JPH07228579A - オキサジアゾール化合物およびその製造法 - Google Patents
オキサジアゾール化合物およびその製造法Info
- Publication number
- JPH07228579A JPH07228579A JP6046440A JP4644094A JPH07228579A JP H07228579 A JPH07228579 A JP H07228579A JP 6046440 A JP6046440 A JP 6046440A JP 4644094 A JP4644094 A JP 4644094A JP H07228579 A JPH07228579 A JP H07228579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- substituted
- group
- compound
- general formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
として有用な、新規オキサジアゾール化合物、その合成
中間体である新規テトラゾール化合物、及びそれらの製
造法を提供する。 【構成】 下記式(I)で表わされるオキサジアゾール
化合物。 〔式中、A1,A2は置換もしくは無置換の芳香族炭化
水素基あるいは芳香族複素環基を表し、R1〜R3はハ
ロゲン原子、アルキル基、アルキル基、CF3等を表
し、l,m,nは0,1〜4の整数である〕及び、その
対応するテトラゾール化合物。また該テトラゾール化合
物と酸クロライドとを反応させて、上記オキサジアゾー
ルを製造する方法。
Description
料、特に電子輸送材料として有用な、新規なオキサジア
ゾール化合物、原料中間体の新規テトラゾール化合物、
及びそれらの製造方法に関する。
オキサジアゾール化合物が知られている。例えば、日本
化学会誌、1991、(11)、p.1540−154
8には発光材料及び電子輸送材料としてオキサジアゾー
ル化合物を使用した例が記載されている。しかしなが
ら、未だに薄膜の安定性に問題を残しており、高輝度、
高信頼性の有機電界発光素子は得られていない。
光素子用材料として、安定した製膜性を有し、発光材
料、電子輸送材料等として有用であり、特に長期保存に
よっても変質しにくい新規オキサジアゾール化合物、そ
の中間体、及びそれらの製造方法を提供することを目的
とする。
式(I)(化1)
香族炭化水素基、あるいは置換もしくは無置換の芳香族
複素環基を表し、R1〜R3は各々独立に、ハロゲン原
子、置換もしくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、
トリフルオロメチル基、あるいは置換もしくは無置換の
アリール基を表す。又、l、m、nは0、1、2、3、
4の整数であり、l、m、nが2以上の場合R1、R2、
R3はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)で表わ
されるオキサジアゾール化合物が提供され、第2に下記
一般式(II)(化2)
くは無置換のアルキル基、アルコキシ基、トリフルオロ
メチル基、あるいは置換もしくは無置換のアリール基を
表す。又、l、m、nは0、1、2、3、4の整数であ
り、l、m、nが2以上の場合R1、R2、R3はそれぞ
れ同一でも異なっていてもよい。)で表わされるテトラ
ゾール化合物と、下記一般式(III)(化3)が提供
され、
あるいは置換もしくは無置換の芳香族複素環基を表し、
前記一般式(I)中のA1、A2に対応する。)で表わさ
れる酸クロライド化合物とを反応させて、下記一般式
(I)(化1)で表わされるオキサジアゾール化合物の
製造法が提供され、又第3に下記一般式(II)(化
2)
しくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、トリフルオ
ロメチル基、あるいは置換もしくは無置換のアリール基
を表す。又、l、m、nは0、1、2、3、4の整数で
あり、l、m、nが2以上の場合R1、R2、R3はそれ
ぞれ同一でも異なっていてもよい。)で表わされるテト
ラゾール化合物が提供され、さらに第4に下記一般式
(IV)(化4)
くは無置換のアルキル基、アルコキシ基、トリフルオロ
メチル基、あるいは置換もしくは無置換のアリール基を
表す。又、l、m、nは0、1、2、3、4の整数であ
り、l、m、nが2以上の場合R1、R2、R3はそれぞ
れ同一でも異なっていてもよい。)で表わされるシアノ
化合物を、テトラゾール化することを特徴とする、下記
一般式(II)(化2)
しくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、トリフルオ
ロメチル基、あるいは置換もしくは無置換のアリール基
を表す。又、l、m、nは0、1、2、3、4の整数で
あり、l、m、nが2以上の場合R1、R2、R3はそれ
ぞれ同一でも異なっていてもよい。)で表わされるテト
ラゾール化合物の製造法が提供される。本発明者らは、
上記課題を解決するため鋭意検討した結果、前記特定な
構造を有するオキサジアゾール化合物が有効であること
を見いだし、本発明を完成するに至った。前記一般式
(I)において、A1〜A2で表わされる芳香族炭化水素
基、あるいは芳香族複素環基としては、スチリル、フェ
ニル、ビフェニル、ターフェニル、ナフチル、アントリ
ル、アセナフテニル、フルオレニル、フェナントリル、
インデニル、ピレニル、ピリジル、ピリミジル、フラニ
ル、ピロニル、チオフェニル、キノリル、ベンゾフラニ
ル、ベンゾチオフェニル、インドリル、カルバゾリル、
ベンゾオキサゾリル、キノキサリル、ベンゾイミダゾリ
ル、ピラゾリル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチオフェ
ニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル基等が挙げられ
る。
族複素環基は更に一つ以上のハロゲン原子、水酸基、シ
アノ基、ニトロ基、アミノ基、トリフルオロメチル基、
炭素数1から12、好ましくは1から6のアルキル基、
炭素数1から12、好ましくは1から6のアルコキシ
基、アリールオキシ基、フェニル基、スチリル基、ナフ
チル基、チオフェニル基、アラルキル基、ビフェニル
基、ビチオフェニル基、フラニル基、ビフラニル基、ピ
ロニル基、ビピロニル基、等の置換基を有していてもよ
い。
ジアゾール化合物は、下記の方法によって製造すること
ができる。すなわち、式(II)(化2)
わされるテトラゾール化合物を下記一般式(III)
(化3)
化合物とを反応させることにより得られる。
3)で表わされる酸クロライド化合物は従来公知の方法
で製造される。また、一般式(II)(化2)と一般式
(III)(化3)との反応は、R.D.Huisge
nらのオキサジアゾール合成法に準じて行われる。例え
ば、Angew.Chem.,72,366(196
0)、Chem.Ber.,93,2106(196
0)、Tetrahedron,11,241(196
0)、Chem.Ber.,98,2966(196
5)に記載の方法を適用することができる。
トラゾール化合物は新規であり、前記したように一般式
(I)(化1)で表されるオキサジアゾール化合物の合
成中間体として有用である。その合成は、下記一般式
(IV)(化4)
されるシアノ化合物をアジ化試薬で処理し、テトラゾー
ル化することにより達成される。例えば、Synthe
sis 71(1973)に記載の方法で合成できる。
本明細書でいう下記テトラゾール基は
に取り出すことが困難なものであり、両者が混在した物
であることを示すが、もちろん各々単独の物も包含され
る。
されるシアノ化合物は、下記一般式(V)(化5)
わされるシアノ化合物を水素還元することによって合成
される。
れるシアノ化合物は、下記反応式に示すように変法Wi
ttig反応により合成することができる。
aはl、nに対応する。)
アゾール化合物は、有機電界発光素子の構成成分として
特に優れており、例えば、真空蒸着法、溶液塗布法等に
より薄膜化し、陽極及び陰極で直接または間接的に挟持
することにより素子を得ることができる。
キサジアゾール化合物の具体例を表1に示す。
中間体の合成) 4−シアノベンジルジエトキシホスホネート16.21
gと1,4−ジホルミルベンゼン4.02gを溶媒に
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)100mlを
用いて反応フラスコ中で攪拌しながらナトリウムメチラ
ートの28%メタノール溶液13.12gをゆっくりと
滴下し、その後室温で6.5時間反応させた。反応液を
水1.2lにあけ、酢酸を約1.5ml加えた後、濾
過、水洗して粗収物9.94gを得た。さらにジオキサ
ン約1lで再結晶し、黄色針状晶の目的物8.71g
(収率87.3%)を得た。
エチル)ジベンゾニトリル中間体の合成) 1,4−ジ(4−シアノスチリル)ベンゼン8.51g
と5%パラジウム炭素1.5gと溶媒としてのジオキサ
ン1lを接触還元用フラスコに入れ、室温で3日間水素
添加反応を行った。水素の吸収量は約1.5lであっ
た。その後パラジウム炭素を除き、溶媒を留去して粗収
物7.7gを得た。さらにトルエンで2回再結晶し、無
色りん片状の目的物4.08g(収率46.3%)を得
た。この物の融点は215.0〜217.5℃であっ
た。赤外線吸収スペクトルでは2230cm-1にシアノ
基の特性吸収を有していた。
ェニレン−2,2’−ジエチレンジフェニル)−ジ−1
H−テトラゾール、下記式(VI)(化7)の合成)
ル)ジベンゾニトリル3.09g、アジ化ソーダ3.5
8g、塩化リチウム2.6gを溶媒として2−メトキシ
エタノール62mlを用いて反応フラスコ中で60時間
加熱還流を行った。放冷後、水300ml中へあけ、不
溶物を除いてから濃塩酸を少量滴下し、pH2とした。
析出した沈殿を瀘取、水洗し、粗収物3.75gを得
た。その後ジオキサンとDMF(2:1容積比)の混合
溶媒で2回再結晶し、無色針状晶の目的物2.73g
(収率70.4%)を得た。この物は280.3〜28
2.5℃で発泡分解した。赤外線吸収スペクトル(KB
r錠剤法)を図1に示す。
−tert−ブチルベンゾイルクロライド0.93g
を、溶媒として乾燥ピリジン30mlを用い、反応フラ
スコ中で15時間加熱還流した。放冷後、水120ml
を加え、沈殿物を瀘過、水洗して粗収物1.12gを得
た。この物をDMF55mlを用いて再結晶し、無色り
ん片状晶の目的物0.97g(収率74.6%)を得
た。この物の融点は236.5〜237.5℃であっ
た。赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図2に示
す。
確認された。
1−ナフトエ酸クロライド0.79g、溶媒として乾燥
ピリジン20mlを用い、反応フラスコ中で6時間加熱
還流した。放冷後、水100mlを加え、沈殿物を瀘
過、水洗して粗収物1.18gを得た。これをDMF1
30mlを用いて再結晶し、無色りん状晶の目的物0.
93g(収率69.4%)を得た。この物の融点は25
2.5〜255.5℃であった。赤外線吸収スペクトル
(KBr錠剤法)を図3に示す。
確認された。
−フェニルベンゾイルクロライド0.77g、溶媒とし
て乾燥ピリジン25mlを用い、反応フラスコ中で21
時間加熱還流した。放冷後、水120mlを加え、沈殿
物を瀘過、水洗して粗収物0.63gを得た。これを、
DMF50mlを用いて再結晶し、無色針状晶の目的物
0.13g(収率12.6%)を得た。この物の融点は
269.5〜271.5℃であった。赤外線吸収スペク
トル(KBr錠剤法)を図4に示す。
確認された。
化錫インジウム(ITO)による陽極を形成し、その上
に下記式(VII)(化8)で示されるジアミン誘導体
からなるホール輸送層400Å、下記式(VIII)
(化9)で示されるジアミン誘導体からなるホール発光
層150Å、前記化合物No.14からなる電子輸送層
400Å、10:1原子比のMgAg電極を2000
Å、の各々を真空蒸着により形成し、電界発光素子を作
製した。蒸着時の真空度は1×10-6Torrであり、
基板温度は室温である。このようにして作製した素子の
陽極及び陰極にリード線を介して直流電源を接続したと
ころ、電流密度30mA/cm2において印加電圧が9
Vであり、青白色の明瞭な発光が長時間にわたって確認
された。なお、この素子は3カ月保存後においても明瞭
な発光が確認された。
2、化合物No.26を用いて同様な素子を作製し、評
価したところ、いずれも青白色の明瞭な発光が確認さ
れ、3カ月保存後においても明瞭な発光が確認された。
化合物であって、蒸着によって容易に均質な透明膜を形
成することができ、有機電界発光素子用の電子輸送材料
としての機能も備えており、且つ経時での変質が少ない
ので高信頼性有機電界発光用材料として有用である。ま
た、本発明により、該オキサジアゾール化合物の合成中
間体である新規テトラゾール化合物、及びこれらオキサ
ジアゾール化合物、テトラゾール化合物の有利な製造法
を提供することができる。
−フェニレン−2,2’−ジエチレンジフェニル)−ジ
−1H−テトラゾールの赤外線吸収スペクトル図である
(KBr錠剤法)。
本発明のオキサジアゾール化合物の赤外線スペクトル図
である(KBr錠剤法)。
本発明のオキサジアゾール化合物の赤外線スペクトル図
である(KBr錠剤法)。
本発明のオキサジアゾール化合物の赤外線スペクトル図
である(KBr錠剤法)。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記一般式(I)(化1) 【化1】 (式中、A1、A2は各々独立に置換もしくは無置換の芳
香族炭化水素基、あるいは置換もしくは無置換の芳香族
複素環基を表し、R1〜R3は各々独立に、ハロゲン原
子、置換もしくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、
トリフルオロメチル基、あるいは置換もしくは無置換の
アリール基を表す。又、l、m、nは0、1、2、3、
4の整数であり、l、m、nが2以上の場合R1、R2、
R3はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)で表わ
されるオキサジアゾール化合物。 - 【請求項2】 下記一般式(II)(化2) 【化2】 (式中、R1〜R3は各々独立にハロゲン原子、置換もし
くは無置換のアルキル基、アルコキシ基、トリフルオロ
メチル基、あるいは置換もしくは無置換のアリール基を
表す。又、l、m、nは0、1、2、3、4の整数であ
り、l、m、nが2以上の場合R1、R2、R3はそれぞ
れ同一でも異なっていてもよい。)で表わされるテトラ
ゾール化合物と、下記一般式(III)(化3) 【化3】 (式中、Aは置換もしくは無置換の芳香族炭化水素基、
あるいは置換もしくは無置換の芳香族複素環基を表し、
前記一般式(I)中のA1、A2に対応する。)で表わさ
れる酸クロライド化合物とを反応させて、下記一般式
(I)(化1)で表わされるオキサジアゾール化合物の
製造法。 【化1】 (式中、A1、A2は各々独立に置換もしくは無置換の芳
香族炭化水素基、あるいは置換もしくは無置換の芳香族
複素環基を表し、R1〜R3は各々独立に、ハロゲン原
子、置換もしくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、
トリフルオロメチル基、あるいは置換もしくは無置換の
アリール基を表す。又、l、m、nは0、1、2、3、
4の整数であり、l、m、nが2以上の場合R1、R2、
R3はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。)で表わ
されるオキサジアゾール化合物。 - 【請求項3】 下記一般式(II)(化2) 【化2】 (式中、R1〜R3は各々独立に、ハロゲン原子、置換も
しくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、トリフルオ
ロメチル基、あるいは置換もしくは無置換のアリール基
を表す。又、l、m、nは0、1、2、3、4の整数で
あり、l、m、nが2以上の場合R1、R2、R3はそれ
ぞれ同一でも異なっていてもよい。)で表わされるテト
ラゾール化合物。 - 【請求項4】 下記一般式(IV)(化4) 【化4】 (式中、R1〜R3は各々独立にハロゲン原子、置換もし
くは無置換のアルキル基、アルコキシ基、トリフルオロ
メチル基、あるいは置換もしくは無置換のアリール基を
表す。又、l、m、nは0、1、2、3、4の整数であ
り、l、m、nが2以上の場合R1、R2、R3はそれぞ
れ同一でも異なっていてもよい。)で表わされるシアノ
化合物を、テトラゾール化することを特徴とする、下記
一般式(II)(化2) 【化2】 (式中、R1〜R3は各々独立に、ハロゲン原子、置換も
しくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、トリフルオ
ロメチル基、あるいは置換もしくは無置換のアリール基
を表す。又、l、m、nは0、1、2、3、4の整数で
あり、l、m、nが2以上の場合R1、R2、R3はそれ
ぞれ同一でも異なっていてもよい。)で表わされるテト
ラゾール化合物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04644094A JP3300827B2 (ja) | 1993-12-21 | 1994-02-21 | オキサジアゾール化合物およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34538193 | 1993-12-21 | ||
JP5-345381 | 1993-12-21 | ||
JP04644094A JP3300827B2 (ja) | 1993-12-21 | 1994-02-21 | オキサジアゾール化合物およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07228579A true JPH07228579A (ja) | 1995-08-29 |
JP3300827B2 JP3300827B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=26386545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04644094A Expired - Fee Related JP3300827B2 (ja) | 1993-12-21 | 1994-02-21 | オキサジアゾール化合物およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3300827B2 (ja) |
Cited By (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6013384A (en) * | 1997-01-27 | 2000-01-11 | Junji Kido | Organic electroluminescent devices |
US6396209B1 (en) | 1998-12-16 | 2002-05-28 | International Manufacturing And Engineering Services Co., Ltd. | Organic electroluminescent device |
US6423429B2 (en) | 1998-03-02 | 2002-07-23 | Junji Kido | Organic electroluminescent devices |
US6459199B1 (en) | 1996-05-15 | 2002-10-01 | Chemipro Kasei Kaisha, Limited | Multicolor organic EL element having plurality of organic dyes, method of manufacturing the same, and display using the same |
US6589673B1 (en) | 1999-09-29 | 2003-07-08 | Junji Kido | Organic electroluminescent device, group of organic electroluminescent devices |
US7326473B2 (en) | 1998-02-17 | 2008-02-05 | Junji Kido | Organic electroluminescent devices |
WO2013058505A2 (ko) | 2011-10-17 | 2013-04-25 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013141678A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013141674A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기발광소자 |
WO2013141675A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기발광소자 |
WO2013147572A1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013147573A1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013147570A1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013147571A1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2014021644A1 (ko) | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2014021643A1 (ko) | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2014021642A1 (ko) | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2014084701A1 (ko) | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2014084699A1 (ko) | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2015047037A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 및 이의 제조방법 |
WO2015047036A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 및 이의 제조방법 |
WO2015047049A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치 |
WO2015047053A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치의 제조 방법 |
WO2015047044A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치의 제조 방법 |
WO2015047055A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2015047041A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2015084073A1 (ko) | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치용 기판의 제조 방법 |
US9203046B2 (en) | 2003-10-17 | 2015-12-01 | Junji Kido | Organic electroluminescent device and production process thereof |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP04644094A patent/JP3300827B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6459199B1 (en) | 1996-05-15 | 2002-10-01 | Chemipro Kasei Kaisha, Limited | Multicolor organic EL element having plurality of organic dyes, method of manufacturing the same, and display using the same |
US6013384A (en) * | 1997-01-27 | 2000-01-11 | Junji Kido | Organic electroluminescent devices |
US7326473B2 (en) | 1998-02-17 | 2008-02-05 | Junji Kido | Organic electroluminescent devices |
US6423429B2 (en) | 1998-03-02 | 2002-07-23 | Junji Kido | Organic electroluminescent devices |
US6396209B1 (en) | 1998-12-16 | 2002-05-28 | International Manufacturing And Engineering Services Co., Ltd. | Organic electroluminescent device |
US6589673B1 (en) | 1999-09-29 | 2003-07-08 | Junji Kido | Organic electroluminescent device, group of organic electroluminescent devices |
US9203046B2 (en) | 2003-10-17 | 2015-12-01 | Junji Kido | Organic electroluminescent device and production process thereof |
WO2013058505A2 (ko) | 2011-10-17 | 2013-04-25 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013141676A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013141674A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기발광소자 |
WO2013141677A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013141679A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013141673A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판의 제조방법 |
WO2013141675A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기발광소자 |
WO2013141678A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013147572A1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013147573A1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013147570A1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013147571A1 (ko) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2014021642A1 (ko) | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2014021644A1 (ko) | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2014021643A1 (ko) | 2012-07-31 | 2014-02-06 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
US9391301B2 (en) | 2012-07-31 | 2016-07-12 | Lg Chem, Ltd. | Substrate for organic electronic device |
US9373820B2 (en) | 2012-07-31 | 2016-06-21 | Lg Chem, Ltd. | Substrate for organic electronic device |
WO2014084701A1 (ko) | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2014084699A1 (ko) | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
US9768398B2 (en) | 2012-11-30 | 2017-09-19 | Lg Chem, Ltd. | Substrate for organic electronic device |
US9755188B2 (en) | 2013-09-30 | 2017-09-05 | Lg Display Co., Ltd. | Organic electronic device |
WO2015047055A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2015047041A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2015047044A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치의 제조 방법 |
WO2015047053A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치의 제조 방법 |
WO2015047049A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치 |
US9570705B2 (en) | 2013-09-30 | 2017-02-14 | Lg Display Co., Ltd. | Method of manufacturing organic electronic device |
WO2015047036A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 및 이의 제조방법 |
US9761832B2 (en) | 2013-09-30 | 2017-09-12 | Lg Display Co., Ltd. | Substrate for organic electronic device |
WO2015047037A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 및 이의 제조방법 |
US10079351B2 (en) | 2013-09-30 | 2018-09-18 | Lg Display Co., Ltd. | Method of preparing organic electronic device |
US10950808B2 (en) | 2013-09-30 | 2021-03-16 | Lg Display Co., Ltd. | Method of preparing organic electronic device |
WO2015084073A1 (ko) | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치용 기판의 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3300827B2 (ja) | 2002-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3300827B2 (ja) | オキサジアゾール化合物およびその製造法 | |
JP3539995B2 (ja) | オキサジアゾール化合物およびその製造法 | |
JP4734333B2 (ja) | カルバゾール誘導体及びこれを用いた有機発光素子 | |
KR101806464B1 (ko) | 피리딜기가 결합된 피리미딘 유도체 및 이를 이용한 유기 전계 발광 소자 | |
KR101321500B1 (ko) | 유기 전계 발광 화합물 및 이를 이용한 유기 전계 발광소자 | |
JP4469852B2 (ja) | フルオランテンを基礎とする化合物及びその使用 | |
KR20190052505A (ko) | 아민 치환기를 갖는 나프탈렌 유도체 화합물 및 이를 포함하는 유기발광소자 | |
JPH0692947A (ja) | オキサジアゾール誘導体ならびにその製造法 | |
JP2013539205A (ja) | 新規有機電界発光化合物およびこれを使用する有機電界発光素子 | |
KR20120083243A (ko) | 신규한 화합물 및 이를 이용한 유기 전자 소자 | |
KR20140103842A (ko) | 신규한 유기 화합물 및 이를 포함하는 유기 발광 소자 | |
KR20140072295A (ko) | 중수소 치환된 유기금속 착물 및 이를 포함하는 유기 발광 소자 | |
KR20150043572A (ko) | 유기발광 화합물 및 이를 포함하는 유기전계발광소자 | |
KR20150043571A (ko) | 유기발광 화합물 및 이를 포함하는 유기전계발광소자 | |
KR20130119870A (ko) | 이형고리 화합물 및 이를 포함하는 유기전계발광소자 | |
JPH07101911A (ja) | 新規なピレン誘導体ならびにその製造方法 | |
KR20150009297A (ko) | 유기발광 화합물 및 이를 포함하는 유기전계발광소자 | |
JP3518816B2 (ja) | オキサジアゾール化合物およびその製造方法 | |
JP3537869B2 (ja) | オキサジアゾール化合物およびその製造方法 | |
JPH08176148A (ja) | ヘテロ環を有するオキサジアゾール誘導体 | |
JP3520880B2 (ja) | オキサジアゾール誘導体及びその製造方法 | |
JP3525227B2 (ja) | オキサジアゾール化合物およびその製造方法 | |
JPH09104679A (ja) | オキサジアゾール誘導体およびその製造方法 | |
KR101880286B1 (ko) | 유기 발광 화합물, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 유기 전계 발광 소자 | |
JP3496081B2 (ja) | オキサジアゾール化合物およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |