加温した。反応
を冷却した飽和K2 CO3 水溶液を用いてクエンチし、
CH2 Cl2 を用いて速やかに抽出した。抽出液をまと
め、Na2 SO4を用いて乾燥し、瀘過し、減圧下で濃
縮した。シリカゲル上の調整用TLC(CH2 Cl2
の7%CH3 OHを用いて溶離)によって精製し、22
mgの17−エチル−1,2,14−トリヒドロキシ−1
2−〔2′−(4″−(ナフチ−2−イルオキシ)−
3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−3,10,16−トリオン( 1H、NMRと質量
分析とは所期の構造と一致していた)を得た。
【0147】実施例42 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−アリルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオンの溶液(シクロヘキサン中の33%メチレン
クロライド溶液の3.0ml中に、200mg)に、アリル
トリクロロアセトイミデート(正味88μl)を添加
し、これらを5分間攪拌した。トリフルオロメタンスル
ホン酸(正味4.5μl)をシリンジを介して徐々に添
加し、この混合物を室温において攪拌した。18時間
後、反応を飽和重炭酸ナトリウムの添加によってクエン
チし、酢酸エチルを用いて抽出した(3×5ml)。まと
めた有機相を塩水を用いて洗浄し、硫酸マグネシウム上
で乾燥した。濃縮物を、シリカゲル上のフラッシュクロ
マトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1
%メタノール)によって精製し、標記の化合物(156
mg)を得た。MASS:(FAB)838(M+Li)
部分 1 H NMR δ:5.82(m,1H);4.
85(m),4.20(brs,1H);4.59(b
rd J=4.5Hz,1H);4.41(brd J
=14Hz,1H);4.03(dt J=4.0,
1.0Hz,2H).
【0148】実施例43 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2−ブチニルオキシ)−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオンの溶液(シクロヘキサン中の33%メチレン
クロライド溶液の1.5ml中に50mg)に、2−ブチニ
ルトリクロロアセトイミデート(正味20μl)を添加
し、これらを5分間攪拌した。トリフルオロメタンスル
ホン酸(正味2μl)をシリンジを介して徐々に添加
し、この混合物を室温において攪拌した。16時間後、
反応を飽和重炭酸ナトリウムの添加によってクエンチ
し、酢酸エチルを用いて抽出した(3×5ml)。まとめ
た有機相を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し
た。濃縮物をシリカゲル上の調整用TLC(酢酸エチ
ル:ヘキサン(1:1)+1%メタノール)によって精
製し、標記の化合物(17mg)を得た。MASS:(F
AB)843(M+Na)部分的 1 H NMR δ:
5.32(主なアミドロータマー)、5.29(マイナ
ーアミドロータマー)(brd J=3.0Hz,1
H);4.83m,4.21M(brs,1H);4.
59(brd J=4.0Hz,1H);4.42(b
rd J=14.0Hz,1H);4.26(m,2
H);1.83(t J=2.0Hz,3H).
【0149】実施例44 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−シンナミルオキシ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオンの溶液(シクロヘキサノン中の33%メチレ
ンクロライド溶液の1.5ml中に50mg)に、シンナミ
ルトリクロロアセトイミデート(正味26μl)を添加
し、これらを5分間攪拌した。トリフルオロメタンスル
ホン酸(正味2μl)をシリンジを介して徐々に添加
し、この混合物を室温において攪拌した。15分後に、
反応を飽和重炭酸ナトリウムの添加によりクエンチし、
酢酸エチルを用いて抽出した(3×5ml)。まとめた有
機相を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。
濃縮物をシリカゲル上の調整用TLC(酢酸エチル:ヘ
キサン(1:1)+1%メタノール)によって精製し、
標記の化合物(10mg)を得た。MASS:(FAB)
907(M+Na)部分的 1 H NMR δ:6.6
2(d J=15Hz,1H);6.30(dt J=
15,6.0Hz,1H);5.33M,5.19m
(brd J=3.0Hz,1H);4.83m,4.
21M(brs,1H);4.58(brd J=4.
0Hz,1H);4.41(brd J=14Hz,1
H);4.30(d J=6.0Hz,2H).
【0150】実施例45 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−メトキシ−4”−フェニルプロピルオキシ)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−シンナミルオキシ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン(2mlのエタノール中に37mg)に、4mg
の炭素触媒上の5%ロジウムを添加した。反応フラスコ
に水素バルーンを付け、真空排気し、水素を再び注入
(3回)し、室温において攪拌した。1.5時間後に混
合物をセライトを通して濾過し、濃縮し、シリカゲル上
の調整用TLC(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1
%メタノール)によって精製し標記化合物(19.5m
g)を得た。MASS:(FAB)932(M+N
a);916(M+Li)部分的 1 H NMR δ:
5.31M,5.28m(d J=3.0Hz,1
H);4.85m,4.21M(brs,1H);4.
58(brd J=4.0Hz,1H);4.41(b
rd J=14Hz,1H);2.69(t J=8.
0Hz,2H).
【0151】実施例46 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12
〔2’−(4”−アリルオキシ−3”−ヒドロキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔22,
3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン及びB.17−エチル−1,14
−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”−アリルオキシ
−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ−〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−1
8−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”,4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(シクロヘキサン中15ml33%塩化メチレン中100
mg)の溶液へ、アリルトリクロロアセトイミデート(5
3μlニート)を加え、これを5分間混合した。トリフ
ルオロメタンスルホン酸(2μlニート)をシリジンを
介してゆっくり加え、混合物を室温で攪拌した。3時間
後、反応を飽和炭酸水素ナトリウムを加えることにより
停止させ、酢酸エチル(3×5ml)で抽出した。合体さ
せた有機物をブラインで洗浄し硫酸マグネシウム上で乾
燥させた。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフ
ィ(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+1%メタノー
ル)による濃縮の精製により、標題化合物(21mg4”
−エーテル;17mg3”−エーテル)を得た。 A.(4”−エーテル): 部分的 1 H NMR δ:5.93(m,1H);
4.87m,4.19M(brs,1H);4.59
(brd J=4.0Hz,1H);4.41(br
J=14Hz,1H);2.67(brd J=3.
7Hz,1H). B.(3”−エーテル): 部分的 1 H NMR δ:5.93(m,1H);
4.83m,4.23M(brs,1H);4.59
(brd J=4.0Hz,1H);4.41(br
J=14Hz,1H);2.63(brs,1H).
【0152】実施例47 〔削除〕
【0153】実施例48 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’(4”−sec−ブテニルオキシ−3”−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン及びB.17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”−s
ec−ブテニルオキシ−4”−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”,4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(シクロヘキサン中3ml33%塩化メチレン中150m
g)の溶液へ、sec−ブテニルトリクロロアセトイミ
デート(62μlニート)を加え、これを5分間混合し
た。トリフルオロメタンスルホン酸(2μlニート)を
シリンジを介してゆっくり加え、混合物を室温で攪拌し
た。15分後、反応を、飽和炭酸水素ナトリウムを加え
て停止させ、酢酸エチル(3×8ml)で抽出した。合体
させた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上
で乾燥させた。シリカゲル上での調製用TLC(酢酸エ
チル:ヘキサン(1:1)+1%メタノール)により濃
縮物を精製し、標題化合物(11mg4”−エーテル;1
3mg3”−エーテル)を得た。 A.(4”−エーテル): MASS:(FAB)831(M+Na)部分的 1
NMR δ:5.65(m,1H);5.32(br
d J=3.0Hz,1H);4.87m,4.1 8
M(brs,1H);4.58(brd J=4.0H
z,1H);4.41(brd J=14Hz,1
H). B.(3”−エーテル): MASS:(FAB)831(M+Na)部分的 1
NMR δ:5.65(m,1H);5.31(br
s,1H);4.82m,4.22M(brs,1
H);4.58(brd J=4.0Hz,1H);
4.41(brd J=14Hz,1H).
【0154】実施例49 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(トランス−2''' −ブテニルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン及びB.
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−(トランス−2''' −ブテニルオキシ)−
4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”,4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(シクロヘキサン中3ml33%塩化メチレン中115m
g)の溶液へ、トランス−2−ブテニルトリクロロアセ
トイミデート(48μlニート)を加え、これを5分間
混合した。トリフルオロメタンスルホン酸(2μlニー
ト)をシリンジを介してゆっくり加え、混合物を室温で
攪拌した。35分後、反応を飽和炭酸水素ナトリウムを
加えて停止させ、酢酸エチル(3×8ml)で抽出した。
合体させた有機物を、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させた。シリカゲル上での調製用TLC
(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+1%メタノール)
により濃縮物を精製して、標題化合物(14mg4”−エ
ーテル;12mg3”−エーテル)を得た。 A.(4”−エーテル): MASS:(FAB)831(M+Na)部分的 1
NMR δ:5.65(m,1H);5.31(br
d J=3.0Hz,1H);4.86m,4.19M
(brs,1H);4.59(brd J=4.0H
z,1H);4.41(brd J=14Hz,1
H);2.68(brs,1H). B.(3”−エーテル): MASS:(FAB)831(M+Na)部分的 1
NMR δ:5.65(m,1H);5.30(br
s,1H);4.81m,4.22M(brs,1
H);4.59(brd J=4.0Hz,1H)4.
41(brd J=14Hz,1H);2.64(br
s,1H).
【0155】実施例50 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−ヒドロキシ−4”−(3''' −メチル
−2−ブテニルオキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン及びB.
17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−(3''' −メチル−2−
ブテニルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”,4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(2ml塩化メチレン中100mg)の溶液へ、3−メチル
−2−ブテニルトリクロロアセトイミデート(39μl
ニート)を加え、これを5分間混合した。ショウノウス
ルホン酸(5mg)を加え、混合物を、室温で攪拌した。
21時間後、反応を飽和炭酸水素ナトリウムを加えて停
止させ、酢酸エチル(3×8ml)で抽出した。合体させ
た有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾
燥させた。シリカゲル上での調製用TLC(酢酸エチ
ル:ヘキサン(1:1)+1%メタノール)により濃縮
物を精製し、標題化合物(24mg4”−エーテル;21
mg3”−エーテル)を得た。 A.(4”−エーテル): MASS:(FAB)845(M+Na)部分的 1
NMR δ:4.87m,4.19M(brs,1
H);4.58(brd J=4.0Hz,1H);
4.41(brd j=14Hz,1H);2.70
(brs,1H);1.75(s,3H);1.67
(s,3H). B.(3”−エーテル): MASS:(FAB)845(M+Na)部分的 1
NMR δ:4.82m,4.23M(brs,1
H);4.58(brd J=4.0Hz,1H);
4.41(brd J=14Hz,1H);2.67
(brs,1H);1.75(s,3H);1.67
(s,3H)
【0156】実施例51 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(3”−ヒドロキシ−4”−(2''' −メチル
プロペニルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン及びB.17−
エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−(2''' −メチルプロペニ
ルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”,4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(シクロヘキサン中3ml33%塩化メチレン中200m
g)の溶液へ、2−メチルプロペニルトリクロロアセト
イミデート(84μlニート)を加え、これを5分間混
合した。トリフルオロメタンスルホン酸(2μl ニー
ト)をシリンジを介してゆっくり加え、混合物を室温で
攪拌した。1時間後、反応を飽和炭酸水素ナトリウムを
加えて停止させ、酢酸エチル(3×8ml)で抽出した。
合体させた有機物を、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させた。シリカゲル上での調製用TLC
(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+1%メタノール)
により濃縮物を精製し、標題化合物(34mg4”−エー
テル;24mg3”−エーテル)を得た。 A.(4”−エーテル): MASS:(FAB)831(M+Na)部分的 1
NMR δ:5.32(brs,1H);4.87
(brs,1H);4.59(brs,1H);4.4
1(brd J=14Hz,1H);4.19M(br
s,1H);2.60(brs,1H);1.74
(s,3H). B.(3”−エーテル): MASS:(FAB)831(M+Na)部分的 1
NMR δ:5.32(brs,1H);4.87
(brs,1H);4.81m,4.23M(brs,
1H);2.63(brs,1H);1.74(s,3
H).
【0157】実施例52 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−シンナミルオキシ−4”−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔22.
3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”,4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(シクロヘキサン中3ml33%塩化メチレン中100m
g)の溶液へ、シンナミルトリクロロアセトイミデート
(52μlニート)を加え、これを5分間混合した。ト
リフルオロメタンスルホン酸(2μl ニート)を、シリ
ンジを介してゆっくり加え、混合物を室温で攪拌した。
15分後、反応を飽和炭酸水素ナトリウムを加えて停止
させ、酢酸エチル(3×8ml)で抽出した。合体させた
有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥
させた。シリカゲル上での調製用TLC(酢酸エチル:
ヘキサン(1:1)+1%メタノール)により濃縮物を
精製して、標題化合物(17mg)を得た。MASS:
(FAB)893(M+Na)部分的 1H NMR
δ:6.61(d J=15Hz,1H);6.28
(dt J=15,6.0Hz,1H);5.32m,
5.19M(brd J=3.0Hz,1H);4.8
2m,4.22M(brs,1H);4.52(brd
J=4.0Hz,1H);4.41(brd J=1
4Hz,1H);2.66(brs,1H).
【0158】実施例53 〔削除〕
【0159】実施例54 A.17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−sec−ブテニルオキシ−3”−ヒド
ロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン及びB.17−エチル
−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”−s
ec−ブテニルオキシ−4”−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”,4”−ジヒドロキシヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン(シクロ
ヘキサン中3ml33%塩化メチレン中150mg)の溶液
へ、sec−ブテニルトリクロロアセトイミデート(6
2μlニート)を加え、これを5分間混合した。トリフ
ルオロメタンスルホン酸(2μlニート)をシリンジを
介してゆっくり加え、混合物を室温で攪拌した。15分
後、反応を飽和炭酸水素ナトリウムを加えて停止させ、
酢酸エチル(3×8ml)で抽出した。合体した有機物を
ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。
シリカゲル上での調製用TLC(酢酸エチル:ヘキサン
(1:1)+1%メタノール)により濃縮物を精製し、
標題化合物(11mg4”−エーテル,13mg3”−エー
テル)を得た。 A.(4”−エーテル): MASS:(FAB)831(M+Na)部分的 1
NMR δ:5.65(m,1H);5.32(br
d J=3.0Hz,1H);4.87m,4.18M
(brs,1H);4.58(brd J=4.0H
z,1H);4.41(brd J=14Hz,1
H). B.(3”−エーテル): MASS:(FAB)831(M+Na)部分的 1
NMR δ:5.65(m,1H);5.31(br
s,1H);4.82m,4.22M(brs,1
H);4.58(brd J=4.0Hz,1H);
4.41(brd J=14Hz,1H).
【0160】実施例55 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−シンナミルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔23.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(シクロヘキサン中3ml33%塩化メチレン中100m
g)の溶液へ、シンナミルトリクロロアセトイミデート
(54μlニート)を加え、これを5分間混合した。ト
リフルオロメタンスルホン酸(2μlニート)をシリン
ジを介してゆっくり加え、混合物を室温で攪拌した。3
0分後、反応を飽和炭酸水素ナトリウムを加えて停止さ
せ、酢酸エチル(3×8ml)で抽出した。合体させた有
機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せた。シリカゲル上での調製用TLC(酢酸エチル:ヘ
キサン(1:2)+1%メタノール)により濃縮物を精
製し、標題化合物(45mg)を得た。MASS:(FA
B)891(M+Li)部分的 1H NMR δ:
6.62(d J=15Hz,1H);6.31(dt
J=15,6.0Hz,1H);4.56(brd
J=4.0Hz,1H);4.31(d J=6.0H
z,2H).
【0161】実施例56 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(3”
−メトキシ−4”−フェニルプロピルオキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔22.3.1.
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−シンナミルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(2mlエタノール中16mg)の溶液へ、炭素触媒上
5%ロジウム2mgを加えた。反応フラスコを水素バルー
ンでフィットさせ、排出させ、水素を再チャージ(3
回)し、室温で攪拌した。30分後、混合物をケイソウ
土上で濾過し、濃縮し、シリカゲル上での調製用TLC
(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メタノール)
により精製し、標題化合物(5.5mg)を得た。MAS
S:(FAB)916(M+Na)部分的 1H NM
R δ:4.58(brd J=4.0Hz,1H);
4.42m,4.32M(brs,1H);4.40
(brd J=14Hz,1H);2.69(t J=
8.0Hz,2H).
【0162】実施例57 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−sec−フェネチルオキシ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中3ml33%塩化メチレン
中75mg)の溶液へ、sec−フェネチルトリクロロア
セトイミデート(38μlニート)を加え、これを5分
間混合した。トリフルオロメタンスルホン酸(3μlニ
ート)をシリンジを介してゆっくり加え、混合物を室温
で攪拌した。30分後、反応を飽和炭酸水素ナトリウム
を加えて停止させ、酢酸エチル(3×10ml)で抽出し
た。合体させた有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥させた。シリカゲル上でのフラッシュク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+
1%メタノール)により濃縮物を精製し、標題化合物
(13mg)を得た。MASS:(FAB)918(M+
Na) 902(M+Li)部分的 1H NMR
δ:5.28(m,1H);4.56(m,1H);
4.41(brd J=14Hz,1H);4.86
m,4.20M(brs,1H).
【0163】実施例58 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −メチルシンナミルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中1.5ml33%塩化メチ
レン中50mg)の溶液へ、2−メチルシンナミルトリク
ロロアセトイミデート(28μlニート)を加え、これ
を5分間混合した。トリフルオロメタンスルホン酸(3
μlニート)をシリンジを介してゆっくり加え、混合物
を室温で攪拌した。20分後、反応を飽和炭酸水素ナト
リウムを加えて停止させ、酢酸エチル(3×10ml)で
抽出した。合体させた有機物をブラインで洗浄し、硫酸
マグネシウム上で乾燥させた。シリカゲル上でのフラッ
シュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:
2)+1%メタノール)により濃縮物を精製し、標題化
合物(9mg)を得た。MASS:(FAB)944(M
+Na)部分的 1H NMR δ:6.53(br
s,1H);5.32(brd,J=3Hz,1H);
4.85m,4.21M(brs,1H);4.59
(brd J=4Hz,1H);4.41(brd J
=14Hz,1H);4.16(brs,2H);1.
90(brs,3H).
【0164】実施例59 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −メチル−2''' ,4''' −ヘキサ
ジエニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル−23,25−ジメトキシ−13,
19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキ
サ−4−アザトリシクロ〔22.3.1. 4,9 〕オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中6ml33%塩化メチレン
中200mg)の溶液へ、4−メチル−2,4−ヘキサジ
エニルトリクロロアセトイミデート(97μlニート)
を加え、これを5分間混合した。トリフルオロメタンス
ルホン酸(5μlニート)をシリンジを介してゆっくり
加え、混合物を室温で攪拌した。4時間後、飽和炭素水
素ナトリウムを加えて反応を停止させ、酢酸エチル(3
×20ml)で抽出した。合体させた有機物をブラインで
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。シリカゲル
上でのフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン(1:2)+1%メタノール)により濃縮物を精
製し、標題化合物(8mg)を得た。MASS:(FA
B)892(M+Li)部分的 1H NMR δ:
6.25(d J=15Hz,1H);5.64(dt
J=15,7Hz,1H);5.31(brd J=
3Hz,1H);4.83m,4.21M(brs,1
H);4.59(brd J=4Hz,1H);4.4
1(brd J=14Hz,1H);4.18(brd
J=7Hz,2H).
【0165】実施例60 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(p−メトキシシンナミルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中6ml33%塩化メチレン
中200mg)の溶液へ、p−メトキシシンナミルトリク
ロロアセトイミデート(117μlニート)を加え、こ
れを5分間混合した。トリフルオロメタンスルホン酸
(3μlニート)をシリンジを介してゆっくり加え、混
合物を室温で攪拌した。20分後、反応を、飽和炭酸水
素ナトリウムを加えて停止させ、酢酸エチル(3×20
ml)で抽出した。合体させた有機物をブラインで洗浄
し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。シリカゲル上で
のフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン(1:2)+1%メタノール)により濃縮物を精製
し、標題化合物(16mg)を得た。MASS;(FA
B) 960(M+Na) 944 (M+Li)部分
1H NMR δ:7.29(brd J=9H
z,2H);6.85(brd J=9Hz,2H);
5.32M,5.19m(brd J=3Hz,1
H);4,84m,4.21M(brs,1H);4.
61(brd J=5Hz,2H);4.41(brd
J=14Hz,1H).
【0166】実施例61 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,4''' −メチレンジオキシシンナ
ミルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0 4,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中6ml33%塩化メチレン
中200mg)の溶液へ、3’−4’−メチレンジオキシ
シンナミルトリクロロアセトイミデート(122μlニ
ート)を加え、これを5分間混合した。トリフルオロメ
タンスルホン酸(3μlニート)をシリンジを介してゆ
っくり加え、混合物を室温で攪拌した。30分後、反応
を、飽和炭酸水素ナトリウムを加えて停止させ、酢酸エ
チル(3×20ml)で抽出した。合体させた有機物をブ
ラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。シ
リカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:ヘキサン(1:2)+1%メタノール)により濃
縮物を精製し、標題化合物(10mg)を得た。MAS
S;(FAB) 974(M+Na)部分的 1H N
MR δ:6.54(d J=16Hz,1H);6.
14(dt J=16.6Hz,1H);5.95
(s,2H)5.33M,5.19m(brd J=3
Hz,1H);4.59(brd J=4Hz,1
H);4.41(brd J=14Hz,1H);4.
27(brd J=6Hz,2H).
【0167】実施例62 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' ,4''' −ジメチル−2''' −トラ
ンス−ペンテニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中6ml33%塩化メチレン
中200mg)の溶液へ、4,4−ジメチル−2−トラン
ス−ペンテニルトリクロロアセトイミデート(98μl
ニート)を加え、これを5分間混合した。トリフルオロ
メタンスルホン酸(10μlニート)をシリンジを介し
てゆっくり加え、混合物を室温で攪拌した。1.5時間
後、反応を飽和炭酸水素ナトリウムを加えて停止させ、
酢酸エチル(3×20ml)で抽出した。合体させた有機
物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ
た。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー
(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メタノール)
により濃縮物を精製し、標題化合物(17mg)を得た。
MASS;(FAB) 894(M+Li)部分的 1
H NMR δ:5.70(d J=16Hz,1
H);5.48(dt J=16,7Hz,1H);
5.31(brd J=3Hz,1H);4.84m,
4.21M)(brs,1H);4.59(brd J
=4Hz,1H);4.41(brd J=14Hz,
1H);4.18(brd J=7Hz,2H);1.
01(s,9H).
【0168】実施例63 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −シクロヘキシル−2''' −トラン
ス−プロペニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中6ml33%塩化メチレン
中200mg)の溶液へ、3−シクロヘキシル−2−トラ
ンス−プロペニル−トリクロロアセトイミデート(10
8μlニート)を加え、これを5分間混合した。トリフ
ルオロメタンスルホン酸(7μlニート)をシリンジを
介してゆっくり加え、混合物を室温で攪拌した。1時間
後、反応を飽和炭酸水素ナトリウムを加えて停止させ、
酢酸エチル(3×20ml)で抽出した。合体させた有機
物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ
た。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー
(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メタノール)
により濃縮物を精製し、標題化合物(20mg)を得た。
MASS;(FAB) 936(M+Na)部分的 1
H NMR δ:5.32M,5.19m(brd J
=3Hz,1H);4.84m,4.21M(brs,
1H);4.59(brd J=4Hz,1H);4.
41(brd J=14Hz,1H);4.06(br
d J=5Hz,2H).
【0169】実施例64 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−p−フルオロシンナミルオキシ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中6ml33%塩化メチレン
中200mg)の溶液へ、p−フルオロシンナミルトリク
ロロアセトイミデート(112μlニート)を加え、こ
れを5分間混合した。トリフルオロメタンスルホン酸
(7μlニート)をシリンジを介してゆっくり加え、混
合物を室温で攪拌した。20分後、反応を飽和炭酸水素
ナトリウムを加えて停止させ、酢酸エチル(3×20m
l)で抽出した。合体させた有機物をブラインで洗浄
し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。シリカゲル上で
のフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン(1:2)+1%メタノール)により濃縮物を精製
し、標題化合物(33mg)を得た。MASS;(FA
B) 932(M+Li)部分的 1H NMR δ:
7.37(d J=6Hz,1H);7.31(dJ=
6Hz,1H);7.01(d J=9Hz,1H);
6.96(d J=9Hz,1H);6.57(d J
=16Hz,1H);6.21(dt J=16,6H
z,1H);5.32M,5.19m(brd J=3
Hz,1H);4.83m,4.21M(brs,1
H);4.59(brd J=4Hz,1H);4.4
1(brd J=14Hz,1H);4.29(d J
=6Hz,2H).
【0170】実施例65 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−p−クロロシンナミルオキシ−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中6ml33%塩化メチレン
中200mg)の溶液へ、p−クロロシンナミルトリクロ
ロアセトイミデート(119μlニート)を加え、これ
を5分間混合した。トリフルオロメタンスルホン酸(7
μlニート)をシリンジを介してゆっくり加え、混合物
を室温で攪拌した。30分後、反応を飽和炭酸水素ナト
リウムを加えて停止させ、酢酸エチル(3×20ml)で
抽出した。合体させた有機物をブラインで洗浄し、硫酸
マグネシウム上で乾燥させた。シリカゲル上でのフラッ
シュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:
2)+1%メタノール)により濃縮物を精製し、標題化
合物(34mg)を得た。MASS;(FAB) 948
(M+Li)部分的 1H NMR δ:6.58(d
J=16Hz,1H);6.27(dt J=16,
6Hz,1H);5.32M,5.19m(brd J
=3Hz,1H);4.84m,4.21M(brs,
1H);4.59(brd J=4Hz,1H);4.
41(brd J=14Hz,1H);4.30(d
=6Hz,1H).
【0171】実施例66 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−p−ブロモシンナミルオキシ−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(シクロヘキサン中6ml33%塩化メチレン
中200mg)の溶液へ、p−ブロモシンナミルトリクロ
ロアセトイミデート(135μlニート)を加え、これ
を5分間混合した。トリフルオロメタンスルホン酸(7
μlニート)をシリンジを介してゆっくり加え、混合物
を室温で攪拌した。1時間後、反応を飽和炭酸水素ナト
リウムを加えて停止させ、酢酸エチル(3×20ml)で
抽出した。合体させた有機物をブラインで洗浄し、硫酸
マグネシウム上で乾燥させた。シリカゲル上でのフラッ
シュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:
2)+1%メタノール)により濃縮物を精製し、標題化
合物(19mg)を得た。MASS;(FAB) 98
4,986(M+)部分的 1H NMR δ:7.4
2(d J=9Hz,2H);7.20(dJ=9H
z,2H);6.56(d J=16Hz,1H);
6.29(dtJ=16,6Hz,1H);5.31
M,5.19m(brd J=3Hz,1H);4.8
5m,4.21M(brs,1H);4.59(brd
J=4Hz,1H);4.41(brd J=14H
z,1H);4.28(d J=6Hz,2H).
【0172】実施例67 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(3”−メトキシ−4”−p−フルオロフェンプロピ
ルオキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−p−フルオロシンナミルオキシ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(2mlエタノール中22m
g)の溶液へ、炭素触媒上5%ロジウム6mgを加えた。
反応フラスコを水素バルーンでフィットさせ、排出し、
水素で再チャージ(3回)し、室温で攪拌した。45分
後、混合物をシーライトで濾過し、濃縮し、シリカゲル
上での調製用TLC(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)
+1%メタノール)により精製し、標題化合物(7.5
mg)を得た。MASS;(FAB) 934(M+L
i)部分的 1H NMR δ:7.16(d J=6
Hz,1H);7.12(dJ=6Hz,1H);6.
97(d J=9Hz,1H);6.92(d J=9
Hz,1H);5.32M,5.19m(brd J=
3Hz,1H);4.85m,4.21M(brs,1
H):4.59(brd J=4Hz,1H);4.4
1(brd J=14Hz,1H);2.67(t J
=8Hz,2H).
【0173】実施例68 〔削除〕
【0174】実施例69 〔削除〕
【0175】実施例70 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −ベンジルアミノ)−エトキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−
(tert−ブチルジメチルシルオキシ)−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 乾燥塩化メチレン(20ml)中17−エチル−1,14
−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(2.35g)
の溶液へ、過剰の2,6−ルチヂン(1.04ml)を加
え、混合物を室温で攪拌した。10分後、tert−ブ
チルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート
(1.50ml)を、シリンジを介して加えた。1時間
後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナ
トリウムで抽出し、ブラインで洗浄し、有機相を硫酸マ
グネシウム上で乾燥させた。真空下溶媒を除去し、シリ
カゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル:ヘキサン(1:3)+1%メタノール)により標題
化合物(2.91g)を得た。( 1H NMRは、所望
の構造と一致した。) 工程B: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−ヒ
ドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン アセトニトリル(15ml)中17−エチル−1−ヒドロ
キシ−14−(tert−ブチルジメチルシルオキシ)
−12−〔2’−(4”−(tert−ブチルジメチル
シルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(2.91g)の溶液へ、水性アセトニトリル(2ml)
中2%フッ化水素の溶液を加え、混合物を室温で攪拌し
た。4時間後、溶液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水
素ナトリウム溶液で抽出し、有機相を硫酸マグネシウム
上で乾燥させた。シリカゲル上でのフラッシュクロマト
グラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+1%メ
タノール)により濃縮物を精製し、標題化合物(1.5
1g)を得た。( 1H NMRは、所望の構造と一致し
た。) 工程C: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−ア
リルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−ヒ
ドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン(シク
ロヘキサン中9ml33%塩化メチレン中820mg)の溶
液へ、アリルトリクロロアセトイミデート(366μl
ニート)を加え、これを5分間混合した。トリフルオロ
メタンスルホン酸(16μlニート)をシリンジを介し
てゆっくり加え、混合物を室温で攪拌した。17時間
後、反応を、飽和炭酸水素ナトリウムを加えて停止さ
せ、酢酸エチル(3×15ml)で抽出した。合体させた
有機物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥
させた。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィ
ー(エーテル:ヘキサン(2:3))により濃縮物を精
製し、標題化合物(800mg)を得た。( 1H NMR
は、所望の構造と一致した。) 工程D: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−
(2''' ,3''' −ジヒドロキシプロピルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−ア
リルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(3ml乾燥ジエチルエーテル中344mg)の溶液へ、ピ
リジン150μl、次いで、THF中0.25Mオスミ
ウムテトラオキシド溶液1.6mlを加え、混合物を室温
で攪拌した。15分後、20%亜硫酸水素ナトリウム溶
液10mlを加え、混合物を酢酸エチル20mlで希釈し
た。層を分離し、有機部分を20%亜硫酸水素ナトリウ
ム(3×20ml)で再抽出し、次いで、飽和ブライン溶
液で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させた。シリカゲ
ル上でのフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:
ヘキサン(1:1)+1%メタノール、次いで塩化メチ
レン:ヘキサン:メタノール(10:2:1))により
濃縮物を精製し、標題化合物(300mg)を得た。 工程E: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−エ
タナルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0 4,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−
(2''' ,3''' −ジヒドロキシプロピルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(20%水性テ
トラヒドロフラン6ml中284mg)の溶液へ、ナトリウ
ムメタペリオデート(72.3mg)を加え、混合物を2
時間強力に攪拌し、さらに50mgのナトリウムメタペリ
オデートを加えた。1.5時間後、混合物を酢酸エチル
で希釈し、半飽和炭酸水素ナトリウムで抽出した。有機
部分を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、シリカゲル上で
のフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン(1:1)+1%メタノール)により精製し、標題化
合物(151mg)を得た。( 1H NMRは、所望の構
造と一致した。) 工程E: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−
(2''' −ベンジルアミノ)−エトキシ−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−エ
タナルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(乾燥テトラヒドロフラン0.25ml中9.5mg)の溶
液へ、ベンジルアミン(2.5μl)を加え、混合物を
10分室温で攪拌した。これを−78℃〜冷却し、酢酸
(10μl)、次いでカリウムトリフェニルボロヒドリ
ド(THF中5M溶液25μl)を加えた。45分後、
反応を飽和塩化アンモニウムを加えて停止させ、室温ま
で加温した。混合物を酢酸エチル(3×5ml)で抽出
し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。シリカゲル上で
のフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン(1:2)+1%メタノール、次いで2%水、酸化ア
ンモニウム、塩化メチレン中5%メタノール)により濃
縮物を精製し、標題化合物(3.5mg)を得た。MAS
S (FAB) 1039(M+)( 1H NMRは所
望の構造と一致した。) 工程G: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −ベンジルアミノ)−エトキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン アセトニトリル(100μl)中17−エチル−1−ヒ
ドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシルオキ
シ)−12−〔2’−(4”−(2''' −ベンジル−ア
ミノ)エトキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(3.5mg)の溶液へ、水性アセトニトリル(10
0μl)中2%HFの溶液を加え、混合物を室温で攪拌
した。2時間後、溶液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸
水素ナトリウム溶液で抽出し、有機相を硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させた。シリカゲル上でのフラッシュクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+1%
メタノール、次いで、2%水酸化アンモニウム、塩化メ
チレン中5%メタノール)により濃縮物を精製し、標題
化合物(2mg)を得た。MASS (FAB) 925
(M+)部分的 1H NMR δ:7.32(m,5
H);5.32M,5.17m(brd J=3Hz,
1H);4.84m,4.21M(brs,1H);
4.59(brd,J=4Hz,1H);4.41(b
rd J=14Hz,1H);3.84(brs,2
H).
【0176】実施例71 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' −ベンジルアミノ)−エトキシ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−アリルオキシ−3”−メトキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(シクロヘキサンによる33%塩化メチレン6ml中40
0mgを含む)溶液に、アリルトリクロロアセトイミデー
ト(正味209μl)を加え、5分間攪拌した。トリフ
ルオロメタンスルホン酸(正味9μl)をシリンジでゆ
っくりと加え、室温で攪拌した。6時間後に飽和重炭酸
ナトリウムを加えて、反応を止め、酢酸エチル(3×1
0ml)で抽出した。化合有機物を塩水で洗浄後、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。シリカゲルを用いたフラッシュ
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:3)
+1%メタノール)で濃縮精製して標記化合物(320
mg)を得た。( 1H NMRは要求通りの構造と一致し
た)。工程B: 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(2''' ,3''' −ジヒドロキシプロ
ピルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチル−ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,
19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキ
サ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−アリルオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(無水エーテル 3.5ml中に310mg)溶液に3
50μlのピリジンを加え、更にTHFの0.25M四
酸化オスミウム溶液を加え、室温で攪拌した。15分後
に20%の重亜硫酸ナトリウム溶液10mlを加えた後、
混合物を20mlの酢酸エチルで希釈した。二層分離し
て、有機層部分を20%重亜硫酸ナトリウム溶液(3×
20ml)で繰り返し抽出し、飽和塩水溶液で洗浄後、硫
酸ナトリウムで乾燥した。シリカゲルを用いたフラッシ
ュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:
1)+1%メタノール、更に塩化メチレン:ヘキサン:
メタノール(10:2:1))で濃縮精製して標記化合
物(232mg)を得た。( 1H NMRは要求通りの構
造と一致した)。工程C: 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−エタンアロキシ−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(2''' ,3''' −ジヒドロキシプロピルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(25%テトラ
ヒドロフラン水溶液中232mg)溶液にメタ過ヨウ素酸
ナトリウム(70.2mg)を加え、激げしく攪拌した。
4時間後に、混合物を酢酸エチルで希釈して半飽和重炭
酸ナトリウムで抽出した。有機層部分を硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+1%メタノー
ル)で精製して標記化合物(112mg)を得た。( 1
NMRは要求通りの構造と一致した)。工程D: 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
〔2’−(4”−(2'''ベンジルアミノ)−エトキシ
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−エタンアロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(無水テトラヒドロフラン0.30ml中に4mg)溶
液にベンジルアミン(2.0μl)を加え、室温で10
分間攪拌した。−78℃に冷却後、酢酸(7μl)を加
えて、更に水素化トリフェニルほう素カリウム(THF
中0.5M溶液16μl)を加えた。35分後に、飽和
塩化アンモニウムを加えて、反応を止めて、室温にもど
す。混合物を酢酸エチル(3×5ml)で抽出後、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。濃縮物をシリカゲルのフラッシ
ュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:
2)+1%メタノール、更に2%アンモア水、5%メタ
ノール含有塩化メチレン)で精製して標記化合物(2.
1mg)を得た。部分的 1H NMR δ:7.32
(m,5H);4.56(brd,J=4Hz,1
H);4.41(brd,J=14Hz,1H);3.
82(brs,2H).
【0177】実施例72 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −ベンジルオキシエトキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−
(4”−(2−ヒドロキシエトキシ)−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−エ
タンアロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(無水テトラヒドロフラン1.3ml中126mg)溶液に
−78℃で水素化トリフェニルほう素カリウム(THF
中0.5M溶液320μl)を加えた。45分後に、飽
和塩化アンモニウムを加えて反応を止め室温にもどす。
混合物を酢酸エチル(3×15ml)で抽出後、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。濃縮物をシリカゲルのフラッシュ
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(2:1)
+1%メタノール)で精製して標記化合物(80.2m
g)を得た。( 1H NMRは要求通りの構造と一致し
た)。工程B: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−
(4''' −(2−ベンジルオキシエトキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−
(2−ヒドロキシエトキシ)−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23〕25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザ−トリシクロ〔22.3.
1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン(シクロヘキサン中33%塩化メチレ
ン0.6ml中に41.7mg)溶液に、ベンジルトリクロ
ロアセトイミデート(正味15.8μl)を加え、5分
間攪拌した。トリフルオロメタンスルホン酸(正味2μ
l)をシリンジでゆっくりと加え、室温で攪拌した。7
時間後に飽和重炭酸ナトリムを加えて、反応を止め、酢
酸エチル(3×5ml)で抽出した。化合有機物を塩水で
洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。シリカゲルを用
いたフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキ
サン(1:3)+1%メタノール)で濃縮精製して標記
化合物(24mg)を得た。( 1H NMRは要求通りの
構造と一致した)。工程C: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−〔2’−(4”−(2''' −ベンジル−オキシエ
トキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チル−ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラ−メチル−11,28−ジオキ
サ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0 4,9 〕オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン アセトニトリル(500μl)中の17−エチル−1−
ヒドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシルオ
キシ)−12−〔2’−(4”−(2''' −ベンジルオ
キシエトキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(10mg)溶液にアセトニトリル水溶液(200μ
l)中の2%HF溶液を加えて、室温で攪拌した。2.
5時間後、その溶液を酢酸エチルで希釈して、飽和重炭
酸ナトリウム溶液で抽出後、有機層を硫酸マグネシウム
で乾燥した。シリカゲルによるフラッシュクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メタノ
ール)で濃縮精製して標記化合物(4mg)を得た。MA
SS(FAB) 932(M+Li).部分的 1
NMR δ:7.33(m,5H);5.32M,5.
19m(brd J=3Hz,1H);4.85m,
4.21(brs,1H);4.58(s 2H);
4.41(brd J=14Hz,1H).
【0178】実施例73 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ベンジルオキシメトキシ−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ−〔22.
3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(塩化メチレン2ml中150mg)溶液にジイ
ソプロピルエチルアミン(99.4μl)を加え、更に
ベンジルクロロメチルエーテル(正味34.2μl)を
加えて、室温で攪拌した。24時間後、飽和重炭酸ナト
リウムを加えて反応を止め、酢酸エチル(3×20ml)
で抽出した。化合有機物を塩水で洗浄後、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。シリカゲルのフラッシュクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メタノ
ール)で濃縮精製して標記化合物(92mg)を得た。M
ASS:(FAB) 918 (M+Li).部分的
1H NMR δ:7.33(m,5H);5.32
M,5.19m(brd J=3Hz,1H);4.8
7(s,2H);4.63(s,2H);4.59(b
rd J=4Hz,1H);4.41(brd J=1
4Hz,1H).
【0179】実施例74 〔削除〕
【0180】実施例75 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −t−ブチルジメチルシルオキシシ
ンナミルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0 4,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(塩化メチレン12ml中700mg)溶液に4
−t−ブチルジメチルシルオキシシンナミル トリクロ
ロアセトイミデート(正味550μl)を加えて、5分
間攪拌した。更にしょうのうスルホン酸(35mg)を加
えて室温で攪拌した。5時間後に、飽和重炭酸ナトリウ
ムを加えて反応を止め酢酸エチル(3×15ml)で抽出
した。化合有機物を塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥した。シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー
(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メタノール)
で濃縮物を精製して標記化合物(190mg)を得た。1
H NMRスペクトルは要求通りの構造と一致した。
【0181】実施例76 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −ヒドロキシシンナミルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −t−ブチルジメチルシルオキシシ
ンナミルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(ポリプロピレンバイアルにおいてテトラヒドロフ
ラン2ml中190mg)溶液にふっ化水素ピリジン複合体
((2:1)テトラヒドロフラン:ピリジン中で40
%)溶液を500μl加えて室温で攪拌した。2時間
後、飽和重炭酸ナトリウムを注意深く加えて反応を止め
酢酸エチルで抽出した。化合有機物を硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧下で濃縮し、シリカゲルのフラッシュク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(2:1)で
精製して標記化合物(50mg)を得た。1H NMR
スペクトルは要求通りの構造と一致した。
【0182】実施例77 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −オキソ−エチ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−
4”−(2''' −フェニル−2''' −ヒドロキシエチル
オキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’メチ
ルイビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−エ
タンアルコキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(塩化メチレン0.5ml中41mg)溶液に−78℃
で臭化フェニルマグネシウム(ジエチルエーテル中3M
溶液15μl)を加え低温度下で攪拌した。30分後に
飽和塩化アンモニウムを加えて反応を止め酢酸 エチル
で抽出した。有機物を硫酸マグネシウムプラグに通して
乾燥し、シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー
(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メタノール、
更に(1:1+1%メタノール)で濃縮物を精製して標
記化合物(13mg)を得た。( 1H NMRは要求通り
の構造と一致した)工程B: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−
(tert−ブチルジメチルシルオキシ)−12−
〔2’−(4”−(2''' −フェニル−2''' −オキソ
エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン 17エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブチ
ルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−4”−
(2''' −フェニル−2''' −ヒドロキシエチルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン(塩化メ
チレン0.3ml中13mg)溶液に粉末4 モレキュラー
シーブ(10mg)、4−メチルモルホリンN−オキシド
(6.0mg)、テトラプロピルアンモニウムパールテネ
ート(1.0mg)を加え室温で攪拌した。30分後、混
合物を微細けいそう土/シリカゲルプラグで濾過し、濾
液を減圧下で濃縮した。シリカゲルのフラッシュクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%
メタノール)で精製し標記化合物(10mg)を得た。
1H NMRは要求通りの構造と一致した)工程C: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(2''' −フェニル−2''' −オ
キソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−
(2''' −フェニル−2''' −オキソ−エチルオキシ)
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン(ポリプロピレ
ン バイアルにおいてテトラヒドロフラン 0.4ml中
10mg)溶液にふっ化水素ピリジン複合体((2:
1)テトラヒドロフラン:ピリジン中で40%)溶液を
20μl加えて室温で攪拌した。96時間後、飽和重炭
酸ナトリウムを注意深く加えて反応を止め酢酸エチルで
抽出した。化合有機物を硫酸マグネシウムプラグに通し
て乾燥し、減圧下で濃縮後、フラッシュクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+1%メタノー
ル)で精製し標記化合物(5.2mg)を得た。MAS
S:(FAB)917(M+Li)部分的 1H NM
R δ:7.92(d J=7Hz,2H);7.47
(m,3H);5.31M,5.17m(brd J=
3Hz,1H);4.81m,4.20M(brs,1
H);4.41(brd J=14Hz,1H);3.
06(d J=4Hz,1H).
【0183】実施例77B 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −オキソ−エチ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,−21,27−テトラメチル−11,28−ジオキ
サ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0 4,9 〕オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−
(4”−(2''' −フェニル−2''' −オキソ−エチル
オキソ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−ヒ
ドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
−21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−
4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(N,N−ジメチルホルムアミド 3.0ml中 400
mg)溶液に2−ブロモアセトフェノン(263mg)、更
にふっ化カリウム(25.6mg)を加え70℃に加熱し
た。48時間後、室温にもどしけいそう土を用いて濾過
し、酢酸エチルで稀釈後、飽和重炭酸ナトリウム、水、
塩水で洗浄した。化合混合物を硫酸マグネシウムで乾燥
し減圧下で濃縮した。シリカゲルのフラッシュクロマト
グラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メ
タノール)で精製して要求通りの生成物(145mg)を
得た。( 1H NMRは要求通りの構造と一致した)工程B: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(2''' −フェニル−2''' −オ
キソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 実施例77の工程Cに記載の方法により要求通りの生成
物(86mg)が調製された。( 1H NMRは要求通り
の構造と一致した)。
【0184】実施例78 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−2''' −(3""−メチオキシフェニル)−
2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,−21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04.9〕オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン 標記化合物は実施例77の工程AからCに記載の方法に
より、工程Aにおける求核試薬としては、3−臭化メト
キシフェニルマグネシウムを用いて調製した。MAS
S:(FAB)940(M+)部分的 1H NMR
δ:7.46(m,2H);7.33(t J=8H
z,1H);7.09(dd J=8.2Hz,1
H);5.31M,5.17m(brd J=3Hz,
1H);4.81m,4.20M(brs,1H);
4.41(brd J=14Hz,1H);3.84
(s,3H);3.07(dJ=Hz,1H).
【0185】実施例79 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(3""−メトキシフェニル)−
2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−
(2''' −(3""−メトキシフェニル)−2'''−ヒド
ロキシエチルオキシ−)3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−1−8−エン−2,3,10,16
−テトラオン(ポリプロピレン バイアルにおいてテト
ラヒドロフラン0.6ml中29mg)溶液にふっ化水素ピ
リジン複合体((2:1)テトラヒドロフラン:ピリジ
ン中で40%)溶液を80μl加え室温で攪拌した。4
8時間後、飽和重炭酸ナトリウムを注意深く加えて反応
を止め酢酸エチルで抽出した。化合有機物を硫酸マグネ
シウム プラグに通して乾燥し減圧下で濃縮後、フラッ
シュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:
1)+1%メタノール)で精製し標記化合物(9.5m
g)を得た。MASS(FAB)942(M+)部分的
1H NMR δ:7.23(m,1H);6.94
(s,1H);6.91(d J=8Hz,1H);
6.79(d J=8Hz,1H);5.31M,5.
17m(brd J=3Hz,1H);4.41(br
d J=14Hz,1H);3.78(s,3H);
3.07(d J=4Hz,1H).
【0186】実施例80 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(4""−メトキシフェニル)−
2''' −オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン 標記化合物は実施例77の工程AからCに記載の方法に
より、工程Aにおける求核試薬として4−臭化メトキシ
フェニルマグネシウムを用いて調製した。MASS(F
AB)940(M+)部分的 1H NMR δ:7.
92(d J=9Hz,2H);6.91(dJ=9H
z,2H);1H);5.31M,5.17m(brd
J=3Hz,1H);4.81m,4.20M(br
s,1H);4.41(brd J=14Hz,1
H);3.84(s,3H);3.07(d J=4H
z,1H).
【0187】実施例81 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−フルオロシンナミルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬としてm−フルオロシンナミルトリクロロア
セトイミデートを用いて、実施例44に記載の方法で調
製した。MASS (FAB)948(M+Na)部分
1H NMR δ:7.30−6.85(m,4
H);6.59(dJ=17Hz,1H);6.30
(dt J=17,6Hz,1H);5.30M,5.
17m(brd J=3Hz,1H);4.41(d
J=14Hz,1H);4.31(d J=5Hz,2
H).
【0188】実施例82 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,5''' −ジフルオロシンナミルオ
キシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬として3,5−ジフルオロシンナミルトリク
ロロアセトイミデートを用いて実施例44に記載の方法
で調製した。MASS (FAB)950(M+Li)
部分的 1H NMR δ:6.92−6.56(m,
3H);6.55(dJ=16Hz,1H);6.31
(dt J=16,6Hz,1H);5.30M,5.
17m(brd J=3Hz,1H);4.41(d
J=14Hz,1H);4.31(d J=5Hz,2
H).
【0189】実施例83 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−ニトロシンナミルオキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−
(4”−(m−ニトロシンナミルオキシ)−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 求電子試薬としてm−ニトロシンナミルトリクロロアセ
トイミデートを用いて、実施例70(工程C)に記載の
方法で調製した。1H NMR は要求通りの構造と一
致した。工程B: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(m−ニトロシンナミルオキシ)
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブ
チルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−(4”−
(m−ニトロシンナミルオキシ)−2''' −ヒドロキシ
エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン(ポリプロピレン バイアルにおいてテトラヒドロ
フラン 1.5ml中 124mg)溶液にふっ化水素ピリ
ジン複合体((2:1)テトラヒドロフラン:ピリジン
中で40%)溶液を600μl加え室温で攪拌した。3
0時間後、飽和重炭酸ナトリウムを注意深く加えて反応
を止め酢酸エチルで抽出した。化合有機物を硫酸マグネ
シウムプラグに通して乾燥し減圧下で濃縮後、シリカゲ
ルのフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキ
サン(1:1)+1%メタノール)で精製し標記化合物
(43mg)を得た。MASS (FAB) 959(M
+Li)部分的 1H NMR δ:8.22(s,1
H);8.06(brd J=8Hz,1H);7.6
6(brd J=8Hz,1H);7.46(t J=
8Hz,1H);6.69(d J=16Hz,1
H);6.44(dt J=16,6Hz,1H);
5.30M,5.17m(brd J=3Hz,1
H);4.41(d J=14Hz,1H).
【0190】実施例84 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −フェニル−2−プロピニルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬として3−フェニルプロピニルトリクロロア
セトイミデートを用いて実施例83に記載の方法で調製
した。MASS (FAB) 912(M+Li)部分
1H NMR δ:7.54−7.28(m,5
H);5.30M,5.17m(brd J=3Hz,
1H);4.41(d J=14Hz,1H).
【0191】実施例85 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −プロペニルオ
キシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬として2−フェニル−2−プロペニルトリク
ロロアセトイミデートを用いて実施例83に記載の方法
で調製した。MASS (FAB) 915(M+L
i)部分的 1H NMR δ:7.47(d J=8
Hz,2H);7.26(m,3H);5.49(s,
1H);5.37(s,1H);5.30M,5.17
m(brd J=3Hz,1H);4.41(d J=
14Hz,1H).
【0192】実施例86 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(p−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬としてp−(tert−ブチルジメチルオキ
シ)シンナミルトリクロロアセトイミデートを用いて実
施例83に記載の方法で調製した。MASS (FA
B) 930(M+Li)部分的 1H NMR δ:
7.22(d J=10Hz,2H);6.76(d
J=10Hz,2H);6.51(d J=16Hz,
1H);6.11(dt J=16,6Hz,1H);
5.30M,5.17m(brd J=3Hz,1
H);4.41(d J=14Hz,1H).
【0193】実施例87 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(p−ヒドロキシフェンプロピルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬としてp−(tert−ブチルジメチルシル
オキシ)シンナミルトリクロロアセトイミデートを用い
て実施例83(工程A)、56,83(工程B)に記載
の方法で調製した。MASS (FAB) 949(M
+Na)部分的 1H NMR δ:7.04(d J
=9Hz,2H);6.72(dJ=9Hz,2H);
5.30M,5.17m(brd J=3Hz,1
H);4.41(d J=14Hz,1H).
【0194】実施例88 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬としてm−(tert−ブチルジメチルシル
オキシ)シンナミルトリクロロアセトイミデートを用い
て実施例83に記載の方法で調製した。MASS (F
AB) 930(M+Li)部分的 1H NMR
δ:7.17−6.63(m,5H);6.52(dJ
=16Hz,1H);6.23(dt J=16,6H
z,1H);5.69(s,1H);5.30M,5.
17m(brd J=3Hz,1H);4.41(d
J=14Hz,1H).
【0195】実施例89 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−ヒドロキシメチルベンジルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシルオキシ)−12−〔2’−
(4”−(m−ヒドロキシメチルベンジルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬としてm−(tert−ブチルジメチルシル
オキシメチル)−ベンジルトリクロロアセトイミデート
を用いて実施例70(工程C)に記載の方法で調製し
た。1H NMRは要求通りの構造と一致した。工程B: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(m−ヒドロキシメチル)ベンジ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン アセトニトリル(0.5ml)中の17−エチル−1−ヒ
ドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシルオキ
シ)−12−〔2’−(4”−(m−tert−ブチル
ジメチルシルオキシメチル)−ベンジルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(19.7mg)溶液に
アセトニトリル水溶液(40ml)中の2%HF溶液を加
えて室温で攪拌した。3.5時間後に反応溶液を酢酸エ
チルで希釈し飽和重炭酸ナトリウム溶液で抽出した後、
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。濃縮物をシリカ
ゲルのフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン(1:1)+1%メタノール)で精製し、標記化
合物(6mg)を得た。MASS (FAB) 934
(M+Na)部分的 1H NMR δ:7.41−
7.22(m,4H);5.30M,5.17m(br
d J=3Hz,1H);4.41(d J=14H
z,1H).
【0196】実施例90 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(3”,4”−ジ(tert−ブチルジメチルシロキ
シ)−シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 乾燥塩化メチレン(150ml)中の17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(3”,4”−ジ
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(8.0g)の溶液に
過剰の2,6−ルチジン(4.8ml)を加え、その混合
物を室温で攪拌する。10分後、tert−ブチルジメ
チルシリルトリフルオロメタンスルホネート(7.75
ml)を注射器を通じて加える。1時間後その反応混合物
を酢酸エチルで希釈し、1N塩酸から抽出し、水、飽和
重炭酸ナトリウム、ブラインで洗浄し、その有機相を硫
酸マグネシウムで乾燥する。真空で溶剤を除去すると標
記の化合物(粗12.5g)を与える。1H NMRは
所望の構造と合致する。工程B: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(3”,4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 塩化メチレン(100ml)中の、17−エチル−1−ヒ
ドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシロキ
シ)−12−〔2’−(3”,4”−ジ(tert−ブ
チルジメチルシロキシ)シクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン(11.
6g)の溶液にp−トルエンスルホン酸(10w/v %溶
液100ml)のメタノール溶液を加え、その混合物を室
温で攪拌する。30分後、反応物を0℃に冷却し、飽和
重炭酸ナトリウム溶液を注意して加え反応を失活させ
る。その混合物を酢酸エチルで抽出し、有機部分をブラ
インで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。シリカゲ
ル上のフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘ
キサン(3:2))により精製された濃縮物は標記の化
合物(8.4g)を与える。 1H NMRは所望の構造
と合致する。工程C: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−(tert−ブチルジメチ
ルシロキシ)−シクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕−オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン並びに17−
エチル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブチルジ
メチルシロキシ)−12−〔2’−(4”−tert−
ブチルジメチルシロキシ)−3”−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン 乾燥塩化メチレン(92ml)中の17−−エチル−1−
ヒドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシロキ
シ)−12−〔2’−(3”,4”−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン(8.17g)溶液に過剰の2,6−
ルチジン(1.6ml)を加え、その混合物を氷浴上0℃
で攪拌する。10分後、tert−ブチル−ジメチルシ
リルトリフルオロメタンスルホネート(2.1ml)を注
射器を通じて加え、混合物が室温に徐々に温まるように
する。1時間後その反応混合物を酢酸エチルで希釈し、
1N塩酸から抽出し、水、飽和重炭酸ナトリウム、ブラ
インで洗浄し、その有機相は硫酸マグネシウムで乾燥す
る。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(ヘ
キサン中10%アセトン)により濃縮物を精製すると標
記の化合物(3”−エーテル:1.81g、4”−エー
テル:1.20g)を与える。 1H NMRは所望の構
造に合致する。工程D: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(m−ヒドロキシシンナミルオキ
シ)−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ−〔22.3.1.04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬としてm−(tert−ブチルジメチルシロ
キシ)シンナミルトリクロロアセトイミデートを用い、
本質的には実施例83に記載の如く調製。MASS
(FAB) 916(M+Li)部分的 1H NMR
δ:7.22−6.67(m,5H);6.52(d
J=16Hz,1H);6.23(dt J=16,6
Hz,1H);5.30M,5.17m(brd J=
3Hz,1H);4.41(d J=14Hz,1
H).
【0197】実施例91 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,5''' −ジフルオロシンナミルオ
キシ)−3''' −ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬として3,5−ジフルオロシンナミルトリク
ロロアセトイミデートを用い、本質的に実施例90に記
載の如く調製。MASS (FAB) 936(M+L
i)部分的 1H NMR δ:6.90−6.58
(m,3H);6.51(dJ=16Hz,1H);
6.38(dt J=16,6Hz,1H);5.30
M,5.17m(brd J=3Hz,1H);4.4
1(d J=14Hz,1H).
【0198】実施例92 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(p−カルボキシベンジルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(4”−(p−(tert−ブチルジメチルシロキシ)
−ベンジルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オン 求電子試薬として、p−(tert−ブチルジメチルシ
ロキシメチル)−ベンジルトリクロロアセトイミデート
を用い本質的には実施例44に記載の如く調製。1
NMRは所望の構造に合致する。工程B: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(4”−(p−ヒドロキシメチル)−ベンジルオキシ)
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 塩化メチレン(10ml)中の、17−エチル−1−ヒド
ロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシロキシ)
−12−〔2’−(4”−(p−(tert−ブチルジ
メチルシロキシメチル)−ベンジルオキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(420mg)溶液にp−ト
ルエンスルホン酸のメタノール性溶液(10w/v %溶液
10ml)を加え、その混合物を室温で攪拌する。5分
後、反応物を0℃に冷却し、飽和重炭酸溶液を注意して
加えることにより失活させる。その混合物を酢酸エチル
で抽出し、有機部分をブラインで洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、その濃縮物をシリカゲル上のフラッシ
ュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:
1)+1%メタノール)で精製すると、標記の化合物
(316mg)を与える。1H NMRは所望の構造に合
致する。工程C: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(4”−(p−ホルミルベンジルオキシ)−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 塩化メチレン(6.0ml)中の、17−エチル−1−ヒ
ドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシロキ
シ)−12−〔2’−(4”−(p−ヒドロキシメチ
ル)−ベンジルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン(316mg)溶液に粉末4Å分子節(20m
g)、つづいて4−メチルモルホリン−N−オキシド
(84.5mg)とテトラ−n−プロピルアンモニウム
パールテネート(5.5mg)とを加え、その混合物を室
温で攪拌する。15分後、その混合物を小さいシリカゲ
ルカラムを通して濾過し、酢酸エチルで洗浄し、その濃
縮した有機物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+1%メタノ
ール)で精製すると、標記の化合物(282mg)を与え
る。 1H NMRは所望の構造と合致する。工程D: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(4”−(p−カルボキシベンジルオキシ)−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン tert−ブタノール(1.0ml)中、17−エチル−
1−ヒドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシ
ロキシ)−12−〔2’−(4”−(p−ホルミルベン
ジルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(50mg)溶液に2−メチル−2−ブテン(250m
l)、つづいて亜塩素酸ナトリウム(41mg)と燐酸二
水素ナトリウム(48mg)の水性溶液を加え、その混合
物を室温で攪拌する。1.5時間後、その混合物を濃縮
し、酢酸エチル:ヘキサン(1:1)に再溶解し、水で
洗浄する。その有機部分を硫酸ナトリウムで乾燥し、そ
の濃縮物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン(4:1)+1%メタノール
+0.5%酢酸)で精製すると標記の化合物(43mg)
を得る。 1H NMRは所望の構造と合致する。工程E: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(p−カルボキシベンジルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン 本質的には実施例89(工程B)に記載のごとく調製。
MASS (FAB) 933(M+Li)部分的 1
H NMR δ:8.04(d J=8Hz,2H);
7.44(dJ=8Hz,2H);5.30M,5.1
7m(brd J=3Hz,1H);4.41(d J
=14Hz,1H);4.73(s,2H).
【0199】実施例93 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−カルボキシベンジルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬としてm−(tert−ブチルジメチルシロ
キシ)シンナミル トリクロロアセトイミデートを用
い、本質的には実施例92に記載のごとく調製。MAS
S (FAB) 949(M+Na)部分的 1H N
MR δ:8.07(s,1H);7.97(d J=
8Hz,1H);7.60(d J=8Hz,1H);
7.41(t J=8Hz,1H);5.30M,5.
17m(brd J=3Hz,1H);4.41(dJ
=14Hz,1H).
【0200】実施例94 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−カルボメトキシベンジルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 0℃の塩化メチレン:メタノール(2:1,0.75m
l)中の、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(m−カルボキシベンジルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン(7mg)
の溶液にトリメチルシリルジアゾメタンの塩化メチレン
溶液(10wt%)を、黄色の着色が持続するまで加え
る。それからその混合物を室温にまで温め、真空中で濃
縮し、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー
(アセトン:ヘキサン(1:2))で精製すると標記の
化合物(5.5mg)を与える。MASS (FAB)
963(M+Na)部分的 1H NMR δ:8.0
3(d J=8Hz,2H);7.46(dJ=8H
z,2H);5.30M,5.17m(brd J=3
Hz,1H);4.41(d J=14Hz,1H);
3.92(s,3H).
【0201】実施例95 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−イソプロピルカルボキシアミドベンジ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−(12−〔2’−
(4”−(m−イソプロピルカルボキシアミドベンジル
オキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 塩化メチレン(1.0ml)中の、17−エチル−1−ヒ
ドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシロキ
シ)−12−〔2’−(4”−(m−カルボキシベンジ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン(50
mg)溶液に、4−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ
−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム ヘキサフル
オロホスフェート(Bop,32mg)、つづいてトリエ
チルアミン(14μl)を加え、その混合物を室温で攪
拌する。10分後、イソプロピルアミン(8.0μl)
を加え、その反応物を室温で12時間攪拌する。この
時、その混合物を濃縮し、シリカゲル上のフラッシュク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+
1%メタノール)で精製すると、標記の化合物(43m
g)を与える。1H NMRは所望の構造と合致する。工程B: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(m−イソプロピルカルボキシア
ミドベンジルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 本質的に実施例89(工程B)に記載のように調製。M
ASS (FAB) 974(M+Li)部分的 1
NMR δ:7.81(s,1H);7.69(d
J=7Hz,1H);7.44(m,2H);6.00
(d J=8Hz,1H);4.75(s,2H);
5.30M,5.17m(brd J=3Hz,1
H);4.41(d J=14Hz,1H).
【0202】実施例96 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(m−ブチルカルボキシアミドベンジルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン 求核試薬としてn−ブチルアミンを用い、本質的には実
施例95(工程A)に記載の如く調製。MASS (F
AB) 988(M+Li)部分的 1H NMR
δ:7.82(s,1H);7.70(d J=7H
z,1H);7.44(m,2H);6.18(t J
=5Hz,1H);5.30M,5.17m(brd
J=3Hz,1H);4.41(d J=14Hz,1
H).
【0203】実施例97 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−アセトアミドオキシ−3”−メトキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシオキシ)−12−〔2’−
(4”−カルボキシメトキシ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン tert−ブタノール(6.6ml)と2−メチル−2−
ブテン(1.65ml)中の、17−エチル−1−ヒドロ
キシ−14−(tert−ブチルジメチルシロキシ)−
12−〔2’−(4”−エタナールオキシ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン(311mg)溶液に、水
(2.7ml)中の亜塩素酸ナトリウム(273mg)と燐
酸二水素ナトリウム(272mg)とを徐々に加える。2
時間後、溶剤を真空中で除去し、得られた残渣を水に溶
解し、1N HClでpH3に調節する。その水性層を酢
酸エチル(3×10ml)で抽出し、1緒にした有機部分
をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、シリ
カゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(塩化メチレ
ン中2%メタノール、つづいて塩化メチレン+0.5%
酢酸中2%メタノール)で精製すると標記の化合物(2
55mg)を与える。 1H NMRは所望の構造に合致す
る。工程B: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(4”−アセトアミドオキシ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン 塩化メチレン:N,N−ジメチルホルムアミド(4:1
0.5ml)中の、17−エチル−1−ヒドロキシ−1
4−(tert−ブチルジメチルシロキシ)−12−
〔2’−(4”−カルボキシメトキシ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(24.3mg)溶液に1−ヒドロ
キシベンゾトリアゾール水和物(4.0mg)と1−(3
−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミ
ド塩酸塩(6.7mg)との混合物を加え、混合物を室温
で攪拌する。30分後、水酸化アンモニウム(25%水
性溶液4.0μl)を加え、混合物を更に4時間攪拌す
る。そしてその時、その溶液を挂藻土で濾過し、酢酸エ
チルで希釈し、重炭酸ナトリウムで抽出する。その有機
部分を硫酸マグネシウムで乾燥し、真空中濃縮し、シリ
カゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル:ヘキサン(1:1)+1%メタノール、それから
(2:1)+1%メタノール)で精製すると標記の化合
物(14mg)を与える。 1H NMRは所望の構造と合
致する。工程C: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−アセトアミドキシ−3”−メトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 本質的には、実施例83(工程B)に記載のごとく調
製。MASS (FAB) 872(M+Na)部分的
1H NMR δ:7.79(s,2H);5.30
M,5.17m(brd J=3Hz,1H);4.4
1(d J=14Hz,1H).
【0204】実施例98 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−カルボキシメトキシ−3”−メトキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオン 本質的には実施例89(工程B)に記載のごとく調製。
MASS (FAB) 863(M+2Li)部分的
1H NMR δ:5.24(m,2H);5.02
(brd,J=9Hz,1H);4.94(m,1
H);4.44(m,2H).
【0205】実施例99 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(N−フェニルアセタミドキシ)−3’−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 求核試薬としてアニリンを用い、17−エチル−1,4
−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−カルボキシメ
トキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオンから、本
質的には実施例95(工程A)に記載の如く調製。MA
SS (FAB) 932(M+Li)部分的 1
NMR δ:9.57(brs,1H);7.61−
7.05(m,5H);5.26(m,2H);4.4
2(m,2H).
【0206】実施例100 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(N−ベンジルアセトアミドオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 求核試薬としてベンジルアミンを用い、17−エチル−
1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’−(4”−カル
ボキシメトキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ
オンから、本質的に実施例97(工程B)の記載の如く
調製。MASS (FAB) 946(M+Li)部分
1H NMR δ:8.14(brs,1H);
7.30(m,5H);5.21(m,2H);3.0
4(s,2H).
【0207】実施例101 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−カルボキシメトキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−エタナールオキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オ
クタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ンから、本質的には実施例97(工程A)に記載のよう
に調製。1H NMRは所望の構造と合致している。
【0208】実施例102 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(N−ベンジルアミドキシメトキシ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 求核試薬としてベンジルアミンを使用し、本質的には実
施例95(工程A)に記載のように調製。MASS
(FAB) 930(M+Li)部分的 1H NMR
δ:8.19(brs,1H);7.29(m,5
H);4.85(brd J=8Hz,1H);4.5
5(m,2H).
【0209】実施例103 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−(N−メチルチロシン)アミドキシ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 求核試薬としてチロシンメチルエステル塩酸塩を用い、
本質的には実施例95(工程A)に記載のごとく調製。
MASS (FAB) 1018(M+Li)部分的
1H NMR δ:6.98(m,2H);6.73
(m,2H);4.02(m,2H);3.69(s,
3H).
【0210】実施例104 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(m−メチルフェニル)−2'''
−オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 求核試薬として臭化m−メチルフェニルマグネシウムを
用い、本質的には実施例77に記載のごとく調製。MA
SS (FAB) 931(M+Li)部分的 1
NMR δ:7.70(m,2H);7.32(m,2
H);5.30M,5.17m(brd J=3Hz,
1H);4.41(d J=14Hz,1H);2.3
9(s,3H).
【0211】実施例105 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(p−メチルフェニル)−2'''
−オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 求核試薬として臭化p−メチルフェニルマグネシウムを
用い、本質的には実施例77に記載の如く調製。部分的
1H NMR δ:7.82(d J=8Hz,2
H);7.23(dJ=8Hz,2H);5.30M,
5.17m(brd J=3Hz,1H);4.41
(d J=14Hz,1H);2.33(s,3H).
【0212】実施例106 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −ヒドロキシエ
トキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 求核試薬として臭化フェニルマグネシウムを用い、本質
的には実施例77(工程A、C)に記載の如く調製。M
ASS (FAB) 919(M+Li)部分的 1
NMR δ:7.32(m,5H);5.30M,
5.17m(brd J=3Hz,1H);4.41
(d J=14Hz,1H);3.08(d J=3H
z,1H).
【0213】実施例107 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(m−メチルフェニル)−2'''
−ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオ 求核試薬として臭化m−メチルフェニルマグネシウムを
用い、本質的には実施例77(工程A、C)に記載の如
く調製。MASS (FAB) 933(M+Li)部
分的 1H NMR δ:7.25−7.03(m,4
H);5.30M,5.17m(brd J=3Hz,
1H);4.41(d J=14Hz,1H);2.3
2(s,3H).
【0214】実施例108 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −(m−エチルフェニル)−2'''
−オキソ−エチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 求核試薬として臭化m−ビニルフェニルマグネシウムを
用い、本質的には実施例77(工程A)、56、77
(工程B、C)に記載のごとく調製。MASS (FA
B) 945(M+Li)部分的 1H NMR δ:
7.75(s,1H);7.71(d J=6Hz,1
H);7.37(m,2H);5.30M,5.17m
(brd J=3Hz,1H);4.41(d J=1
4Hz,1H);2.68(q J=8Hz,2H);
1.22(t J=8Hz,3H).
【0215】実施例109 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニルエチルオキシ)−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(4”−(2''' −フェニル−2''' −トリフルオロア
セトキシエチルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン 塩化メチレン(0.6ml)中の、17−エチル−1−ヒ
ドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシロキ
シ)−12−〔2’−(4”−(2''' −フェニル−
2''' −ヒドロキシエチルオキシ)−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04,9〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(23.3mg)溶液にトリエチル
アミン(12μl)、つづいてトリフルオロ無水酢酸
(6.4μl)とN,N−ジメチルアミノ−ピリジン
(3mg)とを加え、その混合物を室温で攪拌する。15
分後、反応物に飽和重炭酸ナトリウムを添加して失活さ
せ、酢酸エチルで抽出し、その有機物を硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。その濃縮物をシリカゲル上のフラッシュ
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:3)
+1%メタノール)で精製すると標記の化合物(5mg)
を与える。 1H NMRは所望の構造に合致する。工程B: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(2''' −フェニルエトキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 本質的に、実施例56と83(工程B)に記載のように
調製。MASS (FAB) 919(M+Na)部分
1H NMR δ:7.30−7.22(m,5
H);5.30M,5.17m(brd J=3Hz,
1H);4.41(d J=14Hz,1H).
【0216】実施例110 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −フェニル−2''' −アセトキシエ
チルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0 4,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬として無水酢酸を用い、本質的には実施例1
04(工程A)および83(工程B)に記載の如く調
製。部分的 1H NMR δ:7.33(m,5
H);6.03(m,1H);5.30M,5.17m
(brd J=3Hz,1H);4.41(d J=1
4Hz,1H);2.09(s,3H).
【0217】実施例111 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(2''' −モルホリノエチルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 工程A: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(4”−(2''' −メタンスルホニルオキシエチルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン 塩化メチレン(1.0ml)中の、17−エチル−1−ヒ
ドロキシ−14−(tert−ブチルジメチルシロキ
シ)−12−〔2’−(4”−(2''' −ヒドロキシエ
チルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(80.8mg)溶液にトリエチルアミン(23μl)、
つづいてメタンスルホニルクロリド(7.2μl)を加
え、その混合物を室温で攪拌する。10分後、その反応
物を、飽和重炭酸ナトリウム溶液を加えることにより失
活させ、酢酸エチルで抽出し、その有機部分を硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。その濃縮物を、シリカゲル上のフ
ラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン
(2:1)+1%メタノール)で精製すると標記の化合
物(74mg)を与える。 1H NMRは所望の構造と合
致する。工程B: 17−エチル−1−ヒドロキシ−14−(t
ert−ブチルジメチルシロキシ)−12−〔2’−
(4”−(2''' −モルホリノエトキシ)−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 乾燥テトラヒドロフラン(0.3ml)中の、17−エチ
ル−1−ヒドロキシ−14−(tert−ブチルジメチ
ルシロキシ)−12−〔2’−(4”−(2''' −メタ
ンスルホニルオキシエチルオキシ)−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(26.5mg)の溶液にナトリウ
ムモルホリン溶液(モルホリン10μlを、テトラヒド
ロフラン0.5ml中の水素化ナトリウム2.3mg懸濁液
に加えて調製)200μlを加え、混合物を70℃に加
熱する。6時間後混合物を室温に冷却し、飽和塩化アン
モニウム溶液を添加して失活させ、酢酸エチルで抽出
し、有機部分を硫酸マグネシウムで乾燥する。その濃縮
物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(酢
酸エチル:ヘキサン(2:1)+1%メタノール、それ
から塩化メチレン中2%水酸化アンモニウム、5%メタ
ノール)で精製すると標記の化合物(10mg)を与え
る。 1H NMRは所望の構造と合致する。工程C: 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−1
2−〔2’−(4”−(2''' −モルホリノエチルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン 本質的に実施例83(工程B)に記載のように調製。M
ASS (FAB) 911(M+Li)部分的 1
NMR δ:5.30M,5.17m(brd J=
3Hz,1H);4.41(d J=14Hz,1
H);3.71(m,4H);2.56(m,4H).
【0218】実施例112 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(ナフト−2−イルメチルオキシ)−3”−
メチルシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬としてナフト−2−イルメチル トリクロロ
アセトイミデート、そして溶剤としてジエチルエーテル
を用いて、本質的には実施例44に記載のごとく調製。
MASS (FAB) 938(M+Li)1H NM
Rは所望の構造と合致する。
【0219】実施例113 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' ,5''' −メチレンジオキシベンジ
ルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
コス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 求電子試薬として4,5−メチレンジオキシベンジル
トリクロロアセトイミデートを用い、本質的には実施例
44に記載のごとく調製。MASS (FAB) 93
2(M+Li)部分的 1H NMR δ:6.88
(s,1H);6.78(d J=7Hz,1H);
6.74(d J=7Hz,1H);5.92(s,2
H);4.59(d J=8Hz,1H);4.52
(d J=8Hz,1H).
【0220】実施例114 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −N,N−ジメチルアミノフェニル
オキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス
−18−エンー2,3,10,16−テトラオン アリール化剤としてトリ(p−N,N−ジメチルフェニ
ル)ビスマスジアセテートを用い、本質的には実施例1
に記載のように調製。MASS (FAB) 917
(M+Li)部分的 1H NMR δ:6.87(d
J=10Hz,2H);6.68(d J=10H
z,2H);2.83(s,6H).
【0221】実施例115 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −フルオロフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エンー
2,3,10,16−テトラオン アリール化剤としてトリ(m−フルオロフェニル)ビス
マスジアセテートを用い、本質的には実施例1に記載の
ごとく調製。MASS (FAB) 892(M+L
i)1H NMRは所望の構造と合致する。
【0222】実施例116 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −(2""−ジオキソラニルフェニル
オキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス
−18−エンー2,3,10,16−テトラオン アリール化剤としてトリス(3−(2’−ジオキソラニ
ル)フェニル ビスマス ジアセテートを用い、本質的
に実施例1に記載の如く調製。MASS (FAB)
946(M+Li)部分的 1H NMR δ:7.3
−6.9(m,4H);5.78(s,1H);4.1
3−3.97(m,4H).
【0223】実施例117 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −ホルミルフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エンー
2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −(2""−ジオキソラニルフェニル
オキシ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス
−18−エンー2,3,10,16−テトラオンから本
質的には実施例90(工程B)の記載のごとく調製。M
ASS (FAB) 902(M+Li)1H NMR
は所望の構造と合致する。
【0224】実施例118 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −カルボキシフェニルオキシ)−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−
エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' −ホルミルフェニルオキシ)−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオンから、本質的には実施
例92(工程D)に記載のごとく調製。1H NMRは
所望の構造と合致する。
【0225】実施例119 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,4''' −ジメトキシフェニルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン アルキル化剤としてトリス(3,4−ジメトキシフェニ
ル)ビスマス アセテートを用い、本質的には実施例1
に記載の如く調製。MASS (FAB) 934(M
+Li).部分的 1H NMR δ:6.72(d
J=8Hz.,1H);6.56(d J=2.5H
z,1H);6.47(dd J=8,2.5Hz,1
H);4.57(brd J=8Hz,1H);4.3
9(brd J=14.5Hz,1H);3.79
(s,3H);3.77(s,3H).
【0226】実施例120 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(4''' −トリフルオロメチルフェニルオキ
シ)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−
18−エン−2,3,10,16−テトラオン アルキル化剤としてトリス(4−トリフルオロメチルフ
ェニル)ビスマスアセテートを用い、本質的には実施例
1に記載のごとく調製。MASS (FAB) 942
(M+Li).部分的 1H NMR δ:7.48
(d J=9.5Hz,2H);6.98(d J=
9.5Hz,2H);4.59(brd J=5Hz,
1H);4.41(brd,J=14.5Hz,1
H).
【0227】実施例121 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2’
−(4”−(3''' ,5''' −ビス(トリフルオロメチ
ル)フェニルオキシ)−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,1,0
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−
テトラオン アルキル化剤としてトリス(3,5−ビス(トリフルオ
ロメチル)フェニル)ビスマスアセテートを用い、本質
的には実施例1に記載のごとく調製。MASS (FA
B) 1010(M+Li).部分的 1H NMR
δ:7.39(s,1H);7.34(s,2H);
4.59(brd J=5Hz,1H);14.4(b
rd J=14.5Hz,1H).
【0228】実施例122 A. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(4''' −メチルフェニルオキシ−3”−ヒド
ロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、および B. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−(4''' −メチルフェニル
オキシ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン アルキル化剤としてトリ−(p−メチルフェニル)ビス
マス ジアセテートを用い、17−エチル−1−ヒドロ
キシ−12−〔2’−(3”,4”−ジヒドロキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22,3,
1,04,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,
16−テトラオンから、実施例2に記載の如く調製。 A.(4”−エーテル): 部分的 1H NMR δ:7.07(d J=8.4
Hz,2H);6.83(d J=8.4Hz,2
H);5.2−4.8(m,3H);4.75(s,1
H). B.(3”−エーテル): MASS (FAB) 8
59(M+Li)部分的 1H NMR δ:7.07
(d J=8.4Hz,2H);6.82(d J=
8.4Hz,2H);5.15−4.8(m,3H)
【0229】実施例123 A. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(4''' −ヒドロキシフェニルオキシ)−3”
−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、および B. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−(4''' −ヒドロキシフェ
ニルオキシ)シクロヘキシ)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22,3,1,04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン アルキル化剤としてトリス−(p−(tert−ブチル
ジメチルシロキシ)フェニル)ビスマス ジアセテート
を用い、本質的には実施例122および90(工程B)
に記載のごとく調製。 A.(4”−エーテル): MASS(FAB)862
(M+Li)部分的 1H NMR d:6.80(d
J=9Hz,2H);6.72(dJ=9Hz,2
H);5.24(brs,1H);5.1−4.8
(m,3H). B.(3”−エーテル): MASS (FAB)86
2(M+Li)部分的 1H NMR δ:6.80
(d J=9Hz,2H);6.72(dJ=9Hz,
2H);5.37(brs,1H);5.1−4.9
(m,3H).
【0230】実施例124 A. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(4''' −ヒドロキシメチルフェニルオキシ)
−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、および B. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−(4''' −ヒドロキシメチ
ルフェニルオキシ)シクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン アルキル化剤としてトリス−(p−(tert−ブチル
ジメチルシロキシメチル)フェニル)ビスマスジアセテ
ートを用い、本質的には実施例122および90(工程
B)に記載のごとく調製。 A.(4”−エーテル): MASS(FAB)875
(M+Li)部分的 1H NMR δ:7.26,
(d J=10.2Hz,2H);6.90(d J=
10.2Hz,2H);5.1−4.8(m,3H);
4.59(s,2H). B.(3”−エーテル):MASS (FAB)875
(M+Li)部分的 1H NMR δ:7.26(d
J=9.75Hz,2H);6.91(d J=9.
75Hz,2H);5.1−4.8(m,3H);4.
59(brs,2H).
【0231】実施例125 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(4''' −ホルミルフェニルオキ
シ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
2.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−(4''' −ヒドロキシメチルフェ
ニルオキシ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕
−23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオンから、本質的には実
施例92(工程C)に記載のように調製。部分的 1
NMR δ:9.80(s,1H);7.83(d
J=8.5Hz,2H);7.01(d J=8.5H
z,2H);5.20−4.95(m,2H);4.8
7(d J=9.4Hz,1H).
【0232】実施例126 A. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(4''' −N,N−ジメチルアミノフェニルオ
キシ)−3’−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン および B.17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−(4''' −N,N−ジメチ
ルアミノフェニルオキシ)シクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン アルキル化剤としてトリス−(p−N,N−ジメチルア
ミノフェニル)ビスマス ジアセテートを用い、本質的
には実施例122の記載のごとく調製。 A.(4”−エーテル): 部分的 1H NMR δ:6.86(d J=9.0
6Hz,2H);6.68(d J=9.06Hz,2
H);5.15−4.80(m,3H). B.(3”−エーテル): 部分的 1H NMR δ:6.87(d J=7.3
Hz,2H);6.68(d J=7.3Hz,2
H);5.1−4.80(m,3H).
【0233】実施例127 A. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−フェニルオキシ)−3”−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオンおよび B. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−フェニルオキシ)シクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル〕−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
4,9 〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン アルキル化剤としてトリス−(フェニル)ビスマス ジ
アセテートを用い、本質的には実施例122に記載のよ
うに調製。 A.(4”−エーテル): MASS (FAB) 8
60(M+Na)部分的 1H NMR d:7.25
(m,2H);6.92(m,3H);5.10M,
4.85m(t J=9Hz,2H);5.00(m,
2H). B.(3”−エーテル):MASS (FAB) 86
0(M+Na)部分的 1H NMR δ:7.25
(m,2H);6.93(m,3H);5.07(t
J=9Hz,2H);4.97(m,2H);4.82
(m,2H);4.52(d J=5Hz,2H).
【0234】実施例128 A. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(4''' −メトキシフェニルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオンおよび B. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−(4''' −メトキシフェニ
ルオキシ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン アルキル化剤としてトリス−(p−メトキシフェニル)
ビスマスジアセテートを用い、本質的には実施例122
に記載のように調製。 A.(4”−エーテル): MASS (FAB) 8
75(M+Li) B.(3”−エーテル): MASS (FAB) 8
75(M+Li)部分的 1H NMR δ:6.87
(m,2H);6.78(m,2H);5.05(t
J=9Hz,2H);3.72(s,3H).
【0235】実施例129 A. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−(3''' −メトキシフェニルオキシ)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオンおよび B. 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2’−
(4”−ヒドロキシ−3”−(3''' −メトキシフェニ
ルオキシ)シクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン アルキル化剤としてトリス−(m−メトキシフェニル)
ビスマス ジアセテートを用い、実施例122の記載を
本質的に同様に調製。 A.(4”−エーテル):MASS (FAB) 87
5(M+Li)部分的 1H NMR δ:7.13
(t J=10Hz,1H);6.51(m,3H);
5.00(m,4H);3.72(s,3H). B.(3”−エーテル):MASS (FAB) 87
5(M+Li)部分的 1H NMR δ:7.14
(t J=10Hz,1H);6.49(t J=10
Hz,3H);4.52(d J=5Hz,1H);
4.38m,4.32M(s,1H);3.75(s,
3H).
【0236】実施例130−161 実施例1〜129に記載の一般的方法を利用し、構造式
I(ここで、R4 は水素原子であり、R5 はメチル基、
エチル基、プロピル基またはアリル基であり、nは2で
ある)で表わされる次の化合物を、適当に置換された出
発材料と試薬とから調製する。
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【0237】実施例162 T細胞増殖検定 1.試料調製 検定する化合物は無水エタノールに1mg/mlで溶解し
た。 2.検定 C57B1/6マウスからの脾を無菌状態で摘出し、1
0%の加熱不活性化胎児牛血清(GIBO)で補足した
氷冷RPMI1640培地(GIBC)GrandIsland,
N,Y,中に静かに解離した。細胞を1500rpm 、8
分間の遠心分離により小さく丸めた。混入した赤血球
は、そのペレットを4℃、2分間塩化アンモニウム溶解
緩衝液(GIBO)で処理することにより除去した。冷
培地を加え、細胞を再び1500rpm で8分間遠心分離
した。それからTリンパ球は細胞懸濁液を次の如きナイ
ロンウールカラムで分離することにより単離した。ナイ
ロンウールカラムは20mlプラスチック注射器中に約4
gの水洗し、乾燥したナイロンウールを詰めることによ
り調製した。そのカラムをオートクレーブ中25 F、
30分間で滅菌した。ナイロンウールカラムを温(37
℃)培地で湿らせ、同じ培地で洗浄した。温培地に再懸
濁した洗浄した脾細胞を徐々にそのナイロンウールに加
える。それからそのカラムを直立させて37℃、1時間
培養した。付着していないTリンパ球を温培地を用いて
カラムから溶出させ、細胞懸濁液を上記の如く回転させ
た。精製Tリンパ球を、10%の加熱不活性化胎児牛血
清の入ったRPMI1640培地と、100mMグルタミ
ンと1mMピルビン酸ナトリウムと2×10-5M2−メル
カプトエタノールと50μg/mlゲンタマイシンとから
なる完全培地中に2.5×105 個/mlの割合で再懸濁
した。イノマイシンを250ng/ml 、PMAを10ng/m
l加えた。その細胞懸濁液を直に96穴平板培地(Costa
r)に200μl/ウエルの割合で分配した。試験する化
合物の種々な稀釈液を3連ウエルで20μl/ウエルの
割合で加えた。化合物17−アリル−1,14−ジヒド
ロキシ−12−〔2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル〕−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオンを標準として用いた。
それからその培地を5%CO2 −95%空気の湿った雰
囲気中、37℃で44時間培養した。Tリンパ球の増殖
はトリチウム化したチミジン結合の測定により検定し
た。44時間培養後の細胞はトリチウム化したチミジン
(NEN、Cambridge,MA)2μCi/ウエルでパルス
標識した。更に4時間の培養後、培地を多回試料採取器
を用いてガラス繊維フィルターに採集した。個々のウエ
ルに対応するフィルター円板の放射能を標準の液体シン
チレーション計数法(βカウンター)により測定した。
種々なウエルの平均計数値/分を計算し、その結果をも
ってT細胞のトリチウム化したチミジンの取り込みを5
0%抑制するに要する化合物の濃度として表わした。化
合物の選択は前記の方法に従って試験した。次の実施例
の標記の化合物は前記の検定においてT細胞の増殖抑制
の活性を有している。1,2A,2B,3,4,5,6
A,6B,7,8A,8B,9,10A,10B,1
1,12A,12B,13,14,15A,15B,1
6,17,18,19,20,21,22,23,2
4,25,26,43,44,45,46A,46B,
47B,48A,49A,49B,50A,50B,5
1A,51B,52,53,54A,54B,55,5
6,57,58,59,60,61,64,70,7
3,76,77,77B,78,79,80,81,8
2,83,84,85,86,87,88,89,9
0,91,92,93,94,95,96,97,9
8,99,100,101,102,103,104,
105,106,107,108,109,110,1
11,112,113,114,115,116,11
7,118,119,120,121,122A,12
2B,123A,123B,124A,124B,12
5,126A,126B,127A,127B,128
A,128B,129A,and 129B.この検定
の結果は本発明の化合物の固有な免疫抑制活性の典型で
ある。
【0238】前記の明細書は、説明の目的で与えられた
実施例で本発明の原理を教えているが、本発明の実施に
はここに記載した方法並にプロトコールの偶然の変異、
翻案、変更、削除あるいは付加の全ては、次の請求事項
およびその対応物の範囲にあるものとして包含すると理
解するものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター ジェー.シンクレア アメリカ合衆国,08904 ニュージャーシ ィ,ハイランド パーク,メイプル コー ト 92 (72)発明者 フレデリック ウォング アメリカ合衆国,07028 ニュージャーシ ィ,グレン リッジ,ハイ ストリート 16 (72)発明者 マシュー ジェー.ワイヴラット アメリカ合衆国,07092 ニュージャーシ ィ,マウンテンサイド,パディングストン ロード 1130 (56)参考文献 特開 平2−145587(JP,A) 特開 平2−157284(JP,A) 特開 昭61−148181(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 で表わされる化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
    式中R1 およびR2 のいずれか一方は、水素又はC1-10
    アルキルであり、他方は、 (1)フェニル、 (2)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (3)1−または2−ナフチル、 (4)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
    −ナフチル、 (5)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)フェニル−C1-3 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フ
    ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は (i)水素、 (ii)置換されないかまたは (a')置換されないかまたはX、YおよびZで置換され
    るフェニル、 (b')−OH、 (c')C1-6 アルコキシ、 (d')−CO2 H、 (e')−CO2 −C1-6 アルキル、 (f')−C3-7 シクロアルキルおよび (g')−OR11 から選択される置換基の1個以上で置換されたC1-10
    ルキル、 (iii) 置換されないかまたは (a')置換されないかまたはX、YおよびZで置換され
    るフェニル、 (b')−OH、 (c')C1-6 アルコキシ、 (d')−CO2 H、 (e')−CO2 −C1-6 アルキル、 (f')−C3-7 シクロアルキルおよび (g')−OR11 から選択される置換基の1個以上で置換されたC3-10
    ルケニル、 から独立して選択されるかまたは (iv)R6 およびR7 とそれらが結合しているNは置換
    されないかまたはC1-6 アルキルまたはフェニルで置換
    された3〜7員環の飽和複素環を形成することができ、
    環はアジリジン、モルホリン、チオモルホリン、チオモ
    ルホリン−オキシド、チオモルホリン−ジオキシド、ピ
    ペリジン、ピロリジンおよびピペラジンからなる群から
    選択される、 (h)R6 が上で定義した通りである−NR6 CO−C
    1-6 アルキル−R7、 (i)−NR6 CO2 −C1-6 アルキル−R7 、 (j)−NR6 CONR6 7 、 (k)−OCONR6 7 、 (l)−COOR6 、 (m)−CHO、 (n)フェニル、 (o)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (p)フェニルオキシ、 (q)置換基がX、YおよびZである置換フェニルオキ
    シ、 (r)1−又は2−ナフチル、 (s)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
    −ナフチル、 (t)ビフェニル、 (u)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、
    および (v)−OR11 から選択される置換C1-10アルキル〔但し、R1 はベン
    ジルではない〕、 (6)C3-10アルケニル、 (7)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)フェニル−C1-3 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フ
    ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は上で定義
    した通りである、 (h)−NR6 CO−C1-6 アルキル、ここでR6 は上
    で定義した通りである、 (i)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
    ある、 (j)−CHO、 (k)フェニル、 (l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (m)1−または2−ナフチル、 (n)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
    −ナフチル、 (o)ビフェニル、 (p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 (q)−OR11および (r)−S(O)p −C1-6 アルキル から選択される置換C3-10アルケニル、 (8)C3-10アルキニル、 (9)1個以上の置換基が (a)ヒドロキシ、 (b)オキソ、 (c)C1-6 アルコキシ、 (d)フェニル−C1-3 アルコキシ、 (e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フ
    ェニル−C1-3 アルコキシ、 (f)−OCO−C1-6 アルキル、 (g)−NR6 7 、ここでR6 およびR7 は上で定義
    した通りである、 (h)−NR6 CO−C1-6 アルキル、ここでR6 は上
    で定義した通りである、 (i)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
    ある、 (j)−CHO、 (k)フェニル、 (l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (m)1−または2−ナフチル、 (n)置換基がX、YおよびZである置換1−または2
    −ナフチル、 (o)ビフェニル、 (p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、
    および (q)−OR11 から選択される置換C3-10アルキニルから独立して選択
    される。R3 は水素、ヒドロキシ、−OR11またはC
    1-6 アルコキシである。R4 は水素であるかまたはR3
    とR4 が一緒に結合して二重結合を形成する。R5 はメ
    チル、エチル、プロピルまたはアリルである。 R11は(a)−PO(OH)O- + 、ここでM+ は無
    機または有機陽電荷対イオンである、 (b)−SO3 - + 、 (c)−CO(CH2 q CO2 - + 、ここでqは1
    〜3である、 (d)−CO−C1-6 アルキル−NR6 7 、ここでR
    6 およびR7 は上で定義した通りであり、アルキルは置
    換されないかまたは (i)ヒドロキシ、 (ii)C1-6 アルコキシ、 (iii)−NR1617、ここでR16およびR17は (a')水素および (b')C1-6 アルキル から独立して選択される、 (iv)−COOR6 、ここでR6 は上で定義した通りで
    ある、 (v)フェニル、 (vi)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 (vii)−SHおよび (viii) −S−C1-6 アルキル から選択される1個以上の置換基で置換されるから選択
    される。WはOまたは(H、OH)である。X、Yおよ
    びZは独立して (a)水素、 (b)C1-7 アルキル、 (c)C2-6 アルケニル、 (d)ハロゲン、 (e)−(CH2 m −NR6 7 、ここでR6 および
    7 は上で定義した通りでありmは0〜2である、 (f)−CN、 (g)−CHO、 (h)−CF3 、 (i)−SR8 、ここでR8 は水素、C1-6 アルキル、
    トリフルオロメチルまたはフェニルである、 (j)−SOR8 、ここでR8 は上で定義した通りであ
    る、 (k)−SO2 8 、ここでR8 は上で定義した通りで
    ある、 (l)−CONR6 7 、ここでR6 およびR7 は上で
    定義した通りである、 (m)R9 O(CH2 m −、ここでR9 は水素、C
    1-3 アルキル、ヒドロキシ−C2-3 アルキル、トリフル
    オロメチル、フェニルまたはナフチルであり、mは上で
    定義した通りである、 (n)−CH(OR12)(OR13)、ここでR12および
    13はC1-3 アルキルであるかまたは一緒に結合してエ
    チルまたはプロピル橋を形成する、 (o)R9 C(O)O(CH2 m −、ここでR9 およ
    びmは上で定義した通りである、 (p)R9 OC(=O)(CH2 m −、ここでR9
    よびmは上で定義した通りである、および (q)−OR11から選択されるか、または隣接したX、
    YおよびZのいずれか2つが結合してジオキソラニル、
    ジヒドロフラニル、ジヒドロピラニルおよびジオキサニ
    ルからなる群から選択される環を形成することができ
    る。nは1または2である。
  2. 【請求項2】 式Iの絶対配置が式III で定義される通
    りである請求項1記載の化合物。 【化2】
  3. 【請求項3】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
    12−〔2′−(4″−フェニルオキシ−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−フェニルオキシ−4″−ヒドロキシシクロヘ
    キシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−フェニルオキシ−3″−ヒドロキシシクロヘ
    キシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−フルオロフェニルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−クロロフェニルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−メチルフェニルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(4″′−メチルフェニルオキシ)−4″−
    ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−メチルフェニルオキシ)−3″−
    ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−フェノキシフェニルオキシ)−
    3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−フェノキシフェニルオキシ)−
    3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(4″′−フェノキシフェニルオキシ)−
    4″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(ナフチ−1−イルオキシ)−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(ナフチ−1−イルオキシ)−4″−ヒドロ
    キシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(ナフチ−1−イルオキシ)−3″−ヒドロ
    キシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(ナフチ−2−イルオキシ)−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(ナフチ−2−イルオキシ)−3″−ヒドロ
    キシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(ナフチ−2−イルオキシ)−4″−ヒドロ
    キシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(ナフチ−2−イルオキシ)−3″−メトキシシクロ
    ヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
    1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
    16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(6″′−メトキシナフチ−2−イルオキ
    シ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチル
    ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(6″′−メトキシナフチ−2−イルオキ
    シ)−4″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチ
    ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(6″′−メトキシナフチ−2−イルオキ
    シ)−3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチ
    ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−メトキシフェニルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′−メトキシフェニルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(6″′−ヒドロキシナフチ−2−イルオキ
    シ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチル
    ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−ヒドロキシフェニルオキシ)−
    3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−メチルチオフェニルオキシ)−
    3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−メチルフェニルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′−メチルフェニルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′,4″′−ジメチルフェニルオキ
    シ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチル
    ビニル〕−23,25−4−メトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(4″′−メトキシフェニルオキシ)−4″
    −ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕
    −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
    テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
    クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−メトキシフェニルオキシ)−3″
    −ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕
    −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
    テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
    クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(3″′−メトキシフェニルオキシ)−4″
    −ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕
    −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
    テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
    クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′−メトキシフェニルオキシ)−3″
    −ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕
    −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
    テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
    クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(4″′−ヒドロキシフェニルオキシ)−
    4″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−ヒドロキシフェニルオキシ)−
    3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(6″′−ヒドロキシナフチ−2−イルオキ
    シ)−3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチ
    ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(6″′−ヒドロキシナフチ−2−イルオキ
    シ)−4″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチ
    ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′,4″′−ジクロロフェニルオキ
    シ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチル
    ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(フェナントレ−9−イルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′,4″′−メチレンジオキシフェニ
    ルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−
    メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′,3″′−ジヒドロベンゾフラン−
    5−イルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−
    1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
    オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
    オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(4″′−ジメチルアミノ)−フェニルオキシ−3″
    −ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕
    −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
    テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
    クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(4″′−ジメチルアミノ)フェ
    ニルオキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(ナフチ−2−イルオキシ)−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(4″′−ジメチルアミノ)−フェニルオキシ−3″
    −ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕
    −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
    テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
    クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(4″′−ジメチルアミノ)フェ
    ニルオキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(1″′,4″′−ベンゾジオキサン−6−
    イルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′
    −メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオンお
    よび17−エチル−1,2,14−トリヒドロキシ−1
    2−〔2′−(4″−(ナフチ−2−イルオキシ)−
    3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−3,10,16−トリオンからなる群から選択さ
    れる化合物。
  4. 【請求項4】17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
    12−〔2′−(4″−アリルオキシ−3″−メトキシ
    シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−ブチニルオキシ)−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−シンナミルオキシ−3″−メトキシシクロヘ
    キシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−メトキシ−4″−フェニルプロピルオキシシ
    クロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−アリルオキシ−3″−ヒドロキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−アリルオキシ−4″−ヒドロキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−sec−ブテニルオキシ)−3″−ヒドロキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−sec−ブテニルオキシ−4″−ヒドロキシ
    シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(トランス−2″′−ブテニルオキシ)−
    3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−(トランス−2″′−ブテニルオキシ)−
    4″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−ヒドロキシ−4″−(3″′−メチル−2−
    ブテニルオキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−ヒドロキシ−3″−(3″′−メチル−2−
    ブテニルオキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコス−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−ヒドロキシ−4″−(2″′−メチルプロペ
    ニルオキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−ヒドロキシ−3″−(2″′−メチルプロペ
    ニルオキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−シンナミルオキシ−3″−ヒドロキシシクロ
    ヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
    1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
    16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−シンナミルオキシ−4″−ヒドロキシシクロ
    ヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
    1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
    16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −sec−ブテニルオキシ−3″−ヒドロキシシクロヘ
    キシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(3″
    −sec−ブテニルオキシ−4″−ヒドロキシシクロヘ
    キシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −シンナミルオキシ−3″−メトキシシクロヘキシル)
    −1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
    オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
    オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(3″
    −メトキシ−4″−フェニルプロピルオキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −アリルオキシ−3″−メトキシシクロヘキシル)−
    1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
    オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
    オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−ブチニルオキシ)−3″−メトキシシクロ
    ヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
    1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
    16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −シンナミルオキシ−3″−メトキシシクロヘキシル)
    −1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
    オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
    オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(3″
    −メトキシ−4″−フェニルプロピルオキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −アリルオキシ−3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−
    1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
    オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
    オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(3″
    −アリルオキシ−4″−ヒドロキシシクロヘキシル)−
    1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
    オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
    オン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(トランス−2″′−ブテニルオキシ)−3″−ヒド
    ロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(3″
    −(トランス−2″′−ブテニルオキシ)−4″−ヒド
    ロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(3″
    −ヒドロキシ−4″−(3″′−メチル−2−ブテニル
    オキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(3″′−メチル−2−ブテニル
    オキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(3″
    −ヒドロキシ−4″−(2″′−メチルプロペニルオキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(2″′−メチルプロペニルオキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(3″
    −シンナミルオキシ−4″−ヒドロキシシクロヘキシ
    ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−sec−フェネチルオキシ−3″−メトキシ
    シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−メチルシンナミルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−メチル−2″′,4″′−ヘキサ
    ジエニルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−
    1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
    オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
    オン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(p−メトキシシンナミルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′,4″′−メチレンジオキシシンナ
    ミルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′
    −メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′,4″′−ジメチル−2″′−トラ
    ンス−ペンテニルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′−シクロヘキシル−2″′−トラン
    ス−プロペニルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシ
    ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−p−フルオロシンナミルオキシ−3″−メト
    キシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−p−クロロシンナミルオキシ−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−p−ブロモシンナミルオキシ−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(3″−メトキシ−4″−p−フルオロフェニルプロ
    ピルオキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−ベンジルアミノ)エトキシ−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−ベンジルアミノ)エトキシ−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2−ベンジルオキシエトキシ)−3″−メ
    トキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−ベンジルオキシメトキシ−3″−メトキシシ
    クロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(エトキシカルボメトキシ)−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(p−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(p−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3″−メトキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,17−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−フェニル−2″′−オキソ−エチ
    ルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−
    メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−フェニル−2″′−オキソ−エチルオキ
    シ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチル
    ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−フェニル−2″′−オキソ−エチ
    ルオキシ)−3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′
    −メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″−メトキシフェニル)−
    2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシク
    ロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジ
    メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
    1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
    16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−(3″″−メトキシフェニル)−2″′−
    オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシ
    ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″−ヒドロキシフェニル)
    −2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシ
    クロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(4″″−メトキシフェニル)−
    2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシク
    ロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジ
    メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
    1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
    16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−(4″″−メトキシフェニル)−2″′−
    オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシ
    ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(4″″−メトキシフェニル)−
    2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−ヒドロキシシ
    クロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″,5″″−ジメトキシフ
    ェニル)−2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−メ
    トキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−(3″″,5″″−ジメトキシフェニル)
    −2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシ
    クロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″,5″″−ジメトキシフ
    ェニル)−2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−ヒ
    ドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″,5″″−ジフルオロフ
    ェニル)−2″′オキソ−エチルオキシ)−3″−メト
    キシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−(3″″,5″″−ジフルオロフェニル−
    2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシク
    ロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジ
    メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
    1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
    16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″,5″″−ジフルオロフ
    ェニル)−2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−ヒ
    ドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(4″″−ヒドロキシフェニル)
    −2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシ
    クロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−(4″″−ヒドロキシフェニル)−2″′
    −オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(4″″−ヒドロキシフェニル)
    −2″′−オキソ−エチルオキシ)−3″−ヒドロキシ
    シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−フェニル−2″′−ヒドロキシエ
    チルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′
    −メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−フェニル−2″′−ヒドロキシエチルオキ
    シ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチル
    ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−フェニル−2″′−ヒドロキシエ
    チルオキシ)−3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−
    1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9
    オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−テトラ
    オン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″−メトキシフェニル)−
    2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−メトキシシ
    クロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−(3″″−メトキシフェニル)−2″′−
    ヒドロキシエチルオキシ−3″−メトキシシクロヘキシ
    ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−2″′−(3″″−メトキシフェニル)−
    2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−ヒドロキシ
    シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″,5″″−ジメトキシフ
    ェニル)−2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−(3″″,5″″−ジメトキシフェニル)
    −2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−メトキシ
    シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″,5″″−ジメトキシフ
    ェニル)−2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−
    ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″,5″″−ジフルオロフ
    ェニル)−2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−(3″″,5″″−ジフルオロフェニル−
    2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−メトキシシ
    クロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(3″″,5″″−ジフルオロフ
    ェニル)−2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−
    ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(4″″−ヒドロキシフェニル)
    −2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−メトキシ
    シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(2″′−(4″″−ヒドロキシフェニル)−2″′
    −ヒドロキシエチルオキシ)−3″−メトキシシクロヘ
    キシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(4″″−ヒドロキシフェニル)
    −2″′−ヒドロキシエチルオキシ)−3″−ヒドロキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(m−フルオロシンナミルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′,5″′−ジフルオロシンナミルオ
    キシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチ
    ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(m−ニトロシンナミルオキシ)−3″−メ
    トキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′−フェニル−2″′−プロピニルオ
    キシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチ
    ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−フェニル−2″′−プロペニルオ
    キシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチ
    ルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(p−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(p−ヒドロキシフェンプロピルオキシ)−
    3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(m−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(m−ヒドロキシメチルベンジルオキシ)−
    3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(m−ヒドロキシシンナミルオキシ)−3″
    −ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕
    −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
    テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
    クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′,5″′−ジフルオロシンナミルオ
    キシ)−3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メ
    チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
    21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
    −アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(p−カルボキシベンジルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(m−カルボキシベンジルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(m−カルボメトキシベンジルオキシ)−
    3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(m−イソプロピルカルボキサミドベンジル
    オキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メ
    チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
    21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
    −アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(m−ブチルカルボキサミドベンジルオキ
    シ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチル
    ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−アセタミドキシ−3″−メトキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−カルボキシメトキシ−3″−メトキシシクロ
    ヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.
    1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,
    16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(N−フェニルアセタミドキシ)−3″−メ
    トキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(N−ベンジルアセタミドキシ)−3″−メ
    トキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −カルボキシメトキシ−3″−メトキシシクロヘキシ
    ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(N−ベンジルアミドキシメトキシ−3″−メトキシ
    シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(N−メチルチロシン)アミドキシ−3″−メトキシ
    シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(m−メチルフェニル)−2″′
    −オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(p−メチルフェニル)−2″′
    −オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−フェニル−2″′−ヒドロキシエ
    チルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′
    −メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(m−メチルフェニル)−2″′
    −ヒドロキシエチルオキシ)−3″−メトキシシクロヘ
    キシル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−(m−エチルフェニル)−2″′
    −オキソ−エチルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキ
    シル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−フェニルエチルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−フェニル−2″′−アセトキシエ
    チルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′
    −メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(2″′−モルホリノエチルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(ナフチ−2−イルメチルオキシ)−3″−
    メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′,5″′−メチレンジオキシベンジ
    ルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−
    メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−N,N−ジメチルアミノフェニル
    オキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メ
    チルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,
    21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
    −アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′−フルオロフェニルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′−(2″″−ジオキソラニルフェニ
    ルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−
    メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタ
    コサ−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′−ホルミルフェニルオキシ)−3″
    −メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′−カルボキシフェニルオキシ)−
    3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニ
    ル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−
    エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′,4″′−ジメトキシフェニルオキ
    シ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチル
    ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(4″′−トリフルオロメチルフェニルオキ
    シ)−3″−メトキシシクロヘキシル)−1′−メチル
    ビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−
    18−エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2′
    −(4″−(3″′,5″′−ビス(トリフルオロメチ
    ル)フェニルオキシ)−3″−メトキシシクロヘキシ
    ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(4″′−メチルフェニルオキシ)−3″−ヒドロキ
    シシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(4″′−メチルフェニルオキ
    シ)シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(4″′−ヒドロキシフェニルオキシ)−3″−ヒド
    ロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(4″′−ヒドロキシフェニルオ
    キシ)シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(4″′−ヒドロキシメチルフェニルオキシ)−3″
    −ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕
    −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
    テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
    クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(4″′−ヒドロキシメチルフェ
    ニルオキシ)シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕
    −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−
    テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ
    クロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(4″′−ホルミルフェニルオキ
    シ)シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(4″′−N,N−ジメチルアミノフェニルオキシ)
    −3″−ヒドロキシシクロヘキシル)−1′−メチルビ
    ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
    27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
    トリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(4″′−N,N−ジメチルアミ
    ノフェニルオキシ)シクロヘキシル)−1′−メチルビ
    ニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
    27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
    トリシクロ〔22.3.1.04,9 〕オクタコサ−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −フェニルオキシ)−3″−ヒドロキシシクロヘキシ
    ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−フェニルオキシ)シクロヘキシ
    ル)−1′−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22.3.1.0
    4,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,10,16−
    テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(4″′−メトキシフェニルオキシ)−3″−ヒドロ
    キシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオンおよび 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(4″′−メトキシフェニルオキ
    シ)シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −(3″′−メトキシフェニルオキシ)−3″−ヒドロ
    キシシクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−アザトリシクロ〔22.
    3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオンおよび 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−〔2′−(4″
    −ヒドロキシ−3″−(3″′−メトキシフェニルオキ
    シ)シクロヘキシル)−1′−メチルビニル〕−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2
    2.3.1.04,9 〕オクタコサ−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオンからなる群から選択される
    化合物。
  5. 【請求項5】 【化3】 である化合物。式中R1 およびR2 は以下の組合わせか
    ら選択される。 【化4】 【化5】
  6. 【請求項6】 【化6】 である化合物。式中R1 およびR2 は以下の組合わせか
    ら選択される。 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】
  7. 【請求項7】 医薬担体および請求項1記載の化合物の
    治療的に有効な量を包含している免疫抑制性医薬組成
    物。
JP4165249A 1991-05-13 1992-05-13 免疫抑制活性を有するo−アリール、o−アルキル、o−アルケニルおよびo−アルキニルマクロライド Expired - Lifetime JPH0826035B2 (ja)

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US69940791A 1991-05-13 1991-05-13
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