JPH05213966A - 免疫抑制活性を有するn−ヘテロアリール、n−アルキルヘテロアリール、n−アルケニルヘテロアリールおよびn−アルキニルヘテロアリールマクロライド類 - Google Patents

免疫抑制活性を有するn−ヘテロアリール、n−アルキルヘテロアリール、n−アルケニルヘテロアリールおよびn−アルキニルヘテロアリールマクロライド類

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JPH05213966A
JPH05213966A JP4283407A JP28340792A JPH05213966A JP H05213966 A JPH05213966 A JP H05213966A JP 4283407 A JP4283407 A JP 4283407A JP 28340792 A JP28340792 A JP 28340792A JP H05213966 A JPH05213966 A JP H05213966A
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Hyun O Ok
ヒユン・オー・オーケイ
Joung Goulet
ジユーン・ゴウレツト
Peter J Sinclair
ピーター・ジエイ・シンクレアー
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/01Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing oxygen
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般構造式I: 【化1】 〔式中Rは−N(R)R,−N(R)−COR
等;RはRと同じ意義をするか、OH、フェノキ
シ等;RはH,OH,アルキル等;RはHあるいは
と共に二重結合を形成;RはC1〜3アルキル、
アリル;Rはヘテロアリール、ヘテロアリール−C
1〜10アルキル等;RはH,C1〜10アルキル
等;R10はH,OH,F等;Wは0、又は(H,O
H)である〕で表されるN−ヘテロアリール、N−アル
キルヘテロアリール、N−アルケニルヘテロアリール、
およびN−アルキニルヘテロアリールのマクロライド
類。 【効果】 これらのマクロライド系免疫抑制剤は、自己
免疫疾患と感染症を治療し、および/または異質器官移
植物の拒絶反応を防止する為、炎症性および過増殖性皮
膚病、および免疫関連疾病の皮膚症状の局所治療、更
に、可逆的閉塞性気道疾患、特にぜん息の治療に有用、
及び毛髪再生剤、特に男性型脱毛症もしくは老人性脱毛
症の治療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、N−ヘテロアリール、
N−アルキルヘテロアリール、N−アルケニルヘテロア
リール、およびN−アルキニルヘテロアリールのマクロ
ライド類に関する。これらの化合物は、自己免疫疾患
(例えば若年型もしくは早発性の糖尿病/真性糖尿病、
多発性硬化症、慢性関節リウマチ、肝臓疾患、後部ブド
ウ膜炎、アレルギー性脳脊髄炎、および系球体腎炎)、
免疫抑制症、感染症の治療、異質器官、例えば骨髄、腎
臓、肝臓、心臓、皮膚、小腸、およびランゲルハンス島
細胞の移植体の拒絶反応の防止、炎症性および過増殖性
皮膚疾患、免疫関連疾病の皮膚の症状(例えば乾癬、ア
トピー性皮膚炎、接触皮膚炎、およびさらに湿疹性皮膚
炎、脂漏性皮膚炎、偏平苔癬、天疱瘡、水疱性類天疱
瘡、表皮水疱症、じんま疹、血管性水腫、脈管性、紅
斑、皮膚の好酸球増加症、エリテマトーデスもしくは円
形脱毛症)、男性型脱毛症、老人性脱毛症、可逆的閉鎖
性気道疾患、特にぜん息、および/または虚血に関連す
る肝炎の局所治療などを行うために、哺乳類宿主に対し
て有用である。さらに本発明の化合物のいくつかは、ア
ンタゴニストの特性をもっているので、他の免疫抑制剤
の、免疫抑制活性の逆転、および/または毒性の低減に
有用である。さらに詳しくは、本発明は一般構造式I:
【化9】 (式中、R、R、R、R、R、R、R10
Wおよびnは以下に定義する)で表される化合物に関す
る。また本発明は、これら化合物を含有する医薬組成
物、ならびに自己免疫疾患、免疫抑制症、感染症、異質
器官移植物に対する拒絶反応、炎症性および過増殖性の
皮膚病、免疫に関連する疾病の皮膚の症状、男性型脱毛
症、老人性脱毛症、および可逆的閉塞性気道疾患の治
療、さらに他の免疫抑制剤の活性、および/または毒性
の修正を行う、本発明の化合物、および他の薬剤の使用
方法に関する。
【従来の技術】藤沢[藤沢薬品工業(株)]の、米国、
ヨーロッパ、および日本における特許および特許願[
国特許第4,894,366号(1990年1月16日
付け発行)、EPO特許願公開第0,184,162
、およびPBJ Disclosure 63−17
884号]ならびに藤沢の刊行物(J.Am.Che
m.Soc.,1987,109,5031、および
J.Antibiotics1987,40,124
9)は、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12
−[2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(FR−900506)、(FK
−506)、(L−679,934)、17−エチル−
1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−ヒド
ロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン(FR
−900520)、およびこれらの化合物の製造に用い
る出発原料である関連化合物を開示している。前記出発
原料(FR−900506)の合成法は最近報告された
J.Am.Chem.Soc.,1989,111
1157)。Sandozのヨーロッパ特許願(EPO
特許願公開第0,356,399号)は、FR−900
506の、立体異性体と17位における誘導体を開示し
ている。Fisonsのヨーロッパ特許願とWIPO特
許願(EPO特許願公開第0,323,042号、およ
びPCT特許願公開第WO 89/05304号)は、
FR−900506、FR−900520および関連化
合物の各種誘導体を開示している。Sandozのヨー
ロッパ特許願(EPO特許願公開第0,437,680
)は、FR−900506、FR−900520、お
よび関連化合物の塩素、臭素、ヨウ素、およびアシドの
誘導体を開示している。Merckのヨーロッパ特許願
EPO特許願公開第0,428,365号)は、FR
−900506、FR−900520、および関連化合
物の各種アミノ誘導体を開示している。藤沢の米国特許
(1990年5月29日付け発行の第4,929,61
1号、および1990年9月11日付け発行の第4,9
56,352号)は、移植に対する抵抗性の治療にFK
−506形の化合物を使用することが開示されている。
Sandozのヨーロッパ特許願(EPO特許願公開第
0,315,978号)は、炎症性および過増殖性皮膚
病、および免疫関連の疾病の皮膚の症状の局所治療にF
R−900506と関連化合物を使用することを開示し
ている。FisonsのWIPO特許願(PCT特許願
公開第WO 91/04025号)は、免疫抑制症の治
療にFR−900506の各種の誘導体を用いることを
開示している。FisonsのWIPO特許願(PCT
特許願公開第WO 90/14826号)には、可逆的
閉塞気道疾患、特にぜん息の治療にFR−900506
と関連の化合物を使用することが開示されている。藤沢
のヨーロッパ特許願(EPO特許願公開第0,423,
714号)は、FK−506、および誘導体の毛髪再生
剤としての使用を開示している。各種の研究によって、
FK−506が次のような多くの疾患に有効であること
が示唆されている。すなわち、慢性関節リウマチ(C.
Arita,et al.,Clinical ex
p.Immunol.,1990,82,456−46
1;N.Inamura,et al.,Clin.I
mmunol.Immunopathol.1988,
46,82−90)、早発性糖尿病(N.Muras
e,et al.,Diabetes,1990,
,1584−86;N.Murase,et a
l.,Lancet,1990,336,373−7
4)、後部ブドウ膜炎(H.Kawashima,In
vest.Ophthalmol.Vis.Sci.
1988,29,1265−71)、虚血に関連する肝
臓炎(M.Sakr,et al.,Life Sc
i.,1990,47,687−91)、アレルギー性
脳脊髄炎(K.Deguchi,et al.,Bra
in Nerve,1990,42,391−97)、
系球体腎炎(J.McCauley,et al.,
ancet,1990,335,674)、および全身
性エリテマトーデス(K.Takabayashi,e
t al.,Clin.Immunol.Immuno
pathol.,1989,51,110−117)の
疾患である。免疫調節の異常は、多種類の”自己免疫”
疾患と慢性の炎症疾患に存在することが分かっている。
これらの疾患には、全身性エリテマトーデス、慢性関節
リウマチ、1形真性糖尿病、炎症性の腸の疾患、胆汁性
肝硬変、ブドウ膜炎、多発性硬化症、ならびにChro
ns病、潰瘍性大腸炎、水疱性類天疱瘡、サルコイドー
シス、乾癬、魚鱗癬、およびGraves眼症が含まれ
る。これらの各症状を引き起こす病因は全く異なるが、
これらの症状は各種の自己抗体と自己反応性リンパ球が
出現することは共通している。このような自己反応性
は、正常な免疫機構が作動するもとになっているホメオ
スターシスの制御が、一部失われていることが原因であ
る。同様に、骨髄もしくは器官の移植を行うと、宿主の
リンパ球は、異質の組織の抗原を認識し、移植拒絶をも
たらす抗体を産生し始める。自己免疫もしくは拒絶反応
のプロセスのひとつの最終結果は、炎症細胞およびそれ
らが放出する中間物質によって引き起こされる組織の破
壊である。NSAID類とコルチコステロイド類のよう
な抗炎症剤は、主として、これらの中間物質の作用もし
くは分泌を遮断することによって作用するが、疾患の免
疫学的根源の修正は全く行わない。一方シクロホスファ
ミドのような細胞毒性剤は、正常な応答と自己免疫の応
答が両方とも遮断される非特異的なしかたで作用する。
実際に、このような非特異的な免疫抑制剤で治療された
患者は、その自己免疫疾患で死亡するのと同様に感染症
で死亡する。1983年に米国食品医薬品局(US F
DA)が認可したサイクロスポリンAは、移植器官の拒
絶反応を防止するのに現在用いられている指導的な医薬
である。この医薬は、身体の免疫機構が、移植物の異質
のタンパク質を拒絶する自然の防護剤の大量の蓄積を放
出しないように阻害する作用を行う。サイクロスポリン
Aは移植物拒絶反応に対抗するのに有用であるが、腎臓
に対して毒性であり、腎臓不全、異常な肝臓機能、およ
び胃腸の不快感を含むいくつかの望ましくない副作用を
起こすことが知られている。この技術分野では、副作用
が少なくて新しい、より安全な医薬が常に研究されてい
る。23員のトリシクロのマクロライドである免疫抑制
剤のFR−900506、すなわちFK−506である
【化10】 で表される、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−
12−[2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、および関連化合物は、日本国
の藤沢薬品工業(株)のTanaka、Kurodaお
よび同僚が単離して特性を決定したが(J.Am.Ch
em.Soc.,1987,109,5031、および
1990年1月16日に発行された米国特許第4,89
4,366号参照)、予想外の免疫抑制活性をもってい
ることが分かっている。藤沢の米国特許(1990年5
月29日に発行された第4,929,611号と199
0年9月11日に発行された第4,956,352号
は、移植に対する抵抗性を治療するのにFK−506形
の化合物を使用することが開示されている。特に化合物
FR−900506は、生体外の免疫機構を抑制する作
用がサイクロスポリンより100倍有効であると報告さ
れている(J.Antibiotics,1987,
,1256)。その上にこれらの化合物は、炎症性お
よび過増殖性の皮膚疾患、ならびに免疫関連疾病の皮膚
の症状の治療に局所的活性をもっていると評価されてい
る(EPO特許願公開第0,315,978号)。化合
物FK−506と関連化合物は、さらに次のような疾患
の治療に有用であることが示唆されている。すなわち閉
塞性気道疾患の、特にぜん息(PCT特許願公開第WO
90/14826号)、男性型脱毛症もしくは老人性
脱毛症(EPO特許願公開第0,423,714号)、
慢性関節リウマチ(C.Arita,et al.,
linical exp.Immunol,1990,
82,456−461;N.Inamura et a
l.,Clin.Immunol.Immunopat
hol.,1988,46,82−90)、早発性糖尿
病(N.Murase,et al.,Diabete
,1990,39,1584−86;N.Muras
e,et al.,Lancet,1990,336
373−74)、後部ブドウ膜炎(H.Kawashi
ma,Invest.Ophthalmol.Vis.
Sci.,1988,29,1265−71)、虚血に
関連する肝臓の損傷(M.Sakr,et al.,
ifeSci.,1990,47,687−91)、ア
レルギー性脳脊髄炎(K.Deguchi et a
l.,Brain Nerve,1990,42,39
1−97)、系球体腎炎(J.McCauley et
al.,Lancet,1990,335,674)
および全身性エリテマトーデス(K.Takabaya
shi,et al.,Clin.Immunol.I
mmunopathol.,1989,51,110−
117)の治療に有用なことが示唆されている。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、
(1)抗炎症剤より早い時点で作用することによって免
疫機構の治療−抑制(help−and−suppre
ssion)機構のバランスを回復させ、(2)感染症
に対する身体の感受性を増大することなく特異的な長期
間の移植耐性をサプレッサー細胞回路を通じて誘発す
る、これらトリシクロマクロライド類の新しい類似体を
提供することである。本発明の別の目的は、12−
(2’−シクロヘキシル−1’−メチルビニル)−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エンの誘導体を含めた大
環状系免疫抑制性化合物のアンタゴニトとして作用し、
そのため、免疫抑制症の治療、または前記の大環状系免
疫抑制性化合物の免疫抑制活性または毒性を修正するの
に有用である、前記トリシクロマクロライドの免疫抑制
剤の新しい類似体を提供することである。本発明の他の
目的は、アンタゴニスト特性を有する、前記トリシクロ
マクロライド系免疫抑制剤の新しい類似体を提供するこ
とである。これらの類似体は、他の免疫抑制剤の免疫抑
制活性の逆転に有用であるので、過量の免疫抑制剤に対
する解毒剤が提供されるであろう。さらにこれらの類似
体は、他の免疫抑制剤の毒性を低減させて、その有毒作
用を最少にしながら、その薬剤を高量で投与するのに有
用であろう。本発明の他の目的は、炎症性および過増殖
性の皮膚疾患、ならびに免疫関連疾病の皮膚症状の治療
に局所活性を有する、前記トリシクロマクロライド類の
類似体を提供することである。本発明の他の目的は、治
療を要する患者に、1つ以上の本発明の活性免疫抑制剤
を投与するための医薬組成物を提供することである。本
発明のさらに他の目的は、治療を要する哺乳類に、本発
明の新規な免疫抑制剤の1つ以上の充分な量を投与する
ことによって、移植物の拒絶、自己免疫および慢性炎症
の疾患を制御する方法を提供することである。最後に、
本発明の目的は本発明の活性化合物の製造方法を提供す
ることである。 A.発明の範囲 本発明の新規な化合物は、下記構造式Iで表される化合
物、またはその医薬として許容される塩である。
【化11】 上記式中、Rは1)−NR、 2)−NRCOR、 3)−NRCOR、 4)−NRCO、 5)−NRCO、および 6)−NRCHRから選択される。 Rは1)ヘテロアリール、 2)置換基がX、YおよびZである置換されたヘテロア
リール、 3)ヘテロアリール−C1−10アルキル、 4)置換ヘテロアリール−C1−10アルキルであっ
て、そのヘテロアリール基はX、YおよびZで置換さ
れ、アルキル部分は下記の置換基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニル基の置換基がX、YおよびZである置換さ
れたフェニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C 1−6 アルキル、 g)−NR、但しRは下記の基: i)水素、 ii)非置換のC1−10アルキル、または下記の置換
基: a’)非置換のフェニル、もしくはX、YおよびZで置
換されたフェニル、 b’)−OH、 c’)C1−6アルコキシ、 d’)−COH、 e’)−CO−C1−6アルキル、 f’)−C3−7シクロアルキル、および g’)−OR11 から選択される、1つ以上の置換基で置換されたC
1−10アルキル、 iii)非置換のC3−10アルケニル、または下記の
置換基: a’)非置換のフェニル、もしくはX、YおよびZで置
換されたフェニル、 b’)−OH c’)C1−6アルコキシ、 d’)−COH、 e’)−CO−C1−6アルキル、 f’)−C3−7シクロアルキル、および g’)−OR11 から選択される、1つ以上の置換基で置換されたC
3−10アルケニル、 iv)または、RとRおよびこれらが結合している
Nは、非置換もしくは置換された3〜7員のヘテロ環リ
ングを形成してもよく、そのリングはO、S(O)
NR18からなる群から独立して選択される1つもしく
は2つの追加のヘテロ原子をもっていてもよく(但しR
18は水素、または非置換もしくはフェニルで置換され
たC1−6アルキル、およびpは0、1もしくは2)、
これらヘテロ環リングとしては、例えばモルホリン、チ
オモルホリン、ピペリジン、もしくはピペラジンがあ
る、から独立して選択され、 h)−NRCO−C1−6アルキル−R(但しR
は上記定義と同一)、 i)−NRCO−C1−6アルキル−R、 j)−NRCONR、 k)−OCONR、 l)−COOR、 m)−CHO、 n)フェニル、 o)置換基がX、YおよびZである置換されたフェニ
ル、 p)−S(O)−C1−6アルキル、および q)−OR11 から選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい、 5)ヘテロアリール−C1−10アルキル(但しアルキ
ル炭素の1つ以上が−NR−、−O−、−S(O)
−、−CO−、−OC−、−CONR−、−NR
CO−、−NRCONR−から選択される基で置
換されている)、 6)置換ヘテロアリール−C1−10アルキルであっ
て、そのアルキル炭素の1つ以上が−NR−、−O
−、−S(O)−、−CO−、−OC−、−CO
NR−、−NRCO−、および−NRCONR
−から選択される基で置換され、そのヘテロアリール基
がX、YおよびZで置換され、アルキル基が下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フエ
ニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR(RとRは前記定義に同じ)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(Rは前記定義
に同じ)、 i)−NRCO−C1−6アルキル、 j)−NRCONR、 k)−OCONR、 l)−COOR、 m)−CHO、 n)フェニル、 o)置換基がX、YおよびZである置換されたフエニ
ル、 p)−S(O)−C1−6アルキル、および q)−OR11 から選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい、 7)ヘテロアリール−C3−10アルケニル(但しアル
ケニルは1〜4の二重結合をもっている)、 8)ヘテロアリール−C3−10アルケニル(但しアル
ケニルは1〜4の二重結合を有し、アルキル炭素の1つ
以上が、−NR−、−O−、−S(O)−、−CO
−、−OC−、−CONR−、−NRCO−、
および−NRCONR−から選択される基で置換さ
れている)、 9)置換ヘテロアリール−C3−10アルケニルであっ
て、アルケニル基は1〜4の二重結合を有し、そのアル
キル炭素の1つ以上は、−NR−、−O−、−S
(O)−、−CO−、−OC−、−CONR
−、−NRCO−、−NRCONR−、−NR
CONR−から選択される基で置換されてもよく、
ヘテロアリール基はX、YおよびZで置換され、そのア
ルキル基は下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)置換フェニル−C1−3アルコキシ(但しフェニル
の置換基はX、YおよびZ)、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR(RとRは前記定義に同じ)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(Rは前記定義
に同じ)、 i)−NRCO1−6アルキル、 j)−NRCONR、 k)−OCONR、 l)−COOR、 m)−CHO、 n)フェニル、 o)置換基がX、YおよびZである置換されたフェニ
ル、 p)−S(O)−C1−6アルキル、および q)−OR11 から選択される1つ以上の置換基で選択されてもよい、
から選択される。Rは1)Rの定義の基、 2)ヒドロキシ、 3)フェニルオキシ、 4)置換基がX、YおよびZである置換フェニルオキ
シ、 5)1−もしくは2−ナフチルオキシ、 6)置換基がX、YおよびZである置換された1−もし
くは2−ナフチルオキシ、 7)ビフェニルオキシ、 8)置換基がX、YおよびZである置換されたビフェニ
ルオキシ、 9)C1−10アルコキシ、 10)置換されたC1−10アルコキシであって、その
1つ以上の置換基が下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フェ
ニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR(RとRは前記定義と同一)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(Rは前記定義
と同一)、 i)−COOR(Rは前記定義と同一)、 j)−CHO、 k)フェニル、 l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 m)1−もしくは2−ナフチル、 n)置換基がX、YおよびZである置換された1−もし
くは2−ナフチル、 o)ビフェニル、 p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 q)OR11、および r)−S(O)−C1−6アルキル から選択される、 11)C3−10アルケニルオキシ、 12)置換C3−10アルケニルオキシであって、その
1つ以上の置換基が下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換され
たフェニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR(RとRは前記定義と同一)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(前記Rは前記
定義と同一)、 i)−COOR(Rは前記定義と同一)、 j)−CHO、 k)フェニル、 l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 m)1−もしくは2−ナフチル、 n)置換基がX、YおよびZである置換された1−もし
くは2−ナフチル、 o)ビフェニル、 p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 q)−OR11、および r)−S(O)−C1−6アルキル から選択される、 13)C3−10アルキニルオキシ、 14)置換されたC3−10アルキニルオキシであっ
て、その1つ以上の置換基が下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フェ
ニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR(RとRは前記定義と同一)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(Rは前記定義
と同一)、 i)−COOR(Rは前記定義と同一)、 j)−CHO、 k)フェニル、 l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 m)1−もしくは2−ナフチル、 n)置換基がX、Yおよびzである置換された1−もし
くは2−ナフチル、 o)ビフェニル、 p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 q)−OR11 から選択される、ならびに 15)−OR11、 から選択される。 Rは1)水素、ならびに 2)非置換のC1−10アルキル、または下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フェ
ニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、および g)−NR(RとRは前記定義と同一)、 から選択される1つ以上の置換基で置換されたC
1−10アルキル、から選択される。Rは水素、ヒド
ロキシ、−OR11、またはC1−6アルコキシであ
る。Rは水素、またはRとRとで1つの二重結合
を形成する。Rは1)メチル、 2)エチル、 3)プロピル、または 4)アリルである。 R10は水素、ヒドロキシ、−OR11、またはフルオ
ロである。R11は、 a)−PO(OH)O(Mは正電荷を有する無
機もしくは有機の対イオン)、 b)−SO 、 c)−CO(CH)qCO (qは1〜3)、
ならびに d)−CO−C1−6アルキル−NR、但しR
とRは前記定義と同一、およびアルキルは非置換か、
または下記の基: i)ヒドロキシ、 ii)C1−6アルコキシ、 iii)−NR1617、但しR16と■17は下記
の基: a’)水素、および b’)C1−6アルキル から独立して選択される、 iv)−COOR(Rは前記定義と同一)、 v)フェニル、 vi)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 vii)ヘテロアリール、 viii)−SH、および ix)−S−C1−6アルキル から選択される1つ以上の置換基で置換されている、か
ら選択される;WはO、または(H、OH)である。
X、YおよびZは 1)水素、 2)C1−7アルキル、 3)C2−6アルケニル、 4)ハロゲン、 5)−(CH−NR(RとRは前記定
義と同一、およびmは0、1もしくは2)、 6)−CN、 7)−CHO、 8)−CF、 9)−SR12(R12は水素、C1−6アルキル、ト
リフルオロメチル、もしくはフェニル)、 10)−SOR12(R12は前記定義と同一)、 11)−SOR(R12は前記定義と同一)、 12)−CONR(RとRは前記定義と同
一)、 13)R13O(CH−(R13は水素、C
1−3アルキル、ヒドロキシ−C2−3アルキル、フェ
ニル、R11もしくはナフチル、およびmは前記定義と
同一)、 14)−CH(OR14)(OR15)(但しR14
15はC1−3アルキル、または結合してエチルもし
くはプロピルのブリッジを形成する)、 15)
【化12】 (R13とmは前記定義と同一)、 16)
【化13】 (R13とmは前記定義と同一)、および 17)−OR11 から独立して選択されるか、またはX、YおよびZのい
ずれかの2つが結合して、5、6もしくは7のリング原
子を有する飽和リングを形成してもよく、前記リング原
子が1もしくは2の酸素原子を有し、残りのリング原子
が炭素であり、その飽和リングが例えばジオキソラニル
もしくはジオキサニルである。nは1、または2であ
る。本発明の化合物は不斉中心を有し、本発明にはその
光学的異性体とその混合物のすべてが含まれる。さら
に、炭素−炭素の二重結合を有する化合物が、本発明に
含まれる化合物のすべての異性体の形態にZ−形とE−
形で生成してもよい。変数(例えばアルキル、アリー
ル、R、R、R、R、R、R10、R11
12、R13など)が、いずれかの変数もしくは式I
に1回以上存在する場合、各々の存在の定義は、他のす
べての存在における定義には無関係である。本明細書で
用いる場合、“アルキル”という用語は、指定された数
の炭素原子を有する、分枝鎖および直鎖の飽和脂肪族炭
化水素基を含み、その代表的な例は、メチル、エチル、
イソプロピル、tert−ブチルおよびsec−ブチル
であり、“アルコキシ”という用語は、酸素のブリッジ
を通じて連結された、指定された数の炭素原子を有する
アルキル基を意味し、および“C−C−シクロアル
キル”にはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、およびシクロヘプチルのような
飽和リング基が含まれる。“アルケニル”という用語に
は、直鎖もしくは分子鎖の形態で1つの不飽和部分を有
する炭化水素の連鎖が含まれ、不飽和部分は連鎖のどの
部分にあってもよく、例えばエテニル、プロペニル、プ
テニル、ペンテニルなどがあり、利用可能な場合、E形
とZ形が含まれる。また“アリールアルキル”という用
語は、本明細書で定義するアリール基が指定された数の
炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基を通
じて連結された基を意味し、例えばベンジル、フェネチ
ル、3,3−ジフェニルプロピルなどがあり、また“ヘ
テロアリールアルキル”という用語は、本明細書で定義
するヘテロアリール基が1〜10個の炭素原子を有する
直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基を通じて連結された基
を意味する。当該技術分野の熟練者ならば理解できるこ
とであるが、医薬として許容される塩としては、限定は
なく、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩、二リン酸塩、臭化水
素酸塩、および硝酸塩のような無機酸塩、ならびにリン
ゴ酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、コハク
酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、メタンスルホン酸
塩、p−トルエンスルホン酸塩(palmoate)、
サリチル酸塩、およびステアリン酸塩のような有機酸塩
がある。同様に、医薬として許容されるカチオンには、
限定はないが、ナトリウム、カリウム、カルシウム、ア
ルニミウム、リチウム、およびアンモニウム(特に、式
HNRで表されるアミンとのアンモニウム塩)が
含まれる。本発明に用いられるヘテロアリール基には次
のものが含まれる。すなわち、アクリジン、カルバゾー
ル、シンノリン、ジベンゾフラン、ジベンゾチオフェ
ン、キノキサリン、ピラゾール、ベンゾキサゾール、イ
ンドール、イミダゾール、チアゾール、ベンゾチアゾー
ル、ベンゾトリアゾール、フラン、ベンゾフラン、ベン
ゾイミダゾール、キノリン、イソキノリン、オキサゾー
ル、ピラジン、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピ
ロールである。これらの基は、アルキル、アルケニル、
ハロゲン、カルボキシル、CHO、アミノ、モノーアル
キルアミノ、ジーアルキルアミノ、アミノアルキル、モ
ノアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキ
ル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルス
ルホニル、トリフルオロメチル、アミド、モノーアルキ
ルアミド、ジアルキルアミド、ヒドロキシ、ヒドロキシ
アルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、ホルムア
ミド、アルキル−CO−、ホルムアミドアルキル、ア
ルキル−CO−アルキル−、カルボキシル、アルキル
−COH、アルキル−OC−、アルキル−OC−
アルキル−、およびOR11からなる群から独立して選
択された1〜3個の基で任意に置換されていてもよい。
本明細書で用いられる場合、“ハロ”もしくは“ロゲ
ン”はフッ素、塩素、臭素およびヨウ素を意味する。本
明細書で用いられる“ヘテロアリール”という用語に
は、任意に指示されているX、YおよびZの置換基を有
し、かつQが−N(R)−、−O−、または−S−で
ある下記のヘテロ芳香族基が含まれる。
【化14】
【化15】 そのアリールもしくは芳香族の基には、下記の基からな
る群から独立して選択される1〜3個の基で任意に置換
されるフェニルまたはナフチルが含まれる。上記した置
換基の群には、アルキル、アルケニル、ハロゲン、カル
ボキシル、CHO、アミノ、モノーアルキルアミノ、ジ
ーアルキルアミノ、アミノアルキル、モノーアルキルア
ミノアルキル、ジーアルキルアミノアルキル、アルキル
チオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ト
リフルオロメチル、アミド、モノーアルキルアミド、ジ
アルキルアミド、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、ア
ルコキシ、R11O−アルキル、アルコキシアルキル、
ホルムアミド、アルキル−CO−、ホルムアミドアル
キル、アルキル−CO−アルキル−、カルボキシル、
アルキル−COH−、アルキル−OC−、アルキル
C−アルキル−、およびOR11が含まれている。
式Iの化合物において、ヘテロアリールとしては、下記
の基からなる群から選択されたものが好ましい。
【化16】
【化17】 上記式中、R8aは、 a)水素、 b)非置換のC1−10アルキル、または下記の基: i)フェニル、 ii)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 iii)ヒドロキシ、 iv)C1−6アルコキシ、 v)−COOR16、 vi)−NR1617、および vii)−OR11 から選択される1つ以上の基で置換されたC1−10
ルキル、ならびに c)非置換のC3−10アルケニル、または下記の基: i)フェニル、 ii)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 iii)ヒドロキシ、 iv)C1−6アルコキシ、 v)−COOR16、 vi)−NR1617、および vii)−OR11 から選択される1つ以上の基で置換されたC3−10
ルケニル、から選択される。式Iの化合物において、 Rが1)ヒドロキシ、 2)メトキシ、 3)エトキシ、 4)プロポキシ、 5)アリルオキシ、 6)−OR11、 7)−O−C2−3アルキル−OH、および 8)−O−C2−3アルキル−OR11 から選択され; Rが1)水素、 2)ヒドロキシ、および 3)−OR11 から選択されるか、またはRとRが結合して二重結
合を形成し;R10が水素、ヒドロキシ、フルオロ、ま
たは−OR11であり;WがOであり;ならびにnが2
である;化合物も好ましい化合物である。本発明の1具
体例において、ヘテロアリールはインドールであり、下
記式:
【化18】 (式中、R、X、YおよびZは前記定義と同一)で表
される。本発明の他の具体例において、ヘテロアリール
はイミダゾールであり、下記式
【化19】 (式中、R、XおよびYは前記定義と同一)で表され
る。本発明の好ましい化合物は下記のように固定される
化合物である。 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(2−フラニル)メチルアミノ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(2−フラニル)
メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(2−チオフェン)メチルアミノ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,14
−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(2−チオフ
ェン)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(2−チオフェン)メチル
アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
7−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(2−チオフェン)アミノ−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−β−(ピリジ−2−イル)
メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(4”−β−(ピリジ−4−イル)メチルアミノ−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1
−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−β−(1−メチ
ル−ピリジ−2−イル)アミノ−3”−メトキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ
−12−[2’−(4”−β−(イミダゾール−2−イ
ル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−β−(イミダゾリン−2−イル)メ
チルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(4”−β−(1−メチルインドール−5−イル)メチ
ルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
7−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−
α−(1−メチルインドール−5−イル)メチルアミノ
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−β−(イ
ンドール−3−イル)メチルアミノ−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−β−(ピロール−2−イ
ル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(2−ベンゾチエニル)ア
ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−β
−(1−メチル−5−インドリル)アミノ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒド
ロキシ−12−[2’−(4”−α−(1−メチル−5
−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(5−インドリル)アミノ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(5−インドリル)アミノ−
3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
ル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(5−イ
ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28,ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27,テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14,20−トリ
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル
−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,20−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
ドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリ
ル)アミノ−3”−メトキシシクロへキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)
アミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)アミノ−
3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−エチル−5−インドリル)アミノ−3”−エ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1−
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル
−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
ドリル)アミノ−3”−アリルオキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリ
ル)アミノ−3”−アリルオキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−n−プロピルオキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリ
ル)アミノ−3”−n−プロピルオキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
ドリル)アミノ−3”−i−プロピルオキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−エチル−5−イン
ドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−(1−N−エチル−5−インドリ
ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−エチル−5−インドリル)アミノ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−エチル−5−インドリル)アミノ−3”−エ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−プロピル−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピ
ル−5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒ
ドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピル
−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−プロピル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−(1−N−プロピル−5−インドリ
ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−プロピル−5−インドリル)アミノ
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−プロピル−5−インドリル)アミノ−3”−
エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,
14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−プロピル−5−インドリル)アミノ−3”−エトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−アリル
−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イン
ドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−インドリ
ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−アリル−5−インドリル)アミノ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−アリル−5−インドリル)アミノ−3”−エ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,
14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−アリル−5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−2−ヒ
ドロキシエチル−5−インドリル)アミノ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,14
−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−2
−ヒドロキシエチル−5−インドリル)アミノ−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−
1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1
−N−2−ヒドロキシエチル−5−インドリル)アミノ
−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−ヒドロキシエチル−5−インドリル)アミノ
−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−1
8−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エ
チル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”
−(1−N−ベンジル−5−インドリル)アミノ−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−
1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1
−N−ベンジル−5−インドリル)アミノ−3”−ヒド
ロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,
14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−ベンジル−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−ベンジ
ル−5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−ベンジル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリ
ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16,テトラオ
ン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリ
ル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリ
ル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−5−イン
ドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル
−5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル
−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−アリル−1,14,ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−
5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−
5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−
5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキシ
ル)−1’メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−
13,19,21,27−テトラメチル−11,28−
ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−5−イン
ドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−5−イ
ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−メトキシ−N−トリプトファニルカ
ルボニルメチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−3−インドリルエチルアミノカルボニ
ルメチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(5−インドリル)メチル
アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒ
ドロキシ−12−[2’−(4”−(5−インドリル)
メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(5−インドリル)メチルアミノ−
3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(5−インドリル)メチルアミノ−3”−エトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、17−アリル−1−ヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(5−インドリル)メチルア
ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
7,エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)メチルア
ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)メチルア
ミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−エチル−1,14,20−トリヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)
メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−エチル−1,20−ジヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)
メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)
アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−メチル−5−インドリル)メチルアミノ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−メチル−5−インドリル)メチルアミノ−
3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−メチル−5−インドリル)アミノ−3”−エ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−エチル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−エト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、17−アリル−1−ヒド
ロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5
−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イ
ンドリル)メチルアミノ−3”−アリルオキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリ
ル)メチルアミノ−3”−アリルオキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
ドリル)メチルアミノ−3”−n−プロピルオキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
ドリル)メチルアミノ−3”−n−プロピルオキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒ
ドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−
5−インドリル)メチルアミノ−3”−i−プロピルオ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,14
−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−エ
チル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル
−5−インドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル
−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン,2,3,1
0,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒ
ドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル−
5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−エチル−5−インドリル)
メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−エチル−5−インドリル)メチルア
ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−エチル−5−インドリル)アミノ−
3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1−
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピ
ル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピ
ル−5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピル−5−
インドリル)メチルアミノ−3”−エトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N,アリル−5−イン
ドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イン
ドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イン
ドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イン
ドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N,アリル−5−インドリル)
メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16,テトラオ
ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−アリル−5−インドリル)メチルア
ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−アリル−5−インドリル)メチルア
ミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−アリル−5−インドリル)メチルア
ミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−2−ヒドロキシエチル−5−インド
リル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−2−ヒドロキシ
エチル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,14
−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−2
−ヒドロキシエチル−5−インドリル)メチルアミノ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−ヒドロキシエチル−5−インドリル)メチル
アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
7−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリル)メチル
アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリル)メチル
アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
7−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリル)メチル
アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリル)メチル
アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
7−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−ベンジル−5−インドリル)メチルアミノ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
ル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−ベンジル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−ベンジル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−エ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,
14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−ベンジル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−エ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,
14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
−シクロプロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
(1−N−シクロプロピル−5−インドリル)メチルア
ミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
(4”−(1−N−シクロプロピル−5−インドリル)
メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
ン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−5−イン
ドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−
5−インドリル)メチルアミノ−3”−エトキシシクロ
ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒ
ドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプ
ロピル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−エトキ
シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18,エン−2,
3,10,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒド
ロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロ
ピル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、17−アリル−1−ヒドロキ
シ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル
−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン、および、その医薬として許容さ
れる塩。 B.本発明の適用範囲内の化合物の製造 本発明の化合物を製造するための出発原料は、式II:
【化20】 〔式中、Eは水素またはメチル;WはOまたは(H、O
H);Rは水素、ヒドロキシ、またはC1−6アルコ
キシ;Rは水素、またはRとRは結合して二重結
合を形成する;Rはメチル、エチル、プロピル、また
はアリル;およびnは1または2;〕で表される。式I
Iの化合物の製造と特性決定は文献によって公知である
(1990年1月16日付け発行の米国特許第4,89
4,366号;1990年5月29日付け発行の米国特
許第4,929,611号;1966年4月15日付け
発行の米国特許第3,244,592号EPO特許願
公開第0,323,042号EPO特許願公開第0,
356,399号;PBJ Disclosure 6
3−17884号J.Am.Chem.Soc.,1
987,109,5031;およびJ.Antibio
tics,1987,40,1249参照)。生物発酵
法と合成法がの両方が開示されている。式IIの化合物
の合成の経路には、J.Am.Chem.Soc.,1
989,111,1157に記載された経路の修飾が含
まれ得る。合成による修飾を続けて行う生物発酵法が、
現在、式IIの化合物の製造法として好まれている。ス
トレプトマイセス・ツクバエンシス9993号(Str
eptomyces tsukubaensis,N
o.9993)およびストレプトマイセス・ハイグロス
コピクス7238号(Streptomyces hy
groscopicus,No.7238)のようなス
トレプトマイセス(Streptomyces)属に属
する微生物を水性栄養培地内に置くと、単離可能な量で
所望の化合物が産生される。この栄養培地は、同化可能
な炭素源と窒素源を含有し、好気性条件下に置くのが好
ましい。発酵で産生されるのは以下の4種の式IIの化
合物である。すなわち(A)Eがメチル、WがO、R
がヒドロキシル、Rが水素、Rがアリル、およびn
が2の化合物;(B)Eがメチル、WがO、Rがヒド
ロキシル、Rが水素、Rがエチル、およびnが2の
化合物;(C)Eがメチル、WがO、Rがヒドロキシ
ル、Rが水素、Rがメチル、およびnが2の化合
物;ならびに(D)Eがメチル、WがO、Rがヒドロ
キシル、Rが水素、Rがアリル、およびnが1の化
合物である。単離されたストレプトマイセス・ツクバエ
ンシス9993号の凍結乾燥された試料は、日本工業技
術院の発酵研究所(茨城県筑波郡矢田部町東1丁目1−
3)にFERM P−7886の寄託番号で寄託された
が(寄託日:1984年10月5日)、次に、同所のブ
タペスト条約のル−トに、新しい寄託番号FERMBP
−927で変換された。上記の発酵法で生成した4種の
化合物を用いて、式IIの残りの化合物は容易に製造す
ることができる。Rのアリル基は、公知の方法、例え
米国特許第4,894,366号に記載された方法に
よって簡便に還元してプロピル基にすることができる。
のヒドロキシ基は、例えばEPO特許願第0,32
3,042号に開示されているような公知の方法で保護
することができる。同様にC−4”におけるヒドロキシ
基も保護することができる。その上に、Rのヒドロキ
シ基は、水素に還元するか、または除去してRと二重
結合を形成する(米国特許第4,894,366号
PO特許願公開第0,323,042号、もしくはEP
O特許願公開第0,413,532号に開示の方法によ
る)ことができる。Wのカルボニル基は、EPO特許願
公開第0,323,042号に開示の方法、またはEP
O特許願公開第0,445,975号に開示の方法によ
ってアルコールに還元することができる。製造されたと
きのEのメチル基は、必要に応じて、水素で置換するか
または脱メチル化して、次に所望するとおりに保護する
ことができる。Eがメチル基の化合物の脱メチル化反応
は、原料として式IIの化合物を用いて、発酵反応で実
施することができる。例えば、上記の式IIに基づいて
命名された化合物Aは、アクチノマイセタレス(Act
inomycetales)属の微生物ATCCNo.
53771(1991年1月1日に発行された米国特許
第4,981,792号に記載されている)を用いて、
前記Qの位置で脱メチル化することができる。同様に、
上記式IIに基づいて命名された化合物Bは、アクチノ
プラナセテ・スペシーズ(Actinoplanace
te sp.)の微生物53771号(EPO特許願公
開第0,349,061号に記載されている)を用いて
前記Qの位置で脱メチル化することができる。さらに、
EがH、WがO、Rがヒドロキシ、Rが水素、R
がエチル、およびnが2である式IIの化合物は、変異
体微生物ストレプトマイセス・ハイグロスコピクスsu
p.アスコマイセティクス53855号(Strept
omyces hygroscopicussup.a
scomyceticus,No.53855)(スト
レプトマイセス・ハイグロスコピクスsup.アスコマ
イセティクス14891号のブロックされた変異体であ
る)を(EPO特許願公開第0,388,153号に記
載されているようにして)用いて、発酵法によって直接
製造することができる。同様に、Eが水素、WがO、R
がヒドロキシ、Rが水素、Rがメチル、およびn
が2である式IIの化合物は、変異体微生物ストレプト
マイセス・ハイグロスコピクスsup.アスコマイセテ
ィクス53855号(ストレプトマイセス・ハイグロス
コピクスsup.アスコマイセティクス14891号の
ブロックされた変異体である)を(EPO特許願公開第
0,388,153号に記載されているようにして)用
いて、発酵法によって直接製造することができる。ま
た、Eが水素、Rがヒドロキシ、Rが水素、R
アリル、WがO、およびnが2である式IIの化合物、
およびC−3”位がオキソ(ケト)であり、Rがヒド
ロキシ、Rが水素、Rがアリル、WがO、およびn
が2である式IIの化合物は、ストレプトマイセス・ツ
クバエンシス9993号の微生物を(EPO特許願公開
第0,353,678号に記載されているようにして)
用いて、発酵法によって直接製造することができる。C
−3”のヒドロキシ基は、Rおよび/またはC−4”
のヒドロキシ基の保護について知られている、例えば
国特許第4,894,366号に開示されている方法と
類似の方法で保護することができる。ヒドロキシル基の
適切な保護基としては当該技術分野で公知の基が含ま
れ、トリ(低級)アルキルシリル(例えばトリメチルシ
リル、トリエチルシリル、トリ−i−プロピルシリル、
t−ブチルジメチルシリル、t−ブチルジフェニルシリ
ルなど)のようなトリ置換シリルなどがあり、これらの
中で最も好ましいのは、tert−ブチル−ジメチルシ
リル、トリ−イソプロピルシリル、およびtert−ブ
チル−ジフェニルシリルである。式IIの化合物A、
B、CおよびD、これらの化合物を産生する生物、発酵
条件、分離法、および生成物の化学的修飾法は、199
0年1月16日に発行された米国特許第4,894,3
66号、および1990年5月29日に発行された米国
特許第4,929,611号に充分記載されている。式
Iで表される本発明の化合物は、下記の反応図式(但し
、R、R、R、R、R10、Wおよびn
は、特にことわりがない限り前記定義と同一)に示す方
法で製造される。式Iに含まれる他の化合物は、以下に
示す合成法において適切な反応物および試薬に取替える
ことによって合成できることは、当該技術分野の熟練者
であれば、以下に示す合成経路を見れば容易に分かるで
あろう。反応図式A
【化21】 反応図式B
【化22】 反応図式C
【化23】 反応図式Cの続き
【化24】 反応図式D
【化25】 反応図式Dの続き
【化26】 反応図式E
【化27】 反応図式F
【化28】 反応図式G
【化29】 反応図式H
【化30】 反応図式I
【化31】 反応図式J
【化32】 反応図式Jの続き1
【化33】 反応図式Jの続き2
【化34】 反応図式Jの続き3
【化35】 反応図式A:C−14のヒドロキシル基の保護は、式I
Iの化合物を、例えば以下のように処理する従来の技術
において公知の方法によって達成することができる。す
なわち塩化メチレンの溶液中2,6−ルチジン(lut
idine)とトリイソプロピルシリルトリフルオロメ
タンスルホナートによる処理、2,6−ルチジンによる
処理、塩化メチレン溶液中t−ブチルジメチルシリルト
リフルオロメタンスルホナートによる処理、塩化メチレ
ン溶液中ピリジンと無水酢酸による処理、ジクロロメタ
ン溶液中ピリジンと塩化ベンゾイルによる処理、ジクロ
ロメタン溶液中ピリジンとp−ニトロベンゾイルクロリ
ドによる処理、塩化メチレン溶液中イミダゾールとt−
ブチルジフェニルシリルクロリドによる処理などの方法
である。例えば反応図式Aに示すように、C−4”,1
4−ジヒドロキシ−C−3”−メトキシマクロライド
(1)は、塩化メチレン中でトリ−イソプロピルシリル
トリフルオロメタンスルホナート(TIPS trif
late)によって処理することによって、C−14を
トリ−イソプロピルシリルエーテル(TIPS)として
保護して、C−4”,14−ジ−O−TIPSマクロラ
イドを得ることができる。次にメタノール中トルエンス
ルホン酸(TsOH)で処理すると、C−4”のシリル
エーテルが選択的に除去され、C14−O−TIPSマ
クロライド(2)が得られる。C14−OTIPSで保
護されたマクロライド(2)を、トリフェニルホスフィ
ンとジエチルアゾジカルボキシラート(DEAD)の存
在下、ジフェニルホスホリルアジドと反応させてC−
4”−β−アジド(3)が誘導される。そのC−14保
護基を除き、次にそのアジドをトリフェニルホスフィン
/水で還元して、エピもしくはβ−アミノ類似体(4)
が得られる。またこの経路は、C−3”(α)アミノマ
クロライド類を製造するのにも利用できる。反応図式B :C−4”エピ−アミノ置換化合物合成の別
の経路を反応図式Bに示す。マクロライド(1)は必要
に応じてC−14を保護することができ、次いでトリエ
チルアミンもしくはジイソプロピルエチルアミンのよう
なアミン塩基の存在下、o−ニトロベンゼンスルホニル
クロリド、またはトリフルオロ−メタンスルホニル無水
物と反応させてC−4”o−ニトロベンゼンスルホニル
もしくはトリフルオロメタンスルホニル誘導体(5)を
得ることができる。誘導体(5)をアジ化ナトリウムも
しくはアジ化リチウムと反応させると、アジド誘導体
(3)が得られる。(3)の保護基を、必要に応じて、
フッ化水素で処理することによって除去し、次にそのア
ジドをトリフェニルホスフィン/水またはトリアルキル
ホスフィン/水で還元してアミノ誘導体(4)が得られ
る。またアジドは、当該技術分野で公知の他の試薬、例
えば硫化水素、プロパン−1,3−ジチオールもしくは
チオ酢酸で、または適切な触媒上での接触水素化反応で
還元することもできる。またこの経路は、C−3”アミ
ノマクロライド類を製造するのにも利用できる。反応図式C :反応図式Cに示すように、天然の(α)立
体化学構造を有するC−4”アミノ誘導体類はエポキシ
ド中間体を通じて得ることができる。β−C3”−α−
C4”ジヒドロキシマクロライド(6)(但しRは水
素もしくは保護されたヒドロキシ)とo−ニトロベンゼ
ンスルホニルクロリドとの反応によって、C−4”とC
−3”の異性体(7a)と(7b)が得られ、これらは
クロマトグラフィーで分離することができる。各異性体
を、DMF中、トリエチルアミンのような第三級アミン
塩基で処理すると、2つの異性体のエポキシド(8a)
と(8b)が得られる。β−エポキシド(8a)を、D
MF中アジ化ナトリウムもしくはTHF中アジ化リチウ
ムと反応させると、C−4”−α−アジド−C−3”−
β−ヒドロキシマクロライド(9a)が得られる。(9
a)のC−3”−ヒドロキシル基は、アジド基を(反応
図式Bの方法によって)還元して対応するアミン誘導体
(10a)を得る前に、アルキル化もしくは保護するこ
とができる。同様にα−エポキシド(8b)をDMF中
アジ化ナトリウムもしくはTHF中アジ化リチウムと反
応させると、C−4”−β−アジド−C−3”−α−ヒ
ドロキシマクロライド(9b)が得られる。(9b)の
C−3”−ヒドロキシ基は、そのアジド基を(反応図式
Bの方法によって)還元して対応するアミン誘導体を得
る前に、アルキル化もしくは保護することができる。反応図式D :反応図式Dに示すように、ケト置換マクロ
ライドを還元アミノ化することによってC−4”にアミ
ノ置換基を導入することもできる。C−4”ケトン(1
1)は、適切に保護されたヒドロキシ−マクロライド
(2)を、当該技術分野の熟練者に一般に知られている
方法で酸化することによって製造することができる。効
率的で温和な反応は、スワーン反応(Swern re
action)であり、この反応では、アルコールを、
DMSO、塩化メチレンおよびトリエチルアミンのごと
きアミン塩基の溶液中、塩化オキサリルと反応させる。
各種の化合物を、図示しているように、ケトン(11)
から製造することができる。ケトン(11)は、テトラ
ヒドロフランのような有機溶媒中、第一級もしくは第二
級のアミンHNR(式中、Rおよび/またはR
は前記定義と同一で、ヘテロアリール基が含まれてい
る)と反応させてイミン中間体を生成し、この中間体は
そのまま水素化シアノホウ素ナトリウムのような水素化
物還元剤によって還元されて、C−4”におけるエピマ
ー混合物としてアミノマクロライド(12)を生成す
る。反応図式Dに記載されている方法は、C−3”に類
似の官能性を有する化合物を製造するのに容易に利用で
きる。反応図式E :C−4”もしくはC−3”のアミノ置換基
を有する化合物は、反応図式Eに例示した方法でさらに
修飾することができる。これらの方法には、限定はしな
いが、アミン塩基の存在下、適切なハロゲン化アシルも
しくは酸無水物によってアシル化して対応するアミド
(13)を得る方法;適切なカルボン酸、およびジシク
ロヘキシルカルボジイミド(DCC)/ヒドロキシベン
ゾトリアゾール(HOBT)もしくはBOPクロリドの
ようなカップリング剤によってカップリングさせて対応
するアミド(13)を得る方法;イソシアナートと反応
させて尿素誘導体(14)を生成させる方法;クロロギ
酸エステルで処理して対応するカルバミン酸エステル
(15)を得る方法;または適切なハロゲン化アルキル
でアルキル化して対応する第二級、第三級、または第四
級のアルキルアミンを生成する方法がある。反応図式F :C−4”もしくはC−3”のアミノ誘導体
は、反応図式Fに示すように、アミノ基で置換されたマ
クロライドを還元アミノ化することによって、製造する
ことができる。アミン(4)もしくは(10)を、テト
ラヒドロフラン、またはメタノールもしくはエタノール
のようなアルコールのごとき有機溶媒中で、ヘテロアリ
ール基を含有するアルデヒドもしくはケトンと反応させ
て中間体のイミンを生成させることができ、このイミン
はそのまま水素化物の還元剤、例えばシアノホウ水素化
ナトリウムで還元されてマクロライド(17a)が得ら
れる。この方法を繰返して第三級アミン(17b)を得
ることができる。反応図式Fに記載した方法は、C−
3”に類似の官能性を有する化合物を製造するのに容易
に利用することができる。反応図式G :反応図式Gに示すように、塩化メチレン、
クロロホルム、ヘキサン類など、またはその混合物のよ
うな不活性な有機溶媒に溶かした3”,4”−ジヒドロ
キシマクロライド(6)の溶液を、温和な酸触媒、例え
ばトリフルオロメタンスルホン酸、p−トルエンスルホ
ン酸、メタンスルホン酸またはその混合物の存在下、2
0〜50℃の温度で、1時間〜7日間、好ましくは6時
間、トリクロロアセトイミダート(Wessel,H.
P.,Iversen,T.,Bundle,D.
R.,J.Chem.Soc.Perkins Tr
ans.I,1985,2247に記載されているよう
な方法で、適当なナトリウムアルコキシドをトリクロロ
アセトニトリルと反応させて製造される)で処理して、
3”−O−アルキル−4”−ヒドロキシマクロライドま
たは3”−O−アルケニル−4”−ヒドロキシマクロラ
イド(18a)、および3”−ヒドロキシ−4”−O−
アルキルマクロライドまたは3”−ヒドロキシ−4”−
O−アルケニルマクロライド(18b)の混合物が得ら
れる。C−3”もしくはC−4”における遊離のヒドロ
キシル基は、反応図式A〜Fに記載の方法によってアミ
ノ含有官能基に変換することができる。反応図式H :反応図式Hに示すように、塩化メチレン、
ベンゼン、トルエン、クロロホルムなど、またはその混
合物のような不活性有機溶媒に溶かした4”−アミノマ
クロライド(4)または(10)の溶液を、触媒量の酢
酸銅(11)の存在下、20〜50℃の温度、好ましく
は室温で、1時間〜7日間、好ましくは1日間、トリヘ
テロアリールビスマスジアセタート試薬(式中R6b
O−ヘテロアリール)(塩化メチレン、クロロホルムな
ど、またはその混合物のような不活性有機溶媒に懸濁し
たトリヘテロアリールビスマスカーボナートの懸濁液に
酢酸を添加することによって使用直前に製造する)で処
理して、4”−N−ヘテロアリールアミノマクロライド
(19)が得られる。あるいは、トリヘテロアリールビ
スマス(V)試薬は、塩化メチレン、クロロホルム、ベ
ンゼン、トルエンなどのような不活性溶媒中、トリヘテ
ロアリールビスムチンを、過酢酸、ヨードベンゼンジア
セタート、ビス(トリフルオロアセトキシ)ヨードベン
ゼンなどのような適切な酸化剤で処理することによって
製造することができる。このトリヘテロアリールビスマ
ス(V)試薬は精製することなしに使用してもよく、ま
たはシリカゲルのクロマトグラフィーで精製してもよ
い。トリヘテロアリールビスムチンは、テトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテルもしくは1,4−ジオキサンま
たはその混合物のような不活性有機溶媒中、室温もしく
はその近傍の温度で1〜48時間、適当なヘテロアリー
ルグリニャール試薬もしくはリチオ化されたヘテロアリ
ール化合物を、三塩化ビスマスと反応させることによっ
て製造することができる。トリヘテロアリールビスマス
試薬の一般的製造法と使用法は、Barton,D.
H.E.,et al.,Pure and App
l.Chem.59,937−946(1987);B
arton,D.H.E.et al.,J.Che
m.Soc.Chem.Commun.,65(198
6);Finet,J−P,Chem.Rev.,8
9,1487−1501(1989)、およびこれらの
文献に引用された参照文献に記載されている。反応図式I :14−ヒドロキシル基(R=OH)を有
するマクロライド類については、そのヒドロキシル基
は、ベンゼンもしくはトルエンのような不活性有機溶媒
中、40℃〜60℃にて、約0.5〜6時間、または1
4−ヒドロキシ基を除くのに充分な時間、pートルエン
スルホン酸、ベンゼンスルホン酸もしくはメタンスルホ
ン酸で処理することによって除去することができる。炭
酸水素ナトリウムの飽和水溶液のような弱塩基の水溶液
で中和すると14,15−デヒドロマクロライドが得ら
れる。また14−ヒドロキシ基は、米国特許第4,89
4,366号に記載されているようにして、活性化させ
た後、塩基性脱離反応を行って除去することもできる。反応図式J :ヒドロキシル基またはフルオロ基は、基本
的に反応図式Jの方法によって、C−20に導入するこ
とができる。反応図式に示すように、4”,14−ジヒ
ドロキシマクロライド(または14−デオキシマクロラ
イド)は、2,6−ルチジンのごとき非求核性塩基の存
在下、塩化メチレン、クロロホルムなどのような不活性
有機溶媒中、t−ブチルジメチルシリルトリフラートで
処理することによって、ジ(t−ブチルジメチルシリル
エーテル)として保護される。この二つの位置で保護さ
れたマクロライドは、さらに反応図式Jに示すように、
ピリジンの存在下、エタノールのようなアルコール系溶
媒中、溶媒の還流温度にて、二酸化セレンで処理するこ
とによって、C−20で酸化されて、20−ヒドロキシ
マクロライドを生成する。この20−ヒドロキシマクロ
ライドはさらに、アルキル化反応、アシル化反応または
リン酸化反応によって、C−20において誘導体化さ
れ、当該技術分野の熟練者にとって公知の方法で、エー
テル、エステルもしくはホスファートの誘導体が得られ
る。さらに図示しているように、塩化メチレン、クロロ
ホルムなどのような不活性有機溶媒中、約0℃〜−90
℃、好ましくは約−78℃の温度で、20−ヒドロキシ
4”,14−ジ−OTBSマクロライドを、三フッ化ジ
エチルアミノ硫黄で処理して、20−フルオロ4”,1
4−ジ−OTBSマクロライドが得られる。そのシリル
エーテル保護基を、テトラヒドロフラン中、フッ化水素
−ピリジン錯体で処理することによって除くと、20−
フルオロ4”,14−ジヒドロキシマクロライドが生成
し、このマクロライドは、先に記載したいずれかの方法
でさらに誘導体化することができる。反応図式Jは、
3”,4”,14−トリヒドロキシマクロライドに実施
して、20−フルオロ3”,4”,14−トリヒドロキ
シマクロライドを得ることもできる。反応図式Jの方法
は、反応図式A−Iの方法の前、これらの方法と同時に
もしくは後に実施することができる。前記反応図式のい
ずれかにおいて、マクロライド(但し、Rおよび/ま
たはRがアルケニル、置換アルケニル、アルキニルも
しくは置換アルキニルを有し、Rがヒドロキシもしく
はC1−6アルコキシ、Rが水素またはRとR
結合して二重結合を形成する)は、トルエンもしくはテ
トラヒドロフランのような有機溶媒中、テトラキス−
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(O)触媒の存
在下、室温もしくはその近傍の温度で約2〜10時間、
水素化トリ−n−ブチルスズで還元して、その還元され
たマクロライドを得ることができる。合成工程の上記の
順序を変えることによって、変化させることが可能なす
べての置換を達成することができる。上記の反応によっ
て得られる式Iの目的化合物は、例えば、抽出法、沈澱
法、分別結晶法、再結晶法、クロマトグラフィーなどの
ような通常の方法によって単離し精製することができ
る。式Iの化合物において、RはC−4”もしくはC
−3”において置換することができ、またはC−3”と
C−4”の両方で置換することができるが(但しR
の定義から独立して選択される)、RはC−4”
において置換される方が好ましい。上記反応とその反応
混合物の後処理の際に、式Iの目的化合物の不斉炭素原
子もしくは二重結合のため、出発化合物と目的化合物の
立体異性体は他方の立体異性体にしばしば変換すること
があることに注目すべきであり、このような場合も本発
明の適用範囲内に含まれる。本発明において、不斉中心
を有する化合物は、ラセミ化合物、ラセミ混合物、およ
び個々のジアステレオマーとして生成するが、これら化
合物の異性体の形態のものはすべて本発明に含まれる。
これらの異性体は、マクロライドFR−900506の
フラグメントの合成経路およびマクロライドFR−90
0506それ自体の全合成法が記載されている、下記の
ような刊行物に開示されているごとき方法で製造するこ
とができる。このような刊行物には例えば、J.Am.
Chem.Soc.1989,111,1157;J.
Am.Chem.Soc.1990,112,299
8;J.Org.Chem.1990,55,278
6;J.Am.Chem.Soc.1990,112
5583;Tetrahedron Lett.198
8,29,277;Tetrahedron Let
t.1988,29,281;Tetrahedron
Lett.1988,29,3895;J.Org.
Chem.1988,53,4643;Tetrahe
dron Lett.1988,29,4245;Te
trahedron Lett.1988,29,44
81;J.Org.Chem.1989,54,9;
J.Org.Chem.1989,54,11;J.O
rg.Chem.1989,54,12;J.Org.
Chem.1989,54,15;J.Org.Che
m.1989,54,17;Tetrahedron
Lett.1989,30,919;Tetrahed
ron Lett.1989,30,1037;J.O
rg.Chem.1989,54,2785;J.Or
g.Chem.1989,54,4267;Tetra
hedron Lett.1989,30,5235;
Tetrahedron Lett.1989,30
6611;Tetrahedron Lett.198
9,30,6963;Synlett 1990,3
8;J.Org.Chem.1990,55,228
4;J.Org.Chem.1990,55,277
1;J.Org.Chem.1990,55,277
6;Tetrahedron Lett.1990,
,1439;Tetrahedron Lett.
990,31,1443;Tetrahedron L
ett.1990,31,3007;Tetrahed
ron Lett.1990,31,283,328
7、がある。また塩基性窒素含有基は第四級化させるこ
とができる。本発明の化合物は、各種の有機酸、無機
酸、および塩基と塩を形成することができるが、このよ
うな塩もこの発明の適用範囲内にある。このような酸付
加塩(本願ではMと定義されている負の対イオンであ
る)には、酢酸塩、アジピン酸塩、安息香酸塩、ベンゼ
ンスルホン酸塩、硫酸水素塩、酪酸塩、クエン酸塩、シ
ョウノウ酸塩、ショウノウスルホン酸塩、エタンスルホ
ン酸塩、フマル酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキ
サン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、メ
タンスルホン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メタンスル
ホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、シュウ酸塩、
パモエート(pamoate)、過硫酸塩、ピクリン酸
塩、ピバリン酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石
酸塩、トシラートおよびウンデカン酸塩が含まれる。塩
基の塩(本願ではMとして定義される正の対イオンで
ある)には、アンモニウム塩;ナトリウムおよびカリウ
ムの塩のようなアルカリ金属塩;カルシウムおよびマグ
ネシウムの塩のようなアルカリ土類金属塩;ならびにジ
シクロヘキシルアミン塩、N−メチル−D−グルカミ
ン、およびアルギニン、リシンなどのようなアミノ酸と
の塩のような有機塩基との塩がある。また、塩基性窒素
含有基は次のような試薬で第四級化させることができ
る。それらの試薬は低級アルキルハロゲン化物、例えば
メチル、エチル、プロピルおよびブチルのクロリド、ブ
ロミドおよびヨーダイド;ジメチル、ジエチル、ジブチ
ル、およびジアミルのスルファートのようなジアルキル
スルファート;デシル、ラウリル、ミリスチル、および
ステアリルのクロリド、ブロミド、およびヨーダイドの
ような長鎖のハロゲン化物;臭化ベンジルなどのような
アラルキルハライドなどである。無毒の生理的に許容で
きる塩が好ましいが、その外の塩も、例えば生成物の単
離もしくは精製に有用である。これらの塩は通常の手段
で製造することができる。例えば遊離塩基形の生成物
を、塩が溶解しない溶媒もしくは媒体、または減圧もし
くは凍結乾燥で除去される水のような溶媒中、1当量以
上の適切な酸と反応させるか、または既存の塩のアニオ
ンを適切なイオン交換樹脂で他のイオンと交換すること
によって製造することができる。また塩基性窒素を含有
する基は次のような試薬によって第四級化することがで
きる。その試薬としては、メチル、エチル、プロピル、
およびブチルのクロリド、ブロミド、およびヨーダイド
のような低級アルキルハロゲン化物;ジメチル、ジエチ
ル、ジブチル、ジアミルのスルファートのようなジアル
キルスルファート;デシル、ラウリル、ミリスチル、お
よびステアリルのクロリド、ブロミド、およびヨーダイ
ドのような長鎖のハロゲン化物;臭化ベンジルなどのよ
うなアラルキルハライドなどがある。 C.本発明の範囲内の化合物の有用性 式Iの化合物は、式IIの化合物について従来技術で知
られている方法と投与量で、免疫抑制剤もしくは抗菌化
合物として利用することができる。これらの化合物は、
免疫抑制活性、抗菌活性などのような薬理活性をもって
いるので、移植に対する抵抗性もしくは心臓、腎臓、肝
臓、十二指腸、小腸、骨髄、皮膚、ランゲルハンス島細
胞などのような器官、もしくは組織の移植拒絶反応;骨
髄移植による移植物対宿主の疾患;慢性関節リウマチ、
全身性エリテマトーデス、橋本甲状腺炎、多発性硬化
症、重症筋無力症、I形糖尿病、ブドウ膜炎、アレルギ
ー性脳脊髄炎、糸球体腎炎などのような自己免疫疾患;
および病原性微生物で起こる感染症の治療と予防に有用
である。また式Iの化合物は、炎症性および過増殖性皮
膚疾患、ならびに免疫関連疾病の皮膚症状、例えば乾
癖、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎、湿疹性皮膚炎、脂
漏性皮膚炎、偏平苔癬、天疱瘡、水疱性類天疱瘡、表皮
水疱症、じんま疹、血管性水腫、脈管炎、紅斑、皮膚好
酸球増加症または円形脱毛症の治療に有用である。その
上、特に式Iの化合物は、例えば男性型脱毛症もしくは
老人性脱毛症を治療する際に、脱毛を防止し、発毛さ
せ、および/または毛髪の発生と成長を促進することに
よって、毛髪をよみがえらせるのに有用である。式Iの
化合物はさらに、ぜん息のような症状を含む可逆的閉塞
性気道疾患を治療するのに有用であり、このぜん息には
次のようなものが含まれる。すなわち気管支ぜん息、ア
レルギー性ぜん息、内因性ぜん息、外因性ぜん息、およ
び塵ぜん息、特に慢性もしくは難治性のぜん息(例えば
末期ぜん息と気道過剰敏感症)、気管支炎などが含まれ
る。また、式 の化合物虚血に関連する肝炎を治療する
のに有用である。また、式Iの化合物は、12−(2’
−シクロヘキシル−1’−メチルビニル)−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エンの誘導体を含むマクロライド系免疫
抑制化合物のアンタゴニストとしても作用するので、免
疫抑制症[例えばAIDS、癌、老年痴呆、外傷(創傷
の回復過程、外科手術およびショックを含む)、慢性の
細菌感染症およびある種の中枢神経系の障害]、および
かような免疫抑制化合物の過剰投与、または毒性を治療
するのに有用であり、かつワクチン接種時の抗原投与に
対するアジュバントとして有用である。本発明の医薬組
成物は、例えば固体、半固体もしくは液体の形態の医薬
製剤の形態で用いることができ、この医薬製剤は、外
用、経腸用もしくは非経口用に適した有機もしくは無機
の担体、または賦形剤と混合し、活性成分として、本発
明の化合物の1種以上を含有している。その活性成分
は、例えば、通常の無毒で医薬として許容される担体と
混合して、錠剤、植込錠、カプセル剤、坐剤、水剤、乳
剤、懸濁液剤、および用途に適した他の形態にすること
ができる。使用可能な担体としては、水、グルコース、
ラクトース、アラビアゴム、ゼラチン、マンニトール、
澱粉のり、三ケイ酸マグネシウム、タルク、コーンスタ
ーチ、ケラチン、コロイドシリカ、ジャガイモでんぷ
ん、尿素などの、固体、半固体もしくは液体の形態の製
剤の製造に適した担体があり、さらに補助剤、安定剤、
増粘剤、着色剤、および香料を用いてもよい。例えば式
Iの化合物は、特に1990年4月10日に発行された
米国特許第4,916,138号に記載されているよう
にヒドロキシプロピルメチルセルロースとともに利用す
るか、または特にEPO特許願公開第0,428,16
9号に記載されているように、界面活性剤とともに利用
することができる。経口用剤形は、特にT.Hond
o,et al.,Transplantation
Proceedings,1987,XIX,Sup
p.6,17−22に記載されているようにして製造す
ることができる。外用の剤形は特にEPO特許願公開
0,423,714号に記載されているようにして製造
することができる。活性目的化合物は、疾患の進行状態
もしくは症状に対して所望の作用を生成するのに充分な
量で医薬組成物に含有されている。免疫異常によって起
こるこれらの症状と疾患を治療するために、通常の無毒
の医薬として許容される担体、アジュバントおよび賦形
剤を含有する投与単位製剤にて、経口、局所、非経口、
吸入スプレーまたは直腸で投与することができる。本願
で用いられる“非経口”という用語は、皮下注射、静脈
注射、筋肉内注射、胸骨内注射または注入法を含む。F
K−506形免疫抑制剤の活性および/または毒性を修
正するために、FK−506−形の化合物の投与の前、
投与と同時に、または投与後に投与することができる。
本発明の化合物の投与量のレベルは、約0.005mg
〜約50mg/kg体重/日のオーダーで、約0.1m
g〜約10mg/kg体重/日が好ましいが、このレベ
ルが上記の症状の治療に有効である(体重70kgの患
者を想定して約0.7mg〜約3.5mg/患者/
日)。その上に、本発明の化合物は、間欠的に投与して
もよい。すなわち週2回、週1回、月2回または月1回
の間隔で投与してもよい。担体物質と混合して単一の剤
形を製造できる活性成分の量は、治療される宿主、特定
の投与方法によって変わる。例えば、ヒトに経口投与す
るのを目的とする製剤には、全組成物の約5%から約9
5%まで変化する、適切な通常の量の担体と混合して、
0.5mg〜5gmの活性薬剤を含有させてもよい。単
位剤形は、活性成分を、一般に約0.01mg〜約50
0mg、好ましくは約0.5mg〜約100mg含有し
ている。外部投与用には、式Iの化合物は、例えば、
0.0001〜60重量%、好ましくは0.001〜1
0重量%、最も好ましくは約0.005〜0.8重量%
の範囲内に処方される。しかし、特定の患者に対する特
定の投与量のレベルは、用いられる特定の化合物の活
性、患者の年齢、体重、総合健康状態、性別および食
事、投与の時間、投与経路、排泄速度、医薬の組合せ、
および治療を受けている特定の疾患の重症度を含む各種
の要因によって決まる。下記の実施例は、本発明を例証
するのを目的とするもので、本発明の適用範囲もしくは
思想を限定するものではない。
【実施例】実施例1 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−β−アミノ−3”−α−メトキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン ステップ1A:17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−トリイソプロピルシリルオキシ−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−
14−トリイソプロピルシリルオキシ−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン(120mg)の乾燥塩化メチレン(15
ml)による溶液を0℃に冷却し、これに2,6−ルチ
ジン(64.3mg)を添加し、次にトリイソプロピル
シリルトリフルオロメタンスルホナート(184mg)
を添加した。反応温度を室温まで上昇させ、窒素雰囲気
下で一夜撹拌した。反応混合物を10mlの水でクエン
チし、酢酸エチルで抽出した。有機層を洗浄し(水、N
aHCO飽和水溶液、NaCl飽和水溶液)、次いで
乾燥した(無水MgSO)。溶媒を除去し、次いでシ
リカゲルのクロマトグラフィー(70%ヘキサン/酢酸
エチル)に付して150mgの生成物を得た。 MASS:(FAB)1110(M+Li)。ステップ1B:17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−14−トリイソプロ
ピルシリルオキシ−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
の製造 実施例1Aで得た標題化合物(680mg)を塩化メチ
レン(45ml)に溶解し、p−トルエンスルホン酸を
10%含有するメタノール(45ml)溶液を撹拌しな
がら添加した。生成した混合物を室温下で撹拌し、反応
の進行状態をtlc分析法で追跡した。4時間経過後、
反応液を炭酸水素ナトリウム飽和溶液でクエンチし、酢
酸エチルで3回抽出した。通常の仕上げ処理と溶媒の除
去を行った後、シリカゲルカラム(80%酢酸エチル/
ヘキサン)で精製して、560mgの生成物(2a)を
白色固体として得た。MASS:(FAB)954(M
+Li)。ステップ1C:17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−β−アジド−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
ー11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオンの製造 実施例1Bで得た化合物(10mg)のアセトニトリル
(1ml)溶液を撹拌しながら、これにフッ化水素(4
8%)0.2mlを室温で添加した。得られた反応混合
物を6時間撹拌し、炭酸水素ナトリウム水溶液でクエン
チし、酢酸エチルで抽出した。溶媒を除去し、次いでシ
リカゲルのクロマトグラフィー(5%イソプロパノール
/CHCl)に付して、6.5mgの標題化合物
(Mass、IR、Hおよび13CのNMRデータは
化合物(3a)と一致している)を得た。 MASS:(FAB)823(M+Li)。IR:2
080−cm(−N)。ステップ1D:17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−β−アミノ−3”−メトキシ
−シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,2
5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−アジド−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン(3a)(28mg)とトリフェニルホ
スフィン(9mg)の、1mlの湿トルエンによる溶液
を一夜70℃で撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣
をシリカゲル(1000ミクロン、5%イソプロピルア
ルコール/CHCl中、1%NHOH)の分離用
tlcによって精製して、19mgの標題化合物を得
た。 MASS:(FAB)791(M+H)。実施例2 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−β−アジド−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン(別経路) ステップ2A:17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−14−t−ブチルジメチルシリルオキシ−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン(1a)(395mg)の乾燥塩化メチレ
ン(15ml)による溶液の冷却したものに、2,6−
ルチジン(160mg)を添加し、次いでt−ブチルジ
メチルシリルトリフルオロメタンスルホナート(250
mg)を添加した。反応温度を室温まで上昇させ、窒素
雰囲気下で撹拌した。6時間後、反応液を10mlの水
でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層を洗浄し
(水、NaHCO飽和溶液、NaCl飽和溶液)、乾
燥した(無水MgSO)。溶媒を減圧下で除去して、
500mgの粗生成物を得た。 MASS:(FAB)1023(M+Li)。ステップ2B:17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−ヒドロキシ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−14−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ,23,25−ジメトキシ−13,
19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキ
サ−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オ
クタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
実施例2Aで得た粗生成物(500mg)をアセトニト
リル(20ml)に溶解し、100mlのフッ化水素
(48%)を添加した。反応液を室温で20分間撹拌
し、炭酸水素ナトリウム飽和溶液でクエンチし、次に酢
酸エチルで抽出した。減圧下で溶媒を除き、次にシリカ
ゲルのクロマトグラフィー(80%酢酸エチル/ヘキサ
ン)に付して、300mgの生成物を得た(Mass、
Hと13CのNMRのデータは標題化合物と一致して
いる)。ステップ2C:17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−(2′′′−ニトロベンゼンスルホニ
ル)−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
ビニル]−14−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 実施例2Bの化合物(2b)(721.8mg)の乾燥
塩化メチレン(20ml)による溶液にジイソプロピル
エチルアミン(247.4mg)を添加し、次いで2−
ニトロベンゼンスルホニルクロリド(358.8mg)
を加え、次にN,H−ジメチルアミノピリジン(12
2.2mg)を添加した。得られた黄色溶液を、窒素雰
囲気下4時間、室温で撹拌し、次に炭酸水素ナトリウム
の飽和水溶液でクエンチした。有機層を洗浄し(水、N
aHCO飽和水溶液、NaCl飽和溶液)、乾燥し
(NaSO無水物)、溶媒を減圧下で除去した。シ
リカゲルのクロマトグラフィー(65%酢酸エチル/ヘ
キサン)に付して、700mgの標題の化合物(Mas
s、Hと13CのNMRのデータは標題化合物と一致
している)を得た。ステップ2D:17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−β−アジド−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−14−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−23,25−ジメトキシ−13,
19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキ
サ−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オ
クタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
実施例2Cの標題化合物(390mg)の乾燥ジメチル
ホルムアミド(5ml)による溶液を撹拌しながら、こ
れにアジ化ナトリウム(115.7mg)を一度に添加
した。反応混合物を、窒素雰囲気下4.5時間、80℃
で加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、水(50m
l)中に注入し、酢酸エチルで抽出した。通常の仕上げ
処理を行った後、シリカゲルの分離用tlc(2000
ミクロン、33%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製
して、170mgの生成物(Mass、Hと13Cの
NMRのデータは標題化合物と一致している)を得た。ステップ2E:17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
−12−[2’−(4”−β−アジド−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン 実施例2Dの標題化合物(150mg)のアセトニトリ
ル溶液を室温で撹拌しながら、これにフッ化水素酸(4
8%、1.5ml)を添加した。反応液を1.5時間撹
拌し、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液でクエンチし、酢
酸エチルで抽出した。溶媒を除去し、残渣をシリカゲル
の分離用tlc(2000ミクロン、50%酢酸エチル
/ヘキサン)で精製して、128mgの標題化合物を得
た。MASS:(FAB)823(M+Li)。実施例3 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン ステップ3A:17−エチル−1,ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−アジド−3”−メトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−14,18−ジエン−2,3,1
0,16−テトラオン 500mgの17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−
12−[2’−(4”−ヒドロキシ−3−メトキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオンの、7mlのベンゼンによる溶液
を10mgのp−トルエンスルホン酸で処理し、得られ
た溶液を60℃、で2時間加熱した。反応混合物を、炭
酸水素ナトリウム飽和溶液でクエンチし、酢酸エチルで
抽出した。合した有機層を水と飽和塩化ナトリウム溶液
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで濃縮
した。残渣をシリカゲルのクロマトグラフィー(66%
酢酸エチル:33%ヘキサン:1%メタノール)に付し
て、350mgの生成物を得た。この物質を10mlの
酢酸エチルに溶解し、15mgの5%Rh/Cで処理し
た。水素の入ったバルーンを反応混合物の真上に取り付
けて、反応が完了するまで反応混合物を撹拌した。得ら
れた混合物をけいそう土で濾過し、濃縮し、残渣をクロ
マトグラフィー(75%CHCl:5%MeOH:
20%ヘキサン)に付して294mgの生成物を得た。
61mgのこの物質、ジイソプロピルエチルアミン(3
3ml)およびN,H−ジメチルアミノピリジン(2
3.2mg)の、2mlの塩化メチレンによる溶液を、
窒素雰囲気下、35.4mgのo−ニトロベンゼンスル
ホニルクロリドで処理した。反応混合物を4.5時間撹
拌し、次いで炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈した。得
られた反応混合物を酢酸エチルで繰返し抽出した。合し
た有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し、シ
リカゲルのフラッシュクロマトグラフィーに付して、7
2.5mgの生成物を得た。この物質を1.1mlのD
MFに溶解し、次にアジ化ナトリウム(24.4mg)
で処理した。反応混合物を、窒素雰囲気下80℃で4時
間撹拌し、次いで水で希釈した。反応混合物を酢酸エチ
ルで抽出し、抽出画分を合して、水およびブラインで洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで濃縮し
た。残渣を分離用TLC(66%酢酸エチル:33%ヘ
キサン:1%MeOH)で精製して、28mgのアジド
を得た。ステップ3A (別の製造法):17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−アジド−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−14,18−ジエン−2,3,10,16−テトラ
オン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−アジド−3”−メトキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン(210mg、実施例2、ステップ2
E)と触媒量のp−トルエンスルホン酸の、40mlの
乾燥ベンゼンによる溶液を、窒素雰囲気下2.5時間還
流した。溶媒を減圧下で除去し、黒ずんだ褐色の残渣
を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(40%酢
酸エチル/ヘキサン)に付して、標題の化合物を得た。 MASS:(FAB)799(M+H)。 ステップ3B:17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(4”−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 7.8mgのトリフェニルホスフィンを含有する湿トル
エン0.5mlによるアジド(23mg)の溶液を70
℃で17時間加熱した。反応混合物を、分離用TLC
(88%CHCl:10%MeOH:2%NH4O
H)に付して、9mgの標題化合物を得た。 MASS:(FAB) 775(M)。実施例4 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−(2’
−[4”−α−(o−ニトロベンゼンスルホニル)−
3”−β−ヒドロキシシクロヘキシル]−1’−メチル
ビニル)−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、およ
び17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
(2’−[4”−α−ヒドロキシ−3”−β−(oーニ
トロベンゼンスルホニル)シクロヘキシル]−1’−メ
チルビニル)−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(3”−β−4”−α−ジヒドロキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン(787mg)の、乾燥塩化メチレン(1
5ml)による溶液を0℃に冷却し、これにジイソプロ
ピルエチルアミン(492.4mg)を添加し、次にo
−ニトロベンゼンスルホニルクロリド(281mg)と
触媒量のN,N−ジメチルアミノピリジンを加える。生
成した黄色の溶液を、窒素雰囲気下、室温で3時間撹拌
し、次に炭酸水素ナトリウム飽和水溶液でクエンチす
る。有機層を洗浄し(水、飽和NaHCO溶液、飽和
NaCl溶液)、乾燥し(無水NaSO)、溶媒を減
圧下で除去する。シリカゲルのクロマトグラフィーに付
して、標題の化合物を得る。実施例5 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−β−アジド−3”−β−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−(2’
−[4”−(o−ニトロベンゼンスルホニル)−3”−
ヒドロキシシクロヘキシル]−1’−メチルビニル)−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン(87mg)の、乾
燥ジメチルホルムアミド(1ml)による溶液を撹拌し
ながら、これにアジ化ナトリウム(16.7mg)を一
度に添加する。反応液を窒素雰囲気下、80℃で3時間
加熱する。反応混合物を冷却し、水(5ml)中に注入
し、酢酸エチルで抽出する。通常の仕上げ処理を行い、
次にシリカゲルの分離用tlcに付して、標題の化合物
を得る。実施例6 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−α−ヒドロキシ−3”−α−アジドシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−(2’
−[4”−ヒドロキシ−3”−(o−ニトロベンゼンス
ルホニル)シクロヘキシル]−1’−メチルビニル)−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオンを利用し、実施例5
の方法によって、標題の化合物を製造する。実施例7 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−β−アミノ−3”−β−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−β−アジド−3”−β−ヒドロキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン(3d)(28mg)とトリフェニルホ
スフィン(9mg)の、湿トルエン(1ml)による溶
液を70℃で一夜撹拌する。溶媒を減圧下で除去し、残
渣をシリカゲルの分離用tlcによって精製して、標題
の化合物を得る。実施例8 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−アミノシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−アジドシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,
9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テ
トラオンを用い、実施例7の方法で標題の化合物を製造
する。実施例9 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(3”
−メトキシ−4”−オキソシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル]−14−トリイソプロピルシリルオキシ−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン 塩化オキサリルの冷却した溶液(−78℃)(CH
による2M溶液の1.5ml)に、ジメチルスルホ
キシド(361mg)を滴下して添加し、次に、17−
エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−ヒド
ロキシ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
ルビニル]−14−トリイソプロピルシリルオキシ−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン(947mg)の、乾
燥塩化メチレン(3ml)による溶液を添加した。得ら
れた反応混合物を−78℃で30分間撹拌し、次にトリ
エチルアミン(1ml)を添加した。反応温度を室温ま
で上昇させ、反応混合物を水(20ml)中に注入し、
酢酸エチルで(3回)抽出した。有機層を合して洗浄し
(水、NaHCO3飽和溶液)、乾燥し(無水Na
)、濾過した。溶媒を除去した後、40%酢酸エチ
ル:60%ヘキサンを用いるシリカゲルのクロマトグラ
フィーで精製して、870mgの標題化合物を得た。実施例10 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(3”−メトキシ−4”−オキソシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 実施例9で得た17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−(3”−メトキシ−4”−オキソシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−14−トリイソプロピル
シリルオキシ−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,91]オクタ
コス−18−エン,2,3,10,16−テトラオン
(870mg)のアセトニトリル(20ml)による溶
液を撹拌しながら、これにフッ化水素酸(48%、1m
l)を室温で添加した。反応の進行状態をTLC分析法
で監視し、4時間後に反応混合物を、炭酸水素ナトリウ
ムの飽和水溶液でクエンチした。有機層を分離し、水性
層を酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合して洗浄し
(NaHCO飽和水溶液、NaCl飽和水溶液)、乾
燥し(無水NaSO)、次いで濾過した。溶媒を除
去した後、50%酢酸エチル/ヘキサンを使うシリカゲ
ルのカラムクロマトグラフィーで精製して、600mg
の標題の化合物を得た。実施例12 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−アミノ−3”−イソプロピルオキシシクロヘ
キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−イソプロピルオキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(145mg)の、乾燥塩化メチ
レン(4ml)による溶液に過剰の2,6−ルチジン
(62ml)を添加し、混合物を室温で撹拌した。10
分経過後、tert−ブチルジメチルシリルトリフルオ
ロメタンスルホナート(81ml)をシリンジによって
添加した。15分後、反応混合物を酢酸エチルで希釈
し、炭酸水素ナトリウム飽和溶液で抽出し、ブラインで
洗浄し、有機相を硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧下で除去し、シリカゲルのフラッシュクロマトグラ
フィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メタノ
ール)に付して、ビス保護化合物(130mg)を得
た。この化合物のアセトニトリル(4ml)溶液に、含
水アセトニトリル(70ml)による2%HF溶液を添
加し、得られた混合物を室温で撹拌した。5.5時間
後、得られた溶液を酢酸エチルで希釈し、炭酸水素ナト
リウム飽和溶液で抽出し、有機相を硫酸マグネシウムで
乾燥した。その濃縮物を、シリカゲルのフラッシュクロ
マトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1
%メタノール)で精製してモノ保護化合物(80mg)
を得た。この化合物の乾燥塩化メチレン(1ml)によ
る溶液に、過剰のジイソプロピルエチルアミン(36m
l)、およびo−ニトロフェニルスルホニルクロリド
(39mg)を添加し、次に4−ジメチルアミノピリジ
ン(22mg)を加えた。混合物を室温で5時間撹拌
し、そのときに酢酸エチルで希釈し、次いで炭酸水素ナ
トリウムの半飽和溶液から抽出し、ブラインで洗浄し
た。有機層を合して硫酸マグネシウムで乾燥し、次にそ
の濃縮物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー
(酢酸エチル:ヘキサン(1:2)+1%メタノール)
で精製して生成物(87mg)を得た。この化合物の
N,N−ジメチルホルムアミド(1ml)溶液に過剰の
アジ化ナトリウム(25mg)を添加し、得られた混合
物を70℃に加熱した。7.5時間後、反応混合物を室
温まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、塩化アンモニウム
の半飽和溶液から抽出し、ブラインで洗浄した。有機相
を合して硫酸ナトリウムで乾燥し、シリカゲルのフラッ
シュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:
2)+1%メタノール)に付してアジド化合物(38m
g)を得た。この保護されたアジドのアセトニトリル
(1ml)溶液に、含水アセトニトリルによる2%HF
溶液(150ml)を添加し、混合物を室温で撹拌し
た。4.5時間後、得られた溶液を酢酸エチルで希釈
し、炭酸水素ナトリウム飽和溶液で抽出し、有機相を硫
酸マグネシウムで乾燥した。その濃縮物をシリカゲルの
フラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン
(1:2)+1%メタノール)で精製して脱保護された
化合物(22.5mg)を得た。得られたアジド化合物
の10%含水トルエン(0.5ml)による溶液に、ト
リフェニルホスフィン(10.7mg)を添加し、混合
物を撹拌しながら70℃に加熱した。18時間後、反応
混合物を冷却し、次に減圧下で10%の容積まで濃縮
し、シリカゲルの分離用TLC(2%水酸化アンモニウ
ム、5%メタノール含有塩化メチレン)で精製して、標
題の化合物(5.5mg)を得た。 H NMR の一部d:5.19(brs,1H);
4.59(brd,J=4Hz,1H);4.41(b
rd,J=14Hz,1H);1.16(d,J=7H
z);1.13(d,J=7Hz,3H)。実施例13 17−エチル−1−ヒドロキシ−12,[2’−
(4”,3”−ジヒドロキシオキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−イソプロピルオキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
0,16−テトラオン(210mg)と、触媒量のp−
トルエンスルホン酸との、40mlのベンゼンによる溶
液を、窒素雰囲気下4時間還流した。溶媒を減圧下で除
去し、黒ずんだ残渣を、カラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル、7%イソプロパノール/CHCl)で精
製して、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’
−(4”−ヒドロキシ−3”−イソプロピルオキシシク
ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
1.04,9]オクタコス−14,18−ジエン−2,
3,10,16−テトラオン(180mg)を白色固体
として得た。この物質をエタノール(20ml)に溶解
し、5%Rh/C(40mg)で処理した。水素をバル
ーンによって30分間導入し、混合物をセライドで濾過
した。溶媒を除去してから、シリカゲルのクロマトグラ
フィーに付して、172mgの標題の化合物を得た。M
ass、Hと13CのNMRのデータは標題の構造と
一致した。実施例14 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−ヒドロキシ−3”−イソプロピルオキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(4”,3”−ジヒドロキシオキシシクロヘキシル)−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン(200mg)の、ジエチルエーテル
(6ml)による溶液に、三フッ化ホウ素エーテラート
(10ml)を添加し、次に新たに調製した2−ジアゾ
プロパン(100倍過剰)を加える。得られた混合物を
室温で15分間撹拌し、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液
でクエンチする。有機層を分離し、飽和NaCl溶液で
洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を除去した後、
シリカゲルの分離用TLCに付して、標題の化合物とそ
の4”異性体が得られる。実施例15 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−アミノ−3”−イソプロピルオキシシクロヘキシル)
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−ヒドロキシー3”−イソプロピルオキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン(158mg)の、乾燥塩化メチレン
(3.5ml)による溶液に、過剰のジイソプロピルエ
チルアミン(82ml)と、o−ニトロフェニルスルホ
ニルクロリド(87mg)とを添加し、次に4−ジメチ
ルアミノピリジン(58mg)を添加した。混合物を室
温で23時間撹拌し、そのとき酢酸エチルで希釈し、次
に炭酸水素ナトリウム飽和溶液から抽出し、ブラインで
洗浄した。有機層を合して硫酸マグネシウムで乾燥し、
その濃縮物を、シリカゲルのフラッシュクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:1)+1%メタノー
ル)で精製して活性化合物(130mg)を得た。この
化合物のN,N−ジメチルホルムアミド(2ml)によ
る溶液に過剰のアジ化ナトリウム(43mg)を添加
し、得られた混合物を70℃に加熱した。4時間後、反
応混合物を室温まで冷却し、酢酸エチルで希釈し、塩化
アンモニウム半飽和液から抽出し、ブラインで洗浄し
た。有機層を合して硫酸マグネシウムで乾燥し、次にシ
リカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル:ヘキサン(1:2)+1%メタノール)で精製して
アジド化合物(50mg)を得た。この化合物の10%
含水ベンゼン(1.7ml)による溶液に、トリフェニ
ルホスフィン(24mg)を加え、得られた混合物を撹
拌しながら70℃に加熱した。17時間後、反応混合物
を、冷却し、減圧下で10%の容積まで濃縮し、フラッ
シュクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン(1:
1)+1%メタノール、次に2%水酸化アンモニウム、
塩化メチレン中5%メタノール)のシリカゲルのカラム
に直接注入して精製を行い、標題の化合物(38mg)
を得た。 MASS:(FAB)802(M)。H NMR
の一部d:4.58(brs,J=4Hz,1H);
4.41(brd,J=4Hz,1H);3.87(d
d,J=12,3Hz,1H)。実施例16 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−アジド−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−アジド−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27,テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−14,18−ジエン−2,3,10,16−テトラ
オン(55mg、実施例3)、テトラキストリフェニル
ホスフィンパラジウム(10mg)および酢酸(10m
l)の、3mlの乾燥トルエンによる溶液を、窒素雰囲
気下、室温で5分間撹拌した。この黄色溶液に、水素化
トリブチルスズ(40ml)を加え、室温でさらに45
分間撹拌した。生成した褐色に着色した反応混合物を、
シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(最初にヘキサ
ンで溶離し、次に50%酢酸エチル/ヘキサンで溶離す
る)に付して、50mgの標題化合物を得た。Mass
H NMRのデータは標題の構造に一致した。実施例17 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−[4”
−α−(2′′′−ニトロベンゼンスルホニルオキシ)
−3”−β−ヒドロキシシクロヘキシル]−1’−メチ
ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(B)、および17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
[2’−[3”−(2′′′−ニトロベンゼンスルホニ
ルオキシ)−4”−ヒドロキシシクロヘキシル]−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(A) 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(3”,4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(200mg)の、乾燥塩化メチレン(20ml)によ
る溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(150ml)
を添加し、次に2−ニトロベンゼンスルホニルクロリド
(60mg)を加え、次いで4−ジメチルアミノピリジ
ン(27mg)を添加した。生成した黄色溶液を、窒素
雰囲気下、室温で4時間撹拌し、次に炭酸水素ナトリウ
ム飽和水溶液でクエンチした。その有機層を洗浄し
(水、NaHCO3飽和溶液、NaCl飽和溶液)、乾
燥し(無水NaSO)、溶媒を減圧下で除去した。
シリカゲルのクロマトグラフィー(2:1酢酸エチル/
ヘキサン)に付して、70mgの標題の化合物(A)と
60mgの標題の化合物(B)を得た(Mass、
13CのNMRのデータは上記の構造と一致した)。実施例18 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(3”
−β(R)−4”−β−(S)−エポキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12,[2’−[4”
−α−(R)−(2”−ニトロベンゼンスルホニルオキ
シ)−3”−β−(S)−ヒドロキシシクロヘキシル]
−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン(実施例17)(60mg)の、3ml
の乾燥塩化メチレンによる溶液に、トリエチルアミン
(1ml)を加え、室温で3日間撹拌した。溶媒を減圧
下で除去し、残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフ
ィー(2:3ヘキサン/酢酸エチル)で精製して、42
mgの標題の化合物(8b−1)を得た。 MASS:(FAB)744(M+H),766(M+
Na)。実施例19 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(3”
−α−(S)−4”−α−(R)−エポキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−[3”
−(2′′′−ニトロベンゼンスルホニルオキシ)−
4”−ヒドロキシシクロヘキシル]−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオン(実施例1
7)を出発物質として使用し、実施例18の方法によっ
て標題の化合物を製造した。実施例20 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−α−(R)−アジド−3”−β−(S)−ヒドロキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン(9a) 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(3”
−β−(R)−4”−β−(S)−エポキシシクロヘキ
シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン(200mg)のエタノール(5ml)溶
液に、アジ化ナトリウム(100mg)と塩化アンモニ
ウム(14mg)の、温水(250ml)による混合物
を添加した。得られた反応混合物を油浴中、60℃で4
時間加熱し、次いで室温まで冷却した。溶媒を減圧下で
除去し、次いでシリカゲルのクロマトグラフィー(60
%酢酸エチル/ヘキサン)に付して、132mgの標題
の化合物を得た。IR:2100cm−1(N)。実施例21 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(3”
−アジド−4”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27,テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(3”
(S),4”(R)−エポキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
を出発物質として用いて、実施例20の方法で標題の化
合物を製造した。実施例22 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−α−(R)−アジド−3”−β−(S)−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−α−(R)−アジド−3”−β−(S)−ヒドロキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン、および酸化銀(20mg)
の、1.5mlのヨウ化メチルによる懸濁液を、気密ビ
ン中で4日間還流させた。生成した黄色の固体を濾別し
て過剰のヨウ化メチルを除去した。粗生成物を、シリカ
ゲルの分離用tlc(1:1ヘキサン/酢酸エチル)で
精製して、4mgの標題化合物を得た。 MASS:(FAB)807(M+Li)。実施例23 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−α−(R)−アミノ−3”−β−(S)−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−α−(R)−アジド−3”−β−(S)−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ,13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン(20mg、実施例22)、お
よびトリフェニルホスフィン(7mg)の、10%水/
ベンゼン3mlによる溶液を油浴中16時間還流した。
溶媒を減圧下で除去し、生成した粗性物質を、シリカゲ
ルのカラムクロマトグラフィー(最初に5%MeOH/
CHClで溶離し、次に1%NHOH含有の5%
MeOH/CHClで溶離する)で精製して、12
mgの標題の化合物(10a)を得た。 MASS:(FAB)775(M+H),799(M+
Na)。実施例24 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−α−ヒドロキシ−3”−β−エトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
(3”,4”−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1’−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(200mg、実施例13由来の化合物)の、エーテル
(6ml)による溶液に、三フッ化ホウ素エーテラート
(10ml)を添加し、次に新しく調製したジアゾエタ
ン(100倍過剰)を添加する。得られた混合物を室温
で15分間撹拌し、次いで炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液でクエンチする。有機層を分離し、洗浄し(NaCl
飽和水溶液)、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒
を除去した後、シリカゲルの分離用tlcに付して位置
異性体を分離して、標題の化合物が得られる。実施例25 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−[4”
−α−(2’’’−ニトロベンゼンスルホニルオキシ)
−3”−β−エトキシシクロヘキシル]−1’−メチル
ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−α−ヒドロキシ−3”−β−エトキシシクロヘキシ
ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
−13,19,21,27−テトラメチル−11,28
−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
−テトラオン(200mg、実施例24)の、乾燥塩化
メチレン(2ml)による溶液に、ジイソプロピルエチ
ルアミン(150ml)を添加し、次に2−ニトロベン
ゼンスルホニルクロリド(60mg)を加え、次いで4
−ジメチルアミノピリジン(27mg)を加える。生成
した黄色溶液を、窒素雰囲気下、室温で4時間撹拌し、
次いで炭酸水素ナトリウム飽和水溶液でクエンチする。
有機層を洗浄し(水、NaHCO飽和溶液、NaCl
飽和溶液)、乾燥し(無水NaSO)、次いで溶媒
を減圧下で除去する。シリカゲルのクロマトグラフィー
に付して、標題の化合物が得られる。実施例26 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−[4”
−β−アジド−3”−β−エトキシシクロヘキシル]−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
6−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−[4”
−α−(2’’’−ニトロベンゼンスルホニルオキシ)
−3”−β−エトキシシクロヘキシル]−1,−メチル
ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
−18−エン−2,3,10,16−テトラオン(87
mg、実施例25)の乾燥DMF(1ml)溶液を撹拌
しながら、これにアジ化ナトリウム(16.7mg)を
一度に添加する。反応液を窒素雰囲気下80℃で3時間
加熱する。反応混合物を冷却し、水(5ml)中に注入
し、酢酸エチルで抽出する。通常の仕上げ処理を行い、
次にシリカゲルの分離用tlcに付して、標題の化合物
が得られる。実施例27 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−[4”
−β−アミノ−3”−α−エトキシシクロヘキシル]−
1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,
6−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−[4”
−アジド−3”−エトキシシクロヘキシル]−1’−メ
チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン(2
8mg、実施例26)、およびトリフェニルホスフィン
(9mg)の、湿ベンゼン1mlによる溶液を一夜還流
する。溶媒を減圧下で除き、残渣をシリカゲルのカラム
で精製して、標題の化合物が得られる。実施例28 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(2−フラニル)メチルアミノ−3”−メトキシ
シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(4C、実施例3)(0.038g、0.049mmo
l)の予め乾燥されたメタノール(2ml)による溶
液、および予め乾燥されたモレキユラーシーブに、フル
アルデヒド(10μl、0.104mmol)を添加し
た。上記アミンがシッフ塩基に変換してしまうまで反応
混合物を室温で撹拌した(その変換し終わる時間は、シ
リカのTLC(1:9メタノール:塩化メチレン)で測
定したところ45分間であった)。この溶液にNaCN
BH(62.8mg、0.02mmol)のメタノー
ル(10ml)溶液を添加した。10μlの酢酸を添加
した後、反応混合物をさらに10分間撹拌し、濾過し、
濾液を減圧下で蒸発させた。黄色の残渣を、クロマトグ
ラフィー(シリカ、3:2、酢酸エチル/ヘキサン)で
精製して、22mgの標題の化合物を得た。 MASS,M+H 855,M+Li 861。 H NMR の一部δ:7.32(bs,1H);
6.28(bs,1H);6.15(bs,1H);
3.85(d,J=16Hz,1H);3.65(d,
J=16Hz,1H)。実施例29 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−(2−チオフェン)メチルアミノ−3”−メトキシシ
クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1−
メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(実施例3)(0.04g、0.052mmol)、お
よびチオフェン−2−カルボキサルデヒドとから、実施
例28で述べた方法にしたがって、標題の化合物を製造
した。 MASS,M+Li 877.8,M=Na 893.
8。 H NMR の一部δ:7.16(d,J=6HZ,
1H);6.9(m,2H);3.99(dd,J=1
6Hz,1H);3.88(d,J=16Hz)。実施例30 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(ピリジ−2−イル)メチルアミノ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(実施例3)(0.04g、0.052mmol)、お
よびピリジン−2−カルボキサルデヒドから、実施例2
8で述べた方法にしたがって、標題の化合物(32m
g)を製造した。 MASS,M+Li 872。 H NMR の一部δ:8.54(dd,J=4H
z,1H);7.64(m,1H);7.29(m,1
H);7.13(dd,J=4Hzおよび7Hz,1
H);3.94(d,16Hz,1H);3.8(d,
16Hz,1H)。実施例31 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(ピリジ−4−イル)メチルアミノ−3”−メト
キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
2.3.1.04.9]オクタコス−18−エン−2,
3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(実施例3)とピリジル−4−カルボキサルデヒドとか
ら、実施例28に記載した方法にしたがって、標題の化
合物(55mg)を製造した。 MASS,M+Li 872.7,M+Li+H
74。実施例32 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(1−メチル−ピリジ−2−イル)アミノ−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(実施例3)(0.06g、0.073mmol)のD
MF(予め乾燥したもの1.5ml)による溶液に、1
−メチルピリジニウムヨーダイド(0.028g、0.
11mmol)を添加し、その反応混合物を室温で30
分間撹拌した。次に、反応混合物を水(10ml)とベ
ンゼン(20ml)の混合物で希釈し、この不均一な溶
液を凍結乾燥した。得られた黄色の固体を水でトリチュ
レートし、次にエーテルでトリチュレートして、57μ
gの標題の化合物を得た。実施例33 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(イミダゾール−2−イル)メチルアミノ−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(実施例3)、およびイミダゾール−3−カルボキサル
デヒドから、実施例28に記載の方法にしたがって標題
の化合物を製造した。 MASS,M+2Li 856。 H NMR の一部δ:6.96(bs,2H);
3.99(bdd,J=15Hzおよび9Hz,2
H)。実施例34 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(イミダゾリン−2−イル)メチルアミノ−3”
−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−
23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(実施例3)(0.04g)、2−メチルチオイミダゾ
リン(0.014g)、およびトリエチルアミン(7μ
1)のアセトニトリル溶液を、窒素雰囲気下40℃で1
8時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣をクロマ
トグラフィー(シリカ、10%メタノール/塩化メチレ
ン)で精製して、24mgの標題化合物を得た。 MASS,M+Li 849。実施例35 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(1−メチルインドールー5−イル)メチルアミ
ノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ[22.3.1.04.9]オクタコス−1
8−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04.9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(4c、実施例3)、および1−メチルインドール−5
−カルボキサルデヒドから、実施例28に記載の方法に
したがって標題の化合物(40mg)を製造した。 MASS,M+H 918.9。 H NMR の一部δ:7.54(S,1H);7.
23(m,2H);7.03(d,J=4Hz,1
H);6.41(d,J=4Hz,1H);3.76
(s,3H);3.14(s,3H)。実施例36 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−α−(1−メチルインドール−5−イル)メチルアミ
ノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
ニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
トリシクロ[22.3.1.04.9]オクタコス−1
8−エン−2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−α−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04.9]オク
タコス,18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(10a、実施例23)、およびインドール−3−カル
ボキサルデヒドから、実施例28に記載の方法にしたが
って、標題の化合物(16mg)を製造した。 MASS,M+H 918.9,M+Li 924.
8。 H NMR の一部δ:7.69(d,J=8Hz,
1H);7.35(m,1H);7.10(d,2H
z,1H);6.51(d,2Hz,1H);6.41
(d,2Hz,1H);3.79(s,3H)。実施例37 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(インドール−3−イル)メチルアミノ−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1,−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04.9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1,
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04.9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(実施例3)、およびインドール−3−カルボキサルデ
ヒドから、実施例28に記載の方法にしたがって、標題
の化合物(16mg)を製造した。 MASS,M+Li 910。 H NMR の一部δ:8.5(bs,1H);7.
63(d,J=8Hz,1H);7.37(d,J=8
Hz,1H);7.31(bs,1H);7.19
(t,J=7Hzおよび6Hz,1H);7.10
(t,J=7Hzおよび6Hz,1H);3.12
(s,3H)。実施例38 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(ピロール−2−イル)メチルアミノ−3”−メ
トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04.9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(実施例3)、およびピロ−ル−2−カルボキサルデヒ
ドから、実施例28に記載の方法にしたがって、標題の
化合物(20.5mg)を製造した。 MASS,M+Li 860.8。 H NMR の一部δ:9.45(bs,1H);
6.75(bs,1H);6.19(m,2H);3.
86(m,2H)。実施例39 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−(1−メチル−5−インドリル)アミノ−3”−
メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
2,3,10,16−テトラオン 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”
−β−アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
−4−アザトリシクロ[22.3.1.04.9]オク
タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン
(実施例3)(50mg)の、塩化メチレン(1.2m
l)による溶液に、トリ(1−メチルインドール−5−
イル)ビスムチン(46mg)を添加し、次に酢酸銅
(II)(12mg)を添加し、反応混合物を室温で撹
拌した。24時間後、反応混合物を酢酸エチルで希釈
し、炭酸水素ナトリウム飽和溶液とブラインで洗浄し、
MgSOで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣
をクロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル:ヘキサ
ン、1:4+1%メタノール)で精製して、標題の化合
物を得た。 H NMR の一部d:7.12(d,J=9.0H
z,1H);6.93(d,J=3Hz,1H);6.
86(d,J=2Hz,1H);6.69(dd,J=
9.0&2.0Hz,1H);6.27(d,J=3.
0Hz,1H);3.70(s,3H)。実施例40 T細胞の増殖性の検定 1.試料の調製 検定される化物を、無水エタノールに1mg/mlの濃
度で溶解した。 2.検定 C57B1/6マウスから、脾臓を滅菌状態下で取出
し、熱で不活性化したウシ胎児血清(GIBO)の10
%で補充したRPMI 1640培地(GIBC;米国
ニューヨーク州、Grand ISland)の氷で冷
却したものの中におだやかに分離させた。細胞を150
0rpmで8分間遠心分離することによってペレットに
した。そのペレットを、塩化アンモニウム溶解緩衝液
(lysing buffer)(GIBO)でペレッ
トを4℃にて2分間処理することによって汚染している
赤血球を除去した。冷培地を添加し、細胞を再び150
0rpmで8分間遠心分離した。次に、細胞懸濁液をナ
イロンウールカラムで次のように分離することによっ
て、Tリンパ球を単離した。ナイロンウールカラムは、
洗浄し乾燥したナイロンウール約4gを、20mlのプ
ラスチックシリンジ中に充填することによって作製し
た。そのカラムを25°Fで30分間オートクレーブ処
理することによって滅菌した。ナイロンウールカラムを
暖かい(37℃)培地で濡らし、次いで同じ培地ですす
いだ。暖かい培地に再懸濁された洗浄牌臓細胞を、上記
ナイロンウールにゆっくりと加えた。次に、そのカラム
を直立状態で、37℃にて1時間インキュベートした。
非付着性Tリンパ球を、暖かい培地でカラムから溶離
し、得られた細胞懸濁液を上記のように遠心分離した。
精製したTリンパ球を、熱で不活性化した10%のウシ
胎児血清、100mMグルタミン、1mMのピルビン酸
ナトリウム、2×10−5M 2−メルプトエタノール
および50μg/mlゲンタマイシンを含有するRPM
I 1640培地で構成された完全培地中に、2.5×
10細胞/mlの濃度で再懸濁させた。イオノマイシ
ンを250ng/mlの濃度で添加し、次にPMAを1
0ng/mlの濃度で添加した。得られた細胞懸濁液
を、96ウェル平底微量培養プレート(Costar)
に、200μl/ウェルずつ直ちに分配した。次に、被
検化合物の各種希釈液をそれぞれ20μl/ウェルずつ
3つのウェルに入れた。化合物17−アリル−1,14
−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−ヒドロキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04.9]オクタコス−18
−エン−2,3,10,16−テトラオンを標準として
使用した。次に培養プレートを、5%CO−95%空
気の増湿雰囲気下で、37℃にて44時間インキュベー
トした。Tリンパ球の増殖性を、トリチウム化されたチ
ミジンの取込量を測定することによって検定した。44
時間の培養の後、細胞は、2μCi/ウェルのトリチウ
ム化チミジン(NEN、米国マサチューセッツ州、ケン
ブリッジ)によってパルス標識がなされた。さらに4時
間インキュベートした後、培養物を、多重試料ハーベス
ターを用いて、ガラス繊維のフィルター上に収集した。
個々のウェルに対応するフィルターディスクの放射能
を、標準液体シンチレーション計数法(Betacou
nter)によって測定した。重複ウェルの1分間当た
りの平均カウント数を計算し、その結果を、T細胞のト
リチウム化チミジン取込みを50%まで阻害するのに必
要な化合物の濃度として表わした。化合物の選択は前記
の方法によって試験された。次の実施例の標題化合物
が、上記検定法でT細胞の増殖を阻害する活性をもって
いた。すなわち、実施例28、29、30、31、3
2、33、34、35、36、37、38、および39
の標題化合物である。この検定の結果は、本発明の化合
物の固有の免疫抑制活性を示す。アンタゴニスト活性を
測定するには、上記の方法を次のように修正する。すな
わち、化合物の各種希釈液を、17−アリル−1,14
−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−ヒドロキシ−
3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
−エン,2,3,10,16−テトラオン(標準化合
物、濃度は1.2nM、すなわちT細胞の増殖を100
%まで阻害する濃度)とともに培養し、上記標準化合物
だけで得られる阻害性を50%まで逆転するのに必要な
試験化合物の濃度を測定し、ED50値を決定する。上
記明細書は、例証を目的とする実施例によって本発明の
原理を教示しているが、本願に記載された方法とプロト
コルの、思いつきの変更、改変、修正、削除もしくは付
加はすべて、本願の特許請求の範囲とその均等物の適用
範囲内にある限り、本発明に含まれるということは理解
されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジユーン・ゴウレツト アメリカ合衆国、ニユージヤージイ・ 07090、ウエストフイールド、ハンフオー ド・プレイス・719 (72)発明者 ピーター・ジエイ・シンクレアー アメリカ合衆国、ニユージヤージイ・ 08904、ハイランド・パーク、メープル・ コート・92

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 〔式中、 Rは1)−NR、 2)−NRCOR、 3)−NRCOR、 4)−NRCO、 5)−NRCO、および 6)−NRCHR から選択される;Rは1)ヘテロアリール、 2)置換基がX、YおよびZである置換ヘテロアリー
    ル、 3)ヘテロアリール−C1−10アルキル、 4)置換ヘテロアリール−C1−10アルキルであっ
    て、そのヘテロアリール基はX、YおよびZで置換さ
    れ、アルキル部分は下記の置換基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニル基の置換基がX、YおよびZである置換フ
    ェニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR、但しRとRは下記の基: i)水素、 ii)非置換のC1−10アルキル、または下記の置換
    基: a’)非置換のフェニル、もしくはX、YおよびZで置
    換されたフェニル、 b’)−OH、 c’)C1−6アルコキシ、 d’)−COH、 e’)−CO−C1−6アルキル、 f’)−C3−7シクロアルキル、および g’)−OR11、 から選択される1つ以上の置換基で置換されたC
    1−10アルキル、 iii)非置換のC3−10アルケニル、または下記の
    置換基: a’)非置換のフェニル、もしくはX、YおよびZで置
    換されたフェニル、 b’)−OH、 c’)C1−6アルコキシ、 d’)−COH、 e’)−CO−C1−6アルキル、 f’)−C3−7シクロアルキル、および g’)−OR11、 から選択される、1つ以上の置換基で置換されたC
    3−10アルケニル、または iv)RとRおよびこれらが結合しているNは、モ
    ルホリン、チオモルホリン、ピペリジンもしくはピペラ
    ジンのような、O、S(O)、NR18からなる群か
    ら独立して選択される1つもしくは2つの追加のヘテロ
    原子をもっていてもよい(但しR18は水素、非置換も
    しくはフェニルで置換されたC1−6アルキル、および
    pは0、1もしくは2)、非置換もしくは置換された3
    〜7員のヘテロ環リングを形成してもよい、から独立し
    て選択され、 h)−NRCO−C1−6アルキル−R(但し、R
    は前記定義に同じ)、 i)−NRCO−C1−6アルキル−R、 j)−NRCONR、 k)−OCONR、 l)−COOR、 m)−CHO、 n)フェニル、 o)置換基がX、YおよびZである置換されたフェニ
    ル、 p)−S(O)−C1−6アルキル、および q)−OR11、 から選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい、 5)ヘテロアリール−C1−10アルキル(但しアルキ
    ル炭素の1つ以上が−NR−、−O−、−S(O)
    −、−CO−、−OC−、−CONR−、−NR
    CO−、−NRCONR−から選択される基で置
    換されている)、 6)置換ヘテロアリール−C1−10アルキルであっ
    て、そのアルキル炭素の1つ以上が−NR−、−O
    −、−S(O)−、−CO−、−OC−、−CO
    NR−、−NRCO−、および−NRCONR
    −から選択される基で置換され、そのヘテロアリール基
    がX、YおよびZで置換され、アルキル基が下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フェ
    ニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR(RとRは前記定義に同じ)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(Rは前記定義
    に同じ)、 i)−NRCO−C1−6アルキル、 j)−NRCONR、 k)−OCONR、 l)−COOR、 m)−CHO、 n)フェニル、 o)置換基がX、YおよびZである置換されたフェニ
    ル、 p)−S(O)−C1−6アルキル、および q)−OR11、 から選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい、 7)ヘテロアリール−C3−10アルケニル(但しアル
    ケニルは1〜4の二重結合をもっている)、 8)ヘテロアリール−C3−10アルケニル(但しアル
    ケニルは1〜4の二重結合を有し、アルキル炭素の1つ
    以上が−NR−、−O−、−S(O)−、−CO
    −、−OC−、−CONR−、−NRCO−、お
    よび−NRCONR−から選択される基で置換され
    ている)、 9)置換ヘテロアリール−C3−10アルケニルであっ
    て、アルケニル基は1〜4の二重結合を有し、そのアル
    キル炭素の1つ以上が、−NR−、−O−、−S
    (O)−、−CO−、−OC−、−CONR
    −、−NRCO−、−NRCONR−、−NR
    CONR−から選択される基で置換されてもよく、
    ヘテロアリール基はX、YおよびZで置換され、そのア
    ルキル基は下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)置換フェニル−C1−3アルコキシ(但しフェニル
    の置換基はX、YおよびZ)、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR(RとRは前記定義に同じ)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(Rは前記定義
    に同じ)、 i)−NRCO−C1−6アルキル、 j)−NRCONR、 k)−OCONR、 l)−COOR、 m)−CHO、 n)フェニル、 o)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 p)−S(O)−C1−6アルキル、および q)−OR11 から選択される1つ以上の置換基で選択されてもよい、
    から選択される; Rは1)Rの定義、 2)ヒドロキシ、 3)フェニルオキシ、 4)置換基がX、YおよびZである置換フェニルオキ
    シ、 5)1−もしくは2−ナフチルオキシ、 6)置換基がX、YおよびZである置換1−もしくは2
    −ナフチルオキシ、 7)ビフェニルオキシ、 8)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニルオキ
    シ、 9)C1−10アルコキシ、 10)置換C1−10アルコキシであって、その1つ以
    上の置換基が下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フェ
    ニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR(RとRは前記定義と同一)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(Rは前記定義
    と同一)、 i)−COOR(Rは前記定義と同一)、 j)−CHO、 k)フェニル、 l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 m)1−もしくは2−ナフチル、 n)置換基がX、YおよびZである置換1−もしくは2
    −ナフチル、 o)ビフェニル、 p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 q)OR11、および r)−S(O)−C1−6アルキル、 から選択される、 11)C3−10アルケニルオキシ、 12)置換C3−10アルケニルオキシであって、その
    1つ以上の置換基が下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フェ
    ニル−C1−3アルコキシ、f)−OCO−C1−6
    ルキル、 g)−NR(RとRは前記定義と同一)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(Rは前記定義
    と同一)、 i)−COOR(Rは前記定義と同一)、 j)−CHO、 k)フェニル、 l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 m)1−もしくは2−ナフチル、 n)置換基がX、YおよびZである置換1−もしくは2
    −ナフチル、 o)ビフェニル、 p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 q)−OR11、および r)−S(O)−C1−6アルキル、 から選択される、 13)C3−10アルキニルオキシ、 14)置換C3−10アルキニルオキシであって、その
    1つ以上の置換基が下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フェ
    ニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、 g)−NR(RとRは前記定義と同一)、 h)−NRCO−C1−6アルキル(Rは前記定義
    と同一)、 i)−COOR(Rは前記定義と同一)、 j)−CHO、 k)フェニル、 l)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 m)1−もしくは2−ナフチル、 n)置換基がX、YおよびZである置換1−もしくは2
    −ナフチル、 o)ビフェニル、 p)置換基がX、YおよびZである置換ビフェニル、 q)−OR11、 から選択される、ならびに 15)−OR11、 から独立して選択される;Rは1)水素、ならびに 2)非置換のC1−10アルキル、または下記の基: a)ヒドロキシ、 b)オキソ、 c)C1−6アルコキシ、 d)フェニル−C1−3アルコキシ、 e)フェニルの置換基がX、YおよびZである置換フェ
    ニル−C1−3アルコキシ、 f)−OCO−C1−6アルキル、および g)−NR(RとRは前記定義と同一)、 から選択される1つ以上の置換基で置換されたC
    1−10アルキル、から選択される;Rは水素、ヒド
    ロキシ、−OR11、またはC1−6アルコキシであ
    る;Rは水素、またはRとRとで1つの二重結合
    を形成する;Rは1)メチル、 2)エチル、 3)プロピル、または 4)アリル; R10は水素、ヒドロキシ、−OR11、またはフルオ
    ロである;R11は、a)−PO(OH)O(M
    は正に帯電した無機もしくは有機の対イオン)、 b)−SO 、 c)−CO(CHCO (qは1〜3)、
    ならびに d)−CO−C1−6アルキル−NR、但しR
    とRは前記定義と同一であり、アルキルは非置換かま
    たは下記の基: i)ヒドロキシ、 ii)C1−6アルコキシ、 iii)−NR1617、但しR16とR17は下記
    の基: a’)水素、および b’)C1−6アルキル、 から独立して選択される、 iv)−COOR(Rは前記定義と同一)、 v)フェニル、 vi)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 vii)ヘテロアリール、 viii)−SH、および ix)−S−C1−6アルキル、 から選択される1つ以上の置換基で置換されている、か
    ら選択される;WはO、または(H、OH)である;
    X、YおよびZは 1)水素、 2)C1−7アルキル、 3)C2−6アルケニル、 4)ハロゲン、 5)−(CH−NR(RとRは前記定
    義と同一、およびmは0、1もしくは2)、 6)−CN、 7)−CHO、8)−CF、 9)−SR12(R12は水素、C1−6アルキル、ト
    リフルオロメチル、もしくはフェニル)、 10)−SOR12(R12は前記定義と同一)、 11)−SO12(R12は前記定義と同一)、 12)−CONR(RとRは前記定義と同
    一)、 13)R13O(CH−(R13は水素、C
    1−3アルキル、ヒドロキシ−C2−3アルキル、フェ
    ニル、R11もしくはナフチル、およびmは前記定義と
    同一)、14)−CH(OR14)(OR15)(但し
    14とR15はC1−3アルキル、または結合してエ
    チルもしくはプロピルのブリッジを形成する)、 15) 【化2】 (R13とmは前記定義と同一)、 16) 【化3】 (R13とmは前記定義と同一)、および 17)−OR11、 から独立して選択されるか、またはX、YおよびZのい
    ずれかの2つが結合して、ジオキソラニルもしくはジオ
    キサニルのようなリング原子が1もしくは2の酸素原子
    を有し、残りのリング原子が炭素である5、6もしくは
    7のリング原子を有する飽和リングを形成してもよい;
    ならびにnは1、または2〕で表される化合物、または
    その医薬として許容される塩。
  2. 【請求項2】 式Iの絶対配置が式III 【化4】 で表される請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 ヘテロアリールが、 【化5】 【化6】 〔式中、R8aはa)水素、 b)非置換のC1−10アルキル、または下記の基: i)フェニル、 ii)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 iii)ヒドロキシ、 iv)C1−6アルコキシ、 v)−COOR16、 vi)−NR1617、および vii)−OR11、 から選択される1つ以上の基で置換されたC1−10
    ルキル、ならびに c)非置換のC3−10アルケニル、または下記の基: i)フェニル、 ii)置換基がX、YおよびZである置換フェニル、 iii)ヒドロキシ、 iv)C1−6アルコキシ、 v)−COOR16、 vi)−NR1617、および vii)−OR11、 から選択される1つ以上の基で置換されたC3−10
    ルケニル、から選択される〕からなる群から選択される
    請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 Rが1)ヒドロキシ、 2)メトキシ、 3)エトキシ、 4)プロポキシ、 5)アリルオキシ、 6)−OR11、 7)−O−C2−3アルキル−OH、および 8)−O−C2−3アルキル−OR11、 から選択され;Rが1)水素、 2)ヒドロキシ、および 3)−OR11、 から選択されるか、またはRとRが結合して二重結
    合を形成し;R10が水素、ヒドロキシ、またはフルオ
    ロ;WがO;ならびにnが2;である請求項3記載の化
    合物。
  5. 【請求項5】 ヘテロアリールが、 【化7】 (式中、R、X、YおよびZは前記定義と同一)であ
    る請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】 ヘテロアリールが、 【化8】 (式中、R、XおよびYは前記定義と同一)である請
    求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】 17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−β−(2−フラニル)メチルアミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (2−フラニル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロ
    ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(2−チオフェン)メチルア
    ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
    ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(2−チオフェン)メチルアミノ−3”−メト
    キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
    2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,14
    −ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(2−チオフ
    ェン)メチルアミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(2−チオフェン)アミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−β−(ピ
    リジ−2−イル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロ
    ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−β−(ピリジ−4−イル)メ
    チルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
    メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−β−(1−メチル−ピリジ−2−イル)アミノ
    −3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−β−(イ
    ミダゾール−2−イル)メチルアミノ−3”−メトキシ
    シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−β−(イミダゾリン−2−
    イル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)
    −1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−β−(1−メチルインドール−5−
    イル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)
    −1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−α−(1−メチルインドール−5−
    イル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)
    −1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−β−(インドール−3−イル)メチ
    ルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メ
    チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
    21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
    −アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
    ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
    7−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    β−(ピロール−2−イル)メチルアミノ−3”−メト
    キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
    2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,14
    −ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(2−ベンゾ
    チエニル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−β−(1−メチル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
    メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−α−(1−メチル−5−インドリル)アミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(5−インドリル)アミノ−
    3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(5−インドリル)アミノ−3”−メ
    トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,
    14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −メチル−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシ
    クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル
    −5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘ
    キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1,14,20−トリ
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル
    −5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,20−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
    ドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
    メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)
    アミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
    ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−メチル−5−インドリル)アミノ−
    3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−エチル−5−インドリル)アミノ−3”−エ
    トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1−
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル
    −5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
    ドリル)アミノ−3”−アリルオキシシクロヘキシル)
    −1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−アリルオキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−n−プロピルオキシシクロヘ
    キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−n−プロピルオキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
    ドリル)アミノ−3”−i−プロピルオキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−エチル−5−イン
    ドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)
    −1’−メチルビニル]−23,25,ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)
    −1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−(1−N−エチル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
    メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−エチル−5−インドリル)アミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−エチル−5−インドリル)アミノ−3”−エ
    トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,
    14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −プロピル−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシ
    シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピ
    ル−5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロ
    ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒ
    ドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピル
    −5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−プロピル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)
    −1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−(1−N−プロピル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
    メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−プロピル−5−インドリル)アミノ
    −3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−プロピル−5−インドリル)アミノ−3”−
    エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,
    14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −プロピル−5−インドリル)アミノ−3”−エトキシ
    シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−アリル
    −5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イン
    ドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)
    −1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−(1−N−アリル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
    メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−アリル−5−インドリル)アミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−アリル−5−インドリル)アミノ−3”−エ
    トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,
    14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −アリル−5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシ
    クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−2−ヒ
    ドロキシエチル−5−インドリル)アミノ−3”−メト
    キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
    2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,14
    −ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−2
    −ヒドロキシエチル−5−インドリル)アミノ−3”−
    ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−
    1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1
    −N−2−ヒドロキシエチル−5−インドリル)アミノ
    −3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−ヒドロキシエチル−5−インドリル)アミノ
    −3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビ
    ニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,
    27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ
    トリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−1
    8−エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エ
    チル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”
    −(1−N−ベンジル−5−インドリル)アミノ−3”
    −メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−
    23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ
    トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク
    ロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン
    −2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−
    1,14一ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1
    −N−ベンジル−5−インドリル)アミノ−3”−ヒド
    ロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,
    14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −ベンジル−5−インドリル)アミノ−3”−メトキシ
    シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジ
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−ベンジ
    ル−5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロ
    ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−ベンジル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−
    メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−
    メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−ベンジル−5−インドリ
    ル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−
    メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−5−イン
    ドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル
    −5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘ
    キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル
    −5−インドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−
    5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−
    5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−
    5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−5−イン
    ドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−5−イ
    ンドリル)アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−メトキシ−N−トリプトファニルカ
    ルボニルメチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−3−インドリルエチルアミノカルボニ
    ルメチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−
    1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(5−インドリル)メチル
    アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
    ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシク
    ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
    メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒ
    ドロキシ−12−[2’−(4”−(5−インドリル)
    メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
    −メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (5−インドリル)メチルアミノ−3”−エトキシシク
    ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
    メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−アリル−1−ヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(5−インドリル)メチルア
    ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
    ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−メチル−5−インドリル)メチルア
    ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
    ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−メチル−5−インドリル)メチルア
    ミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
    ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −エチル−1,14,20−トリヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)
    メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
    −メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−エチル−1,20−ジヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)
    メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
    −メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリル)
    アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
    ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−メチル−5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−メチル−5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−メチル−5−インドリル)アミノ−3”−エ
    トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,
    14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −エチル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−エト
    キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
    2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、17−アリル−1−ヒド
    ロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5
    −インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘ
    キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イ
    ンドリル)メチルアミノ−3”−アリルオキシシクロヘ
    キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12
    −[2’−(4”−(1−N−メチル−5−インドリ
    ル)メチルアミノ−3”−アリルオキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18,エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
    ドリル)メチルアミノ−3”−n−プロピルオキシシク
    ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
    メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−メチル−5−イン
    ドリル)メチルアミノ−3”−n−プロピルオキシシク
    ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
    メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒ
    ドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−メチル−
    5−インドリル)メチルアミノ−3”−i−プロピルオ
    キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
    2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,14
    −ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−エ
    チル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシ
    シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル
    −5−インドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロキシシ
    クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジ
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル
    −5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシク
    ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
    メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒ
    ドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−エチル−
    5−インドリル)アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−エチル−5−インドリル)
    メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
    −メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−エチル−5−インドリル)メチルア
    ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
    ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−エチル−5−インドリル)アミノ−
    3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −プロピル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メ
    トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1−
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピ
    ル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシ
    クロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−
    ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−
    11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−エチル−1,14−ジ
    ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピ
    ル−5−インドリル)アミノ−3”−エトキシシクロヘ
    キシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメト
    キシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,
    28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−プロピル−5−
    インドリル)メチルアミノ−3”−エトキシシクロヘキ
    シル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキ
    シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,2
    8−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イン
    ドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イン
    ドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシ
    ル)−1,−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イン
    ドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−アリル−5−イン
    ドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1−ヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−アリル−5−インドリル)
    メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
    −メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−アリル−5−インドリル)メチルア
    ミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
    ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−アリル−5−インドリル)メチルア
    ミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
    ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−アリル−5−インドリル)メチルア
    ミノ−3”−エトキシシクロヘキシル)−1’−メチル
    ビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−2−ヒドロキシエチル−5−インド
    リル)メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)
    −1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1
    3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジ
    オキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,1
    6−テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−2−ヒドロキシ
    エチル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロ
    キシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,
    25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメ
    チル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
    2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,14
    −ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−2
    −ヒドロキシエチル−5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−ヒドロキシエチル−5−インドリル)メチル
    アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
    チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
    21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
    −アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
    ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
    7−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−ベンジル−5−インドリル)メチル
    アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
    ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−ベンジル−5−インドリル)メチル
    アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
    チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
    21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
    −アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
    ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
    7−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−ベンジル−5,インドリル)メチル
    アミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチ
    ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−ベンジル−5−インドリル)メチル
    アミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メ
    チルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,
    21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4
    −アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコ
    ス−18−エン−2,3,10,16−テトラオン、1
    7−エチル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−ベンジル−5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]−23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−アリ
    ル−1−ヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −ベンジル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メ
    トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,
    14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −ベンジル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−エ
    トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−アリル−1,
    14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −ベンジル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−エ
    トキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−2
    3,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テト
    ラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ
    [22.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−
    2,3,10,16−テトラオン、17−エチル−1,
    14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N
    −シクロプロピル−5−インドリル)メチルアミノ−
    3”−メトキシシクロヘキシル)−1’−メチルビニ
    ル]一23,25−ジメトキシ−13,19,21,2
    7−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザト
    リシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス−18
    −エン−2,3,10,16−テトラオン、17−エチ
    ル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−(4”−
    (1−N−シクロプロピル−5−インドリル)メチルア
    ミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシル)−1’−メチ
    ルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19,2
    1,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−
    アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オクタコス
    −18−エン−2,3,10,16−テトラオン、17
    −アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−[2’−
    (4”−(1−N−シクロプロピル−5−インドリル)
    メチルアミノ−3”−メトキシシクロヘキシル)−1’
    −メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,1
    9,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ
    −4−アザトリシクロ[22.3.1.04,9]オク
    タコス−18−エン−2,3,10,16−テトラオ
    ン、17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−
    [2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−5−イン
    ドリル)メチルアミノ−3”−ヒドロキシシクロヘキシ
    ル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ
    −13,19,21,27−テトラメチル−11,28
    −ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.1.0
    4,9]オクタコス−18−エン−2,3,10,16
    −テトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ
    −12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル−
    5−インドリル)メチルアミノ−3”−エトキシシクロ
    ヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジメ
    トキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、17−アリル−1,14−ジヒ
    ドロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプ
    ロピル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−エトキ
    シシクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,2
    5−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチ
    ル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[2
    2.3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,
    3,10,16−テトラオン、17−エチル−1−ヒド
    ロキシ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロ
    ピル−5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシ
    シクロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25
    −ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル
    −11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.
    3.1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,
    10,16−テトラオン、17−アリル−1−ヒドロキ
    シ−12−[2’−(4”−(1−N−シクロプロピル
    −5−インドリル)メチルアミノ−3”−メトキシシク
    ロヘキシル)−1’−メチルビニル]−23,25−ジ
    メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−1
    1,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ[22.3.
    1.04,9]オクタコス−18−エン−2,3,1
    0,16−テトラオン、およびその医薬として許容され
    る塩から選択される化合物。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の化合物の治療上の有効
    量と、医薬として許容される実質的に無毒の担体もしく
    は賦形剤とからなる、免疫調節性の障害もしくは疾患治
    療用の医薬組成物。
  9. 【請求項9】 免疫調節性の障害もしくは疾患治療用の
    医薬を製造するための請求項1記載の化合物の用途。
  10. 【請求項10】 移植に対する抵抗性の治療に用いる医
    薬を製造するための、請求項1記載の化合物の用途。
JP4283407A 1991-09-09 1992-09-09 免疫抑制活性を有するn−ヘテロアリール、n−アルキルヘテロアリール、n−アルケニルヘテロアリールおよびn−アルキニルヘテロアリールマクロライド類 Pending JPH05213966A (ja)

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