JPH08256401A - 電気式車両の速度制御装置 - Google Patents

電気式車両の速度制御装置

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JPH08256401A
JPH08256401A JP8604095A JP8604095A JPH08256401A JP H08256401 A JPH08256401 A JP H08256401A JP 8604095 A JP8604095 A JP 8604095A JP 8604095 A JP8604095 A JP 8604095A JP H08256401 A JPH08256401 A JP H08256401A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気式車両の降坂時などにおける速度上昇を抑
制する。 【構成】車速をコントロールするアクセルと、現実の車
速Vrを検知しうる車速検出装置とを具えた電気式車両
において、前記アクセルが操作されていないにも拘わら
ず、現実の車速Vrが予め定めた設定速度Voよりも時
速α(α>0)以上大きくなったときに、前記現実の車
速Vrと設定速度Voとの差により演算される制動トル
クTにより電気式車両の走行用モータを回生制動しうる
コントローラを設けたことを特徴とする電気式車両の速
度制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばバッテリ式フォ
ークリフトなどの電気式車両に好適に用いうる速度制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行用モータをパワートランジスタなど
のスイッチング素子によりチョッパ駆動する電気式車
両、例えばバッテリ式のフォークリフトなどにおいて
は、アクセルの操作量に基づいて車速をコントロールし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な電気式車両では、アクセルの操作がなされていない場
合には、通常、走行用モータのチョッパ率はゼロとなり
運転者によるブレーキ操作が唯一の車速コントロール手
段となる。したがって、車両が坂道を下る降坂時には、
ブレーキの頻繁操作を必要とするなど、運転者に不安を
与えかつブレーキの早期磨耗などを招来するという問題
がある。
【0004】本発明は、かかる問題点に鑑み案出された
もので、アクセルが操作されていないにも拘わらず、現
実の車速が予め定めた設定速度よりも時速α(α>0)
以上大きくなったときに、電気式車両の走行用モータを
所定トルクで回生制動することを基本として、前記問題
点を解決しうる電気式車両の速度制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車速をコント
ロールするアクセルと、現実の車速Vrを検知しうる車
速検出装置とを具えた電気式車両において、前記アクセ
ルが操作されていないにも拘わらず、現実の車速Vrが
予め定めた設定速度Voよりも時速α(α>0)以上大
きくなったときに、前記現実の車速Vrと設定速度Vo
との差により演算される制動トルクTにより電気式車両
の走行用モータを回生制動しうるコントローラを設けた
ことを特徴とする電気式車両の速度制御装置である。
【0006】又前記制動トルクTは、 T=G1・∫(Vr−Vo)dt+G2・(Vr−V
o) (ただし、G1、G2はゲイン)により演算するのが良
い。
【0007】さらに前記電気式車両は、前記コントロー
ラの前記回生制動を禁止しうるスイッチと、前記設定速
度Voを調節しうる設定速度入力装置とを設けたバッテ
リ式フォークリフトなどが好ましく、このとき、前記α
が1km/hとする。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、アクセルが操作され
ていないにも拘わらず、現実の車速が予め定めた設定速
度Voよりも時速α(α>0)以上大きくなったとき
に、前記現実の車速Vrと設定速度Voとの差により演
算される制動トルクTにより電気式車両の走行用モータ
を回生制動しうる。
【0009】したがって、電気式車両の降坂時など、設
定速度Vo+α以上に車速が上昇するのを防止しうる結
果、ブレーキの頻繁操作を無くして早期磨耗を抑制しう
る他、運転者の不安をも解消しうる。
【0010】又前記制動トルクTは、 T=G1・∫(Vr−Vo)dt+G2・(Vr−V
o) (ただし、G1、G2はゲイン)にて演算することによ
り、比例動作で生じる定常偏差を、積分動作によってゼ
ロとしうる。
【0011】なお、本発明者等が、電気式車両にバッテ
リ式のフォークリフトを用いて実車テストを行った結
果、前記αは、例えば1km/h程度とすることがフィ
ーリング的にも良好であることが判明している。
【0012】又前記電気式車両は、前記コントローラの
前記回生制動を禁止しうるスイッチと、前記設定速度V
oを調節しうる設定速度入力装置とを設けることによ
り、運転者の好みや運転状況などに応じた種々の走行を
可能とし操縦性を高めうる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を、電気式車両にバッ
テリ式のフォークリフトに採用した場合を例にとり図面
に基づいて詳述する。
【0014】バッテリ式のフォークリフト(図示せず)
は、図1に示すように、車速をコントロールするアクセ
ル2と、現実の車速Vrを検知しうる車速検出装置3
と、前記アクセル2が操作されていないにも拘わらず、
現実の車速Vrが予め定めた設定速度Voよりも時速α
(α>0)以上大きくなったときに、前記現実の車速V
rと設定速度Voとの差により演算される制動トルクT
によって走行用モータ4を回生制動しうるコントローラ
5とを有し、本例では、前記コントローラ5の前記回生
制動を、オン動作により許可しかつオフ動作により禁止
しうる低速スイッチ6と、前記設定速度Voを調節しう
る設定速度入力装置7とを設けたものを例示している。
【0015】前記アクセル2は、その操作量Acを前記
コントローラ5に入力する。コントローラ5はこれに応
じて、図3に示すような比例関係によりチョッパ率を定
めてスイッチング部CH1へ出力するとともに、走行用
モータ4(図4に示す)がこのチョッパ率にて駆動され
車速に反映される。したがって通常、アクセル操作量A
cが最大のとき、コントローラ5は100%のチョッパ
率を前記スイッチング部CH1へと出力する。
【0016】前記車速検出装置3は、例えば図示しない
走行車輪や、モータ軸などから回転数などを検知し、か
つ所定の処理を施すことにより、フォークリフトの現実
の車速Vrを得る適宜公知のセンサなどを用いうる。
【0017】前記コントローラ5は、本実施例では、入
力、出力インターフェースI、Oと、読み書き自在な作
業用メモリであるRAMと、後述する処理手順プログラ
ムなどが予め記憶されたROMと、これらにデータバス
などを介して接続される処理装置としてのCPUとから
なる。
【0018】なお、前記アクセル2、車速検出装置3、
低速スイッチ6、設定速度入力装置7、後述する電流検
出器STa、STf、中立、前進、後進など走行方向を
切り換えうる方向指示器Dsなどの前記各信号は前記入
力インターフェースIに入力される。
【0019】又前記低速スイッチ6及び設定速度入力装
置7は、例えば運転席付近に設けられることにより、運
転者により容易に操作でき、かつ本実施例では前記設定
速度入力装置7は、5〜15km/hの範囲で1km/
h毎に設定速度Voを調節しうるものを例示している
が、これらの低速スイッチ6、設定速度入力装置7は省
略しても良く、又設定速度Voを固定値にしても良い。
【0020】次に、図4には、バッテリ式フォークリフ
トの走行回路を模式的に示している。図において、直流
直巻式の走行用モータ4は、回生用コンタクタMG、ヒ
ューズなどを介してバッテリBAのプラス側に接続する
アーマチュア4Aと、前進コンタクタMFと後進コンタ
クタMRと間に介在するフィールドコイル4Bとからな
り、図示しないモータ軸を走行車輪に連係している。
【0021】又前記方向指示器Dsの前進、後進指示に
より夫々開閉しうる前進コンタクタMFと後進コンタク
タMRとは、バイパスコンタクタMB、及び例えば電界
効果型トランジスタなどの前記走行用モータ4に電流を
流しうるスイッチング部CH1を配した並列接続部分を
有して前記バッテリBAのマイナス側へと接続される。
【0022】次に、前記回生用コンタクタMGと前記バ
ッテリBAとを結ぶ第1のラインL1と、前記アーマチ
ュア4Aと前、後進コンタクタMF、MRとを結ぶ第2
のラインL2とは、回生時の回生抵抗R及び予備励磁用
の電界効果型トランジスタからなるスイッチング部CH
2を直列に配した第3のラインL3により接続される
他、アーマチュア用のフライホイールダイオードD2が
並列に接続される。
【0023】又前、後進コンタクタMF、MRと前記ス
イッチング部CH1との間を結ぶ第4のラインL4に
は、この第4のラインL4と前記第1のラインL1とを
結ぶ第1の回生ダイオードD1が接続されている。
【0024】さらに、前記スイッチング部CH1とバッ
テリBAのマイナス端子とを結ぶ第5のラインL5に
は、この第5のラインL5と前記第1のラインL1とを
接続する第2の回生用ダイオードD3が配されている。
【0025】なお前記第2のラインL2には、前記走行
用モータのアーマチュア電流Ia及びフィールド電流I
fをそれぞれ検知しうる電流検出器STa、STfが配
され、この各電流値は前記コントローラ5の入力インタ
ーフェースIへと入力されるのは前記の通りである。
【0026】以上のように構成された各装置は、前記コ
ントローラ5によって図2に示すような処理手順により
制御される。
【0027】先ずCPUは、本例では前記方向指示器D
sが中立以外であることを前提とし、例えば前進方向指
示がなされている場合を考えると、前記車速検出装置3
から現実の車速Vrと、予め定められる設定速度Voと
をRAMなどに読み込む(ステップS1、S2)。
【0028】なおステップS2において、前記低速スイ
ッチ6がオンされているときは、本例では前記設定速度
入力装置7により定められた設定速度が採用されるが、
低速スイッチを省略した場合には、予め設定速度を記憶
させておくと良い。
【0029】次に、CPUは、アクセル操作の有無を判
断し(ステップS3)、アクセル操作がなされていなけ
れば(ステップS3でNo)、現実の車速Vrと、前記
設定速度Vo+α(α>0)とを比較する(ステップS
4)。なおこの速度αは例えばバッテリ式フォークリフ
トの場合、1km/h程度が好ましいのは既に述べた通
りであるが、0.7〜1.6km/hの範囲内で種々定
めても良い。
【0030】前記現実の車速Vrが、前記設定速度Vo
と速度α(α>0)との和以上である場合には(ステッ
プS4で≧)、フォークリフトの降坂時の如く、外部か
ら運動エネルギーを与えられた状態に相当すると考えて
良い。
【0031】かかる場合、本実施例では低速スイッチ6
の状態を判断し(ステップS5)、低速スイッチ6がオ
ンであれば、比例積分制御(以下、「PI制御」とい
う)により、回生制動トルクTを演算する(ステップS
6)。
【0032】前記回生制動トルクTは、 T=G1・∫(Vr−Vo)dt+G2・(Vr−V
o) の式(ただし、G1、G2はゲイン)により演算する。
このように、回生制動トルクを演算するに際し、比例動
作に積分動作を加えることにより、時間経過後、定常偏
差をゼロとして、好ましい制御をなしうる。
【0033】さらに、CPUは、前記ステップS6にて
演算された回生制動トルクTにて前記走行用モータ4の
回生制御を行う。回生制御では、前記コントローラ5
は、図4に示す回生用コンタクタMGと、前記方向指示
器Dsの指示によりオンされている前進コンタクタMF
とをそれぞれ強制的にオフするコンタクタ制御信号を出
力するとともに、後進コンタクタMRをオンするコンタ
クタ制御信号を出力して各コンタクタを切り換える。
【0034】又コントローラ5は、この状態で回生用の
スイッチング部CH2を微小時間導通させてフィールド
コイル2Bの予備励磁を行う。このとき、走行回路に
は、図4に矢印で示すように、バッテリBAのプラス側
から第1のラインL1、第3のラインL3、回生用抵抗
R、スイッチング部CH2、第2のラインL2、電流検
出器STf、前進コンタクタMF、フィールドコイイル
4B、後進コンタクタMR、第4のラインL4、スイッ
チング部CH1、第5のランイL5及びバッテリBAの
マイナス側へと予備励磁電流I1が流れる。
【0035】なおこの予備励磁電流I1は、電流検出器
STfで検知されコントローラ5に入力される。又この
予備励磁によるフィールドコイル4Bの磁界を、前記ア
ーマチュア4Aが横切ることにより、該アーマチュア4
Aには予備励磁電流I1に基づく起電力Vが発生する。
【0036】次に、アーマチュア4Aの起電力Vが、一
定電圧まで増大すると、前記予備励磁電流I1に加え
て、予備励磁電流I2が流れ始め、この電流I2は、電
流検出器STaで検知されコントローラ5に入力され
る。
【0037】この予備励磁電流I2は、図4に矢印で示
すように、前記第2の回生用ダイオードD3を通って前
記第1のラインL1に向けて流れるとともに、この予備
励磁電流I2が一定の値まで増大すると、コントローラ
5は回生用のスイッチング部CH2のチョッパ率をゼロ
とし強制的にオフする。
【0038】前記回生用のスイッチング部CH2のオフ
によりバッテリ電流は遮断されるが、前記予備励磁電流
I2は、図5に矢印で示すように、第2の回生用ダイオ
ードD3、アーマチュア4A、電流検出器STa、ST
f、前進コンタクタMF、フィールドコイル2B、後進
コンタクタMR、スイッチング部CH1、第2の回生用
ダイオードD3という向きで依然として流れ続けようと
する。
【0039】この状態で、コントローラ5は、スイッチ
ング部CH1のチョッパ率をゼロとして出力し、スイッ
チング部CH1を非導通とする。すると、図6に矢印で
示すように、前記第2の回生用ダイオードD3、アーマ
チュア4A、電流検出器STa、STf、前進コンタク
タMF、フィールドコイル2B、後進コンタクタMR、
第1の回生用ダイオードD1、第1のラインL1、バッ
テリBAのプラス側、バッテリBAのマイナス側、第5
のラインL5、第2の回生用ダイオードD3という向き
で回生電流I3が流れる。
【0040】このように走行用モータ2にて発電された
電力がバッテリBAへと回生されることにより、走行用
モータ2は回生電流I3の2乗に比例した回生制動トル
クTにより制動がかかる。
【0041】したがって、前記PI制御の演算により求
めた回生制動トルクTになるように、コントローラ5は
チョッパ率を定めて前記スイッチング部CH1を駆動
し、このチョッパCH1を通るフライホイール電流I4
を流して前記回生電流I3を調節しうる。
【0042】かかる回生を行うことにより、フォークリ
フトが長い坂道を下るような場合、方向指示器Dsが中
立以外であり、かつアクセルが操作されていないにも拘
わらず、車速が設定速度+α以上に上昇するのを、ブレ
ーキ操作を必要とすることなく抑制でき、安全性を高め
かつブレーキ磨耗を防止しつつ省エネルギー化にも寄与
しうる。
【0043】なお前記回生制御は、現実の車速Vrが設
定速度Vo+α以上で開始されるのは上記のとおりであ
るが、回生制御の終了は現実の車速Vrが前記設定速度
Vo以下になるまで行うよう、本例では前記αの範囲を
ヒステリシスとしている。
【0044】次に、ステップS3でYes、つまりアク
セル操作がなされている場合について簡単に述べれば次
の通りである。
【0045】先ずアクセルの操作量AcをRAMなどに
読み込み(ステップS8)、本例では低速スイッチ6の
状態を判断する(ステップS9)。低速スイッチ6がO
ffであれば、コントローラ5は、図3に示したような
アクセル操作量Acに応じたチョッパ率を演算し(ステ
ップS11)、これを前記スイッチング部CH1へと出
力し、走行用モータ4を公知の力行制御(プラギング制
動)にて駆動しうる(ステップS12)。
【0046】又本例では、前記低速スイッチ6がOnの
場合、以下のようなPI制御によりチョッパ率を演算す
るように構成している。
【0047】先ず、コントローラ5は、低速スイッチ6
のOnにより、前記設定速度入力装置7により定められ
た設定速度Voと、アクセルの操作量Acの最大値とが
比例的に対応する直線に基づいて、アクセル操作量Ac
に基づく目標車速Vo1を演算する。
【0048】したがって、例えば前記設定速度入力装置
7により、設定速度Voが6km/hに調節されている
と、アクセル操作量Acと目標速度Vo1とは図7に鎖
線で示すような関係になる。
【0049】次に、コントローラ5は、この目標車速V
o1と現実の車速Vrとの偏差及びこの偏差の時間積分
を用いてPI制御によりチョッパ率Cを演算して、スイ
ッチング部へと出力する。チョッパ率Cは C=G3・∫(Vo1−Vr)dt+G4・(Vo1−
Vr) (ただし、G3、G4はゲイン)により求めることがで
き、積分動作により定常偏差を無くしうるのは前記と同
様である。
【0050】したがって、この場合には、アクセル操作
がなされている力行運転時にも、設定速度Voを超えな
い車速でフォークリフトを走行させることも可能として
いる。
【0051】なお前記ステップS4で、現実の車速Vr
が前記設定速度Voよりも時速α(α>0)以上大きく
ない場合(ステップS4で>)、または低速スイッチ6
がオフであれば(ステップS5でOff)、本実施例で
はサンプリング処理を終える。
【0052】以上本実施例ではバッテリ式フォークリフ
トを例にとり説明したが、例えば乗用を目的とした電気
自動車にも採用でき、このとき前記αは、例えば4〜7
km/hの範囲で種々定めうるなど、本発明は種々の態
様に変形しうる。
【0053】
【発明の効果】叙上の如く本発明によれば、電気式車両
の降坂時など、車速が設定速度Vo+α以上に上昇する
のを防止しうる結果、ブレーキの頻繁操作を無くして早
期磨耗を抑制しうるとともに運転者の不安をも解消して
操縦性を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【図2】コントローラの動作手順を示すフローチャート
である。
【図3】チョッパ率とアクセル操作量との関係を示すグ
ラフである。
【図4】本発明の一実施例を示すバッテリ式フォークリ
フトの走行回路図である。
【図5】本発明の一実施例を示すバッテリ式フォークリ
フトの走行回路図である。
【図6】本発明の一実施例を示すバッテリ式フォークリ
フトの走行回路図である。
【図7】目標速度とアクセル操作量との関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
2 アクセル 3 車速検出装置 4 走行用モータ 5 コントローラ 6 低速スイッチ 7 設定速度入力装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車速をコントロールするアクセルと、現実
    の車速Vrを検知しうる車速検出装置とを具えた電気式
    車両において、 前記アクセルが操作されていないにも拘わらず、現実の
    車速Vrが予め定めた設定速度Voよりも時速α(α>
    0)以上大きくなったときに、 前記現実の車速Vrと設定速度Voとの差により演算さ
    れる制動トルクTにより電気式車両の走行用モータを回
    生制動しうるコントローラを設けたことを特徴とする電
    気式車両の速度制御装置。
  2. 【請求項2】前記制動トルクTは、 T=G1・∫(Vr−Vo)dt+G2・(Vr−V
    o) (ただし、G1、G2はゲイン)により演算されてなる
    請求項1記載の電気式車両の速度制御装置。
  3. 【請求項3】前記電気式車両は、前記コントローラの前
    記回生制動を禁止しうるスイッチと、前記設定速度Vo
    を調節しうる設定速度入力装置とを設けてなる請求項1
    乃至2記載の電気式車両の速度制御装置。
  4. 【請求項4】前記電気式車両はバッテリ式フォークリフ
    トであり、かつ前記αが1km/hである請求項1乃至
    3記載の電気式車両の速度制御装置。
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