JP2582237Y2 - 蛇口継手 - Google Patents

蛇口継手

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Publication number
JP2582237Y2
JP2582237Y2 JP6547893U JP6547893U JP2582237Y2 JP 2582237 Y2 JP2582237 Y2 JP 2582237Y2 JP 6547893 U JP6547893 U JP 6547893U JP 6547893 U JP6547893 U JP 6547893U JP 2582237 Y2 JP2582237 Y2 JP 2582237Y2
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JP
Japan
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pipe
retaining pin
joint
joint body
faucet
Prior art date
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Application number
JP6547893U
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English (en)
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JPH0731970U (ja
Inventor
勝一 松波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyox Co Ltd
Original Assignee
Toyox Co Ltd
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Publication date
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、蛇口側に樹脂又はゴ
ム製のパイプをはめる構成にした蛇口継手に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示した従来の蛇口継手は、ゴム製
のパイプ1の周囲に形成した雄ネジ2と、継手本体3に
形成した雌ネジ4とをはめるとともに、継手本体3には
めたパイプ1内に、パイプ状の抜け止めピン5を圧入し
ている。この抜け止めピン5には、筒部5aの一端にフ
ランジ部5bを形成するとともに、この筒部5aの外径
を、パイプ1の内径よりも少し大きくしている。したが
って、図示のように抜け止めピン5をパイプ1内に圧入
することによって、パイプ1が継手本体3内に圧接させ
られので、その分、パイプが継手本体3から抜けにくく
なる。なお、上記パイプ1は、水道の蛇口などに直接は
め、その周囲に抜け止め用のバンドなどをはめて使うも
のである。また、継手本体3側の接続部3aには、図示
していないホースの先端に取り付けたカップリングをは
めるもので、図中符号6はこのカップリングとの間をシ
ールするためのシール部材である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の蛇口継手では、抜け止めピン5を圧入して、パイプ1
と継手本体3とが外れるのを防止してるが、それは必ず
しも完全ではなく、水圧によってときどき両者が外れて
しまうということがあった。特に、この抜け止めピンを
圧入する力が弱いときには、水圧が低くても、両者が簡
単に外れることがあった。また、散水中にホースを引っ
ぱったり、パイプと継手本体との接続部分に直角方向の
力が加わってそこがくの字に曲がったりすると、パイプ
と継手本体とが外れてしまうこともあった。いずれにし
ても、パイプと継手本体とが外れると、散水が中断され
るだけでなく、周囲に水をまき散らすなどといった問題
もあった。この考案の目的は、一度ピンを圧入すれば、
パイプと継手本体とが簡単に外れない蛇口継手を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、水道などの
蛇口に直接はめる樹脂又はゴム製のパイプと、このパイ
プにネジ止めする継手本体と、この継手本体にはめたパ
イプ内に圧入するパイプ状の抜け止めピンとを備えた蛇
口継手を前提にするものである。上記の継手を前提にし
つつ、この考案は、継手本体内と抜け止めピンの先端と
のそれぞれに、互いに引っ掛かり合う掛止め部を形成し
た点に特徴を有する。
【0005】
【作用】この考案は、樹脂又はゴム製のパイプを継手本
体に接続してからパイプ状の抜け止めピンを圧入する。
このとき、継手本体側と抜け止めピンとに形成した掛止
め部を互いに引っかけることによって、抜け止めピンが
簡単に抜けないようにできる。
【考案の効果】この考案の蛇口継手によれば、抜け止め
ピンが簡単に外れないので、たとえ水圧が上がっても、
継手本体とパイプとが外れたりしない。したがって、そ
れら両者が外れて、散水が中断されたり、周囲に不用意
に水をまき散らしたりするようなこともなくなる。
【0006】
【実施例】図1、図2に示した実施例は、継手本体3の
接続部3a内に、この考案の掛止め部としての環状突部
3bを形成するとともに、接続部3a内にテーパ部3c
を形成している。また、パイプ状の抜け止めピン5は、
その筒部5aの先端に、上記テーパ部3cと一致するテ
ーパ部5cを形成するとともに、このテーパ部5cの先
端に、一対の円弧状の弾性片5dを形成している。この
一対の弾性片5dの曲率半径は、上記接続部3aの内径
とほぼ同じにしている。さらに、上記一対の弾性片5d
の先端外周には、接続部3a内に形成した環状突部3b
と引っかかり合う突部5eを形成している。なお、この
突部5eはこの考案の掛止め部に相当するものである。
上記以外の構成は、図3に示した従来と同様である。し
たがって、従来と同様の部分については、その詳細な説
明を省略する。
【0007】次に、この実施例の作用を説明する。パイ
プ1の雄ネジ2を継手本体3の雌ネジ4にはめて、両者
を連結するが、この点は従来と同様である。このように
継手本体3に連結したパイプ1に抜け止めピン5を圧入
する。ただし、このときには、ピン5の突部5eが、継
手本体3の接続部3aに形成した環状突部3bを乗り越
えるまで圧入することが条件となる。したがって、抜け
止めピン5のフランジ部5bが、図示のように、パイプ
1内の環状溝1aに嵌合したときは、突部5eが環状突
部3bを乗り越えるだけの寸法関係が必要になる。な
お、この実施例では、突部5eを弾性片5dに形成して
いるので、上記のように突部5eが環状突部3bを乗り
越えるとき、弾性片5dが撓むことになる。したがっ
て、突部5eが環状突部3bを乗り越えやすくなる。ま
た、突部5eが環状突部3bを乗り越えたときには、ピ
ン5のテーパ部5cが接続部3aのテーパ部3cと一致
するようにもしている。
【0008】上記のように突部5eが環状突部3bを乗
り越えて、お互いに引っかかり合うと、以後、抜け止め
ピン5が抜けなくなる。特に、この実施例では、突部5
eを弾性片5dに形成しているので、水圧が上がれば上
がるほど、この弾性片5dが広がろうとするので、両者
の引っかかりが一層強固になる。しかも、上記のように
テーパ部3cと5cとが一致するので、抜け止めピン5
が継手本体3内でガタ付くようなこともなくなる。この
ように抜け止めピン5が簡単には抜けないので、パイプ
1と継手本体3とが強固に連結され、従来のように、そ
れら両者が外れて、散水が中断したり、水を周囲にまき
散らしたりしない。なお、上記抜け止めピン5を、継手
本体3とは別の色にしておけば、図1の矢印方向から接
続部3aの中を見たとき、抜け止めピン5の突部5e
が、環状突部3bを乗り越えているかどうかを確認でき
る。また、この実施例では、掛止め部を環状突部3bと
突部5eとで構成したが、例えば、一方を突部とし、他
方を溝としても良い。さらにまた、一方に弾性を有する
フックを設け、他方にこのフックが引っかかる突起など
を設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す断面図である。
【図2】この考案の抜け止めピンの斜視図である。
【図3】従来の蛇口継手の断面図である。
【符号】
1 パイプ 3 継手本体 3b 掛止め部としての環状突部 5 抜け止めピン 5e 掛止め部としての突部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道などの蛇口に直接はめる樹脂あるい
    はゴム製のパイプと、このパイプに連結する継手本体
    と、この継手本体にはめたパイプ内に圧入するパイプ状
    の抜け止めピンとを備えた蛇口継手において、上記継手
    本体内と抜け止めピンの先端とのそれぞれに、互いに引
    っ掛かり合う掛止め部を形成したことを特徴とする蛇口
    継手。
JP6547893U 1993-11-12 1993-11-12 蛇口継手 Expired - Lifetime JP2582237Y2 (ja)

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JPH0731970U JPH0731970U (ja) 1995-06-16
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JP4636701B2 (ja) * 2001-01-29 2011-02-23 株式会社ケーブイケー 水栓の配管接続構造
JP4186210B2 (ja) * 2003-03-28 2008-11-26 Toto株式会社 水栓装置

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JPH0731970U (ja) 1995-06-16

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