JPH0792172B2 - 継手付コルゲート管 - Google Patents

継手付コルゲート管

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JPH0792172B2
JPH0792172B2 JP1059049A JP5904989A JPH0792172B2 JP H0792172 B2 JPH0792172 B2 JP H0792172B2 JP 1059049 A JP1059049 A JP 1059049A JP 5904989 A JP5904989 A JP 5904989A JP H0792172 B2 JPH0792172 B2 JP H0792172B2
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和明 山條
博明 入岡
祐二 狭間
昌和 西村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は継手付コルゲート管に関し、詳しくはケーブ
ル保護管などに使用される継手付コルゲート管に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、ケーブル保護管として汎用されるコルゲート管に
は円環状の凹凸を形成したものと、らせん状の凹凸を形
成したものとの二種が知られている。
これらコルゲート管を接続する場合、第7図(イ)に示
すように、円環状コルゲート管A1の場合は、一端に形成
したスリーブ状受口B1内に、他端C1を、いずれかの凹凸
条D1にシール用ゴム輪Eを介挿した上で挿入することが
行なわれ、また、らせん状コルゲート管A2の場合は第7
図(ロ)に示すように一端B1内に他端C2をねじ込むよう
に挿入し、接続することが行なわれる。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、第7図(イ)に示した接続手段の場合、
そのままでは引抜力が作用すると挿口が離脱してしまう
おそれが有り、このために離脱防止具F等を別途取付け
る必要が有り、接続作業時に用意すべき部品点数が多く
なる問題が有った。
一方、第7図(ロ)に示した接続手段の場合、いずれか
のコルゲート管を軸周囲に回転させる必要が有り、長尺
コルゲート管を回転させるにはかなり厄介な作業となる
問題が有った。
もっとも、このようなコルゲート管に例えば実公昭50-2
3865号公報あるいは実開昭54-17115号公報に記載のよう
に、挿口外周に突条を、受口内面に前記突条を受容する
溝を設け、受口を弾性的に拡径変形可能とすることによ
り相互をスナップ的に嵌合させて接続することも考えら
れるが、この場合、挿口外周に設けた突条が挿口外径よ
り径方向外側へ張り出るためこれが障害となって、受口
へ挿口を挿入するのに多大な押圧力を必要とし接続作業
が非常に面倒となる問題があった(例えば実公昭50-238
65号公報)。
また、受口内径を挿口外周の突条より大きくし、その奥
方に挿口外周の突条と嵌合する係合突起を設けた場合
は、接続作業に際しての前記のような問題点はない反
面、挿口外周と受口内面との間に大きな隙間ができ、シ
ール性が全く期待できない問題があった(例えば実開昭
54-17115号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は上記問題点に鑑み、迅速な接続が可能で、し
かも少々の引抜力が作用しても離脱のおそれのない、接
続作業性に優れ、またシール性の良い継手付コルゲート
管を提供することを目的としてなされたものである。
〔課題を解決するに至った技術〕
即ち、この発明の継手付コルゲート管はコルゲート管の
一端に、短筒状部を経てテーパ状に縮径変形させた先端
を前記短筒状部と略同じ外径まで段状に拡径変形させ、
さらにその先端をテーパ状に縮径変形させて成る鏃状投
影形状をなす挿口が一体形成され、一方、前記コルゲー
ト管の他端には前記短筒状部を受容する内径とされた開
口部奥方に、前記鏃状投影形状をなす挿口の段状拡径部
に係合する突起が、周方向に断続的に、管壁の内径方向
への突出変形により成形され、前記開口部内面の前記短
筒状部に対応する位置にシール用ゴム輪装着溝を有する
受口が設けられて成ることを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に、この発明の実施例を説明する。
第1図はこの発明の実施例の一部省略側面図、第2図は
第1図の縦断面図、第3図は第2図のIII-III線断面
図、第4図は接合状態を示す断面図である。
この発明の継手付コルゲート管1はコルゲート管1Aの一
端に、短筒状部2を経てテーパ状に縮径変形させた先端
3Aを図1又は図2に示すように短筒状部2と略同じ外径
まで段状に拡径変形させ、さらにその先端3Bをテーパ状
に縮径変形させて成る鏃状投影形状をなす挿口3が一体
形成され、一方、コルゲート管1Aの他端には短筒状部2
を受容する内径とされた開口部4奥方に、鏃状投影形状
をなす挿口3の段状拡径部3A′に係合する突起5が、第
2図に示すように周方向に断続的に、管壁1Bの内径方向
への突出変形により成形され、開口部4内面の短筒状部
2に対応する位置にシール用ゴム輪5装着溝6を有する
受口7が形成されて構成されている。
上記突起5の周方向断面は第3図に示すように、例えば
三角形断面形状をなす突起形状とされ、軸方向断面形状
は、第2図に示すように一辺が鏃状挿口3の段部3A′を
滑らす傾斜辺5B、他面が段部3A′に対する係合段部5Aを
形成するように構成される。
上記実施例として、受口7内面の内径方向への突起5を
周方向に隙間なく配列した場合を示したが、これに限ら
ず第5図に示すように、一つおき、又は二つおき(図示
例は一おき)に突出成形させる構成としても良い。
また、挿口3の開口端3Bを第6図に示すように外径方向
へそり返らせて成形しても良い。
この場合、接合後において内部に挿通するケーブル等に
対する引掛りが無くなり都合が良い。
そして、接続を行なうには、第4図に示すように受口7
のシール用ゴム輪装着溝6にゴム輪を装着しておいて挿
口3を挿入し、軸方向へ強く押し付け、各段部3A′、5
を係合させるのである。
〔作用〕
この発明の継手付コルゲート管1は、受口7内面に挿口
3外面の段部3A′に係合する突起5が形成され、かつ、
この突起5が容易に変形可能な形状とされているので、
押込時の圧力によって挿口3のテーパ面により突起5が
径方向へ変形し、段部3A′を乗り越えた時点で復元変形
するため、段部3A′と5Aとが係合し、もって離脱困難な
状態に接続される。
また、受口7内面と挿口3外面と隙間は両者の係合部よ
り受口開口部側でシールされるので、両者間の隙間が完
全にシールされると共に、埋設土砂などが係合部まで侵
入することも防止される。
〔効果〕
この発明は以上説明したように、コルゲート管の有する
弾性を利用してこれらに形成した段部を係合させ接続す
るので、他の離脱防止具を要することなく確実に接続で
き、また、挿口の鏃状投影形状を形成する拡径段部の外
径が、短筒状部の外径と略等しくされているため受口に
挿口を挿入する際、この段部が邪魔になることがなく接
続作業も軸方向へ押圧するだけで接続できるので作業が
容易となる。また、係合部より管受口の開口部側をシー
ル用ゴム輪でシールする構成としたので埋設管とする場
合は、係合部に漏水することの他埋設土砂が流れ込むの
も有効に防止できるなど種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の実施例の一部省略側面図、第2図は
第1図の縦断面図、第3図は第2図のIII-III線断面
図、第4図は接合状態に示す断面図、第5図は他の実施
例の断面図、第6図はさらに他の実施例の要部断面図、
第7図(イ),(ロ)は、従来例の説明図である。 1……継手付コルゲート管、1A……コルゲート管、2…
…短管部、3……挿口、4……開口部、5……突起、6
……シール用ゴム輪装着溝、7……受口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 昌和 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社ビニルパイプ工場内 (72)発明者 野田 亨 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社ビニルパイプ工場内 (56)参考文献 実開 昭59−141283(JP,U) 実開 昭54−17115(JP,U) 実公 昭50−23865(JP,Y1) 実公 昭62−16587(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コルゲート管の一端に、短筒状部を経てテ
    ーパ状に縮径変形させた先端を前記短筒状部と略同じ外
    径まで段状に拡径変形させ、さらにその先端をテーパ状
    に縮径変形させてなる鏃状投影形状をなす挿口が一体形
    成され、一方、前記コルゲート管の他端には前記短筒状
    部を受容する内径とされた開口部奥方に、前記鏃状投影
    形状をなす挿口の段状拡径部に係合する突起が、周方向
    に断続的に、管壁の内径方向への突出変形により成形さ
    れ、前記開口部内面の前記短筒状部に対応する位置にシ
    ール用ゴム輪装着溝を有する受口が設けられてなること
    を特徴とする継手付コルゲート管。
JP1059049A 1989-03-10 1989-03-10 継手付コルゲート管 Expired - Fee Related JPH0792172B2 (ja)

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KR200308844Y1 (ko) * 2002-12-23 2003-03-28 정인선 연결파이프 일체형 호스
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JPS59141283U (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 日東工事株式会社 ロツク継手部を有する硬質塩化ビニル管

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