JPH08259542A - 1,8−ナフタルイミド誘導体、それらの製造法及び中間体としてのそれらの利用 - Google Patents

1,8−ナフタルイミド誘導体、それらの製造法及び中間体としてのそれらの利用

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JPH08259542A
JPH08259542A JP8052666A JP5266696A JPH08259542A JP H08259542 A JPH08259542 A JP H08259542A JP 8052666 A JP8052666 A JP 8052666A JP 5266696 A JP5266696 A JP 5266696A JP H08259542 A JPH08259542 A JP H08259542A
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Yun Chen
ユン・チエン
Burkhard Dipl Chem Dr Koehler
ブルクハルト・ケーラー
Rolf Dr Wehrmann
ロルフ・ベーアマン
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    • C09B69/109Polymeric dyes; Reaction products of dyes with monomers or with macromolecular compounds containing other specific dyes

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 エレクトロルミネセンスを有する(コ)ポリ
マー類の製造に用いることができる中間体を提供する。 【解決手段】 式(Ia)、(Ib)及び(Ic) 〔式中、R1は水素、ハロゲン、ニトロ、非置換の、あ
るいはC1−C30アルキル等で−又は二重に置換されて
いるアミノ、C1−C4アルコキシカルボニル等を示し、
更にモルホリニル、ピペリジニル、等を示し;R2は水
素、C1−C30アルキル等を示し;又R1,R2のうち少
くとも一つはヒドロキシル又はカルボニルにより置換さ
れており;R3,R4はC1−C30アルキル、C6−C18
リール,C7−C24アルキルを示し、又それらが結合し
ている窒素と一緒になってモルホリニル、ピペリジニル
等を形成し;R5,R6は水素、ハロゲン、ニトロ等を示
す〕の1,8−ナフタルイミド誘導体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は式(Ia)、(Ib)及び(I
c)
【0002】
【化9】
【0003】[式中、R1は水素、ハロゲン、ニトロ、
1−C4アルコキシカルボニル、C1−C4アシル、C8
−C24アラルケニル、非置換アミノを示すか、あるいは
1−C30アルキル、C6−C18アリール又はC7−C24
アラルキルにより、一又は二重に、同様に又は異なって
置換されているアミノを示し、ここで前記の炭素鎖はそ
れ自身ヒドロキシル及び/又はカルボキシルにより置換
されていることができ、R1はさらにモルホリニル、ピ
ペリジニル、ピロリジニル又はピペラジニルを示し、そ
れらはヒドロキシル、メチル、エチル及び/又はフェニ
ルから選ばれる1又は2個の置換基を有することがで
き、R2は水素、あるいはC1−C30アルキル、C6−C
18アリール又はC7−C24アラルキルを示し、それらは
ヒドロキシル及び/又はカルボキシルにより1回又はそ
れ以上置換されていることができ、そして基R1又はR2
の少なくとも1つはヒドロキシル又はカルボキシル基を
有し、R3及びR4は互いに独立してC1−C30アルキ
ル、C6−C18アリール又はC7−C24アラルキルを示
し、それらはヒドロキシル及び/又はカルボキシルによ
り置換されていることができ、基R3及びR4の少なくと
も1つはヒドロキシル又はカルボキシル基を有し、R3
及びR4はさらに、それらが結合している窒素原子と一
緒になってモルホリニル、ピペリジル、ピロリジル又は
ピペラジニルを示し、それらはメチル、エチル及びフェ
ニルから選ばれる1又は2個の同一又は異なる置換基を
有することができ且つ少なくとも1つのヒドロキシル又
はカルボキシル基を有し、R5及びR6は互いに独立して
水素、ハロゲン、ニトロ、C1−C30アルキル、C1−C
30アルコキシ、C6−C18アリール、C7−C24アラルキ
ル、C1−C4アルコキシカルボニル、C1−C4アシル又
はジ(C1−C6アルキル)アミノを示し、ここでR1
2、R3及びR4における脂肪族炭素鎖、例えばアルキ
ル、アルコキシ、アルキルアミノ及びアラルキルは酸
素、窒素及び硫黄から選ばれる1個又はそれ以上、好ま
しくは1又は2個のヘテロ原子、ならびに/又はC1
4アルキル及び/又はハロゲンにより置換されている
ことができる1個又はそれ以上、好ましくは1又は2個
のフェニレン環により中断されていることができる]の
1,8−ナフタルイミド誘導体に関する。
【0004】式(Ia)、(Ib)及び(Ic)の本発
明の1,8−ナフタルイミド誘導体は少なくとも1個の
ヒドロキシル又は1個のカルボキシル基を有し、それに
よりそれらはポリマー側鎖に化学的に結合することがで
きる。従ってそれらは側鎖上に発光団(luminophor)を有
するポリマー類の製造に適している。そのようなポリマ
ー物質は発光ダイオードの発光層において用いることが
できる。
【0005】前記の式(Ia)において、R1は好まし
くは水素、塩素、臭素、ニトロ、メトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、n−もしくはイソプロポキシカル
ボニル、メチルカルボニル、エチルカルボニル、n−も
しくはイソプロピルカルボニル又はアミノを示すか、あ
るいはC1−C15アルキルにより、又はそれぞれ場合に
よりメチル及び/又はエチルにより置換されていること
ができるフェニル、ナフチル、フェニル−C1−C4アル
キル又はナフチル−C1−C4アルキルにより一又は二重
に、同様に又は異なって置換されているアミノを示し、
ここで前記の炭素鎖はそれ自身ヒドロキシル又はカルボ
キシルにより置換されていることができ;R1はさらに
好ましくはモルホリニル、ピペリジニル、ピロリジニル
又はピペラジニルを示し、それらはメチル、エチル及び
/又はフェニルから選ばれる1又は2個の置換基を有す
ることができる。
【0006】R2は好ましくはC1−C15アルキル、フェ
ニル又はフェニル−C1−C6アルキルを示し、それらは
ヒドロキシル及び/又はカルボキシルにより置換されて
いることができ且つ芳香環はさらにハロゲン、C1−C6
アルキル又はC1−C6アルコキシにより置換されている
ことができる。
【0007】基R1及びR2の少なくとも1つはヒドロキ
シル又はカルボキシル基を有していなければならない。
【0008】R1は特に塩素、臭素又はアミノを示し、
それはC1−C15アルキルにより、一又は二重に、同様
に又は異なって置換されており、あるいはモルホリニ
ル、ピペリジニル、ピロリジニル又はピペラジニルを示
し、ここで前記の炭素鎖はそれ自身ヒドロキシル又はカ
ルボキシルにより置換されていることができる。
【0009】R2は特にC1−C12アルキル、場合により
ハロゲン、C1−C6アルキル又はC1−C6アルコキシに
より置換されていることができるフェニルを示し、それ
らはヒドロキシル又はカルボキシル基を有することがで
きる。
【0010】式(Ib)及び(Ic)におけるR3及び
4は好ましくは互いに独立してC1−C15アルキル、フ
ェニル、フェニル−C1−C6アルキル、ナフチル、ナフ
チル−C1−C6アルキルを示し、それらはヒドロキシル
又はカルボキシルにより1回又はそれ以上、特に1回置
換されていることができ、基R3及びR4の少なくとも1
つはヒドロキシル又はカルボキシル基を有する。
【0011】R3及びR4はさらに好ましくはそれらが結
合している窒素原子と一緒になってピペリジニル又はピ
ペラジニルを示し、それらはメチル、エチル及びフェニ
ルから選ばれる1又は2個の同一又は異なる置換基を有
することができ且つ少なくとも1つのヒドロキシル又は
カルボキシル基を有し、式(Ib)及び(Ic)におけ
るR5及びR6は好ましくは互いに独立して水素、ハロゲ
ン、C1−C15アルキル、C1−C15アルコキシ、C1
4アルコキシカルボニル、C1−C4アシル−又はジ
(C1−C6アルキル)アミノ、ならびにそれぞれメチル
及び/又はエチルにより置換されたフェニル、フェニル
−C1−C6アルキル、ナフチル又はナフチル−C1−C6
アルキルを示す。
【0012】R3及びR4は特に、C1−C12アルキル、
フェニル又はフェニル−C1−C6アルキルを示し、それ
らはヒドロキシル又はカルボキシル基により置換されて
いることができる。
【0013】R5及びR6は特に、水素、ハロゲン、C1
−C12アルキル、C1−C12アルコキシ、ジ(C1−C6
アルキル)アミノ又はフェニルを示す。
【0014】R1、R2、R3及びR4の好ましい及び特に
好ましい定義においても、脂肪族炭素鎖は上記に示した
通りに中断されていることができる。
【0015】ヒドロキシル及び/又はカルボキシル基の
数は少なくとも1個であるが、最高4個のヒドロキシル
及び/又はカルボキシル基が存在することもできる。
【0016】前記の基における芳香環は1〜5個、好ま
しくは1〜3個の該置換基により同様に、又は異なって
置換されていることができる。
【0017】本発明はさらに a)式(II)の1,8−ナフタル酸無水物及び式(I
II)の第1アミン
【0018】
【化10】
【0019】を共に、場合により例えば酢酸、ブタノー
ル、クロロベンゼン、トルエン又はキシレンなどの希釈
剤の存在下に、50〜250℃、好ましくは90〜14
0℃において反応させるか、あるいは b)式(I)のR1が一又は二重に置換されたアミノ又
は環状アミノを示す場合、式(IIa)の1,8−ナフ
タル酸無水物及び式(III)の第1アミン
【0020】
【化11】
【0021】[式中、R1-1はハロゲン、好ましくは塩
素、臭素又はヨウ素、あるいはニトロを示し、そしてR
2は前記の意味を有する]から、場合により例えば酢
酸、ブタノール、クロロベンゼン、トルエン又はキシレ
ンなどの希釈剤の存在下に、50〜250℃、好ましく
は90〜140℃の温度で製造される式(Id)の1,
8−ナフタルイミド
【0022】
【化12】
【0023】[式中、R1-1は前記の意味を有する]を
その後、R1の定義に従って第1又は第2アミン、ピペ
リジン、モルホリン、ピロリジン又はピペラジンと、又
はアンモニア水溶液と、場合によりメトキシエタノール
又はブタノールなどの溶媒の存在下で、場合により銅
(II)塩などの触媒を用いて、50〜250℃、好ま
しくは100〜150℃の温度で反応させることを特徴
とする式(Ia)
【0024】
【化13】
【0025】[式中、R1及びR2は前記の意味を有す
る]の1,8−ナフタルイミド誘導体の製造法に関す
る。
【0026】本発明はさらに、式(IV)
【0027】
【化14】
【0028】[式中、R5、R6及びR1-1は上記の範囲
の意味を有する]の1,8−ナフタルイミド誘導体を式
(IIa)
【0029】
【化15】
【0030】[式中、R1-1は前記の意味を有する]の
1,8−ナフタル酸無水物及び式(V)
【0031】
【化16】
【0032】[式中、R5及びR6は前記の意味を有す
る]のo−フェニレンジアミンから、50〜250℃、
好ましくは90〜140℃の温度において、場合により
例えば酢酸、ブタノール、クロロベンゼン、トルエン又
はキシレンなどの溶媒の存在下で製造し、そして式(I
V)の1,8−ナフタルイミド誘導体をその後式(V
I)
【0033】
【化17】
【0034】[式中、R3及びR4は前記の意味を有す
る]の第2アミンと、例えば銅(II)塩などの触媒を
用い、50〜250℃、好ましくは100〜150℃の
温度で、場合により例えばメトキシエタノール又はブタ
ノールなどの溶媒の存在下において反応させることを特
徴とする式(Ib)及び(Ic)
【0035】
【化18】
【0036】[式中、R3、R4、R5及びR6は上記の意
味を有する]の1,8−ナフタルイミド誘導体の製造法
(方法c)に関する。
【0037】式(Ia)の1,8−ナフタルイミド誘導
体の製造のための本発明の方法a)を実行する場合、式
(II)の化合物の1モル当たり一般に1〜1.8モ
ル、好ましくは1.2〜1.4モルの式(III)の第
1アミンが用いられる。
【0038】式(I)の1,8−ナフタルイミド誘導体
の製造のための本発明の方法b)を実行する場合、式
(IIa)の化合物の1モル当たり一般に1〜1.8モ
ル、好ましくは1.2〜1.4モルの式(III)の第
1アミンが用いられ、式(Id)の化合物の1モル当た
り1.2〜5モル、好ましくは2〜2.5モルの対応す
る非置換第1、第2又は環状アミンが用いられる。
【0039】式(I)の本発明の1,8−ナフタルイミ
ド誘導体の製造、方法(a)及び(b)は、例えば以下
の反応式により示される:
【0040】
【化19】
【0041】この場合、4−クロロナフタル酸無水物及
び2−アミノエタノールの反応により4−クロロ−N−
ヒドロキシエチル−1,8−ナフタルイミドが最初に製
造される。その後ピペリジンが4−クロロ−N−ヒドロ
キシエチル−1,8−ナフタルイミドに、触媒量の銅
(II)塩の存在下で加えられ、所望のN−ヒドロキシ
エチル−4−ピペリジノ−1,8−ナフタルイミドが生
成される。
【0042】式(Ib)及び(Ic)の1,8−ナフタ
ルイミド誘導体の製造のための本発明の方法c)を実行
する場合、式(IIa)の化合物の1モル当たり一般に
1〜1.8モル、好ましくは1.2〜1.4モルの式
(V)のo−フェニレンジアミンが用いられ、式(IV
a-b)の化合物の1モル当たり1.2〜5モル、好まし
くは2〜2.5モルの式(VI)の第2アミンが用いら
れる。
【0043】式(Ib及びc)の本発明の1,8−ナフ
タルイミド誘導体の製造は、例えば以下の反応式により
示される:
【0044】
【化20】
【0045】この場合、4−クロロナフタル酸無水物及
びo−フェニレンジアミンから最初に、異性体の混合物
(約3:1)として得られる4/5−クロロ−1,8−
ナフトイレン−1’,2’−ベンズイミダゾールが製造
される。続いて4/5−クロロ−1,8−ナフトイレン
−1’,2’−ベンズイミダゾールに、触媒量の銅(I
I)塩の存在下で2−(メチルアミノ)エタノールが加
えられ、所望の4/5−(N−メチル−N−ヒドロキシ
エチル)アミノ−1,8−ナフトイレン−1’,2’−
ベンズイミダゾールが生成される。
【0046】本発明の式(Ia)、(Ib)及び(I
c)の化合物の製造のための式(II)、(III)、
(V)及び(VI)の出発生成物は、一般に既知の有機
化学化合物である。
【0047】式(Ia)、(Ib)及び(Ic)の本発
明の化合物は、エレクトロルミネセントアレーの構築に
用いることができる側鎖上にルミノフォアを有する
(コ)ポリマー類の製造に適している。(コ)ポリマー
類は、一般式(1)又は(2)、及び場合により(3)
【0048】
【化21】
【0049】[式中、R7、R8及びR9は互いに独立し
て水素又はC1−C6アルキルを示し、MはCN又はC1
−C30アルコキシカルボニル、C1−C30(ジ)アルキ
ルアミノカルボニル又はC1−C30アルキルカルボニル
を示し、それらはそれぞれヒドロキシル又はC1−C6
ルコキシカルボニルにより置換されていることができ、
さらにフェニル、ナフチル、アントラセニル、ピリジル
又はカルバゾリルを示し、それらはそれぞれハロゲン、
ヒドロキシル、シリル、C1−C30アルキル、C6−C18
アリール、C1−C30アルコキシ、C1−C30アルコキシ
カルボニル、C1−C30アシルオキシ及びC1−C30アル
キルカルボニルの群からの基により置換されていること
ができ、L1及びL2はそれぞれ独立して上記の式(I
a)、(Ib)又は(Ic)の化合物を示し、ここで結
合はモノマー(1)のフェニル上のメチレン基に、又は
モノマー(2)のカルボニル基に、ヒドロキシル又はカ
ルボキシル基の酸素原子を介して、及びおそらくアミノ
基の窒素を介して、例えばハロゲンなどの反応性基を用
いて起こる。モノマー(1)の場合、反応性基は例えば
−CH2Clであり、モノマー(2)の場合は−CO−
Clである]の少なくとも1つの繰り返し構造単位から
構築される。
【0050】式(3)の構造単位の割合は0〜99.
5、好ましくは40〜99.5モル%であり、構造単位
(1)及び/又は(2)の割合はそれぞれ0.5〜10
0、好ましくは0.5〜60モル%であり、モルの割合
の合計は100%である。
【0051】上記の(コ)ポリマー類は対応する式
(4)及び(5)、ならびに場合により(6)のモノマ
ー類から従来の重合法により製造することができる。:
【0052】
【化22】
【0053】式(4)及び(5)のモノマー類は、少な
くとも1個のヒドロキシル、カルボキシル及び場合によ
りアミノ基で官能基化され式(Ia)、(Ib)又は
(Ic)の1,8−ナフタルイミド誘導体を式(7)又
は(8)
【0054】
【化23】
【0055】[式中、R10はハロゲン、好ましくは塩素
又は臭素を示し、R11はハロゲン、好ましくは塩素又は
臭素、あるいはヒドロキシルを示す]のスチレン又はア
クリル酸誘導体と、トリエチルアミン、ピリジン又はア
ルカリ金属アルコレートなどの塩基の存在下に、−30
℃〜100℃、好ましくは0℃〜60℃の温度で反応さ
せることにより得られる。
【0056】式(6)のモノマー類、ならびに式(7)
及び(8)のスチレン及びアクリル酸誘導体は既知であ
るか、又は既知の方法により製造することができる。
【0057】重合法は文献に記載されている。重合法は
イオン又はラジカル機構により行うことができる。アニ
オン重合は、例えばブチルリチウム又はリチウムナフタ
リドなどの開始剤類により開始することができる。ラジ
カル重合は例えばラジカル開始剤類、例えばアゾ開始剤
類又は過酸化物類、好ましくはAIBN(アゾイソ酪酸
ジニトリル)又は過酸化ジベンゾイルにより開始するこ
とができる。ポリマー類は無溶媒で、又はベンゼン、ト
ルエン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチ
ル、キシレン、クロロベンゼン、1−メトキシ−2−プ
ロピルアセテート、塩素化炭化水素類、アセトンなどの
適した溶媒中で、20〜250℃の温度において製造す
ることができる。
【0058】側鎖上に発光団を有する(コ)ポリマー類
の製造のための式(Ia)、(Ib)及び(Ic)の本
発明の1,8−ナフタルイミド誘導体の利用は、例えば
本発明に従う反応式により示すことができる:
【0059】
【化24】
【0060】この場合、4/5−(N−メチル−N−ヒ
ドロキシエチル)アミノ−1,8−ナフトイレン−
1’,2’−ベンズイミダゾール(9)(その4−異性
体のみが描かれている)及びメタクリロイルクロリド
(10)から出発し、トリエチルアミンの補助により0
℃から室温において、最初にメタクリレート(11)が
製造される。メタクリレート(11)は、コモノマーと
してのN−ビニルカルバゾール(12)の存在下で、ラ
ジカル開始剤としてのAIBNの補助により、クロロベ
ンゼン中で80℃において重合し、コポリマー(13)
を生成することができる。
【0061】ポリマー類又はコポリマー類の製造はさら
に、例えば以下の反応式により示すことができる:
【0062】
【化25】
【0063】この場合、N−イソアミル−4−(N’−
メチル−N’−ヒドロキシエチル)アミノ−1,8−ナ
フタルイミド(14)及びm/p−ビニルベンジルクロ
リド(15)から出発し、カリウムtert−ブチレー
トの補助により、テトラヒドロフラン中で室温におい
て、スチレン誘導体(16)が最初に製造される。スチ
レン誘導体(16)はラジカル開始剤としてのAIBN
の補助により、トルエン中で100℃において重合し、
ホモポリマー(17)を生成することができる。
【0064】(コ)ポリマー類はゲル透過クロマトグラ
フィーにより決定される分子量
【0065】
【外1】
【0066】それらはそのルミネセント性(luminescent
properties)及びフィルム−形成能力において傑出して
おり、流延、ナイフ塗布又はスピンコーティングにより
適した基質類に適用することができる。生成物は溶液に
おいても、及びフィルムとしても照射するとフォトルミ
ネセンス(photoluminescence)を示す。(コ)ポリマー
類はエレクトロルミネセントディスプレー類(electrolu
minescent displays)の構築に適しており、それはエレ
クトロルミネセント層が2つの電極の間に置かれ、2つ
の電極の少なくとも1つが可視スペクトル領域において
透明であり、0.1〜100ボルトの範囲の直流電圧が
加えられると200〜2000nmの周波数領域の光が
発光され、エレクトロルミネセント層と電極の間にさら
に1つ又はそれ以上の中間層を配置することができるこ
とを特徴とする。
【0067】これらの中間層は文献から既知であり(A
ppl.Phys.Lett.,57,531(199
0)を参照)、そこでHTL(ホール輸送層(hole
transport layer))及びETL(電
子輸送層(electrontransport la
yer))と命名されている。そのような中間層の目的
は、中でもエレクトロルミネセンスの強度を上げること
である。
【0068】本発明のエレクトロルミネセントポリマー
類はエレクトロルミネセント層において互いの、又は少
なくとも1つの他の材料との混合物としても用いること
ができる。これらの他の材料は不活性結合剤類、EP−
A 532 798又はEP−A 564 224に記
載のような電荷キャリヤー輸送物質(charge carriertra
nsporting substances)、又は不活性結合剤類と電荷キ
ャリヤー輸送物質の混合物であることができる。
【0069】本発明のポリマー類と他の材料の混合物は
中でも、それらがフィルム−形成性であり、流延、ナイ
フ塗布又はスピン−コーティングにより適した基質類の
広い領域に適用できることにおいて傑出している。基質
として適しているのはガラス又はプラスチックフィルム
類(例えばポリエステル類、例えばポリエチレンテレフ
タレート又はポリエチレンナフタレート、ポリカーボネ
ート、ポリスルホン及びポリイミドフィルム類)などの
透明支持体類である。
【0070】不活性結合剤類は可溶性透明ポリマー類、
例えばポリカーボネート類、ポリスチレン、ポリビニル
ピリジン、ポリメチルフェニルシロキサン、及びポリス
チレンのコポリマー類、例えばSAN、ポリスルホン
類、ポリアクリレート類、ポリビニルカルバゾール、な
らびに酢酸ビニル及びビニルアルコールのポリマー類及
びコポリマー類である。
【0071】
【実施例】実施例1: 4−クロロ−N−ヒドロキシエチル−1,8
−ナフタルイミド 46.6g(0.20モル)の4−クロロ−1,8−ナ
フタル酸無水物、14.6g(0.24モル)の2−ア
ミノエタノール及び150mlのN−メチルピロリドン
の混合物を110℃で2時間撹拌する。溶液を室温に冷
却し、続いて1lの水をそれに加える。懸濁液を濾過
し、乾燥後、48g(理論値の87%)の融点が180
〜182℃の淡黄色結晶が得られる。
【0072】実施例2:N−ヒドロキシエチル−4−ピ
ペリジノ−1,8−ナフタルイミド 20.0g(0.073モル)の4−クロロ−N−ヒド
ロキシエチル−1,8−ナフタルイミド、25.8g
(0.30モル)のピペリジン、2.0gの硫酸銅(I
I)及び200mlのエチレングリコールモノメチルエ
ーテルの混合物を還流下で2時間撹拌する。溶液を室温
に冷却し、続いて1lの水をそれに加える。懸濁液をジ
クロロメタンで抽出する。有機相を低量まで蒸発させ、
残留物をトルエンから再結晶する。16g(理論値の6
8%)の融点が152〜153℃の褐色の結晶が得られ
る。
【0073】実施例3:4−クロロ−N−イソアミル−
1,8−ナフタルイミド
【0074】
【化26】
【0075】は、実施例1と同様にして、反応媒体とし
ての酢酸中で4−クロロ−1,8−ナフタル酸無水物及
びイソアミルアミンから、融点が132.5〜134.
5℃の淡黄色結晶として96%の収率で得られる。
【0076】実施例4:N−イソアミル−4−(N’−
メチル−N’−ヒドロキシエチル)アミノ−1,8−ナ
フタルイミド
【0077】
【化27】
【0078】は、実施例2と同様にして、4−クロロ−
N−イソアミル−1,8−ナフタルイミド及び2−(メ
チルアミノ)エタノールから、融点が117〜118℃
の黄−褐色の結晶として71%の収率で得られる。
【0079】実施例5:N−(5−カルボキシペンチ
ル)−4−クロロ−1,8−ナフタルイミド
【0080】
【化28】
【0081】は、実施例3と同様にして、4−クロロ−
1,8−ナフタル酸無水物及び6−アミノヘキサン酸か
ら、融点が168〜171℃の黄色結晶として、90%
の収率で得られる。
【0082】実施例6:N−(5−カルボキシペンチ
ル)−4−ピペリジノ−1,8−ナフタルイミド
【0083】
【化29】
【0084】は、実施例2と同様にして、N−(5−カ
ルボキシペンチル)−4−クロロ−1,8−ナフタルイ
ミド及びピペリジンから、融点が142〜145℃の黄
色がかった緑色の結晶として、65%の収率で得られ
る。
【0085】実施例7:4/5−クロロ−1,8−ナフ
トイレン−1’,2’−ベンズイミダゾール は、実施例3と同様にして、4−クロロ−1,8−ナフ
タル酸無水物及びo−フェニレンジアミンから、融点が
225〜226℃の黄色結晶として87%の収率で得ら
れる。
【0086】実施例8:4/5−(N−メチル−N−ヒ
ドロキシエチル)アミノ−1,8−ナフトイレン−
1’,2’−ベンズイミダゾール は、実施例2と同様にして、4/5−クロロ−1,8−
ナフトイレン−1’,2’−ベンズイミダゾールから、
融点が168〜169℃の赤がかった褐色の結晶とし
て、82%の収率で得られる。
【0087】使用実施例 1.式(16)のN−イソアミル−4−(N’−メチル
−N’−m/p−ビニルベンジルオキシエチル)アミノ
−1,8−ナフタルイミドの製造 30mlの乾燥テトラヒドロフラン中の10.2g
(0.03モル)のN−イソアミル−4−(N’−メチ
ル−N’−ヒドロキシエチル)アミノ−1,8−ナフタ
ルイミド(実施例4)の溶液を、40mlの乾燥テトラ
ヒドロフラン中の4.0g(0.036モル)のカリウ
ムtert−ブチレートの撹拌溶液に、窒素下で5℃に
おいて滴下する。混合物を室温で5時間撹拌する。その
後5.0g(0.033モル)のm/p−ビニルベンジ
ルクロリドを赤がかった褐色の溶液に室温で滴下する。
3時間後、反応混合物を200mlの水及び300ml
のメチレンクロリドで処理する。相分離の後、水相を各
回100mlのメチレンクロリドでさらに2回抽出す
る。合わせた有機抽出物を中性となるまで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥する。真空中で溶媒を蒸留した後、可
動溶媒としてジイソプロピルエーテルを用いた短いシリ
カゲルカラムを通して残留物を吸着的に濾過し、少量の
m/pビニルベンジルクロリドを含む最初の流出画分を
除去する。溶媒の蒸留後、9.6g(理論値の70%)
の黄色油が得られる。
【0088】2.式(17)のホモポリマーの製造 4mlの乾燥トルエン中の3.0g(6.6ミリモル)
のN−イソアミル−4−(N’−メチル−N’−m/p
−ビニルベンジル−オキシエチル)アミノ−1,8−ナ
フタルイミド(16)及び15mg(0.09ミリモ
ル)のAIBNの溶液を真空下で脱ガスし、その後10
0℃において窒素下で3時間撹拌する。次いで重合混合
物を、3時間の間で3回にわけた15mg(0.09ミ
リモル)のAIBNで再開始する。その後溶液を100
mlのメタノールに撹拌しながら滴下し、次いで懸濁液
を吸引濾過する。次いで粗生成物をメチレンクロリド/
メタノール混合物からさらに2回沈澱させる。収量2.
3g(理論値の77%)。
【0089】3.エレクトロルミネセントアレーの製造 ITO−コーテッドガラス(Balzers Comp
anyにより製造)を切断して20x30mmの基質と
し、清浄化する。この過程で以下の段階を連続的に行
う: 1)超音波浴において蒸留水及びFalterolを用
いて15分間濯ぎ、 2)超音波浴において各回に新しい蒸留水を用い、2x
15分間濯ぎ、 3)超音波浴においてエタノールを用いて15分間濯
ぎ、 4)超音波浴において各回に新しいアセトンを用い、2
x15分間濯ぎ、 5)糸屑のないレンズ布上で乾燥する。
【0090】1,2−ジクロロエタン中の式(17)の
ポリマーの1%溶液を濾過する(0.2μmフィルタ
ー、Sartorius Company)。濾過され
た溶液を遠心ペイントアプリケーターを用い、1000
rpmにおいてITOガラス上に分布させる。乾燥フィ
ルムの厚さは110nmであり、表面のRa値は5nm
である(Tencor Inst.Companyの針
プロフィロメーター(stylus profilom
eter)Alpha−Step 200)。
【0091】かくして製造されたフィルムに、次いでA
l電極を蒸着する。この目的で、シャドーマスクを用い
て隔離された直径が3mmのアルミニウムの点をフィル
ム上に蒸発させる。蒸着の間、蒸着装置(Leybol
d)においては10-5ミリバールより低い圧力が主であ
った。
【0092】ITO層及びAl電極を電気供給線を介し
て電圧源に連結する。電圧を上げると電流がアレーを通
って流れ、上記の層はエレクトロルミネセンスを発し
た。エレクトロルミネセンスは黄−緑のスペクトル領域
にあり、正に分極したITO接触の場合に起こった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ・ベーアマン ドイツ47800クレーフエルト・シヤイブラ ーシユトラーセ81

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(Ia)、(Ib)及び(Ic) 【化1】 [式中、R1は水素、ハロゲン、ニトロ、C1−C4アル
    コキシカルボニル、C1−C4アシル、C8−C24アラル
    ケニル、非置換アミノを示すか、あるいはC1−C30
    ルキル、C6−C18アリール又はC7−C24アラルキルに
    より、一又は二重に、同様に又は異なって置換されてい
    るアミノを示し、ここで前記の炭素鎖はそれ自身ヒドロ
    キシル及び/又はカルボキシルにより置換されているこ
    とができ、R1はさらにモルホリニル、ピペリジニル、
    ピロリジニル又はピペラジニルを示し、それらはヒドロ
    キシル、メチル、エチル及び/又はフェニルから選ばれ
    る1又は2個の置換基を有することができ、R2は水
    素、あるいはC1−C30アルキル、C6−C18アリール又
    はC7−C24アラルキルを示し、それらはヒドロキシル
    及び/又はカルボキシルにより1回又はそれ以上置換さ
    れていることができ、そして基R1又はR2の少なくとも
    1つはヒドロキシル又はカルボキシル基を有し、R3
    びR4は互いに独立してC1−C30アルキル、C6−C18
    アリール又はC7−C24アラルキルを示し、それらはヒ
    ドロキシル及び/又はカルボキシルにより置換されてい
    ることができ、ここで基R3及びR4の少なくとも1つは
    ヒドロキシル又はカルボキシル基を有するか、あるいは
    3及びR4はさらに、それらが結合している窒素原子と
    一緒になってモルホリニル、ピペリジル、ピロリジル又
    はピペラジニルを示し、それらはメチル、エチル及びフ
    ェニルから選ばれる1又は2個の同一又は異なる置換基
    を有することができ且つ少なくとも1つのヒドロキシル
    又はカルボキシル基を有し、R5及びR6は互いに独立し
    て水素、ハロゲン、ニトロ、C1−C30アルキル、C1
    30アルコキシ、C6−C18アリール、C7−C24アラル
    キル、C1−C4アルコキシカルボニル、C1−C4アシル
    又はジ(C1−C6アルキル)アミノを示し、ここで
    1、R2、R3及びR4における脂肪族炭素鎖は酸素、窒
    素及び硫黄から選ばれる1個又はそれ以上のヘテロ原
    子、ならびに/又はC1−C4アルキル及び/又はハロゲ
    ンにより置換されていることができる1個又はそれ以上
    のフェニレン環により中断されていることができる]の
    1,8−ナフタルイミド誘導体。
  2. 【請求項2】 R1が水素、塩素、臭素、ニトロ、メト
    キシカルボニル、エトキシカルボニル、n−もしくはイ
    ソプロポキシカルボニル、メチルカルボニル、エチルカ
    ルボニル、n−もしくはイソプロピルカルボニル又はア
    ミノを示すか、あるいはC1−C15アルキルにより、又
    はそれぞれ場合によりメチル及び/又はエチルにより置
    換されていることができるフェニル、ナフチル、フェニ
    ル−C1−C4アルキル又はナフチル−C1−C4アルキル
    により一又は二重に、同様に又は異なって置換されてい
    るアミノを示し、ここで前記の炭素鎖はそれ自身ヒドロ
    キシル又はカルボキシルにより置換されていることがで
    き;R1はさらにモルホリニル、ピペリジニル、ピロリ
    ジニル又はピペラジニルを示し、それらはメチル、エチ
    ル及び/又はフェニルから選ばれる1又は2個の置換基
    を有することができ、R2がC1−C15アルキル、フェニ
    ル又はフェニル−C1−C6アルキルを示し、それらはヒ
    ドロキシル及び/又はカルボキシルにより置換されてい
    ることができ且つ芳香環はさらにハロゲン、C1−C6
    ルキル又はC1−C6アルコキシにより置換されているこ
    とができ、ここで基R1及びR2の少なくとも1つはヒド
    ロキシル又はカルボキシル基を有していなければなら
    ず、R3及びR4が互いに独立してC1−C15アルキル、
    フェニル、フェニル−C1−C6アルキル、ナフチル、ナ
    フチル−C1−C6アルキルを示し、それらはヒドロキシ
    ル及び/又はカルボキシルにより1回又はそれ以上置換
    されていることができ、ここで基R3及びR4の少なくと
    も1つはヒドロキシル又はカルボキシル基を有するか、
    あるいはR3及びR4はさらにそれらが結合している窒素
    原子と一緒になってピペリジニル又はピペラジニルを示
    し、それらはメチル、エチル及びフェニルから選ばれる
    1又は2個の同一又は異なる置換基を有することができ
    且つ少なくとも1つのヒドロキシル又はカルボキシル基
    を有し、R5及びR6が互いに独立して水素、ハロゲン、
    1−C15アルキル、C1−C15アルコキシ、C1−C4
    ルコキシカルボニル、C1−C4アシル又はジ(C1−C6
    アルキル)アミノを示すか、あるいはそれぞれメチル及
    び/又はエチルにより置換されたフェニル、フェニル−
    1−C6アルキル、ナフチル又はナフチル−C1−C6
    ルキルを示し、ここでR1、R2、R3及びR4における脂
    肪族炭素鎖は酸素、窒素及び硫黄から選ばれる1又は2
    個のヘテロ原子、ならびに/又はC1−C4アルキル及び
    /又はハロゲンにより置換されていることができる1又
    はそれ以上のフェニレン環により中断されていることが
    できる請求項1に記載の1,8−ナフタルイミド誘導
    体。
  3. 【請求項3】 R1が塩素、臭素又はアミノを示し、そ
    れはC1−C15アルキルにより、一又は二重に、同様に
    又は異なって置換されており、あるいはモルホリニル、
    ピペリジニル、ピロリジニル又はピペラジニルを示し、
    ここで前記の炭素鎖はそれ自身ヒドロキシル又はカルボ
    キシルにより置換されていることができ、R2がC1−C
    12アルキル、あるいは場合によりハロゲン、C1−C6
    ルキル又はC1−C6アルコキシにより置換されているこ
    とができるフェニルを示し、それらはヒドロキシル又は
    カルボキシル基を有することができ、R3及びR4が互い
    に独立してC1−C12アルキル、フェニル又はフェニル
    −C1−C6アルキルを示し、それらはヒドロキシル又は
    カルボキシル基により置換されていることができ、R5
    及びR6が互いに独立して水素、ハロゲン、C1−C12
    ルキル、C1−C12アルコキシ、ジ(C1−C6アルキ
    ル)アミノ又はフェニルを示し、基R3〜R4の少なくと
    も1つは利用できるヒドロキシル又はカルボキシル基を
    有していなければならない請求項1に記載の1,8−ナ
    フタルイミド誘導体。
  4. 【請求項4】 a)式(II)の1,8−ナフタル酸無
    水物及び式(III)の第1アミン 【化2】 を共に、場合により希釈剤の存在下に、50〜250℃
    において反応させるか、あるいは b)式(Ia)のR1が一又は二重に置換されたアミノ
    又は環状アミノを示す場合、式(IIa)の1,8−ナ
    フタル酸無水物及び式(III)の第1アミン 【化3】 [式中、R1-1はハロゲン又はニトロを示し、そしてR2
    は前記の意味を有する]から、場合により希釈剤の存在
    下に、50〜250℃の温度で製造される式(Id)の
    1,8−ナフタルイミド 【化4】 [式中、R1-1は前記の意味を有する]をその後、R1
    定義に従って第1又は第2アミン、ピペリジン、モルホ
    リン、ピロリジン又はピペラジンと、又はアンモニア水
    溶液と、場合により溶媒の存在下で、場合により触媒を
    用いて、50〜250℃の温度で反応させることを特徴
    とする請求項1に記載の式(Ia)の1,8−ナフタル
    イミド誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】 式(IV) 【化5】 [式中、R1-1はハロゲン又はニトロを示す]の1,8
    −ナフタルイミド誘導体を式(IIa) 【化6】 [式中、R1-1は前記の意味を有する]の1,8−ナフ
    タル酸無水物及び式(V) 【化7】 のo−フェニレンジアミンから、50〜250℃の温度
    において、場合により溶媒の存在下で製造し、そして式
    (IV)の1,8−ナフタルイミド誘導体をその後式
    (VI) 【化8】 の第2アミンと、触媒を用い、50〜250℃の温度
    で、場合により溶媒の存在下において反応させることを
    特徴とする請求項1に記載の式(Ib)及び(Ic)の
    1,8−ナフタルイミド誘導体の製造法。
  6. 【請求項6】 側鎖上に発光団を有するポリマー類の製
    造のための請求項1に記載の1,8−ナフタルイミドの
    利用。
JP8052666A 1995-02-21 1996-02-16 1,8−ナフタルイミド誘導体、それらの製造法及び中間体としてのそれらの利用 Pending JPH08259542A (ja)

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