JPH08256245A - 製版印刷機における画像読取装置 - Google Patents

製版印刷機における画像読取装置

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JPH08256245A
JPH08256245A JP8013363A JP1336396A JPH08256245A JP H08256245 A JPH08256245 A JP H08256245A JP 8013363 A JP8013363 A JP 8013363A JP 1336396 A JP1336396 A JP 1336396A JP H08256245 A JPH08256245 A JP H08256245A
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Kenichi Ueda
健一 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚の原稿をそれぞれ別々に画像処理したも
のを、従来のもののように切貼り作業というようなわず
らわしい作業を必要とすることなく、簡単な操作で合成
するということができる製版印刷機における画像読取装
置を提供する。 【解決手段】 製版印刷機における画像読取装置であっ
て、2面連写モードを指定して、第1面原稿を送りだし
てその画像編集処理をした後、ロール状原紙を搬送して
この原紙に第1面版の製版をした後、一旦第1面版の搬
送を停止し、新たに第2面の画像編集処理モードを指定
し、第2面原稿を送りだして画像データの処理をして、
前記原紙に第2面版の製版をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2枚の原稿につ
いて領域指定して編集処理された2枚の原稿に基づいて
1枚の印刷物にする連書機能を有する製版印刷機におけ
る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来前記のように2枚の原稿について領
域指定して編集処理された2枚の原稿を作成すること
は、特開昭61-13867号公報に開示されているように公知
である。これは原稿の読取開始前に所定の領域指定のた
めの記載がなされたシートを読取り、該読取データを所
定のメモリに記憶し、この後原稿を読取ることにより、
該原稿の読取データを前記メモリに記憶された領域別に
別々の処理を行なうようにしたものである。
【0003】このようなものにおいては、たとえば図1
に示したような第1原稿1のD,E部を削除し、また第
2原稿3のえ,お部を抽出し、双方を合成して1枚の印
刷物5にしたいなどというように、2枚の原稿をそれぞ
れ別々に領域指定し、かつ別々に相異なる画像処理を施
したい時がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような場合従来
は、第1原稿1から第1原稿領域指定シート2を使用し
てA,B,C部を抽出した第3原稿と、第2原稿3から
第2原稿領域指定シート4を使用してあ,い,う部を削
除した第4原稿とを合成した合成原稿を作成することと
なるが、このような合成原稿は各個別の原稿の切貼り等
によって作成しなければならない。このようにその合成
作業は、位置合せなどの関係から面倒であるのに加え
て、貼合せ端部のかげが印刷物に出るというような問題
があった。
【0005】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の装置のもつ問題点を解決し、切貼り作業などをして
新たに原稿を作り直すことなく、領域指定用シートに任
意の手書き閉曲線にて領域指定するという切貼り作業の
イメージだけで原稿を、別々に画像処理して合成すると
いうことができる画像読取装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、製版印刷機における画像読取
装置であって、2面連写モードを指定して、第1面原稿
を送りだしてその画像編集処理をした後、ロール状原紙
を搬送してこの原紙に第1面版の製版をした後、一旦第
1面版の搬送を停止し、新たに第2面の画像編集処理モ
ードを指定し、第2面原稿を送りだして画像データの処
理をして、前記原紙に第2面版の製版をすることを特徴
とするものである。
【0007】
【発明の実施の態様】図面に示すこの発明の実施例につ
いて説明する。図2,3はこの発明の読取装置を設置し
た印刷機を示し、自動原稿送り装置(以下ADFとい
う)11と、読取装置12と、製版装置13と、ドラム脱着型
孔版印刷装置14と、画像処理回路15と、制御回路16と、
操作部17とから構成されている。また、図3に示すよう
に、原稿受台22上に置かれた複数枚の原稿は、分離部23
によって最下部のものより1枚ずつ挿入され、原稿搬送
ローラ24によって正確に搬送される。蛍光灯26の光は原
稿面で反射してミラー27で光路変更したあと、レンズユ
ニット28で収束されてCCDセンサ29で光電変換されて
原稿の画像情報が電気信号に変換される。
【0008】製版装置13はロール状の感熱孔版原紙31
と、それを搬送しつつサーマルヘッドへ押しつけるプラ
テンローラ32と、原紙31に画像情報を穿孔するサーマル
ヘッド33と、原紙切断カッタ34と、印刷ドラムのクラン
パ部へ原紙先端を送りこむための給版ローラ35と、印刷
ドラムの外周から使用済原紙の先端をはがしとるはくり
ローラ36と、その排版原紙を搬送する搬送ローラ37と、
印刷ドラムからはくりされた使用済原紙を収納する排版
収納ボックス38を具えている。
【0009】給紙台41に積載された印刷用紙42は呼出こ
ろ43の回転によって、最上部のものより送出され、給紙
ころ44と分離ブレード45との間で1枚だけ分離されてフ
ィードローラ46へ送られる。フィードローラ46は印刷ド
ラム47の回転に同期して印刷用紙をドラム47と、プレス
ローラ48との間に向けて送りこむ。外周に製版済の孔版
原紙を巻きつけられた印刷ドラム47は、その内部にイン
キ供給部を有しており、プレスローラ48との間に印刷用
紙をはさみつけることで印刷インキが原紙の開孔に従っ
て用紙に転移する。印刷済の用紙は排紙搬送吸着ユニッ
ト49で搬送されて排紙台50上に順に積載される。
【0010】印刷ドラム47はドラムユニットとしてイン
キ補給容器やインキ供給ポンプ、インキ供給ユニットな
どと一体になっており、黒インキの入ったドラムユニッ
ト、赤インキの入ったドラムユニットと、複数のドラム
ユニットを順次交換して使用できるようになっている。
ドラムユニット脱着機構の詳細は実開昭61-85462号公報
に詳しく示されている。
【0011】領域指定を行なうには、第1面の第1原稿
1の上に半透明な原稿サイズと同一サイズの第1領域指
定シート2を重ねて、水性サインペンなどで線幅0.25mm
以上の筆記具で、編集処理対象画像を手書きにより閉曲
線にて囲む。同様にして第2面の第2原稿3についても
第2領域指定シート4によって領域を指定する。この場
合の領域指定の閉曲線は第4図の(ア)〜(エ)に示し
たように凹図形であってもよく、またいくつ指定しても
よい。
【0012】つぎに図6に示す操作ボード55の2面連写
モードキー56を押し、2面連写モードをセットする。そ
して画像処理モードキー57を押し、第1面の原稿の指定
領域をどうするか、テンキー58を使用して所望の処理モ
ードを指定する。この処理モードには領域内の抽出、領
域の削除、領域内の画像なかぬき(ふちどり)、領域内
の画像網がけ、領域内を写真モード領域外を文字モー
ド、領域内の画像をなかぬきして抽出、領域内の画像を
網がけして抽出などがあるが、テンキー58にて処理モー
ドが指定されると表示部60にたとえばFn1と表示され
る。
【0013】次にスタートキー59を押すと第1面の領域
指定シート2がADF11部を経て読取装置に入る。この
装置による読取りはたとえば16ドット/mmの精度でCC
Dなどのライン読取素子によって読取られる。しかし領
域指定の線の太さを0.25mm以上と規定しているので、1/
4にてデータサンプリングしても何ら不都合はない。こ
こで0.25mmと規定したのはサインペンなどの筆記具の線
の太さは0.5mm以上がほとんどだからである。次にこれ
ら原稿と領域指定シートを図5に示すように重合させ、
画像面を下にしてADF11に4枚ペアでセットする。
【0014】このサンプリングの方法について、図7を
参照して説明する。副走査方向については、ADF11の
駆動用ステッピングモータの励磁方式を切換えて、原稿
送り速度の2倍の速度にすることによって、2ライン毎
に画像を読取る。そして1/2分周回路によりさらに間び
き、その結果として4ライン毎に画像が読取られる。主
走査方向については副走査サンプリングされる各ライン
データに対して1/4分周回路により、4データ毎にサン
プリングされる。次に上記サンプリングされたデータは
枠メモリに記憶され、図4に示したような閉曲線の塗潰
し処理を行なう。
【0015】図8に示したように枠メモリを上から下方
向に左から右へI−1の処理を行ない、ひき続いて右か
ら左へI−2の処理を行なう。最下段まで行ったら次に
下から上方向に右から左にII−1の処理を行ない、ひき
続いて左から右へII−2の処理を最上段まで行なう。こ
のようにしてこの処理方式は、中央画素(E)と8近傍
画素(Eを除くA〜I)とからの画像情報により、中央
画素を新しい画像情報に変換する方式である。
【0016】そしてその具体的方式は上記I−1,II−
2に関しては、E or〔(CD orG)and(C or
F)〕が満足されれば、注目画素Eを塗り潰ぶし、I−
2,II− 1に関しては、E or〔(A or D)and(C
or F)〕が満足されれば注目画素Eを塗り潰ぶす。こ
れらI−1,I−2,II−1,II−2のすべてについ
て、塗り潰ぶされた領域が塗り潰ぶされた結果である。
【0017】これを図9を参照して説明すると、I−1
の処理だけでは閉曲線内部のア部などは全部塗り潰ぶす
が、ウ部、エ部の部分も余分に塗り潰ぶしてしまう。そ
れをI−2の処理を施して、I−1とのANDをとって
ウ部を消去し、II−1,II−2の処理を施してエ部を消
去するのである。このようにして塗り潰ぶされたデータ
が塗り潰ぶしメモリに記憶される。以上までが第1原稿
の領域指定シート2の読取り方式である。引続いて自動
的に第1原稿1がADF11に自動的に入って行き、指定
された編集処理モードに従って画像データが処理される
と同時に、前記したようにサーマルヘッドにより原紙に
孔をあけるという製版が行なわれる。
【0018】第1面の原稿の製版の終了後、駆動系は全
て停止し、第2面の画像処理モードの指定が改めて可能
になる。そして第2面についても第1面と同様、操作部
のキーを操作して画像処理モードを指定してスタートキ
ーを押すと、第3面の領域指定シートと原稿が自動的に
ADF11により搬送されて、第1面に引続いて製版処理
がなされる。そして製版後は指定された印刷枚数に従っ
て印刷される。
【0019】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、製版印
刷機における画像読取装置であって、2面連写モードを
指定して、第1面原稿を送りだしてその画像編集処理を
した後、ロール状原紙を搬送してこの原紙に第1面版の
製版をした後、一旦第1面版の搬送を停止し、新たに第
2面の画像編集処理モードを指定し、第2面原稿を送り
だして画像データの処理をして、前記原紙に第2面版の
製版をするので、2枚の原稿をそれぞれ別々に画像処理
したものを、従来のもののように切貼り作業というよう
なわずらわしい作業を必要とすることなく、簡単な操作
で合成するということができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】異なる2つの原稿と、それを編集合成した印刷
物とを示す説明図である。
【図2】この発明が適用される製版印刷機の斜視図であ
る。
【図3】同上の縦断正面図である。
【図4】この発明における領域指定の例を示す説明図で
ある。
【図5】原稿と領域指定シートとを製版印刷機にセット
するときの状態を示す斜視図である。
【図6】前記製版印刷機の操作ボードの平面図である。
【図7】この発明にかかる読取装置におけるサンプリン
グ状況を示す説明図である。
【図8】同上における領域指定シート読取状況を示す説
明図である。
【図9】図8による読取りの結果、記憶されるデータを
示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1原稿 2 同領域指定シー
ト 3 第2原稿 4 同領域指定シー
ト 11 ADF 12 読取装置 13 製版装置 14 印刷装置 15 画像処理回路 16 制御回路 22 原稿受台 29 CCDセンサ 31 孔版原紙 33 サーマルヘッド 42 印刷用紙 47 印刷ドラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2面連写モードを指定して、第1面原稿
    を送りだしてその画像編集処理をした後、ロール状原紙
    を搬送してこの原紙に第1面版の製版をした後、一旦第
    1面版の搬送を停止し、新たに第2面の画像編集処理モ
    ードを指定し、第2面原稿を送りだして画像データの処
    理をして、前記原紙に第2面版の製版をすることを特徴
    とする製版印刷機における画像読取装置。
JP8013363A 1996-01-29 1996-01-29 製版印刷機における画像読取装置 Expired - Lifetime JP2949065B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005219346A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Tohoku Ricoh Co Ltd 両面印刷装置

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