JPH0825872B2 - プソイドエフエドリン投与用製剤 - Google Patents

プソイドエフエドリン投与用製剤

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JPH0825872B2
JPH0825872B2 JP62257037A JP25703787A JPH0825872B2 JP H0825872 B2 JPH0825872 B2 JP H0825872B2 JP 62257037 A JP62257037 A JP 62257037A JP 25703787 A JP25703787 A JP 25703787A JP H0825872 B2 JPH0825872 B2 JP H0825872B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、有用な医薬であるプソイドエフエドリンを
患者に投与するための新規な投与用製剤に関するもので
ある。本発明はまた、有用な医薬プソイドエフエドリン
を含有してなる組成物にも関する。
発明の背景 プソイドエフエドリンはマオウ属の植物に含まれる有
用な天然産医薬である。プソイドエフエドリンは立体異
性体であつて、この一群の異性体は、d−およびl−エ
フエドリン、d−およびl−プソイドエフエドリンを包
含し、かつ、そのラセミ混合物がある。医薬であるプソ
イドエフエドリンは、薬学的に許容され得るその酸付加
塩の形で投与できる。使用される有機、無機塩の例には
アスコルビン酸塩、重酒石酸塩、クエン酸塩、フマル酸
塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩
等の有機塩;および塩酸塩、硝酸塩、燐酸塩、硫酸塩等
の無機塩があげられる。
薬理学的には、プソイドエフエドリンは交感神経興奮
作用を有するアミンである。プソイドエフエドリンは気
管支拡張剤や末梢血管収縮剤として使用される。プソイ
ドエフエドリンは、たとえば、普通の風邪による鼻の充
血症状の一時的軽減、副鼻腔炎に伴う充血の一時的軽
減、風邪や刺激性物質の吸い込みのときに起こり得る咽
喉部への軽い刺激による咳の軽減、鼻づまりの治療、副
鼻洞のの詰まりの治療、粘液分泌過多や気管支分泌症状
の軽減、粘液の気管支通過の阻止、枯草熱の症状軽減、
上部呼吸器官のアレルギー症状の軽減のための薬剤とし
て使用される。プソイドエフエドリンの治療作用は医学
分野において公知であつて、レミントン著“フアーマセ
ウチカル、サイエンセズ”、第17版、第890頁(1985
年);“ザ、フアーマセウチカル、コデツクス”、第11
版、第761頁(1981年);マーチンデール編“ゼ、エク
ストラ、フアーマコポエア”、第28版、第27頁(1982
年)に記載されている。
プソイドエフエドリンは医薬分野において所定の治療
指針に従つて広く使用されているけれども、その使用の
ときに重大な不利益を伴う。当業界で知られている不利
益の1つは、所定の時間にわたつて所定量(単位時間当
たりの量)の該医薬を体内に確実に放出し得る投与用製
剤が今まで開発されていなかつたことである。現在慣用
されている錠剤やカプセル剤は、4時間毎に投与され、
そして投与後に直ちに全量の該医薬を体内に放出するも
のである。この公知薬剤の別の欠点は、光に対して不安
定であることである。さらにこれは、薬剤製造のときに
慣用されている種々の製剤用薬品の化学的作用を受ける
ことがあり得る。
上記の説明から当業者には明らかなように、次のごと
き新規製剤の開発が強く望まれていた。
(1) プソイドエフエドリンのすぐれた効果を長時間
にわたつて確実に発揮されるために、制御された速度で
プソイドエフエドリンを患者の体内に送給、放出し得る
投与用製剤;および (2) 製造および貯蔵のとき等には光線をさえぎる遮
蔽物を備え、投与後には胃腸管のごとき適用部位に、そ
の環境内に化学的性状とは実質的に無関係に医薬を送
給、放出し得る投与用製剤。
長時間にわたつて制御された速度でプソイドエフエド
リンを体内に放出でき、しかも同時に、好ましくない影
響を実質的に受けないように保護する作用を有する新規
かつ独特な投与用製剤を開発することは、当該技術の進
歩に貢献するものであると信じられるが、このことは当
業者には容易に理解され得るであろう。
発明の目的 前記の説明から明らかなように、本発明の主な目的
は、従来の投与製剤にみられた欠点を有さず、制御され
た速度でプソイドエフエドリンを体内に送給、放出し得
る投与用製剤を提供することである。
本発明の別の目的は、制御された速度でプソイドエフ
エドリンを体内に送給し、かつ、プソイドエフエドリン
が投与用製剤中に存在するときに外部から不所望の影響
を受けないように実質的に保護するための手段を備えた
投与用製剤を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、プソイドエフエドリンに
よる治療が長時間にわたつて継続的に実施できるような
投与用製剤を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、プソイドエフエドリンの
薬効を直ちにかつ持続的に発現できるように構成され
た、プソイドエフエドリンを含有する医薬投与用製剤を
提供することである。
本発明のさらに別の目的は、適用部位の環境の悪影響
を実質的に減少または解消し、長時間にわたつて制御さ
れた速度でプソイドエフエドリンを体内に送給、放出し
得る投与用製剤を適用することである。
本発明のさらに別の目的は、プソイドエフエドリンを
生体内の薬剤受容器官(receptor sites)に送給して、
所望の薬効学的効果を発現させることができる、プソイ
ドエフエドリン含有組成物を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、制御された速度でプソイ
ドエフエドリンを体内に送給、放出して長時間にわたつ
てこの医薬の薬理学的および生理学的効果を発現させる
ことができ、治療上の改善および進歩に貢献し得る投与
用製剤を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、プソイドエフエドリンお
よび放出可能バインダーを含む外層構成組成物を含有
し、このバインダーは前記のプソイドエフエドリンを直
ちに放出し、その後に製剤の内部からプソイドエフエド
リンを長時間にわたつて放出し、プソイドエフエドリン
の奏効期間を一層長くした投与用製剤を提供することで
ある。
本発明のさらに別の目的は、医薬であるプソイドエフ
エドリンを体内に直ちに送給して奏効させるためにプソ
イドエフエドリンを含有する外層を有し、そして、この
送給との関連下に、その後に制御された速度でプソイド
エフエドリンを製剤から体内に送給放出できるように構
成された、プソイドエフエドリンの温血動物投与用製剤
を提供することである。
本発明のさらに別の目的はプソイドエフエドリンおよ
び薬学的に許容され得るその塩とからなる群から選択さ
れた医薬を含有する1つの内室を有し、プソイドエフエ
ドリンを予じめ決められた割合で投与して、混血動物に
薬物療法を完全に行い得るように構成した投与用製剤を
提供することである。
本発明のさらに別の目的は、投与用製剤から体内に送
給放出し得るプソイドエフエドリン含有組成物を使用
し、療法の開始時と、そして必要に応じて終了時だけし
か医師の介添を要しない薬物療法を提供することであ
る。
本発明のさらに別の目的は、アミン系の交感神経興奮
剤、気管支拡張剤、末梢血管収縮剤を必要とする患者
に、あるいは鼻や気管支の充血症状の軽減のために、も
しくは気管支ぜんそくの症状の軽減のために、プソイド
エフエドリンを投与するための製剤を提供することであ
る。
本発明における他の種々の目的、構成および効果は、
以下の詳細な説明、添付図面および特許請求の範囲の記
載から、当業者には一層明らかになるであろう。添付図
面は正確な寸法の図面ではなく、本発明の具体例を図示
した略図である。
発明の具体的な記載 添付図面は本発明の投与用製剤の具体例を示したもの
であるが、本発明は決してこれらの具体例のみに限定さ
れるものではない。第1図および第2および第3図はこ
の投与用製剤の具体例を図示したものであつて、これら
の図面において投与用製剤は番号10で示されている。
第1図において、投与用製剤10の本体部11は壁部12を
有し、壁部12は内室を包囲してこれを画定するが、第1
図には内室は記載されていない。投与用製剤10は少なく
とも1つの出口構成手段13を有するが、これは、投与用
製剤10とその外側の場所(すなわち、体内の適用部位の
環境)との間の連通手段として役立つものである。
第2図は、投与用製剤10の壁部12の場所14において該
製剤を切開して内部の状態を示した図面である。第2図
に記載のごとく、投与用製剤10の本体部11の壁部12は内
室15を包囲してこれを画定する。第1図に記載のごとく
壁部12は少なくとも1つの出口構成手段13を有する。投
与用製剤10は2以上の出口構成手段を有していてもよ
い。
投与用製剤10の壁部12は次の特性を有する組成物を含
有してなり、すなわちこの組成物は、体内の適用部位の
環境中に存在する流体(外部流体と称する)を透過し得
るが内室の存在するプソイドエフエドリンおよび他の成
分を実質的に透過しないという特性を有するものであ
る。換言すればこの組成物は半透性であつて、これは実
質的に不活性であり、そしてこれは、プソイドエフエド
リン投与用製剤10の服用後の奏効期間中その物理、化学
的一体性をそのまま保つている。用語“その物理、化学
的一体性”は、投与用製剤10の奏効期間中その構造を失
わず、かつ、この構造は変化しないことを意味する用語
である。壁部12の少なくとも一部は、三酸酸セルロース
70-85重量%と、ヒドロキシプロピルセルロース15-30重
量%からなる組成物(この組成物全重量は100%)から
構成される。好ましい一具体例では、壁部12は三酢酸セ
ルロース75重量%と、ヒドロキシプロピルセルロース25
重量%からなる。別の好ましい具体例では、壁部12は三
酢酸セルロース80重量%とヒドロキシセルロース20重量
%からなる。たとえば、酢酸セルロースのアセチル含量
は35-43.5%程度であり得る。壁部12にはヒドロキシプ
ロピルセルロースが存在するために、壁部12は長時間に
わたつてかなり大きい流体透過性を示す。壁部12は上記
の独特な性質を有し、そしてこれが投与用製剤10の作用
と共に働くために、この投与用製剤10は、その中に含ま
れるプソイドエフエドリンの90-95%またはそれ以上
を、制御された放出態様で24時間という長時間にわたつ
て体内に送給、放出し得る。
内室15は、有用な医薬であるプソイドエフエドリンを
含有する放出可能組成物16を含んでいる「この医薬含有
16は図面中に黒い点で示されている」。本発明に係るオ
スモ型の(osmotic)投与用製剤の一例では、その内室
内の組成物16はプソイドエフエドリン160-200mg、好ま
しくは、医療上許容され得るプソイドエフエドリンの酸
付加塩180mg(たとえば塩酸プソイドエフエドリン180m
g)を含有する。本発明の投与用製剤の別の具体例で
は、その内室の組成物16はプソイドエフエドリン80-115
mg、好ましくは、医療上許容され得るプソイドエフエド
リンの酸付加塩たとえば塩酸プソイドエフエドリン90mg
を含有する。内室15はまた、任意成分としてオスモ剤
(osmagent)17を含有し得る。オスモ剤は溶解度改善剤
として作用するものであつて、図面には破線で示されて
いる。オスモ剤17の量は好ましくは10-30mgであり、オ
スモ剤の例には塩化ナトリウム、塩化カリウム等があげ
られる。溶解度改善剤として作用するオスモ剤は、プソ
イドエフエドリンの殆ど全量をゼロオーダの送給、放出
速度で一般に12時間またはそれ以上の期間にわたつて送
給、放出することを助けるものである。
一般に内室15は、内室中の組成物の溶解を制御する助
剤であるヒドロキシプロピルメチルセルロース2−9m
g、微晶質セルロース10-30mg、ポリビニルピロリドン3
−20mg、およびステアリン酸マグネシウム0.2-3mgを含
有するものであることが好ましい。
第3図記載の投与用製剤10では、壁部12の外面が外層
19で覆われている。外層19は組成物20を含むが、図面に
は組成物20が黒い点で示されている。組成物20はプソイ
ドエフエドリンの医療上許容され得る酸付加塩を含有す
る。組成物20はまた、放出され得る水溶性担体であるヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースをも含有する。組成
物20を含有してなる外層19は、その中のプソイドエフエ
ドリン(好ましくは薬学的に許容され得るその塩)を直
ちに放出できるようにするために配合されたものであ
る。投与用製剤10が体内の適用部位に達してそこの体液
に接したときに、外層19は溶解し、同時にプソイドエフ
エドリンが放出されて体内の薬剤受容器官に送給され
る。プソイドエフエドリンを含有する組成物20を含む外
層19は、プソイドエフエドリンを直ちに放出するための
ものであるから、投与用製剤10の内室16からのプソイド
エフエドリンの放出に若干の時間がかかるという欠点
が、この外層19の設置によつて実質的に解消できる。投
与用製剤10の壁部12を通じて水のごとき外液を吸収し、
この液に、水力学的メカニズムによつてプソイドエフエ
ドリンを内室16から溶出させて通路13を通じて体内の適
用部位に送給するのに、若干の始動時間(start-up tim
e)が必要である。外層19の好ましい例には、プソイド
エフエドリン55-65mgおよびヒドロキシプロピルメチル
セルロース5−20mgを含むものがあげられる。別の好ま
しい外層19は、プソイドエフエドリン25-35mgとヒドロ
キシプロピルメチルセルロース2−9mgを含むものであ
る。さらに好ましい外層19は、プソイドエフエドリン含
量が60mgのものである。別の望ましい外層19はプソイド
エフエドリン含量が30mgのものである。外層19は直ちに
適用部位の環境中の液の中にプソイドエフエドリンを放
出し始め、そして最初の30分間にこのプソイドエフエド
リンを全部放出してしまう。このようにして直ちにプソ
イドエフエドリンを放出することによつて、これを直ち
に患者の血しよう中に送り込むのである。かように、投
与用製剤10は直ちにに外層19からプソイドエフエドリン
を放出し、そしてその後に、内室15から長時間にわたつ
てプソイドエフエドリンを連続的に放出する。
用語“出口構成手段"13は、投与用製剤10の内室15か
ら有用な医薬プソイドエフエドリンを放出する手段およ
び方法を意味する用語である。出口構成手段13の例に
は、少なくとも壁部12を貫くかまたは壁部12および外層
19を貫く少なくとも1つの通路、オリフイス等があげら
れるが、これは内室15中のプソイドエフエドリンと外部
との間の連通手段を構成するものである。用語“少なく
とも1つの通路”は開口、オリフイス、孔、空隙、医薬
が透過できる多孔質材料、中空繊維、毛細管、多孔質オ
ーバーレイ(overlay)多孔質インサート等を包含して
意味する用語である。またこの用語は、体内の適用部位
の環境中の液によつて浸食される材料、および壁部12か
ら液に溶出して、投与用製剤10中に少なくとも1つの通
路を形成し得る材料をも包含して意味するものである。
少なくとも1つの通路または複数の通路を形成し得る材
料の代表的な例には、壁部12用部材である被浸食性のポ
リ(グリコール酸)やポリ(乳酸)、ゼラチン繊維、ポ
リ(ビニルアルコール)、溶出性物質(たとえば、液透
過性空隙を形成し得る多糖類、塩類、酸化物等)があげ
られる。たとえば1またはそれ以上の通路は、壁部から
ソルビトールのごとき物質を溶出させることによつて形
成できる。この通路は、投与用製剤10からのプソイドエ
フエドリンの計量放出(metered release)のために円
形、三角形、四角形、楕円形等の任意の形態を有するも
のであつてよい。投与用製剤10は1またはそれ以上の通
路を相互に離隔した状態で配置でき、あるいは投与用製
剤10に2以上の表面を設けてこれらの表面に通路が形成
できる。通路および通路形成装置の説明は、米国特許第
3,845,770号、第3,916,899号、第4,063,064号および第
4,088,864号明細書に記載されている。溶出操作による
形成された通路の例は、米国特許第4,200,098号および
第4,285,987号明細書に記載されている。
本発明の投与用製剤10は、標準的な製法に従つて製造
できる。この製法の一例について説明する。内室15を構
成する組成物の原料成分を、湿式造粒技術によつて有機
混合溶媒(cosolvent)を造粒用流体として使用して混
合する。この溶媒の例にはイソプロピルアルコール−二
塩化メチレン混合液(混合比:80/20v/v)があげられ
る。内室形成用原料の例には、塩酸プソイドエフエドリ
ン、塩化ナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースおよび微晶質セルロースがあげられるが、これらの
原料成分を40メツシユのふるいを通し、次いでミキサー
で充分に混合する。次に、前記の混合溶媒である造粒用
流体の一部にポリ(ビニルピロリドン)を溶解する。次
いで前記のポリ(ビニルピロリドン)溶液を徐々に前記
の乾式混合物に添加するが、この操作は、混合器内で混
合を続けながら行う。造粒用流体の添加は、湿式混合物
が得られるまで行うが、その添加量は一般に約400cc
(混合物1kg当たり)である。この湿式混合物を強制的
に20メツシユのふるいを通過させ、炉のトレーに入れ、
50℃において18-24時間乾燥する。その後に、乾燥した
粒子を20メツシユのふるいを通して寸法を揃える。ふる
いを通した後の乾燥粒状混合物に、ステアリン酸マグネ
シウムおよび任意的に二酸化ケイ素を添加し、その後に
混合物を80メツシユのふるいを通過させる。その次にこ
の粒状物をV−ブレンダーで10-15分間混合する。
別の好ましい製法について述べると、医薬であるプソ
イドエフエドリンおよび他の成分を水性流動床において
混合して粒状化する。この方法では、最初に、内室15を
形成する医薬および他の成分、すなわち、塩酸プソイド
エフエドリン、塩化ナトリウム(オスモ剤)、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、微晶質セルロースおよび
ポリ(ビニルピロリドン)を、流動造粒器の中で乾式混
合する。次いで、水性の造粒用流体に溶解したポリ(ビ
ニルピロリドン)を乾式粉末混合物上に徐々に噴霧する
が、この噴霧は、造粒器の中で混合操作を続けながら行
う。その後に、粒子を造粒器の中で乾燥する。乾燥した
粒状混合物に、ステアリン酸マグネシウムおよび任意的
に二酸化ケイ素を添加する。
これらの方法のいずれにおいても、組成物調製用の混
合物に、高速圧縮製錠機を用いて製錠操作を行う。この
圧縮製錠機によつてたとえば2種の投与用製剤が製造で
き、そのうちの1種は寸法9/32インチ(7.15mm)の標準
的な丸形の凹型パンチを用いて製造でき、他の1種は寸
法3/8インチ(9.52mm)の標準的な丸形の凹型パンチを
用いて製造できる。
この投与用製剤の壁部12および直ちに放出し得る外層
19は、たとえば気流懸濁法によつて形成できる。この方
法について述べると、圧縮製錠法によつて作成したプソ
イドエフエドリン含有内室形成用のコア部を、壁部形成
用組成物または外層形成用組成物を含む空気流のかなに
置いて懸濁、転動させ、そしてこの操作を、医療含有内
室の周囲に壁部または外層が形成されるまで行うのであ
る。この気流懸濁被覆法は、壁部および外層を別別に形
成させるのに適した方法である。気流懸濁被覆法は米国
特許第2,799,241号明細書;“J.Am.Pham.Assoc,"第48
巻、第451頁−第459頁(1959年);および同誌、第49
巻、第82頁−第84頁(1960年)に記載されている。この
投与用製剤の製造のときに、ワルスター(登録商標)−
気流懸濁被覆器において二塩化メチレン−メタノール混
合溶媒(80/20wt/wt)を使用して固体分含量を2.5−4
%として壁部形成用組成物を被覆することも可能であ
る。さらにまた、エアロマチツク(登録商標)−気流懸
濁被覆器において二塩化メチレン−メタノール混合溶媒
(87/13wt/wt)を用いて壁部または外層を形成させるこ
とも可能である。他の壁部形成技術または外層形成技術
たとえばパンコーチング技術を用いて投与用製剤を作る
ことも可能である。パンコーチング技術について述べる
と、医薬を回転パンに入れて転動操作を行いながら壁部
−または外層形成用組成物を連続的に噴霧することによ
つてこの組成物を医薬上に付着させるのである。パンコ
ーチング装置は比較的厚い壁部または外層の形成のため
に有利に使用できる。比較的薄い壁部または外層を形成
させる場合には、混合溶媒中にかなり多量のメタノール
を入れて使用する。内室の周囲に被覆を施して壁部また
は外層を形成させた後に強制通風炉に入れて50℃におい
て1−7日間乾燥させて、この投与用製剤から溶媒を除
去する。この技術を用いて形成させた壁部の厚みは一般
に2−20ミル、好ましくは4−10ミルである。外層の厚
みは一般に0.3−8ミルである。
壁部または外層の形成のために適した溶媒として、不
活性な無機および有機溶媒があげられるが、これらは壁
部、外層および最終製品である投与用製剤に悪影響を与
えないものであるべきである。広義にいえば、この溶媒
は、たとえばアルコール、ケトン、エステル、エーテ
ル、脂肪族炭化水素、ハロゲン含有溶媒、環式脂肪族溶
媒、芳香族溶媒、複素環式族溶媒、水性溶媒およびその
混合物からなる群から選択された溶媒であり得る。
本発明に従つて、若干の種類のプソイドエフエドリン
投与用製剤を調製した。その代表的な投与用製剤は、
(1)プソイドエフエドリンの全配合量が240mg、内室
中へのプソイドエフエドリンの配合量が180mg、外層中
へのプソイドエフエドリンの配合量が60mgである投与用
製剤;(2)プソイドエフエドリンの全配合量が210m
g、内室中へのプソイドエフエドリンの配合量が90mg、
外層中へのプソイドエフエドリンの配合量が30mgである
投与用製剤;および(3)内室中へのプソイドエフエド
リンの配合量が90mg、外層中へのプソイドエフエドリン
の配合量が30mgである投与用製剤である。
この投与用製剤の一具体例として、プソイドエフエド
リン180mg、塩化ナトリウム23.4mg、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース7.4mg、微晶質セルロース24.7mg、
ポリ(ビニルピロリドン)9.9-15mg、およびステアリン
酸マグネシウム0.6-2.6mgを含有する内室と、アセチル
含量43.5%の酢酸セロルース75%およびヒドロキシプロ
ピルセルロース25%からなる壁部と、プソイドエフエド
リン60mgおよびヒドロキシメチルセルロース7.5-16.5mg
からなる外層とから構成された投与用製剤があげられ
る。この投与用製剤はさらに、その味の隠ぺいおよび外
観の改善のためにヒドロキシプロピルメチルセルロース
からなる最外部被覆を施すことができる。この投与用製
剤は少なくとも1つの寸法0.5mmの通路を有し、一層好
ましくは4つの寸法0.5mmの通路を有し、内室中の塩酸
プソイドエフエドリンが溶液の形で約10mg/時の計量放
出速度で放出される。
投与用製剤の別の代表的な例は、プソイドエフエドリ
ンの全配合量が120mgであり、プソイドエフエドリン90m
g、塩化ナトリウム11.7mg、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース3.7mg、微晶質セルロース12.4mg、ポリ(ビ
ニルピロリドン)4.9-7.5mg、ステアリン酸マグネシウ
ム0.3-1.3mgを含有する内室と、アセチル含量43.5%の
三酢酸セルロース75%、およびヒドロキシプロピルセル
ロース25%からなる壁部と、この壁部(内壁とも称す
る)の外面上に形成された塩酸プソイドエフエドリン30
mgおよびヒドロキシプロピルメチルセルロース3.7-8.3m
gからなる外層とから構成された投与用製剤である。こ
の投与用製剤は2つの寸法0.5mmの通路を有し、製剤中
の塩酸プソイドエフエドリンを溶液の形で約5mg/時の計
量放出速度で12時間にわたつて放出する。
前記の説明から明らかなように、本発明は新規かつ独
特な投与用製剤を提供し、この投与用製剤は、プソイド
エフエドリンを直ちに放出し、さらにまた、プソイドエ
フエドリンを単位時間当たり所定の計量放出速度で放出
し、そしてこの製剤は不透明な半透性壁部を有し、これ
によつて、壁部中のプソイドエフエドリンか環境の悪影
響を受けるのを最小限に抑制でき、かように本製剤は実
用的価値の高いものである。
本明細書には本発明の若干の具体例について詳細に記
載されているけれども、当業者には明らかなように本発
明はその要旨を逸脱することなく種種の態様で実施し得
るものである。すなわち本発明は、特許請求の範囲に記
載の技術的範囲内で均等な種々の態様を包含するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、医薬であるプソイドエフエドリンを胃腸管に
経口投与するに適した形態および構造を有する投与用製
剤の斜視図である。 第2図は、第1図記載の投与用製剤の内部構造を示した
一部切開斜視図である。 第3図は、有用な医薬であるプソイドエフエドリンの所
定量を直ちに放出し得る外層を有する投与用製剤の構造
を示した一部切開斜視図である。 10……投与用製剤;11……本体部;12……壁部;13……出
口構成手段;15……内室;16……プソイドエフエドリン含
有組成物;17……オスモ剤;19……外層;20……外層を構
成する組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック エス.−エル.ウオング アメリカ合衆国カリフォルニア州ヘイワー ド ザビアー アベニュ 1371 (56)参考文献 特開 昭61−249915(JP,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 内室を有し; (b) プソイドエフェドリンおよび治療学的に許容さ
    れ得るその塩からなる群から選択された160-200mg又は8
    0-115mgの投与量の医薬を内室の中に含有し; (c) 壁部を有し、この壁部の少なくとも一部は外液
    を透過し得る酢酸セルロース含有組成物から構成され、
    この壁部は内室を包囲してこれを画定し、そしてこの壁
    部は、内室に存在するプソイドエフェドリンが体内の適
    用部位の環境に早期に暴露されるのを防止する作用を有
    し; (d) 内室とこの投与用製剤の外部との間の連通路と
    して、少なくとも1つの通路を壁部に有し; (e) プソイドエフェドリンおよび治療学的に許容さ
    れ得るその塩からなる群から選択された55-65mg又は25-
    35mgの量の医薬を含有する外層を有し、この外層は壁部
    の外側に存在し; (f) この投与用製剤の作用時に、これはプソイドエ
    フェドリンを直ちに前記の外層から放出し、そして、内
    室から単位時間当たり所定の放出速度で放出するように
    構成したことを特徴とする、有用な医薬プソイドエフェ
    ドリンを体内の適用部位に送給、放出し得る投与用製
    剤。
  2. 【請求項2】前記(b)において内室中の医薬の投与量
    は160-200mgであり、前記(e)において外層中の医薬
    の含有量は55-65mgである特許請求の範囲第1項に記載
    の製剤。
  3. 【請求項3】使用されるプソイドエフェドリンが塩酸プ
    ソイドエフェドリンである、特許請求の範囲第2項に記
    載の製剤。
  4. 【請求項4】内室が、薬学的に許容される得るオスモ剤
    を10-30mg含有する、特許請求の範囲第2項に記載の製
    剤。
  5. 【請求項5】内室がヒドロキシプロピルメチルセルロー
    スを2−9mg含有する、特許請求の範囲第2項に記載の
    製剤。
  6. 【請求項6】内室が微晶質セルロースを10-30mg含有す
    る、特許請求の範囲第2項に記載の製剤。
  7. 【請求項7】前記(b)において内室中の医薬の投与量
    は80-115mgであり、前記(e)において外層中の医薬の
    含有量は25-35mgである特許請求の範囲第1項に記載の
    製剤。
  8. 【請求項8】使用されるプソイドエフェドリンが塩酸プ
    ソイドエフェドリンである、特許請求の範囲第7項に記
    載の製剤。
  9. 【請求項9】内室が、薬学的に許容され得るオスモ剤を
    10-30mg含有する、特許請求の範囲第7項に記載の製
    剤。
  10. 【請求項10】内室がヒドロキシプロピルメチルセルロ
    ースを2−9mg含有する、特許請求の範囲第7項に記載
    の製剤。
  11. 【請求項11】内室が微晶質セルロースを10-30mg含有
    する、特許請求の範囲第7項に記載の製剤。
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