JPH08259455A - 腎炎改善剤 - Google Patents

腎炎改善剤

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JPH08259455A
JPH08259455A JP7179322A JP17932295A JPH08259455A JP H08259455 A JPH08259455 A JP H08259455A JP 7179322 A JP7179322 A JP 7179322A JP 17932295 A JP17932295 A JP 17932295A JP H08259455 A JPH08259455 A JP H08259455A
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JP
Japan
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nephritis
improving agent
hot water
alisol
extract
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JP7179322A
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English (en)
Inventor
Michitoku Kubo
久保道徳
Hideaki Matsuda
松田秀秋
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NICHINICHI SEIYAKU KK
Original Assignee
NICHINICHI SEIYAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 漢方薬から有効成分を抽出することによっ
て、安全で効果のある腎炎改善剤を提供する。 【構成】 沢瀉熱水抽出物及びその成分アリソールA、
アリソールB、及び、そのモノアセテート誘導体を主成
分とし、免疫反応を抑制する副作用のない安全な腎炎改
善剤、及びその製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生薬沢瀉もしくはオモ
ダカ科近縁植物の塊茎から抽出される四環性トリテルペ
ノイド、アリソール及びそのモノアセテート誘導体を有
効成分とする免疫反応抑制作用を有する腎炎改善剤に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】腎疾患のなかで腎炎が最も患者数が多
い。腎炎の発症は急性、慢性の差はあっても、病原微生
物の感染や自己免疫疾患等によって生じる免疫複合体が
腎臓の糸球体に蓄積して炎症を起こすことに原因がある
といわれており、糸球体腎炎及びIgA腎炎がほとんど
の症例を占めている。又、膜性糸球体腎炎のように腎臓
の基底膜に対する抗体によって、炎症を起こす病例も存
在する。これらの腎炎から腎不全に移行する症例も数多
く、とりわけ、慢性腎不全は腎機能の低下が著しく、
又、不可逆的である。腎不全の病態の進行とともに透析
療法の採用を余儀なくされ、患者に対する時間的拘束
や、身体的、精神的負担が大きくなる。
【0003】腎炎の発生にはアレルギー反応が関与して
おり、免疫複合体産生型であるIII型アレルギー反応に
より、血液内に免疫複合体が産生され、腎糸球体に沈着
し、腎炎が発症する。又、II型アレルギー反応は、組織
障害性アレルギーと呼ばれ、腎臓の基底膜に対する抗体
が作られ、糸球体壊死をひき起こすことにより腎炎が発
症する。
【0004】腎炎の薬物療法として使用されている薬剤
は、副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)、免疫抑制剤、
抗凝固剤、抗炎症剤、抗生物質がある。これらの薬剤は
腎疾患の症状によって使い分けられている。ネフローゼ
症候群や膠原病による腎炎、糸球体腎炎には、主に、ス
テロイド剤が使用されている。このステロイド剤は副腎
皮質ホルモンであるため、長期の使用、あるいは大量の
使用は副腎の機能を低下させる。すなわち、ホルモンの
バランスが崩れ、骨粗鬆症、免疫機能低下等の重篤な症
状から、満月様顔貌(ムーンフェイス)、にきびや多毛
などの皮膚状態の変化等の軽度の症状まで副作用が出や
すくなる。又、患者が副作用を恐れての自己判断で、急
激に服用量を減らしたり、強力な効果を期待して多量に
使用することによって、ホルモンバランスを崩し、ショ
ック状態に陥る症例もある。したがって、薬剤に対する
患者の正しい理解と、綿密な投与計画に基づいた使用が
必要であり、使用法が難しい薬剤である。又、腎炎の原
因が免疫反応に関係するとのことから、免疫抑制剤も使
用されているが、胃腸障害、食欲不振、吐き気、発疹、
白血球減少、肝障害等の副作用が起こりやすく、更に、
日和見感染の危険性も高くなる。その他の薬剤について
も、腎炎の改善に有効な用量と副作用の発現頻度が高く
なる用量との差がほとんどない薬剤が多く、薬剤の用量
管理の困難さや、副作用発現の危険性等、及び、患者の
肉体的、精神的負担が大きくなっている。
【0005】腎炎治療にステロイド剤を使用するときの
第1選択薬剤がプレドニゾロンであり、本明細書の実施
例の中で陽性対照薬として使用されている。ステロイド
剤の副作用を減らすための、酢酸やアセテートなどの各
種のプレゾニドロン誘導体が開発されているが、高血
圧、心不全などの循環器系に関する副作用が減少して
も、新たに消化器系に対する副作用が強まる等、ステロ
イド剤に共通の副作用は軽減していない。又、臨床の治
療では、成人で1日当たり60mgを3週間以上投与して
おり、副作用に対する危険性はかなり高い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在、腎臓病治療に用
いられる化学療法剤で副作用のないものは存在しないと
言っても過言ではない。そのため、漢方薬による療法が
見直されており、柴令湯、五苓散、猪苓湯、牛車腎気
丸、八味地黄丸等が使用されている。これらの薬剤は血
中毒素(BUN、クレアチニン)を体外に排泄するため
の利尿効果を主目的としたものである。漢方薬療法の利
点として、作用が穏やかであること、長期間飲み続けら
れること、副作用がほとんどないことがあげられる。し
かし、漢方薬は複数の薬剤を混合したものであるため、
組み合わせ方法及び分量割合が複雑である。そして飲用
するために薬剤を煎じる手間がかかり、証(体質)に合
わないと効き目が現れないという欠点も存在する。又、
現在使用されている顆粒漢方薬剤は生薬配合が決まった
ものしか無く、煎じて用いる漢方薬よりも益々証に合い
づらくなっている。このような状況にあって、副作用が
無く、又、普遍的に、且つ確実に効果のある薬剤が求め
られている。
【0007】
【課題を解決するための手段】漢方薬の柴令湯、五苓
散、猪苓湯は、臨床医によって、積極的に治療に用いら
れている。そのため、本発明者らはこれらの漢方薬の処
方に使用されている生薬について、腎炎の治療に有効な
成分を得るために研究を重ねた。
【0008】沢瀉(Alismatis Rhizoma)はオモダカ科(Al
ismaceae)のサジオモダカ(Alismaplantago-aquatica Li
nn. var. orientale Samuelsson)の乾燥した塊茎から得
られる生薬で、利尿、止渇などの効能が知られており、
古来より利尿薬として使用されていた。
【0009】沢瀉の成分として、デンプン(25%)、
タンパク質(約7%)、トリテルペノイド(alisol A,
B,Cおよびそのモノアセテート)セスキテルペン(alism
ol,alismoxide)、糖類、アミノ酸等が知られている。
その中でも主要成分であるアリソール類については、利
尿作用、血中脂質低下作用が知られている。
【0010】そこで本発明者らは、免疫複合体による腎
炎発症機序に関与するIII型アレルギー及び、糸球体基
底膜による組織障害に関与するII型アレルギーに対し
て、腎炎の治療に使用される漢方薬の構成成分のどの成
分が強力に効果を示すかの実験を行い、沢瀉の熱水抽出
物がII型アレルギーの実験モデルであるReversedCutane
ous Anaphylaxis(RCA)反応及びIII型アレルギーの実験
モデルであるArthus反応を抑えることを見いだした。ま
た、沢瀉熱水抽出成分中の四環性テルペノイド、アリソ
ールA、アリソールB及びそのモノアセテート誘導体が
Arthus反応を強力に抑制することを見いだし、本発明を
完成させた。
【0011】猪苓湯の抗腎炎活性は、これに阿膠が配合
されていない場合に低下する。しかし、阿膠単独では、
抗腎炎活性がない。また、沢瀉と阿膠を加えて熱水抽出
した抽出物中のアリソール類の含有量は、沢瀉単独の抽
出物よりも多い。通常、阿膠含有漢方剤から抽出物を得
るときは、阿膠以外の生薬を熱水抽出して、濾過して得
られる濾液に阿膠を加えて溶解し、服用するものであ
る。本方法では、阿膠と沢瀉とを混合して同時に抽出す
ることによって、阿膠が沢瀉中のアリソール分解を防
ぎ、効率よく成分を取り出すことができる。
【0012】沢瀉熱水抽出物は、既知の方法で沢瀉を乾
燥粉末にして、錠剤等の剤形として用いることができ
る。また、賦形剤や添加剤を用いて製造することも可能
である。
【0013】本発明に使用するアリソール類を製剤する
には澱粉、乳糖、大豆タンパク等の担体、賦形剤、結合
剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、矯味矯具剤等の添加剤を
用いて周知の方法で錠剤や顆粒剤に製剤することができ
る。
【0014】使用量は、症状、年齢等により異なるが、
アリソール量として1日0.01〜0.1mg/kg体重を通常成人
に対して1日1回又は数回に分けて用いることができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明剤は、腎炎の発症に関わる免疫複
合体生成抑制及び、腎組織に対する自己抗体の生成抑制
によって腎炎改善を図る、副作用のない安全な腎炎改善
剤である。又、漢方薬成分抽出に常用される熱水抽出法
において、沢瀉と阿膠との混合物から抽出することによ
り、有効成分であるアリソール類を効率よく取り出すこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下に実施例を示すが、本発明は実施例によ
って何ら制限されるものではない。
【0017】実施例1.沢瀉熱水抽出物の調製 中国福建省産沢瀉(Alismatis Rhizoma)及び日本産玉
阿膠(Gelatinum)を重量比4:1になるように混合
し、10倍重量の水を加えマントルヒーターにより10
0℃、2時間加熱して成分を抽出した。抽出後熱時綿濾
過を行い、更にその濾液を吸引濾過した。得られた濾液
を減圧下にて濃縮及び凍結乾燥により乾燥粉末を得た。
【0018】上記方法で得られた抽出物をメタノール抽
出したものを、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)に
て分画した結果を図1に示す。HPLC分析にはWaters社製
高速液体クロマトグラフ600E型(島津クロマトパックC-
R4A付属)および島津紫外分光光度計検出器SPD-6Aを使
用した。測定条件は、YMC-Pack ODS-A S-5(4.6mm,i.d.
×250mm)カラムに、溶離液はアセトニトリル:水=50:50
(v/v)から始め、直線濃度勾配法によって比率を変え
て、60分間で100:0とした後更に20分間100%アセト
ニトリルを通導した。内部標準としてテレピン酸ジエチ
ルエステルを用い、流速1.0ml/min、検出波長210nm、5
0℃で測定した。図1に示すように各成分を採取した。
【0019】実施例2.能動Arthus反応 6週齢のICR系雄性マウスに4×108個の新鮮羊赤血球
(SRBC、シグマ社)0.2mlを腹腔内に投与して感作し、
2週間後に同様の方法で再感作した。最終感作から5日
後に、2×108個のSRBC 0.025mlを右後足蹠皮下に投
与して反応を惹起した。惹起直前及び惹起3時間後に足
の厚さをダイアル式測厚計(PEACOCKG型、尾崎製作所)
を用いて測定し、浮腫率(%)を算出した。ここで浮腫
率(%)の算出は下式によった。
【0020】実施例1で調製した抽出物又は陽性対照薬
プレドニゾロン(シグマ社)を0.5%カルボキシメチルセ
ルロース・ナトリウム(和光純薬)溶液に各々懸濁し、
惹起1時間前のマウス(1群14−17匹)に、抽出物
は90及び360mg/kg体重、陽性対照薬は25mg/kg体
重になるように経口投与した。陰性対照群には生理的食
塩水(0.85%NaCl)を同様に投与した。結果を図2に示
した。すなわち、本抽出物投与による足蹠の浮腫率
(%)の有意な低下が確認された。
【0021】実施例3.直接受動Arthus反応 抗卵白アルブミンウサギ血清の調製 20mgの卵白アルブ
ミン(OA、シグマ社)を10mlの生理食塩水に溶解し、当
容量のフロイント完全アジュバンドを加えて得られた均
一なエマルジョン1mlを体重2.5〜3.0kgのウサギの左右
臀筋肉に一週間毎に4回注射を行った。そして、最終感
作一週間後に頸動脈より採血し、血清を得た。
【0022】体重約180gのSD系雄性ラットを用い、抗OA
ウサギ血清0.5ml/150gを尾静脈に注射して受動的に感作
し、感作30分後にOA生理食塩水溶液0.025mg/0.1ml/ra
tを右側足蹠皮内に注射して直接受動Arthus反応を惹起
させた。又、足蹠浮腫は水容積置換法にて反応惹起後1
時間から5時間後まで測定し、抗OA血清投与前の値から
浮腫率(%)を求めた。
【0023】実施例1で調製した抽出物又は陽性対照薬
プレドニゾロン(シグマ社)を0.5%カルボキシメチルセ
ルロース・ナトリウム(和光純薬)溶液に各々懸濁し、
反応惹起1時間前のマウス(1群9匹)に、抽出物は9
0及び360mg/kg体重、陽性対照薬は25mg/kg体重に
なるように経口投与した。陰性対照群には生理的食塩水
(0.85%NaCl)を同様に投与した。結果を図3に示し
た。すなわち、本抽出物投与による足蹠の浮腫率(%)
の有意な低下が確認された。
【0024】更に、実施例1で調製した抽出物又は陽性
対照薬プレドニゾロン(シグマ社)を0.5%カルボキシメ
チルセルロース・ナトリウム(和光純薬)溶液に各々懸
濁し、3日間連続して、抽出物は90及び360mg/kg
体重、陽性対照薬は25mg/kg体重になるように経口投
与した。陰性対照群には生理的食塩水(0.85%NaCl)を
同様に投与した。最終日は反応惹起1時間前に投与し
た。結果を図4に示す。すなわち本抽出物投与による足
浮腫率(%)の有意な低下が確認された。
【0025】臓器重量の測定 直接受動Arthus反応終了後、直ちに採血し、胸腺、脾
臓、副腎の摘出を行った。又、血清中の11-OHCSを測定
した。臓器重量を表1に、血清中11-OHCS量を表2に示
す。陽性対照群(ステロイド剤プレドニゾロン投与群)
で見られた臓器重量の低下や血清11-OHCS量の低下は、
本抽出物投与群では見られなかった。
【0026】
【表1】 ──────────────────────────────────── 投与量 重量(体重に対する割合(%)) (mg/kg) 胸腺 脾臓 副腎 ──────────────────────────────────── 無処理群 0.229±0.018 0.255±0.094 0.020±0.008 陰性対照群 0.206±0.084 0.251±0.070 0.018±0.005 沢瀉熱水抽出群 90 0.224±0.058 0.264±0.080 0.019±0.005 沢瀉熱水抽出群 360 0.231±0.062 0.273±0.011 0.019±0.007 陽性対照群 10 0.116±0.072* 0.186±0.062* 0.017±0.009 ──────────────────────────────────── n=10,*:p<0.01(陰性対照群に対して)
【0027】
【表2】 n=10,*:p<0.01(陰性対照群に対して)
【0028】実施例4.alisol類の直接受動Arthus反応 実施例3と同様の方法で、アリソールA、アリソールA
モノアセテート、アリソールB、アリソールBモノアセ
テートはHPLCで分画精製したものを用い、投与法は、5
%アラビアゴムに懸濁し、反応惹起30分前に腹腔内投
与した。結果を図5に示す。本抽出物投与による足浮腫
率(%)の有意な抑制効果が確認された。
【0029】実施例5.RCA反応 白色日本ウサギに1mlの正常ラットの血清を隔日1回、
連続10回静脈注射して、抗ラット血清ウサギ血清を得
た。
【0030】体重170gのWistar系雄性ラットの背部皮内
に、抗ラット血清ウサギ血清の原液0.05ml/部位投与し
た。対照ラットには、生理的食塩水を同容量投与し、ラ
ットを2時間後に放血致死させ、皮膚を剥離し、皮用パ
ンチで打ち抜いた直径12mmの注射部位の重量を測定し、
対照ラットの注射部位に対する抗血清注射部位の重量増
加率を浮腫率として求めた。
【0031】実施例1で調製した抽出物又は陽性対照薬
プレドニゾロン(シグマ社)を0.5%カルボキシメチルセ
ルロース・ナトリウム(和光純薬)溶液に各々懸濁し、
抗ラットウサギ血清投与1時間前のラットに、抽出物は
90及び360mg/kg体重、陽性対照薬は25mg/kg体重
になるように経口投与した。陰性対照群には生理的食塩
水(0.85%NaCl)を同様に投与した。結果を図6に示し
た。すなわち、本抽出物投与による自己抗体反応の有意
な抑制効果が確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】高速液体クロマトグラフィーによる沢瀉熱水抽
出物の分画を示した図である。
【図2】沢瀉熱水抽出物を経口投与したときの、能動Ar
thus反応による右後足蹠浮腫の腫脹率を表した図であ
る。
【図3】沢瀉熱水抽出物を経口投与したときの、直接受
動Arthus反応による右後足蹠浮腫の腫脹率を表した図で
ある。
【図4】沢瀉熱水抽出物を経口投与したときの、直接受
動Arthus反応による右後足蹠浮腫の腫脹率を表した図で
ある。
【図5】アリソール類を腹腔内投与したときの、直接受
動Arthus反応による右後足蹠浮腫の腫脹率を表した図で
ある。
【図6】沢瀉熱水抽出物を経口投与したときの、RCA
反応による背部皮膚の浮腫率を表した図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】沢瀉と阿膠との混合物から熱水抽出して得
    られる成分を有効成分とする腎炎改善剤及びその製造法
  2. 【請求項2】沢瀉と阿膠との混合物から熱水抽出して得
    られる成分を有効成分とする免疫反応抑制作用を有する
    腎炎改善剤
  3. 【請求項3】四環性テルペノイド、アリソールA、アリ
    ソールB及びそれらのモノアセテート誘導体を有効成分
    とする腎炎改善剤
JP7179322A 1995-01-25 1995-06-21 腎炎改善剤 Pending JPH08259455A (ja)

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JP7179322A JPH08259455A (ja) 1995-01-25 1995-06-21 腎炎改善剤

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-29973 1995-01-25
JP2997395 1995-01-25
JP7179322A JPH08259455A (ja) 1995-01-25 1995-06-21 腎炎改善剤

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990069295A (ko) * 1998-02-06 1999-09-06 김혜기 가루 죽염치약
JP2013234179A (ja) * 2012-04-12 2013-11-21 Kracie Seiyaku Kk 細胞死抑制組成物
JP2016147829A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 国立研究開発法人産業技術総合研究所 概日リズム改善剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR19990069295A (ko) * 1998-02-06 1999-09-06 김혜기 가루 죽염치약
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