JPH082560B2 - 射出成形機における射出機構 - Google Patents
射出成形機における射出機構Info
- Publication number
- JPH082560B2 JPH082560B2 JP61219742A JP21974286A JPH082560B2 JP H082560 B2 JPH082560 B2 JP H082560B2 JP 61219742 A JP61219742 A JP 61219742A JP 21974286 A JP21974286 A JP 21974286A JP H082560 B2 JPH082560 B2 JP H082560B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- ball screw
- injection
- screw
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は射出成形機において、サーボモータで駆動さ
れる射出機構に関する。
れる射出機構に関する。
従来の技術 サーボモータで駆動される射出機構はサーボモータの
回転を直線運動に変える変換手段を介してスクリューを
軸方向に移動させ射出を行うものであるが、このような
サーボモータで駆動される射出機構はすでに特開昭51−
125823号公報で公知である。これは、加熱シリンダが固
着されたフロントプレートとリアプレート間をタイロッ
トで連結固定し、該フロントプレートとリアプレート間
にボールネジを回動自在に軸着し、該ボールネジをプー
リ等を介してサーボモータで回転駆動して、上記ボール
ネジに螺合するボールナットが固着されたプッシャープ
レートに回動自在に固着されたスクリューを軸方向に移
動させて射出を行うものである。
回転を直線運動に変える変換手段を介してスクリューを
軸方向に移動させ射出を行うものであるが、このような
サーボモータで駆動される射出機構はすでに特開昭51−
125823号公報で公知である。これは、加熱シリンダが固
着されたフロントプレートとリアプレート間をタイロッ
トで連結固定し、該フロントプレートとリアプレート間
にボールネジを回動自在に軸着し、該ボールネジをプー
リ等を介してサーボモータで回転駆動して、上記ボール
ネジに螺合するボールナットが固着されたプッシャープ
レートに回動自在に固着されたスクリューを軸方向に移
動させて射出を行うものである。
発明が解決しようとする問題点 上記、従来の射出機構はボールネジをフロントプレー
トにラジアル軸受けで軸受けし、リアプレートでスラス
ト軸受けする構造をとっている。そのため構造を複雑と
し、組立てにも時間と労働を要していた。
トにラジアル軸受けで軸受けし、リアプレートでスラス
ト軸受けする構造をとっている。そのため構造を複雑と
し、組立てにも時間と労働を要していた。
そこで、本発明は構造が簡単で組立てが容易な射出成
形機のサーボモータで駆動される射出機構を提供するこ
とにある。
形機のサーボモータで駆動される射出機構を提供するこ
とにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、サーボモータによって複数のボールネジを
回転駆動し、該各ボールネジに夫々螺合するボールナッ
トが固着されたプッシャープレートによって射出用スク
リューを軸方向に駆動して射出を行う射出成形機におけ
る射出機構において、上記各ボールネジの軸をリアプレ
ートに４個以上のアンギュラー軸受けで回動自在に軸受
けると共に、上記リアプレートと加熱シリンダが固着さ
れたフロントプレート間をタイロットで連結固定し、上
記各ボールネジの軸の上記フロントプレート側に突出す
る側には上記ボールナットが螺合するボールネジ山を形
成し、リアプレートからフロントプレートの反対側に突
出する各ボールネジの軸には各ボールネジを回転させる
ための伝動手段が取付けらることによって上記問題点を
解決した。
回転駆動し、該各ボールネジに夫々螺合するボールナッ
トが固着されたプッシャープレートによって射出用スク
リューを軸方向に駆動して射出を行う射出成形機におけ
る射出機構において、上記各ボールネジの軸をリアプレ
ートに４個以上のアンギュラー軸受けで回動自在に軸受
けると共に、上記リアプレートと加熱シリンダが固着さ
れたフロントプレート間をタイロットで連結固定し、上
記各ボールネジの軸の上記フロントプレート側に突出す
る側には上記ボールナットが螺合するボールネジ山を形
成し、リアプレートからフロントプレートの反対側に突
出する各ボールネジの軸には各ボールネジを回転させる
ための伝動手段が取付けらることによって上記問題点を
解決した。
作 用 各ボールネジ軸はリアプレートに設けられた４個以上
のアンギュラー軸受けで軸受けされ、回転自在となると
共にボールネジに加わるスラスト荷重をも該アギュラー
軸受けで支える。又、アンギュラー軸受けが４個以上並
設されているから、該アンギュラー軸受けの内輪面によ
ってボールネジ軸はガイドされて軸が偏位しないよう保
持される。そして、サーボモータによって伝動手段を介
してボールネジを回転させると、該ボールネジに螺合す
るボールナットはボールネジ軸に沿って移動し、該ボー
ルナットが固着されたプッシャープレートもボールナッ
トと共に移動して、プッシャープレートに回動自在に固
着されたスクリューを移動させ射出を行う。
のアンギュラー軸受けで軸受けされ、回転自在となると
共にボールネジに加わるスラスト荷重をも該アギュラー
軸受けで支える。又、アンギュラー軸受けが４個以上並
設されているから、該アンギュラー軸受けの内輪面によ
ってボールネジ軸はガイドされて軸が偏位しないよう保
持される。そして、サーボモータによって伝動手段を介
してボールネジを回転させると、該ボールネジに螺合す
るボールナットはボールネジ軸に沿って移動し、該ボー
ルナットが固着されたプッシャープレートもボールナッ
トと共に移動して、プッシャープレートに回動自在に固
着されたスクリューを移動させ射出を行う。
実施例 図は、本発明の一実施例の一部断面平面図で、リアプ
レート1,フロントプレート２は射出ユニットのベース
（図示せず）に固着されており、両プレート1,2間には
タイロット3,3が固着され両プレート1,2を連結してい
る。又、フロントプレート２には加熱シリンダ６が固着
され、該加熱シリンダ６内にはスクリュー４が挿入さ
れ、該スクリュー４のスクリュー軸５はプッシャープレ
ート７に回転自在に固着されている。なお、該スクリュ
ー軸５にはスクリューを回転させるためのプーリーが固
着され、プッシャープレート７に取付けられたモータに
よって該プーリが回転駆動されるようになっているが、
本発明の要旨と関係がないので図示せず、省略してい
る。
レート1,フロントプレート２は射出ユニットのベース
（図示せず）に固着されており、両プレート1,2間には
タイロット3,3が固着され両プレート1,2を連結してい
る。又、フロントプレート２には加熱シリンダ６が固着
され、該加熱シリンダ６内にはスクリュー４が挿入さ
れ、該スクリュー４のスクリュー軸５はプッシャープレ
ート７に回転自在に固着されている。なお、該スクリュ
ー軸５にはスクリューを回転させるためのプーリーが固
着され、プッシャープレート７に取付けられたモータに
よって該プーリが回転駆動されるようになっているが、
本発明の要旨と関係がないので図示せず、省略してい
る。
リアプレート１には、複数のボールネジ８（本実施例
では２本）の軸が各々複数のアンギュラー軸受け10で軸
支されており、上記リアプレート１からフロントプレー
ト２側に突出するボールネジ８は上記プッシャープレー
ト７に固着されたボールナット９が螺合するボールネジ
のネジ山が切られており、フロントプレート２に対して
反対側にリアプレート１から突出するボールネジ８の軸
にはプーリ11が固着され、図示しないタイミングベルト
等によりサーボモータによって該プーリ11は駆動される
ようになっている。
では２本）の軸が各々複数のアンギュラー軸受け10で軸
支されており、上記リアプレート１からフロントプレー
ト２側に突出するボールネジ８は上記プッシャープレー
ト７に固着されたボールナット９が螺合するボールネジ
のネジ山が切られており、フロントプレート２に対して
反対側にリアプレート１から突出するボールネジ８の軸
にはプーリ11が固着され、図示しないタイミングベルト
等によりサーボモータによって該プーリ11は駆動される
ようになっている。
上述したように、ボールネジ８は、リアプレート１に
のみ軸支されているが、４個のアンギュラー軸受けによ
って軸受けされているから、ボールネジ８の軸はアンギ
ュラー軸受けの内輪によって、スクリュー４の軸心と平
行になるように保持され、かつ、ボールネジ８に加わる
スラスト荷重をも該４個のアンギュラー軸受け10で支え
るようになっている。
のみ軸支されているが、４個のアンギュラー軸受けによ
って軸受けされているから、ボールネジ８の軸はアンギ
ュラー軸受けの内輪によって、スクリュー４の軸心と平
行になるように保持され、かつ、ボールネジ８に加わる
スラスト荷重をも該４個のアンギュラー軸受け10で支え
るようになっている。
以上のような構成において、射出動作を行うときは、
サーボモータを駆動し、該サーボモータのモータ軸に取
付けられたプーリ及び該プーリと上記ボールネジ８の軸
に固着されたプーリ11間に架けられたタイミングベルト
を介して上記ボールネジ８を回転させる。ボールネジ８
が回転すると、該ボールネジ８に螺合するボールナット
９はボールネジ８の軸方向に移動し、ボールナット８が
固定されたプッシャープレート７を図中左方向へ移動さ
せて、該プッシャープレート７に回動自在に固着された
スクリュー４を図中左方向へ移動させて射出を行う。こ
のとき、スクリュー４で押圧された溶融樹脂は加熱シリ
ンダ６を図中左方向に押圧しフロントプレート２には、
図中左方向への力が加わることとなる。一方、溶融樹脂
からの反力がスクリュー4,プッシャープレート7,ボール
ナット９を介して、ボールネジ８に加わり、リアプレー
ト１を図中右方向へ押圧することとなる。即ち、射出時
にはフロントプレート２には図中左方向、リアプレート
１には図中右方向の力が加わることとなるが、これらの
力はフロントプレート２とリアプレート１間に固着され
たタイロット３によって支えられることとなる。
サーボモータを駆動し、該サーボモータのモータ軸に取
付けられたプーリ及び該プーリと上記ボールネジ８の軸
に固着されたプーリ11間に架けられたタイミングベルト
を介して上記ボールネジ８を回転させる。ボールネジ８
が回転すると、該ボールネジ８に螺合するボールナット
９はボールネジ８の軸方向に移動し、ボールナット８が
固定されたプッシャープレート７を図中左方向へ移動さ
せて、該プッシャープレート７に回動自在に固着された
スクリュー４を図中左方向へ移動させて射出を行う。こ
のとき、スクリュー４で押圧された溶融樹脂は加熱シリ
ンダ６を図中左方向に押圧しフロントプレート２には、
図中左方向への力が加わることとなる。一方、溶融樹脂
からの反力がスクリュー4,プッシャープレート7,ボール
ナット９を介して、ボールネジ８に加わり、リアプレー
ト１を図中右方向へ押圧することとなる。即ち、射出時
にはフロントプレート２には図中左方向、リアプレート
１には図中右方向の力が加わることとなるが、これらの
力はフロントプレート２とリアプレート１間に固着され
たタイロット３によって支えられることとなる。
なお、計量時には、図示しないデータによってスクリ
ュー４を回転させると、樹脂の溶融圧力によりスクリュ
ー４は図中右方向へ押圧され移動し、プッシャープレー
ト7,ボールナット９を介してボールネジ８を射出時とは
逆方向に回転させることとなるが、このときサーボーモ
ータを低トルクでスクリュー４が前進する方向（図中左
方向）に駆動し、一定背圧を与える。
ュー４を回転させると、樹脂の溶融圧力によりスクリュ
ー４は図中右方向へ押圧され移動し、プッシャープレー
ト7,ボールナット９を介してボールネジ８を射出時とは
逆方向に回転させることとなるが、このときサーボーモ
ータを低トルクでスクリュー４が前進する方向（図中左
方向）に駆動し、一定背圧を与える。
なお、上記実施例では、ボールネジ８を回転させる伝
動手段をプーリとタイミングベルト等で構成したが、ボ
ールネジ８の軸に歯車を固定し、該歯車をサーボモータ
によって歯車伝動手段を介して駆動するようにしてもよ
い。
動手段をプーリとタイミングベルト等で構成したが、ボ
ールネジ８の軸に歯車を固定し、該歯車をサーボモータ
によって歯車伝動手段を介して駆動するようにしてもよ
い。
また、上記実施例ではボールネジ８を２本設けたが、
さらに増加してもよく、この場合、スクリュー４の軸心
を中心に同一半径上に等間隔にボールネジを配設すれば
よい。
さらに増加してもよく、この場合、スクリュー４の軸心
を中心に同一半径上に等間隔にボールネジを配設すれば
よい。
発明の効果 本発明はスクリューをプッシャープレートを介して軸
方向に移動させ射出を行わせるためのボールネジの軸を
リアプレートのみに並設された４個以上のアンギュラー
軸受けで軸受けすることによって、ボールネジの軸心が
偏位することなくスクリューの軸心と平行に保持するこ
とができ、従来の射出機構と比較し、その構造が簡単と
なり、組立ても容易で安価な射出機構を得ることができ
る。
方向に移動させ射出を行わせるためのボールネジの軸を
リアプレートのみに並設された４個以上のアンギュラー
軸受けで軸受けすることによって、ボールネジの軸心が
偏位することなくスクリューの軸心と平行に保持するこ
とができ、従来の射出機構と比較し、その構造が簡単と
なり、組立ても容易で安価な射出機構を得ることができ
る。
図は本発明の一実施例の一部断面平面図である。 １……リアプレート、２……フロントプレート、３……
タイロット、４……スクリュー、５……スクリュー軸、
６……加熱シリンダ、７……プッシャープレート、８…
…ボールネジ、９……ボールナット、10……アンギュラ
ー軸受け、11……プーリ。
タイロット、４……スクリュー、５……スクリュー軸、
６……加熱シリンダ、７……プッシャープレート、８…
…ボールネジ、９……ボールナット、10……アンギュラ
ー軸受け、11……プーリ。
Claims (2)
- 【請求項１】サーボモータによって複数のボールネジを
回転駆動し、該各ボールネジに夫々螺合するボールナッ
トが固着されたプッシャープレートによって射出用スク
リューを軸方向に駆動して射出を行う射出成形機におけ
る射出機構において、上記各ボールネジの軸をリアプレ
ートに４個以上のアンギュラー軸受けで回動自在に軸受
けると共に、上記リアプレートと加熱シリンダが固着さ
れたフロントプレート間をタイロットで連結固定し、上
記各ボールネジの軸の上記フロントプレート側に突出す
る側には上記ボールナットが螺合するボールネジ山が形
成され、リアプレートからフロントプレートの反対側に
突出する各ボールネジの軸には各ボールネジを回転させ
るための伝動手段が取付けられていることを特徴とする
射出成形機における射出機構。 - 【請求項２】上記伝動手段は、上記各ボールネジ軸に固
着されたプーリと該プーリに架けられサーボモータによ
って駆動されるタイミングベルトで構成されている特許
請求の範囲第１項記載の射出成形機における射出機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61219742A JPH082560B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 射出成形機における射出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61219742A JPH082560B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 射出成形機における射出機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6377721A JPS6377721A (ja) | 1988-04-07 |
| JPH082560B2 true JPH082560B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=16740273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61219742A Expired - Fee Related JPH082560B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 射出成形機における射出機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082560B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2754356B2 (ja) * | 1995-01-19 | 1998-05-20 | ファナック株式会社 | 射出成形機の射出機構 |
| CN103496079B (zh) * | 2013-10-08 | 2016-06-15 | 太仓市高泰机械有限公司 | 一种可以调节高度的注塑机压板 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61125823A (ja) * | 1984-11-24 | 1986-06-13 | Fanuc Ltd | 射出成形機における射出・計量機構 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP61219742A patent/JPH082560B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6377721A (ja) | 1988-04-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |