JPH08255330A - 磁気ディスク装置用磁気ヘッド、アクチュエータ及び磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置用磁気ヘッド、アクチュエータ及び磁気ディスク装置

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JPH08255330A
JPH08255330A JP5763195A JP5763195A JPH08255330A JP H08255330 A JPH08255330 A JP H08255330A JP 5763195 A JP5763195 A JP 5763195A JP 5763195 A JP5763195 A JP 5763195A JP H08255330 A JPH08255330 A JP H08255330A
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JP
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magnetic
head
slider
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information recording
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Application number
JP5763195A
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English (en)
Inventor
Shigeru Takekado
茂 竹門
Norio Yoshikawa
紀夫 吉川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高密度記録に適した狭記録トラックであって
も記録再生できる磁気ヘッドと、ヘッド位置決め精度の
良好な固定磁気ディスク用ロータリアクチュエータを提
供する。 【構成】 磁気ディスク装置用磁気ヘッドは、回転され
る情報記録媒体に対面又は接触するスライダ部と、この
スライダ部に設けられ情報記録媒体上に磁気記録再生す
るトランスデューサ部と、このトランスデューサ部に設
けられ磁束を取り込む磁気ギャップ部とを備え、磁気ギ
ャップ部は情報記録媒体の進行方向に対して10°〜5
0°傾いている

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を離散的に記録し
あるいは読み出す固定磁気ディスク装置の磁気ヘッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固定磁気ディスク装置に利用され
る磁気ヘッドは、メディア上に磁気記録再生する磁気ギ
ャップ(トランスデューサが形成された磁束を取り込む
箇所)がメディアの進行方向に対して直交している。ま
た、一般の薄膜磁気ヘッドは四角形の平面形状をしてお
り、メディア上に磁気記録再生する磁気ギャップが、磁
気ヘッドの一端側にあり、磁気ヘッドの主長手方向に対
して直交している。
【0003】このため、磁気ギャップの幅がそのままメ
ディア上に記録される記録トラック幅になっている。た
だし、ロータリアクチュエータで駆動される磁気ヘッド
は回転移動するため厳密にはすべての箇所でメディア上
に磁気記録再生する磁気ギャップがメディアの進行方向
に対し直交しているわけではなく、最大10°程度まで
はずれる場合がある。しかし、この程度のずれ量は誤差
範囲として取り扱われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近時、磁気ディスク装
置の容量を上げるため記録密度が上昇し、記録トラック
幅も1μm程度の狭いトラックまで考えられるようにな
っている。従来は記録トラック幅を狭くするために、磁
気ギャップ幅を記録トラック幅と相似的に狭める方法が
とられている。ところが狭トラック化がさらに進み、記
録トラック幅が1μmあるいはそれ以下になってくる
と、磁気ギャップ幅が狭くなりすぎてトランスデューサ
の製作が困難になってくる。その上、磁気ギャップに入
る磁束が磁気ギャップ幅に比例して減少するため、磁束
に比例して発生するトランスデューサの検出電圧が低下
し、磁気記録された信号がノイズに埋もれてしまい精度
よく再生できないという問題点が生じている。
【0005】一方、固定磁気デイスク装置に利用される
ロータリアクチュエータは、ヘッドアーム、キャリッ
ジ、ボイスコイルモータのコイル等が一体的に強固に結
合され、全体を回転支持するピボット部を中心に揺動す
るように構成されている。ヘッドアームの先端には磁気
ヘッドが装着されている。磁気ヘッドは回転磁気ディス
ク上のサーボ信号を読みだし位置誤差信号を得て、位置
誤差信号をボイスコイルモータにフィードバックするこ
とにより一体的に構成された駆動コイル、キャリッジ、
ヘッドアーム、磁気ヘッドをピボット軸回りに揺動さ
せ、磁気ヘッドを磁気ディスク上の所定位置に位置決め
し、信号の読み書きを実行している。
【0006】通常、ピボット部にはボールベアリングが
用いられているが、装置の小型化が進展してきた今日で
はボールベアリングの回転ばね性の効果が顕著になり、
これが大きな問題になってきている。ボールベアリング
は極微少変位では回転ばね性を持ち、アクチュエータの
回転質量と共振系をつくる。3.5インチHDD以上の
大型の装置ではアクチュエータも大きいため回転質量が
大きく、このアクチュエータの共振周波数は十分に低い
ものであった。
【0007】しかしながら最近では2.5インチHDD
以下1.8インチHDD等の小型装置の使用が増えてき
ている。アクチュエータ回転質量は略大きさの4乗に比
例するため、装置の小型化とともに急激に小さくなり、
回転質量の1/2乗に反比例する低域の共振周波数は高
くなり、これが無視できないものになってきている。フ
ィードバック系のサーボゲインは共振周波数以下では一
定となってしまうため、共振周波数が高いところ、例え
ば軸回転数以上にあると、軸回転数におけるサーボゲイ
ンが不足し、位置決め精度が悪化してしまう。
【0008】このように装置が小型化すると従来の構成
では磁気ヘッドの位置決め精度が低下するという問題点
が生じる。これらの問題点の解決策として例えば特開平
2−94078号公報、特開平4−228155号公
報、特開平6−76499号公報に記載のように、ボー
ルベアリング等問題となる周波数範囲に共振を作る回転
ばね特性を持つ部材を使用せず、回転ばね部材でアクチ
ュエータを支持する構造が提案されている。これらのも
のもアクチュエータ回転質量と回転ばね性が低域の共振
を作るが、ボールベアリングと比べると問題を生じ無い
より低い低域に共振周波数を設定することができる。
【0009】しかしながら、ヘッドを磁気ディスク面上
で内外周に動かすと移動角が大きいため、ばねが回転と
ともに硬化する非線形性が生じ易く、全範囲で適切なば
ね性をもたせることは難しい。また、ばねであるため回
転とともに反力が生じ、この反力を打ち消すため駆動電
流が大きくなる欠点もある。
【0010】本発明は上述した問題点を解決するために
提案されたもので、高密度記録に適した狭記録トラック
でも記録再生できる磁気ディスク装置用磁気ヘッドを提
供することを目的とする。
【0011】また、ボールベアリングが作る低域の共振
の影響を低減し、低域のサーボゲインを大きくし、ヘッ
ドの位置決め精度の良好な固定磁気ディスク用ロータリ
アクチュエータを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ディス
ク装置用磁気ヘッドは、回転される情報記録媒体に対面
又は接触するスライダ部と、このスライダ部に設けられ
情報記録媒体上に磁気記録再生するトランスデューサ部
と、このトランスデューサ部に設けられ磁束を取り込む
磁気ギャップ部とを備え、前記磁気ギャップ部は情報記
録媒体の進行方向に対して10°〜50°傾いているこ
とを特徴とする。
【0013】この場合に、磁気ギャップ部はスライダ部
の一端側に設けられ、スライダ部の主長手方向に対して
10°〜50°傾いていることが好ましい。また、スラ
イダ部は、鈍角の隅角部をもつ6角形の平面形状をして
おり、その鈍角の隅角部近傍に1対のトランスデューサ
部を備えていることが好ましい。このような磁気ヘッド
では鋭角の隅角部が無いため、磁気ギャップ部を含むト
ランスデューサ部が破損しにくい。
【0014】本発明に係る磁気ディスク装置用アクチュ
エータは、先端に磁気ヘッドを搭載したヘッドアーム
と、このヘッドアームの基端側を支持するキャリッジ部
と、このキャリッジ部を揺動可能に支持するピボット部
と、このピボット部のまわりに前記キャリッジ部を揺動
させるボイスコイルモータと、前記ピボット部と前記キ
ャリッジ部との間に設けられた粘弾性部材と、を有する
ことを特徴とする。
【0015】なお、粘弾性部材はシリコン樹脂のような
安定した樹脂で成形する。粘弾性部位は樹脂のみでな
く、ばね部材を点在させてもよい。また、ピボット部に
はボールベアリングを用いることが好ましく、滑り軸受
を用いてもよい。
【0016】本発明に係る磁気ディスク装置は、情報記
録媒体を回転させる手段と、回転される情報記録媒体に
対面又は接触するスライダ部と、このスライダ部に設け
られ情報記録媒体上に磁気記録再生するトランスデュー
サ部と、このトランスデューサ部に設けられ磁束を取り
込む磁気ギャップ部と、前記トランスデューサ部を搭載
したヘッドスライダ部と、このヘッドスライダ部を揺動
可能に支持するアクチュエータと、を備えた磁気ディス
ク装置において、前記アクチュエータは、先端に磁気ヘ
ッドを搭載したヘッドアームと、このヘッドアームの基
端側を支持するキャリッジ部と、このキャリッジ部を揺
動可能に支持するピボット部と、このピボット部のまわ
りに前記キャリッジ部を揺動させるボイスコイルモータ
と、前記ピボット部と前記キャリッジ部との間に設けら
れた粘弾性部材と、を有し、かつ、前記磁気ギャップ部
が情報記録媒体の進行方向に対して10°〜50°傾い
ていることを特徴とする。
【0017】
【作用】磁気ヘッドの磁気ギャップ部とメディアの進行
方向とがなす角度をθとすると、θ=0°では情報を記
録することができないため、一般にはθ=90°で使用
されている。
【0018】この場合、メディア上に記録されている磁
気記録幅はほぼ磁気ギャップ幅と同じになる。磁気ギャ
ップ幅をWg、磁気記録幅をWmとすると下式(1)の
関係が成り立つ。
【0019】 Wg≒Wm/Sin(θ) …(1) 角度θを10°〜50°の範囲に設定すると、上式
(1)から磁気ギャップ幅Wgは約1.3Wm〜5.7
Wmとなるので、磁気記録幅Wmよりも大きい幅の磁気
ギャップ幅Wgを利用することができる。このため、磁
気記録幅Wmが1μmを下回るような狭トラックメディ
アであっても、磁気ギャップ幅Wgを十分に大きくとる
ことができる。
【0020】また、磁気ギャップ幅Wgが大きくなるた
め、狭いトラックであるにもかかわらず、磁気ギャップ
を通過する総磁束量は多くなり、検出出力も大きくで
き、磁気記録されて信号を精度よく再生できる。
【0021】なお、交差角度θの下限値を10°とした
理由は、10°を下回る磁気ギャップの傾きは従来方式
においても誤差範囲として許容されていたからである。
このため角度θが10°を下回るものを除外する。
【0022】一方、交差角度θの上限値を50°とした
理由は、50°を上回ると磁気ギャップ幅Wgが小さく
なりすぎて記録再生用のトランスデューサ部を製作する
ことができなくなるからである。なお、交差角度θは3
0°であることが最適である。交差角度θを30°とし
たときの磁気ギャップ幅Wgは磁気記録幅の約2倍とな
る。
【0023】トランスデューサ部はスライダ部の一端側
に設けられ、磁気ギャップ部をスライダ部の主長手方向
に対して10°から50°までの範囲に傾けている。浮
上方式の磁気ヘッドでは磁気ヘッドの主長手方向に空気
軸受けを構成するスライダ部を形成し、最低浮上量にな
る一端に磁気ギャップを配置することにより、効率よく
記録再生できる。また、スライダ部の方向をメディアの
進行方向に一致させると浮上特性が安定するため、磁気
ギャップを磁気ヘッドの主長手方向に対して10°〜5
0°傾けて設けることにより、安定したヘッド浮上量を
保つことができる。
【0024】なお、磁気ヘッドは浮上方式だけでなく、
接触方式の磁気ヘッドについても同様の議論が成り立
つ。真空中以外の気体あるいは液体中で接触型磁気ヘッ
ドを動作させるときは、必ず気体あるいは液体が磁気ヘ
ッドとメディアとの間に入り込み、磁気ギャップ部等の
一部が接触した状態でも磁気ヘッド全体では気体あるい
は液体により正あるいは負の圧力が発生する。このため
磁気ヘッドは安定した姿勢を保ちつつ浮上型ヘッドのス
ライダ部あるいは同等機能の形状を用いる必要があり、
磁気ヘッドの一端に磁気ギャップ部を配置することによ
り安定した接触状態を保ち効率よく記録再生できる。ま
た、スライダ部の主長手方向をメディアの進行方向に一
致させると接触状態が安定するため、磁気ギャップ部を
磁気ヘッドの主長手方向に対し、10〜50度傾けて取
り付けることにより、安定した接触状態を保ちつつ磁気
ギャップ部をメディアの進行方向に対して10〜50度
傾けることができる。
【0025】次に、アクチュエータの作用について説明
する。先端に磁気ヘッドを搭載する複数個のヘッドアー
ムと、該ヘッドアームを支持するキャリッジ部と、キャ
リッジ部を駆動するボイスコイルとは一体的に構成さ
れ、回転支持するピボット部に粘弾性部を介して接続さ
れているため、ピボット部が作る回転ばね定数と粘弾性
部の回転ばね定数が直列に接続されていることと等価に
なる。このため、粘弾性部の回転ばね定数をピボット部
の回転ばね定数に対して十分低くすれば、合成された回
転ばね定数はほとんど粘弾性部の回転ばね定数だけで決
定されることになる。
【0026】また、両者の回転ばね定数が同じ程度であ
っても合成された回転ばね定数は半減するため、共振周
波数は1/√2倍(2の平方根分の1)に低下する。こ
の結果、ばね部を付加した分だけ確実に低域の共振周波
数は低下し、低域のサーボゲインは大きくなるので、ヘ
ッドの位置決め精度を向上させることができる。
【0027】ここで、ボールベアリングが回転ばね特性
を持つのは極微少変位の間だけなので、特定の位置にヘ
ッドが位置決めされているときはピボット部と粘弾性部
が協同してばねとして働くことになるが、磁気ヘッドを
内外周に動かせる等大変位になると、ピボット部は滑り
出し低摩擦で動き常識的なボールベアリングとして働く
ため粘弾性部は摩擦相当分だけ微少変位するだけで、ア
クチュエータの動きには悪影響を与えない。また、粘弾
性部の変位はほとんど発生しないので、大変位による非
線形性のためにばね特性が大幅に変化することもない。
【0028】ピボット部は一般的にはボールベアリング
であるが、滑り軸受であってもよい。滑り軸受はボール
ベアリングにある回転ばね性は無いが摩擦力が大きい。
摩擦力があると位置決めサーボを掛けても摩擦力相当の
不感帯が生じヘッド位置決め精度が悪化する。本発明で
はキャリッジとの間にばね部があるため摩擦力の分だけ
ばね部がたわみアクチュエータ全体としては摩擦力が無
いように見え、摩擦力によるヘッド位置決め精度の悪化
を生じない。以上のように本発明に係るアクチュエータ
では、低域の共振周波数は低下し、低域のサーボゲイン
は大きくなるので、ヘッドの位置決め精度が向上する。
【0029】
【実施例】以下、添付の図面を参照しながら本発明の種
々の実施例について説明する。図1はロータリーアクチ
ュエータを用いた磁気ディスク装置1の概略を示したも
のである。ディスク2はスピンドル12に装着され、所
定の回転数で回転されるようになっている。ヘッド13
は薄板状のサスペンション14の先端に取り付け支持さ
れ、ディスク2の記録再生面に接触されるようになって
いる。ヘッド13には情報の記録及び再生を行うための
電磁変換部(図示せず)が搭載されている。さらにサス
ペンション14はアーム15の一端側に連結されてい
る。このアーム15は駆動コイル19aを保持するボビ
ン部等を有している。一方、アーム15の他端側にはリ
ニアモータの一種であるボイスコイルモータ19が設け
られている。ボイスコイルモータ19は、アーム15の
ボビン部に巻き上げられた駆動コイル19aと、それを
挟み込むように対向して配置された永久磁石及び対向ヨ
ークからなる磁気回路とを有する。アーム15は、ピボ
ット17の上下2カ所に設けられたボールベアリング
(図示せず)によって揺動可能に支持されている。ピボ
ット17まわりに設けられたボールベアリングはキャリ
ッジ18によって保持されている。
【0030】図2に示すように、磁気ヘッド支持機構は
位置決めサーボ駆動系によって動作制御されるようにな
っている。位置決めサーボ駆動系はヘッド位置検出セン
サ(図示せず)、電源31,32及びコントローラ30
を備えたフィードバック制御回路からなり、ヘッド13
の位置検出結果に基づきコントローラ30から各電源3
1,32に信号が送られると、ボイスコイルモータ19
の駆動コイル19a及びヘッド部圧電素子(図示せず)
がそれぞれ駆動されるようになっている。
【0031】図3に示すように、ロータリアクチュエー
タは6本のサスペンション14を有し、各サスペンショ
ン14の先端には磁気ヘッド13がそれぞれ設けられて
いる。これら3組1対で合計6個の磁気ヘッド13を用
いて3枚のメディアを両面同時記録再生できるようにな
っている。サスペンション14は4本のヘッドアーム部
15によって片持ち支持され、さらにヘッドアーム部1
5はキャリッジ部18によって片持ち支持されている。
符号19aは駆動コイルであり、図示しない磁気回路と
共に駆動コイル19aはボイスコイルモータ19を構成
している。
【0032】ピボット部17は、固定軸28と、固定軸
28の外周に嵌められた上下1対のボールベアリング2
7と、保持筒26と、を有する。保持筒26は、上下1
対のボールベアリング27を固定軸28まわりに保持す
るとともに、粘弾性部材25を介してピボット部17全
体をキャリッジ部18内に保持するための部材である。
固定軸28は複数本のネジで本体フレーム(図示せず)
に固定されている。なお、駆動コイル19aは接着剤等
でキャリッジ部18に固着されている。
【0033】粘弾性部材25はシリコンゴムよりなり、
キャリッジ部18と保持筒26との間隙を満たしてい
る。粘弾性部材25にはシリコンゴムの他に高減衰能を
もつ弾性体としてネオプレンゴム、ブチルゴム等種々の
ものを用いることができる。
【0034】キャリッジ部18にピボット部固定軸28
まわりの回転力を作用させると、粘弾性部材25にはせ
ん断力が働くが、粘弾性部材25は筒状になっているた
め容易に回転変位及び変形し、せん断力で破断されるこ
とはない。このように粘弾性部材25は比較的弱い回転
ばねとして働く。この結果、ピボット軸28回りの共振
周波数は低いものになる。
【0035】次に、図4及び図5を参照しながら本発明
の第1実施例に係る磁気ヘッドについて説明する。図4
には磁気ヘッドを示し、図5には磁気抵抗素子の分離型
ヘッドの場合の磁気ギャップとメディア上の磁気パター
ンとの関係を示している。
【0036】磁気ヘッド13の本体はサスペンション1
4によって片持ち支持されている。二本平行のスライダ
部(13a,13b),(13c,13d)はエアベア
リングを構成し、磁気ヘッド13の全体をメディア2の
表面からわずかに浮上させる役割をもっている。一方の
スライダ部13b,13dは他方の13a,13cより
上流側にあり、わずかにテーパを形成している。部位1
3eはエアベアリングとして機能しない部分であり、削
り込みによりスライダ部13a〜13dの面より少し凹
ませている。
【0037】トランスデューサ部42は磁気ヘッド13
の本体とは別体でつくられた電磁変換部分を含み、磁気
ヘッド本体内に埋め込まれている。磁気ギャップ部43
はトランスデューサ部42の近傍に形成されている。
【0038】図5に示すように、磁気ギャップ部43は
メディアの進行方向45に対して角度θだけ傾いて交差
している。このような磁気ギャップ部43の配置によっ
てメディア上には進行方向45に対して角度θだけ傾い
た記録トラック44が形成される。なお、θは磁気ギャ
ップと進行方向の角度、Wgwは記録用磁気ギャップの
幅、Wgrは再生用磁気ギャップ幅、Wmは磁気記録幅
をそれぞれ表わす。
【0039】記録用磁気ギャップと記録トラックとが斜
めに交差していると磁気ギャップ両端で記録波形が歪
む。歪の少ない再生波形を得るため再生用磁気ギャップ
を記録用磁気ギャップと平行に配置し、長さはより短く
し、歪んだ部分を再生しないようにしている。なお、誘
導型ヘッドの場合は記録再生兼用なので、再生用磁気ギ
ャップはない。
【0040】交差角度θの値は10°〜50°の範囲で
あることが望ましい。角度θが50度を越えて大きくな
ると磁気ギャップ幅Wgが小さくなりすぎ、トランスデ
ューサ部の製作が困難になるからである。なお、交差角
度θは30°であることが最適である。交差角度θを3
0°としたときの磁気ギャップ幅Wgは磁気記録幅の約
2倍となる。
【0041】次に、図6を参照しながら第2実施例の磁
気ヘッドについて説明する。磁気ヘッド53の本体は図
示しないサスペンション14により片持ち支持されてい
る。二本平行のスライダ部(53a,53b),(53
c,53d)はエアベアリングを構成し、磁気ヘッド5
3の全体をメディア2の表面からわずかに浮上させる役
割をもっている。一方のスライダ部53b,53dは他
方の53a,53cより上流側にあり、わずかにテーパ
を形成している。部位53eはエアベアリングとして機
能しない部分であり、削り込みによりスライダ部53a
〜53dの面より少し凹ませている。
【0042】1対のトランスデューサ部(図示せず)は
磁気ヘッド53の本体とは別体でつくられた電磁変換部
分を含み、磁気ヘッド本体内に埋め込まれている。磁気
ギャップ部56は各トランスデューサ部の近傍にそれぞ
れ形成されている。磁気ギャップ部56は主長手方向に
対して交差角度θでカットした面に平行に他のトランス
デューサ部とともに付設されている。交差角度θの値は
10〜50度の範囲であり、30度が最適なものであ
る。ハンダポスト57はトランスデューサ部の回路に連
絡する端子であって、トランスデューサ部と同時に同一
面に製作される。これらハンダポスト57には配線され
るようになっている。カット面部53f,53gは磁気
ギャップ部56より後方にあるスライダ面をなくすため
堀り込んだ面である。このカット面部53f,53gが
あると、磁気ヘッド53とメディア2が接触することが
あったとしても鋭角に尖った頂角がないため、メディア
の記録面が損傷しにくい。この磁気ヘッド53を上方か
ら見ると、メディア2の走行方向45に沿ってヘッドの
主長手が延びた6角形状をなしている。
【0043】なお、トランスデューサ部はMRあるいは
GMRが適している。読み書き両ギャップは同一角度ず
れているとともに、両ギャップの中心が同一の記録トラ
ックの中心を概略通るようにしている。
【0044】図8に示すように、6角形状の磁気ヘッド
53は長手方向の主軸に対して対称になるように各面5
3p,53q,53r,53sが形成されている。この
ため6角形状の磁気ヘッド53は安定した浮上特性がえ
られる。また、この6角形状のヘッドはスライダ部およ
びθ度傾いた斜面53qを含んだ最小面積のものであっ
て、磁気ヘッドの軽量化に効果があり、浮上特性が安定
する。
【0045】トランスデューサは誘導型のものでも良い
が、磁気抵抗素子(MR、GMR)等が最適である。こ
れらの素子は感度が高いため狭トラックに向いている。
ただし、磁気抵抗素子の場合、ライトギャップとリード
ギャップが分離したものが大半なので、この場合両ギャ
ップの傾きを同じにし平行にするとともに、両ギャップ
の中心が記録トラックの中心を概略通るように構成する
必要がある。
【0046】図7に第3実施例の磁気ヘッド63を示
す。この第3実施例の磁気ヘッド63は接触方式であ
る。磁気ヘッド63の本体は、図示しないサスペンショ
ン14によって支持され、全体は直方体に近い。磁気ヘ
ッド63の主長手方向に対して角度θでカットした面に
平行に磁気ギャップ部66が他のトランスデューサ部
(図示せず)とともに付設されている。交差角度θの値
は10〜50度の範囲であり、30度が最適なものであ
る。符号67はトランスデューサに連絡するハンダポス
トであり、トランスデューサと同時に同一面に製作され
る。符号63aはエアベアリング面であり、符号63
b,63cは磁気ギャップ部66の左右を削りこみ、磁
気ギャップ部66の位置する磁気ヘッド後半部のエアベ
アリング効果を減少させている。磁気ヘッドの前半部は
エアベアリング効果でわずかに浮き上がり、後半部はエ
アベアリング効果が期待できないため、磁気ヘッド63
は磁気ギャップ部66の近傍でメディア2と接触するこ
とになる。この場合もトランスデューサ部にはやはり高
感度のMRあるいはGMRが適している。
【0047】次に、アクチュエータの変形例について説
明する。図9に示すように、ピボット部の粘弾性部材2
5をパイプ状の内外1組の拘束材29a,29bの相互
間に挿入してもよい。拘束材29a,29bは粘弾性部
材25と同心の複数のパイプ状のものであって、粘弾性
部の厚さを薄くし、複数の粘弾性部材25を同心に配置
した構成となる。この場合に、ばね部材が直列に入った
ことになるため回転ばね定数はより低いものとなる。パ
イプ状拘束材29a,29bは金属やプラスチック薄板
が適しており、粘弾性部材との接合を良くするため適当
に穴部が開けてあるものがよい。
【0048】図10に示すように、分割型の粘弾性部材
25aをキャリッジ18と保持筒26との相互間に挿入
するようにしてもよい。図11に示すように、可動部7
7及び固定軸78からなる滑り軸受をピボット部17に
用いてもよい。この場合に、ばね座金70を滑り軸受7
7,78の下端側に設け、ばね座金70によって滑り軸
受77,78にピボット軸方向の予圧を加えるようにし
ている。この予圧は、滑り軸受可動部77と固定軸78
との間にクリアランスがあるために発生するガタを防止
するためにある。
【0049】このようにすると、外力等があったとき外
力の影響が低減し、磁気ヘッドの位置決め精度が高くな
る。この予圧の方向はピボット軸方向に限らずピボット
軸に直交する方向に掛けても同様の効果が得られる。ま
た、滑り軸受けの加工精度が悪く軸受け部のガタが無い
ときは特に予圧部は設ける必要はない。
【0050】次に、上記実施例のアクチュエータの作用
効果について説明する。図3に示すように、キャリッジ
部18にピボット軸28回りの回転力が作用すると粘弾
性部材25にはせん断力が働くため、粘弾性部材25は
回転ばねとして働く。
【0051】ヘッド位置決め時は滑り軸受け摩擦のため
動かないが、粘弾性部材25が曲がって磁気ヘッド13
の位置決めをする。力が内外周に動くときは滑り軸受け
の摩擦力以上の力がかかるため、滑り軸受けは滑って粘
弾性部には摩擦力以上の力は加わらないようになってい
る。
【0052】また、図11に示すように、ばね座金70
によって加えられるピボット軸方向の予圧は、滑り軸受
可動部77と固定軸78との間にクリアランスがあるた
めに発生するガタを防止するためにある。この予圧によ
り外力等があったとき外力の影響が低減し、磁気ヘッド
の位置決め精度が高くなる。この予圧の方向はピボット
軸方向に限らずピボット軸に直交する方向に掛けても同
様の効果が得られる。また、滑り軸受けの加工精度が悪
く軸受け部のガタが無いときは特に予圧部は設ける必要
はない。
【0053】図12は、横軸に周波数(Hz)をとり、
縦軸にゲイン(dB)をとって本発明の粘弾性部をもつ
アクチュエータにつきゲインの周波数特性を調べた結果
を示す。
【0054】図13は、横軸に周波数(Hz)をとり、
縦軸に位相(deg)をとって本発明の粘弾性部をもつ
アクチュエータにつき位相の周波数特性を調べた結果を
示す。
【0055】図14及び図16は、横軸に周波数(H
z)をとり、縦軸にゲイン(dB)をとって従来の粘弾
性部の無いアクチュエータにつきゲインの周波数特性を
調べた結果を示す。
【0056】図15及び図17は、横軸に周波数(H
z)をとり、縦軸に位相(deg)をとって従来の粘弾
性部の無いアクチュエータにつき位相の周波数特性を調
べた結果を示す。
【0057】これらの特性線図のうち図12乃至図15
の縦軸は力に対する加速度の割合(加速度/力)に対応
するゲイン及び位相の測定値を示したものであり、図1
6及び図17の縦軸は力に対する変位の割合(変位/
力)に対応するゲイン及び位相の測定値を示したもので
ある。
【0058】図12及び図13によれば実施例アクチュ
エータの共振点は周波数62.5Hzのところに出現し
ている。これに対して図14及び図15の比較例ではア
クチュエータの共振点Xaは周波数110Hzのところ
に出現し、図16及び図17の比較例ではアクチュエー
タの共振点Xaは周波数100Hzのところに出現して
いる。このように粘弾性部材を設けたアクチュエータで
は従来のものに比べて共振点が低い周波数領域に移動す
ることが判明した。
【0059】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドによれば、高密度記
録に適した狭記録トラックであっても出力が大きく安定
した記録再生をすることができる。また、本発明のアク
チュエータによれば、ボールベアリングが作る低域の共
振の影響を低減し、低域のサーボゲインを大きくし、ヘ
ッドの位置決め精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ディスク装置の全体概要を示す分解斜視
図。
【図2】磁気ヘッドの支持機構及びその制御系を示す構
成ブロック図。
【図3】磁気ディスク装置用アクチュエータを示す縦断
面図。
【図4】本発明の第1実施例に係る磁気ヘッドを示す斜
視図。
【図5】磁気ギャップと情報記録媒体上の磁気パターン
(トラック)との関係を示す模式図。
【図6】本発明の第2実施例に係る磁気ヘッドを示す斜
視図。
【図7】本発明の第3実施例に係る磁気ヘッドを示す斜
視図。
【図8】磁気ヘッドを示す平面模式図。
【図9】アクチュエータの一部を示す分解斜視図。
【図10】アクチュエータの一部を示す平面図。
【図11】アクチュエータの変形例を示す縦断面図。
【図12】本発明の周波数とゲインとの関係(加速度/
力)を示す特性線図。
【図13】本発明の周波数と位相との関係(加速度/
力)を示す特性線図。
【図14】従来の周波数とゲインとの関係(加速度/
力)を示す特性線図。
【図15】従来の周波数と位相との関係(加速度/力)
を示す特性線図。
【図16】従来の周波数とゲインとの関係(変位/力)
を示す特性線図。
【図17】従来の周波数と位相との関係(変位/力)を
示す特性線図である。
【符号の説明】
11…滑り軸受け固定軸、12…滑り軸受け可動部、1
3…ばね座がね 13,53,63…磁気ヘッド本体 13a,13b,13c,13d,63a…スライダー
面 13e,53e,53f,53g,63b,63c…削
り込み部 14…サスペンション 15…アーム部 17…ピボット部 18…キャリッジ部 19a…駆動コイル 25,25a…粘弾性部材 26…保持筒 27,77…軸受 28,78…固定軸 29…拘束部材 42…トランスデューサ部 43,56…磁気ギャップ部 44…記録トラック 45…メディアの進行方向 57…ハンダポスト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転される情報記録媒体に対面又は接触
    するスライダ部と、このスライダ部に設けられ情報記録
    媒体上に磁気記録再生するトランスデューサ部と、この
    トランスデューサ部に設けられ磁束を取り込む磁気ギャ
    ップ部とを備え、 前記磁気ギャップ部は情報記録媒体の進行方向に対して
    10°〜50°傾いていることを特徴とする磁気ディス
    ク装置用磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 磁気ギャップ部は、スライダ部の一端側
    に設けられ、スライダ部の主長手方向に対して10°〜
    50°傾いていることを特徴とする請求項1記載の磁気
    ディスク装置用磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 スライダ部は鈍角の隅角部をもつ6角形
    の平面形状をしており、その鈍角の隅角部近傍に1対の
    トランスデューサ部を備えていることを特徴とする請求
    項2記載の磁気ディスク装置用磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 先端に磁気ヘッドを搭載したヘッドアー
    ムと、 このヘッドアームの基端側を支持するキャリッジ部と、 このキャリッジ部を揺動可能に支持するピボット部と、 このピボット部のまわりに前記キャリッジ部を揺動させ
    るボイスコイルモータと、 前記ピボット部と前記キャリッジ部との間に設けられた
    粘弾性部材と、を有することを特徴とする磁気ディスク
    装置用アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 情報記録媒体を回転させる手段と、回転
    される情報記録媒体に対面又は接触するスライダ部と、
    このスライダ部に設けられ情報記録媒体上に磁気記録再
    生するトランスデューサ部と、このトランスデューサ部
    に設けられ磁束を取り込む磁気ギャップ部と、前記トラ
    ンスデューサ部を搭載したヘッドスライダ部と、このヘ
    ッドスライダ部を揺動可能に支持するアクチュエータ
    と、を備えた磁気ディスク装置において、 前記アクチュエータは、 先端に磁気ヘッドを搭載したヘッドアームと、 このヘッドアームの基端側を支持するキャリッジ部と、 このキャリッジ部を揺動可能に支持するピボット部と、 このピボット部のまわりに前記キャリッジ部を揺動させ
    るボイスコイルモータと、 前記ピボット部と前記キャリッジ部との間に設けられた
    粘弾性部材と、を有し、かつ、 前記磁気ギャップ部が情報記録媒体の進行方向に対して
    10°〜50°傾いていることを特徴とする磁気ディス
    ク装置。
JP5763195A 1995-03-16 1995-03-16 磁気ディスク装置用磁気ヘッド、アクチュエータ及び磁気ディスク装置 Pending JPH08255330A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199645A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Seiko Instruments Inc アーム支持機構および情報再生装置

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JP2009199645A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Seiko Instruments Inc アーム支持機構および情報再生装置

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