JPH08256963A - 屋上清掃ロボット - Google Patents

屋上清掃ロボット

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JPH08256963A
JPH08256963A JP6953595A JP6953595A JPH08256963A JP H08256963 A JPH08256963 A JP H08256963A JP 6953595 A JP6953595 A JP 6953595A JP 6953595 A JP6953595 A JP 6953595A JP H08256963 A JPH08256963 A JP H08256963A
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幸雄 阿部
Kazuo Yagi
和雄 八木
Arata Tawara
新 俵
Yasuo Inoue
康夫 井上
Kenji Oguro
謙治 小黒
Tadashi Matsuo
正 松尾
Hiroaki Oota
普晶 太田
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Obayashi Corp
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D15/00Apparatus or tools for roof working
    • E04D15/006Apparatus or tools for roof working for cleaning the roof

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  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス張りの屋根を能率的に、かつ、ムラ無
く均一に磨くことができる屋上清掃ロボットを提供す
る。 【構成】 ガラス張りの屋根10に敷設したレール11
上を自走するルーフカー2と、ルーフカー2から切り離
した後、レール11と交叉する方向に自走する清掃ユニ
ット4から成り、更に、清掃ユニット4を、ルーフカー
2により牽引する非自走式の清掃台車40、清掃台車4
0に昇降自在に設けた多数の横行用自走車輪41、清掃
台車40にトラバース自在に設けた清掃ブラシ用トラバ
ーサー60、トラバーサー60に取り付けた清掃ブラシ
42から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋上清掃ロボット、更
に詳しくは、ガラス張りの屋根を磨くための屋上清掃ロ
ボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの窓拭きロボットについて
は、多くの提案がなされているが、ガラス張りの屋根を
磨く作業は、手作業によって行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】仮に、電動ブラシを使
用するにしても、人手によってガラス張りの屋根を磨く
には、多くの作業者や作業時間を必要とした。また、ム
ラ無く均一に磨くことも困難である。本発明は、係る問
題を克服するためになされたものであり、その目的とす
るところは、ガラス張りの屋根を能率的に、かつ、ムラ
無く均一に磨くことができる屋上清掃ロボットを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の屋上
清掃ロボットは、ガラス張りの屋根に敷設されたレール
上を自走するルーフカーと、該ルーフカーによって前記
レール上を牽引され、かつ、前記ルーフカーから切り離
した後、前記レールと交叉する方向に自走する清掃ユニ
ットとから成り、更に、該清掃ユニットを、ルーフカー
により牽引する非自走式の清掃台車、該清掃台車に昇降
自在に設けた多数の横行用自走車輪、前記清掃台車にト
ラバース自在に設けた清掃ブラシ用トラバーサー、該ト
ラバーサーに取り付けた清掃ブラシから構成して成るこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【作用】清掃ユニットは、ガラス張りの屋根に敷設され
たレール上をルーフカーによって牽引される。ルーフカ
ーから切り離された清掃ユニットは、横行用自走車輪に
よって屋根のガラス板を支持する横フレーム上を自走し
ながら清掃台車の長手方向及び横手方向に移動するトラ
バーサーに設けた清掃ブラシによって屋根のガラス板を
所定の速度で均一に磨く。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1において、1は屋上清掃ロボットであ
り、屋上清掃ロボット1は、ガラス張りの屋根10に敷
設された左右一対のレール11,11上を自走するルー
フカー2と、このルーフカー2によって上記のレール1
1,11上を牽引される清掃ユニット4とから構成され
ている。
【0007】図2に示すように、ルーフカー2は、ガラ
ス張りの屋根10の長手方向に向かって敷設されている
レール11,11上を自走する自走式の牽引台車20を
有すると共に、この牽引台車20上に設置させた操作室
21内に制御盤22を備えている。また、牽引台車20
は、その前後両端に、それぞれ、スプリング式給電ケー
ブルリール23、スプリング式避電ケーブルリール24
およびスプリング式ホースリール25を備えると共に、
図3に示すように、その一方の側端部20aに、スプリ
ング式ホースリール26を備えている。
【0008】更に、図4に示すように、牽引台車20
は、他の一方の側端部20bに、レール11を把持する
一対の把持ローラ27,27を備えている。更に、牽引
台車20は、その前後に、それぞれ、連結具28を備え
ている(図2参照)。一方、清掃ユニット4は、図2に
示すように、ルーフカー2によって上記のレール11,
11上を牽引される非自走式の清掃台車40を有してい
る。
【0009】その上、この清掃台車40は、図1に示す
ように、その前後両端に、それぞれ、昇降自在な多数
(図示の場合は、各4基)の横行用自走車輪41を備
え、横手方向に自走できるようになっている。この横行
用自走車輪41は、図2に示すように、屋上のガラス板
12を支持するためにガラス張りの屋根10の横手方向
に向かって配設させた多数の横フレーム13の頂部にあ
る凹状の横溝14内を自走するようになっている。
【0010】更に、清掃台車40は、図5に示すよう
に、清掃ブラシ用トラバーサー60を有すると共に、清
掃ブラシ用トラバーサー60に多数(図示の場合は、3
個)の清掃ブラシ42を備えている。清掃ブラシ用トラ
バーサー60は、図7に示すように、清掃台車40に設
けた一対の長手方向の凸形ガイドレール43,43にガ
イドされ、清掃台車40の長手方向に向かって往復する
ようになっている。図2に示すように、清掃台車40に
設置したドライブスプロケット44とアイドルスプロケ
ット45間に掛け渡したチエン46の両端は、それぞ
れ、トラバーサー本体61に取り付けられており、清掃
台車40に取り付けたトラバーサー走行モーター47に
よってドライブスプロケット44を回転させると、トラ
バーサー本体61が清掃台車40の長手方向に向かって
往復するようになっている。
【0011】一方、図5に示すように、横長な矩形枠状
のトラバーサー本体61に矩形枠状の横行枠62が横行
自在に配設されている。トラバーサー本体61に設置し
たドライブスプロケット63とアイドルスプロケット6
4間に掛け渡したチエン65の両端は、それぞれ、横行
枠62に取り付けられており、トラバーサー本体61に
取り付けたドライブモーター66によってドライブスプ
ロケット63を回転させると、横行枠62がトラバーサ
ー本体61の横手方向に向かって往復するようになって
いる。なお、符号67はテンショナーである。
【0012】更に、この横行枠62には、パンタグラフ
等の昇降手段68を介して設けた支持枠69に多数(図
において、3個)の清掃ブラシ42を取り付けている。
清掃台車40は、その前後に、ケーブルハンガーレシー
バー48,49を有しており、その一つのケーブルハン
ガーレシーバー48には、ルーフカー2の給電ケーブル
リール23から引き出した給電ケーブル29が接続さ
れ、清掃台車40に取り付けた多くの電動モーターに選
択的に給電されるようになっている。
【0013】また、他の一つのケーブルハンガーレシー
バー49には、ルーフカー2のホースリール25から引
き出したホース30が接続され、トラバーサー60の支
持枠69に配設した図示しないノズルから洗浄液を吐出
するようになっている。次に、上記屋上清掃ロボットの
作用について説明する。図1に示すように、清掃ユニッ
ト4は、ルーフカー2によって屋根10の長手方向であ
る矢印A又はBの方向に牽引される。
【0014】更に、清掃ユニット4は、屋根10の横手
方向である矢印C又はDの方向に向かって自走する。そ
の時、トラバーサー走行モーター47を正逆回転させる
と、トラバーサー本体61が矢印a又はbの方向に移動
し、ドライブモーター66を正逆回転させると、横行枠
62が矢印c又はdの方向に移動する。従って、清掃ユ
ニット4を矢印Cの方向に横行させながらトラバーサー
60を矢印a、b、c及びdの方向に移動させると、ハ
ッチングを施した部分の屋根ガラス12を自動的に効率
よく、均一に磨くことができる。
【0015】ところで、長手方向に延びる一対のレール
11,11を乗り越えて矢印Dの方向に清掃ユニット4
を移動させる時は、図8の手順にしたがって横断させ
る。すなわち、図8(a)のように、清掃ユニット4が
レール11Bの直前に到着したら、先頭の車輪41Aを
上昇させる。次いで、図8(b)のように、先頭の車輪
41Aがレール11Bを乗り越えるまで、清掃台車40
を前進させる。
【0016】次いで、図8(c)のように、先頭の車輪
41Aを降下させて着地後、2番目の車輪41Bを上昇
させ、レール11Bを乗り換えるまで清掃台車40を前
進させる。同様に、先頭車輪41Aと3番目の車輪41
Cとを上昇させ、レール11A,11Bを乗り越えるま
で清掃台車40を前進させる(図8(d)参照)。
【0017】車輪41A,41Cを降下させ、着地後、
車輪41B,41Dを上昇させ、レール11A,11B
を乗り越えさせる。(図8(e)参照)。同様にして車
輪41C,41Dにレール11Aを乗り越えさせる。な
お、清掃台車40を横行溝14上からレール11A,1
1B上に復帰させる時は、図8(d)の状態で全ての車
輪41A,41B,41C,41Dを上昇させることに
より行なわれる。
【0018】
【発明の効果】上記のように、本発明は、ガラス張りの
屋根に敷設されたレール上を自走するルーフカーと、該
ルーフカーによって前記レール上を牽引され、かつ、前
記ルーフカーから切り離した後、前記レールと交叉する
方向に自走する清掃ユニットとから成り、更に、該清掃
ユニットを、ルーフカーにより牽引する非自走式の清掃
台車、該清掃台車に昇降自在に設けた多数の横行用自走
車輪、前記清掃台車にトラバース自在に設けた清掃ブラ
シ用トラバーサー、該トラバーサーに取り付けた清掃ブ
ラシから構成したので、ガラス張りの屋根を能率的に、
かつ、ムラ無く均一に磨くことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る屋上清掃ロボットの斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る屋上清掃ロボットの側面図であ
る。
【図3】本発明に係る屋上清掃ロボットの平面図であ
る。
【図4】本発明に係る屋上清掃ロボットの正面図であ
る。
【図5】本発明に係る屋上清掃ロボットのトラバーサー
の斜視図である。
【図6】図2のVI−VI断面図である。
【図7】図2のVII−VII断面図である。
【図8】(a)〜(e)清掃ユニットがレールを乗り越
える時の説明図である。
【符号の説明】
2 ルーフカー 4 清掃ユニ
ット 10 ガラス張りの屋根 11 レール 40 清掃台車 41 横行用自
走車輪 42 清掃ブラシ 60 清掃ブラ
シ用トラバーサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 俵 新 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 井上 康夫 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 小黒 謙治 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 松尾 正 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 太田 普晶 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス張りの屋根に敷設されたレール上
    を自走するルーフカーと、該ルーフカーによって前記レ
    ール上を牽引され、かつ、前記ルーフカーから切り離し
    た後、前記レールと交叉する方向に自走する清掃ユニッ
    トとから成り、更に、該清掃ユニットを、ルーフカーに
    より牽引する非自走式の清掃台車、該清掃台車に昇降自
    在に設けた多数の横行用自走車輪、前記清掃台車にトラ
    バース自在に設けた清掃ブラシ用トラバーサー、該トラ
    バーサーに取り付けた清掃ブラシから構成して成ること
    を特徴とする屋上清掃ロボット。
  2. 【請求項2】 トラバーサーを、清掃台車の長手方向に
    移動自在なトラバーサー本体と、該トラバーサー本体に
    横行自在に配設した横行枠とから構成して成る請求項1
    記載の屋上清掃ロボット。
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