JPH08256826A - 気密コンパクト容器 - Google Patents

気密コンパクト容器

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JPH08256826A
JPH08256826A JP9437195A JP9437195A JPH08256826A JP H08256826 A JPH08256826 A JP H08256826A JP 9437195 A JP9437195 A JP 9437195A JP 9437195 A JP9437195 A JP 9437195A JP H08256826 A JPH08256826 A JP H08256826A
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JP9437195A
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JP3512261B2 (ja
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Kunio Yamane
邦夫 山根
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Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
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Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/22Casings characterised by a hinged cover

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中皿収納部を備えた容器本体の後部に蓋体を
開閉自在に取りつけたコンパクト容器において、中皿収
納部に、中皿本体に弾性体からなる中空皿を一体的に嵌
合した二重壁構造の中皿を収納させ、閉蓋時蓋体内面を
中皿の鍔部に圧接させて、揮発性の固形化した化粧料等
が詰められた中皿を閉蓋時に完全に密封し、中皿を何度
取り替えて使用してもより高い気密効果を維持できる気
密コンパクト容器を提供する。 【構成】 中皿収納部を備えた容器本体の後部に蓋体を
開閉自在に取りつけたコンパクト容器において、中皿収
納部に、中皿本体に弾性体からなる中空皿を一体的に嵌
合した二重壁構造の中皿を収納させ、閉蓋時蓋体内面を
中皿の鍔部に圧接させた気密コンパクト容器

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、閉蓋時に化粧料等を詰
めた中皿を蓋体で密閉できるようにした気密コンパクト
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、揮発性の固形化した化粧料等が
詰められた中皿を収納するコンパクト容器にあっては、
閉蓋時に中皿内の化粧料等が揮発しないように密封する
ことが要求される。このため、閉蓋時に中皿を密封する
ようにした気密コンパクト容器が種々提案されており、
たとえば、蓋の内面に弾性シ−ル材を取り付け、閉蓋時
に該弾性シ−ル材を中皿収納部の周囲に圧接して中皿を
密封したり(実開平5−27124号)、また、中皿の
鍔部にリング状の弾性パッキンを外嵌し、閉蓋時に該弾
性パッキンを蓋体の内面で圧接して中皿を密封したり
(実開平4−315号)して、閉蓋時に中皿を密封する
ようにした気密コンパクト容器が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、蓋の内面に
弾性シ−ル材を取り付けた気密コンパクト容器にあって
は、通常、何度も取り替えて使用されるレフィル容器か
らなる中皿に対して、容器の方はそのまま使用されるた
め、繰り返し使用される間に弾性シ−ル材が経時劣化し
て徐々に気密効果が弱まってくるという難点があり、ま
た、中皿の鍔部にリング状の弾性パッキンを外嵌した気
密コンパクト容器にあっては、化粧料等が揮発して弾性
パッキンを外嵌したシ−ル部から洩れるおそれがあり、
構造的に完全に密封することが難しい。
【0004】本発明は、かかる欠点を除去するため種々
検討を行った結果なされたもので、揮発性の固形化した
化粧料等が詰められた中皿を閉蓋時に完全に密封して、
中皿を何度取り替えて使用してもより高い気密効果を維
持できる気密コンパクト容器を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の気密コンパクト
容器は、中皿収納部に、中皿本体に弾性体からなる中空
皿を一体的に嵌合した二重壁構造の中皿を収納させ、閉
蓋時蓋体内面を中皿の鍔部に圧接させるように構成され
ている。
【0006】
【作用】本発明の気密コンパクト容器は、中皿収納部
に、中皿本体に弾性体からなる中空皿を一体的に嵌合し
た二重壁構造の中皿を収納させ、閉蓋時蓋体内面を中皿
の鍔部に圧接させるようにしているため、蓋体を中皿の
鍔部に圧接させることによって中皿は完全に密封され、
中皿内の化粧料等が揮発して洩れたりすることがない。
また、中皿をレフィル容器として何度も取り替える場合
は、中皿本体に弾性体からなる中空皿を一体的に嵌合し
た二重壁構造の中皿全体が取り替えられるため、弾性体
が経時劣化して徐々に気密効果が弱まってくるというこ
ともない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面に基づい
て説明する。図1ないし図3において、1は容器本体で
あり、ブラシやパフなどを収納する用具収納部2ととも
に中皿収納部3を設けて中皿4を収納している。
【0008】中皿4は、図2および図3に示すように、
中皿本体5にエラストマ−やゴムなどの弾性体からなる
中空皿6を一体的に嵌合して二重壁構造に構成され、中
皿本体5の鍔部5a上に中空皿6の鍔部6aを突設させ
ている。
【0009】この中空皿6の鍔部6aは弾性を充分にす
るため中皿本体5の鍔部5aとの間に空隙7を設けるよ
うにして突設され、また、中空皿6の嵌合固定は、中空
皿6の底部周縁に設けたリング状突起8を、中皿本体5
の側壁下部に複数に突設した係合突起9に係合して、中
皿本体5内に一体的に嵌合固定している。
【0010】また、この二重壁構造の中皿4は、中皿本
体5の外周壁に突設されたリング状突起10を、容器本
体1の中皿収納部3内側壁に複数に垂設された舌辺11
の内側面に突設された突起12に係合して、中皿収納部
3内に収納固定される。
【0011】13は容器本体1の後端壁に開閉自在に装
着された蓋体で、内面に鏡14が取りつけられ、図3に
示すように蓋体13を閉じたときは、鏡14が中皿4の
鍔部、すなわち中皿本体5の鍔部5a上に突設した中空
皿6の鍔部6aを圧接するようにしている。
【0012】しかして、蓋体13を閉じると鏡14で圧
接された弾性体からなる中空皿6の鍔部6aが弾性体の
弾性とともに空隙7によって弾性変形して、中皿4が完
全に密封され、中皿4内の化粧料等が揮発して洩れたり
することがない。
【0013】また、中皿4をレフィル容器として何度も
取り替える場合は、中皿本体5に弾性体からなる中空皿
6を一体的に嵌合した二重壁構造の中皿4全体が取り替
えられるため、弾性体からなる中空皿6が経時劣化して
徐々に気密効果が弱まってくるということもない。
【0014】15は蓋体13の先端に設けられたフック
で、容器本体1の中皿収納部3に収納された中皿4に対
応して中皿4の中心線上の位置に取りつけられている。
また、16は容器本体1先端部の中皿4の中心線上の位
置に設けられた透孔で、この透孔内16内に配設された
揺動板17にフック係合用突起18が突設され、蓋体1
3を閉蓋するときは、蓋体13のフック15がフック係
合用突起18に係合されて閉じた状態で保持される。
【0015】19は容器本体1の前壁中央部に取り付け
られた係合解除釦で、透孔16内に配設された揺動板1
7に連結して、この係合解除釦19を押すと、フック1
5とフック係合用突起18の係合が解除されて蓋体が開
かれるようにしている。
【0016】なお、以上の実施例では、蓋体の内面に鏡
を取りつけたものについて説明したが、鏡は必ずしも必
要でない。また中皿の形状が円形のものについて説明し
たが、中皿の形状はこれに限定されるものではなく、方
形あるいは楕円形などいずれの形状であってもよい。さ
らに、容器本体の形状も矩形に限定されず、円形あるい
は楕円形などいずれの形状であってもよい。
【0017】また、以上の実施例では、気密コンパクト
容器について説明したが、レフィル容器としての代替用
の中皿を収納する気密容器に応用することもでき、中皿
本体に弾性体からなる中空皿を一体的に嵌合した二重壁
構造のレフィル容器としての中皿を、代替用の中皿とし
て気密容器に収納する場合も、気密コンパクト容器と同
じ効果が発揮される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明気密コンパ
クト容器にあっては、中皿収納部に、中皿本体に弾性体
からなる中空皿を一体的に嵌合した二重壁構造の中皿を
収納させ、閉蓋時蓋体内面を中皿の鍔部に圧接させるよ
うにしているため、蓋体を中皿の鍔部に圧接させること
によって中皿は完全に密封され、中皿内の化粧料等が揮
発して洩れたりすることがない。
【0019】また、中皿をレフィル容器として何度も取
り替える場合は、中皿本体に弾性体からなる中空皿を一
体的に嵌合した二重壁構造の中皿全体が取り替えられる
ため、弾性体が経時劣化して徐々に気密効果が弱まって
くるということもない。
【0020】さらに、中皿本体に中空皿を一体的に嵌合
した中皿は、中空皿が弾性体であるため、中皿本体に係
合して一体的に嵌合固定することができ、表面の摩擦抵
抗も大きいため、中空皿内に収納する固形化した化粧料
等が脱落したりするのを効果的に抑制することができ
る。
【0021】また、本発明では、容器本体にシ−ル材や
パッキン材などを必要とせず、中皿を構成する中空皿が
弾性体であればよいため、製造も容易で、気密コンパク
ト容器を安価に提供することができる。
【0022】さらに、代替用の中皿を収納する気密容器
に応用した場合も、気密容器の容器本体にシ−ル材やパ
ッキン材などを必要とせず、中皿を構成する中空皿が弾
性体であればよいため、製造も容易で、代替用の中皿を
収納する気密容器を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明気密コンパクト容器の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1に示す気密コンパクト容器の中皿の拡大断
面図である。
【図3】図1に示す気密コンパクト容器の蓋体を閉じた
状態の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 3 中皿収納部 4 中皿 5 中皿本体 6 中空皿 5a,6a 鍔部 13 蓋体 14 鏡

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中皿収納部を備えた容器本体の後部に蓋
    体を開閉自在に取りつけたコンパクト容器において、中
    皿収納部に、中皿本体に弾性体からなる中空皿を一体的
    に嵌合した二重壁構造の中皿を収納させ、閉蓋時蓋体内
    面を中皿の鍔部に圧接させることを特徴とする気密コン
    パクト容器
JP09437195A 1995-03-27 1995-03-27 気密コンパクト容器 Expired - Fee Related JP3512261B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999020144A1 (en) * 1997-10-23 1999-04-29 Color Access, Inc. Airtight container
JP2010083542A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 蓋付き容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999020144A1 (en) * 1997-10-23 1999-04-29 Color Access, Inc. Airtight container
JP2010083542A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 蓋付き容器

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