JPH082551Y2 - 迅速継手のホースエンド用プラグ - Google Patents
迅速継手のホースエンド用プラグInfo
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- JPH082551Y2 JPH082551Y2 JP1989085383U JP8538389U JPH082551Y2 JP H082551 Y2 JPH082551 Y2 JP H082551Y2 JP 1989085383 U JP1989085383 U JP 1989085383U JP 8538389 U JP8538389 U JP 8538389U JP H082551 Y2 JPH082551 Y2 JP H082551Y2
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- JP
- Japan
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- plug
- hose end
- split ring
- diameter
- circumferential groove
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- Joints With Pressure Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホースエンドに取付けるための迅速継手の
プラグに関する。
プラグに関する。
従来、第６図に示すように、ソケット嵌着部（21）に
延長筒部（22）を一体連設し、延長筒部（22）に外嵌さ
せた割スリーブ（23）に、袋ナット（24）を外嵌螺合さ
せ、多数の締付用舌片（25）を有する割筒状体（26）を
延長筒部（22）と袋ナット（24）で挟持させ、ホースエ
ンド（Ｃ）と延長筒部（22）の間をシールするシールリ
ング（27）を設け、袋ナット（24）の締込みに伴ってそ
の当り部（24a）による締付用舌片（25）への押圧作用
でホースエンド（Ｃ）に締付用舌片（25）を圧接して、
ホースエンド（Ｃ）からプラグ（Ｂ）の抜出しを阻止す
るように構成していた。
延長筒部（22）を一体連設し、延長筒部（22）に外嵌さ
せた割スリーブ（23）に、袋ナット（24）を外嵌螺合さ
せ、多数の締付用舌片（25）を有する割筒状体（26）を
延長筒部（22）と袋ナット（24）で挟持させ、ホースエ
ンド（Ｃ）と延長筒部（22）の間をシールするシールリ
ング（27）を設け、袋ナット（24）の締込みに伴ってそ
の当り部（24a）による締付用舌片（25）への押圧作用
でホースエンド（Ｃ）に締付用舌片（25）を圧接して、
ホースエンド（Ｃ）からプラグ（Ｂ）の抜出しを阻止す
るように構成していた。
しかし、プラグ（Ｂ）をホースエンド（Ｃ）に取付け
た時、ホースエンド先端からのプラグ突出量（Ｌ）がか
なり大きくなり、ボックスコックに取付ける場合にプラ
グ突出のため蓋を閉められなかったり、外部露出したホ
ースエンド（Ｃ）に取付ける場合にプラグ（Ｂ）がじゃ
まになり、使用面で改良の余地があった。
た時、ホースエンド先端からのプラグ突出量（Ｌ）がか
なり大きくなり、ボックスコックに取付ける場合にプラ
グ突出のため蓋を閉められなかったり、外部露出したホ
ースエンド（Ｃ）に取付ける場合にプラグ（Ｂ）がじゃ
まになり、使用面で改良の余地があった。
また、ソケット嵌着部（21）に連設の延長筒部（22）
以外にも、割スリーブ（23）や袋ナット（24）などの構
成部材を必要とし、多数の部材を複雑に組合せた構造で
あるため、製作コストが高くなり、価格面でも改良の余
地があった。
以外にも、割スリーブ（23）や袋ナット（24）などの構
成部材を必要とし、多数の部材を複雑に組合せた構造で
あるため、製作コストが高くなり、価格面でも改良の余
地があった。
本考案の目的は、プラグの外れ止めを確実に実現しな
がら、ホースエンド先端からのプラグ突出量を大幅に減
少でき、しかも、構成部材の点数を減らしてコストダウ
ンを十分に図れるようにする点にある。
がら、ホースエンド先端からのプラグ突出量を大幅に減
少でき、しかも、構成部材の点数を減らしてコストダウ
ンを十分に図れるようにする点にある。
本第１考案の特徴構成は、 外周部にソケット嵌着部を有し、かつ、内部のほぼ全
長にわたってホースエンド挿入部を有するプラグを一体
的に形成し、 前記プラグの内面に形成した周溝に弾性割リングを内
嵌させ、 前記割リングを自由状態において前記周溝の入口の直
径よりも大きい外径を有し、かつ、ホースエンド外面の
周溝の入口の直径よりも小さい内径を有する形状に形成
し、 前記プラグの内面のうちその周溝に臨む部分に、ホー
スエンドに対するプラグの引抜きに伴って前記割リング
に縮径方向への外力を付与するカム面を前記プラグと一
体的に形成したことにあり、その作用は次の通りであ
る。
長にわたってホースエンド挿入部を有するプラグを一体
的に形成し、 前記プラグの内面に形成した周溝に弾性割リングを内
嵌させ、 前記割リングを自由状態において前記周溝の入口の直
径よりも大きい外径を有し、かつ、ホースエンド外面の
周溝の入口の直径よりも小さい内径を有する形状に形成
し、 前記プラグの内面のうちその周溝に臨む部分に、ホー
スエンドに対するプラグの引抜きに伴って前記割リング
に縮径方向への外力を付与するカム面を前記プラグと一
体的に形成したことにあり、その作用は次の通りであ
る。
外周部にソケット嵌着部を有するプラグ内部のほぼ全
長にわたってホースエンド挿入部を有するものであるか
ら、ホースエンドをソケット嵌着部の先端近くまで差込
んで、ホースエンド先端からのプラグ突出量を極めて小
さくすることが可能であり、ボックスコックに取付ける
場合に蓋したケース内にプラグを収納でき、また、外部
露出したホースエンドに取付ける場合にプラグがじゃま
にならず、使用面で有利である。
長にわたってホースエンド挿入部を有するものであるか
ら、ホースエンドをソケット嵌着部の先端近くまで差込
んで、ホースエンド先端からのプラグ突出量を極めて小
さくすることが可能であり、ボックスコックに取付ける
場合に蓋したケース内にプラグを収納でき、また、外部
露出したホースエンドに取付ける場合にプラグがじゃま
にならず、使用面で有利である。
プラグと割リングをホースエンドに差込むと、割リン
グの内径が小さいために割リングがホースエンド外面に
より弾性的に拡径されながら押込まれて、ホースエンド
外面の周溝に嵌入され、その状態で、ホースエンドから
プラグを引抜く力が作用すると、カム面による割リング
縮径力で割リングがホースエンドに圧接されて、プラグ
の抜止めを確実に実現でき、したがって、プラグがホー
スエンドから不測に外れることを確実に阻止できる。こ
のようにしてホースエンド先端からのプラグ突出量を極
めて小さくすることができ、かつ、プラグの不測の外れ
も確実に阻止できるにもかかわらず、弾性割リングを内
嵌するための周溝や、その割リングに縮径方向への外力
を付与するカム面などをプラグそのものに一体的に形成
するものであるから、前述した従来構造のものと比較し
て、構成部材の点数を減少させることができるととも
に、構造も大幅に簡素化することができ、コストダウン
をも図ることができる。
グの内径が小さいために割リングがホースエンド外面に
より弾性的に拡径されながら押込まれて、ホースエンド
外面の周溝に嵌入され、その状態で、ホースエンドから
プラグを引抜く力が作用すると、カム面による割リング
縮径力で割リングがホースエンドに圧接されて、プラグ
の抜止めを確実に実現でき、したがって、プラグがホー
スエンドから不測に外れることを確実に阻止できる。こ
のようにしてホースエンド先端からのプラグ突出量を極
めて小さくすることができ、かつ、プラグの不測の外れ
も確実に阻止できるにもかかわらず、弾性割リングを内
嵌するための周溝や、その割リングに縮径方向への外力
を付与するカム面などをプラグそのものに一体的に形成
するものであるから、前述した従来構造のものと比較し
て、構成部材の点数を減少させることができるととも
に、構造も大幅に簡素化することができ、コストダウン
をも図ることができる。
本第２考案の特徴構成は、 外周部にソケット嵌着部を有し、かつ、内部のほぼ全
長にわたってホースエンド挿入部を有するプラグを一体
的に形成し、 前記プラグ内面に形成した周溝に板バネ製の割リング
を内嵌させ、 前記割リングを自由状態において前記周溝の入口の直
径よりも大径の最大径部分を有し、かつ、ホースエンド
外面の周溝の入口の直径よりも小径の最小径部分を有す
る形状に屈曲形成したことにあり、その作用は次の通り
である。
長にわたってホースエンド挿入部を有するプラグを一体
的に形成し、 前記プラグ内面に形成した周溝に板バネ製の割リング
を内嵌させ、 前記割リングを自由状態において前記周溝の入口の直
径よりも大径の最大径部分を有し、かつ、ホースエンド
外面の周溝の入口の直径よりも小径の最小径部分を有す
る形状に屈曲形成したことにあり、その作用は次の通り
である。
外周部にソケット嵌着部を有するプラグ内部のほぼ全
長にわたってホースエンド挿入部を有するものであるか
ら、本第１考案と同様の理由で、ホースエンド先端から
のプラグ突出量を極めて小さくすることができて、使用
面で有利である。
長にわたってホースエンド挿入部を有するものであるか
ら、本第１考案と同様の理由で、ホースエンド先端から
のプラグ突出量を極めて小さくすることができて、使用
面で有利である。
プラグと割リングをホースエンドに差込むと、割リン
グの最小径部分が、小径であるためにホースエンド外面
により弾性的に拡径されながら押込まれて、ホースエン
ド外面の周溝に嵌入し、その状態でホースエンドからプ
ラグを引抜く力が作用しても、割リングの最大径部分が
プラグに引掛かる大径であるため、プラグがホースエン
ドから不測に外れることを確実に阻止できる。
グの最小径部分が、小径であるためにホースエンド外面
により弾性的に拡径されながら押込まれて、ホースエン
ド外面の周溝に嵌入し、その状態でホースエンドからプ
ラグを引抜く力が作用しても、割リングの最大径部分が
プラグに引掛かる大径であるため、プラグがホースエン
ドから不測に外れることを確実に阻止できる。
このようにしてホースエンド先端からのプラグ突出量
を極めて小さくすることができ、かつ、プラグの不測の
外れも確実に阻止できるにもかかわらず、板バネ製の割
リングを内嵌するための周溝をプラグに一体的に形成
し、しかも、その割リングに引掛かってプラグの外れを
阻止するのもプラグそのものであるから、前述した従来
構造のものと比較して、構成部材の点数を減少させるこ
とができるとともに、構造も大幅に簡素化することがで
き、コストダウンをも図ることができる。
を極めて小さくすることができ、かつ、プラグの不測の
外れも確実に阻止できるにもかかわらず、板バネ製の割
リングを内嵌するための周溝をプラグに一体的に形成
し、しかも、その割リングに引掛かってプラグの外れを
阻止するのもプラグそのものであるから、前述した従来
構造のものと比較して、構成部材の点数を減少させるこ
とができるとともに、構造も大幅に簡素化することがで
き、コストダウンをも図ることができる。
本第３考案の特徴構成は、 外周部にソケット嵌着部を有し、かつ、内部のほぼ全
長にわたってホースエンド挿入部を有するプラグを一体
的に形成し、 互いに混合されると接着力を生じる第１接着剤と第２
接着剤を、プラグの内周面に互いに周方向に位相が相違
する配置で付着させたことにあり、その作用は次の通り
である。
長にわたってホースエンド挿入部を有するプラグを一体
的に形成し、 互いに混合されると接着力を生じる第１接着剤と第２
接着剤を、プラグの内周面に互いに周方向に位相が相違
する配置で付着させたことにあり、その作用は次の通り
である。
外周部にソケット嵌着部を有するプラグ内部のほぼ全
長にわたってホースエンド挿入部を有するものであるか
ら、本第１考案と同様の理由で、ホースエンド先端から
のプラグ突出量を微小にできて、使用面で便利である。
長にわたってホースエンド挿入部を有するものであるか
ら、本第１考案と同様の理由で、ホースエンド先端から
のプラグ突出量を微小にできて、使用面で便利である。
プラグをホースエンドに差込んだ後で回転させると、
プラグとホースエンドの間に別々になって存在する第１
接着剤と第２接着剤が混合されて、プラグをホースエン
ドに強力に接着でき、プラグがホースエンドから不測に
外れることを確実に阻止できるとともに、そのための部
材としては、接着剤以外に特別な部材も必要なく、構成
部材の点数の減少と構造の簡素化によりコストダウンを
図ることができる。
プラグとホースエンドの間に別々になって存在する第１
接着剤と第２接着剤が混合されて、プラグをホースエン
ドに強力に接着でき、プラグがホースエンドから不測に
外れることを確実に阻止できるとともに、そのための部
材としては、接着剤以外に特別な部材も必要なく、構成
部材の点数の減少と構造の簡素化によりコストダウンを
図ることができる。
その結果、ホースエンドから不測に外れずに安全面で
優れているばかりで無く、ホースエンド先端からのプラ
グ突出量を微小にできて、使用面で一段と有利な迅速継
手のホースエンド用プラグを提供できるようになった。
優れているばかりで無く、ホースエンド先端からのプラ
グ突出量を微小にできて、使用面で一段と有利な迅速継
手のホースエンド用プラグを提供できるようになった。
また、いずれの構成も前述の従来構造のものと比較し
て、構成部材の点数が少ないばかりか、構造的にも極め
て簡単で、安価にプラグを提供できようになった。
て、構成部材の点数が少ないばかりか、構造的にも極め
て簡単で、安価にプラグを提供できようになった。
次に実施例を示す。
［Ａ］実施例１ 第１図に示すように、ソケット（Ａ）との組合せによ
り迅速継手を形成するプラグ（Ｂ）において、その外周
部にソケット嵌着部（１）を形成するとともに、その内
部のほぼ全長にわたってホースエンド挿入部（２）を形
成し、ホースエンド（Ｃ）の先端をプラグ先端近くまで
差込めるように構成してある。
り迅速継手を形成するプラグ（Ｂ）において、その外周
部にソケット嵌着部（１）を形成するとともに、その内
部のほぼ全長にわたってホースエンド挿入部（２）を形
成し、ホースエンド（Ｃ）の先端をプラグ先端近くまで
差込めるように構成してある。
プラグ内面に形成した周溝（３）に弾性割リング
（４）を内嵌させ、割リング（４）を自由状態において
プラグ内面の周溝（３）の入口の直径（l1）よりも大き
い外径（l2）を有し、かつ、ホースエンド外面の周溝
（５）の入口の直径（l3）よりも小さい内径（l4）を有
する形状に形成してある。
（４）を内嵌させ、割リング（４）を自由状態において
プラグ内面の周溝（３）の入口の直径（l1）よりも大き
い外径（l2）を有し、かつ、ホースエンド外面の周溝
（５）の入口の直径（l3）よりも小さい内径（l4）を有
する形状に形成してある。
つまり、プラグ（Ｂ）と割リング（４）をホースエン
ド（Ｃ）に差込むと、割リング（４）がホースエンド外
面により弾性的に拡径されながら押込まれて、ホースエ
ンド外面の周溝（５）に嵌入されるように構成してあ
る。
ド（Ｃ）に差込むと、割リング（４）がホースエンド外
面により弾性的に拡径されながら押込まれて、ホースエ
ンド外面の周溝（５）に嵌入されるように構成してあ
る。
プラグ内面のうち周溝（３）に臨む部分に、ホースエ
ンド（Ｃ）に対するプラグ引抜きに伴って割リング
（４）に縮径方向への外力を付与するカム面（６）をプ
ラグ（Ｂ）と一体的に形成し、割リング（４）がホース
エンド（Ｃ）に圧接されて、プラグ（Ｂ）の抜止めを図
れるように構成してある。また、割リング（４）に三角
波状の凹凸部（4a）を形成して、凹凸部（4a）によりホ
ースエンド（Ｃ）に対する引掛かりをよくしてある。プ
ラグ（Ｂ）とホースエンド（Ｃ）の間をシールするシー
ルリング（７），（８）をプラグ内面に嵌着してある。
ンド（Ｃ）に対するプラグ引抜きに伴って割リング
（４）に縮径方向への外力を付与するカム面（６）をプ
ラグ（Ｂ）と一体的に形成し、割リング（４）がホース
エンド（Ｃ）に圧接されて、プラグ（Ｂ）の抜止めを図
れるように構成してある。また、割リング（４）に三角
波状の凹凸部（4a）を形成して、凹凸部（4a）によりホ
ースエンド（Ｃ）に対する引掛かりをよくしてある。プ
ラグ（Ｂ）とホースエンド（Ｃ）の間をシールするシー
ルリング（７），（８）をプラグ内面に嵌着してある。
［Ｂ］実施例２ 第２図に示すように、ソケット（Ａ）との組合せによ
り迅速継手を形成するプラグ（Ｂ）において、その外周
部にソケット嵌着部（１）を形成するとともに、その内
部のほぼ全長にわたってホースエンド挿入部（２）を形
成し、ホースエンド（Ｃ）の先端をプラグ先端近くまで
差込めるように構成してある。
り迅速継手を形成するプラグ（Ｂ）において、その外周
部にソケット嵌着部（１）を形成するとともに、その内
部のほぼ全長にわたってホースエンド挿入部（２）を形
成し、ホースエンド（Ｃ）の先端をプラグ先端近くまで
差込めるように構成してある。
プラグ内面に形成した周溝（９）に板バネ製の割リン
グ（10）を内嵌させ、割リング（10）を自由状態におい
てプラグ内面の周溝（５）の入口の直径（l1）よりも大
径の最大径部分（10a）を有し、かつ、ホースエンド外
面の周溝（５）の入口の直径（l3）よりも小径の最小径
部分（10b）を有する形状に屈曲形成してある。
グ（10）を内嵌させ、割リング（10）を自由状態におい
てプラグ内面の周溝（５）の入口の直径（l1）よりも大
径の最大径部分（10a）を有し、かつ、ホースエンド外
面の周溝（５）の入口の直径（l3）よりも小径の最小径
部分（10b）を有する形状に屈曲形成してある。
つまり、プラグ（Ｂ）と割リング（10）をホースエン
ド（Ｃ）に差込むと、割リング（10）の最小径部分（10
b）がホースエンド外面により弾性的に拡径されながら
押込まれて、ホースエンド外面の周溝（５）に嵌入し、
その状態で、ホースエンド（Ｃ）からプラグ（Ｂ）を引
抜く外力が作用しても、割リング（10）の最大径部分
（10a）がプラグ（Ｂ）に引掛かって、プラグ（Ｂ）の
抜止めを図れるように構成してある。
ド（Ｃ）に差込むと、割リング（10）の最小径部分（10
b）がホースエンド外面により弾性的に拡径されながら
押込まれて、ホースエンド外面の周溝（５）に嵌入し、
その状態で、ホースエンド（Ｃ）からプラグ（Ｂ）を引
抜く外力が作用しても、割リング（10）の最大径部分
（10a）がプラグ（Ｂ）に引掛かって、プラグ（Ｂ）の
抜止めを図れるように構成してある。
プラグ（Ｂ）とホースエンド（Ｃ）の間をシールする
シールリング（７），（８）をプラグ内面に嵌着してあ
る。
シールリング（７），（８）をプラグ内面に嵌着してあ
る。
［Ｃ］実施例３ 第３図及び第４図に示すように、ソケット（Ａ）との
組合せにより迅速継手を形成するプラグ（Ｂ）におい
て、その外周部にソケット嵌着部（１）を形成するとと
もに、その内部のほぼ全長にわたってホースエンド挿入
部（２）を形成し、ホースエンド（Ｃ）の先端をプラグ
先端近くまで差込めるように構成してある。
組合せにより迅速継手を形成するプラグ（Ｂ）におい
て、その外周部にソケット嵌着部（１）を形成するとと
もに、その内部のほぼ全長にわたってホースエンド挿入
部（２）を形成し、ホースエンド（Ｃ）の先端をプラグ
先端近くまで差込めるように構成してある。
互いに混合されると接着力を生じる第１接着剤（11）
と第２接着剤（12）を、ゼリー状にして、プラグ内周面
に互いに周方向に位相が相違する配置で粘着や接着によ
り付着させてある。
と第２接着剤（12）を、ゼリー状にして、プラグ内周面
に互いに周方向に位相が相違する配置で粘着や接着によ
り付着させてある。
つまり、プラグ（Ｂ）をホースエンド（Ｃ）に差込ん
だ後で数回転させると、プラグ（Ｂ）とホースエンド
（Ｃ）の間で第１接着剤（11）と第２接着剤（12）を混
合して、接着でプラグ（Ｂ）の抜止めと流体漏洩防止を
図れるように構成してある。
だ後で数回転させると、プラグ（Ｂ）とホースエンド
（Ｃ）の間で第１接着剤（11）と第２接着剤（12）を混
合して、接着でプラグ（Ｂ）の抜止めと流体漏洩防止を
図れるように構成してある。
第１及び第２接着剤（11），（12）は公知の二液性接
着剤から適宜選定されたものである。
着剤から適宜選定されたものである。
次に別実施例を説明する。
プラグ（Ｂ）の形状は適当に変更できる。
第１考案及び第２考案において、割リング（４），
（10）の断面形状は適当に変更でき、また、プラグ内面
の周溝（３），（９）の形状も適当に変更でき、シール
リング（７），（８）の個数も適当に変更できる。例え
ば、第２考案において、割リング（10）は全体に割った
ものでも、あるいは最大径部分（10a）側を環状にして
最小径部分（10b）側を割ったものでもよく、又、割リ
ング（10）の断面形状を第５図に示すようにしてもよ
い。
（10）の断面形状は適当に変更でき、また、プラグ内面
の周溝（３），（９）の形状も適当に変更でき、シール
リング（７），（８）の個数も適当に変更できる。例え
ば、第２考案において、割リング（10）は全体に割った
ものでも、あるいは最大径部分（10a）側を環状にして
最小径部分（10b）側を割ったものでもよく、又、割リ
ング（10）の断面形状を第５図に示すようにしてもよ
い。
第３考案において、第１及び第２接着剤（11），（1
2）の個数や配置は適当に変更できる。
2）の個数や配置は適当に変更できる。
迅速継手の用途は不問であり、例えば、都市ガス、天
然ガス、プロパン等の各種ガス燃料等に適用できる。
然ガス、プロパン等の各種ガス燃料等に適用できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
第１図は本第１考案の実施例を示す断面図である。第２
図は本第２考案の実施例を示す断面図である。第３図は
本第３考案の実施例を示す断面図であり、第４図は第３
図のIV-IV矢視図である。第５図は本第２考案の別実施
例を示す要部断面図である。 第６図は従来例の一部切欠図である。 （１）……ソケット嵌着部、（２）……ホースエンド挿
入部、（３），（９）……プラグ内面の周溝、（４），
（10）……割リング、（５）……ホースエンド外面の周
溝、（10a）……割リングの最大径部分、（10b）……割
リングの最小径部分、（11）……第１接着剤、（12）…
…第２接着剤、（Ｃ）……ホースエンド。
図は本第２考案の実施例を示す断面図である。第３図は
本第３考案の実施例を示す断面図であり、第４図は第３
図のIV-IV矢視図である。第５図は本第２考案の別実施
例を示す要部断面図である。 第６図は従来例の一部切欠図である。 （１）……ソケット嵌着部、（２）……ホースエンド挿
入部、（３），（９）……プラグ内面の周溝、（４），
（10）……割リング、（５）……ホースエンド外面の周
溝、（10a）……割リングの最大径部分、（10b）……割
リングの最小径部分、（11）……第１接着剤、（12）…
…第２接着剤、（Ｃ）……ホースエンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂本 稔秋 大阪府大阪市中央区平野町４丁目１番２号 大阪瓦斯株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−115485（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−108885（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−194276（ＪＰ，Ｕ)
Claims (3)
- 【請求項１】外周部にソケット嵌着部（１）を有し、か
つ、内部のほぼ全長にわたってホースエンド挿入部
（２）を有するプラグ（Ｂ）を一体的に形成し、 前記プラグ（Ｂ）の内面に形成した周溝（３）に弾性割
リング（４）を内嵌させ、 前記割リング（４）を自由状態において前記周溝（３）
の入口の直径（l1）よりも大きい外径（l2）を有し、か
つ、ホースエンド外面の周溝（５）の入口の直径（l3）
よりも小さい内径（l4）を有する形状に形成し、 前記プラグ（Ｂ）の内面のうちその周溝（３）に臨む部
分に、ホースエンド（Ｃ）に対するプラグ（Ｂ）の引抜
きに伴って前記割リング（４）に縮径方向への外力を付
与するカム面（６）を前記プラグ（Ｂ）と一体的に形成
してある迅速継手のホースエンド用プラグ。 - 【請求項２】外周部にソケット嵌着部（１）を有し、か
つ、内部のほぼ全長にわたってホースエンド挿入部
（２）を有するプラグ（Ｂ）を一体的に形成し、 前記プラグ（Ｂ）の内面に形成した周溝（９）に板バネ
製の割リング（10）を内嵌させ、 前記割リング（10）を自由状態において前記周溝（９）
の入口の直径（l1）よりも大径の最大径部分（10a）を
有し、かつ、ホースエンド外面の周溝（５）の入口の直
径（l3）よりも小径の最小径部分（10b）を有する形状
に屈曲形成してある迅速継手のホースエンド用プラグ。 - 【請求項３】外周部にソケット嵌着部（１）を有し、か
つ、内部のほぼ全長にわたってホースエンド挿入部
（２）を有するプラグ（Ｂ）を一体的に形成し、 互いに混合されると接着力を生じる第１接着剤（11）と
第２接着剤（12）を、プラグ（Ｂ）の内周面に互いに周
方向に位相が相違する配置で付着させてある迅速継手の
ホースエンド用プラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989085383U JPH082551Y2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 迅速継手のホースエンド用プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989085383U JPH082551Y2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 迅速継手のホースエンド用プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0323281U JPH0323281U (ja) | 1991-03-11 |
| JPH082551Y2 true JPH082551Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31634503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989085383U Expired - Lifetime JPH082551Y2 (ja) | 1989-07-19 | 1989-07-19 | 迅速継手のホースエンド用プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082551Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12006116B2 (en) | 2018-01-23 | 2024-06-11 | Graphic Packaging International, Llc | Carrier with handle features |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55115485U (ja) * | 1979-02-08 | 1980-08-14 | ||
| JPS60108885U (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-24 | 株式会社ハーマン | 管接続具 |
| JPH024303Y2 (ja) * | 1986-03-19 | 1990-01-31 |
-
1989
- 1989-07-19 JP JP1989085383U patent/JPH082551Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12006116B2 (en) | 2018-01-23 | 2024-06-11 | Graphic Packaging International, Llc | Carrier with handle features |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0323281U (ja) | 1991-03-11 |
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