JPH08259751A - プロピレン系樹脂組成物 - Google Patents
プロピレン系樹脂組成物Info
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- JPH08259751A JPH08259751A JP6289395A JP6289395A JPH08259751A JP H08259751 A JPH08259751 A JP H08259751A JP 6289395 A JP6289395 A JP 6289395A JP 6289395 A JP6289395 A JP 6289395A JP H08259751 A JPH08259751 A JP H08259751A
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- Japan
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- propylene
- resin composition
- based resin
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- ethylene
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】柔軟性に富み、低温領域でも良好な耐衝撃性を
示し、外観の優れた成形品の製造に供して好適な樹脂組
成物を提供する。 【構成】数平均分子量10000〜150000のプロ
ピレン系樹脂(A)を70〜97重量%、および数平均
分子量が100〜5000であり、かつエチレンと炭素
数3〜20のα−オレフィンとの共重合オリゴマー
(B)を30〜3重量%含有するプロピレン系樹脂組成
物。 【効果】成形性の優れたプロピレン系樹脂組成物が提供
され、この樹脂組成物からは柔軟性に富み、低温領域で
も優れた耐衝撃性を示し、外観良好な成形品を製造でき
る。
示し、外観の優れた成形品の製造に供して好適な樹脂組
成物を提供する。 【構成】数平均分子量10000〜150000のプロ
ピレン系樹脂(A)を70〜97重量%、および数平均
分子量が100〜5000であり、かつエチレンと炭素
数3〜20のα−オレフィンとの共重合オリゴマー
(B)を30〜3重量%含有するプロピレン系樹脂組成
物。 【効果】成形性の優れたプロピレン系樹脂組成物が提供
され、この樹脂組成物からは柔軟性に富み、低温領域で
も優れた耐衝撃性を示し、外観良好な成形品を製造でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロピレン系樹脂組成
物の改良に関する。さらに詳しくは柔軟性、低温特性お
よび外観の優れた成形品の製造に供して好適なプロピレ
ン系樹脂組成物に関するものである。
物の改良に関する。さらに詳しくは柔軟性、低温特性お
よび外観の優れた成形品の製造に供して好適なプロピレ
ン系樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プロピレン系樹脂は、機械的
性質、成形性および比較的安価であること等が評価さ
れ、各種のフィルムやシート、家電製品部品、自動車部
品等に用いる各種成形品向けの用途に幅広く使用されて
いる。しかしながら、プロピレン系樹脂は、柔軟性に劣
り低温特性にも問題がある。特に低温特性に関しては、
プロピレン系樹脂は−20〜−10℃にガラス転移温度
を有し、この温度領域もしくはこれ以下の低温下では耐
衝撃性が著しく悪化すると云う欠点がある。
性質、成形性および比較的安価であること等が評価さ
れ、各種のフィルムやシート、家電製品部品、自動車部
品等に用いる各種成形品向けの用途に幅広く使用されて
いる。しかしながら、プロピレン系樹脂は、柔軟性に劣
り低温特性にも問題がある。特に低温特性に関しては、
プロピレン系樹脂は−20〜−10℃にガラス転移温度
を有し、この温度領域もしくはこれ以下の低温下では耐
衝撃性が著しく悪化すると云う欠点がある。
【0003】柔軟性や低温特性を改良する手段として、
プロピレン系樹脂にゴム成分を配合することが提案され
ているが、限られたゴム成分しか効果を示さないうえ、
成形品の表面外観が悪化したり、また、低温特性を改良
するためゴムを多量に配合すると成形性が悪化する等の
新たな問題が発生する。
プロピレン系樹脂にゴム成分を配合することが提案され
ているが、限られたゴム成分しか効果を示さないうえ、
成形品の表面外観が悪化したり、また、低温特性を改良
するためゴムを多量に配合すると成形性が悪化する等の
新たな問題が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来からの
上記問題点を解決しようとするものであり、柔軟性に富
み、低温領域でも良好な耐衝撃性を示し、外観の優れた
成形品の製造に供して好適な樹脂組成物を提供すること
目的とする。
上記問題点を解決しようとするものであり、柔軟性に富
み、低温領域でも良好な耐衝撃性を示し、外観の優れた
成形品の製造に供して好適な樹脂組成物を提供すること
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、プロピレン系樹脂
(A)と特定の共重合オリゴマー(B)とを特定の割合
で含有するプロピレン系樹脂組成物により前記本発明の
目的が達成されるとの知見を得、本発明を完成したもの
である。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、プロピレン系樹脂
(A)と特定の共重合オリゴマー(B)とを特定の割合
で含有するプロピレン系樹脂組成物により前記本発明の
目的が達成されるとの知見を得、本発明を完成したもの
である。
【0006】しかして、本発明においては、上記課題を
解決するため、数平均分子量10000〜150000
のプロピレン系樹脂(A)を70〜97重量%、および
数平均分子量が100〜5000であり、かつエチレン
と炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合オリゴマ
ー(B)を30〜3重量%含有するプロピレン系樹脂組
成物にするという手段を講じている。
解決するため、数平均分子量10000〜150000
のプロピレン系樹脂(A)を70〜97重量%、および
数平均分子量が100〜5000であり、かつエチレン
と炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合オリゴマ
ー(B)を30〜3重量%含有するプロピレン系樹脂組
成物にするという手段を講じている。
【0007】また、本発明の好ましい態様においては、
上記共重合オリゴマー(B)として、JIS K 228
3に準拠して測定した100℃における動粘度が100
0センチストークス以下であるものを用いたプロピレン
系樹脂組成物にするという手段を講じている。
上記共重合オリゴマー(B)として、JIS K 228
3に準拠して測定した100℃における動粘度が100
0センチストークス以下であるものを用いたプロピレン
系樹脂組成物にするという手段を講じている。
【0008】以下に、本発明を詳細に説明する。本発明
で使用するプロピレン系樹脂(A)は、数平均分子量が
10000〜150000であるプロピレンの単独重合
体、またはプロピレン成分を少なくとも60重量%含有
するプロピレン−α−オレフィン共重合体である。
で使用するプロピレン系樹脂(A)は、数平均分子量が
10000〜150000であるプロピレンの単独重合
体、またはプロピレン成分を少なくとも60重量%含有
するプロピレン−α−オレフィン共重合体である。
【0009】上記共重合体としては、プロピレン成分を
60〜99.5重量%、α−オレフィン成分を40〜
0.5重量%の範囲で含有するものが好ましい。共重合
成分であるα−オレフィンとしては、エチレン、または
炭素数4〜20、好ましくは4〜12、より好ましくは
4〜8のもの(ブテン−1、ヘキセン−1、4−メチル
ペンテン−1、オクテン−1等)が挙げられ、これらの
α−オレフィンは1種の単独使用、2種以上の混合使用
のいずれであってもよい。そして、プロピレン−α−オ
レフィン共重合体は、230℃でのメルトフローレート
(MFR)が0.5〜50g/10分であるものが好ま
しい。また、上記の単独重合体および共重合体は、単独
使用またはこれらの混合使用のいずれであってもよい。
60〜99.5重量%、α−オレフィン成分を40〜
0.5重量%の範囲で含有するものが好ましい。共重合
成分であるα−オレフィンとしては、エチレン、または
炭素数4〜20、好ましくは4〜12、より好ましくは
4〜8のもの(ブテン−1、ヘキセン−1、4−メチル
ペンテン−1、オクテン−1等)が挙げられ、これらの
α−オレフィンは1種の単独使用、2種以上の混合使用
のいずれであってもよい。そして、プロピレン−α−オ
レフィン共重合体は、230℃でのメルトフローレート
(MFR)が0.5〜50g/10分であるものが好ま
しい。また、上記の単独重合体および共重合体は、単独
使用またはこれらの混合使用のいずれであってもよい。
【0010】プロピレン系樹脂(A)としては、前記の
プロピレンの単独重合体およびプロピレン−α−オレフ
ィン共重合体のいずれでも好適に使用できるが、外観、
柔軟性および耐低温衝撃性のすべてにおいて優れた組成
物が得られる点から、プロピレン−エチレン共重合体の
ようなプロピレン−α−オレフィン二元共重合体、また
はプロピレン−エチレン−ブテン−1共重合体のような
系またはプロピレン−α−オレフィン三元共重合体が好
ましく、中でも三元共重合体が特に好ましい。
プロピレンの単独重合体およびプロピレン−α−オレフ
ィン共重合体のいずれでも好適に使用できるが、外観、
柔軟性および耐低温衝撃性のすべてにおいて優れた組成
物が得られる点から、プロピレン−エチレン共重合体の
ようなプロピレン−α−オレフィン二元共重合体、また
はプロピレン−エチレン−ブテン−1共重合体のような
系またはプロピレン−α−オレフィン三元共重合体が好
ましく、中でも三元共重合体が特に好ましい。
【0011】本発明で使用する共重合オリゴマ−(B)
は、数平均分子量が100〜5000であり、かつエチ
レンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合オリ
ゴマーである。上記共重合オリゴマ−(B)を製造する
際にエチレンと共重合させるα−オレフィンは、炭素数
が3〜20のものであれば特に制限はない。使用できる
α−オレフィンの具体例としては、プロピレン、ブテン
−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテ
ン−1、3−メチル−1−ペンテン、オクテン−1、デ
セン−1、ドデセン−1、テトラデセン−1、ヘキサデ
セン−1、オクタデセン−1等が挙げられ、これらのα
−オレフィンは1種の単独使用、2種以上の混合使用の
いずれであってもよい。
は、数平均分子量が100〜5000であり、かつエチ
レンと炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合オリ
ゴマーである。上記共重合オリゴマ−(B)を製造する
際にエチレンと共重合させるα−オレフィンは、炭素数
が3〜20のものであれば特に制限はない。使用できる
α−オレフィンの具体例としては、プロピレン、ブテン
−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテ
ン−1、3−メチル−1−ペンテン、オクテン−1、デ
セン−1、ドデセン−1、テトラデセン−1、ヘキサデ
セン−1、オクタデセン−1等が挙げられ、これらのα
−オレフィンは1種の単独使用、2種以上の混合使用の
いずれであってもよい。
【0012】共重合オリゴマ−(B)は、数平均分子量
が100〜5000のもの、好ましくは200〜300
0、より好ましくは300〜2,000のものを使用す
る。数平均分子量が100より小さいと成形品表面への
ブリードアウトが激しくベタ付きを生じ、他方、500
0より大きいと成形加工時の供給ホッパー内でブリッジ
ングを起こし、スクリュー内へ樹脂組成物が供給されな
いという問題が生じるからである。
が100〜5000のもの、好ましくは200〜300
0、より好ましくは300〜2,000のものを使用す
る。数平均分子量が100より小さいと成形品表面への
ブリードアウトが激しくベタ付きを生じ、他方、500
0より大きいと成形加工時の供給ホッパー内でブリッジ
ングを起こし、スクリュー内へ樹脂組成物が供給されな
いという問題が生じるからである。
【0013】共重合オリゴマ−(B)は、例えば特開平
1−104695号公報に記載の公知の方法により製造
でき、例えば、水素の共存下、可溶性バナジウム化合物
と有機アルミニウム化合物とから形成される触媒を用い
て、液相中でエチレンとα−オレフィンを連続的に共重
合させることによって得ることができる。この際重合系
に供給するバナジウム化合物濃度を液相1リットル当り
0.3ミリモル以上とし、かつ重合系に供給するアルミ
ニウム化合物は、重合系のバナジウム化合物濃度の5倍
以下の濃度となるように重合媒体で希釈して供給する。
1−104695号公報に記載の公知の方法により製造
でき、例えば、水素の共存下、可溶性バナジウム化合物
と有機アルミニウム化合物とから形成される触媒を用い
て、液相中でエチレンとα−オレフィンを連続的に共重
合させることによって得ることができる。この際重合系
に供給するバナジウム化合物濃度を液相1リットル当り
0.3ミリモル以上とし、かつ重合系に供給するアルミ
ニウム化合物は、重合系のバナジウム化合物濃度の5倍
以下の濃度となるように重合媒体で希釈して供給する。
【0014】バナジウム化合物としては、VOCl3、
VO(OC2H5)Cl2、VO(OC 2H5)1.5C
l1.5、VCl4のように一般式VO(OR)nX3-nまた
はVX4(ただし、Rは脂肪族炭化水素基、Xはハロゲ
ン原子、0≦n≦3)で示される化合物が使用できる。
また有機アルミニウム化合物としては、(C2H5)3A
l、(C2H5)2AlCl、(C2H5)1.5AlC
l1.5、(isoC4H9)1.5AlCl 1.5、(C2H5)
AlCl2、またはこれらの混合物のような一般式RmA
lX3-m(ただし、Rは脂肪族炭化水素基、Xはハロゲ
ン、1≦m≦3)で示される化合物が使用できる。
VO(OC2H5)Cl2、VO(OC 2H5)1.5C
l1.5、VCl4のように一般式VO(OR)nX3-nまた
はVX4(ただし、Rは脂肪族炭化水素基、Xはハロゲ
ン原子、0≦n≦3)で示される化合物が使用できる。
また有機アルミニウム化合物としては、(C2H5)3A
l、(C2H5)2AlCl、(C2H5)1.5AlC
l1.5、(isoC4H9)1.5AlCl 1.5、(C2H5)
AlCl2、またはこれらの混合物のような一般式RmA
lX3-m(ただし、Rは脂肪族炭化水素基、Xはハロゲ
ン、1≦m≦3)で示される化合物が使用できる。
【0015】重合媒体としては、ペンタン、ヘキサン、
ヘプタン、灯油、シクロヘキサン、トルエンのような炭
化水素類が使用できる。液相中のバナジウム化合物濃度
は、0.3ミリモル/リットル以上、好ましくは0.5
〜20ミリモル/リットルの範囲とされ、また液相中の
有機アルミニウム化合物濃度は、Al/V(原子比)で
2〜50、特に3〜20の範囲とされる。また、重合反
応の条件は、通常、温度0〜100℃、圧力0〜50k
g/cm 2の範囲、平均滞留時間5〜300分の範囲か
ら選択される。
ヘプタン、灯油、シクロヘキサン、トルエンのような炭
化水素類が使用できる。液相中のバナジウム化合物濃度
は、0.3ミリモル/リットル以上、好ましくは0.5
〜20ミリモル/リットルの範囲とされ、また液相中の
有機アルミニウム化合物濃度は、Al/V(原子比)で
2〜50、特に3〜20の範囲とされる。また、重合反
応の条件は、通常、温度0〜100℃、圧力0〜50k
g/cm 2の範囲、平均滞留時間5〜300分の範囲か
ら選択される。
【0016】さらに、このようなエチレン−α−オレフ
ィン共重合オリゴマ−は,三井石油化学工業(株)より
「ル−カント」という商品名で市販されており、共重合
オリゴマ−(B)として使用することができる。
ィン共重合オリゴマ−は,三井石油化学工業(株)より
「ル−カント」という商品名で市販されており、共重合
オリゴマ−(B)として使用することができる。
【0017】本発明のプロピレン系樹脂組成物は、前記
プロピレン系樹脂(A)を70〜97重量%、共重合オ
リゴマ−(B)を30〜3重量%の割合で含有する。共
重合オリゴマ−(B)の含有量が3重量%より少ない
と、この樹脂組成物から得られる成形品の外観、柔軟
性、および低温衝撃性の改良効果が十分でなく、他方3
0重量%より多いと、得られる成形品にベタつきの問題
が生じるので好ましくない。このような観点から、プロ
ピレン系樹脂(A)および共重合オリゴマ−(B)の好
ましい含有量は、75〜97重量%および25〜3重量
%、特に80〜95重量%および20〜5重量%であ
る。
プロピレン系樹脂(A)を70〜97重量%、共重合オ
リゴマ−(B)を30〜3重量%の割合で含有する。共
重合オリゴマ−(B)の含有量が3重量%より少ない
と、この樹脂組成物から得られる成形品の外観、柔軟
性、および低温衝撃性の改良効果が十分でなく、他方3
0重量%より多いと、得られる成形品にベタつきの問題
が生じるので好ましくない。このような観点から、プロ
ピレン系樹脂(A)および共重合オリゴマ−(B)の好
ましい含有量は、75〜97重量%および25〜3重量
%、特に80〜95重量%および20〜5重量%であ
る。
【0018】また、本発明のプロピレン系樹脂組成物に
は、これより得られる成形品の衝撃強度をさらに向上さ
せるため、成形品の外観を阻害しない範囲でゴム成分を
添加することができる。添加できるゴムの代表例として
は、水添スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体ゴ
ム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−ブ
テン−1共重合体エラストマ−、1,2−ポリブタジエ
ン、エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン共
重合体ゴム等が挙げられる。その際の添加量は、ゴムの
種類にもよるが、一般的には0.5〜20重量%、好ま
しくは2〜18重量%、より好ましくは5〜15重量%
とするのがよい。
は、これより得られる成形品の衝撃強度をさらに向上さ
せるため、成形品の外観を阻害しない範囲でゴム成分を
添加することができる。添加できるゴムの代表例として
は、水添スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体ゴ
ム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−ブ
テン−1共重合体エラストマ−、1,2−ポリブタジエ
ン、エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン共
重合体ゴム等が挙げられる。その際の添加量は、ゴムの
種類にもよるが、一般的には0.5〜20重量%、好ま
しくは2〜18重量%、より好ましくは5〜15重量%
とするのがよい。
【0019】さらに、本発明のプロピレン系樹脂組成物
には、得られる成形品に適度な滑り性、自己粘着性、防
曇性、および帯電防止性を付与するため、例えば、炭素
数が1〜12、好ましくは1〜6の脂肪族アルコール
と、炭素数が10〜22、好ましくは12〜18の脂肪
酸との化合物である脂肪族アルコール系脂肪族エステル
類等を少量添加することができる。添加できるエステル
類の具体例としては、モノグリセリンオレート、ポリグ
リセリンリシノレート、グリセリントリリシノレート、
グリセリンアセチルリシノレート、メチルアセチルリシ
ノレート、エチルアセチルリシノレート、ブチルアセチ
ルリシノレート、ペンタエリスリトールオレエート、ポ
リエチレングリコールオレエート、ポリプロピレングリ
コールオレエート、ポリオキシエチレングリセリン、ポ
リオキシプロピレングリセリン、ソルニタンオレエー
ト、ソリビタンラウレート、ポリエチレングリセリンソ
ルビタンオレエート、ポリエチレングリコールソルビタ
ンラウレート等、が挙げられる。
には、得られる成形品に適度な滑り性、自己粘着性、防
曇性、および帯電防止性を付与するため、例えば、炭素
数が1〜12、好ましくは1〜6の脂肪族アルコール
と、炭素数が10〜22、好ましくは12〜18の脂肪
酸との化合物である脂肪族アルコール系脂肪族エステル
類等を少量添加することができる。添加できるエステル
類の具体例としては、モノグリセリンオレート、ポリグ
リセリンリシノレート、グリセリントリリシノレート、
グリセリンアセチルリシノレート、メチルアセチルリシ
ノレート、エチルアセチルリシノレート、ブチルアセチ
ルリシノレート、ペンタエリスリトールオレエート、ポ
リエチレングリコールオレエート、ポリプロピレングリ
コールオレエート、ポリオキシエチレングリセリン、ポ
リオキシプロピレングリセリン、ソルニタンオレエー
ト、ソリビタンラウレート、ポリエチレングリセリンソ
ルビタンオレエート、ポリエチレングリコールソルビタ
ンラウレート等、が挙げられる。
【0020】また、エステル類のほか、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレ
ンエーテルポリオール、エポキシ化大豆油、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、アレイン酸アマイ
ド、ステアリン酸アマイド、エルシン酸アマイド等の炭
素数12〜22の高級脂肪酸アマイド、エチレンビスス
テアリン酸アマイド、エチレンビスオレイン酸アマイ
ド、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、
流動パラフィン、ヒマシ油誘導体、ポリブテンの低分子
粘着物質、テルペン樹脂、石油樹脂等の少なくとも1種
を0.5〜5重量%配合しても同様に効果がある。
リコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレ
ンエーテルポリオール、エポキシ化大豆油、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、アレイン酸アマイ
ド、ステアリン酸アマイド、エルシン酸アマイド等の炭
素数12〜22の高級脂肪酸アマイド、エチレンビスス
テアリン酸アマイド、エチレンビスオレイン酸アマイ
ド、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、
流動パラフィン、ヒマシ油誘導体、ポリブテンの低分子
粘着物質、テルペン樹脂、石油樹脂等の少なくとも1種
を0.5〜5重量%配合しても同様に効果がある。
【0021】本発明のプロピレン系樹脂組成物は、前記
のプロピレン系樹脂(A)および共重合オリゴマー
(B)を各々所定の重量割合で配合するか、または必要
に応じこれに少量のゴム、脂肪族アルコ−ル系脂肪酸エ
ステル等を添加、配合することによって簡単に得ること
ができる。また、配合された樹脂組成物をさらに加熱溶
融してペレット状等の組成物にしておくとその後の取扱
いが容易である。
のプロピレン系樹脂(A)および共重合オリゴマー
(B)を各々所定の重量割合で配合するか、または必要
に応じこれに少量のゴム、脂肪族アルコ−ル系脂肪酸エ
ステル等を添加、配合することによって簡単に得ること
ができる。また、配合された樹脂組成物をさらに加熱溶
融してペレット状等の組成物にしておくとその後の取扱
いが容易である。
【0022】以上の構成よりなる本発明のプロピレン系
樹脂組成物は、成形性の優れ、柔軟で低温衝撃性および
外観の優れたフィルム、シート等の各種成形品を容易に
製造することができる。各種成形品を製造するには、サ
ンドイッチ射出成形法、ブロー成形法、Tダイ成形法ま
たはインフレ−ション法等の公知の成形方法を用いるこ
とができる。本発明のプロピレン系樹脂組成物から成形
されるフィルムやシートは、そのまま実用に供すること
ができるが、必要に応じその表面に他のプラスチックフ
ィルムを積層したり、機能性樹脂をコーティングしたり
して使用することもできる。
樹脂組成物は、成形性の優れ、柔軟で低温衝撃性および
外観の優れたフィルム、シート等の各種成形品を容易に
製造することができる。各種成形品を製造するには、サ
ンドイッチ射出成形法、ブロー成形法、Tダイ成形法ま
たはインフレ−ション法等の公知の成形方法を用いるこ
とができる。本発明のプロピレン系樹脂組成物から成形
されるフィルムやシートは、そのまま実用に供すること
ができるが、必要に応じその表面に他のプラスチックフ
ィルムを積層したり、機能性樹脂をコーティングしたり
して使用することもできる。
【0023】
【実施例】次に、本発明を、実施例により更に具体的に
説明するが、本発明は、その要旨を超えない限りこれら
の実施例の記載に限定されるものではない。なお、以下
の記載において、特に記載のない限り「%」は重量基準
を意味する。
説明するが、本発明は、その要旨を超えない限りこれら
の実施例の記載に限定されるものではない。なお、以下
の記載において、特に記載のない限り「%」は重量基準
を意味する。
【0024】(1) 先ず、プロピレン系樹脂(A)お
よび共重合オリゴマー(B)として次のものを準備し
た。 プロピレン系樹脂(A); プロピレン系樹脂A−:数平均分子量が60000で
あり、密度が0.90g/cm3、230℃におけるM
FRが5.0g/10分であるプロピレン単独重合体 プロピレン系樹脂A−:数平均分子量が50500で
あり、エチレン成分含有量が4.5%、密度が0.89
g/cm3であり、230℃におけるMFRが6.0g
/10分であるプロピレン−エチレン共重合体 プロピレン系樹脂A−:数平均分子量が75000で
あり、エチレン成分含有量が1.7%、ブテン−1成分
含有量が12.5%、密度が0.898g/cm3であ
り、230℃におけるMFRが5.5g/10分である
プロピレン−エチレン−ブテン−1共重合体
よび共重合オリゴマー(B)として次のものを準備し
た。 プロピレン系樹脂(A); プロピレン系樹脂A−:数平均分子量が60000で
あり、密度が0.90g/cm3、230℃におけるM
FRが5.0g/10分であるプロピレン単独重合体 プロピレン系樹脂A−:数平均分子量が50500で
あり、エチレン成分含有量が4.5%、密度が0.89
g/cm3であり、230℃におけるMFRが6.0g
/10分であるプロピレン−エチレン共重合体 プロピレン系樹脂A−:数平均分子量が75000で
あり、エチレン成分含有量が1.7%、ブテン−1成分
含有量が12.5%、密度が0.898g/cm3であ
り、230℃におけるMFRが5.5g/10分である
プロピレン−エチレン−ブテン−1共重合体
【0025】共重合オリゴマー(B); 共重合オリゴマーB−:数平均分子量が約400であ
り、100℃における動粘度が10センチストークスで
あるエチレン−プロピレン共重合オリゴマー 共重合オリゴマーB−:数平均分子量が約1000で
あり、100℃における動粘度が40センチストークス
であるエチレン−プロピレン共重合オリゴマー
り、100℃における動粘度が10センチストークスで
あるエチレン−プロピレン共重合オリゴマー 共重合オリゴマーB−:数平均分子量が約1000で
あり、100℃における動粘度が40センチストークス
であるエチレン−プロピレン共重合オリゴマー
【0026】(2)また、各実施例および比較例で得ら
れた成形品(樹脂フィルム)の評価は、次の方法によっ
て行った。 霞み度 :JIS K 6714に準拠して測定
した。 光沢度 :JIS Z 8741(20度)に準
拠して測定した。 引張弾性率 :ISO R 1184に準拠して測定
した。 低温衝撃強度 :5℃におけるパンクチャー衝撃強度
を、JIS P 8134に準拠して測定した。 ブリードアウト性:得られた単層フィルムまたは積層フ
ィルムを、50℃に保持されたオーブン中に48時間放
置した後、触感で判定し次の基準で表示した。 ○:ベタつきが感じられなかったもの ×:ベタつきが感じられたもの
れた成形品(樹脂フィルム)の評価は、次の方法によっ
て行った。 霞み度 :JIS K 6714に準拠して測定
した。 光沢度 :JIS Z 8741(20度)に準
拠して測定した。 引張弾性率 :ISO R 1184に準拠して測定
した。 低温衝撃強度 :5℃におけるパンクチャー衝撃強度
を、JIS P 8134に準拠して測定した。 ブリードアウト性:得られた単層フィルムまたは積層フ
ィルムを、50℃に保持されたオーブン中に48時間放
置した後、触感で判定し次の基準で表示した。 ○:ベタつきが感じられなかったもの ×:ベタつきが感じられたもの
【0027】実施例1 プロピレン系樹脂A−97%と共重合オリゴマーB−
3%とを口径30mmφの二軸押出機を使用し190
℃で混練することによりペレット状の樹脂組成物を得
た。次いで、得られた樹脂組成物を用い、口径50mm
φ、L/D25の押出機の先端に直径100mm、リッ
プ幅1.0mmの環状単層成形ダイを備えた装置を用
い、温度190℃で溶融押出し、ブロー比2.5、引取
速度15m/分の条件でインフレーション成形すること
により後記表1に示す厚み30μmのフィルムを製造し
た。得られたフィルムについて、前記の方法に従って外
観(霞み度、光沢度)、引張弾性率、低温衝撃強度、お
よびブリードアウト性の諸特性を測定、評価した。その
結果を後記表2に示す。
3%とを口径30mmφの二軸押出機を使用し190
℃で混練することによりペレット状の樹脂組成物を得
た。次いで、得られた樹脂組成物を用い、口径50mm
φ、L/D25の押出機の先端に直径100mm、リッ
プ幅1.0mmの環状単層成形ダイを備えた装置を用
い、温度190℃で溶融押出し、ブロー比2.5、引取
速度15m/分の条件でインフレーション成形すること
により後記表1に示す厚み30μmのフィルムを製造し
た。得られたフィルムについて、前記の方法に従って外
観(霞み度、光沢度)、引張弾性率、低温衝撃強度、お
よびブリードアウト性の諸特性を測定、評価した。その
結果を後記表2に示す。
【0028】実施例2〜実施例5、比較例1〜比較例3 実施例1に記載の例において、プロピレン系樹脂A−
と共重合オリゴマーB−の割合を各々表1に記載のよ
うに変更したほかは同例におけると同様にして、ペレッ
ト状の樹脂組成物を得、樹脂組成物より表1に示す厚み
のフィルムを製造した。得られた各々のフィルムについ
て、同例におけると同様の諸特性を測定、評価した。そ
の結果を同じく表2に示す。
と共重合オリゴマーB−の割合を各々表1に記載のよ
うに変更したほかは同例におけると同様にして、ペレッ
ト状の樹脂組成物を得、樹脂組成物より表1に示す厚み
のフィルムを製造した。得られた各々のフィルムについ
て、同例におけると同様の諸特性を測定、評価した。そ
の結果を同じく表2に示す。
【0029】実施例6〜実施例7 実施例1に記載の例において、同例で用いたプロピレン
系樹脂A−に代えてプロピレン系樹脂A−(実施例
6)、またはプロピレン系樹脂A−(実施例7)を用
いたほかは同例におけると同様にして、ペレット状の樹
脂組成物を得、樹脂組成物より表1に示す厚みのフィル
ムを製造した。得られたフィルムについて、同例におけ
ると同様の諸特性を測定、評価した。その結果を同じく
表2に示す。
系樹脂A−に代えてプロピレン系樹脂A−(実施例
6)、またはプロピレン系樹脂A−(実施例7)を用
いたほかは同例におけると同様にして、ペレット状の樹
脂組成物を得、樹脂組成物より表1に示す厚みのフィル
ムを製造した。得られたフィルムについて、同例におけ
ると同様の諸特性を測定、評価した。その結果を同じく
表2に示す。
【0030】実施例8 実施例1に記載の例において、同例で用いた共重合オリ
ゴマーB−に代えて共重合オリゴマーB−を用いた
ほかは同例におけると同様にして、ペレット状の樹脂組
成物を得、樹脂組成物より表1に示す厚みのフィルムを
製造した。得られたフィルムについて、同例におけると
同様の諸特性を測定、評価した。その結果を同じく表2
に示す。
ゴマーB−に代えて共重合オリゴマーB−を用いた
ほかは同例におけると同様にして、ペレット状の樹脂組
成物を得、樹脂組成物より表1に示す厚みのフィルムを
製造した。得られたフィルムについて、同例におけると
同様の諸特性を測定、評価した。その結果を同じく表2
に示す。
【0031】比較例4〜比較例5 実施例3に記載の例において、同例で用いた共重合オリ
ゴマーB−に代えて数平均分子量が約110000で
あり、プロピレン成分含有量が27%のエチレン−プロ
ピレン共重合エラストマー(比較例4)、またはスチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴム(旭化成工業(株)製、商
品名タフプレンA)(比較例5)を用いたほかは同例に
おけると同様にして、ペレット状の樹脂組成物を得、樹
脂組成物より表1に示す厚みのフィルムを製造した。得
られたフィルムについて、同例におけると同様の諸特性
を測定、評価した。その結果を同じく表2に示す。
ゴマーB−に代えて数平均分子量が約110000で
あり、プロピレン成分含有量が27%のエチレン−プロ
ピレン共重合エラストマー(比較例4)、またはスチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴム(旭化成工業(株)製、商
品名タフプレンA)(比較例5)を用いたほかは同例に
おけると同様にして、ペレット状の樹脂組成物を得、樹
脂組成物より表1に示す厚みのフィルムを製造した。得
られたフィルムについて、同例におけると同様の諸特性
を測定、評価した。その結果を同じく表2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】以上の結果より、本発明の要件を満足する
プロピレン系樹脂組成物からは、霞み度、光沢度が良好
で外観特性が優れ、引張弾性率が小さくて柔軟性に富
み、低温衝撃強度が大きく破れにくく、かつブリードア
ウト性にも優れたフィルムが得られる(実施例1〜8)
のに対し、本発明の要件を満足しない樹脂組成物から
は、光沢度が不良で低温衝撃性の劣るフィルム(比較例
1〜2)、ブリードアウト性の劣るフィルム(比較例
3)、または光沢度の劣るフィルム(比較例4〜5)し
か得られないことが明らかである。
プロピレン系樹脂組成物からは、霞み度、光沢度が良好
で外観特性が優れ、引張弾性率が小さくて柔軟性に富
み、低温衝撃強度が大きく破れにくく、かつブリードア
ウト性にも優れたフィルムが得られる(実施例1〜8)
のに対し、本発明の要件を満足しない樹脂組成物から
は、光沢度が不良で低温衝撃性の劣るフィルム(比較例
1〜2)、ブリードアウト性の劣るフィルム(比較例
3)、または光沢度の劣るフィルム(比較例4〜5)し
か得られないことが明らかである。
【0035】
【発明の効果】本発明は、成形性の優れたプロピレン系
樹脂組成物を提供でき、この樹脂組成物からは柔軟性に
富み、低温領域でも優れた耐衝撃性を示し、外観良好な
成形品を製造できるという有利な効果を奏する。
樹脂組成物を提供でき、この樹脂組成物からは柔軟性に
富み、低温領域でも優れた耐衝撃性を示し、外観良好な
成形品を製造できるという有利な効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 基弘 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市総合研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 数平均分子量10000〜150000
のプロピレン系樹脂(A)を70〜97重量%、および
数平均分子量が100〜5000であり、かつエチレン
と炭素数3〜20のα−オレフィンとの共重合オリゴマ
ー(B)を30〜3重量%含有することを特徴とするプ
ロピレン系樹脂組成物。 - 【請求項2】 上記共重合オリゴマー(B)が、JIS
K 2283に準拠して測定した100℃における動粘
度が1000センチストークス以下のものであることを
特徴とする請求項1記載のプロピレン系樹脂組成物。 - 【請求項3】 上記プロピレン系樹脂(A)が、プロピ
レン成分を少なくとも60重量%含有するプロピレン−
α−オレフィン共重合体であることを特徴とする請求項
1または請求項2記載のプロピレン系樹脂組成物。 - 【請求項4】 上記プロピレン系樹脂(A)が、プロピ
レン成分を少なくとも60重量%含有し、エチレンまた
は炭素数4〜8のα−オレフィンより選ばれる2種のα
−オレフィンを共重合してなるプロピレン−α−オレフ
ィン三元共重合体であることを特徴とする請求項1〜請
求項3のいずれか1項に記載のプロピレン系樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6289395A JPH08259751A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | プロピレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6289395A JPH08259751A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | プロピレン系樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08259751A true JPH08259751A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13213390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6289395A Pending JPH08259751A (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | プロピレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08259751A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000025177A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-25 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧シート |
WO2020203402A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物 |
-
1995
- 1995-03-22 JP JP6289395A patent/JPH08259751A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000025177A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-25 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧シート |
JP4576640B2 (ja) * | 1998-07-15 | 2010-11-10 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート |
WO2020203402A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物 |
CN113366036A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-09-07 | 三井化学株式会社 | 树脂组合物 |
JPWO2020203402A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2021-12-23 | 三井化学株式会社 | 樹脂組成物 |
US20220153978A1 (en) * | 2019-03-29 | 2022-05-19 | Mitsui Chemicals, Inc. | Resin compositions |
CN113366036B (zh) * | 2019-03-29 | 2023-10-24 | 三井化学株式会社 | 树脂组合物 |
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