JPH08256253A - データ通信方法 - Google Patents

データ通信方法

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Publication number
JPH08256253A
JPH08256253A JP7057768A JP5776895A JPH08256253A JP H08256253 A JPH08256253 A JP H08256253A JP 7057768 A JP7057768 A JP 7057768A JP 5776895 A JP5776895 A JP 5776895A JP H08256253 A JPH08256253 A JP H08256253A
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JP
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received
transfer
computer
received data
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Application number
JP7057768A
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English (en)
Inventor
Shigeki Ishino
茂樹 石野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同時受信可能な複数回線を収容したファクシミ
リアダプタからコンピュータに対して受信データを転送
している途中で異常が発生した場合であっても、適正な
受信データの転送を円滑に再開できるデータ通信装置を
提供すること。 【構成】ファクシミリアダプタ12は、4つの通信回線
からそれぞれ受信した受信データを受信ファイル番号に
従ってバッファメモリ12cに記憶するとともに、コン
ピュータ10からの要求に応答して受信データの受信フ
ァイル番号を転送し、該受信データの転送途中で転送を
中断した場合には、コンピュータ10が、バッファメモ
リ12cに記憶した複数の受信データのうち上記受信フ
ァイル番号に対応する受信データをファクシミリアダプ
タ12に対して要求し、該要求を受けたファクシミリア
ダプタ12は、バッファメモリ12cに記憶した複数の
受信データの中から該受信ファイル番号に対応する受信
データを転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等のイニ
シエータ装置と、該イニシエータ装置にバスを介して接
続され、複数の通信回線から同時受信した複数のデータ
を記憶部に一時記憶し、前記イニシエータ装置からの要
求に応答して前記記憶部に記憶した複数のデータを前記
イニシエータ装置に順次転送するファクシミリアダプタ
等のターゲット装置との間のデータ通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等のイニシエータ装
置と、該イニシエータ装置で編集した文書データなどを
送受信するファクシミリアダプタ等のターゲット装置と
からなるデータ通信装置では、ファクシミリアダプタ内
部にデータ転送のためのバッファ領域を設け、少なくと
もある程度の送受信データの蓄積を可能にするのが一般
的である。
【0003】例えば、特開平5−136928号公報に
は、コンピュータが、ファクシミリアダプタに対して外
部から受信したデータがあるか否かをSCSI(Small
Computer System Interface)コマンドを用いて定期的
に確認することにより、SCSIのイニシエータの機能
のみを持つコンピュータとSCSIのターゲット機能の
みを持つファクシミリアダプタの間で、SCSIを利用
した双方向のデータ通信を行うデータ通信装置が開示さ
れている。
【0004】すなわち、ファクシミリアダプタと非同期
に動作する上記コンピュータは、SCSIコマンドを用
いてファクシミリアダプタ内部に保持したデータが存在
するか否かを定期的に確認し、データの存在を確認した
時点で該データの引き取りを行うという構成を用いてい
る。
【0005】例えば、ファクシミリアダプタが通信回線
からデータを受信した場合には、ファクシミリアダプタ
は、該受信データをメモリ内に一時的に保持し、コンピ
ュータからのデータ引き取り要求を受けた時点で該受信
データをコンピュータに対して転送する。
【0006】すなわち、かかる技術を用いる場合には、
ファクシミリアダプタがデータを受信する実際の通信フ
ェーズと、該受信データをコンピュータに転送する転送
フェーズが必要となる。
【0007】ここで、上記転送フェーズでコンピュータ
又はファクシミリアダプタのいずれかに障害が発生した
場合には、データの転送を一時的に中断し、障害復旧後
にリスタートを行ってデータの転送を再開することにな
る。
【0008】例えば、ファクシミリアダプタが単一の通
信回線を収容する場合には、障害が発生した時点で転送
を行っていた受信データと、リスタートに伴って転送を
開始すべき受信データとが1対1に対応するため、円滑
にデータ転送の再開を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術によると、上記ファクシミリアダプタが複数回線
を収容し、該複数回線を用いた同時受信が可能な場合に
は、リスタート処理上問題が生ずることがある。
【0010】すなわち、ファクシミリアダプタが、同時
受信可能な複数の通信回線を収容する場合には、複数の
受信データがそれぞれ受信ファイルとしてファクシミリ
内部に滞留することになるため、中断した時点で転送し
ていた受信データを該複数の受信ファイルの中から特定
することができない。
【0011】特に、ファクシミリアダプタでは、メモリ
の使用効率を高めるために、コンピュータによる引き取
りがなされた受信データは、順次消去するのが一般的で
あるため、中断した時点で転送していた受信データを特
定できなければ、受信データの喪失を招く結果となる。
【0012】そこで、本発明は、上記問題点を解決し、
同時受信可能な複数回線を収容したファクシミリアダプ
タなどのターゲット装置からイニシエータ装置に対して
受信データを転送している途中で異常が発生した場合で
あっても、適正な受信データの転送を円滑に再開できる
データ通信装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、イニシエータ装置と、該イニシエータ装
置に単一のバスを介して接続され、複数の通信回線から
同時受信した複数のデータを記憶部に一時記憶し、前記
イニシエータ装置からの要求に応答して前記記憶部に記
憶した複数のデータを前記イニシエータ装置に時分割で
同時転送するターゲット装置との間のデータ通信方法で
あって、前記ターゲット装置は、前記複数のデータを受
信単位の識別情報に対応して記憶しておき、前記記憶部
に記憶した複数のデータの転送の際に、前記識別情報を
前記イニシエータ装置に通知し(図2のステップ20
4)、前記イニシエータ装置に対する前記データの転送
を中断した場合には、前記イニシエータ装置は、前記記
憶部に記憶した前記複数のデータのうち前記識別情報に
対応するデータを前記ターゲット装置に対して要求し
(図7のステップ701)、前記ターゲット装置は、前
記記憶部に記憶した複数のデータの中から前記識別情報
に対応するデータを特定し、該特定したデータの転送を
再開する(図7のステップ706)ことを特徴とする。
【0014】好ましくは、イニシエータ装置の要求に応
答して、ターゲット装置が未転送のデータ識別情報を通
知し、該識別情報に基づいてイニシエータ装置がターゲ
ット装置にデータの転送の要求を出すもの。
【0015】
【作用】本発明によれば、複数の通信回線から同時受信
した複数のデータを記憶部に識別情報に対応して一時記
憶するターゲット装置は、イニシエータ装置からの要求
に応答して、前記記憶部に記憶したデータの転送の際
に、前記データに付与した識別情報を前記イニシエータ
装置に通知し、前記イニシエータ装置に対する前記デー
タの転送途中で転送を中断した場合には、前記イニシエ
ータ装置は、前記記憶部に記憶した前記複数のデータの
うち前記識別情報に対応するデータを前記ターゲット装
置に対して要求し、該要求を受けたターゲット装置は、
前記記憶部に記憶した複数のデータの中から前記識別情
報に対応するデータを特定して、該特定したデータの転
送を再開する。
【0016】これにより、同時受信可能な複数回線を収
容したターゲット装置からイニシエータ装置に対して受
信データを転送している途中で異常が発生した場合であ
っても、適正な受信データの転送を円滑に再開すること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。なお、本実施例では、同時受信可能な4
つの通信回線を収容したファクシミリアダプタを用いる
場合について説明する。
【0018】図1は、本発明に係るデータ通信装置の構
成を示すブロック図である。
【0019】図1に示すように、このデータ通信装置1
は、コンピュータ10と、ファクシミリアダプタ12と
をSCSIバス11を介して接続した構成となる。
【0020】コンピュータ10は、テキストデータや画
像データ等の通信データを作成、記憶及び保存する処理
装置であり、データ送信に際してはファクシミリアダプ
タ12に対して各種SCSIコマンド及びSCSIデー
タを出力し、データ受信に際しては各種SCSIコマン
ド及びSCSIデータを用いて、バッファメモリ12c
内に保持した受信データの引き取りを行う。
【0021】SCSIバス11は、米国規格協会(AN
SI)が採択し、様々な周辺機器を接続する際に用いら
れるSCSIインターフェース用の回線であり、該SC
SIバス11を用いてデータ転送がパラレルに行われ
る。
【0022】ファクシミリアダプタ12は、コンピュー
タ10で編集した文書などを直接ファックスとして送受
信する装置であり、SCSII/F部12aと、制御部
12bと、バッファメモリ12cと、通信モジュール1
2d〜12gとからなる。
【0023】SCSII/F部12aは、SCSI制御
を行う処理部であり、SCSIバス12aを介してコン
ピュータ10との間でSCSIコマンド及びSCSIデ
ータの転送処理を行う。
【0024】制御部12bは、ファクシミリアダプタ1
2の全体制御及び送受信データの管理を行う処理部であ
り、SCSIデータの作成についても当該制御部12b
が行う。
【0025】なお、受信データを受信ファイルとしてバ
ッファメモリ12cに格納する場合には、受信データご
とにファイル番号を付与するとともに、該受信データを
コンピュータ10に転送する際には、該受信ファイル番
号をSCSIデータに含めてコンピュータ10に送信す
る。
【0026】バッファメモリ12cは、送信データ及び
受信データを一時的に記憶するメモリであり、本実施例
では、各通信回線から同時受信した受信データを保持で
きる記憶容量を有するものとする。
【0027】各通信モジュール12d〜12gは、それ
ぞれ通信回線に対応して設けられ、独立して通信制御を
行うことができる制御部であり、本実施例では同時受信
可能な4回線を収容したファクシミリアダプタを用いて
いるため、4つの通信モジュールが設けられている。
【0028】次に、上記データ通信装置1を構成するコ
ンピュータ10及びファクシミリアダプタ12の間で行
われる正常時の受信データ転送手順について説明する。
なお、コンピュータ10又はファクシミリアダプタ12
の障害に対応してリスタートする発生する場合の処理手
順については後述する。
【0029】図2は、コンピュータ10及びファクシミ
リアダプタ12の間で行われる正常時の受信データ転送
手順を示すタイムチャートである。
【0030】図2に示すように、コンピュータ10は、
まず最初にSCSIプロトコルで規定された6バイトか
らなるSEND MESSEGEコマンドを発行した後、通信状況を
要求するSEND MESSEGEデータをファクシミリアダプタ1
2に転送する(ステップ201〜202)。
【0031】すなわち、ファクシミリアダプタ12は、
このSEND MESSEGEコマンドを受信すると、何らかのSC
SIデータがコンピュータ10から送信されることを認
識でき、また、通信状況の要求を意味する16進数”0
x0022”(以下、16進数を「0x」として表記す
る。)をCommand IDとして持つSEND MESSEGEデータを受
信すると、通信状況の作成を開始することができる。
【0032】なお、このSEND MESSEGEコマンドは、図3
に示すように、SEND MESSEGEコマンドを意味する”0x
0A”が設定されたOperation Code3aと、論理装置番
号を示すLogical Unit Number3bと、転送するSEND ME
SSEGEデータのバイト数を示すTransfer Length3cとか
ら構成され、また、SEND MESSEGEデータは、図4に示す
ように、コマンド識別子であるCommand ID4aと、デー
タ長を示すData Length4bとから構成される。
【0033】次に、コンピュータ10が、ファクシミリ
アダプタ12に対してSCSIプロトコルで規定された
6バイトからなるGET MESSEGEコマンドを出力すると
(ステップ203)、ファクシミリアダプタ12は、該
GET MESSEGEコマンドをトリガとして、通信状況を示すG
ET MESSEGEデータをコンピュータ10に対して出力する
(ステップ204)。
【0034】このGET MESSEGEコマンドは、図5に示す
ように、GET MESSEGEコマンドを意味する”0x08”
が設定されたOperation Code5aと、論理装置番号を示
すLogical Unit Number5bと、通信状況確認用として
確保したバイト数を示すAllocation Length5cとから
構成され、ファクシミリアダプタ12がGET MESSEGEデ
ータを転送するためのトリガとしての意味を持つ。
【0035】なお、GET MESSEGEデータの詳細なフォー
マットについては後述するが、このGET MESSEGEデータ
内には、バッファメモリ12cに滞留した受信データの
受信ファイル番号が含まれる。
【0036】すなわち、ファクシミリアダプタ12は、
受信データをコンピュータ10に転送する前に、転送途
中でも予め送信すべき受信データの受信ファイル番号を
コンピュータ10に通知している。
【0037】そして、このGET MESSEGEデータを受け取
ったコンピュータ10は、受信データを引き取り終わる
まで、このGET MESSEGEデータに含まれる受信ファイル
番号を保持する(ステップ205)。
【0038】次に、コンピュータ10が、ファクシミリ
アダプタ12から当該受信データの引き取りを行った後
(ステップ206)、ファクシミリアダプタ12では、
コンピュータ10から再度出力されるGET MESSEGEコマ
ンドをトリガとして、通信の正常終了を示すGET MESSEG
Eデータを返送する(ステップ207〜208)。
【0039】そして、コンピュータ10は、このGET ME
SSEGEデータを受け取った時点で、受信ファイル番号を
破棄して(ステップ209)、当該受信データの引き取
りを終了する。
【0040】なお、上記ステップ206に示す受信デー
タの引き取りを説明の便宜上簡略化して説明したが、実
際にはステップ201〜203と同様の手順をあらため
て経たうえで、該受信データをGET MESSEGEデータに含
めて転送する。
【0041】次に、図2のステップ204でファクシミ
リアダプタ12がコンピュータ10に対して出力するGE
T MESSAGEデータのフォーマットについて説明する。
【0042】図6は、通信状況を示すGET MESSAGEデー
タのデータフォーマットを示す図である。
【0043】図6に示すように、このGET MESSAGEデー
タは合計188バイトで構成され、各種通信状況を示す
情報が内在されている。
【0044】具体的には、このGET MESSAGEデータが通
信状況であることを意味する”0x0022”を設定し
たCommand ID6aと、このGET MESSAGEデータのデータ
長を示すData Length6bと、通信フェーズを示すComm
Phase6cと、回線デバイス番号を示すLine Device6d
と、発着呼の別を示すCall ID6eと、通信デバイス番
号を示すComm Device6fと、サービス種別を示すBase
FAX Type6gと、ファクシミリアダプタ内部に保持した
受信ファイル番号を示すDocument No6hと、オプショ
ンであるXIPS Inf6i及びOEM Code6j等から構成され
る。
【0045】すなわち、本実施例では、このGET MESSAG
Eデータの14〜15バイト目に位置するDocument No6
h内に、ファクシミリアダプタ12のバッファメモリ1
2cに保持した受信データの受信ファイル番号を含めて
コンピュータ10に通知するよう構成している。
【0046】かかる受信ファイル番号をGET MESSAGEデ
ータに含める理由は、受信データの転送が行われている
間に、コンピュータ10又はファクシミリアダプタ12
のいずれかに障害が発生した場合に、転送を継続すべき
受信データを特定して円滑なリスタートを行うためであ
る。
【0047】すなわち、受信データの転送を中断した時
点で、ファクシミリアダプタ12のバッファメモリ12
cには各通信回線から同時受信した複数の受信ファイル
が存在しているため、本実施例では、コンピュータ10
に転送した受信ファイル番号を用いて、優先して転送さ
れるべき受信データを特定している。
【0048】次に、コンピュータ10に対する受信デー
タの転送を中断し、リスタートを行う場合の処理手順に
ついて説明する。
【0049】図7は、コンピュータ10が上記リスター
トを行う場合の処理手順を示すフローチャートである。
【0050】中断した受信データの転送をリスタートす
る場合には、コンピュータ10は、まず最初に6バイト
のSCSIコマンドであるMODE SENSEコマンドをファク
シミリアダプタ12に送信し(ステップ701)、ファ
クシミリアダプタ12内部に残留する受信データが存在
するか否かを問い合わせる。
【0051】そして、ファクシミリアダプタ12から返
信されたMODE SENSEデータを受信すると(ステップ70
2)、該MODE SENSEデータに含まれる受信ファイル番号
を確認する。
【0052】なお、このMODE SENSEコマンドは、上記SE
ND MESSEGEコマンド及びGET MESSAGEコマンドを同様に
6バイトのSCSIコマンドであり、図8に示すよう
に、Operation Code8aに対してMODE SENSEコマンドを
示す”0x1A”が設定されるとともに、Logical Unit
Number8bに対して論理装置番号が設定される。
【0053】また、MODE SENSEデータは、ファクシミリ
アダプタ12内部に残留する受信データの数及び各受信
ファイル番号を含むSCSIデータであり、具体的に
は、図9に示すように、残留した受信ファイル数を示す
Stored Documents9a及び残留した受信ファイル番号を
示すDocument No9b〜Document No9e等からなる。
【0054】なお、本実施例では、ファクシミアダプタ
12が同時受信可能な4つの通信回線を収容した場合を
対象とするため、このMODE SENSEデータには4つの受信
ファイル番号を格納できる領域を設けている。
【0055】次に、上記MODE SENSEデータを受信したコ
ンピュータ10は、該MODE SENSEデータの11バイト目
に配置されたStored Documents9aを参照して、ファク
シミリアダプタ12内部に残留する受信データが存在す
るか否かを確認し(ステップ703)、残留する受信デ
ータが存在しないと判断した場合にはそのまま処理を終
了する。
【0056】具体的には、Stored Documents9aに’
0’が格納されている場合には残留する受信データが存
在せず、’0’以外の数が格納されている場合にはその
数だけ受信データが残留していると認識する。
【0057】そして、コンピュータ10が、残留する受
信ファイルが存在すると判断した場合には、MODE SENSE
データの12バイト目〜19バイト目に配置されたDocu
mentNo9b〜Document No9eを参照して、コンピュー
タ10が認識する受信ファイル、すなわち図2のステッ
プ205で保持した受信ファイル番号と同一の受信ファ
イル番号が存在するか否かを確認する(ステップ70
4)。
【0058】その結果、コンピュータ10が認識する受
信ファイルが存在する場合には、該受信データの転送を
継続し(ステップ705〜707)、認識する受信デー
タが存在しない場合には、転送を継続すべき受信ファイ
ルは存在しないと判断して、新たな受信データの転送を
開始する(ステップ708〜709)。
【0059】すなわち、転送を再開すべき受信データが
存在する場合には、SEND MESSAGEコマンドと、転送を継
続すべき受信ファイル番号を指定した受信データ転送用
のSEND MESSAGEデータとをファクシミリアダプタ12に
送信した後(ステップ705)、GET MESSAGEデータを
用いて受信データの引き取りを再開し(ステップ70
6)、該引き取った受信データをリスタート直前の受信
データとマージした後(ステップ707)、ステップ7
01に移行する。
【0060】また、コンピュータ10が認識していない
受信ファイルが存在している場合、すなわちコンピュー
タ10が受信を認識していないがファクシミリアダプタ
12内にすでに受信データが存在する場合には、SEND M
ESSAGEコマンドと、新たに転送を行う受信ファイル番号
を指定した受信データ転送用のSEND MESSAGEデータとを
ファクシミリアダプタ12に出力した後(ステップ70
8)、GET MESSAGEデータを用いて受信データの引き取
りを行い(ステップ709)、ステップ701に移行す
る。
【0061】なお、この場合に用いられるSEND MESSAGE
コマンドは、図10に示すように、図3に示すSEND MES
SAGEコマンドとほぼ同様のフォーマットとなるが、SEND
MESSAGEデータのデータ長に対応して、Transfer Lengt
h10aに”0x08”を設定した点が異なる。
【0062】また、SEND MESSAGEデータについても、図
11に示すように、図4に示すSENDMESSAGEデータと同
様の構成となるが、受信ファイル番号を指定する領域Do
cument No11aを設けた点が異なる。
【0063】上記一連の処理を行うことにより、中断し
た受信データの転送をリスタートする場合であっても、
リスタート後に転送を継続すべき受信データが存在する
か否かを確認して、受信データの転送の継続又は新規受
信ファイルの転送を円滑に行うことができる。
【0064】なお、本実施例では、MODE SENSEデータに
含まれる受信ファイル番号を参照して、転送を中断した
受信ファイルが存在するか否かを判断するよう構成した
が、単にコンピュータ10が受信ファイル番号を保持す
るか否かに基づいて上記判断を行うことも可能である。
【0065】また、上記実施例では、データ通信装置1
がデータ受信する場合のみについて説明したが、データ
送信を併せて行う場合には、バッファメモリ12c内に
送信データが保持されるため、該送信データに対して各
受信データと異なるファイル番号を付与して区別するこ
ととなる。
【0066】上述してきたように、本実施例では、ファ
クシミリアダプタ12は、4つの通信回線からそれぞれ
受信した受信データを受信ファイル番号に従ってバッフ
ァメモリ12cに記憶するとともに、コンピュータ10
からの要求に応答して、バッファメモリ12cに記憶し
た受信データを転送する前に該受信データの受信ファイ
ル番号を転送し、該受信データの転送途中で転送を中断
した場合には、コンピュータ10が、バッファメモリ1
2cに記憶した複数の受信データのうち上記受信ファイ
ル番号に対応する受信データをファクシミリアダプタ1
2に対して要求し、該要求を受けたファクシミリアダプ
タ12は、バッファメモリ12cに記憶した複数の受信
データの中から該受信ファイル番号に対応する受信デー
タを転送するよう構成したので、同時受信可能な4つの
通信回線を収容したファクシミリアダプタ12からコン
ピュータ10に対して受信データを転送している途中で
異常が発生した場合であっても、適正な受信データの転
送を円滑に再開することができる。
【0067】なお、本実施例では、同時受信可能な4つ
の通信回線を収容したファクシミリアダプタ12を用い
る場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、同時受信可能な複数の通信回線を収容し
た通信処理部を有するデータ通信装置に適用することが
可能である。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、複数の通信回線から同時受信した複数のデータを記
憶部に識別情報に対応して一時記憶するターゲット装置
が、イニシエータ装置からの要求に応答して、前記記憶
部に記憶したデータを転送する際に前記識別情報を通知
し、前記データの転送途中で転送を中断した場合には、
前記イニシエータ装置が、前記記憶部に記憶した前記複
数のデータのうち前記識別情報に対応するデータを前記
ターゲット装置に対して要求し、該要求を受けたターゲ
ット装置は、前記記憶部に記憶した複数のデータの中か
ら前記識別情報に対応するデータを特定して該特定した
データの転送を再開するよう構成したので、同時受信可
能な複数回線を収容したターゲット装置からイニシエー
タ装置に対して受信データを転送している途中で異常が
発生した場合であっても、適正な受信データの転送を円
滑に再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ通信装置の全体構成及びフ
ァクシミリアダプタの細部構成を示すブロック図。
【図2】図1に示すコンピュータ及びファクシミリアダ
プタの正常時の処理手順を示すタイムチャート。
【図3】図2に示すSEND MESSAGEコマンドのフォーマッ
トを示す図。
【図4】図2に示すSEND MESSAGEデータのフォーマット
を示す図。
【図5】図2に示すGET MESSAGEコマンドのフォーマッ
トを示す図。
【図6】図2に示すGET MESSAGEデータのフォーマット
を示す図。
【図7】図1に示すコンピュータのリスタート時の処理
手順を示すフローチャート。
【図8】図7に示すMODE SENSEコマンドのフォーマット
を示す図。
【図9】図7に示すMODE SENSEデータのフォーマットを
示す図。
【図10】図7に示すSEND MESSAGEコマンドのフォーマ
ットを示す図。
【図11】図7に示すSEND MESSAGEデータのフォーマッ
トを示す図。
【符号の説明】
10 コンピュータ、 11 SCSIバス、12 フ
ァクシミリアダプタ、 12a SCSII/F部、1
2b 制御部、 12c バッファメモリ、12d,1
2e,12f,12g 通信モジュール、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イニシエータ装置と、該イニシエータ装
    置に単一のバスを介して接続され、複数の通信回線から
    同時受信した複数のデータを記憶部に一時記憶し、前記
    イニシエータ装置からの要求に応答して前記記憶部に記
    憶した複数のデータを前記イニシエータ装置に時分割で
    同時転送するターゲット装置との間のデータ通信方法で
    あって、 前記ターゲット装置は、前記複数のデータを受信単位の
    識別情報に対応して記憶しておき、前記記憶部に記憶し
    た複数のデータの転送の際に、前記識別情報を前記イニ
    シエータ装置に通知し、 前記イニシエータ装置に対する前記データの転送を中断
    した場合には、前記イニシエータ装置は、前記記憶部に
    記憶した前記複数のデータのうち前記識別情報に対応す
    るデータを前記ターゲット装置に対して要求し、 前記ターゲット装置は、前記記憶部に記憶した複数のデ
    ータの中から前記識別情報に対応するデータを特定し、
    該特定したデータの転送を再開することを特徴とするデ
    ータ通信方法。
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