JPH0825949B2 - ブテンジア−ル−(1,4)の4−アセタ−ルの製法 - Google Patents

ブテンジア−ル−(1,4)の4−アセタ−ルの製法

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JPH0825949B2
JPH0825949B2 JP62124110A JP12411087A JPH0825949B2 JP H0825949 B2 JPH0825949 B2 JP H0825949B2 JP 62124110 A JP62124110 A JP 62124110A JP 12411087 A JP12411087 A JP 12411087A JP H0825949 B2 JPH0825949 B2 JP H0825949B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブテンジアール−(1,4)の2位で置換さ
れた4−アセタールを、グリオキサールモノアセタール
とα位にメチレン基を有するアルデヒドの反応により製
造する方法に関する。
2−メチル−フマルジアルデヒドの4−アセタール
は、生理的及び薬理的活性を有するテルペン類を合成す
るための価値ある中間体である。その製造のためには種
々の方法が提案されている。例えば西独特許出願公開23
57752号及び2357810号明細書によれば、3−メチル−2
−ブテナールの4−アセタールを二酸化セレンを用いて
酸化することにより、対応する2−メチル−フマルジア
ルデヒドの4−アセタールを製造することができる。同
公開2225612号明細書には、対応する3−メチル−4−
ヒドロキシ−2−ブテナールのアセタールを硫酸性クロ
ム酸溶液を用いて酸化することによる、2−メチルフマ
ルジアルデヒドの環状4−アセタールの製法が記載され
ている。
欧州特許9752号明細書には、3−メチル−3−ブテナ
ールの環状アセタールを、メタノール及び塩酸の存在下
にニトロシル化剤例えば塩化ニトロシル又は亜硝酸エス
テルと反応させることが記載されている。この場合は2
−クロル−2−メチルブタン−1,4−ジアールのビスア
セタールが得られ、これから塩基を用いて塩化水素を脱
離させることにより2−メチル−2−ブテン−1,4−ジ
アールのビスアセタールが得られる。これを希酸水溶液
を用いて加水分解すると、選択的に2−メチル−フマル
ジアルデヒドの4−アセタールを変えることができる。
これらすべての方法では、高価及び/又は有毒な酸化
剤を使用するもので、その還元生成物は除去するための
問題を生ずる。二酸化セレン、クロム酸、塩化ニトロシ
ル及び硝酸エステルの場合は特にそうである。酸素又は
酸素供与化合物(過酸化水素、過カルボン酸又は有機ヒ
ドロ過酸化物)を使用すると、これらについては高度の
安全性が要求される。そのほか必要な出発化合物は、合
成に多工程を要するものが多い。
西独特許出願公開2513999号明細書に記載の合成法に
おいては、グリオキサールモノアセタールをグリニヤー
ル化合物と反応させて2−ヒドロキシ−3−ブテナール
のアセタールとなし、これをアセチル化して対応する2
−アセトキシ−3−ブテナールのアセタールとなし、次
いでロジウム化合物の存在下にヒドロホルミル化し、得
られた3−及び4−ホルミル−2−アセトキシ−ブタナ
ールの混合物から酢酸を脱離させたのち、3−ホルミル
化合物だけが2−メチルフマルジアルデヒドの4−アセ
タールを与える。
ところで、本発明により、式: [式中、Rは1〜12個の炭素原子を有するアルキル基、
アルケニル基、シクロアルキル基もしくはアルアルキル
基(アルコキシ基を含有しうる)を表し、あるいは両方
のRが一緒になって2〜10個の炭素原子を有するアルキ
レン基又はアルケニレン基(アルコキシ基を含有しう
る)を形成してもよく、R1は1〜12個の炭素原子を有す
るアルキル基、アルケニル基又はアルキニル基(これら
は脂環族、芳香族もしくは複素環族の基、水酸基、エー
テル基、チオエーテル基、アシル基、アルキルアミノ
基、カルボキシ基又はカルボアルコキシ基により置換さ
れていてもよい)、置換されていてもよいアリール基、
アルコキシ基、アルキルチオ基又はアシルオキシ基を表
す]で示されるブテンジアール−(1,4)の4−アセタ
ールを製造する方法が見出され、該方法は、式: (Rは前記のものを表す)のグリオキサール−モノアセ
タールを、式 R1−CH2−CHO III (R1は前記のものを表す)のアルデヒドと20〜150℃の
温度で反応させることを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、グリオキサールモノアセタールをプ
ロピオンアルデヒドにより1反応工程で2−メチル−フ
マルジアールの4−アセタールにすることができるほ
か、α位にメチレン基を有する他のアルデヒドも2位で
置換されたフマルジアールの4−アセタールに変えるこ
とができる。このような成果は、前記の技術知識から全
く予期できないことであつた。
式IIのグリオキサールモノアセタールにおいて、Rは
例えば1〜12個好ましくは1〜8個の炭素原子を有する
アルキル基、アレケニル基、アルアルキル基又はシクロ
アルキル基であつて、その例はメチル基、エチル基、プ
ロピル基、アリル基、ブチル基、ブデニル基、イソブチ
ル基、メトアリル基、ベンジル基、シクロペンチル基、
シクロヘキシル基又はシクロオクチル基である。両方の
Rが一緒になつて2〜8個好ましくは2〜5個の炭素原
子を有する直鎖状又は分岐状のアルキレン基を形成して
もよく、これはアルコキシ基例えばメトキシ基又はエト
キシ基を有しうる。その例は次式の基である。−(C
H2−、−(CH2−、−(CH2−、−CH2−C
(CH3−CH2−、−CH2−CH(CH3)−CH2−、−(C
H2−CH(CH3)−CH2−、−CH2−CH(CH3)−、−CH
2−C(CH3)(CH3OCH2−CH2)−CH2−、−CH2−CH(OC
H3)−CH2及び−CH2−CH(CH2−OCH3)−。
個々の例としては、グリオキサールとメタノール、エ
タノール、プロパノール、アリルアルコール、(イソ)
ブタノール、メトアリルアルコール、メトキシエタノー
ル、エトキシエタノール、グリコール、1,2−及び1,3−
プロピレングリコール、ブタンジオール−(1,3)、2
−メチル−プロパンジオール−(1,3)、2,2−ジアルキ
ル−プロパンジオール−(1,3)、2−メチル−2−メ
トキシメチル−プロパンジオール−(1,3)、エチルメ
トキシメチル−プロパンジオール−(1,3)、ブタンジ
オール(1,4)、2−メチルブタンジオール−(1,4)又
は2−エチルブタンジオール−(1,4)とのモノアセタ
ールがあげられる。特に好ましいものは、グリオキサー
ルとネオペンチルグリコールからのモノアセタール(2
−ホルミル−5,5−ジメチル−ジオキサン−(1,3))で
ある。
式IIIのアルデヒドにおいて、R1は例えば1〜12個好
ましくは1〜8個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状
のアルキル基、アルケニル基又はアルキニル基、脂環
族、芳香族もしくは複素環族の基、例えばフエノール基
又はピリジル基を意味し、これらは水酸基、アルコキシ
基、チオエーテル基、アセトキシ基、アルキルアミノ
基、カルボキシ基又はカルボアルコキシ基を有しうる。
そのほかR1はアルコキシ基又はアルキルチオ基、例えば
メトキシ基、メチルチオ基又はアシルオキシ基であつて
もよい。さらにR1は場合により置換されたアリール基例
えばフエニル基であつてもよく、これは例えばアルキル
基、アルコキシ基又はハロゲン原子を有しうる。
式IIIのアルデヒドの例は次のものである。プロパナ
ール、ブタナール、ペンタナール、3−ペンテナール、
4−ペンテナール、3−メチルブタナール、フエニルア
セトアルデヒド、3−フエニルプロパナール、3−フエ
ニルブタナール、3−アニシルプロパナール、3−アニ
シルブタナール、3−ピリジルプロパナール、4−ヒド
ロキシブタナール、4−アセトキシブタナール、5−ホ
ルミルバレリアン酸、5−ホルミルバレリアン酸エステ
ル、4−ジメチルアミノブタナール、メトキシアセトア
ルデヒド、エトキシアセトアルデヒド、3−メチルチオ
−プロパナール、アセトキシアセトアルデヒド、4−メ
チルチオ−ブタナール、3,6−ジオキサ−ヘプタナー
ル、3,5−ジメチル−オクテン−(5)−アール、4−
オキサペンタナール及び4,7−ジオキサ−オクタナー
ル。
本発明の実施に際しては、式IIのアセタールを式III
のアルデヒドと、150℃以下好ましくは20〜120℃特に40
〜100℃の温度で反応させる。出発物質IIIとIIのモル比
は、好ましくは1:1ないし2:1である。1:1ないし1.8:1特
に1.2〜1.5:1のモル比が特に有利である。しかしこれ以
外のモル比も可能である。
特に好ましい実施態様においては、二級アミン及び酸
から成る触媒と存在下に、ブテンジアール−(1,4)の
4−アセタールの製造を行う。この種の触媒の例は、ジ
アルキルアミン例えばジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジイソプロピルアミン、ジ−(イソ)ブチルアミ
ン、メチル−エチルアミン、メチル−ブチルアミン、エ
チル−ブチルアミン、メチル−ヒドロキシエチルアミ
ン、ピロリジン、ピペリジン又はモルホリンと、一塩基
性又は多塩基性の酸、特にモノカルボン酸又はジカルボ
ン酸、例えば酢酸、プロピオン酸、(イソ)酪酸、(イ
ソ)バレリアン酸、2−メチル酪酸、ヘキサン酸、メチ
ル−ペンタン酸、エチル−ヘキサン酸、イソノナン酸、
メトキシ酢酸、ピバリン酸、メトキシ−ピバリン酸、修
酸、こはく酸、グルタル酸、アジピン酸、ヒドロキシ酪
酸、りんご酸又はヒドロキシピバリン酸との塩である。
アルデヒド酸例えば5−ホルミルバレリアン酸を使用す
る場合は、追加のカルボン酸の使用は必要でない。
この種の触媒は例えば欧州特許58927号明細書に記載
されている。この触媒においては、アミンと酸を当モル
割合で使用することは必要でない。反応に使用する触媒
の量は、いずれの場合も広範囲に変更できる。式IIの出
発物質に対し、1〜150モル%、好ましくは5〜100モル
%特に20〜100モル%の触媒量を使用することが好まし
い。緩和な条件下で急速に反応させるためには、無視し
うる量以上の触媒(例えばIIに対し5モル%以上の触媒
量)を使用する。生成物を例えば相分離、抽出又は蒸留
により分離したのち、触媒を回収して再使用できるの
で、全体としてその消費は少量である。
本発明の方法によれば、ブテンジアール−(1,4)の
4−アセタールを、経済的に入手しやすい中間体から操
作技術上簡単に実施しうる方法によつて製造することが
できる。例えば次式 により2−ホルミル−5,5−ジメチルジオキサン−(1,
3)−をプロピオンアルデヒドと反応させることによ
り、メチルフマルジアルデヒドの4−ネオペンチルグリ
コールアセタールを製造することができる。新方法の高
い収率は特に予想外であつた。式Iの希望する化合物
は、同時に高いトランス選択率において高収率で得られ
る。種々な潜在的競合反応は、意外にも全く又はほとん
ど進行しない。すなわち主として又はもつぱら、出発化
合物II及びIIIの自動アルドール反応及び自動縮合なら
びに共アルドール反応を期待することができる。
本発明の反応による成果は、グリオキサールモノアセ
タールとアセトアルデヒドの反応によつては対応するフ
マルアルデヒドの4−アセタールでなく、アセトアルデ
ヒドの高分子生成物が得られる点からみても予想外であ
る。
さらに次式のブテンジアール−(1,4)のアセタール
は新規物質である。
この式中、R2は2〜8個の炭素原子を有するアルキル
基、アルケニル基又はアルキニル基(フエニル基、ピリ
ジル基、水酸基、アルコキシ基、チオエーテル基、アセ
トキシ基、アルキルアミノ基、カルボキシ基又はカルボ
アルコキシ基を有しうる)、アルコキシ基、アルキルチ
オ基、アシルオキシ基又はフエニル基(アルキル基、ア
ルコキシ基又はハロゲン原子により置換されていてもよ
い)を意味する。
この新規アセタールは生物活性化合物、例えば殺菌剤
の製造用中間体として有用である。
実施例1 水135g及び酢酸120g中のジメチルアミン90gの混合物
を50℃に加熱し、この温度で冷却及び撹拌しながら、2
−ホルミル−5,5−ジメチル−ジオキサン−(1,3)288g
中のプロピオンアルデヒド232gの溶液を1時間かけて流
入し、次いで温度を80℃に高め、反応混合物を1時間撹
拌する。室温に冷却後、触媒水溶液(下相)を分別し、
有機相を分留すると、沸点68〜71℃/2mバールの2−メ
チルフマルジアルデヒドの4−ネオペンチルグリコール
アセタール〔2−(2′−ホルミルプロペニル)−5,5
−ジメチルジオキサン−(1,3)〕が298g(2−ホルミ
ル−5,5−ジメチル−ジオキサン−(1,3)に対し理論値
の81%に相当する)のほか、沸点30〜40℃/30mバールの
2−メチルペンテナールが104g得られる。
実施例2 水72g及びプロピオン酸80g中のジメチルアミン48gの
混合物に、ジエトキシアセトアルデヒド(グリオキサー
ル−(モノ)ジエチルアセタール)264g中のプロピオン
アルデヒド240gの溶液504gを、撹拌しながら40℃で流入
し、反応混合物をさらに3時間撹拌する。下の水相を分
離したのち、有機相を分留すると、沸点67〜69℃/8mバ
ールの2−メチル−4,4−ジエトキシ−ブテン−(2)
−アールが237g(理論値の68.9%)得られる。
実施例3 水135g及び酢酸120g中のジメチルアミン90gの混合物
に、80℃で冷却及び撹拌しながら、2−ホルミル−5,5
−ジメチル−ジオキサン(1,3)288g中のプロピオンア
ルデヒド163gの溶液を30分かけて流入する。次いで反応
混合物を同温度でさらに1時間撹拌する。下の水相を分
離したのち、有機相を分留すると、沸点34〜38℃/30mバ
ールのメチルペンテナールが40g(プロピオンアルデヒ
ドに対し20%)及び沸点70〜72℃/2mバールの2−メチ
ルフマルジアルデヒドの4−ネオペンチルグリコールア
セタールが328g(理論値の89.1%)の各留分のほか、2
−(1−ヒドロキシ−2−ホルミルプロピル)−5,5−
ジメチル−ジオキサン(アルドール)が18g(理論値の
4.45%)の留分が得られる。
実施例4 実施例3と同様にして、2−ホルミル−5,5−ジメチ
ル−ジオキサン−(1,3)288g中のプロピオンアルデヒ
ド116gの溶液を反応させると、有機相356gが得られ、こ
れはガスクロマトグラフ分析によると次のものを含有す
る。メチルペンテナール3.1重量%、2−ホルミル−5,5
−ジメチル−ジオキサン−(1,3)2.7重量%、2−(1
−ヒドロキシ−2−ホルミル−プロピル)−5,5−ジメ
チル−ジオキサン−(1,3)5.8重量%及び2−メチル−
フマルジアルデヒドの4−ネオペンチルグリコールアセ
タール86.8重量%(理論値の84%)。
実施例5 実施例3と同様にして、2−ホルミル−5,5−ジメチ
ル−ジオキサン−(1,3)288g中のn−ブチルアルデヒ
ド288gの溶液を反応させると、分留により沸点82〜84℃
/1mバールの2−エチル−フマルジアルデヒドの4−ネ
オペンチルグリコールアセタールが285.6g(理論値の7
2.1%)、ならびに初留としての2−エチルヘキセナー
ルが128g得られる。
実施例6 実施例3と同様にして、2−ホルミル−5,5−ジメチ
ル−ジオキサン−(1,3)288g中のフエニルアセトアル
デヒド300gの溶液を反応させると、分留により沸点124
〜126℃/1mバールの2−フエニルフマルジアルデヒドの
4−ネオペンチルグリコールアセタールが331g(理論値
の67.2%)得られる。
実施例7 実施例3と同様にして、2−ホルミル−5,5−ジメチ
ル−ジオキサン−(1,3)288g中の3−フエニルブタナ
ール415gの溶液を反応させると、分留により沸点160〜1
62℃/1mバールの2−(1−フエニル−エチル)−ブテ
ン−(2)−ジアール−(1,4)(E/Z=2/1)の4−ネ
オペンチルグリコールアセタールが490g(理論値の65.5
%)得られる。
実施例8 ジブチルアミン129g及びプロピオン酸74gからの混合
物を60℃に加熱し、この温度で撹拌及び冷却しながら、
2−ホルミル−5,5−ジメチル−ジオキサン(1,3)144g
及び5−ホルミル−バレリアン酸メチルエステル144gか
らの混合物を30分かけて流入する。さらに2時間撹拌し
たのち、室温に冷却し、撹拌しながら水400mlを添加
し、有機相を分離し、水各150mlを用いて3回洗浄す
る。分留すると沸点148〜154℃/2mバールの2−(3−
メトキシカルボニル)−プロピル−ブテン−(2)−ジ
アール−(1,4)(E/Z=20/1)が172.3g(理論値の63.8
%)得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス・ホラー ドイツ連邦共和国6100ダルムシユタツト・ ハインウエーク20 (72)発明者 ユルゲル・フランク ドイツ連邦共和国6830シユヴエーツインゲ ン・ヒルシユブルンネンウエーク82

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式: [式中、Rは1〜12個の炭素原子を有するアルキル基、
    アルケニル基、シクロアルキル基もしくはアルアルキル
    基(アルコキシ基を含有しうる)を表し、あるいは両方
    のRが一緒になって2〜10個の炭素原子を有するアルキ
    レン基又はアルケニレン基(アルコキシ基を含有しう
    る)を形成してもよく、R1は1〜12個の炭素原子を有す
    るアルキル基、アルケニル基又はアルキニル基(これら
    は脂環族、芳香族もしくは複素環族の基、水酸基、エー
    テル基、チオエーテル基、アシル基、アルキルアミノ
    基、カルボキシ基又はカルボアルコキシ基により置換さ
    れていてもよい)、置換されていてもよいアリール基、
    アルコキシ基、アルキルチオ基又はアシルオキシ基を表
    す]で示されるブテンジアール−(1,4)の4−アセタ
    ールを製造する方法において、式: (Rは前記のものを表す)のグリオキサール−モノアセ
    タールを、式 R1−CH2−CHO III (R1は前記のものを表す)のアルデヒドと20〜150℃の
    温度で反応させることを特徴とする、ブテンジアール−
    (1,4)の4−アセタールの製法。
  2. 【請求項2】反応を二級アミン及び酸の存在下に行う、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】酸としてカルボン酸を使用する、特許請求
    の範囲第2項記載の方法。
JP62124110A 1986-05-23 1987-05-22 ブテンジア−ル−(1,4)の4−アセタ−ルの製法 Expired - Lifetime JPH0825949B2 (ja)

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DE19863617409 DE3617409A1 (de) 1986-05-23 1986-05-23 Verfahren zur herstellung von 4-acetalen des butendial-(1,4) und neue acetale des butendial-(1,4)

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JPS62283946A JPS62283946A (ja) 1987-12-09
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