JPH08254965A - 表示装置の階調表示方法 - Google Patents

表示装置の階調表示方法

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JPH08254965A
JPH08254965A JP7059281A JP5928195A JPH08254965A JP H08254965 A JPH08254965 A JP H08254965A JP 7059281 A JP7059281 A JP 7059281A JP 5928195 A JP5928195 A JP 5928195A JP H08254965 A JPH08254965 A JP H08254965A
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subfields
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Keiji Nunomura
▲恵▼史 布村
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラズマディスプレイなど、サブフィールド
方式での階調表示で問題となる動画偽輪郭による表示妨
害を低減する。 【構成】 最上位からm番目のビットのサブフィールド
をフィールド期間のほぼ中央部に配置すると共に、最上
位からm−1番目のビットから、最上位のビットまでを
各々二つ以上の偶数個のサブフレームに分割し、前記の
m番目のビットのサブフィールドの両側に、分割された
サブフィールドを対称に配置したサブフィールド配列と
する。また、上位ビットのサブフィールドをフィールド
期間の中央部に配置し、且つ、奇数番目のフィールドと
偶数番目のフィールドでサブフィールドの順序を逆転さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマディスプレイ等
に適用されているサブフィールド方式による階調表示の
改善方法に関する。
【0002】
【従来の技術】映像やコンピュータ端末の表示装置にお
いては階調表示性能は非常に重要である。例えばCRT
等では電流量を制御しながら電子ビームを走査し、各画
素位置の蛍光体の発光量を変えることにより、1フィー
ルドで階調のある表示を行っている。しかし、メモリ効
果を利用して表示を行うプラズマディスプレイ等に於い
ては、サブフィールド方式を階調表示のために利用する
必要がある。この方法では、例えば64階調の表示を実
現する為には、各画素の明るさはまず輝度が2倍ずつ異
なる階調輝度データーに対応する6ビットの輝度信号に
デジタル化され、メモリされる。最も輝度の高いビット
であるMSBをB1、次のビットをB2、以下B3、B
4、B5、B6と表示すると、各ビットの輝度比は3
2:16:8:4:2:1に相当する。これらのビット
を選択することにより輝度0から63のレベルに相当す
る64階調の表示が可能となる。
【0003】プラズマディスプレイでは、1フィールド
期間を各ビットに対応した発光回数で重みを付けられた
6個のサブフィールドで画像を順次に再現し、視覚の積
分効果により自然な中間調の映像としている。AC型カ
ラープラズマディスプレイで利用されている走査維持分
離駆動でのサブフィールド表示を図6(a)で簡単に説
明する。1フィールドは通常フリッカーの見えない60
分の1秒程度とされるが、図6(a)に示すように、走
査期間と維持放電期間からなるSF1からSF6の6個
のサブフィールドに分割されている。SF1の走査期間
では、最上位ビットのB1の表示データに基づき各画素
に書込が行われる。全面書込が終了した後、パネル全面
に維持放電パルスが印加され、書込画素だけ発光表示さ
せる。次いでSF2以下のサブフィールドに於いても同
様の駆動が行われる。各サブフィールドの維持放電期間
には、十分な輝度を得るため、例えばSF1では256
回、SF2では128回、SF3からSF6ではそれぞ
れ64、32、16、8回のパルスが印加され発光させ
られる。
【0004】図6(b)に示した書き込み走査・消去走
査と維持放電を同時に駆動する走査維持混合型の駆動法
の場合や、フィールド間にまたがって連続的に走査維持
混合駆動されるような場合でも基本的に同じである。こ
の様なサブフィールド法の採用は、発光輝度を発光回数
や発光時間で変調する必要から生じており、当然1フィ
ールド期間に複数回の走査を行うために、短時間での走
査、書込を行う高速性が要求されるが、近年プラズマデ
ィスプレイパネルの書込性能の向上が図られ、3マイク
ロ秒以下での書込も可能となってきており、8サブフィ
ールドによる256階調フルカラー表示も実現されてき
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様なサブフィール
ド方式では、静止画の場合は良好な階調表示が再現され
るが、動画表示では映像により妨害が発生する。例え
ば、人物の頬のように滑らかに明るさが変化する画像が
画面上を移動した場合に、本来滑らかな画像であるべき
部分に暗い輪郭や、明るい輪郭が出現する。また、色ず
れ、解像度の低下感などをもたらす。この様な動画偽輪
郭は、滑らかな階調変化の中で上位ビットに繰り上がる
境界で非常に目立ち、著しく表示品位を損なってしまう
問題がある。
【0006】この問題を解決するために、いくつかの方
法が提案されている。電子通信学会論文誌’77/Vo
lJ60−ANo.1の56頁から62頁に記載されて
いる滝川氏の論文「AC形プラズマパネルによるTV表
示」では、1フィールド相当の時間内の輝度の平均値
が、ビットの繰り上がりや繰り下がりの前後で差が少な
くなるようにサブフィールド配列を最適化することが有
効であり、5ビット即ち32階調表示の例では、上位ビ
ットの発光期間を中央部に配したSF3、SF2、SF
1、SF5、SF4の配列が適当であるとしている。ま
た、1フィールド内での表示時間を減少させることも有
効であり、実験例では1フィールドの4分の1の時間に
表示発光期間を押し込むことにより、前述のサブフィー
ルド配列と組み合わせ、良好な表示が実現されるとして
いる。
【0007】また、1990年に報告された電子情報通
信学会技術報告のEID90−9の鴻上氏の論文「メモ
リ型ガス放電パネルを用いたテレビの中間表示方式」で
は、フィールドの最初のビットから次のフィールドの最
後のビットまでの時間間隔が、人間の視覚の臨界融合周
期である20ミリ秒以内とすることにより改善できると
しており、上述の滝川氏の方法と同様、1フィールド全
体に渡ってサブフィールドを配置せず、一方に詰めるこ
とにより20ミリ秒以内とすることができ動画偽輪郭が
改善されるとしている。また、発光時間が長い上位のビ
ットを分割し配列することによっても、この条件を満た
すことができるとしている。8ビット表示の場合、上位
のB1をSF−1とSF1−2に、B2をSF2−1と
SF2−2にそれぞれ2分割し、各々の分割されたサブ
フィールドを離散的に配置した、SF2−1、SF1−
1、SF8、SF7、SF6、SF5、SF4、SF
3、SF2−2、SF1−1の順に1フィールドを10
サブフィールド構成で配置することにより、フィールド
の最初のビットから次のフィールドの最後のビットまで
の時間を18.8ミリ秒とすることができ、動画の階調
乱れが改善されたと報告されている。
【0008】上述の検討以外にも、サブフィールド配列
の最適化による改善検討がなされており、特開平3−1
45691号公報(特願平1−282987号)では最
上位ビットのサブフィールドの両隣に最上位の次ビット
のサブフィールドとその次のビットのサブフィールドを
配置する構成が示されている。また、特開平7−770
2号公報(特願平5−148072号)では、最上位ビ
ットのサブフィールドを中心に配置するが、特開平3−
145691号公報とは次のビットとその次のビットの
サブフィールドを極力分散させるために、最上位ビット
のサブフィールドから時間的に離れたフィールドの両端
に配置する構成が示されている。
【0009】以上の従来技術に於いて、サブフィールド
順の最適化による方法は、回路コスト的にも、走査駆動
の点でも殆ど弊害もなく簡易な改善対策ではあるが、高
品位映像表示に対してはまだ十分ではない。また、フィ
ールド時間の短縮や発光表示期間の短縮、多数のサブフ
ィールドを分割する方法では、十分な動画偽輪郭の防止
効果を発揮するためには、走査時間を相当程度短くする
必要がある。十分長い走査期間が許容される表示容量の
小さなプラズマディスプレイでは対応可能であるが、多
階調の動画表示はむしろ表示容量の大きなディスプレイ
で望まれ、この場合、走査時間を更に大幅に短縮して駆
動することは非常に困難となる。
【0010】本発明は、動画偽輪郭の妨害を実用性の高
い対策により防止することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、最上位からm番目のビットのサブフィ
ールドをフィールド期間のほぼ中央部に配置すると共
に、最上位からm−1番目のビットから、最上位のビッ
トまでを各々二つ以上の偶数個のサブフレームに分割
し、前記のm番目のビットのサブフィールドの両側に、
前記の分割されたサブフィールドを対称に配置したサブ
フィールド配列を有することを特徴とする、表示装置の
階調表示方法を提供する。
【0012】また、本発明の第2の視点に於いて、上位
ビットのサブフィールドをフィールド期間の中央部に配
置し、且つ、奇数番目のフィールドと偶数番目のフィー
ルドでサブフィールドの順序を逆転させることを特徴と
する階調表示方法を提供する。
【0013】
【実施例】図5に作製した640×480カラー画素表
示用のプラズマディスプレイパネルを示す。表示側とな
るガラス基板61上に、金属のバス電極が積層された透
明導電膜からなる面放電電極62と、表面に酸化マグネ
シウム膜が付着された誘電体層63が形成されており、
更に黒色の格子状の隔壁64が画素を確定するように形
成されている。裏面側のガラス基板65上にはデーター
電極66と白色グレーズ層67、ストライプ状の白色隔
壁68が形成され、白色隔壁68の溝の中には三原色で
発光する蛍光体69が塗り分けられている。2枚のガラ
ス基板の間にはHe、Ne、Xeからなる放電ガスが封
入され、パネルが完成される。データー電極66は19
20本、面放電電極62は走査電極と維持電極からなり
それぞれ480本が形成されている。走査電極には順次
に走査パルスが印加され、それに同期して選択されたデ
ーター電極にデーターパルスが印加される。この線順次
走査がパルス全面に渡って行われた後、パネル全面で維
持放電を行わせ、カラー発光が得られる。この様な動作
を、60分の1秒のフィールド期間に、デジタル化され
た階調データに対応させて複数のサブフィールドで行
い、中間調を有する動画表示を行った。
【0014】通常プラズマディスプレイパネルの階調表
示の為には、64階調表示では、MSBのB1からLS
BのB6までの6ビットの階調ビットに対応してSF1
からSF6のサブフィールドが設定されるが、本実施例
では最上位のB1のデーターに対してSF1−1とSF
1−2の2つのサブフィールドが設定される。これらの
分割されたサブフィールドの維持発光パルスの印加回数
はSF2の回数と同じであり、本来のMSBの発光量の
半分としている。この様なサブフィールド分割は、SF
1−1とSF1−2の両方にB1の階調データーをメモ
リから2度呼び出す等の方法により容易に実行される。
【0015】図1に示すようにSF2の発光期間はほぼ
フィールドの中央部分に配置され、その両側に分割され
たSF1のサブフィールドが隣接して配置されている。
このような配列により、大きな発光量を支配するSF1
とSF2の高い対称性が確保される。更に、SF3とS
F4で両側を挟むことにより、中位のビットについても
極力発光量の偏りが少なくなる様に配置されている。こ
の様な配慮で決められた図1のSF6、SF3、SF1
−1、SF2、SF1−2、SF4、SF5の順に配置
されたサブフィールドでの表示は動画偽輪郭に対して大
きな改善効果を有していた。
【0016】参考として、通常最も大きな動画偽輪郭と
なるMSBへの移行を伴う31階調から32階調レベル
に輝度が変わる時の各サブフィールドの発光状態を図2
に示す。図2(a)から判るように、本発明の配列では
31から32階調レベルの変化の際にも、発光期間の密
集や非発光期間が長く続くなどの擾乱が非常に少なく、
動画偽輪郭の出現が効果的に押さえられる。また、図2
(b)に示すように、32階調から31階調への変化に
対しても勿論同様に擾乱の少ない発光パタンとなってい
る。なお、図2のサブフィールド配列を逆転させても効
果は同じである。
【0017】なお、図1の本実施例では64階調の表示
に7サブフィールドが必要であり、全体としての維持放
電期間を短くして走査期間への時間配分を若干増加させ
るか、書込動作をより確実にして走査パルス幅を短くす
るなどの必要があるが、従来のサブフィールド数を増や
す方法に対して、少ないサブフィールド増で高い偽輪郭
の改善効果を有しており、実用性の高いものである。
【0018】128階調や256階調の表示に於いて
も、同様にフィールドの中央部にSF3、SF1−1、
SF2、SF1−2、SF4を配置することにより上位
ビットの変化に起因する動画偽輪郭の防止が図られる。
128階調ではSF7、SF6、SF3、SF1−1、
SF2、SF1−2、SF4、SF5の8サブフィール
ド配置やSF5、SF3、SF1−1、SF2、SF1
−2、SF4、SF6、SF7の8サブフィールド配列
などが有効である。
【0019】256階調ではSF7、SF6、SF3、
SF1−1、SF2、SF1−2、SF4、SF5、S
F8の9サブフィールド配置やSF7、SF5、SF
3、SF1−1、SF2、SF1−2、SF4、SF
6、SF8の9サブフィールド配列などが有効である。
なお、SF5以下の下位サブフィールドの配列の偽輪郭
への影響は少なく配列には任意性があり、また、駆動の
走査期間と維持期間の長さにより微妙に最適配列が異な
ったりするが、サブフィールド順の連続性とSF2の発
光がフィールドのなるべく中央に来るようにする指針で
配列を決定することが好ましい。
【0020】上記の実施例ではMSBだけが2分割され
たが、更に分割するビットを多くすることにより、一層
の改善を図ることができる。例えばB1をSF1−1と
SF1−2に、B2をSF2−1とSF2−2に分割
し、SF1−1、SF2−1、SF3、SF2−2、S
F1−2あるいはSF2−1、SF1−1、SF3、S
F1−2、SF2−2の配列で、SF3がフィールドの
中央部分に来るように配列する。下位のサブフィールド
の配列の影響は大きくはないが、例えば64階調表示で
はSF4、SF1−1、SF2−1、SF3、SF2−
1、SF1−1、SF5、SF6の8サブフィールド配
列、128階調表示ではSF5、SF4、SF1−1、
SF2−1、SF3、SF2−2、SF1−2、SF
6、SF7の9サブフィールド配列、256階調ではS
F5、SF4、SF1−1、SF2−1、SF3、SF
2−2、SF1−2、SF6、SF7、SF8の10サ
ブフィールド配列などが採用される。更に本方法を拡張
しSF4を中心に置くこともできるが、改善効果の増大
も少なく、かえってサブフィールド数の増大に伴う駆動
の困難性のため実用的ではなくなる。
【0021】以上のように、本発明では単純なサブフィ
ールド配列の最適化に比較し、少ないサブフィールド数
の増加で大きな偽輪郭改善効果を実現することができ
る。
【0022】次に、本発明のもうひとつの方式の実施例
として、64階調表示での代表的サブフィールド配列を
図3に示す。奇数番目のフィールドはSF5、SF3、
SF1、SF2、SF4、SF6の順に配列され、偶数
番目のフィールドはサブフィールドの順番を逆転させた
SF6、SF4、SF2、SF1、SF3、SF5の配
列としている。この様にフィールド毎にサブフィールド
順を逆転させることにより、明るく見える偽輪郭と暗く
見える偽輪郭がフィールド毎に切り替わり平均化して見
えるため、妨害感が緩和される。なお、フィールド毎に
逆転させることにより30分の1秒の繰り返し発光成分
が出来るために、フリッカーが目立つ問題がある。フリ
ッカーは輝度が高い場合に目立つので、輝度の高いサブ
フィールドを中央部分に配置することにより防止され
る。また、フィールド内に適当なブランク時間を設け
て、フリッカーを少なくするように調整することもでき
る。
【0023】また、フィールド内のサブフィールド配列
としては、フィールド単独でもなるべく動画偽輪郭が軽
度のものの方が当然好ましい。128階調表示の場合に
は、例えば奇数フィールドがSF7、SF5、SF3、
SF1、SF2、SF4、SF6、偶数フィールドはこ
れを逆転させたSF6、SF4、SF2、SF1、SF
3、SF5、SF7の配列などが好ましい。また、25
6階調表示では、奇数フィールドをSF7、SF5、S
F3、SF1、SF2、SF4、SF6、SF8とし、
偶数フィールドをこの逆のSF8、SF6、SF4、S
F2、SF1、SF3、SF5、SF7とする配置など
が好ましい。
【0024】フィールド毎にサブフィールド順を逆転す
る動画偽輪郭対策は、最初の実施例で示した様な上位ビ
ットの分割を含むサブフィールド構成に対しても有効で
あり、この場合、更に表示状態が改善できる。例えば、
64階調を7サブフィールドで構成する場合は、図4に
示すように、奇数フィールドをSF5、SF3、SF1
−1、SF2、SF1−2、SF4、SF6とし、偶数
フィールドをSF6、SF4、SF1−2、SF2、S
F1−1、SF3、SF5とすることにより、中位から
下位のサブフィールドに関しても、2フィールドでの対
称性が付与されるために、動画偽輪郭の目立たない映像
表示が実現される。同様に、256階調表示では奇数フ
ィールドをSF7、SF5、SF3、SF1−1、SF
2、SF1−2、SF4、SF6、SF8とし、偶数フ
ィールドではこの順序を逆転させる配列などで、良好な
表示が得られる。更に、上位2ビットを分割した場合で
も同様である。
【0025】なお、以上の実施例では、面放電型のAC
型プラズマディスプレイを走査と維持期間を分離して駆
動する場合について説明してきたが、他の駆動方式や、
直交2電極型等の他の構造のAC型プラズマディスプレ
イや、DC型プラズマディスプレイパネルに於いても、
サブフィールド法により階調表示をするものであれば、
同様に有効である。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明により
プラズマディスプレイの表示で問題となる、動画偽輪郭
による表示画質の目障りな劣化が大きく改善された。本
発明の方法は、付加的なコストも少なく、大画面テレビ
やフルカラーのコンピュータ表示などの多階調動画表示
への、プラズマディスプレイの実用性を高めるものであ
る。なお、本発明の方法は、プラズマディスプレイ以外
にも、サブフィールド方法で階調表示を行うディスプレ
イに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例でのサブフィールド配列を説明
するための図。
【図2】本発明の実施例で輝度レベルが変化したときの
サブフィールド発光パタンを説明するための図。
【図3】第2の本発明のサブフィールド配列を説明する
ための図。
【図4】組み合わされた本発明のサブフィールド配列例
を説明するための図。
【図5】本発明の実施例で使用されたプラズマディスプ
レイパネルの構造図。
【図6】従来の階調表示のためのサブフィールド方式の
説明図。
【符号の説明】
61 ガラス基板 62 面放電電極 63 誘電体層 64,68 隔壁 65 ガラス基板 66 データ電極 67 白色グレーズ層 69 蛍光体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フィールド期間を複数のサブフィールド
    に分割することにより階調を有する動画像を表示する方
    法に於いて、最上位からm番目のビットのサブフィール
    ドをフィールド期間のほぼ中央部に配置すると共に、最
    上位からm−1番目のビットから、最上位のビットまで
    を各々二つ以上の複数個のサブフレームに分割し、前記
    のm番目のビットのサブフィールドの両側に、前記の分
    割されたサブフィールドを対称に配置したサブフィール
    ド配列を有することを特徴とする表示装置の階調表示方
    法。
  2. 【請求項2】最上位の次のビットのサブフィールドをフ
    ィールドのほぼ中央に配置すると共に、最上位のビット
    に対応した二つのサブフィールドを設け、この二つのサ
    ブフィールドを最上位の次のビットのサブフィールドの
    両側に隣接して配置し、最上位から3番目のビットと4
    番目のビットを更にその両側に配置したサブフィールド
    配列を有することを特徴とする請求項1記載の表示装置
    の階調表示方法。
  3. 【請求項3】1フィールド期間を複数のサブフィールド
    に分割することにより階調を有する動画像を表示する方
    法に於いて、上位ビットのサブフィールドをフィールド
    の中央部に配置し、且つ、奇数番目のフィールドと偶数
    番目のフィールドでサブフィールドの順序を逆転してい
    ることを特徴とする表示装置の階調表示方法。
  4. 【請求項4】フィールド内のサブフィールド配列が請求
    項1または請求項2記載の配列を有しており、且つ、奇
    数番目と偶数番目のサブフィールドの順序が逆転してい
    ることを特徴とする請求項3記載の表示装置の階調表示
    方法。
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